沖縄・石垣島への旅

平成16年11月18日〜21日までの4日間、沖縄の石垣島へ行ってきました。
観光はほとんどせず、泊まったところもすべて同じで「昼寝」をしに行ったようなものなので
内容的にはあまり面白くないと思います(笑)、文章よりも風景写真をお楽しみください(笑)。

T.1日目

(ちょっと頭が切れてますが…苦笑)。
 11月18日…おはようございます。今日から沖縄・石垣へ4日間の旅行に行ってきます。ちなみに今日はわたくしの誕生日でございます。しか〜し、眠い(苦笑)。なんせ起きたのが4時半。朝9時前のフライトに間にあわせるには家を6時半には出なくてはならないから仕方ない。とはいえ、つらい…。とりあえず、昨夜途中まで乾燥させてた洗濯物を再度乾燥機にかけたり、自分の身支度を整えたり、荷物のパッキングしてるうちにあっという間に5時半。子供たちを起こして、昨日のうちに買っておいたパンを食べさせ着替えさせたあと、かずにピアノの練習をさせる。早朝なので、キーボードのボリュームをさげて、ひっそりと練習(笑)。そのうち、ポン太も起きてきて準備万端整え、出発。
 今回のフライトは大阪(伊丹)空港発。ウチからは関空へ行くより近い。とはいえ、これが電車だとウチから最寄り駅が遠いことと早朝ため本数が少ない。いろいろ検討した結果、今回は空港まで車で出ることにした。電車で出かけるより1時間遅く出発できるのだ。車は事前に調べていた「
マイカーデリバリー&パーキング」に預かってもらう。空港駐車場よりは少し高いし、電車での交通費と比べると往復で高速代・駐車代込みで2000円くらいUPするのだけれど、子供が小さいと駐車場から空港までの距離を荷物をもって移動するのは大変。しかし、ロビー前の送迎レーンで車の引渡しが出来るのでラクチン。もちろん出発時にも助かったけど、帰ってきたときには更にありがたみが増した…という話はまたのちほど(笑)。ともあれ、無事に8時前にはロビーへ到着。そのままチェックイン。手荷物検査を済ませ、ゲート前のんびり。子供たちのポケモンジェットに大喜びなのはお約束?(笑)。
 そうこうしてるうち出発時間になり、機内へ。小さな子供連れは「優先案内」で他のお客さんの邪魔にならないよう、先に機内へ入る。かずは飛行機に乗るのはもう3度目だけれど、みぃは初めて。さて、この子達はとりあえず経由地の那覇までの2時間、おとなしくしてることができるのか…が、いちばんの心配。しかし、周りを見渡すと木曜日ということもあって、がら空き。前後左右に誰も居ない。この分だとあまり迷惑をかけることもないだろうし、みぃは3歳以下ということで「抱っこ」で席はないのだけれど、空席を使わせてもらうことができそう。助かった。2時間のフライトは空いてることもあって快適。子供たちも意外とおとなしく人さまに気を使うこともなかったので睡魔が…。しかし、本格的に眠ることなく那覇空港到着。乗り継ぎ便の出発まで1時間以上あるので、この時間を利用して、お弁当やサンドウィッチで昼食。子供たちはまだまだ元気いっぱい。まぁ、機嫌が悪くなるよりはいいけど。昼食後、沖縄土産をアレコレをチェックしているうちにフライト時間。プロペラ機ではないものの、小さな飛行機のせいか座席は8割方埋まっていた。さすがに周りに気を使ったけれど、1時間であっという間に石垣到着。ここは発着スポットがないので、タラップを降りて一旦外に出てから到着ロビーへ入る。機内からタラップに出ると「おぉ〜。あったかい」…11月ということもあって暑くはないのだけれど、やはり関西よりはあったかい。沖縄・石垣に来た…という実感が湧く。荷物をピックアップした後、現地係員に会い、あっというまに迎えのタクシーの中へ。空港からホテルまで車で約40分。はじめのうちはタクシーの運転手さんの話をアレコレと聞いたり、「これがさとうきび畑かぁ…」などと景色を見てたのだけれど、睡魔が襲ってきてZZZ…。あとは助手席に座ったポン太に任せた(笑)。気がついたときにはすでにホテルの敷地内だった。石垣はリゾート地ということもあって、プライベートビーチを持つホテルも多く、敷地も広い。今回泊まったところも元は牧場だったらしく、敷地に入ってからもしばらく進まないと玄関に到着しなかった。玄関に到着するとお約束のシーサーと沖縄民謡で派手にお出迎えされる。ロビーに入るとそこからは屋外プールと海が見え「おぉ〜っ!」と、一気に目が覚めた(笑)。ロビーでねぎらいと館内説明を受けて、部屋へ…。

(部屋のバルコニーから見た海)
 部屋へ入り、ここでもざっと説明を受け、案内の人が「それではごゆっくり」と部屋を出た後は「あ”−−−−−っ!、疲れた〜」と、ベッドへバタン。バルコニーから見える海も、はしゃぐ子供たちもとりあえず無視(苦笑)。それでも20分くらいが限界。外に連れて行け…という子供たちの声に根負けして、スーツケースの中から子供たちのサンダルを出して、館内探索に出かける。ちなみにやはり海のそばということもあって、風が強く、思ったよりも寒い。子供もポン太も半袖で平気だったが、あたしはサマーセーターではちょっと…。これでは海どころか温水とはいえ、屋外にあるプールもムリだろうなと、半分ホッとした(苦笑)。…水着は一応、持って行ってたけど泳ぐ気はさらさらなかった。しかし、ふと見るとハイビスカスが咲いてたりして、やはり南国なのだった。歩きながら自販機やコインランドリーの位置を確認したり売店を覗いて、ここでもお土産チェック。あたしがあんまり寒がるので「何か上着買えば?」と、ポン太にすすめられたものの、デザインとサイズが合わず断念。その後ロビーへ行き、フロントで明日の天気を聞き、レンタカーの予約をする。4日間の日程の中、観光をするのは明日の1日だけなのだ。1300CCクラスの車を希望していたのだが、もう空きがなく軽になってしまったが予約完了。…することがなくなったので部屋に戻りテレビを見たり、ゴロゴロして過ごす。
しかし、子供…特にかずが5時過ぎあたりから「おなかすいた〜」と、ウルサイ、ウルサイ。夕食は6時半からなのだが、ダイニングまで少し遠いので6時20分に部屋を出て、ほぼ一番乗りでテーブルについたのだった(苦笑)。

(バースデーケーキ)
 ここの食事は3食バイキング方式。種類も豊富…夕食は日替わりで和食、洋食、中華、アジアン、イタリアン…等々、テーマはあるのだが、定番メニューもある。食事を取ってくるのはポン太とかずに任せて、あたしはみぃとテーブルで待っていたら、案内してくれた人がやってきて「ワインはどうされますか?」と聞かれた。そう…ここはワインも無料なのよ。ただし、お安いテーブルワインなんだけどさ。有料サービスもモチロンある。この日はボージョレの解禁日ということもあって、「要りませんか?」と聞かれたけど、丁重にお断り。ともあれ、テーブルワインはタダだ…ということで、この日は白をチョイス。元々あまり飲めないのでなんでもいいのだ(笑)。落ち着いたところで食事開始。適当に取ってきてくれたものを適当に食べる…という感じなので、何がなにやらさっぱりわからず。…これは帰るまで続いた(苦笑)。ともかく腹7分目くらいまで食べたところで一旦セーブ。…実は誕生日ということもあってバースデーケーキを事前に頼んでいたのだ。本当はポン太がサプライズで頼んでくれるはずだったのだが、サプライズだと手続きが面倒(らしい…ポン太談)なので、あたしも承知の上での注文。ちょいとつまらん(笑)。食事中、なにやら歌を歌いながら歩いてくる集団がいてよく見るとひとりがケーキを持っている…あれ?、もしかして?…と、思ってたら横を通り過ぎていったので「な〜んだ」と、食事を再開してたら、どうやらそのケーキは「新婚さん向け」のものだったらしく、レストラン内が「乾杯」の合唱になった。うわ〜、新婚さんも大変だな…と、思ってたら、またケーキを持った集団が見えた。まぁあたしはただの誕生日だし…と、思ってたらこっちに来るじゃないの!。「ひ、ひえぇ…」という間に目の前にケーキが置かれ、今度は「ハッピーバースデー」の合唱をされる。もう恥ずかしいなんてもんじゃない。顔から火噴いた挙句、テーブルの下にもぐりこみたかった。注目の中、ローソクの火を吹き消して、何度もペコペコ。ちょっとみっともなかったかも…。サブライズじゃないからこそ、恥ずかしさ倍増。ケーキの味なんてわからなかった。しかも7分目まで食事したあとだったから、小さ目とはいえ、1ホールのケーキは家族4人で食べられなかった。もったいないけど、レストラン外へ持ち出すことは出来ないので「ごめんなさい」と残してしまった。ちなみに見た目どおりチョコレートケーキ…ムースといったほうがいいかな。それなりの味だったんだけど、いくらデザートは別腹といってもやはり限界はあったのだった…。
 食事を終えて部屋に帰ってくると急速に睡魔が襲ってきたので、順番にシャワーを浴び、9時前には就寝…。しかし、今日は木曜日。「はっ!、大奥を見なければ!」というわけで、あたし一人また10時にコソコソと起きて、無事に「大奥」を見終えたあと、おやすみなさい…と、初日が終わったのだった。