我が鼻づまりの記

(風邪、医者のハシゴ、薬害アレルギー・・・1ヶ月闘病?の記)

1)始まりは・・・

始まりは風邪だった。7月19日朝、いつものように5時起床、半ズボン、素肌にTシャツを引っかけて、パソコンに向かってメールチェック、掲示板の書き込みなどをチェックしていた。この日は7月というのに肌寒くゾクゾクッときた。鼻水が流れる。朝飯を済ませてから家庭常備薬の越中富山の薬「スパーク」を服用。症状が治まったようであった。その日は午後から会合に行く。ポロシャツがいけなかった。冷房で冷やされ折角治まった鼻水がまた始まってしまった。会議の間中ハンカチで鼻を押さえていた。

2)医療機関受診・薬害のはじまり

ア:7月27日、前日から咽がヒリヒリしていたので、A医院を受診。「トワーチ顆粒」「カンファタニン錠」「エリカナールカプセル250」「SPトローチ明治」4日分処方を受ける。

イ)7月30日、咽のヒリヒリがますますひどく、薬も切れたので再びA医院受診。「テルギンG ドライシロップ」「カンファタニン錠」「ムコダイン錠」4日分処方を受ける。しかし症状は、両方の鼻づまりに発展?し、口呼吸のため咽が乾燥し、ヒリヒリと痛む。

ウ)7月31日、鼻ずまりにたまり兼ねて、県立病院耳鼻科受診する。「フロモック錠100mg」「フルナーゼ点鼻薬2.04mg4mL」4日分の処方を受ける。

エ)8月2日、鼻づまり一向に改善されず、やはり風邪を治すべきと考え、A医院に行くべきか散々迷ったあげくB医院を受診。「タオリン錠10mg」「ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医薬用NO19)」4日分の処方を受ける。翌3日の朝、嘘のように両方の鼻が開いた!多分小青竜湯エキス顆粒という漢方薬が効いたのだ。お陰で3日の夜のオフ会に参加できた。久しぶりで健康のありがたさを存分に味わった。

オ)8月6日、薬が切れたので、B医院再診。同じく「タオリン錠10mg」「ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医薬用NO19)」14日分の処方を受ける。

カ)8月7日県立病院耳鼻科再診「クラリス錠50mg」「ムコダイン250mg」「タリビット耳科用液」14日分の処方を受ける。

キ)素人考えの浅はかさ

B医院の漢方薬、県立病院耳鼻科の処方薬で、ある時期確かに鼻づまりは直ったかに見えた。しかし、漢方薬を飲んでからある時間までのもので、直ぐにまた詰まり始め寝るときは結局詰まったままになった。8月のど真ん中に日中もマスクを掛けて咽をかばっていた。8月11日、ある薬局に立ち寄って栄養剤などを買って、ふと店の主人(薬剤師?)に聞いてみた。「鼻詰まりが一向に直らないが、何か良い薬はない?、小青竜湯を飲んでるが一時は直るがすぐまた詰まってしまい、困ってるんだ」「あの薬は初期の症状には良いんですが、重くなるとね・・・、蓄膿症ではないんですか?」「蓄膿症? うん、私の耳は子供の頃から慢性中耳炎ですから、きっと鼻もそうかもしれない?」これがいけなかった!かの薬剤師さんは、即座にうなずいておもむろに後ろの棚から「ネオチクジロン(錠剤・漢方)」を勧めた。溺れるものは藁をも掴む。この苦しさから開放されるなら、と大枚4千円を出して買ってしまったのだ。その夕食後喜び勇んでこれを飲んだ。しばらくは良かったが、就寝に入ってからまた両方の鼻が詰まりだした。結局この夜も口呼吸だった。翌12日の夜などは鼻詰まりのため1睡も出来なかった。しかし兎に角折角買ったんだからと、この薬を3日間のみ続けた。考えてみれば、その頃は医師の診断でも直らないものを、チョット聞いたぐらいで、蓄膿症と判断した薬剤師のいうままになっている愚かさに気がつかないでいたのだ。そんな単純なものではなかったのだ。

ク)8月13日、鼻は相変わらず詰まったままである。この日は盆で仏様を拝みに親戚を回った。そこの家で昼飯をご馳走になったが、棚の上にある総合感冒薬「ベンザブロックSP」を見つけ、3錠を頂き飲んだ。するとその晩は不思議に鼻が通った!何だ、やはり風邪だったのか、で、直ぐに薬屋にいってその薬を買ってきた。しかし、結局またもとに戻って鼻は相変わらず治らなかった。

ケ)8月15日、この日は耳鼻科受診の日ではなかったが、とにかく診てもらおうと出かけた。幸いなことに廊下で私の主治医である院長先生に出会った。「先生!助けて下さい。かれこれ1ヶ月苦しんでます、出来たら入院を」「えっ、そんなに悪いのか?わかった。午後から外来に出ますから、受け付けしておいて下さい」で、その日は耳鼻科で吸入をし、内科を受診した。処方薬内科:「フスコデ散」「ダーゼン10mg錠」「ロキソニン錠60mg」「アレジオン錠20 20mg」 耳鼻科:「ナノンカプセル112.5mg」

3)アレルギー性鼻炎だった

耳鼻科と内科処方の薬を4日間服用した。しかし、頑固な鼻詰まりは一向に直らなかった。

ア)8月20日、内科再診。「治りませんか?エエーと血液検査結果は? 何だ、アレルギーですよ、相当ひどいなこれは!」「ちょっと強い薬ですが、やってみますか」「なんでもやってみて下さいよ」で、処方薬;「プレドニゾロン」4日分。その日の夕食後服用し、これで嘘のようにぴたりと治った!ああ、何日ぶりの晴れやかさであろう!

イ)8月24日、内科再再診。「治りましたか、何のアレルギーなんでしょうね」「薬をあれこれ飲みすぎて鼻にバッチを当てすぎたんでしょうか?」「薬のアレルギーだとすれば、ある程度は医師が作ってる面もあるのかも知れないなー、耳鼻科の受診は続けて下さいね」

最初は風邪だったかも知れない。しかしその後はアレルギー性鼻炎に移行したものと思われる。

あれから2週間ほど経つが鼻は開いたままである。症状は治ったのだ

確かに今回は薬を飲みすぎたようだ。

薬は基本的には毒の要素を持っていると認識しており、改めて考えさせられる問題を含んでいるようだ。

飲んだ薬を再掲してみると、よくもこれだけのものを短期間に飲んだものだと思う。

「スパーク」売薬

A医院:「トワーチ顆粒」「カンファタニン錠」「エリカナールカプセル250」「SPトローチ明治」4日分 

A医院:「テルギンG ドライシロップ」「カンファタニン錠」「ムコダイン錠」4日分

耳鼻科:「フロモック錠100mg」 外用:「フルナーゼ点鼻薬2.04mg4mL」 4日分

B医院:「タオリン錠10mg」「ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医薬用NO19)」4日分

B医院:「タオリン錠10mg」「ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医薬用NO19)」14日分(7日分残す)

耳鼻科:「クラリス錠50mg」「ムコダイン250mg」 外用:「タリビット耳科用液」14日

「ネオチクジロン(錠剤・漢方)」(売薬)

総合感冒薬「ベンザブロックSP」(売薬)

内科:「フスコデ散」「ダーゼン10mg錠」「ロキソニン錠60mg」「アレジオン錠20 20mg」 4日分

耳鼻科:「ナノンカプセル112.5mg」 7日分

内科:「プレドニゾロン」4日分

この他にも尿酸値が高く「サロベール錠100mg」を前から服用している。