小さなキャンバスに描かれた3作品。並んでいた通りに載せました。
『手』(左右)・『空の子』(中)という作品。
当日行われた、ギャラリートークで、東雲は『手』について少し解説していました。
これらは自らの利き手である右手を、左手で描いた作品。
皮膚が弱い東雲は、絵の具などにかぶれて右手は常にボロボロ。
自然と右手に目をやる事が増え、自らの作品にも、『手』『皮膚(肌)』『傷口』や、
そんな右手を愛おしいと思う気持ちなどをイメージした作品が多くある。
東雲は、「いつも働いてくれてありがとう」という気持ちを込めて、
右手を主人公に作品を描いたのだろうか。