Eberescheナナカマド
<誕生日>
4月1日〜4月10日
10月4日〜10月13日
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  樹の言葉は「生きる喜び」「幸せ」
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  ナナカマド生まれの人は、生きる喜びにあふれ元気はつらつ。 まるで幸運を独り占めしているかのようです。 生命や自然のほんの小さなことにも喜びを感じることのできる人です。 この生まれの人は、健康と自己実現が人生で最も大切なことと考えています。 ナナカマド生まれは、人当たりのよさですぐに友人をつくり、それは長続きする関係になります。

ナナカマドにまつわるお話

  ナナカマドの樹は、森林限界の高さ(ヨーロッパでは標高約2000m)まで生育することのできる唯一の広葉樹です。 赤い実は鳥に好まれますが、このおかげでこの樹は仲間を増やすことができるのです。 寿命は比較的短命で、120年くらいです。
  ケルトの人々にとって、ナナカマドはお告げと深い関わりがありました。 彼らは聖なる場、お告げの場所をこの樹で取り囲むように植えました。悪や汚れからその場を守るためです。 また、ゲルマン人にとっては、ナナカマドは幸運を運ぶ樹でした。
  民間ではこの実に毒があるといって生の実は食べませんが、実際には害はありません。 砂糖を加えて調理すれば、おいしいコンポートやゼリー、ジャムになります。 この実にはビタミンCがレモンやオレンジより多く含まれているのです。

  日本名のナナカマドは、生木を七回かまどに入れても燃えきらずに残ることに由来すると言われていますが、 乾いた木はよく燃えて、山村では薪に使われていました。九州から北海道の山地に生え、秋の紅葉と赤い実がとりわけ美しいことで知られています。

Eberescheナナカマド