卯辰山登山コース

南町オフィス街

 我が家を出て約2分の所です。
銀行、証券会社、会社の支店などが建ち並ぶ金沢一のオフィス街です。

(高岡町)


近江町市場

 金沢の台所。
 400年前、江戸時代に近江商人が市を開いたことが始まりだそうです。
 鮮魚、青果、精肉、蒲鉾、塩干、乾物、花などありとあらゆる店が200店舗以上あります。
 一般の方はもちろん、板前さん、観光客と幅広い客層です。
寿司屋さんや食堂の前はいつも観光客の行列が出来ています。

(青草町)


寺島蔵人邸跡


 中級平士層の加賀藩士寺島蔵人邸の跡です。
 12代藩主斉広が隠居後、上士層が独占していた藩政の執行機関の改革を行うために蔵人ら平士層をブレーンに登用したそうです。しかし、斉広が急死して改革は挫折し蔵人は失脚しました。
ここは、当時としては珍しい2階建てです。
文人、画人でもあった蔵人の作品・愛用品が展示されているようです。(私は入ったことがありません。)観光客の方はよく訪れています。

(大手町)


天神橋

 浅野川に架かる天神橋。ここが卯辰山登山の入り口です。
泉鏡花の文学の舞台「義血侠血」に描かれた橋です。
 ある日この橋の近くで私がウォーキングしている時、映画のロケの準備をしてました。映画「大河の一滴」にここでの場面が出てくるようです。

この橋の名は卯辰山三社の一つ卯辰山天満宮にちなんで付けられたそうです。

(材木町)


了願寺

 卯辰山の入り口にあるお寺です。正面に琵琶を持った弁財天の像があります。
浄土宗のお寺です。元和八年(1622年)に現在地に創建されたと伝えられています。
ここのお地蔵さんも有名ですが、いずれ地蔵物語で紹介予定です。

(東山)


帰厚坂

 慶応3年(1867年)に最後の藩主14代前田慶寧が卯辰山の開発にのりだした時につくられた坂です。
卯辰山には幾つも登山口がありますが、ここは一直線に花菖蒲園まで続く急な坂です。
楽に登るならここを使わずに回り道をした方がいいです。
私はほとんどこの坂を使います。

(常磐町)