空調設備管理 |
空気調和設備の保守管理
室内の空気の状態を年間を通じて必要とする温度
(冬季の場合は22℃、夏季の場合は26.5℃) に保
持させるため、人口的に室内気候を作りだすもので、
夏季にあっては、室内の空気温度を下げる(冷却)
とともに空気中に含まれる湿度を取り去り(減湿)
また冬季室内の空気の温度を上げて、 暖房し乾燥
する室内の空気に湿度をあたえ(給湿)人体に最も
適した条件に制御し塵埃、細菌、臭気、有害ガスな
どを除去して、良好な空気環境を人工的に作り出す
のであります。したがって、空気調和は、室のしよ
うにて応じた室内空気の温度、湿度、気候を適当な
状態を調整し、在室者にたいして事務能率または作
業能率の向上と良き室内環境を作り出すため、当社
では十分な技術的知識をもった技術者を派遣し、お
得意様が安心できる職場作りに、努力を重ねており
ます。
|
空気環境の設定
空気環境基準を維持するためには、常時空気環境の
測定を行うことが望ましいが、そのようなことは困
難であるので、省令第3条において、2月以内に毎
に1回、定期に測定することが定めら実際には、通
常の使用期間中の始業おおむね1時間後、終業おお
むね1時間前及びその中間時の3時点において、各
階毎に1ヶ月以上、居室を選んで、その中央部の床
上75cm以上120cm以下位置で測定する。なお、
浮遊粉じん、一酸化炭素及び炭酸ガスについては、
各時点で測定した値の算出平均をもって測定値とす
ることとされている。
|
電気空調設備部門 |
電気事業法によって、自家用電気工作物の設置者に
対して、 自らの保安規程を作成し、管理すること
を義務づけられていま す。したがって、専任され
た技術者や保安管理者は保安規程の 技術基準を守
って災害を防止し合理的な保守管理を実施しなけれ
ばなりません。保守管理の要点は電力の使用合理化
にあると考えております。電力設備の方法やその使
用方法によって電力料金に大きな影響があると考え、
当社では、これらに対し専門 技術員を派遣し、次
にのべる点検事項を実施し、安全と繁栄を 願って
おります。
巡視 --- 目視により設備の異常の有無を調べる。
点検 --- 点検用機器によって設備の良・否を判定する。
定期点検 --- 1ヶ月〜1ヶ年程度、その実施を停止し
て点検する。
精密点検 --- 長期間の周期で施設を分解し点検する。
臨時点検 --- 事故障害時または異状の恐れがある場合
の点検実施。
|
消防用設備部門部門 |
昭和49年の消防法一部改正により、新しく消防用設備
に対する点検報告制度が確立されました。これは火災
から尊い人命や財産を守るために、消防法設備を正し
く維持管理する必要上、不可欠な対策として、建設延
面積が1000u以上の防火対象物は、点検資格者で
なければならないとされております。
点検資格者とは、消防設備士および消防設備点検資格
者の免状の交付を受けている者とされ、防火対象物の
関係者(建物の古有者)は点検資格者に点検させ、そ
の結果を維持台帳に記録すると共に区分に従い消防庁
又は、消防署長に報告しなければなりません。
一般防火対象物 ---- 3年に1回
特定防火対象物 ---- 1年に1回
点検期間
1外観及び機能点検 ---- 6ヶ月に1回以上
総合点検の場合 ---- 1年に1回以上
当社では消防用設備の正しい維持管理で大切な財産を、
お守りしております。設計から施工、保守点検、更に
消防署への届け報告業務一切を当社にお命じください。
|