平成9年11月19日(水)〜

散文の覚書

ここには、「伊勢物語」からは遠く離れて、今の世の中の物語を書いていこうと考
えています。まず始めに「年うつり」という中編を載せることができるでしょう。
千年の隔たり以上に、内容もはるか及ばないと思いますが、わずかでも匂いが移っ
ていれば良しと考えます。―でも、これ一つだけでもかなりの日数を要すると思い
ます。焦らずのんびり行くつもりです。平成9年11月19日(水)


数日前のことです。
職場の上司が、ホームページ見せろよ、と言うので、少し得意で教えました。デスクのパソコンで呼び出してくれて、そこまではよかったのですが、予想外なことに、声に出して読み始めたのです。どれどれ、あらまあ、と、まわりの人たちも寄ってきました。
その、恥ずかしかったこと!
燃えるような赤面なんて、十何年も忘れてました。
おかげで、本人立ち会いでは公衆の面前にとてもさらせないということが、−−そして、これほどのものだったのに、ほぼ何の抵抗もなく掲載してしまえた、「ここ」はそういう所だったのだということが、よーく分かりました。

ところで、「年うつり」のような長文を入れてみて判明したのですが、Jビュウはまだいいとして、IエクスプローラやNナビゲータでは、どうしてあんなに行間が詰まっているのでしょう。読み手側で行間調整ができるのは当たり前だろうと思って、捜してみました。驚いたことに、どちらにもありません。どうしてこんな必須の機能がと不思議でなりませんでした。大文字小文字のある言語ならちょうどいいのでしょうが、日本文を表示すると、「どうだ、読みづらいだろう」とあざけりを受けているみたいです。

ついでに言えば、縦書き・横スクロール。−−どうしてだめなのです。
多くの人が辛抱しているでしょうね。ここは本当の場所じゃないし、とか思ってるでしょうね。

「世界標準」とは、誰にでも同じ言葉をつかわせて、同一の規則でしばって、というそんな全体主義のようなことではなくて、できるだけ広く深く、多くの民族、人々の多様性を受け入れられるということではないでしょうか。

以上、恥の上塗り覚悟で述べました。

平成9年12月4日(木)


「年うつり」、ようやく、第四日まで済みました。
これは、もうお気づきかと思いますが、すでにできあがっていた文章を(手直ししつつ)ホームページ用に移管しているというものです。この辺の詳しいことはすべて終わってからちゃんと記すつもりです。
なお、「年うつり」は、第九日までで終わります。

平成9年12月10日(水)


当初の予想よりは早く、「年うつり」掲載、年内にけりを付けることができました。まだページができただけで、アップは新年になるかもしれませんが。
すぐ上で、「ちゃんと記す」と言っていたのが、「作品記録『年うつり』」のことです。ご笑覧ください。

次は、「年うつり」の五倍程度も分量のある長編を、というのが、もくろみなのです。「年うつり」でさえ、「うああ、字ばっかり」という感想を持たれる方が多そうなので、ますます遊離していくかという気はします。
ただ、こういうところに掲載するというのは、たとえ一人も読んでくれなくても、それなりに効用があるのです。それは(言葉遊びのようですが)気持ちの高揚です。
部屋の中で一人で馬鹿をやっているのではなく、かたすみでも往来で踊っている。偶然でも通りかかった人がいたら見られてしまうのだ、という感覚。おわかりですよね。

ということで、臆面もなく、さらに行きます。

平成9年12月31日(水)


次回作の題名は「缺けてゆく夜空」です。
図体が大きくなりそうなので、別の入れ物を作ることにしました。
トップページ(http://www2.justnet.ne.jp/~waka/WELCOME.HTM)から分岐するようにしますので、お手数ですが改めて呼び出して(またはそこまでブラウザでバックして)、進んでいただけますようお願いします。(なぜリンクを張らないかというと、100文書を超えそうで何か面倒が起きそうな予感がするためです。杞憂かもしれないのですが)。
ただし、あちらは、今日のところは扉程度しかできていません。

というわけで、この「散文の覚書」の続きも、あちらで続けることにします。

平成10年1月1日(木)


今さっき、職場から帰ってきたところです。失敗をしてしまいました。
勤務の合間にパソコン誌を読んでいたところ、メールについての記事中に「機種依存文字」の説明がありました。これは十分気を付けていたつもりなのですが、よくよく思い返してみるとどうやら、やっています。

たった今、「年うつり 第八日」の最下段にお詫びのコメントを入れました。ここの本文中に丸数字を使っています。勤務中からいろいろ代替手段を考えていたのですが、どうしても思い付かないので、ここは申し訳ありませんが、そのままとさせていただきました。

他に見つけることができたのは、
1 「参照資料」において、「角川書店」「新潮社」の頭に、株式会社の括弧付き略号をつかっている。
2 「缺けてゆく夜空 その一 間宮 2 家出」の冒頭付近、貸借対照表の中の項目末尾に丸数字を使っている。
以上の二点です。これらは改変してもほとんど問題がないので、
1については、括弧付き株を削除しました。
2については、数字ではなく、A、Bとしました。

今後も、発見しだい即訂正していきますが、お読みいただいていてもしお気づきの時は、どうかご一報いただけますよう、お願いいたします。
画像が見えない、汚れが目立つ、そういうご連絡でももちろんかまいません。

ちなみに、私のPC環境は以下の通りです。
本体 FMV−DESK POWER−T3201
OS Windows 95
ワープロ 一太郎8 ATOK11
メインブラウザ Just View 2.0
検証用ブラウザ Internet Explorer 3.02

平成10年1月8日(木)


平成10年1月1日(木)に、「なぜリンクを張らないかというと、100文書を超えそうで何か面倒が起きそうな予感がするためです」と書きましたが、
本日から、トップページへのリンクを張ることにしました。
多少面倒でも、特に問題はないと思えるようになりましたし、お客様のためには、そちらの方が断然便利でしょうしね。
「生きるってとっても伊勢物語 扉」(下の楕円形の図形をクリックすると行けるページです)、「御礼」、この二つのページの最下段に、「トップページに戻る」として設置します。
ついでにここにも一つ作っておきます。

  トップページに戻る   


平成10年2月11日(水)

※ 平成15年中に当HPの移転(JustNet→plala)を予定しています。トップページのファイル名にはそれぞれのプロバイダのルールがありますので、このリンク、WELCOME.HTM から index.html へと直しておきます。なお、トップページに限らず他のファイル名やフォルダ名についても、よい区切りですしついでということもあって改訂中です。(ローカル H15/02/23)



かなめ

扉