とぴっくす

〜2007年〜2006年〜

 

冬至の日のキャンドルナイトライブ('07,12,22)

 去る12月22日の冬至の日、「電気を消してローソクの灯りで過ごしてみよう」という全国的な提案「キャンドルナイト」と、当店の
「お楽しみイベント」をくっつけて、「キャンドルナイトライヴ」をおこないました。メインアクトは盛岡在住のシンガー・ソング・ライター
タカハシ・マサヒコさんと花巻の宮澤勝彦さん。ほぼローソクだけの灯りの中、飛び入りも多数出る、'07年を締めくくるにふさわしい
盛り上がった」ライヴになりました!
   
店内奥の会場の灯りはローソクとランプだけ


  まず宮澤さんの歌で、しめやかに開演


  続いて当店初登場のタカハシさんの歌

オリジナルを中心にアコースティックギター1本で弾き語る。

 ほの暗い中、歌詞が心に響きます。

サワダ氏がフレットレスベースで登場。曲の表情が一層豊かに。

「宮澤&タカハシ&サワダ」の共演!

ライヴが終わり打ち上げの乾杯。ここから「第2部」が・・

まず、2月にライヴ決定の畠山卓夫さんの弾き語り

藤根夫妻(石鳥谷)による寸劇「お金のいらない国」

   北上の及川ヒロユキ君の弾き語り

「あらっち」こと荒関さんのベース弾き語り

最後はセッション大会で大いに盛り上がる!
 12月22日という、忘年会たけなわの日の
開催で果たして何人来てくれるのか、心配し
ていましたが、ふたを開けてみれば、沢山
の人に来て頂き、ほんとに感謝です。
「冬至」の日に「キャンドル・ナイト」を音楽と
共にしたい!という漠然とした夢が以前から
あった訳ですが、このように実現でき嬉しい
限りです。
 出演してくれた皆さんは各々持ち味を出し
てくれて盛りだくさんなライヴになりました。
 タカハシさんは当店初めて、私も始めて、
そしてお客さんたちも、ほぼ初めてだったと
思うのですが、じっくりと聴かせる歌に、大き
な拍手が送られて、時間が許せば、もっと
聴いていたいと思うほどでした。(なんでも
その日、家族のクリスマス会があるという
事で、早めに・・と言っても、9時過ぎでした
が・・帰られました。)
 打ち上げは、忘年会よろしく大いに盛り
上がりました!歌あり、マジックあり、寸劇
ありで、次から次へと「芸」が繰り出され、
あっという間に時間は過ぎ、賑やかな「キャ
ンドルナイト」の夜は更けていきました。
 新しい出会いもあり、今後もまた何か起こ
りそうな予感をもたらしてくれた夜でもあり
ました。
 「出演者」ならびに来ていただいた方々
にこの場を借りて御礼を申し上げます

 

 

第4回「花の門」ライヴ 夢之介と仲間たち
 今年で4回目となる「花の門」ライヴが11月17日に行なわれました。今回の会場は花巻駅前にある洒落たカフェ「ミリオン」です。
出演は「花の門」ライヴと言えばメインの大和夢之介さん(京都)、ごぞんじ、花巻を代表する「カツ・ウィズ・2U」、そして盛岡在住
の女性ミュージシャン4人による「アンサンブル・レ・ヴァン」、当店を代表して(?)「せがたく」の面々です。

大和夢之介さん         アンサンブル・レ・ヴァン

            カツ・ウィズ・2U


高橋さん(フルート)米倉さん(ヴァイオリン)菅谷さん(ビオラ)大森さん(チェロ)

  
高橋さんはせがわのいとこ!    せがたく         サワダ氏(b&vo)


クラシックの名曲から「ジブリ」の曲まで気品の演奏


「ザ・夢之介&カツ・ウィズ・2U」!会場も熱くなります!

 
  お客さんたちも手拍子で参加。       「祇園小唄」も弾き語りで披露。

ジョージさん(key)  カメちゃん(vo)&カツ君(vo&g)

  次第に熱を帯びてきた歌と演奏       ギターがきまる夢之介さん                
これまで、春に開催してきた「花の門」ライヴですが、
今回は秋もまた良いのではと、11月になりました。
 ライヴはまず、夢之介さんのソロ弾き語りに始まり、
久方ぶりの美声にうっとりとした後、続いて「せがたく」
がなかばどさくさに3曲ほど演らせていただき、そして
アンサンブル・レ・ヴァンが美しい調べを奏で、会場を
癒やしの音で包み、さらにはカツ・ウィズ・2Uが貫禄の
歌と演奏を披露してくれました。
 終わりに夢之介さんが再登場してカツ・ウィズ・2Uと
共に熱いパフォーマンスを繰りひろげ会場全体が大い
に盛り上がりました。(さすが夢之介さんは、お客さん
の「つかみ方」を心得ていますが、なにより楽しそうに
笑顔で演奏する様子が印象的でした。ライヴが終わ
る頃には11月には珍しい雨雪が降っていましたが、
会場は熱く、打ち上げも楽しく盛り上がりました。 
運営面はいつもながら至らない事ばかりだったのです
が、来ていただいたお客さん、快く演奏してくれた出演
者の皆さんに感謝です。  
(多忙な夢之介さんは、花巻の直後に、京都・高台寺
での個展を控えていましたが、存分に楽しませていた
だき、重ねて感謝です!)

 

 

五十一ライヴ
 10月の「お楽しみイベント」も音楽ライヴ。今回は大阪のベテランミュージシャン五十一(いそいち)さんの歌と演奏を堪能しました。
日本全国津々浦々、ギター数本と釣竿を車にのせ、歌い歩いている五十一さん、花巻も3度目という事ですが、やはり安定した
聴き応えのあるステージを披露してくれました。今回持参したギターは4本。それぞれが変則チューニングされ、曲に応じて持ち替え、
演奏するのですが、皆いい音色を出していました。五十一さんと言えば、スライドギター。ボトルネック奏法を駆使して、時に激しく、
時に消え入りそうな余韻を残しながら、弾き語る歌には、人を惹きつけるものがありました。
 オープニング・アクトをお願いした「あらっち」こと荒関忠之さんは、ベースの弾き語り。バンドでの活動が多かった荒関さんにとって
今回がソロでの初演奏だったとの事で、深夜の高速パーキングで「特訓」してこの日に臨んだという事を聞きました。なかなかのテク
ニシャンで、そのハイトーンボイスとともに目をみはるものがありました。 (多くのお客さんにも来て頂き、いいライヴになりました。)

  雰囲気たっぷりの五十一さんのスライドギター                                 熱唱する五十一さん
 ライヴ後の打ち上げでは、五十一さんが当日の早朝から釜石で釣ってきた新鮮な鯖が振舞われました。身がやわらかいのに
しこしこと引き締まって、全然生臭くない鯖を「あて」にいろんな話で遅くまで盛り上がりました。
  
   カバー曲とオリジナルも披露した荒関さん  
 五十一HP http://www.alpha-net.ne.jp/users2/isoichi/   荒関忠之ブログ http://mstsound.seesaa.net/

 

     
 「体育の日」に知人の藤根さんが営む「やえはた自然農園」へ行ってきました。
ここでは、限りなく無農薬で野菜や米を育てているところで、10月のさわやかな青空がひろがる
中、気持ちよいひと時を過ごす事が出来ました。この日は、連休を利用して、普段、藤根さんが
野菜を送っている、関東方面の方々が稲刈り体験に来ていました。 我々親子は遅れて行った
ために鎌での稲刈りは出来ませんでしたが、刈った稲を「はせ掛け」する作業は「お手伝い」で
きました。なかなか、しっかりと安定させて「はせ掛け」するにはコツがあって、むづかしかったの
ですが、最近は「はせ掛け」しないで、機械乾燥する農家が多いという中、貴重な体験ができま
した。 お昼も、いろいろとご馳走になったのですが、中でも採れたて野菜のてんぷらは、なんぼ
でも食べれるほど美味しかったです!
  
大きな「ハウス」の中にはいろんな野菜がいっぱい    ゴーヤ  

 

シバwithやなぎライヴ

   オープニングは「やなぎ」さん

        シバ登場!
最近、ライヴづいていますが、9月の半ばには、
あのシバが来店、貫禄、かつ「いぶし銀」的な
弾き語りを披露してくれました。'70年代初頭か
ら40年近く、活動を続けてきたアーティストです
が、そもそもは漫画家をめざし、故永島慎二の
アシスタントを務めたり、自らの作品も「ガロ」や
「コム」等にも発表、現在も音楽のみならず、絵
や写真なども世に問う多才な人です。 今回、
当店でのライヴが実現したのは、何度かうちで
もライヴをしてくれた、シバを敬愛する「やなぎ」
さんの働きかけによるものです。

激しくギターをかき鳴らし歌いかけるシバ

ギター・ストラップは細い紐。ハーモニカも凄腕

共演によるシバの「バイバイ・ブルース」は感動もの  ぶっつけ本番の初共演   いろんな興味深い話も聞け、盛り上がった打ち上げ。

 

 

夏休み・染色教室

   思い思いにどんどん染めます

   1ぺんに何人も染料に漬ける事も・・

      真剣に、慎重に・・
 この夏休みに、市内の小学生を対象に染色教室の講師役をさせていただきました。
市の「学び学園」主催による「アートセミナー」の企画で声をかけていただいたのです。参加した小学生の人数は
なんと50名!今までも何度か「染体験教室」を持った事はありますが、数名から20人くらいまでのことで、50人を、
しかも小学生の1年生から6年生までの生徒を1ぺんに教えるのは初めてです!下手したら収集のつかなくなる
不安もありましたが、そこはスタッフや関係者の協力に助けられスムーズにすすめることができました。と、言うより
子供たちが好奇心旺盛で、もう勝手にどんどんと、見よう見まねで染めていくので、それを「交通整理」よろしく脇か
らサポートしているような感じでした。ハンカチを簡単な方法で絞ってから3色ミックスで染めるのですが、低学年の
子供たちほど、あまり考えずぱっぱとやってしまい、それがかえってシンプルに面白いものができたような感もあり
ます。 終わってみると、あっという間でしたが、みんな夢中になっておもしろがって染めてくれて、良かったと胸を
なでおろしました。 (8月10日のこと)

     順番待ちしながら・・

    みんなで染め上がりを披露

  参加してた女の子がくれたミニ鶴です

 

「草枕・旅の夜空に・夢思う」ライヴ

  スワンピー・タケシ&杉本”Q”仁美の演奏
「草枕・旅の夜空に・夢思う」と題したライヴを
8月4日に開きました。出演は横浜出身で岩手に
移り住んでいる「やなぎ」さんと大阪から来てくれた
スワンピータケシさん、同じく大阪の杉本”Q”仁美
さん。翌日おこなわれた東和町の「土沢音楽祭」の
プレイベントという事で、方々から駆けつけた「音楽
祭」出演者も見守る中、リラックスしながらも熱い歌
と演奏の数々を披露してくれました。ギターの弾き
語りにつややかなバイオリンの音が重なることで、
曲もより味わい深いものとなり、その世界に引きこ
まれるような一体感を感じさせる演奏でした。
 濃い内容のgood・musicの夜に感謝です!

      やなぎさん。
 
宮澤勝彦さんも1曲    ハモニカも達者な”Q”さん

  世界各地の民族音楽に影響を受けたという2人

  やなぎ&”Q”の演奏
    
 
今回はスタンディングでの演奏           3人での演奏は古い名曲をいくつか               タケシさんの熱唱
   
 もぎたて自然農きゅうりは石鳥谷の藤根さんより            打ち上げ交流会でのひとコマ

 

樋原 海(ひのはら かい)ライヴ!


  熱く、クールに、good musicが次々と・・
   
  ギター1本で全国を渡り歩く樋原さん

  オープニング・アクトの「とらうま」の二人
  
 飛び入りのサックスは「あらっち」こと荒関さん
圧倒的なパフォーマンス!
7月の「お楽しみイベント」は音楽ライヴ。
樋原 海(ひのはら かい)と言う大阪在住のミュージシャンをメイン・アクトに聴き応えある「音楽な夜」を過ごしました。
とにかくも、樋原さんの歌とギターは、ちょっとないぐらい凄いもので、どんどんと引き込まれます。
世の中にはいわゆるメジャーじゃなくても(メジャーではないからこそ)豊かな技量を持って、良い音楽を追求している人がいるんだと改めて感じた次第です!惜しむらくは、もっとたくさんの人に聴いてもらえなかった事。反省しきりですが、ぜひまた「生」で聴いてみたいミュージシャンです。
 
とらうま」の及川さん 同じく(おなじみ)宮澤さん
 
あらっち」さんは樋原さんの古くからのファン。

よくも歌いながら、ここまで弾けるもの!
 
恒例の打ち上げもいろんな話で盛り上がりました!

 

 

水無月 踊りのつどい

 6月の初めに当店の多目的スペースで「踊り」の会を開きました。当店の申し出に快く応じて踊りを披露してくれたのは、
「妙の会」のみなさん(中島多鶴子さん主宰)。
古典的な舞いから大衆的なもの、可愛らしい子供の踊りまで実に幅広い演目を次々と披露され、楽しませてもらいました。
2部構成の幕あいには「妙の会」の皆さんが作ってきてくれたさまざまな料理、「おふかし」や「いなりそば寿司」「わらび」等
などをみんなでおいしくいただきました。来てくれたお客さんたちは「予想外」の「おふるまい」にも喜んでくれ、なによりでした。
 「妙の会」主宰の中島さんは中央での舞台経験もある実力者。しかし、その実力もさることながら、「踊り」を仲間と心から
楽しみ、和気あいあいとした雰囲気をつくっているのが伝わってきました。

 

 

 

今年の桜

 4月29日
  まずは、家の物干しから見える桜並木(4月30日            紫波・城山公園の「こぶし」。桜はあまり咲いていませんでした

盛岡・高松の池の桜。池が桜の木で囲まれています〈5月3日)

同じく高松の池の桜 散り初めの花びらも舞っていました(5月3日)
  
    
花巻温泉の桜〈4月29日)
  
小岩井農場の夕日。桜はまだつぼみ〈5月3日)

 

 3月の26〜28日に、京都へ行ってきました。行き先は、嵐山にある祐斎工房(せがわの染の師匠のとこ)
 ひさびさに師匠や先輩、工房のみんなと染や仕事の話をして、実際、染もさせてもらいました。
 
行きの新幹線から。残雪の花巻近辺(奥羽山脈)の山並み
  
  京都・祐斎工房からの嵐山の景色。椿の向こうに山桜が。
 
工房の庭の小屋の中で、竈に火を燃やしながらちゃんこ
鍋をごちそうになりました。薪を割り、火をくべる祐斎師匠

工房そばの亀山公園の早咲きの桜。散歩していると汗ばむ陽気
 
広幅の生地に染めているところ。嵐山の工房はうちの、
作業場とは広さも、設備も断然違います。そして何と
いっても、師匠や先輩からアドバイスをもらえます
   
    帰ってきた翌日、花巻は雪が降りました。
    (やっぱり日本は広いなぁ・・)

 

春(?)なのに・・
我家のひな人形もかたづけられ、すでに半月以上も前に、
ばっけ(ふきのとう)のてんぷらも食べ、「この冬はらくだっ
たな」というか「正統な」冬ではなかったな、と思っていたら、
この通りです。
なんと今日(3月12日)、この冬(?)はじめての「真冬日」
(気温が0度以上に上がらない日)になったそうです。
 今までも、何度か突発的な雪はありましたが、今度のは、
ついに「来るべきものが来た」って感じです。(あと1週間
ほどで春彼岸なのに・・・) あぁぁ・・ さむっ・・(3月12日)

 

 


 (3月10日開催 照明を落とし、和気あいあいとした雰囲気)



(みなさん持ち寄った中の、ごくごくほんの一部のCD/レコード)

よもやまmusicスペシャル「私の(あなたの)名盤・珍盤・奇盤」

 人それぞれの思い出の音楽、おすすめの曲を持ち寄って、
耳を傾けあう、という「イベント」をやってみました。
 だれもが知っている曲から、懐かしい歌謡曲、ちょっと変わっ
た曲、ハードな曲、渋い曲、感動的な曲・・などなどジャンルは
問わず「無差別」にできるだけ多くの曲を次から次へとかけま
くりました。
 参加者それぞれの、曲への思いや、うんちくなど話にも花が
咲き「あれよ」という間に午前さまになっていました。
(私も含め皆さんどうやら、まだまだ、聴きたい音楽、かけたい
曲がありそうなので、またやってみたいものと思っています)


(スピーカーは「KEF」という欧州のメーカーのものです)

     
     (興味深々の音楽談義)             (参加者からの「差し入れ」もたくさんあって、楽しい「宴」になりました)

 

   
   宮澤勝彦さんもギターを持って駆けつけてくれて、数曲、
   ジョイント演奏。お互い初対面、打ち合わせなしで息を
   合わせてしまいました!
  今年、はじめての「おたのしみイベント」 
 
 1月27日に(お正月らしく)、琴と尺八の演奏会を開きました。
琴と尺八と聞いたら、いかにも伝統的な「固い」曲を連想してしまい
がちですが、童謡や懐かしのメロディー、ポップスから映画音楽ま
で、幅広い選曲で聴かせてくれました。  演奏は尺八が藤元佳能
(よしのり)さん、琴が小田島美佐代さんのお二人です。藤元さんは
尺八歴20年の「都山流」奏者ですが、流派にこだわらず、古典から
ジャズまで演奏する達人です。(はじめての曲でも、メロディーさえ
わかれば口笛のように吹いてしまいます) 小田島さんは「生田流
正派」お琴教室の先生。やはり、古典のみにとらわれず、さまざまな
ジャンルの曲を自らアレンジして演奏している方です。
 
 突然の話で、事前に合わせることもほとんどなく、「ぶっつけ本番」
状態ではありましたが、そうとは感じさせない演奏、あたたかい響き
に皆、しばし耳をかたむけていました・・
      
     オカリナ持参のお客さんも数曲、披露してくれました
  
この日はマイクを使わないで、楽器本来の「生」の音を堪能しました。

 

2007年1月1日 家の窓からの初日の出
よい年でありますように・・

 

〜2006〜

 

  ゆく年、くる年 うたはのこる・・ 佐渡山豊ライヴ(inせがわ京染店 '06 12月28日)
 3月に始まった「new moon meetinngs」と題した当店のおたのしみイベント。'06年の締めくくりは、
あの佐渡山豊さん(沖縄)の弾き語りライヴでした。「風よ 御縁があったなら」と題された佐渡山
さんの年末ツァー。花巻でのライヴはなぜか「御縁」があって、当店での開催。暮れの忙しい時期
にもかかわらず、たくさんのお客さんが来てくれて、熱いライヴになりました。

 オープニングアクトは地元、花巻の宮澤勝彦さん
   
飛び入りのやなぎさんは長年来の佐渡山豊ファン
だったそうです。

 佐渡山さん登場 場内の空気が変わりました。

まずは「仁義」でがつんと、そして続く「人類館事件」
の歌で、ぐいっとつかまえられた感じです。

 実はライヴ開催は11月の始めに、半ば決まっていたのですが、なにせ年末という事と、12月の頭に、
まったく滅入ってしまうことがあって、もうキャンセルしようかとも思ったりしたのですが、佐渡山さんの
ブログHPにスケジュールが発表され、もう「やるっきゃない」という事態になってしまったのでした・・。
 
 それでも、やっぱり、やって良かったと思っています。思わず引き込まれ、感情と良心、心の矛盾に訴え
かけてくる佐渡山さんの歌(詩・うた・・)を至近距離で、生で聴けたことは、貴重な体験だったと思われま
す。なんでも東北にやってくるのは、実に33年ぶりとの事でしたが、1度は歌う事をやめ、長いブランクの
後に復活、さらに深みも増したと思われる佐渡山さんの目に現在の東北はどのように映ったのでしょうか?
いずれ昨今の、オブラートに包まれたかのような往年のフォーク・リバイバルとは一線を画するたたずまい
を感じさせる人でした。

   
   

3人による「ノー・モア・レイン」(やなぎさんはギター、
宮澤さんはハープ)

打ち上げでの1コマ。イメージとは違い(?)佐渡山さん
は気さくな人柄でした。

 


        琴とオカリナの演奏

「ボジョレー」を含む5種類のワインを飲み比べ

チーズも詳しい佐藤伸子さん

    
 美味しいワインに会話もはずむ・・・
 琴とワインとオカリナとチーズ
11月の当店の「お楽しみイベント」では「解禁」された
今年のボジョレーヌーヴォーを味わいながら、琴と
オカリナの調べに耳を傾けるひと時を楽しみました。
 ワインを用意してれたのは「日本ソムリエ協会」と
「米国ワインエデュケーター協会」認定のワインアド
バイザー、佐藤伸子さん。仕事に家事にPTAに大忙
しの女性です。 琴は「生田流正派」の教室主宰の
小田島美佐代さん。オカリナは「フェリーチェ」という
オカリナの会代表の藤原義也さん。
 暖かく、懐かしい音色の演奏を聴きながら味わう
ワインは、和やかな雰囲気のなか、格別なものでし
た!       (11月25日開催)

  
琴の小田島美佐代さん
    
       オカリナの藤原義也さん
   
    ワインによく合うチーズが9種類!

  「ボジョレー」は2種類

 

 このところ、日もだいぶ短くなり、夕方4時すぎあたりから、もう日暮れの
気配となりますが、おもわず見とれてしまう夕日にも、ちょこちょこ遭遇し
ます。この1枚も我家の2階から撮ったもの。
 電信柱というのは、なにやら不思議な味のあるもので、夕日があたると
どこか哀愁のようなものも漂って見えます。
 ここにカレーライスのにおいでもしてきたら、誰だって懐かしいものを感じ
てしまうのではないでしょうか・・・?
 (・・・などと思ってしまうのも、やっぱり秋のせいかな・・?)/11月9日
                            

 

  
  「たびと・うたと・ひとと・・」ライヴ
 10月19日、せがわ京染店のお楽しみイベントで、弾き語りライヴをおこないました。
出演は「九州の歌姫」こと原口純子(福岡)、「さすらいのシンガー・ソング・ライター」やなぎ(奥州市江刺)のお二人。
二人ともいわゆる「メジャー」なアーティストではありませんが、ずっと長い事、音楽活動を続けて来る間に、独自の世界を
築き上げた実力派です。二人の歌う言葉には妙な説得力があって、なにげに聞いていても、つい引き込まれてしまいます。
この日初めて彼らの歌を耳にするお客さんが、ほとんどだったにも関らず、お世辞ではない大きな拍手が響いていました。
 今回のライヴは原口純子、秋の「岩手ツァー」の初日。やなぎ氏の紹介で当店で行うことになった時には、正直、不安でし
たが、ふたを開けてみれば、まずまずの盛況ぶり、そして何より、聴かせどころを押さえた充実の演奏に皆、満足の様子で、
ほっとしました。
終了後の打ち上げにも仲間たちが残ってくれて、平日にも関らず遅くまで、盛り上がりました!(なんでも、原口さんのライヴ
は「演奏1時間、打ち上げ5時間」というのが定番とか・・?)   いずれ、いい夜でした。
  
 

  ★やなぎHP(http://homepage2.nifty.com/m-yanagi/BLUES.htm)
   ★原口純子HP(
http://lovesong.jp/

 

テクノフェアにて
10月の14〜15日に市の総合体育館で、「テクノフェア
はなまき2006」が開かれました。 花巻工業クラブ
が主体となって、さまざまな「ものづくり」を、多彩な
イベントを盛り込みながら紹介する一大展覧会です。
今年は新市・合併記念ということで『花巻の匠』展と
称したブースも設けられ、その一角にうちの染色作品
も展示させてもらったというわけです。
おりしも、当店でも催事の真っ最中で、会場に詰めて
入る事はできませんでしたが、大勢の人でにぎわった
ようです。                 (10月18日)

 

 久々に、風景を・・

いつ、撮ったかは忘れましたが、ここ1ヶ月以内
に撮った我家の窓からの朝の風景。
たしか、このうちの1枚は、あの猛威を振るった
台風並みの嵐が過ぎた翌朝の写真です。

本当は朝は弱いのですが、この時は徹夜もどき
の作業をしつつ、服のまま寝てしまい、明け方に
目が覚めたらこんな景色が広がっていたのでし
た・・          (10月18日)

 

9月の終わりに店の「お楽しみイベント」で「ヨガ講習会」を開きました。
居ながらにしてできる「若返り健康法」として前からヨガは気になってい
たのですが、なんと(!)うちのお客さんの中にヨガの先生がいました
ので、声を掛けたところ、気さくに応じてくれました。講師は乙部由紀子
さん。 実は、インド政府公認「日本ヨーガ療法学会」認定の「ヨーガ
療法士」の肩書きをもっている方でした!
 講習はまず、安座してヨガを行う時の「心構え」の説明から始まり、
次にゆっくりと首や腕、上半身の筋を伸ばし、横になって、腰や足を上
げたり、また立って、ひざを回したり、全身を伸ばしたりと、ひと通り終
わると心地よい疲労感とともに身体が軽くなったような気がしました。
それから、ヨガの基本でもある「呼吸法」を何通りか教えてもらい、ゆ
ったりとリラックスした気分になれました。今回は初歩的な講習で、む
ずかしい事はありませんでしたが、あとはいかに毎日の日常の中で
続けて実践していけるかです(それが一番むずかしかったりして・・・)    
                                   (10月4日)

 

  最後のまつり?
 遅ればせながら、今年の「花巻まつり」の町内(鍛治町)
の山車の写真を載せてみます。
 なんでも、鍛治町が山車を出せるのも今年が最後という
うわさが飛び交っています。 子供が少ない、山車づくりの
人手も高齢化で少ない、第一、町内の人口も大分減って
しまっている、予算も苦しい・・・などなど・・・。
 その昔は、鍛治町の山車といったら、全山車の中でも皆
がため息する立派なものだったのに、こんなところにも時
の移り変わりを感じざるを得ません。
 なかば強制的にかり出されていた「山車づくり」も、もうや
らなくて済むのかと思うと、それはそれでちょっと淋しい気
もします。(・・と言いながら、来年も出ているかも知れませ
んが・・)             (10月4日)

 

77月の末に「納涼ビアコンサート」を店内
で開催しました。当日はあいにくの梅雨空
でしたが、活きのいい音楽と生ビールで吹
きとばそうとの趣旨です。
演奏してくれたのは、岩手と秋田のメンバ
ーで構成されたロックバンド、「フリーダム
・キッチン」。リーダーの小川さん(キーボ
ード)は、あの玉川温泉専属のマッサージ
師という本業のかたわらバンド活動も続け
ている無類の音楽好き。 主催者である私
どもの不精で来場者は多くなかったのです
が、熱のこもった歌と演奏を最後まで披露
していただきました。
おいしい生ビールとグッド・ミュージック。
ぜひまた、こんな機会をもちたいものです!

[★「フリーダム・キッチン」のブログはこちら
  

 小川さんが以前、所属していたバンドのメンバーも
駆けつけ、負けじと素敵な演奏を披露してくれました。
    
  
 当日、ゆかたや作務衣を着て来場して
くれた友達。
(やっぱり、日本の夏は日本の夏の装い
が様になります!)

 

 

 6月の末に、当店のお楽しみイベントで「絵手紙教室」を開きました。
講師は勢力的に絵手紙の普及活動を続けている遠藤市子さん。参加者のみなさんは、ほぼ
全員初心者。最初はみな、はずかしそうに筆を動かしていましたが、講師の親しみやすい説明
にだんだんと打ち解けて、おもしろそうに描いていました。絵手紙の基本は、「へたでも気持ち
をこめる事」なそうで、そうすれば、おのずと「味」も出てくるそうです。そんな絵手紙を出したり
もらったりする生活は確かに楽しいだろうな、と思いつつ日常の煩雑さをまた言い訳にしてしまう
自分もいたりします・・。 ともかく、参加者にも好評だったこの「教室」、今度はテーマを決めて
やってみるのもいいなと思っています。

 

 先日、「酒とほほえみと男と女」と題して
日本酒の利き酒会とミニコンサートを開催しました。
お酒は、町内の「金丸屋」の佐藤健さんの奨めで、
知る人ぞ知る『酔右衛門』を数種類、そして、今年
度、「南部杜氏自醸酒鑑評会」で主席を受賞した
滋賀県の『香の泉』の吟醸酒を少々。『酔右衛門』
蔵元の「仕込み水」で口直しをしながらの利き酒で、
参加者一同、日本酒の奥深さに舌鼓を打ちました。
 音楽は宮澤勝彦さんと亀井光子さんによるデュオ
で、今回の雰囲気に合わせた選曲。佳いお酒と音楽
にほろりと酔いながら、楽しいひと時を過ごしました。
盛り上がるにつれ、「やなぎ」氏の飛び入りや仲間内
の歌も出て、夜は更けていきました。(6月3日夜)
  

 

  今年も、花巻北中学校の生徒さんが、社会学習の
一環として当店に職場訪問に来てくれました。今回は
引率の先生(なんと中学時代の同級生でした!)も含
めて8名の訪問でしたが、例によって、店の歴史、仕事
内容をざっと、説明した後で、生徒さんからの質問に答
え、そしてハンカチの絞り染を体験してもらいました。
時間配分に気をつかいながらも、去年より少ない人数
だったこともあり、2色を使って染め分けてもらいました。 
また各自持参したTシャツに型を使っての刷り染めも体
験してもらいました。中には、筆を使って模様を描き込む
生徒もいて、時間ぎりぎりまで、結構盛り上がりました。
「体験学習」を「指導」していつも思うのは、結局一番勉強
になってるのは、教える本人だよな、という事です。
                      (訪問日 5月30日)

 

   第3回「花の門コンサート」夢之介と仲間たち
   4月23日(日)に第3回目の「花の門」コンサートを駅前の「なはんプラザ」で開催しました。
  ある時は「きものデザイナー」、そしてある時は「イベントプランナー」、そして「空間コーディネーター」でもあり
  「ミュージシャン」でもある大和夢之介さん(京都)の3日間の展示会の最後に恒例のコンサートを開きました。
   
   今回はちょっと趣向を凝らして、「第1部」にミニきものショー。夢之介さんがデザインした小粋なきものをカッコいい
  モデルさん達(うちの関係者で、ほとんど素人さんたち・・保母さんや会社員さんや主婦さん)に着てもらいました。
  皆さん、颯爽としています。街でこんな人を見たら、きっとみな振り返ります。
   そして「第2部」がライヴで、バラエティな演奏を披露していただきました。
   
 ・トップは夢之介さんのソロ弾き語り  ・「さわもん&せがたんくる」?    ・「かめwith 2u フューチャリングすず」
     
  ・ジョージさん(key)     ・かめちゃん(vo)   ・サワダ氏(b)        ・すずクン(per)        ・せがたく
    
 ・菊池優子さん(チェロ)  ・生平(おいだいら)祐司さん(テノール)&菊池さん(ピアノ)  ・佐々木さつきさん(ピアノ)
    
    ・katsu君(vo&g)    (本来は「katsu with 2u」が正式だけどkatsu君が都合で遅れたために「かめwith 2u」となった。)

フィナーレは夢之介さんと仲間たちバンドで会場、大いに盛り上がりました。
「ばんばひろふみ」や「つのだ★ひろ」ともいっしょに活動している夢之介さんのパフォーマンスはやっぱり「さすが!」の一言。
バンドと会場がひとつになって音楽を楽しんだひと時でした。こんな機会をまた持ちたいと誰もが思ってくれたようです(感謝!)

 

  
 3月29日の晩、当店内における初の試みとしてミニコンサートを開催しました。展示会の時は
きものや帯などが並ぶスペースですが、それ以外の時は遊んでいるので、いろいろとミニイベン
トをやってみたらおもしろいなと思っていたのです。その第一弾として、花巻を代表するアマチュ
アバンド『
katsu with 2u』のリーダー、宮澤勝彦さんにソロで弾き語りしてもらいました。3月の終
わりだと言うのに小雪も舞い、寒い日でしたが、たくさんの人に来ていただき、良い雰囲気にして
いただきました。 後半からはキーボードの及川浄司さん、ボーカルの杉本摂子さん(二人とも
県内を代表するミュージシャンです)が飛び入りで参加しておおいに盛り上げていただき、お客
さんも満足の夜でした。 今後も定期的にこんなミニイベントを開催していきたいと思うのですが、
「ネタ」や「出演者」を募集中ですので、心当たりのある方はどうぞ
当店迄ご連絡お願いします!
 

 

不思議な溶け方(窓からの1コマ

 屋根の雪が規則正しく丸く溶けています。
「?」と思っていたのですが、良く考えると
(たぶん)屋根の出っ張った「雪止め」の所
から溶けたから、こんなふうになったものと
思われます・・  (3月2日)

 

      うちの裏の小屋から・・
よく見ると屋根からずれ落ちそうになっている雪のかたまりの
中からつららが・・。いつ落ちても特に危険のない場所なので
放っておいたところ、やはり今年の寒さ。しぶとく溶けずにがん
ばっているうちに、つららが育ったようです。  (1月12日)

 

 新年が明けてまもなく、2泊3日で京都へ行って来ました。去年の12月から花巻も記録的な
大雪で、出張の間くらい雪から開放されるかと思いきや、京都駅からバスに乗り、1泊目の友
人宅へ歩き始めたとたんに雪がちらほら。友人宅へ着いた頃には結構な降り方で、まるで花
巻から雪を連れて行ったかのようでした。2日目は嵐山にいる染の師匠、奥田祐斎先生の所
に泊めてもらったのですが、こちらも朝起きたら雪がつもってました。(はしゃぐ師匠を尻目に
その朝はゆっくりさせてもらいました。)雪は午前中、降り続き、風光明媚な嵐山に雪の花を咲
かせているかのようでした。大堰川(保津川)を行く船も雪の中の運航で風情ある眺めを工房
から見れました(写真)。
 この日は、師匠の厚意で帯を染めさせてもらいました。新年の「初染め」が嵐山の工房で出
来るとはなんともラッキーです(写真)。とは言え、いきなりぶっつけ本番だったので、出来はい
まいち。先生や先輩の助言をいただき何度も上から重ねて染めているうちに深みも出て何とか
形になりました。午後には雪も降り止み、積もった雪もとけていましたが、嵐山はたくさんの観光
客でにぎわっていました。
 花巻に戻ってくると、あいかわらずの雪景色。嵐山の雪が可愛く思えてしまいます。屋根の軒
下から伸びたつららが、ゆうに2メートル近くにもなっていて(写真下)、この冬の厳しさをあらた
めて実感する毎日です。                    (1月10日)
 

 

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