ハウスルール関連 ここに収録されているルール及び各種装備品は朽木の使用しているハウスルールです。
メック用ブレイザーシステム 戻 る
同型エネルギー兵器2門と制御装置及び小型のAPU、燃料タンクからなるメック用のブレイザー。
利点
1:対人用と異なり、同一箇所に命中はしないが1回の射撃で2回の命中箇所判定が可能。
2:また2門分のエネルギーを1門に集中することにより、通常より遠距離での射撃が可能。
3:内蔵APUにより、通常より少ない熱発生で射撃可能。
欠点
1:通常型2門よりも多くの装備欄を必要とする(装備欄3倍)。
2:通常型エネルギー兵器2門よりも重い(重量3倍)。
3:内蔵APUのタンクが小型のため、標準型タンクより射撃可能回数が少ない。
武器名称 | 熱発生 | ダメージ | 最低射程 | 射程(近−中−遠) | 重量 | 装備欄 | 弾数 | 備考 |
SL−B (通常時) | 1 | 3×2 | なし | 1−2−3 | 1.5t | 3 | 30 | |
SL−B (過充電) | 1 | 3 | なし | 3−6−9 | ||||
ML−B (通常時) | 4 | 5×2 | なし | 3−6−9 | 3t | 3 | 25 | |
ML−B (過充電) | 4 | 5 | なし | 5−10−15 | ||||
LL−B (通常時) | 12 | 8×2 | なし | 5−10−15 | 15t | 6 | 20 | |
LL−B (過充電) | 12 | 8 | なし | 7−14−21 | ||||
PPC−B(通常時) | 15 | 10×2 | 3 | 7−14−21 | 21t | 9 | 15 | |
PPC−B(過充電) | 15 | 10 | 3 | 9−18−27 |
各武器の価格は「元になった武器の2.5倍」です。
内蔵のタンクを使用せず、通常の燃料タンクで運用する場合、装備欄を更に1使用します。
なお戦闘中燃料が無くなった場合でも、引き続き使用可能ですが、その場合熱発生は通常通りとなります。
例:中口径ブレイザーの燃料が無くなった場合、燃料が無くなると熱発生は「3×2」で6点となります。
中口径レーザーは熱発生3点なので、「3×2=6」ということです。
過充電(Over Charge)モードについて
ブレイザーシステムの過充電モードとは、2門分の電力を1門に投入することにより、通常より収束率を強め長射程にしたモードです。
モードの切替はいつでも可能であり、又モード変更に時間は必要としません。
この状態では1門での射撃しか出来ませんが、おおむね1ランク上のエネルギー兵器と同等の射程を持つことが出来ます。
なおPPC−Bの最低射程については、通常と同じく3ヘクスです。
対装甲バルカン「AAV」 (Anti Armor Vulcan) 戻 る
対装甲目標用に開発された大型の多銃身機関砲。
利点
1:通常のマシンガンに比べ射程、破壊力共に上回る(ダメージ5点)。
2:射撃弾数が多いため、命中率に優れる。(命中修正−1)
欠点
1:通常のマシンガンに比べ、重量が重く装備欄も多く必要とする。
2:通常のマシンガンに比べ、射撃回数が少ない(40発)
3:射程がやや短い(最大6ヘクス)。
AAVデータ
武器名 | 熱発生 | ダメージ | 最低射程 | 近−中−遠 | 重量 | 装備欄 | 弾薬/t | 備考 |
AAV | 1 | 5 | 無し | 2−4−6 | 1.5t | 2 | 40 | 命中修正−1 |
なお価格はAAV本体が「1万5千Cビル」、弾薬は「5千Cビル」です。
多目的中口径レーザー 「M−ML」 (Multiple
Medium Laser) 戻 る
間接砲撃時に使用される、照準用レーザーの機能と通常の中口径レーザーを併せ持った中口径レーザー。
利点
1:機体の火力を落とすことなく、間接砲撃を支援可能。
2:2種類を同時に積むよりも重量が軽い(重量1t)。
欠点
1:照準と攻撃を同時に行うことは出来ない、必ずどちらかでしか運用できない。
2:照準用レーザーとして運用時でも熱発生(1点)をする。
3:装備欄が多い(2カ所必要)。
4:価格が高い(7万Cビル)。
武器名称 | 熱発生 | ダメージ | 最低射程 | 射程(近−中−遠) | 重量 | 装備欄 | 価格 | 備考 |
多目的中口径レーザー | 3(照準時1) | 5(照準時0) | なし | 3−6−9 | 1t | 2 | 7万Cビル | 誘導可能 |
マシンキャノン 「MC」 (Machine Cannon) 戻 る
40 mm級の砲弾を連射する大口径機関砲。マシンガンより破壊力、射程ともに上回る。
利点
1:マシンガンより射程が長い。
2:破壊力が大きい。
欠点
1:重量が重い。
2:弾着が集中しない(AC/2並みの機関砲を短銃身化し、連射速度も増加させたため)。
3:弾数がやや少ない。
MCデータ
武器名称 | 熱発生 | ダメージ | 最低射程 | 射程(近−中−遠) | 重量 | 装備欄 | 弾薬/t | 武器価格 | 弾薬価格 |
マシンキャノン | 1 | 1D6(最低2) | 無し | 3−6−9 | 2.5t | 3 | 30 | 2万Cビル | 8千Cビル |
マシンキャノンのダメージが1D6(最低2)となっていますが、これは命中箇所判定時に1D6を行いその攻撃によるダメージを
決定することを示します。
マシンキャノン(ライト) 「MC−L」 (Machine Cannon - Light)
MCを小口径・軽量化した物。マシンガンより射程は延びているが、破壊力はやや上回る程度に低下した。
武器名称 | 熱発生 | ダメージ | 最低射程 | 射程(近−中−遠) | 重量 | 装備欄 | 弾薬/t | 武器価格 | 弾薬価格 |
MC−L | 0 | 3 | 無し | 3−6−9 | 1t | 1 | 60 | 1万Cビル | 4千Cビル |
当サークルでは、ルールブックにある間接砲撃用兵器の射程について以下のように決めて運用しています。
スナイパー砲 本体購入難易度:9
射程:20q 弾薬重量:20発/t 弾薬購入難易度:7
ロングトム砲 本体購入難易度:10
射程:35q 弾薬重量:15発/t 弾薬購入難易度:8
両兵器とも、本体・弾薬の価格はルールブックの通りです。
以下の兵器はハウスルールで作成した間接攻撃用兵器です。
ATACM 戻 る
ATACMはLRM15及びLRM20の発射機を改造することにより使用可能になる間接攻撃用砲弾です。
LRM15を改造した発射機には1発、LRM20を改造した場合は2発の積載が可能です。
利点
1:LRM用砲弾の一種なので、車両やメックに搭載しての運用が可能。
2:通常の砲弾に比べ命中率が高く、効果範囲が広い。
3:スナイパー砲より射程が長い。
欠点
1:通常の砲弾に比べ高価で入手しにくい。
2:価格の割に弾数が少ない。
3:敵からの攻撃に対しきわめて脆弱。
4:間接攻撃専用弾なので、通常のメック戦闘では使用不可能。
ATACMデータ
射程:30q 弾薬重量:2発/t 価格:5万Cビル 購入難易度:9
ダメージ:10点の直径5ヘクス(通常の砲弾より1ヘクス分広い)
なおこの弾薬はINS誘導装置が付いているため、間接砲撃照準表は「D」の欄から始めます。
また弾着観測員も要りません。
注意事項:
ATACM弾薬はきわめて大きいため、車両やメックの内部に搭載することは出来ません。
発射機数以上の砲弾を積載する場合、機体外部に固定することになります。
そのためATACM弾薬を装備した部位に攻撃を受けた場合2D6を行い、「10以上」でないとATACMに命中したことになります。
またATACMを固定できるのは「左右胴と胴中央及び各背面」のみです。
そのためATACMに命中した場合は誘爆を起こし、その部位にあったATACM分の損害を、「装甲」から受けます。
例:アーチャーはLRM20発射機を2門装備しています。このLRM20をATACM発射機に改造した場合、各発射機には2発の
ATACMを装填していますので、合計4発のATACMを積載していることになります。
追加で1t分のATACM弾薬を装備する場合は「左右胴と胴中央及び各背面」だけですから、この場合は左胴背面に装備することにします。
この結果、合計で6発のATACM弾薬を装備したことになり、さらに左胴背面の外部に1t分のATACMを装備することになります。
なおLRM15装備の機体がこの弾薬を使用する場合、発射機内には1発のみ装填可能で、残りの1発については機体外部に固定
することになります。
ベースブリード(BB)砲弾 戻 る
ベースブリード砲弾は、間接砲撃火砲用に開発された射程延伸型弾薬の一種です。この弾薬を使用するための制限は全くありません。
スナイパー・ロングトム砲どちらでも使用可能です。なお威力については通常の砲弾と同 じです。
利点
1:通常の砲弾より長射程での攻撃が出来る。
欠点
1:通常の砲弾に比べ散布界が広い
2:通常の砲弾より価格が高く、重量もかさむ
3:通常の砲弾に比べ入手しにくい
BB砲弾データ
スナイパー砲用BB砲弾
射程:25q 弾薬重量:15発/t 価格:2万Cビル 購入難易度:8
ロングトム用BB砲弾
射程:45q 弾薬重量:10発/t 価格:4万5千Cビル
購入難易度:9
BB砲弾を使用して間接攻撃を行う場合、通常の砲弾に比べ散布界が広がります。そのため照準完了したヘクスに攻撃を行う場合
でも、弾着の度に2D6を行い、10以上が出た場合は目標ヘクスの周囲6ヘクスのどこかに弾着します。どのヘクスに着弾したかは、
メックの転倒時の向き表を利用します。
弾着ヘクスと効果範囲内にユニットが存在した場合、通常通りのダメージを適用します。
レーザー誘導ミサイル(Laser-Guided-Missale) 戻 る
レーザー誘導ミサイルは、通常のSRM・LRMにレーザー誘導型シーカー部を装着した物です。
そのため、威力・射程については変化有りませんが、目標がレーザー照射を受けている限り、命中判定及び命中本数判定に修正を受けます。
しかし目標がレーザー照射を受けていない場合、命中率・命中本数共に低下します。
利点
1:通常型ミサイルに比べ、命中率・命中本数が多くなる。
欠点
1:目標がレーザー照射されていないと、かえって命中率・命中本数とも低下する。
2:弾薬価格が通常型より高い。
LGMデータ
名称:長距離レーダー誘導ミサイル(LRGM) Long-Range-laser-Guided-Missale
短距離レーダー誘導ミサイル(SRGM) Short-Range-laser-Guided-Missale
価 格:通常型ミサイル弾薬の2倍
購入難易度:通常型ミサイル弾薬に+1
なおレーザー誘導用シーカー部のみでも購入可能。この場合、自隊で装着することになるが、価格自体は安くすることが可能。
シーカー部価格:通常型ミサイル弾薬の2/3
購入難易度:通常型弾薬に+1
装着時間:L2整備兵1人で1t
あたり2時間。これはSRM・LRMどちらでも変化無し。
性能
目標機がレーザー照射を受けている場合、命中判定修正に−2の修正を受ける。また命中本数については+2修正を受ける事が出来る。
レーザー照射を受けていない目標に対しては、命中修正+1、命中本数−4の修正となる。
またレーザー照射を行う機体は、自機でなくても可。
他の機体が照射した目標に対して攻撃する場合でも、上記の修正を受けることが出来る。
誘導用レーザー照射の要領
照準用レーザー又は当サイトのハウスルールである多目的中口径レーザーを使用し、通常の命中判定を行う。
各種修正については通常通り適用し、判定の結果命中したならば、そのターンは目標にレーザー照射を行っていることになる。
命中判定に失敗した場合は、目標機が居るヘクスに対してレーザー照射を行った事になる。そのため若干の命中率上昇が見込めるが
目標への命中本数に下方修正を受けることになる。
なお目標への照射に失敗した場合でも、長距離砲(スナイパー・ロングトム)の照準用としてならば問題なし。ルール通りに運用できる。