駅から歩いて猿橋へ
中央本線で猿橋駅へ。バスもあるようですが、たいした距離ではなさそうなので歩くことにしました。
駅から国道20号(甲州街道)沿いに進むこと15分くらいで猿橋に到着。
紅葉真っ盛りの桂川の深い渓谷に、趣のある木造の橋が架かっています。
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桂川
渓谷沿いの遊歩道におりて橋を下から眺めると、
なるほど、川の両岸から角材(はね木)を四層重ねて、その上に橋げたがのっている変わった橋です。
現在の橋は今から20年ほど前に架けかえられたものですが、伝説によれば推古天皇の時代610年頃、
最初にこの橋がかけられたそうです。朝鮮半島の百済から来た造園師が、
白猿の群れが梢を渡っていく様子にヒントを得て、この橋を架けたといいます。
猿橋の名はここからきているのだそうです。
現代の橋に比べ、猿橋は周囲の自然と見事に調和しているように思えました。
猿橋から下を覗くと、谷底を流れる桂川の深い青色の水に紅葉が映えてとてもきれいでした。
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岩殿山
東京から猿橋だけを見に行くのでは少し物足りない、というのであれば、
富士山の展望台として知られるこの近くの岩殿山や高川山、九鬼山などの
ハイキングの帰り道にここを訪れるのもよいかもしれません。
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