雪祭りの夜 (2003/2/15)
 この日、昼は散々だった。この冬始めてのスキーと思い市民スキー場に出かけたが最悪の雨混じりの雪質で、眼鏡に雪がくっつて離れない。おまけにちっとも滑らない。シュプールの跡はいいのだが、積もってるところに来ると止まってしまうほどスピードに落差がある。「おっととっと!」と転んでしまいかねない。ほうほうの体で帰った。        

夜は雪祭りに出かけた。外に出てみると細かい雨に変っていた。大雪像の前のオサイトの火に古いお札を焼いた。あまり人数も少なく何だか淋しい雪祭りだ。お目当ての納豆汁は売ってないようだ。仕方なく何となく会場を抜け街を散歩した。駅まで行って戻ってきたが人通りもなく、ポツンポツンと店の前に雪祭りのアイスキャンドルが淋しく灯っていた。まあ、わが街の夜はこんなもんだと納得するしかない。