ねっとCafe/nc:小説工房談話室


タイトル  :才能とはなんぞや
発言者   :和香
発言日付  :1999-06-24 08:52
発言番号  :1618 ( 最大発言番号 :1718 )

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 こんにちは〜




平松高太さん (Re:1610)

> 何となくみなさん出て来ないので寂しい   by「こうたろう」

 ね。ほんとどうしたんでしょうね。

 今みたいにとても静かな感じが一番いい、とは私も思いませんが、ひところのように一日に二桁も発言があるよりはまだましかも・・ (^O^;

> かなり今回の「こみそ」のお題が難しすぎて、
> ちょっとと言うかかなり苦戦しています。

 うむ。つらいでしょう。
 私も書けといわれたら、ちょっと困ってしまうお題です。
 がんばってね!

> 昨日の日曜日は父の日でしたね〜。
> 親不孝モノの「こうたろう」は何もしませんでした〜。
> 悪い子だ〜。

 いんですよ。
 平松さんが元気に今を生きていれば、それが最大の親孝行だと思います。
 (私もそう悟って、ず〜〜〜と、なんもしてません。ああ・・)




ROOTECさん (Re:1611)

> ええー、私がSFモノが好きなもんで、つい「そっち寄り」の話題ばかり書き
> 込んでしまいましたが、私はみなさんの作品に限らず、「創作に対する思い入れ」や、
> HP公開後の手応え、今後の課題といったようなお話も聞いてみたいと思います。

 えへへ。
 ここが静かで、暇ができたからなのか、私のHPの更新は進んでおります。(爆)
 HPについて、ちらほらご批判のメールはいただくのですが、初期の頃のように素直に感じ入るということが少なくなって、だいぶ「蛙のつらに○○」状態になってきました。いけないですね。初心を忘れては・・

> 少し発言が寂しかったので、実は私も十数年ぶりに一本書いてみようかと思って
> 揉んでいるネタが一つあるのですが、なにしろ私の記述回路は完全に錆び付いて
> しまっていますので、果たしてまともに仕上がるものかどうか‥‥。

 おお、待ってます!
 当フォーラムのみならず、あちらの会議室のROMさんたちも期待しているかもですよ。




keitoさん (Re:1614)

> あたしもがんばってきますねー

 ファイト ☆

 keitoさんの4章小説は、三ヶ月ぶりぐらいになりますか。
 休養は十分、ですかな (^^)




哀憐笑話(九) 『誕生日』 (Re:1615)

 旧作再活用の一品をまずは、アップしてみました。
 新作のほうは、月末までには・・、という見通しです。

 元発言が二つで、それを合体させたため、前半と後半でスタイルというか「層」の違いが生まれました。これをならして平坦にしてしまうこともできたんですが、それよりも原形を保ったほうが面白そうなので、あのように。
 内容は、原題の『悪魔の子』でやはりよかったかと悩むぐらい、何度読んでもひどい少年です。(^^;
 でも好きなんです、こういうお話。




市原勝美さん (Re:1616)

 市原さんにしては、お顔を見せない期間が長いようで、ちょっと心配してたんですよ。
 安心しました。

> 和香さんの 哀憐笑話(九) 『誕生日』
> 読ませてもらいました。

> なんとも、ほのぼのとした微笑ましい姉弟愛に満ちた内容でした。

 細かいところまで味わってくださって、ほんとにありがとうございます。
 相当な昔日が、ベースになっていますので、美化されてしまっているとは思うんですけどね・・

 私の幼い頃の家庭には、父母だけではなく、祖父母が三人、叔母たちもおりました。
 最近の人たちには、ちょっと理解しがたいかもしれません。大家族の味みたいものは。
 もちろん、良い面ばかりではないのですけど。


> 小説と言えば、柳美里さんの小説差し止め裁判が話題になっていますが、プライバシー保護と表現の自由のかね合い、
> 日本の私小説のありかたに一石をおとしたといえましょう。

 新聞報道に接してはじめて、そういう裁判をしていたのか、と知りました。
 問題の作品のみならず、柳氏の作品をまだ一作も読んでいないので、私が何を言っても無責任なものになってしまいそうです。

 「私小説」というのも、一つの「定型」なのでしょうね。
 この定型を乗り物とすれば、最も遠くまで手が届く、という作家がいるのだと思います。この定型が、今の時世と軋轢を起こし始めている、ということだと感じます。

 思うのですが、「私小説」が、最悪、陽の当たる場所から放逐されたとしても、その伝統はずっと後世まで伏流していくでしょう。
 もともと、無数に伏流している伝統の中のほんのいくつかに陽が当たって、現世でもてはやされる、というだけのことでしょうから、それほどどうということはないですよね。
 主役が入れ替わりたちかわりしても、尽きることのない舞台。それが文芸(あるいは芸道)と思います。








 才能とはなんぞや。
 ・・ということを、この前ふと考えました。
 限りある資源なので、出し惜しみするのも致し方ないのでしょうか。

 否。
 と感じました。
 むしろ、出し惜しみすれば、腐っていくだけだと。

 今、生えているものを収穫しないと、次が生えてこない。
 連作障害(マンネリ)というようなことはときにあるでしょうが、土壌を豊かに保つことさえ忘れなければ、無尽蔵にいつまでも恵みをもたらしてくれるはず。

 あるいは、今、扉を塞いでいるそれを先に出してやらないと、その扉の向こうのものが出てこられない。
 才能、作品、とはこういうものではないか、と想像しました。
 あたらずとも遠からず、と思うのですが。








 ではまた!
 


 うひ〜 私も失敗。#1617はキャンセルしました。


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