Kieferマツ
<誕生日>
2月19日〜2月29日
8月24日〜9月2日
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樹の言葉は「控えめ」「忍耐」
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  マツの樹生まれの人は、欲のない性格です。 大変控えめで、自分自身や相手に対しても大きなことを望みません。 非常に経済的でお金も節約して計画的に使います。 周囲の人たちは絶望的な状況になるといつも、私利私欲がなく信頼できるこの生まれの人に助言を仰ぐのです。

マツにまつわるお話

  ケルトの人々の生活にとってマツは欠かせないものでした。 「明かりの樹」と呼ばれたマツの樹脂は当時から需要の多い品物で、それを利用した松明の火が集落を照らしました。
  松材は中世の農家にとっても室内を照らす唯一のものでした。 やにの多い松材から、指くらいの太さの長さ
20cmくらいの割木を切り出していねいに乾燥させて、 使用する前に松やにに浸します。こうして台に固定させて火をともせば、農家の居間を1時間は照らすことができたのです。
  日本では、桜・梅とともに、松は庭の木として好まれています。 お正月には門松をたてますが、この風習はヨーロッパでクリスマスツリーで祝うのとよく似ています。 また、能舞台では必ず一本の松が描かれています。 一年を通して常緑の松は、日本人にとって、縁起のよいもの、長寿、永遠の象徴です。
  マツの語源は、神聖なこの樹に神が降りてくるのを「待つ」ことからその名がついたとも言われています。
  ところで、マツは子孫をつくるために、その名のとおり気長に待つのです。 マツは晩春、枝に雄花と雌花をつけます。そして受粉後すぐにではなく、2年目の秋にマツボックリ、つまり実ができます。(ずいぶん時間がかかるものです。)こうしてできたマツボックリですが、雨の日や湿気の多い日にはかさが閉じていて種を飛ばしません。良く晴れた乾燥した日にかさが開いてその間から種が落ちます。翼をつけた種は風に乗って飛んでいきます。しかし、私たちが枝から落ちたマツボックリを拾うのにはもう一年待たなくてはならないのです。

Kieferマツ