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実験用電源装置
< For Test use Power Unit >
ガラクタを寄せ集め、電源装置を作りました。作ったといっても、できているものをケースにまとめただけですので組み立てたといったほうが正解かもしれません。実は1987年ごろ、ジャンク屋さんで汎用コンピュータの磁気テープ装置が、ガラクタ同様、他のジャンク品とともにころがっていました。。アマチュア無線家のセコイところで、なにか使える部品はないかと前面カバーを開いてみると、当時ではまだ新技術であるスイッチング電源が入っているではありませんか。しかも、+5V、+12Vの出力を持っています。(3Aはありそ〜)おやじさんの許可をもらって、電源部分を取り外し、ついでにブレーカーやACフィルタも外して実験用電源装置として蘇らせることにしました。ケースは昔、YAESU FT-50の外部VFOだったものを空にし使用しました。(FT-50なんて知ってる人は、相当歳とってるぞ!)さらに、これもガラクタで以前からなにかに使えないかと、部品箱に保管していたメータを電圧計として利活用しました。(パネル面にはdbなどが印刷されている。なにかのレベル計か?)電源の出力端子、LED、小型スイッチはパーツ屋さんで買い求め、写真のような立派?な電源装置ができました。制作費は全部で1,000円くらいだったと記憶しています。写真左、前面パネルの中央部分についているスイッチは+5V、+12Vの電圧計切替スイッチです。左へ倒すと+5V、右側に倒すと+12Vの出力電圧をインジケートします。使用時は右側に付けたブレーカスイッチをガチャーンとONにします。中央上部の電源パイロットランプ(赤色LED)が点灯します。出力端子は左側下部にあります。真中の黒い端子2個はアースで左の赤い端子が+5V、右の赤い端子が+12V出力用です。+5V電源が必要なICなどを使った回路の実験用として最適です。また、+12V端子を144MHz10W(消費電流約3A)FMトランシーにを接続して交信してみましたが、まったく問題はありませんでした。ガラクタを寄せ集め、実用品に蘇らせたエコ電源?です。 |
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◎ このコーナーで公開した自作品は、筆者の単なる個人的な趣味で製作したものです。
本機製作により発生したいかなる不具合もしくは損害について、筆者が責任を負うものではありません。