GO MAD!〜Fishing>Working?

某事務系派遣会社営業開発室室長のほんの週末のお話。
ちなみに彼は狂釣人。
Mad fisherです。


1.会場に到着

午前6時45分から受付開始なので、4時半に家を出てオイラのもう一つの基地「名鉄マリーナ」へ5時半過ぎに到着。
用意をして若干のトラブルがあったが、6時10分位にマリーナを出る。今回のAIBOは「ブラックシープ号」だ。
このマリーナを出る時が一番ワクワクする。向かう会場は、大津は坂本あたりにある「ランカーハウス」さんだ。
正式な大会名は『湖南チャプター第4戦 ウォーターハウスカップ』だ。時速にして60〜80キロで走る事15分。会場に着いた。写真の奥に桟橋が見えるかと思うが、あれに船を着けて受付に行くのだ。

湖南は第1戦には出たが(ゼロだった)、それ以降は行われてるのすら知らなかった。今回は久々の参戦だ。京都チャプターは年間の成績もあり必死だが、湖南はスポット参戦になってしまったので気楽だ。昨年は年間で28位だった。結構相性のいい大会と思っている。


2.アホが集結してます

桟橋のまわりに船、船、船、船、ネフ、ネフ・・。
大会参加のために朝もはよから集まってきましたアホどもが。オイラはこの風景も好きだ。他人から見ればどうでもいい事に時間と労力と金を注ぎ込み努力する・・・。
まさにアホ、Go MADである。
自分もMADと思うがそれ以上にモアMADなヤツラが集まるから大会は面白い。
ホッとすると言うか・・自分はまだMADじゃない、と慰めるというか・・。ちなみに手前のエメラルドグリーンの「チャンピオン(メーカー名)」ボートの所有者はまだ20歳そこそこの学生である。MADである。バカである。アホである。
ちなみにこの学生は無茶苦茶釣る。オイラは勝手にライバルと思っているが、本当に釣ってくる。現在京都チャプターランキングトップである。今2連勝している。
強い。この子(と言える位若い)とはショップの大会の表彰台(えっへん!)で会って、それからそのショップの大会で毎回1位か2位だった。そして湖上で会い、話をする様になった。以前はアルミボートに乗っていたが、どうしても船が欲しくなり150万円で購入したそう。ただこの子は大会で優勝し20万円の賞金を稼いだり、道具を優勝賞品でごっそりいただいたりの「トーナメント荒らし」なのだ。徐々に名前も売れてきているのでもっと有名になるかも。。。
MADや。。桟橋で久しぶりに会い、話を聞くと湖南チャプターには毎回出てて第2、3戦を3位、2位ときているらしい。さすがや。「今回は順番から行くと1位なんで行きますよ!」と無邪気に言い放つ。恐ろしい。ほんとに釣るからこいつは怖い。

よし!今回の標的は決まった!こいつに勝−つ!


3.さあ、スタート!

一番ドキドキする瞬間である。F1レースのスタート前の様と言おうか・・。
とにかくあそこには誰もいないでくれ!釣れてくれ!釣れるかな?行くぞ!といった毎回様々な気持ちが交錯する。
今回は余裕なんで写真を撮ってみた。いつもならシートに座ってどこに行こうか考えている頃だ。
今回は使えるルアーも限りがあるので行く場所は決まっていた。迷いは無かった。

場所は「木浜(このはま)」だ。
前回琵琶湖でマリーナの大会で3キロ、3位になっている自信の場所だ。なぜか今年はこの場所のクセが見えている。

さあ!オイラの番だ!ゆっくり走り、ブイの浮いているラインを超えてアクセルを全開にする。「グオオオオ−!」マーキュリー150PS−V型6気筒が吠える。
これよこれ!完全にMADなナルシーになっているオイラ。かっちょいい!

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