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August 2002
<8月分日記 11-20>
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11日
キャンセル待ちの意味は


キャンセル出たら乗れる、という代物なのだが、俺にとっちゃあまりその恩恵を受けてないような。
午前中から張り込んでりゃ話は別なのかもしれないが。
今日も待ちに行って、乗れず、明日明後日の予約が3枠空いていたのでそれを取ってきたのみ。
後は帰りにお使い行かされたことくらいか。


12日
早起きは3文の得


一、朝、久々に社会人と同じ時間帯に起きると、涼しかった。
二、教習が漸く次の段階の時限に進めた。
三、人間らしい生活を送れた気がする。
以上。


13日
夜型人間


すっかり戻ってしまった。
やはり昼間は暑いから、仕方ないんだろうけどねぇ。
夕方陽が落ちる少し前に起き、教習所へ。予約があったから。
その後帰ってきて、飯食って、適当にHPなんぞ見て回って、腹が減って気が付いたら2時。
今日は涼しいからよく眠れるかもしれない。


14日
キャンセル待ちって


ぎりぎりいつも乗れない。
俺の人生と似ているのかも・・・・。


15日
まどろみ


昨日はめちゃめちゃ眠かったため、20時に就寝であった。
ゆるりと寝れるはずであった。
しかし。
1時になんか知らないが、目が覚めてしまったのである。
教習のことが頭をよぎっていたのと、自分で思っていたよりも寝やすい環境ではなかったからかもしれない。
うつらと寝て、うつらと起きる。ほぼ30分ごとにこの繰り返し。
ときたま見たような夢は、教習の時限overを大幅にしていて、どんどん財布が軽くなっていくもの。
悪夢、と言っても差し支えはない。
これはきっと、昼間に母が言った科白が関係しているに違いない。
「あんたいつまでたっても免許取れないんじゃないの」
かくいう母は、(俺を抜かし)家の中で免許を持っていない唯一の人物である。


16日
涼しい。

なかなかよい感じに涼しい。
快適である。
盆過ぎから東京も、いつもこれくらい涼しくなってくれれば助かるのだがなぁ。
数回、蹴り起こされたが、結局夜まで寝ていた。
長時間寝てても、深度がそんなに無かったため、あまり寝た気がしない。


17日
台風襲来

来るらしい。雨が降るときは、いつも南風なのに、北風に変わるので、非常にわかりやすい。
そして俺の部屋は北側なので、とても涼しくなる・・・・っていうか、今日かなり涼しいって。
教習のキャンセル待ちするのに、涼しいにも関わらず、冷房効いていたので、久々に長袖着た。
明日の予約取り付けて、帰宅。


18日
細かい作業は

やはり苦手なようだ。教習で実技、2時間連続で乗れたのだが、本日の課題は「S字及びクランク(屈折)走行=狭差走行」である。
クランクの方は前に曲がり角なんかやってるので、難なくいけるのだが、S字が・・・。
「一定の位置までハンドル回して固定すれば、それ以上動かさなくてもきれいに曲がれる」
と教えてくれても、なかなか体得できん。
結局「何となくわかった・・・・かも」と言う状態になったのは、2コマ目終わり頃。
はい、今日だけでまたも2over。
クラッチ操作の方は難なくいけるのにねぇ。
オートマ・マニュアルの別以前の問題、だね。はぁ。


19日
久々に学校へ

野暮用があって、学校へ。
用事を済ませた後、帰り道で友人に会う。
彼女は応援部なのだが、こんがりまたいい感じに焼けてて・・・・。合宿のせいらしい。
帰宅後、飯食って、昼寝して、教習へ。
うし、今回はさくさく進んでやる。
そういえば、本日台風がいらしているはずなのだが、相変わらず俺の住んでいる地域は殆ど雨が降らなかった。おかげで長傘不要。
手荷物が軽いのは良いことだ。


20日
さわやか・・・?

台風も去り、そして残ったのは涼しい朝。
すがすがしいねぇ。
夏場の朝も、これぐらいいつも涼しければ、昼間が暑かろうとも乗り切ることができるんだがなぁ。
朝2時限分教習乗ってきた。
一つは前回乗った、同じコースを、無線つけて指導員同乗せずに走る、と言うものである。
2階コースに上った後、
「無線聞こえたら返事してね」
と言われた後、一人で走る。
いやぁ、なんというか、圧迫感無くてよろしい。
朝一のため、他には4輪2台、2輪4台くらいと非常に空いていたため、危険もないし。
しばらくぐるぐる走っていたが、無線のガーっと言う音はたびたび聞こえてくるが、声は全く聞こえない。
3分後くらいだろうか、指導員がコースに戻ってきた。
やはり無線が機能していなかったようだ。
話によると、混線したり、機能しなかったりと、結構トラブルがあるらしい。以前あった例によると、工事の無線が入ってきたこともあったそうだ。
うーむ、全く無線の意味無いやんけ。
結局、指導員同乗でまたコースをぐるぐる回ったとさ。
教習後、図書館に本を返しに行った。
返却後、自転車のカギをはずし、さて帰るか、と顔を上げたら、数人のお子さまがこっちをじっと見ている。
・・・・俺、なんかまずいことやったっけ。いや、ここの場所は駐輪してもいい場所だし・・・・。
「すいません、セミ取りたいんで、木に登りたいんですけど、そこまで持ち上げてくれませんか。」
女の子がそういった。よく見ると、子供らは手に手にビニール袋を持っている。
「良いよ。」
返事をして子供らの後に続く。
小学校入ったくらいの子だろうか。俺もそのぐらいの年には、原っぱ等を駆け回っていた記憶がある。
図書館の前は丁度小さな児童公園になっていて、それだけに木もあれば、蝉もいる。
「ここの木に登りたいんだけど」
言う男の子を抱え上げ、足場のあるところに乗っけてやる。
しばし後、蝉は木から飛び去る。
「あー、行っちゃった。」
「こっちにいるよ」
隣の木に飛び移った蝉を、女の子が指さす。
登れる足場は全く無い木。抱え上げても少々、届かない位置である。
「肩車してください。」
・・・してやろうじゃねぇか。この方、一度もやったことはないが、たぶん、大丈夫だろう。
「あー、また逃げちゃった。」
子供をおろす。
子供達はすぐそばの遊具の元に駆け寄り、遊び出す。
放置される俺。
「えーと、もう帰って良いかな。」
一応、そう声をかける。
「どーぞ。」
「ありがとう」
帰ってきた返事は。これ2つのみ。5人くらいいたにも関わらず。
・・・ガキども、ろくな大人になれんぞ。どーぞ、たぁ、なんだ。そして、後ろに控えていたおばちゃん。嫌々の引率かもしれないが、しっかり面倒見れや。
あーあ。爽やかなはずが、しっかり気分ぶち壊れちまった。


2002.August
緊張の夏 教習の夏 自動車運転


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