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January 2003
<1月分日記 01-10>
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1日
元旦

『一年のけいは元旦にあり』
・・・・とは書いてみたものの、単に日付が変わっただけな気がするのは俺だけだろうか。年々こういう感が強くなっている。年を取るってこういうことなんだろうか。昔の年齢は数え年だったって言うし(何か違う)。
年末に書いておかなかった日記をせっせと打っている。
久方ぶりにキーボードに触れた気がする。

今年も秋葉流とおつきあいしてくださっている方々、サイト共々よろしくお願いします。


2日
初夢

31−1日にかけて見るのが初夢であったとしても、その日俺は寝てなかったので、2日の朝に見たものを初夢とする定義を取らせていただき、話を進めていこう。
さて、初夢。
今年一年を象徴するものだと定義されてたりするらしい。
縁起の良いものだったらよい。それこそ一富士、二鷹、三茄子であろうか。一、二については納得行くが、三は何とも言い難い。
では俺はどうだったかというと。
割と長時間寝ていたせいか、起床前のレム睡眠時間が長かったらしく、妙に物語めいた夢であった。そしてろくでもないものでもあった。
要約すると、「お前は実は養子だったのよ」である。
かなり衝撃的だ。

母「実はずっとこの○年間隠してきたんだけど、流は養子なの」
俺「え、うそ?だってこんなにも兄弟そっくりで、親父とも似ているのに?(現実にそうである)」
姉「うん。」
(でもどこからの養子であるかは言わない)
俺「養子である痕跡なんか何処にも残ってないよ?」
母「全部隠滅したからね」
俺「パスポート取ったときの戸籍謄本にだって『養子』との記載、なかったし」
母「わからないようにしたから」
(明らかに無理がある)
そして家族一同は俺に実の親を自ら捜すように促すのである。

この辺りで目が覚めた。
おい、一寸待て。普通探すのを促すか?それよりも養子設定自体に無理がある。・・・・これが実際の出来事だったら全く持ってどうしようって感じですな。
夢ってのは情報整理の一端らしいので、これは俺の頭の中で派生したことの一部である事から鑑みると・・・・。
むしろ全く持ってどうしようっていうのは自分の頭の中かもしれない。


3日
初詣

今更初詣である。まぁ三賀日中に行ったから良しとしよう。
それよりも天候が問題である。
何故雪が降る。しかも雨混じりのまま。
どうせ降るなら俺が家の中でぬくぬくしているときに降ってやって欲しかった(我が侭)。
東京の雪はぼた雪だから嫌いじゃ。コートなんかについても、付着してしまって払えんからなぁ。かといって、冬には必ず雪が降るような環境はごめんだし。冬は南半球に行きたいなぁ(遠い目)。そしてコアラと共にユーカリの葉を噛むのだ。

ユーカリと言えば、ユーカリが鬱蒼と生えている山をブルーマウンテンという。コーヒー豆の種類ではない。
ユーカリからはユーカリオイルが採れるのだが、呼吸(はい、懐かしの光合成。二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すあれです)するときに、一緒にその成分も吐き出され、それが空中に広がる。山中でこれが起こり、天気の良い日に遠くからその山を望むと山全体が青く見えることからブルーマウンテンという名称が付いたそうな。オイルの効能としては香りを嗅ぐと鼻の通りが良くなることかね。ハッカよりも刺激が少なく、樹木の香りがする感じである。風呂に入れたり、ポプリとして使える。
うちのユーカリオイルは、鼻が悪い親父の愛用品となっている。

こんなユーカリだが、コアラを保護しすぎてその主食であるユーカリがかなり減ってきているだとか。また、コアラ自体も観光客が抱きに来るため、ストレスで脱毛症になったりして、コアラに触れられる観光施設がかなり限定されているとか。
オーストラリアって、イータスっていう一年間有効の観光ビザのようなもの、取らなきゃならないんだよねぇ。そういえばパスポート取ったのもこの旅行の時だったな。だから俺所持のは青色5年物。あまり使ってないのに切れそうだ。
うう、思い出して書いてるうちに本当に行きたくなってしまった。


4日
速度

くかー、すかー。
ダコダコ、ガタガタ。
くかー・・・・ううむ、何かうるさい。
音に目が覚めると、兄がパソコンゲームをやっている。
ああ、この音か。それにしても狭い部屋の中、結構響く。
「もう一寸速度速くならないのかな」
パソコンのスペックからして無理だろう。そもそもビデオメモリ、ノートだから少ないし、もともとそっち重視で買った物ではないからなおさらだ。
「動き遅いな」
買わんぞ、新しいのは。


5日
なんとなく

ふと見ると前髪がかなり伸びていた。普段家の中に居るときは、上に上げて留めているので全く気にしていなかったのだが、改めて見るとかなり長い。
これでは外出の時には邪魔になるなぁ。
髪を切るならついでに後ろも切ろう。
ざくざくと切る。5センチほどで揃える。
頭が軽くなった。
頭の中も軽くなった気がするが、気のせいであると思いたい。

本日夜、姉が北海道より帰宅。
その際に送ったメール。
「明日から寒くなるって」
「それでもマイナスにはならないでしょ」
そりゃ確かに。東京でマイナスになったら俺、死にますって。


6日
時間的安定生活

夕方16時くらいに寝て、夕飯で一端起きる。
そして又寝て、3時くらいに自然起床。
そんな一日を過ごしている。
これで適度な運動でもしていればなかなか健康的な生活に見えるのであろうが、実際にしているのは机の前に座ってゲーム。そんな毎日。
おかげでかなりの運動不足。普通の散歩すら危ういかもしれない。
何やら背筋辺りが筋肉痛っぽいのは昨日の買い物につき合ったせいか。自分の買い物でなくて疲れたとはいえ、時間的にはせいぜい2時間。かなり体力衰えてます。
それでも食うのは普通に食ってるからそれなりに着々と脂肪は蓄えてるんだろうなぁ。
これがほんとの正月太り(違)。


7日
明け方

何時だか、「夜中の2時、3時位の方が勉強はのってくる」みたいなことを言っていた気がするが、その理由が最近判明したような気がする。
昔は、静まりかえっていて妙に集中できるかだと思っていたのだが、今は純粋にそれだけではないと悟った。
単にせっぱ詰まって追いつめられているからであろう。
事実、この時もそうであった。
やりたくない。でもやらねばとれない。
しかも2教科もある。
まだましな方からやろうかな。
刻々と時間だけが流れていく。
仕方がない、手を動かさねば。
こんな調子で漸く事が運ぶのである。
ああ、なんてダメ人間。
昔は割ときちんとしていたんだけどねぇ。
一体何処で道を違えたんだろうか。


8日
始業

学校が始まった。
そしてテストも始まった。
今朝方用事があって、横浜の方に出てから学校へ行ったのだが、途中、一ヶ月定期を買うために地元駅で下車。さっくり購入して行こうと思ったが、何故か緑の窓口が混んでいた。昼休みの時間帯であったからであろうか。
学校について腹ごしらえしてからゼミに出ようと思ったが、昼飯を買うはずであった生協でゼミのメンツにあったためそのままゼミに出ることに。
里帰りした人からの土産で腹を満たす。
本日ゼミと言っても、各々が書いた事例研究を冊子にしたものを渡されるだけで、特にやることはない。先生からの講評と言っても、先生自体もこの時初めて読むわけだから、さらっとしたものだ。
冊子をもらって表紙を見たときの感想。
『このおっさん誰?』
A4サイズで厚さ一センチ程の冊子は、ピンク色の表紙の上に年度とゼミ名が記載されており、その下にはモノクロの遺跡発掘隊のようなおじさんのイラストが載っていたのだ。
編集者曰く、
「ワードのイラストに載っていて、なんかびびっと来るものがあったから思わず載せてしまった」
のそうである。
何故か今年は各々「一言」と言うのを言わされた。
ある人曰く、「これでは既に卒業式の雰囲気だな」だそうだ。
確かに。
多かったのが、「先生へ一言」で、「単位下さい」であった。
そう言えば今年は全出席の人が3人も居たそうだ。勿論全員3年生であるが。
4年も皆少なくとも3分の1は出席していたそうだから、その点では優秀だったらしい。
なにはともあれ、これでゼミは終わりである。
先生退出後、4年は卒業旅行の話のため、地下食堂に流れた・・・・のだが、俺はこの後2つテストなので泣く泣く別れる。
4,5限のテストは・・・・・まぁ、単位採れてりゃいいなぁ。
因みに卒業旅行の方は、皆の都合の良い日に学校の施設の予約が取れなかったそうで、鬼怒川・日光に変更になったそうだ。これで変更何回目だろう。

家に帰ってあまりの眠さにそのまま寝る。
明日もテストあるんだっけなぁ。流石に自然に起きるだろうから、そのまま寝てしまえ・・・・・。


9日
遅さに感謝

「朝だよ。今日もテストって言ってなかったっけ」
姉の声に起こされる。
うわ、まじこの時間?大概2時くらいに目が覚めるのだが、今回はそうではなかったらしい(汗)。
しかしテスト自体は夕方。家を14時に出れば間に合う。そして今は7時30分。十分時間がある。
さて、それではやるか。
机の上を見ると1000円札が載っている。昨日の現像代か。
「お釣りいらないの?」
「いらないって昨日言ったよ」
昨日?さっぱり覚えていない。
帰ってきてから詳しく聞いたのだが、どうやら現像代いる?と聞かれ、俺はいるとうなずき、釣りはいらないからねと言われてそれにもしっかり頷いていたらしいのだが、さっぱり記憶がない。大概は夢現ながらにも覚えているのだが、こうもさっぱり覚えていないと少々不安になる。
今日のテストは一教科だったのだが。
先生手ぇ抜きすぎでは。
これで3年連続同じ問題だぞ。生徒にとっては嬉しい限りであるが。
後は、評価に関しては甘いという噂を聞いたことがあるので、それが事実であることを祈るのみである。流石に行政法のゼミに入っていて、(扱う範囲が違うものの)行政法3落としたら悲しいものがあるからねぇ。


10日
眠り

空腹時に少々の食物を腹に入れた場合、余計空腹感が増すということがあるが、この時の俺はまさにその状態だった。
学校に行きがけの電車でうまく座れたため、7,8分ほど睡眠をとる。思えばこれが悪かったのかもしれない。
乗り換えた電車の中や、学校までの道のりでなにかふらふらした。
おはよう、と友人に挨拶を交わし、プリントを取ってから適当に席に着く。
そして暫く後に、それはやってきた。
睡魔である。
出てくるきっかけを「電車での睡眠」という形で作ってしまっていたため、睡魔は易々と意識を乗っ取っていった。
授業途中、何度か意識が浮上しかけたようだが、授業内容は全く覚えていない。まぁ、プリンと配布の授業であるのであまり支障は無いのだが・・・・。
この時間で一時間ほど睡眠をとれたせいであろうか。次の授業内テストでは割に頭が冴えていた(回答内容を除いて)。

ここ最近とみに思うことがある。
何故生き物には睡眠が必要でなければならないのか。必要のない構造に出来ないのか、と。
せっぱ詰まってくると睡眠時間を欲する自分自身が苛立たしくなってくる。
・・・・何もないときは睡魔の快楽に喜んで身を捧げているというのにねぇ。


2003.January
年の始まり、1月


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