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雑記
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No.06 <北海道、俺にとっての食> 2003.06.09 |
はっきり言って、以下に述べることは独断と偏見だらけである。
その辺りのことを頭の隅に留め、読み進めてくだされば幸いである。
北海道での食と言えば、寒い土地であるだけにおいしいものはたくさんある。
野菜で言えばジャガイモ、アスパラガス、トウモロコシ等オーソドックスなものから、アイヌネギまで。
魚介類で言えばホタテ、昆布にウニ、ホッケ。
挙げていけばキリがない。
だからここで敢えて数点に絞らせて貰おう。
まず外せないのがジンギスカン。
花見の時期によく内外で行ったりする。
だが、ジンギスカンに関しては
「羊臭くて好きではない」
と言う人もいる。
それはおいしいものを食べていないから(きっぱり)。
羊肉は分けると成羊のマトンと子羊のラムに分けられる。
よくお店などで出されるのはマトン。
大人の羊のため、羊独特の臭みが強く、肉も硬めである。
また、出された肉自体も通常は切り方が厚く、焼いた後にタレをつけて頂く、という方法であるためどうしても余計に臭みを感じてしまう。
某所で食べたとき、本当に聞いていたとおりだったため、
「これじゃ好きになれないかもなぁ」
と感じてしまった。
だが俺のいう、「外せないジンギスカン」は、違う。
まず肉はラム肉である。
子羊である故、肉は軟らかい。
そして薄切りで予めタレに漬け込んであるから臭みもない。
きちんとジンギスカン鍋で焼けば、流れ落ちる肉汁とタレが野菜と絡まって、これまた美味である。
というか、俺としてはジンギスカンはジンギスカン鍋でしかやることは認めん。
ジンギスカンも、ウナギ同様、タレで食味が左右されると言っても過言ではない。
そこでお勧めなのが旭友のジンギスカン(ラム)。
我が家のジンギスカンと言えばこれ以外にない。
最近ではネット通販も行っているらしい(兄情報)。
家族団らんを理由にジンギスカン。
いいねぇ。
因みに
「家にジンギスカン鍋なんて、北海道の人じゃあるまいし持ってない」
と言う人もご安心あれ。
使い捨て用ジンギスカン鍋も存在しているので。
お次はラーメン。
北海道のラーメンというと、どうしても視線は札幌に向きがちだが、旭川も負けちゃいない。
藤原製麺。
ここの醤油ラーメンはうまい。
みそラーメンに関しては、野菜やショウガ、ニンニクをたっぷり入れて作るため(既に家庭の味)、そこの「みそ味」というのとは離れてしまうこと請け合いのため、割愛する。
屋台とかそう言うものではなく、普通に袋で販売しているのだが、スープの味が美味いだけでなく、麺の方もたまらない。
一般の麺よりは少し量が多めで、また太めだが、きしめんの様な平状ではなく円麺で、それがまた食べ応えがある。
これ以上の味に関しては、実際に食べて貰うほか伝えようがないので、この辺で割愛とする。
因みにインターネット通販も行っているようなので、気が向いたら食べてみることをお勧めする。
主食が続いたので次はお菓子類である。
北海道のお菓子といえば「き花」や「白い恋人」を頭に浮かべる人が多いだろう。
だからあえて他の物をお勧めする。
味もさることながら、名前の恥ずかしさでも他にひけをとらない大いなる愛よ夢よである。
なぜこの名前になったのだろうか。
恐らく、北海道出身の某歌手の曲名に同名のものがあることから来ているのだろうと推測されるが。
ものとしては「き花」を小さくしたものと考えてもらえば妥当である。
売っているのは札幌駅地下街の松屋である。
他に店舗があるのかどうかは知らない。
食べやすい大きさ且つ手頃な値段のため、土産にもお茶請けにもお勧めである。
今は北海道フェアなど各地デパート等で開催されているので、もしかしたら見かけたものもあるかもしれない。
だが、やはりそれだけではたどり着けないものもある。
さぁ、北海道へ食巡りの旅をしてみようではないか。
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No.06 北海道でも食い倒れ
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