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January 2004
<1月分日記 01-10>
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1日(木)
賀正

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も昨年に引き続き、秋葉流及び"The Places"共々宜しくお願い申し上げます。


今年は年明け早々、夜の1時頃に初詣行って来ました。
おとそを頂いて、かつ甘酒を飲む。
寒い中で暖まるねぇ。

帰って来てからネットで挨拶回りをしていたのだが、何となく思った。
普通に年賀状を出すのと同じなのでは、と。
うーむ。
如何に手を抜くかをモットーとしている自分的にはなかなかに悩むポイントであった。

新年早々つまらんことで悩んでしまった。
何はともあれ、今年も皆様にとって良い一年となりますように。


2日(金)
更新作業で日は暮れて

色々と詰め込んでみようと思う前に、通常作業の方が滞っている。
先に書き上がっている分についてはWeb仕様にしていたのだが、それにより既にupしたものだと錯覚していた。
おかげで自分が思っていたよりも更新が進まんし。
本年1月1日分まで上げたのがせいぜい。

整理の都合上、Diaryファイルの保存形態は「1年1フォルダ」にこだわっているため、もしかしたら本日更新分にLinkがはずれている部分があるかもしれない。
現につい先ほども、サイト説明部分からのリンクが古いまんまだったしなぁ。
新年早々自分のサイトに振り回されている自分。
少しは主導を握りたいものである。


3日(土)
寝正月

寝て寝て食って、食って寝て。
なーんもせんと寝転がって。
起きたら起きたでネットに潜ってみたり。

家族みんなに「邪魔」と言われんばかり(いや、実際に言われていたような気もするが)に、寝正月を満喫していました。
正月しか食べないせいか、雑煮がやけに美味く感じた。


4日(日)
初夢

初夢の定義は3つに分かれるらしい。
一つが、よく言われている「31日に寝て、1日起きたときに見る夢」。
二つ目が「1日に寝て、2日に起きたときに見る夢」。
三つ目は「2日に寝て、3日に起きたときに見る夢」だそうだ。

第三説については初めて聞いたが、要は「その年明けてから初めて見た夢」で良いのかな、と。
屁理屈過ぎるかな。

そして自分はと言うと。
4日(午前)に寝て、4日(午後)に起きた時の夢が実質的に見た初夢となるのだろうか。
内容は以下。


ゆったり温泉宿に泊まりに行っていた。
同行者が誰かは定かではないが、5〜6人くらいと一緒らしい。
風呂に浸かってまったりのっぺり。
一旦上がるかぁ。
体の芯までじんわり温まったので、とりあえず湯から出る。
そしてしばらくぼーっとしていたのだが、そこで衝撃の事実にぶち当たった。

もう一回入るかな、と何気なく湯船を振り返ったそのときである。
あるはずのないものが、其処にいたのだ。
湯船に魚が泳いでいた。

夢だと知りつつも、目を疑いましたよ我ながら。
アジの態様をしたその魚たち(群れだった)は、あるものは完全な魚の形をしており、あるものは丸焼きに出来るよう、頭を落とし腸を抜いた状態で泳いでおり、またあるものは開き状態(でも生)で人間にとってほどよい温度の湯の中を、たゆっていた。

・・・これはあれだろうか。
先だって水族館に行ったときに
「すごい新鮮だねぇ。刺身にしたら美味そうだ。」
などと言いながら水槽を覗いていたことがいけなかったのだろうか。

せっかくの温泉も、魚が泳いでいる状態のため、勿論湯は濁ってしまっている。
そして更に驚くべき事があった。

魚市場仕様の姿をした(つまり、ゴム長にゴム手袋、ゴムのエプロンをして袖をまくっている)おばちゃんが、
「はい、これ。活きが良いよ。」
と言って、アジの開き(やっぱり生)を渡してくれたのである。
これを、どうしろと。

濁って生臭くなった湯に唖然とし、もらった魚を手に所在なさげにしているところで目が覚めた。


夢診断はいらない。
どのような形で現れたにせよ、おのれの欲望が入り交じった夢であることには変わりがないのだから(笑)。


5日(月)
仕事始め

9日間も休むと、休み明けという感覚があまり実感できない。
何となくまだ「休みの続き」のような気がしてしまうのだ。
外出するなりなんなり、動いていたならば、さしてこのブランクを感じないのだろうが、先の日記にも書いてある様に文字通り「寝正月」だったのだ。

うーむ。
生活リズムが果てしなく崩れているせいか、真っ昼間であるにもかかわらず眠さが頭の上空を行ったり来たりしている。
このぼんやりとした頭がまともに動き出すのは一体何時になる事やら。


6日(火)
筋肉痛

朝起きたら体がやけに重かった。
首・肩から背筋全部の腰辺りまで。
ぺらっとした筋一枚分がまるまる乳酸付けという感じである。

何もしていないのに、筋肉痛。
昨日、そして一昨日の記憶を辿ってみても、何一つ原因となる事象が見当たらない。
うーむ、するとやはりアレだろうか。
「普段動かしていない筋肉を使ったので、筋肉疲労が起きてしまった」
これしか思いつかない。
・・・要約すると単なる運動不足ですな。


7日(水)
七草がゆ

「せり、なずな ごぎょう、はこべら、ほとけのざ すずな、すずしろ 春の七草」
今でこそ耳慣れない草の名ばかりが羅列されているが、どれもその辺に生えている雑草ばかりである。

常に白米を食べることは出来ないぐらいの暮らしぶりをしている。
しかし、この日だけ少し背伸びをすれば白米のかゆを食べることは出来る。
これに近くに生えている食べられる草を混ぜて、この一年の無病息災の願いを込めて大切にいただこう。
そんな風にして、年中行事に取り入れられた七草がゆ(と、自分は推測する)。

それが今や、出来上がったものがパックになっていたり、また、「七草プランナー」のように一回使い切りの寄せ植え七草が売られていたりする。
何とはなしに、本末転倒な雰囲気がするのは気のせいだろうか。
まぁ、一応「無病息災」を願う気持ちだけは共通で残っているから問題ないのかな。


8日(木)
一日を振り返る

何もない一日などあるわけがない。
全く代わり映えのない一日など、あり得ない。

そんな感じで本日を振り返ってみると、いつもよりも眠さが一割り増しだったような気がする。
なんとも味気ない一日だったようだ。
それとも、何か自分が忘れているだけなのかもしれない。
「一日」の過ごし方が問題なのではなく、記憶に留めていない事が問題なのかもしれない。


9日(金)
お引っ越し(前編)

段ボールに手当たり次第机周辺のものを詰め込んで。
机の中身もそっくりそのまま押し込める。
さぁ、準備完了だ。

職場全部が移転するために3段階ほどに分けてこれまでに大型荷物等を運び出していたが、今回は机等残り物資を搬出。
課の仕切りとなっていた移動式壁や背の低い棚が外される。
それだけで一気に広さが感じられるようになる。

壁側や廊下には同じ型の段ボールが所狭しと並んでいる。
業務用机がどんどんと搬出されていく。
普段動かすことのないこれら机の下からは、いくつか面白いものが発見される。
ずいぶん昔に片づいていなければならなかったはずの資料一式とか、給料明細だとか。
「金が落ちてないかな」
などと言っていたのだが、落ちていたのは10円玉一枚。
うまい話はないものである。

一旦搬出が始まってしまうと早かったのだが、それまでの待ち時間が少々長かった。
想定していた時間よりも早く全行程が終わったらしい。
俺自身は定時で上がるつもりだったのだが、考えてみたら新しい職場の位置を知らない。
冗談めかして、
「来週遅刻したら、それは職場にたどり着くまでに迷子になっているものと思ってください」
とは言っているものの、やはり不安は残る。
俺以外にも知らない人がいたので、その一行に付いて行くことに。

職場の場所としては、駅2つほど離れるだけで、あまり変わりはない。
強いて言うならば、周囲にコンビニくらいしかないことが悩みかもしれない。
以前いた場所は仮移転場所で、今回の引っ越しにより元の位置に戻ってきたらしい。
「戻った」と言われても、全く実感は無いのだけどな(当たり前)。

適当に荷物を片づけた後、そばの美味い店を知っている人の案内により、食べに行く。
ひとしきり食べて食べて、食べて。
・・・ええ、飲めませんから。
新潟特産のへぎそば、美味かったなぁ。


10日(土)
若い気

昨日、引っ越しの手伝いを少々したせいだろうか。
肩、腕、足が見事な筋肉痛になっている。
よく、
「頭や感覚は昔のままであるため、従来道理に体を動かそうとするが、実際のところ体自体は老いているために、その感覚に付いていくことが出来ない。それ故に、「年寄りの冷や水」というようなことが起きるのである」
というのを聞くが、まさにそれである。
ああ、本当に今日が土曜日で良かった・・・。


2004.January
申の始まり、1月

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