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March 2003
<3月分日記 01-10>
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1日
なにやら

今月16日から6日間、旅行に行ってきます。
少し前に「予算これくらいだったら行く」と言っていた計画が、この段階に始動し始めました。
こう言ったところで相方は姉なのですが。
ベトナムは受付終了、インドは催行人数割れで中止、結果行き先台湾に。
行くなら周遊、5日以上じゃないと行った気しないという双方の意見により6日間に決定。
わりと申し込みが遅かったにも関わらずその出発日は空きが結構あった。
このままのゆったり人数がいいなぁ。


2日
飛び火

夜中、皆が寝始める23時頃。
ごそごそと動き始める人物が一人。
ガタン。キー。
床板を外し、箱を開ける。
中身を一通り確認し、次の箱に手をかける。
泥棒のお目見えか。
いいや、違う。
秋葉がごそごそとうごめいていたのである―――。

少し前に机とタンスを整理したのが火付けとなった。
そう言えばここ最近、ベットの下はとんと手を着けていなかったなぁ。
夜の夜中に思い立った。
ボロ布とゴミ袋を用意し、掃除し始めること数時間。
ふと気が付いた。
寝るところないじゃん。
ベットの板を外して下に置いてある荷物を全部横に除けてあるのだが、掃除機をかけるのは夜中ということで流石にはばかられ、未だ物が戻す状態にまで至ってないのである。
朝まで起きているか。
そういう結論に至った。
だが、実際には寝るの寝ないのという心配をする必要は無かった。
・・・片づけって誘惑が多いですね。
エンドレスでかけていたB'zの曲を内耳にこだまさせながら、掃除機をかけたことで終わらせた。


3日
雛祭り

明かりをつけましょぼんぼりに〜
お花を植えましょ桃の花〜
五人囃子に笛太鼓〜
今日は楽しい雛祭り♪

雛祭りで歌われる歌の、何番目かである。
お内裏様とお雛様〜♪ってのが一番で、上記のが2番だったような気がするが、定かではない。

小学校や中学校の給食の時間、3月3日には必ずこの歌がお昼の放送で流れていた。
給食の献立もちらし寿司(押し型)や雛おこしが付いていた記憶がある。
歌、といえば歌詞を変えて歌うのも楽しみの一つであった。
そう、勿論この雛祭りの歌でも替え歌は存在していたのである。

明かりを付けたら消えちゃったー
お花を植えたら枯れちゃったー
五人囃子は揃わずにー
今日は悲しい雛祭り♪

聞いた覚えのある人も、きっといるだろう。
いつもいつも楽しい雛祭りだって限らないってね。


4日
地味に悲しい出来事

午前中、出かけていた。
昼過ぎに、帰ってきた。
帰ってきたら飲もう、と思っていた甘酒がなくなっていた。
流し場に置かれていた空の鍋が、なにやらうらめしかった。


5日
うつうつと

引きこもり気味な俺。
カタツムリになりたいなぁ。
カタツムリは、いつでも安心して入れる空間を持っている。
でもきっと、出来損ないのナメクジになってしまうんだ。
昔持っていた家のことばかり考えて、ぽつんと背中に残された痕だけを己の拠にして。
ゆるゆると進んでいるつもりが、いつの間にか歩みを止めていた。
気が付いたら海水の入ったおもちゃのバケツに放り込まれていた。
・・・・どっちにしろろくな生涯になりそうもないなぁ。


6日
祝、卒業確定

長きに渡る4年間の総決算が、ここに出た。
・・・・などとシリアスな書き出しにしてみたものの、要は成績通知書を受け取りに行ったのである。
成績の内容は取りあえず、卒業は確定です。
散々、
「ゼミの先生がよっぽど俺のこと嫌ってたりしなければ、卒業は確定さ♪」
と言ってたが、いざ目前となると不安が出てくる。
また、俺の場合、卒業確定したとしても『教職』が少々、危ういところがあった。
卒業は出来ても、教職がとりきれないという可能性もあったのである。
保険はかけていたが、それすらも落ちていたらどうしよう。
いっそ、科目等履修生でその科目だけ再履修するか。
ちょっぴりそんな事も考えたりしていた。
結果は保険の科目も含めて大丈夫だった。
・・・適当に時間割埋めた専門科目は落としましたケドネ。
それはおいといて、ほんと良かったー。
おどおどと取りに行って、こっそり帰ってきたので友人には殆ど会わなかったのだが、会った人は皆卒業確定と喜んでいた。

卒業確定の話を親に伝えたところ、親が一番安堵していた。
・・・・そんなに信用無いのか、俺。
心軽やかになったので、自分に御褒美、ということで2駅隣の電気街を徘徊し目当てのゲームを見て歩く。
目指すはFF3〜7の中古。
今までもあるにはあるが、値段が微妙だったので購入はしていなかったのである。
PS版のFF1,2ももう中古で出てるのかぁ。
相変わらずFF4〜6は新品と変わらずの値段だな。
・・・・見ていったが、以前と変わりない。
うーむ、掘り出しものってのはないかねぇ。
視界をRPGに広げ、見ると「arc the lad」があった。
ふむふむ、3まで出てて、1,2はPSか。これなら俺にも出来るな。
ん?それに1のデータが2でそのまま使えるのか。こりゃお得だね。
おもしろいかなぁ。
名前聞いたことある程度しか知識無いから判断に苦しむ。
最近ご無沙汰していた「2次元・2等身」というのにはいたく心惹かれるが。
取りあえず保留。
次の店へと行く。
こっちもFF関係は値段変わらずかぁ。
さっきのソフトはどうだろう。
つつっ、と視線をずらすと置いてあった。
380円なり。
え?
一瞬目を疑った。
買いでしょう、買い。
5800円の品がこの値段ですよ、奥さん。
即行掴んでレジに走りました。
前にもこのパターンあったんじゃないかというつっこみはナシですぜ。
この後は、パソコン見て回ってたっけ。
自パソコンより安くてスペック良い物によだれを垂らし、LANが付いていれば別にFDDが無くともデータのやりとりに問題はないかなぁ、なんて思いながら店先で呻ってみたり。
・・・・買えるの前提じゃないとやはり虚しいものがあるな。
WinXP用に一機、欲しいなぁ。


7日
昔のゲーム

昨日購入した「アーク ザ ラッド」を早速やる。
おお、古いなぁ。
PSと言っても、感じ的にはスーファミのソフトって言った方が今ではしっくりくるほど古い感じだ。
確かに画面のエフェクトなんかはPSだが。
やっていて思ったのだが、ストーリー性が微妙。
何やら異変が起きている。父親がいなくなったときと同じだ。止めないでくれ母さん、俺は行く。
んで、いつの間にやら仲間が増えていたり、その仲間は大昔仲間だった物達が生まれ変わって再度巡り会ったものだったとか。
話の進みが速すぎて分かりにくいと言うか・・・・。
でも戦闘はやったことのない形態だったので面白い。
一つのフィールド(範囲)があって、その中で敵も味方も自分の素早さの順で戦闘を行える。
動ける範囲が4コマなり5コマなり能力により異なっていて、順番が回ってきたら移動−行動(攻撃等)の順で行う。
シュミレーションの類と言えば良いだろうか。
使えるキャラと使えないキャラのレベル差が激しく開いてしまった(笑)。
暫くはこれで心を潤すとするか。


8日
グラス

「ゼミとして、先生に『ありがとう』って何か送ろうよ」
元隊長とくえっぽからほぼ同じにメールが来た。
おー、そうか、そういうこともやるのか。
すっかり忘れとった。
去年はどうだったんだろう。まぁそれはさておき。
「やっぱワインかグラスかなぁ」
先生ワイン好きだしね。
「両方は無理だよね」
予算的に辛いね。
「ペアグラスが妥当かな」
うんうん。
「じゃぁある程度、みておくね。」
いつも助かってます、くえっぽ。本当に頼りになるぜ。
かくして、4年から先生にグラスプレゼントと相成ったのである。


9日
サギだ。と言いたい。

1巻、2巻と続き物になっている場合、始めから続く事を想定された物と、続きが出来るな、では作ろう、となったものの2種類があると言えよう。
前者の場合であれば、たいてい「○○1巻」のようになっており、後者は逆に「○○」だけである。
さて。
数日前に買ってきてこのところやっていたゲームソフト「アーク ザ ラッド」。
ミニゲームでクイズがある。
その中に、「アーク2は出るか」のような物があった。
その時は、2のことまで想定して作っているんだ、とさして深く考えなかった。
アーク2のソフト紹介には「1のデータが引き継げる」と書いてあった。
これを見たときも単に、便利だな、と思っただけだった。
ストーリー展開で何やら怪しげな雰囲気が漂い始めた頃、
「ここでのセーブは2に引き継ぐデータとなります。セーブしますか?」
との表示が出た。
2はまだ買ってないし、もう少し他のキャラクターのレベルを上げようかな、と考えていたところだったのでそこではしなかった。
で、エンディングに行ったのだが。
あー、納得いかねぇ!
話の流れが云々、とか言うわけではなく、あそこを「エンディング」としていることが、である。
確かに目的の一部分は消化されてはいるが、大部分が未決のままである。
気分的には、上下巻の本を読んでいて、上巻の終わりで
「あ、ここで一応終わりだから。」
ってぶちって切られた感じ。
おかしいと思ったんだよ。RPGやってて、俺が40時間以内でやり終えてしまうなんて(大概あっちこっちふらふらするから初回は100時間前後かかってしまう)。
2はまだやっていないのだが、主人公が同じとなっていたから、こちらで漸く完結になるのだろう。
これからやろうと思っている諸君。
1,2両方揃えてからやった方がよいと、俺は奨める。


10日
落書き

落書きをしてみた。
勿論、壁にスプレーで、とかそんなハードなものではない。
ノートの隅にちょこちょこっと。
懐かしい感覚である。

中学・高校時代はよくノートに落書きをしていた。
主に絵で静物画や人物画、また先生に対するつっこみ文やら様々である。
小説もどきを書いていたこともあったか。
片隅に書かれたそれらで、自分的に「わりと気に入ったなぁ」と思えたものは切り取って取ってあったりする(裏を見ると数式が書かれていたりして、なにげに懐かしかったりする)。
今では紛れもなく、笑い取ること必至のスバラシイモノとしか言えないが。とてもとても、他人には見せることの出来ない代物達である。
見返してみると、少しはまともな形になってきているのだなぁと思ったりして。
自分のものはこんな感じで多少残っているのは勿論わかっていたが、他の人が書いた物もいくつか、出てきた。
中学時代の友人のものから、高校時代の友人のもの。
激しく懐かしかったです。
見れば思い出したが、取ってあること自体忘れていたものがいくつもあった。
高校時代、某アニメで盛り上がっていたときに描いていただいた品も数点、きちんとした保存状態で残っていますぜ、カルマ氏(笑)。

たまには、昔の物を見返すのも悪くない。
そう思った(が、流石に今は小学生のときに書かされた文集を読み返す気にはならない)。


2003.March
既に、3月

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