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November 2002
<11月分日記 11-20>
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11日
サイト
携帯話で引き続き。
ふと気が向いて自分のサイトを携帯で見てみようと思った。
いけ、i-modoよ。今こそその威力を見せるときだ。
まずはTopページをば開く。
tableタグは全く崩れているし、bタグも機能していない。
だがcolor関係やbrは大丈夫なようだ。
やるなぁ。
この調子でDiaryも開いてみる。
「このページはフレームを利用して無い方は・・・・」
云々という文字が表示されるだけ。
そう、N.N同様、フレームは使えないのだ(当たり前)。
ここで思った。
「もしやN.Nuserは常にフレーム使用のページでは疎外されているのではないか」
と。
これは結構悲しい。
自分で実行したのでさえそうだったのだから、他者のなら余計そうなのかもしれない。
やっぱりnonframe版は作るべきなのかねぇ。
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12日
FF8
FFシリーズは1,2,9しかやっていないため、何ともいえないが、8は俺の肌に合わないかも知れない。
嫌いなわけではない。
なんというか今の俺には主人公:スコールの心情が痛すぎる。
受け止めるにも流すにもどうしようもないというか。
もう一寸自分の心に余裕のある時にやればまた変わった印象を受けるのだろうが。
そんなことをいいながら、既にdisc3枚目で40時間を超え、またDiaryの更新を停めている自分もいることは確かだ。
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13日
華やぎ
ゼミにて集合写真を撮るはずだった。
しかし、カメラマン到着が遅かったため、延期に。
これで何度目の延期だろ。
一枚は前回撮ったのを使うから良いらしいが。
ゼミの後、俺は授業あるからといって、別れる。
授業に使う教科書を買おうかなぁ、と思い、地下の本屋による。
物を見て、「またどっかの図書館で借りよう」と思い、立ち去る。
前方見ると先ほど別れた2人がいた。
あれ、帰ったのでは?
「卒業式の袴見ようと思って。」
おお、そんな時期か。
そう言えば、うちにも何通かパンフレットが送られてきてたなぁ。
授業出るのも疲れるので、彼女らに付いていくことに。
・・・・最近、人間の温もりに餓えてますから。
一角に卒業式袴予約コーナーと化した場所がある。
そこに行くと2人ほど色あわせをしていた。
彼女らの一人の友人がそこで選んでいた。
2着ほど選び、悩んでいる模様。
さんざん悩み抜いて濃いめのピンクに決めたようだ。
さて、「今日は見るだけ」と言っていた友人も色あわせしてみることに。
淡い紫と濃い赤。
どちらも似合っている。
大人な雰囲気か、活発かで悩んだようだ。
藤色の優雅さに負けた模様。
とりあえずの予約だけするそうだ。
もう一人も、見るだけ見てみることに。
内面とは全く裏腹な落ち着きのある淡い青か、本人らしいからし色。
地でいくか、「一日化ける」かで本人悩む。
こちらは保留に。
3人分で約90分かかってたな。
俺はというとこの間、彼らの着物について品評してました(笑)。
「暇だから、こういうときに選んでくれるとこちらの暇つぶしにもなって丁度良いのよね」
とは着付けのおばちゃん'sの言。
2人目やるときに、着付けのおばちゃんが、
「座ったら?」
と言ってイスを入り口ふさぐ形に置いてくれたので、そこに座る。
いいのか、これは。
あからさまに空間区切っているような気がするなぁ。
まぁ、遠慮なく座らせていただいたが。
さて、1人目見積もり等終わったようなので、見せてもらう。
着物及び袴+巾着+ヘアセット+写真と着付けで約5万。
うわ、高けぇ。
たった一日限りなのにねぇ。
俺は家に袴一式あるからそれですます。
袴というと、一人の子が心配そうに聞いてきた。
「トイレどうするんだろう。」
と。
はい?
「だって袴ってズボンみたいになってるんでしょ?剣道の袴はそうだったよ?」
いや、女性用の袴は巻きスカートみたいなもんで、間は分かれてませんってば。
「そうなんだ。安心した〜」
それで悩んでたんかい。
どっちにしろトイレ行ったら着付けは多少なりとも崩れますってば。
それにしても女性はほんと、装いで雰囲気かなり変わりますなぁ。
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14日
訂正
ブラウザNN6.2を導入してみた。
先日の「見え方」で少々気になったからだ。
NNの装丁は結構好きだ。
とはいっても、クラシックスキン(Ver.4代のものまでの)の方だが。
だがどうやらモダンスキンの方が色は多様に出るらしい。
ううむ、使ってみての好みと言うことか。
それはさておき。
フレームの確認である。
あれ、問題なく出る。
・・・・俺の認識がとてつもなく古かっただけのようだ。
ともかく一安心。
フォントサイズや字体が異なるため、少し違和感を感じる。
絶対的に指定した方が見栄えは良くなるんだろうねぇ、やっぱ。
だけどそこまでするのは面倒だ。
まぁ、その辺りはゆくゆくって事で・・・・。
夕方、ふと気が向いてピアノに触れた。
やったことのある曲を弾こうと、指を動かし始める。
うお、指が絡まってうごかん。
頭と感覚は覚えていても、指が付いていってない。
歳取って、『運動会で父兄が結構怪我をする』のと同じ現象だ。
簡単な曲は2,3回動かして何とか引けたが、これでは「ピアノ習っていました」なんぞという科白が吐けなくなってしまう。
タイピングで指動かしているから大丈夫かと思ったが、そうも行かないらしい。
ブランクってこわいねぇ。
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15日
はじめて
遅刻していきプリントだけをもらおう、と目論んで、授業終了20分前ぐらいに学校に学校に着くと
「本日3限休講」
の張り紙がしてあった。
さい先良さそうな気分。
4限は先生が当初、
「私の授業は16時(通常終了30分前)ごろに終わるようになってますから」
と言っていたのだが、最近それは守られていなかった。
しかし、
「近頃『先生初めに言ってたのと違う』という批判が多かったので、もう少し進めたいけど今日は今日はこれで終わります」
と言って早く終わった。
因みにこの授業、非常にゆったりペースであり、一回ぐらい休んだところで授業の進行に付いていけないことという危険性は全くない。
生徒の要望に応えて早く終わらせる。なんて良い先生だ。
「今日は早く帰れるね」
とは、友人の言。
どーせ俺は5限もあるけどな・・・・・。
この時期痛い話(俺的)NO.01に就職の事があるのだが、俺のことはさておき、彼女が進みたい道はネイルアートだそうだ。
学校通って資格取り、夏頃から専門の店でバイトしているらしい。
毎回綺麗に爪がデザインされているとは思ったが、そうだったのか。
ただ、「職」と言う形だと、あまり専門的に雇ってくれるところが無いそうで、厳しいようだ。
うーむ、夢があるのってうらやましいが、同時に厳しそうだなぁ。
5限の授業は何週か前から3次元の絵を描くプログラムを作ると言うのをやっている。
先週休んだので今日はその分も埋めなくてはならない。
休んだ分のプログラムを打ち込むのは簡単だった。
わりかし丁寧に説明してくれる授業なので、打つ数としては非常に少ないのだ。
しかし、「プログラムを少しずつ変化させていく」ものなので、説明を聞きそびれると変な物になってしまうことがある。
これがまだ、「○○が変でプログラムが実行できません」という注が実行時に出てきてくれれば良いのだが、中途半端に自分の意図とは違う方向に、下手にプログラムが動いてしまうことがある。
今日の俺は後者の方だった。
本日説明分のところを、一カ所抜かして打っていたらしい。
「ここの色を同じにしても正常に動くようになります」
・・・・。
動きはするが、色が変わってない。
数字を同じにしているから、同じ色が表示されるはずなのだが?
とすると、読み込む式が間違ってるのか、実行する方の数式が違うのか。
この辺りは自分でわからんので先生呼ぶ。
「ああ、これは3次元化しているのに、3つ目の式を読み込むのがないから。」
なるほど。
3つ目を付け足すと、それらしく動くようになった。
これで本日までのノルマ達成。
それにしても『3次元』という概念は難しい。平面上に『2次元』でしかないものを目の錯覚で『3次元』に見せるのだから。
紙の上に手で書くように、影を付ければそれらしく見えるのは当たり前なのだが、この授業は「中学までの数学で解るプログラム」がコンセプトである。先生曰く、
「影を付ければそれらしくは見えるんですけど、式が難しくなりますからねぇ。お金出すプログラムならそれぐらいしなくてはなりませんが、授業ではこの程度で十分です。」
だそうだ。
あー、高校の時にベクトル選択していれば多少は授業聞きやすかったかも知れない。今になってそう思う。「後悔先に立たず」ってやつか。
余談だが、授業始まる前にN.N4.7で自分のページを見た。
・・・フレームが見えない。もしや、フレーム実装されたのってver.6以降?
それとも単に、学校のパソコンのスペックが著しく(失礼)低いからか?
memory少ないせいで止まってるだけかも知れないし。
気になるなぁ。
家に帰宅して暫くまったりしていると、姉が帰ってきていそいそと支度している。
本日から月曜日まで、奴は京都個人旅行である。
いいねぇ。
俺もどっか、旅立ちたいなぁ・・・・・。
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16日
12月
朝起きた。
寒い。
しかし学校行かねばならない。
寒い。
気温予想が最低10度最高14度だ。
寒い。
ここはアレをするべきか。
悩む。
ただアレをすると、これからの時期アレをしっぱなしで無くては乗り切れなくなってしまう。
悩む。
迫り来る時間に負け、決心した。
結果、やめた。
このときの決断が明らかにミスだったことを、30分もしないうちに自身の身で体感することとなる。
授業が大教室であったことが敗因の一つとして上げられるだろう。
ここでも寒い。
しかし一応受ける。
2コマ目も大教室。
ここも寒い。
しかも、人数出てきていない1限の授業よりさらに人がいないため、よりいっそう寒さも増す。
もう、駄目だ・・・・。
だが授業終了までは乗り切る。
このままでは4,5限まで保たない。
そう思い、久方ぶりの弁当持参の日であったが、弁当だけ食って帰ることにした。
この、「荷物軽くするため」と言うのも敗因その2に上げられるだろう。
寒い教室で暖かくない弁当食って。
そして家路につくのだが、その間血液は「食った弁当消化するのに回される」。
するとそれに伴い、全身の血の巡りが悪くなる。
結果、熱を発生させるのが滞り、寒さが増す。
はい、なんて馬鹿の見本見たいなんでしょう、俺。
歯をがちがち言わせながら帰宅しましたよ。
帰ってから飲んだいっぱいのカボチャポタージュのなんておいしかったこと。
おかわりまでしてしまった(これでは一杯ではない)。
聞いた話によると、本日12月の気温だったようだ。
やはりアレをしていった方が良かった。
アレ、とは「張るホッカイロ」である。
背中の真ん中当たりにぺたっと一枚張れば、大抵は乗り切れる。
例えそれが大教室で授業中でもコート着っぱなしの状態でも、乗り切ったといえる。
ピップエレ○バンに引き続き、なんか年寄りくさいなぁ、最近。
だが反面、人間快適に生きれる方が大事だと思う今日この頃であった。
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17日
やはり
フレーム実装はver.6からであった。
しかも今日良く比べてみると、ver.6だとalt意味なしてないし。逆にver.4.7だとLinkで表示されてないとこあったし。
割り切って「IEのみで確認しています」にしたほうがいいのかなぁ。
でもやっぱり主要コンテンツであるDiaryが表示されないのは自分のとことしては著しく問題があるような気がする。
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18日
訂正その2
朝起きて資源ゴミ(新聞紙等)を捨てに行くはずが、起きたら既に正午を回っていた。
資源ゴミの中でも何故か新聞紙等紙系は8時をリミットとしてきっちりその時間に回収されていく。
早すぎるよなぁ、8時は(既にそのような問題ではないが)。
ふらりと教習所に行く。
今日の昼間はなかなか暖かい。
明るいうちに乗れたらいいなぁ、なんて思いつつ、キャンセル待ちをする。
その間、HPの改装を考える。
改装、とはいっても単にノンフレーム版の導入だけだ。
つらつらと時間潰していると、16:30からのに乗れた。
本日は指導員に対して俺ともう一人が教わる。
なんかやっぱり一対一より中身が薄いなぁ。
それにここ最近行ってなかったせいか、また動作がかなり危うくなっている。
ニーグリップは気を付けていたからその辺は平気だったが、腕及び肩に変な風に力が入ったせいか、筋肉が痛い。
リアブレーキはかなり踏みこまないと、俺の場合全く効いていないようだ。
踏みにくいんだよなぁ、これ。
それより何より、ショックだったのは。
エンストしまくったことでしょうねぇ、やはり。
焦れば焦るほど、クラッチ放つのが早くなり、そうすれば再びエンストに陥ると。
見事な悪循環。
恐らく今回、これのせいで落とされたんだろうなぁ。
終了後の指摘が、
「どういう風にすればバイクがどのように動くか、自分であらかじめ解ってから動かせるようにね」
だったからなぁ。
やはり混んでいる夕刻よりも早朝の方が丁寧だし、危険性無いから良い。
朝眠いから、なんて言ってる場合じゃないな(財布が)。
さて、訂正その2とは。
またもやブラウザのことである。
どうやらフレームは、こちらの打ち方が問題あったようだ。
普通の英数半角で打てば素直に受け取ってくれたらしい。
だが、いくらやっても表示されなかったものは、昔に『普通に(ローマ字打ち→日本語変換)打っていたのをF10で英数半角にしたもの』であったからのようだ。
どうやらその半角と、デフォルトの半角は違うようだ。
そういや前にもこのパターンで嵌ったことあったな。
あのときも確か、全く表示されなかったんだっけ。
おかげで何時間無駄にした事やら。
そうならないように、html打つときは必ず戻してたんだけど、古いのがまだ残っていたようだ。
NN4.7って本当に几帳面だ。
几帳面ついでにもう一つ。
IEでの表示はごまかしがあることが多いと聞いたことがあるが、本当にそうだな、と今回実感した。
NNもver.6になると(使った感じ)かなり緩くなっているが、NN4.7ではごまかされて無いことが発覚。
だけど逆にそっちの方がよいかも。
正確なプログラムわかるし。
まぁ、そのおかげで今回苦労したわけだが(涙)。
そんなこんなで漸くnonframe版も導入いたしました。
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19日
会合
本日11:30から会合である。
会合というと何やらただならぬ雰囲気があるように思われるが、まぁ一種の同窓会(?)みたいなものか。
メンツはきゅーてぃ☆、吹雪、俺の3人。
企画・立案byきゅーてぃ☆で、コンセプトは「学食で安く済ます」。
生の2人に会うのは久方ぶりである。
学校同じにも関わらず、すれ違うことすら無いからねぇ。
朝起きた。
時計を見た。
目を疑った。
・・・・なんか既に10:30回ってるんですけど。
慌てて布団から飛び出す。
支度をしてわき目もふらずに家を出る。
「昼頃になると学食混むからその前に集まろう」
そう言って11:30指定にしたのは他ならぬ俺自身だ。
この為に、きゅーてぃ☆はバイト終了時間を早くしてもらったそうだ。
このような事情にも関わらず、遅刻してたら立つ瀬がない。
地元駅に着くと、吹雪からメールが。
「定期忘れたから遅れます」
一体何処まで行ってから気が付いたんだろう。
俺も遅れているので2人に「今地元駅」と送っとく。
さて、後は急いで行くのみ。
学校最寄り駅着いたところできゅーてぃ☆からメールが入る。
「後どれぐらいで着く?」
「今駅に着いた」
小走りで学校へ向かう。丁度体が温まったくらいに学校に着く。
待ち合わせは掲示板前。
時刻は11:40丁度になっていた。
一通り見終えた頃きゅーてぃ☆到着。
「吹雪はまだかかるよね」
とのきゅーてぃ☆の言により先に食堂へ。
「吹雪定期忘れて戻ったらしいけど、どういう状態だったんだろう。」
「バスの定期忘れて戻ったのかな」
「いやいや、駅まで行って電車の定期忘れたのかも」
「バス乗ってて途中で気が付いたというパターンもありうる」
雑談混じりにこんな話をしていると、漸く吹雪到着。
で、答えは?
「今バス使わないで歩いて駅まで行ってるんだけど、それで気が付いて引き返した。流石にもう一度来るときはバス使った」
全く予想外でしたな。
飯食いつつ、話す。
飯食い終わっても話す。
そして思った。
話すネタがない。
いや、別に何かのネタを探しているわけではないのだが、考えてみたら2人ともここ読みに来てくれてるわけで。
Diaryには結構詳細に書いてるからあれこれ付け足しようもないわけで。
うーむ、ここは一発、笑いに走らせるしか・・・・ってこれじゃホントにネタ探しだ(苦笑)。
つい、と視線を横にやるとテーブルの上には銀紙が細かくなり、増殖していた・・・吹雪さん?
先ほど皆吹雪からもらった菓子を食べていたのだが、その包み紙がどんどん分裂していっている。
いつの間にやら始まっていた、吹雪によるバラバラ事件。
前回彼女らと集まったときにはマク○ナルドであった。
その際にも気が付くと、吹雪の飲んでいた飲み物のふたはチップ状に細かくなっていた。
今回は紙かぁ。
性格に寄るものか、綺麗に同じ大きさに分けられている。
俺ときゅーてぃ☆も参戦(笑)。
きゅーてぃ☆は吹雪のそれよりもさらに一段細かく、俺は面倒なので折り紙として使用。
ふと、思い出した。
「あれってどうやるんだっけ。」
最終形態が直角二等辺三角形で、その端っこを持って勢いよく降り下げると「ぱん」っと小気味良い音を立てるやつである。
つるつるの大きいチラシ等だとより音が良く出ることは覚えている。
しかし、作り方は全く忘れてしまった。
「あれは・・・」
テーブルの上にはおあつらえ向きにB4サイズのビラが一枚。
それを手に取り、きゅーてぃ☆が思い出しつつ折っていく。
おお、出来上がった。
吹雪が三角形の端っこを持って勢いよく降り下げた。
「パン」
良い音だ。
真っ昼間の食堂の中に音が響く。
幸い昼下がりで人が引けていたため、そんなにも注目は浴びなかったが。
吹雪が財布からレシートをとりだした。
何をするのか、と見ていると、今音を鳴らしたやつを作ろうとしている。
気に入ったんですな。
しかし、レシートの長さが長すぎて上手く折れない模様。
つらつら話をしていると、15時を回っていた。
きゅーてぃ☆はゼミがあるそうで、ここで別れる。
残るは俺と吹雪。
寒いからとりあえず学食は出よう、ということに。
ケ、ケツが痛い。
長時間座ってたからかねぇ。
吹雪はこの後も時間制約は無いとのことなので、散歩することにした。
武道館方面から皇居抜けて東京駅まで、約30分ほどの道のりを歩く。
銀杏や桜の葉が程良く色づいている。
これでもう少し暖かかったらピクニック日和である。
武道館では何やらコンサートをやるようで、
「チケット余ってない?」
声をかけられるがそんなもん知ったこっちゃない。
「武道館って音響とかコンサートには向いてない気がする」
とは吹雪の言。
せっかくだから皇居内を抜けていこう、と思いきや、門のところには
「立入禁止」
の札が。何故?通常なら出入りできるのだから、入れないならそれなりに理由くらい書いておけ。
仕方ないので堀の周りを通っていく。
平日の夕方というのにランニングをしている人が多い。
「地元民かな」
「どうだろねぇ。」
駅が近づくにつれ、風が強く冷たくなってきた。
漸く赤煉瓦造りの建物に辿り着く。
外に漏れているアナウンスが耳に飛び込んでくる。
「・・・線は人身事故の影響で遅れが出ております。振り替え輸送も行っていますので詳しくは駅係員に・・・・」
おい、それって吹雪も俺も使う電車じゃん。
吹雪は東海道使った方が早く着くのでそっちにするという。俺もぼーっと待つよか、そっち使った方がいいな。
暫くぶりに東海道に乗る。
前に使ったのは・・・2,3年前か。あのときも確か事故だったんだよなぁ。
このまま伊豆の方まで乗っていきたい衝動に駆られたが、乗換駅で吹雪と別れ、降りた。
さて、気長に電車を待つとしますか。
一分後、アナウンスが入る。
「・・・番線電車が参りますので黄色い線の内側までお下がりください」
即行来たんですけど。
確か事故で遅れが出てるって。まぁ、寒い中待たずに済んだのは良かったが、なんか腑に落ちない。
心的充実と散歩による心地よい疲れ、寝不足との3者が相まって、家に帰ったら眠くてしょうがなかった。
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20日
それにしたって
「・・・がれ、流」
親に声をかけられる。
「・・・何?」
漸く呼びかけで覚醒する。
「息してるなら別にいいよ。それよりもう16時回ってるから」
呆れた声で返される。
ん?16時?
時計を見ると確かにその時刻である。
おや、こんなに寝てたのか。
それにしても俺、本当にやわになったなぁ。
いくら昨日履いてた靴が運動靴じゃなかったからって、あの距離で足が疲労感じたりするなんて。
ましてや寝不足もあったにしろ、全く気が付かずに今まで寝ていたとは。
まぁ、呼びかけられる少し前なんか夢らしき物を見ていたようだから、眠りは浅かったんだろうけど。
何かをしようとする目的がないから、ぐーたらしているだけなのかもしれない。
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2002.November
すっかり冬支度、11月
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