U.2日目

(微妙に顔見えない・爆)。
 11月19日…おはようございます。今朝のお目覚めは…めっちゃ早かった。子供たちが興奮して6時前には元気全開!。まぁ、レンタカーの予約時間が9時なので、早め行動することにして、さっさと身支度を済ませ、7時には朝食を食べに行った。かずのテンションは相変わらずで、自分の食べるものを取りに行くんだけど、持って帰ってくるのはジュースばかり(苦笑)。今日は外出するので途中でトイレに行きたくなったら困るから「いい加減にしろ!」と一喝するも、効き目ナシ。かずに刺激されるようにみぃもゴクゴク。大丈夫かいな…と、思ってたのが見事に的中。あとでエライ目に遭うことになったのだった。
食事を済ませ、少し早いけど8時半に部屋を出て、ロビーにあるレンタカーカウンターへ向かったが、同じようにレンタルする人が多く、かなり待たされる気配。それならば…と、ロビー奥にワンコインネットコーナーがあるのを昨日のうちに確認していたあたしはいそいそとそちらへ…ネット病は旅先でも相変わらずなのだった(苦笑)。しかし、この時はまずは観光地と天気予報を調べただけだった。そうこうしてるうちにレンタカーの引渡しになったので、大慌てで移動。このときの大慌てがこれまたひと騒動を起こしたのだった。ちゃんと注文どおりチャイルドシート2つとナビをつけてもらって、じゃぁ行ってきます!。車に乗ったところで「部屋のキーは?」とポン太に聞かれる。「えっ?、渡したと思うけど」「いや、もらってない」…えっ?。ポケットやらバッグの中やらあちこち捜索するも見当たらず。もしや…と、思ってネットコーナーに行って見たけどない。えぇーっ、どうしよう?、じたばたじたばた。10分くらいそこいらを探し回ったけど出てこず。はぁ…と、落ち込んだところでポン太がフロントへ問い合わせると、届けられてたらしい。…ネットコーナーから大慌てで移動するときに落としたらしいのよね。ほっ、。それでは気を取り直して出発!…と、思ったら「ナビの使い方わからへん…」ということで、適当に触ってるうちにどんどん時間が過ぎる。「あぁ、もうなんとかなる!」で、ようやく出発したのは9時半すぎだった。
まずは石垣島最北端の平久保崎へ。驚いたことに石垣島は市街地以外、信号がない。たいして車も通らないし、道路も舗装されてて快適なドライブ。途中、農作業に向かう軽トラがめっちゃ遅くて(20キロくらい?)抜いていったんだけど、jきっと「狭い島なのに、何をそんなに急いでるんだ」と、思われただろうな。約小1時間のドライブで平久保崎到着。海が見渡せる展望台が↑の写真。360度とはいかないまでも220度くらい(微妙?)見渡せば海。…ふと、ここが最北端ということはこの先に宮古島があって、先日、中国の原潜が通ったとかで大騒ぎしてたのはここか?…と、ヘンなことを思い出す。もう少し早ければP3C(海自の哨戒機)や護衛艦が見れたかも…惜しい…などとマニアック…いや、不届きなことを考えたりして(笑)。しかし、あまりの風の強さに思考停止。みぃなんて飛ばされそうになったので、あわてて駐車場へ戻る。さて、これからどこへ行こうか…玉取崎か御神崎かと考えながら来た道を途中まで戻ることに。
途中まで順調にドライブ、ドライブ♪。後部座席が妙に静かなので見ると二人ともうとうと。うるさくなくていいや…と、思ってたら突然、げぼげぼっ!…と、いや〜な音が。恐々振り返ると「ぎゃーっ!。みぃが吐いたーーーっ!」。朝のジュースがぶ飲みのツケがここで出たらしい…。このままではいかん…と、思ってたら牧場というか大きめの牛舎の前を通りかかり、その前で緊急停車。タオルで拭いたりあたふたやってると、牛舎で作業中のおじさんがやってきて「休憩所使っていいよ。お湯も出るから」とありがたいお言葉をかけてくださったので、休憩所を使わせていただく。幸い、大量には吐かなかったのでさっと片付けて、みぃが落ち着いたところで再出発。おじさんにお礼を言いに牛舎の中へ入ると大量の牛がいた(当たり前か)。これが噂の石垣牛か(美味いらしい)…と、思いつつ、おじさんにお礼を言い、車を出し、一旦、ホテルへ戻ることになった。

ホテルへ帰り、みぃを着替えさせた後、汚れたものをそのままにしておくのもイヤだったので、洗濯することにした。コインランドリーがあることは出発前からわかっていたので、1〜2回、現地で洗濯しておくのもいいかな…と、洗剤を持ってきていたのだ。余分の服を持ってきてたとはいえ、これは正解だった。スイッチを入れて部屋に戻り、みぃの様子を見つつ、全員で休憩。お昼になったのでレストランへ。みぃはさっきのことがあるから軽め&乳製品とジュースは控えさせる。あたしはといえば、この日のお昼ご飯にはじめて「八重山そば」が出たので、いそいそと食べた(笑)。本当はソーキそばが食べたかったのだけれど、八重山そばにはソーキはなかった…。残念。でもあっさりとおいしかったので許す(何者?)。ちなみにお昼もテーブルワインがサービスされるのだが、昼からも車に乗るので断る。そのかわりデザートをたらふく食べ、みぃよりもあたし自身がちょっと心配になったのだった(苦笑)。
昼食のあとは洗濯物を干したり、荷物を片付けたり。みぃもいつも通りの元気になってきたので、ふたたび出かけることに。本当はもっと石垣島内の観光をしたかったのだけれど、突発事故のために島内の観光はあきらめて今回の旅行のメインイベントである水牛車に乗るために竹富島へ行く。ホテルから石垣港まで40分。そこから船で竹富島へ渡る。船は小さい漁船を少し改造した程度のものだったのだけれど、これがまた揺れる揺れる!。船底(?)にもちゃんと座席はあったのだけれど、あたしたちはこっちのほうがいい…と、屋根がちょっとあるだけのデッキに座ったので、波や風がダイレクトに感じられて面白かった!。しかし、ポン太は蒼白になっていた…(苦笑)。あたしも船はダメなんだけど、ジェットコースター程度だったので大丈夫だった。それでも大きな波のときはさすがにちょっとびびったけどね(笑)。子供はというと、みぃは面白がったり怖がったり。かずは…これがまた異常におもしろがってゲラゲラ大笑い。ポン太とは対照的な姿だった。
(←はカイジくんではないのよ〜)竹富島へ着いた後はあらかじめネットで予約していた「
竹富観光センター」の迎えの車に乗り、水牛車に乗りに行く。ところが、着いたもののちょうど込み合う時間帯で(予約で時間指定はできない)小1時間待たされた。でも、島ののんびりとした空気が「そんなに慌てなさんな」と言ってるようで、それはそれでのんびりできてよかった。順番が回ってきて水牛車に乗り込む。タイミングがよかったのか一緒に乗る人も少なくずいぶんゆったり。お世話になる水牛は「カイジくん」(←で見てね)。まだまだ若い青年牛。ところがその若さと乗客の少なさからか荷が軽かったらしく、えらい早足!(爆)。牛の舵取り(?)兼ガイドのお兄さんが何度も「急ぐな」と途中で止まったんだけどねぇ。それでも日頃、あくせくどたばたしてる身には水牛の歩みはゆったりと、気持ちよかった。お兄さんの奏でる三線と素朴な歌声が沖縄の空に吸い込まれていき、日頃の疲れも一緒にどこかへ飛ばされて行ったような気がした。…途中、みぃが「あめ、ちょーだい!」と騒がなければ、ね(苦笑)。カイジくんの若さのおかげ(?)で30分の行程を20分ほどで終えてしまったが、惜しかったのだけれど、突発事故のために時間がなかったあたしたちにとっては逆によかったのかもしれない。レンタカーの返却時間が頭をかすめたのであわただしく、また船で石垣島へと戻ったのだった。
石垣島へと戻り、買い物に走り回る。港と市街地は隣接してるので船から下りたその足で商店街へ行き、イロイロと物色。今日を逃せばもう外へ出ることはないので、ここで買っておかねば!、と必死(笑)。あちこちの店を覗くものの、時間が差し迫ってるのでゆっくりと見ることはできない。仕方ないのでお土産センターのようなところへ入り、怒涛の買い物!。何を買ったかはホテルへ帰って改めて見るまでわからなかったくらい(爆)。ともあれ、なんとか買い物を済ませホテルへ戻ることに…。
ちょうど夕方、海沿いの道を走ってると夕日がいい具合になってきたのでシャッターチャンス!とばかりに撮ったのが↑の写真なんだけど、もう少し沈みそうなときがよかったな。見てもらったらわかるように雲が多く、このときも一瞬雲から顔を出した瞬間だったし、このあとは海沿いを少しはなれるのでここでパシャリ。ただし車の中からだったのでちょっと斜めにズレてますな(苦笑)。このあと、大慌てでGSに寄り、ガソリンを満タンにした後、ホテルへ帰り着き車を引き渡したのだった。帰って来てからは落ち着く間もなく夕食。小さい子供がいるのでレストランが込み合わないうちに行かないと迷惑をかけることも多くなるので仕方ない。今日は誕生日ではないので落ち着いてワインもデザートも堪能出来た。しかし、相変わらず何を食べたかはよくわからなかった(笑)。部屋に帰ったところで一気に疲れが出たあたしとみぃはさっさとシャワーを浴びてベッドへ。かずとポン太はまだ元気だったので、ホテルのスタッフが出演するショーを観に行く…と、別行動。あたしはさすがにまだ8時すぎだったので寝ることはなく、テレビで「ゴジラ」をぼーっと見てたら10時ごろかずたちが帰ってきたところで、お風呂上りの着替えを出してやると「仕事は終わった」と、寝てしまったのだった…。