4、管理と発芽
種蒔き後の置き場

●雨がかからず、寒風のあたらない、実生床が凍結しない場所で、直射日光のあたらない、明るい日陰に置きます。
水遣り

●容器の底に深さ2cmほどの水が常時たまっているようにします。
●水位が下がったら、補給してください。
発芽

●発芽時期になると、白い玉(プロトコームという。)が形成され、数日後から発芽が始まります。
●11月ごろに蒔いて、1月ごろまで戸外に置いて、その後加温(10〜25℃)すると、2月〜3月頃に発芽が始まります。
●無加温のままでは、5月中下旬〜6月にかけて発芽が始まります。
プロトコームの写真が上手く撮れていません。
来春に撮り直して、挿入します。
発芽後の管理

●発芽後、いきなり強い日光には当てないようにします。
●幼育期は弱い日光で十分です。
●用土の表面を絶対に乾かないよう常に容器に水を入れておきます。

左は発芽後1〜2週間後の状態
肥料、害虫
●発芽までは肥料はまったく施しません
●発芽後、葉が1cmほど伸びたころから、液体肥料の2000〜3000倍液を、2〜3回/月の割合で生育期間中ずっと施します。
●普通、害虫駆除は必要ありませんが、実生床をよく観察して、もし小バエなどか湧いているようでしたら駆除します。

右のように容器の底に深さ2cmほどの水が常時たまっているようにします。
その他

●完熟種は発芽抑制作用によって、全て今年に発芽せず、翌年、翌々年にまたがって発芽します。
●今年まったく発芽しなくても、翌年に数多く発芽することもあります。

左は大きいのは2年目、小さいのが今年の発芽です  拡大画像はこちら
ダンボール実生メニューへ 5 移植と開花へ
Copyright © 2001 - 2002, XLL, All rights reserved.