建て方

1月10日

午前中にコーキングは完了したようです。午後から、建て方(外装)検査が行われました。一緒に立ち会いました。

検査は現場監督、積和建設の監督と検査員、大工工事の責任者(専務)の4人が行いました。

はじめに、サッシの取り付け、開閉などの確認から行いました。鉄骨やALC、屋根裏など、細かく見ていました。外装部分では、外壁の取り付け、コーキング、傷などを検査し、2時間くらいで終了しました。

私の方でも一緒に見させてもらったので、結構細かい傷や汚れなども指摘し、補修をお願いできました。細かい指示にもかかわらず、嫌な顔一つせず、受けてもらえました。

外壁の細かい汚れや傷は基本性能や遠目からの美観には全く影響ないですから、検査員はそこまで細かくチェックしないと思います。なるべく、施主が検査して、指示するほうが間違いないと思います。

検査でいくつか手直しすることがあったようです。

コーキングの中に気泡が入ってしまっています。一度コーキングをはがして塗りなおすそうです。ほかにも3ヶ所ありました。

 

 

 

こうした外壁の傷は結構あるものです。ざっと周ってみただけでも10数ヶ所ありました。タッチアップして目立たなくします。

 

 

 

いずれも軽微な補修で、明日来て直すそうです。

先日指摘しておいた喫煙所ですが、外に移されていました。こうした対応はとても素早くてありがたい限りです。

電気の引き込みの外壁内隠蔽配管のケーブルが付けられていました。こうしておけば、外壁を引き込み線が這わないため、とてもきれいに仕上がります。モデルケースとしてやってもらいました。

 

 

換気口は、「センサーベンツ」仕様にしました。私の住んでいる地域は、次世代省エネ基準の地域区分で見ると「4」地域になります。ただ、盆地のため寒暖の差が激しく、最低気温はマイナス5度以下まで下がることもあります。そこで、センサーベンツにしました。この換気口は、形状記憶合金を使っていて、一定気温以下になると自動的に閉じます。冷たい外気が流れ込んでこなくなるので、床下からの冷え込みを抑えられます。寒い冬場は空気が乾燥しているため、床下の換気も問題ありません。今日は昼間は風も無く結構暖かい日だったためか、南側は開いていて、北側は閉じていました。優れものです。これで、1箇所あたりの差額は5,000円。寒冷地でなくても冬場に氷点下になる地域にはお勧めだと思います。

 

1月11日

昨日の検査結果をもとに手直しが行われました。

外壁のタッチアップは、ウィズ・ダイン用の3色の塗料を塗ります。

外壁に近いオレンジ色の塗料を最初に塗ります。

これだけだとかなり目立ってしまいます。

乾燥してから、「ジュエルグレイン」のコーティング剤を塗ります。

白っぽく見えるのがコーティング剤です。

これが乾燥すると、ほとんど目立たなくなります。近くで見るとわかりますが、離れれば全くわかりません。

(日光のあたり具合で色合いが違って見えますが、同じ場所です)

ウィズ・ダインが出たての頃は色を合わせるのにかなり苦労したそうです。

簡単な手直しばかりなので、2時間程度で終わりました。ただ、外壁の1枚のパネルに若干の色ムラがあるようです。写真ではわかりにくいですが、うすいオレンジ色の斑点が浮いています。塗装のノリが悪いようです?このパネルだけは、あとで工場の品質管理課の方に来てもらい、チェックしてもらうことになりました。

 

1月13日

現場を見ていて外壁の色ムラのある場所が、ほかにも2ヶ所ありました。

エアコンの冷媒管のカバーが1箇所ついていないところがありました。カバーの色は、黒、グレー、茶などがあるそうです。換気扇や勝手口通風口などのカバーがグレーなのですが、全く違う色なのだそうで、外壁との色合いで茶色になりました。

 

 

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