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October 2002
<10月分日記 11-20>
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11日
いつかやばいぞ、このパターン
夜中通して起きていても、進まないものは進まない。
それはズバリ、やる気がないからである――by秋葉流
なんぞというのがいつものパターンである。
そして今回もそれを踏襲した。
すな、そんなもん、と言われそうであるが。
書かねばならぬ教育実習終了において、それによって得た事をテーマを決めて作文を書くのである。
字数にして2000字以上4000字以下。
さしたる量ではない。
7月の後半に日誌を返されてから今まで、「テーマはこれに決めた」としか進展がなかった。
書く気がない上、期限がまだまだ先であったからである。
しかしそうもいってられなくなった。
なぜか。
提出期限今日までであるからだ。
それにも関わらず、書き終えていない。
・・・。・・・。
「授業時の生徒の意欲の喚起の方法」のテーマで何とか書き終える。
A4封筒と日誌、印刷すべき指導案と作文の入ったフロッピーを掴み、家を出る。
プリントアウトして窓口前にてそれらを貼り付け提出。
ここで書類が全部整っていなかったらアウトである。
今日出し終えなかったら、これまでの実習がすべて泡と消える。
事務員が一つ一つ確かめていく。
「はい、全部ありますね。お疲れさまでした。」
「じゃぁお願いします」
といって窓口を離れた。
・・・なんか「お疲れさまでした」って言われた時、「あー、本当に終わったんだなぁ」って妙に納得した。
カフェテリアで印刷する際、文型整えたりなんやかんやしていたので3限さぼった上に、4限も遅刻していった。
5限の2次元アニメーション作成も先週でdata自体は終わっていたので、後は形式を見やすいように整えるだけ。
だもんで、先生に
「ほぼ先週で終わってるんですけど」
と言ったところ、
「じゃぁデータ整えるなり、修正するとこないかとかして、最低30分はいてね」
と言われた。
けっ。
因みにものは、イカが二次関数(U字型)に沿って脚を左右に振りつつ動いていくものである 。ちみっちゃい姿しか映らないのはかわいそうであろう、と動き始めはどアップになるよう設定したら、先生に
「なんかはじめが変な風に大きく見えてるんだけど」
と言われ、何となくプログラムミスでそういう風になっている用に思われたので、ただのU字動きに変更。
「せっかくだから色も何色かにして」
と言われ、仕方無しにカラフルに色変更するようにした。
ぐーわー、俺の好みじゃねぇ!!
採点するのが自分じゃないから仕方なかろうが・・・・。
なんか今日の授業、どれもやる気なくいつも以上にふぬけてたなぁ。
家帰って即行寝た。
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12日
気分
朝早く起きた。
かなり時間に余裕がある状態で家を出た。
学校最寄りの駅を降り、街路樹の下を徒歩10分、歩き始めた。
不意に胸が苦しくなった。
息が詰まる、そんな感じ。
急に何かが体から飛び出していくような、でも出て行ってない苦しさ。
一言で言えば泣き出しそうな、訳の分からない状態。
そんな波に襲われた。
何でだろう?
ああ、そうか。
納得する事項があった。
昨日で教職の一区切りが付いたからだ。
自分ではあまり思っていなかったけど、実は俺にとって結構重い事だったようだ。
すべてが終わって、解放され、重しやわだかまりがなくなった。
でもそれに伴っい充足されたために空っぽという虚しさがだけが残った。
3年間ずっと、重しだったんだなぁ。
数分で苦しさは収まったが、久しぶりのことだった。
1限――先生が自ら著作の教科書を読むだけ
2限――なにやら歴史等について語っている
3限――空き時間
この三つはどれもやる気無しだったため、たまたま気が向いて持ってきていた民2のまとめをやる。
4限――司書教諭の授業
本の紹介をしていくのがあり、来週俺もやることに。一人2冊、持ち時間5分。何にしようか。
5限――司書教諭の授業その2
4,5限ともに先生及び教室が同じ、そしてプリントさえもらってりゃ課題レポート出すだけなので出席している事実さえあれば授業なんざ聞いてなくてもOKという授業である。
だもんで、思い立ったが吉日、以前からやろうと思っていた「教育実習裏話」の書き出しをやっていた。
あんだけえらく大変だった教育実習を薄れゆく記憶のみに留めておくのは何となくもったいなかったので、書くだけ書いておこうかと。記憶の整理しておけば後々役に立つかも知れないし。
まぁ、「裏話」だけあって、提出用日誌にはまかり間違ってもかけない実際やったことばかり何だが・・・・。
そんなわけで本紹介してる人や先生の話なぞそっちのけでかりかり書く。
おー、ろくでもない記憶がよみがえってくる。
5限の授業後半、「何故図書館があり司書もいるのに(使える図書館であること前提)、教師たちは図書館を利用しないのか」という議題で、自由に意見を出すというのがあった。
非常勤講師をしている人がまず意見を述べさせられていた。ちなみに一回発言するとそれは成績に加算される事になっている。
俺は「裏話」書きをしていたため、発言者がいなくて急に指されたら困る、と言う危惧持っていた。
そのため、先に適当な発言をしておく。
これならばさされることもなく、ついでに点も頂けるから一石二鳥だ。
あ、名前言い忘れた。
「秋葉さん、だったよね?」
先生が名簿見て聞き返す。
「はい」
・・・って、先生に面割れてる?これはただ、4限の時に「次回発表である人だったな」というので一時的に覚えていただけ、だと思いたい。
その後は安心してかりかり書き続けていた。
一回のり始めるとそのまま行けるのが俺のよいところ。
逆にそのまま切りよく止まれないのが俺の悪いところ。
以外にのったので、夜中書き通してたんだよねぇ。
途中漫画読んだりもしてたけど。
気が付いたら既に夜が明けてたりして・・・・・。
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13日
気が向いた
なにやら思い立ったので、寝ないで教習所へ。
はっきり言うと「横になっても眠気が降りてこなかった」というのが正しいのか。
日曜日の午前中というと、若者の早起きはあまりいないため、キャンセルが出やすい。
さて、行くべ。
時間つぶしに「教育実習裏話」の走り書きをする。
10時40分からのにうまく乗れた。
本来なら複数教習のはずが、俺一人だったため、のびのび。項目は自主である。
AからBまで、自由なコースにて走る。
久方ぶりのMT車。
いつものようにかなり前までシートを引っ張る。
しばらく走っていく。
「操作しにくくないかい?」
と教員。
「いえ。MT久しぶりだからその分少しやりにくいのかも知れませんが」
「あー、ちょっとその先で停めて。」
そして停める。
「少しシート下げてみな。」
言われたとおりに下げる。
「これでクラッチ・ギア操作してみな」
・・・・なんかやりやすい。
「そりゃそうだよ、あれじゃやりにくそうだもの。それに、ブレーキ―アクセルも踏み換えが楽だろう?足の位置変えなくてすむようになってるから。クラッチ上げるときも、膝ぶつからないようになってるし。」
うーむ、確かに。
「足上げてブレーキ―アクセルの踏み換えするなんて大型だけだよ。あれは力入りやすいよう元々の位置が高くなってるからね。」
そうだったのか。と言うことは、今までのはかなり無駄が多かったと。
「ブレーキ―アクセルの踏み換えが即座にできるから、坂道発進もハンドブレーキいらないよ」
と、坂道にて3度ほど実践。日曜で後続いないから路上でもできる技である。
確かに楽だ・・・・。
教習終わり間際になって知った、基本的なこと。
もっとはじめに知っておきたかったなぁ。
この時限終わって次も待つがだめ。午後一のも待ちを出して一端家に帰る。
飯食って再び来る。
午前中よりも明らかに待ち人数が増えている。
やっぱ午後はだめかなぁ。
2コマほど待ってみるがキャンセルすら出ていないので3時頃に帰る。
眠かったからである。
流石に48時間生活は辛い。
家帰って睡眠とって飯だと起こされ食べて寝る。
そのまま朝まで帰らぬ人となる。
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14日
気が向いてその2
朝起きた。
6時30分だった。
風呂入った。
装備を整え家を出る。
朝一番のキャンセル待ちをしてみる。
・・・。
お、行けたようだ。
本日は自主・高速。(はじめに変換したら「自首・拘束」と出たのだが、俺は犯罪者か?)
先日同様、自首経路を設定して今日は指示なしで走り、次の時間は高速道路に乗る・・・のだが、混んでいるときはシミュレーターとなる。そして俺はシミュレーターだった。
AT車で2人交代にて走る。
2人ともMT車で、運転前に指導員に
「今日はAT車だからエンジンブレーキ効かないからね」
と言われてたにも関わらず、やっぱりフットブレーキ踏むのが遅かった。
AT車走りにくいんじゃ。走ってる気しないし。
2コマめにシミュレーター。以前、危険予測にて使ったのと同じ機械である。
相変わらず使いにくい。体感速度なんて当然あるわけないし。
何よりむかついたのは(これはプログラムの方にだが)車間距離詰まりそうだから追い越し車線に入っても、相手方のスピードが少しづつ早くなり結局抜かせないと言うのが2,3あった。
時速100キロ越すわけにも行かないし、あー、ジレンマだった。
本日教習はこれで終わり。キャンセル待ちも面倒だし。あさってに2つ入れられたからこれでいいとしよう。
後2コマで終わりだー。って、あれ?
今思い出したが、効果測定やってない。
あれ受けないと例え見極め受かったとしても、卒業検定の予約入れられない。
まずい。
勉強しとかな。
家帰って大量に積まれていた本読んでたらそんなことすっかり忘れたけど・・・・。
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15日
天変地異
そういってよいだろう。どうせすぐ戻るけど。
朝起きて、昨日と同様朝一で乗れた。
本日路上。自主の一人でおさらい、と言うところか。当然MT車である。
しかし・・・今日って平日だったんだよな。
平日の朝は当然、ラッシュ。道路も然り。
結局ポイントはスタートゴールあわせて4カ所しか確認できなかった。そして、帰り道もいつもと違うところ通っていたし。
それより自分的ショックなのは、エンストしまくったこと。シートの位置変えて慣れてないからなのかねぇ。まぁ、渋滞チックな動きばかりだったから、半クラの練習にはなったんだけど。
こんなんで明日の見極め、大丈夫かな。
教習所戻ってからは効果測定の練習問題をやった。
本当はそのまま効果測定やってしまえばよいのかも知れないが、いかんせん5問不正解までが許容なのに平均その倍間違えている上、同教室に卒業検定本日受ける人がバラバラ入ってきたので断念。
買い物して帰宅後、パウンドケーキを焼く。
久方ぶりに本日購入の卵があったのと気が向いたためである。
ちなみになぜ「パウンドケーキ」というかといえば、使う材料(卵・小麦粉・砂糖・バター)がすべて一ポンドずつ(=80グラム)であることから名付けられたそうだ。
基本は上記のとおりであるが、うちで作る場合かなり量が異なる。そしてブランデー付けレーズンとクルミがこれに加わる。
計4本、焼き時間含めて4時間くらい。
疲れた。
合間に日記を打っている。
うーむ、眠くなってきた。
だがしかし、学校があるので家を出る。
眠い、眠い。
そして何故だか調子も悪い。気持ち悪さが付加された感じだ。
一コマだけ出て帰る。
せっかく2コマ連続のとこだから、って時間変えてる意味無いやん、これじゃ。
朝が早いと夜の活動時間が短くなるから、これではどちらも一長一短だなぁ。
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16日
意地
本日見極めである。
それと何が何でも効果測定を終わらせなくてはならない。
さて。
予約時間の前に効果測定を終わらせようと思い、早めに教習所に行く。
すっかり忘れていたのだが、「受けられる時間」が区切られており、午前中は既に終わっている。午後は14:30〜である。うーむ。
そして11:40ので乗ってくる。
卒検練習という形のため、ほぼ同じ事をやる。
まず所内にて直角バックと縦列駐車を、次に路上に出て走りを少しやると言った形である。
んで。路上の方は良く言えば「積極的」(悪く言えば暴走)な走りだと言われたが、所内の方で×。
「どこでハンドル切り始めるか」という目標を一つ忘れていたのである。
はい、所内の時点で既に落ちたの確定。
路上の方で運転が荒くなるのは仕方ないでしょ。
まぁ、落ちてたから少しは練習できたともいうが、4620円の出費は痛い。
なんとしても本日見極めも終了させる気でいた俺は、今日ゼミも先生学会のため自習だし、その他の授業は・・・・とりあえずおいておくことにして、午後からのキャンセル待ちも入れて家に帰る。
さて飯でも食うべと時計を見上げると時刻は12:45である。
・・・・。
どうやら打ちひしがれている時間が少々長かったようだ。詰まるところ飯食っている時間がない。冷蔵庫開けて手近にあったヨーグルトを食べ、家を出る。
おや、メールが入っている。
『今日ゼミ休む。言っておいて』
ごめん、それ俺もだわ。役に立たなくてすまんな。
午後一のキャンセル待ちがうまく通った。そして見極めも通った。
「どこがだめだったんだい?」
「直角バックのハンドル切る目標を忘れてました。」
こんな感じで始まって。
路上で注意されたのは「速度overしないこと」。時速10キロoverしていたところもあったそうだ。気をつけてたんだけどなぁ。「検定では落とされることもあるよ」と言う言葉に気を引き締めるしかない。
この後効果測定受けて2回目で合格もらう。
とは言っても、本来95点中90点以上取らないと合格にしてもらえないのだが、
「11問間違えだったので合格にしておきますね。」
との受付のお姉さんの言によりクリア。仮免前効果測定の時には1問でもだめだったのにねぇ。卒検の筆記は試験場で行うから教習所的には良いのだろうか?
それとも見極めも終わっているのに未だ効果測定終わっていない俺に対するお情けか。普通は『学科終わったら受けられる』からとっとと終わらせちゃうもんなぁ。
そしてようやく卒検の予約を入れてきたのである。
うまいこと2日後である。
5250円かかるのかぁ。銀行から卸してこないと(汗)。
久しぶりに家でテレビを見た。教習所で随時テレビが付けっぱなしになっていて、そこでのCMで気になっていたのがあったからだ。「天才柳沢教授〜」である。どこかで聞いたことがある、無論TVCMではなく。ま、いいか。
姉曰く、「原作の方がもっとすごいよ」らしい。
覚えていれば毎週見そうである。
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17日
なにやら
嫌気がさしていた日だった。
自分に、である。
起きて学校行って掲示板見て帰ってきてそれだけ。
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18日
卒業検定
ようやく、この日がやってきた。
本日の卒業検定だけ終われば、技能はもう必要ない。
いざゆかん。
・・・・と思ったが、明日発表しなければならない授業の資料がないことに気づき、あわてて図書館によって行った。
姉のと併せて約20冊の本を返却し、童話を2冊借りていく20歳過ぎの人間。なにやら怪しいものがある。
それはさておき、卒検である。
受付が10:10〜20なので、それに間に合うよう自転車を走らせる。
本日の天気は朝夕雨。しかし俺が家を出たときには雨はやんでいた。
教習所近くにさしかかったとき、いい感じにざーっと降り始めた。
後5分待ってくれりゃいいのに、と毒づいたのは言うまでもない。
着いてからしばし待つ。
「本日普通車卒業検定をお受けになられるお客様は教習手帳と免許証をお持ちの方は免許証をお持ちになって2階受付カウンターまでおいでください」
アナウンスが流れ、何人かがそれに従って動き出す。
「10:30になりましたら2階第4教室にお入りください。」
受付が終わり再び待つ。
待合室の時計が30分少し前を指したところで第4教室に入る・・・・と、俺以外はそろってた。つい、と室内の時計に目をやると30分を少し回っている。
・・・・。時計、合ってないじゃん。
まあいい。
空き席に座ると既に採点表及び本日走るコースの始点・終点がかかれた地図が配られており、一通りの説明は終わっていたようだ。
「じゃぁ、自主のコースを書き込んでください。」
俺は2コース。スタートとゴールの位置だけ決められている。通る経路は自分で決めるのだ。
まわされたペンを取り、書き込んでいく。
皆が書き終わった頃、説明員が見て回る。
「君、本当にそれでいいの?」
え、俺?
「そのコース、通ったことあるの?」
「はい、逆からですが。」
「ほっかほっか亭の方を曲がる道順じゃなくていいの?」
しつこい。
「自主経路、ですよね。」
念を押すように言う。
なんかうるさいので書き直す。
「あー、君も右折左折は一回ずつだから」
他の子も直された。
・・・・自主経路だろ?確かに、同じ道順で走っている方が検定落ちる可能性低くなるかも知れない。だけど、100分の時が何回かあったりしてその関係上俺その道一回も指定された方法・方向で走ったこと無いんだよ。だったらまだ逆からでも行ったコースの方がましだ。
それに「自分で決めて走る」が本筋なんだ、どっちにしろおっさんにうるさく直される筋合いはない。
喧嘩を売るつもりはなかったが、どうせこの人検定員じゃないんだ。関係ない。
一通りの説明受け、検定車を待つために一階に下りる。
さっきの説明員が来て、
「直した方の道で大丈夫?」
聞いてくる。あー、本当に五月蠅い。
「どちらでも同じですから」
おし、良く言った、俺。
既にどうでも良かったからなぁ。
本日卒検を受けるのは12名。
昨日受けた人たちは奇跡的に全員合格だったらしいが、いつもは必ず数名落ちるらしい。
「路上では左右確認、歩行者に気を付ける。所内はどれだけ止まってもゆっくりなってもいいから慎重に。」
これが本日(と言うかいつもか)の合い言葉。
検定が始まる頃には雨はあがっていた。
検定車には検定員+受験者3名の計4名が乗り込んだ。
俺は2番目である。
金曜日と言うこともあり、道は混んでいる。また、ついこの間OPENしたばかりの大型スーパーのおかげでそれにさらに輪をかけている。加えて、りんかい線の開通に備えて新しくできる駅がちょうど俺が走らなくてはならないコースのスタート位置であるため、すこぶる道の状態は悪くなっている。ただでさえりんかい線関係で俺の家の周りも工事五月蠅かったりするのに。
恨むぜぇ。
それはおいといて、はじめは通常技能と同じように教習所出て山手通にて受験者が運転席に座る。
そこからスタート地点まで検定員の指示に従って進んでいく。そして検定スタート。すいすいと進んでいく。検定コースに行くまでの道のりの方が長かった。
ゴール地点にて俺と交代。
さて、2日ぶりだ。
何となく落ちる影は一切無い。緊張感は何処にある?という感じでいた。
「出てすぐ左折ね」
・・・・。
「左折だよ、大丈夫?」
っは、ウインカー出してない。
部分的に緊張があったようだ。
でもまぁ後は何の問題も無しに進む。
途中、検定スタート地点に行くまでに一回エンストしたが、これはカウントに入らなかったと見られる。
最後、車降りて3番目の人と交代するときに後続車が信号赤で止まったため、即行来ないと思い、ドア開けっ放しで交代した。なんかほんとに「検定中」という意識無いなぁ、俺。流石にこれについては後で「危ないからきちんと閉めなくてはいけない」と注意された。
3人目の人が運転する。
ギアチェンジをあまりしない人だったので、エンジン音が結構痛かった。それにギアを適正な位置に入れてないと走りも安定しないと感じた。
人の運転に乗ると、いろんな事に気が付くねぇ。
さて。
路上が終わり、検定員の運転で所内に帰る。
「路上渋滞していたから一時間くらい余分にかかったね。所内の方はゆっくりやっていいからね」
所内では直角バックまたは縦列駐車を行う。
俺は2コースだったので、縦列駐車。結構好きである。
直角バックの方は、見極め一回目の時「ハンドル切り始める目標位置を忘れていた」事により落とされたという恨みがあるからねぇ。
一人目右からの直角バック、2人目縦列駐車、3人目左からの直角バック。
同じ所内で運転しているのに、仮免の時のあの「恐る恐る」という感はなく、皆鮮やかにこなしていく。
うし、これで終わりだ。後は結果を待つだけ。
・・・・落ちてることはないとは思うが、もし落ちてたら試験前に喧嘩売ったような状態になった説明員に再び会うことになるわけで・・・・うわ、それは絶対イヤだ。
そんな危惧を抱きつつ、20分ほど携帯付属のテトリスをして潰す。
検定員が入ってきて3人目の人だけ連れて行く。
俺ともう一人は少し待たされる。
次に1人目が呼ばれ、すぐに俺も呼ばれた。
「君たちは合格です。」
よっしゃ。
そして検定時の注意すべきであった点を指摘してもらう。
ふはは、もうそんなのどうでも良いさ。受かってしまえばこっちのもの〜♪
そしてこの場で「SDカード」の発行書と教習所のアンケートを書かされた。
「SDカード」とは「一年間無事故無違反だったらその証明書として公安委員会から送られてくるもの」らしい。車無いため運転する気更々ない俺は、確実に一年後送られてくるだろう、と瞬時に思った。
それから30分ほど待合室で待機していると、
「本日卒業検定に合格されたお客様は2階受付窓口にお越しください」
とアナウンスが入る。
何だろう。
「ここに名前・住所・電話番号を書いてください。」
残金返却である。
これを終えてさらに30分ほど待つ。
「本日卒業検定に合格されたお客様は2階第4教室にお入りください。」
ようやくだ。
室内にはいるとA4封筒を用意した事務員がいた。
今回合格者俺含めて5名。少ない。
事務員の指示通り所定位置に印鑑を押し、卒業証明書をもらう。
都道府県公安委員会での筆記試験について説明を受け、終わった。
あー、長かった。
ちなみに俺が行くべき試験場の合格率は60パーセントらしい。
うう、しっかりやってかなきゃ・・・・。
家に帰ったのが15時。
悠長に飯食って学校へ行く。
間に合うか間に合わないかぎりぎりの4限から出ようと言う試みである。
友人にレジュメ頼もうと思ったのだが、どうやら彼女風邪引いたらしく、休むとのこと。
さして焦りもせず行ったせいで、教室内に入ったのが16:10。授業残り20分。
まさにレジュメと出席のためだなぁ。
5限授業に出るため別館に移動する。
するとそこで教育実習で一緒だったスミに会う。
「ひさしぶりー。」
「なかなか会わないね」
等と話す。
「文化祭行く?」
「考え中。」
・・・・割と仲良かった俺ら教育実習生。10月末の土・日にある文化祭にみんなで行こうか、という話が実習終了の打ち上げの時に出ており、また議長だったソウからの打診メールも来た。
実習生飲みだけだったらいいが、担当のとこにも顔出すんだよなぁ、やっぱ。
面倒だな。
しばしの会話の後俺は授業、スミは用事とのことで別れる。
ほんわかしたひとときだった。
5限授業はCG処理である。
前回までは2次元であったが今回から3次元に。
さぁて、頭が付いていけるか。
なんか俺的に長い一日だったな。
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19日
定着
1限目から授業に出る。出るが大教室内で絵本を読む。
・・・・本は好きだけど、普段からこんな事やってる訳じゃないっすよ?
昨日の夜、あまりの眠さにそのまま寝てしまった。
そして、本日4限の司書教諭の授業で「本を4ジャンルの中から2つ選んで一人5分くらいで紹介する」というのがある。ジャンルは「童話・絵本・漫画・その他」である。ちなみに紹介しなかった残り2ジャンルは後ほどレポートという形で提出する。
一冊は家にあった絵本を、もう一冊は昨日急遽借りてきた童話にすることは決定しているが、紹介文を考えていなかった。
そこで、学校でやっていたわけである。
「旅の絵本」という、全く「字のない」「絵」のみの本。これは紹介が楽だ。
童話の方は・・・「ジャックと豆の木」か「マザーグースの歌」か。適当なの選んで来ちゃったからなぁ。もっとおもしろいのもありそうだが、「おもしろさ」「読んで欲しい点」を挙げなくてはならない。
うっわ、改めて面倒だ。ジャックの方でいいや。「子供の時と大人になってから、読むべき点が変化してるからもう一度読んでみては」とかで。これで終わり。
資格関係の方は「一応やっていれば単位はもらえる」ものが多いので楽だ。
その後は4限のその発表したとき以外、「教育実習裏話」書きに精を出す。
ろくでもない思い出が色々蘇ってきて結構おもしろい。
土曜日の定着パターンになりそうだ。
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20日
兄誕生日
人間どんどん歳取っていくねぇ。
奴もとうとうそんな歳か。
「プレゼントになんかよこせ」
と言うから何が欲しいか聞いてやると
「パソコン。流の持ってるのでいいから」
アホを申せ、うちにはこれ一台しかないんじゃ。例え他にあったとしてそんな高いものやれるか。
「んじゃタイヤのホイール。アルミので。」
そんな金がどこにある。俺と姉の買えるものにしてくれ。
こんな感じで今年も「プレゼント」という形のものは流れそうである。
きっとずっと歳取っても毎年こんな感じなんだろうな、うちの兄弟は。
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2002.October
秋の味覚が美味い、10月
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