ああ。今日もいい天気です。
ぱられるさん (Re:494)
> 「なんなの、その女! そんな事で人前で泣くな、ばかやろー!!」
面白いですねえ、人それぞれの見方って。
驚いてしまいました。吹き出しました。
もちろん、ぱられるさんのこと嫌いになんかなりませんよ。(^−^)
今付き合っている彼女のことでしたら、むっ、とかするかもしれませんけど、すでに大昔ですから、細部がかすんでしまっていて・・
なんとか思い出してみましょう。
「美少女」のとらえかた、語感の問題かなと思います。
はたちを過ぎても、かわゆい心細い感じで男心を狂わせて、その実手玉に取る。今だと思えばいつでも涙が流せる。・・・いると思います、そういう人。
でも、晴ちゃんはそういう「美少女」ではなかったですね。
心が、少女でした。まだきれいな。
場違いと言ったらかわいそうなんですけど、あの職場は、過酷なところでした。ひと月しないで脱落してもおかしくなかったんです、晴ちゃん。
新人ということで、皆それなりに手心は加えるんですが、それも「これはこうじゃないか、何してる」と言うべきところを「これはこうだよ、何してるの」と言い替える程度です。毎日毎日叱られながら、覚えていくようなところがあって、可愛いとか資格があるとかではなく、実戦ができるかできないかだけで評価されました。
サービス残業は当たり前でしたし、女子の深夜労働の制限とかは、どこかに書いてあるというだけでした。
かなり昔ですから、朝・午前・午後・来客のお茶汲み、朝の机拭き、夕の灰皿の始末、などなども女子の役割で、気が利かないということになれば先輩女子たちから厳しい指導があったようです。
でもあまりに勤務中が厳しすぎたので、釣り合いをとるように皆でよく夜遊びをしました。昼間はああ言ったけど、怖い奴だろうとは思うけど、と実体を種明かしをするというところもあったでしょうか。
半年、一年で、新人たちは相当にたくましくなってくれました。うつむいて可憐だった女子社員たちは、短い間にほとんどウワバミになっちゃいますしね。
なんだか、薬漬けにして客を取らせるいけない世界みたいです、今思うと(笑)
でもたまに、やはり、適応しきれない娘さんがいました。
一生懸命慣れようとしても、心か、体力だかが、ついていけない、遅れ気味になる。という感じです。
晴ちゃんは、世間的には申し分ない娘さんでしたけれど、あの職場のむごさに比べると、心の強度が足りなかったのかもしれない。
それでもいろいろなこと、我慢して、みんなにせめて迷惑かけないようにとしていたと思います。
自分で力足りないかな、と思えることがありすぎたと言えるでしょうか。いちいち逃げていたら終わってしまうので、向かっていこうという気持ちがあったと思います。
「体調がもう一つで」
「練習もずっとしていないんです」
言えなかったのでしょうし、まさか歌えなくなるなんて思わなかったのだと思います。それに、相棒の孝ちゃんは平気そうに見えたのでしょう。
晴ちゃんが、入社してから、たくさんの拍手を浴びた経験というのは、まだあのデュエットぐらいしかなかったと思いますし。
歌詞につかえて、そして涙声になってしまったとき、すでに書いたように何回も馬鹿みたくリクエストして悪いことしたなあ、とは思いました。本当はそれほど好きというわけでもなかったんだ、という事情も気付きました。でも同時に、晴ちゃん、いろんなこと耐えてたんだなあ、いっぺんに出ちゃったんだなあ、とも感じました。
「自分は傷付いてます、って誇示」したのではなくて、負けそうな自分を絶対けどられたくなかったのに、こんなつまらい事で涙が止まらなくなってしまった、歌さえ満足にできなくなってしまった、やっぱりみそっかすと思われてしまう、くやしくてしょうがないよう、・・というふうに聞こえました。
ですから、席に戻ってから、和香さんのせいじゃないよって首を振ってましたが、私が声にして悪者を買って出て、とりあえずその場では、晴ちゃんの心の涙は隠してあげた、という形だったでしょうか。もちろんこういうのは、形であって、その場にいた人ほとんどには隠せないことだったんですが。
ううむ。
今回こうして思い出していると、どうして嫁さんにしなかったんだろうと、悔やまれます。
平松高太さん (Re:495)
打ち明け話を一つ。
「ひらまつこうたさん」と入れると、いつも、「平松小唄さん」になるのです。
いけませんね。単語登録します。
> 最近どんな感じでお話を考えるかという話題が出ていますので、
> 「こうたろう」の場合を書きます。
> 大体は布団に入っているときとか
> お風呂に入っているときなど、
> リラックスした感じの時が多いです。
私はアイデアがひらめくのは、寝起きってわりと多いです。
就寝前に結論が出ないまでももやもや考えていて、いつか眠ってしまって、目覚める。その後しばらくして、そういえば何か考えていたなってたぐり寄せてみると、一緒に答えまで付いてくる、ということがあります。
> 三次元のものを二次元のものにする絵画の方が、
> 三次元のものを三次元のものとしてとらえる彫刻より、
> 難しいという感じです。
うむ。分かるような気がします。
省略の加減、何を残して、何を捨てるか、でしょうか。
捨てた隙間には、思わぬものが生えてきたりしますしね。
> ある意味、深く関係を持つと、
> 何だかダメになってしまう感があります。
怖いんでしょうね。
衣を脱ぐのが。
ふむ。
でも、こういうフォーラムなら練習にはもってこいだと思いますよ。
あるいは、少しきどった感じの詩か短編を書いてみたり。
文芸というのは、何層も意味を重ねることができますから、必ずしも裸そのままである必要はないんです。慣れると面白いですよ。
> 高度な技の修得ですか。
> 頑張って修得したいと思います。
> でも喧嘩は相手にあわせてやるのが、
> 「こうたろう」のポリシーなんで、
> 「相手の方にも頑張ってもらわなくてわ!」
> と言う感じです。
> その相手とは決してご主人様のことでないですよ!
> なんて言ったて、
> ご主人様は高度な技をすでに修得していらっしゃいますから!
> (ここでフォローを入れとかないと後で怖いんで)
これは、もろ、喧嘩を売ってるような気もします。
しーらないっと。 ((^o^))
# これが新技かな・・
れいむさん (Re:499)
> 読み手と作者の関係について。うーむと思いました。私としては、読み手には
> 苦労して想像させ、また理解させるようなものはあまり書きたくないなぁ。
> そこに「ある」って自然にすんなりと認識させられれば、最高だと思います。
> 現実世界だってある程度の説明はないとやってられないのと同じです。
> 和香様の仰られたことを十分念頭に置いて、これから書いていこうと思います。
私も、考え考え試しに書いてみた、という面あります。
#493『誘い入れる深さ』のれいむさんへのレスだけで、五時間ぐらい推敲してます。
→ 私が書くのに時間かかるときってのは、たいていあやふやなテーマのときです。
ほとんど自分のためです。
ですから、あまり真に受けないで下さいね。ヒント程度、と思って。
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では〜 また〜
そろそろ仕事忙しくなりそうです。
稼がなくっちゃ・・