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 会長からのメッセージ
社団法人 日本社会福祉士会
一般社団法人  山形県社会福祉士会

理事長   鈴木 一成 

       

                  
 社会福祉士は、専門的知識及び技術を用い、福祉に関する相談に応じ、助言、支援、関係者等との連絡・調整を行う専門職として、1987年(昭和62年)に定められた国家資格であり、誕生して今年31年を迎える。
 また、日本社会福祉士会の設立は、1993年(平成5年)1月であり、当会は、その1か月後、全国で19番目の支部として設立され、今年25年を迎えることになる。この間、先輩の方々の努力もあり、会員数は現在526名となり、その活動フィールドは児童・高齢者・障がい者といった福祉分野だけでなく、医療や司法、そして教育といった幅広い分野に及んできている。
 そして今、社会福祉士には、その社会的使命・役割として、高齢者や障がい者、そして児童等一人ひとりの人権を尊重したインクルーシブな地域共生社会の実現に寄与することが求められている。そのためには、「社会福祉士が持つ実践能力(一定の価値・知識・技術)」を含めた専門性の向上が不可欠であり、個人としての努力はもちろん、その個人の活動をサポートする組織の力が重要となる。今から25年前、ソーシャルワーク専門職団体として、会員一人ひとりのソーシャルワークスキルを高めるとともに、広く県民の福祉の向上に寄与することを目的に本会が設立されたわけであるが、社会福祉を取り巻く大きな環境変化を考える時、改めて、この設立の原点を見つめ直す必要がある。
 また、「社会福祉」とは、あらゆる年代層を対象として、全ての人たちの幸せの実現を目指し、寄り添い、支えていく社会的な努力・活動であり、社会福祉士はその人に最も近い距離に立ち位置がある。
 しかし、その一方で、「社会福祉士」に対する社会の認知度は、まだまだ低いものとなっている。会員一人ひとりが、それぞれの地域、そして活動フィールドで専門性を発揮し、人々が抱える複雑な生活課題や多様な福祉ニーズに対応できるよう、会として適切にサポートするとともに、関係団体とのネットワークを強化し、社会への発信力を高めていくことが重要である。
 このようなことから、平成30年度は、社会福祉士の専門性の向上を支援するとともに、地域に根差した社会福祉実践をサポートする体制づくりを強化する。
 また、社会変革と社会開発を推進するためには、地域社会への発信力を高める必要があることから、ホームページの更なる充実を図るとともに、メール配信システムを活用し、会員相互の情報の共有化
を推進するとともに、前年度に引き続き、「組織・運営体制の充実・強化」、「地域に根差した社会福祉実践」、「社会的信頼と認知の向上」、そして「生活困窮者自立相談支援センター事業の充実」の4つの柱を基本に、各事業を推進していくこととする。
 さらに、関係団体との連携も含め、多岐に渡る本会の活動については、メディア等を活用し、積極的に地域社会や県民にPRするとともに、新たな福祉ニーズに対応するための補助金や助成金を活用した研究事業、円滑な会運営に向けた受託事業の開拓など、財務基盤の強化と組織力の向上を図ることとする。


                                          (2018/5/19)

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