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          Port 管理
   
パソコン業界ではレガシーポートなどと呼ばれているのがRS-232C COM Portです。筆者はアマチュア無線を趣味としていますがアマチュア無線の世界ではまだまだこのポートは手放せません。HAMLOGやMMTTYなどはCOM Port対応になっていますし、筆者などはローテータコントロールをCOM Portを介して行っています。このほかにもCOM Portを使用して外部機器と接続する便利なソフトが多数存在します。ところが最近のパソコンにはCOM Portが実装されていないものが多くなってきています。理由は汎用の周辺機器がUSBポート対応となっており、COM Portを使用するユーザーが少なくなっていることが挙げられます。対応策としてUSBポートからCOM Portに仮想変換するケーブルを使用する方法がありますが、直接COM Portをアクセスする仕様になっているソフトでは動作しません。できれば正規のCOM Portを使用すべきです。筆者はパソコンを購入するとき、まずCOM Portが実装されているか否かを購入判断の基準としています。しかし実装されていたとしてもたいがい1ポートのみです。したがって足りない分は別途購入でポート数を増設しています。ポートの数が増えると、今度は管理が大変です。ソフトがうまく動作しなくなったときには、どのポートに接続されているのかを知ることは重要ですし、新たな装置の接続検討をするとき、どのポートが空いているのか、ポート端子の並び順はどうなのか、XPマシンは?・・・Vistaマシンは?・・・などなど。そこで下図の資料を作成しておき接続状態を一目瞭然にしています。この管理をしっかりしておくと、後々のメンテナンスがかなり容易になります。ただしこの種の資料は現行維持が大前提です。