Top>>>Diary>>>
February 2004
<2月分日記 21-29>
<<< back  Diary menu  next >>>
21日(土)
メールアドレス

様々な人のメールアドレスを見ていると、結構面白かったりする。
特に携帯のメールアドレスが。
無論、会社等の機械的に割り振られた物ではなく、個々人が作成したメールアドレスであるが。

真っ正直に自分のフルネームを使っている人。
自分の好きなフレーズをそのまま使っている人。
迷惑メール対策に誕生日を入れて長いメールアドレスにしている人。
顔文字を使っている人。
本当に様々である。

携帯電話のメールアドレスは、通常プロバイダーから配布されている物に比べてドメイン名が圧倒的に少ない。
それ故に、自分が登録しようとしたメールアドレスが既に他人に使われている物であった、そんな経験をしたことのある人もいるだろう。
そうすると、全く新しいアドレスを考えるか、又は今考えていた物に何らかの文字を付加して別の物にする、という手段に出ることになる。
大概は手間がかからない後者を選んでいるようだ。

新たな文字を付加するのに、そのまま付け加えてもいいが、やはり区別化したい。
こんなときに使われるのが"_(アンダーバー)"や"-(ハイフン)"などの記号である。
例えば
nagare-nagarete_nagasarete@docomademo.ne.jp
と言うような感じである。
自分の使っているのがDocomoなので確かめてみたのだが、これに加えて".(ドット)"が使え、条件としては、半角英数字3字以上30字以内だそうだ。

上記のような記号。
他の携帯電話会社を使っている人で、"/(スラッシュ)"を使っている人がいた。
なかなか珍しい。
珍しい故に、本人曰く迷惑メールは来たことがないらしい。
迷惑メールに悩まされている人がいたら、是非ともお勧めしたいものである。


22日(日)
memoもまとめて

職場の行きがけ・帰りがけに未送信メールとしてぽちぽちと携帯電話で打っていたメモ。
そろそろどうにかしないと、未送信メールばかりが溜まってしまう。

携帯画面を見ながらPCに打ちかえていく。
狭い画面で見ていると、結構量があるように思えたのだが、そうでもなかったんだなぁ。
それとも打つ手間が携帯だとかかっているから、その分量が多く感じられたのだろうか。

10件ほど溜まっていたメモがわりの未送信メール。
全て消したら、かなりすっきりした。


23日(月)
片づかないにもほどがある

意外に、日常使っている物って多いんだなぁ。
選り分けしながらそう思う。
全て割り切って片づけてしまえば良いのだが、それには少々日数がありすぎる。
だからといって、事前にある程度やっておかないと後の方が死ぬ目をみるしな。
早く今週末にならないだろうか。


24日(火)
葉書印刷

葉書印刷、と来れば父である。
あれほど
「PCもプリンターも貸すから、自分でやってくれ」
と言っているにも関わらず人に頼むのだからなぁ。
まぁ「説明書を読め」と言ってもそれをする前に人に聞いてくるような親父だから仕方ないのかもしれないが。
適当な引っ越し通知の葉書を選ってそれを加工する。
おし出来上がり。
文面を印刷して渡す。
宛名面は自分のワープロでやるらしい。
・・・どーせなら文面もそっちでやってくれ。


25日(水)
迷惑電話

個人攻撃ではなく、職場の方である。
俺が直接受け取っているわけではないので詳細は全く分からないのだが、先方かなりまめにかけてきているらしい。
そんなことする労力あるなら、他のことに費やせばいいのにねぇ。


26日(木)
重なるときには重なる

明日は引っ越し当日のため、今日はさくさくと帰ろう。
そう思っていた。
そして、そのように自分も動いたつもりであった。
だけどこういうときに限って、実現は出来ないんだよねぇ。

定時少し前。
「これやっといてもらえるかな」
そんな感じで時間はずれていく。
帰りたいなぁ、そう思いつつ終わらせていく。
帰ったら帰ったで家の中もすごいことになってたし。
あー、なんか面倒くさくなってきた(何を今更)。


27日(金)
お引っ越し

「お」と付けるとどうにも軽やかな印象を受けるのは何故だろう。
今回の引っ越しは自宅の引っ越しである。
約18年間住み続けてきた所から、いよいよ移動である。
過去に遡れば、物心付く前に一度、同道内で一度、そして東京に越してきたという経緯があるので引っ越し回数としてはそこそこ行っているように思える。
しかし自分が「家」という感覚の所はここであったので、ある程度の感慨はある。

午前10時頃から積み込み作業をはじめ、まるまる3時間かかって13時に搬出終了。
部屋内模様替えとは違い、絨毯や大型家具等一切がっさいのものが無くなり、ガランとした部屋だけが残る。
狭く見えていた部屋も、こう見るとなかなか広く見えた。
だが、すでにそこは「家」ではなかった。
元栓類を全て閉じ、家を出る。

引っ越し、というと仰々しい言葉に聞こえるが、引っ越し先は隣の区であるため、さして遠くない。
電車に揺られる事30分弱。
現地に到着。
母に駅からの順路を案内してもらう。
・・・そう。
「行くのが面倒くさいから」
そんな理由で、今まで俺は一度も下見に行っていなかったのである。
駅から徒歩十数分のところだが、迷ったら洒落にならん。

引っ越し先に着くと、大型家具の搬入が始まっていた。
各段ボールの部屋割り振りをするなど、搬入もやはり3時間かかってしまった。
ううむ、意外に時間がかかったなぁ。
とりあえず、今日は寝るところだけを作って寝なければ。
疲れた。


28日(土)
詰め込み作業

とかく、荷物は増やすものではない。
真にそう思った日であった。
個人所有物のみであれば純粋に趣味のものなので増減可であり、ある程度の容量予想はつく。
問題は共有物である。
部屋の個数・部屋の広さ及び収納スペースがそれなりにあれば、共有物について心配する必要はない。
「共有物庫」に放り込んでおけば良いのだから。
問題としている以上、上記の前提条件が無い事になる。

俺の部屋は以前は北側の4畳半であった。
今回は北側の6畳である。
部屋の場所について、俺及び姉が使えると想定されていた場所は、南5畳弱の洋室か北6畳強の和室。
少し前に、家具の配置について話していた。
その時母が俺と姉にどちらがどっちを使うのかと問うたのだが、それに対し直ぐ様姉が答えた。
「流が北に決まってるでしょ」
・・・。
いや、俺も部屋の広さは(以前同様物置部屋を兼ねていても)広いに越した事は無いですが?
俺には選択権、無しかい。

アルバム等生活必需品でないものを箱のままがしがし押入に積み込んでいく。
これで少しは部屋がすっきりした。
兄用布団一式等々がなければ、もっと物が入るのにねぇ(毒)。
これで自分の作業は一時ストップ。
何せこっちの部屋に入ってくる共用物の量が決まらない事には、一応配置決めをしたところで色々と動かさなくてはならなくなってくる。
そんな状態で自分のものを置いたりは出来ん。
・・・姉はすでに自室仕立てを始めているようだが。

まぁいい。
今日は明日の英気を養うためにもう寝よう。
そう思って腕時計を見たら、午前2時を回っていた。
日常生活と異なると、どうにも時間感覚が無くなるらしい。


29日(日)
2月の風

今年は4年に1度の閏年。
そういうわけで2月が29日まである。
いつもはさしてその有り難みを感じない1日であるが、今回に限っては有り難かったりする。
実のところ、逆に有り難くなったのかもしれないが。
母が言った。
「折角雛人形あるんだから、お内裏様とお雛様だけでも出そうか。今日はまだ2月だし、2月の風にあてられるね」
母よ、出すのは俺だ。
おまけにその辺り一式は昨日押入の奥深くにしまったばかりだ。
そして、何故に今回に限って「出しやすい配置となった」雛壇部分を出せと言わなんだ。

この際、手間は同じだ。
全部しっかりと風にあててやろうじゃないか。
そう、虫干しという名の風に。
一人黙々と七段飾りの組み立て・飾り付けをしていく。
前は居間に置いていたのだが、今回ばかりはまだごちゃごちゃしていない俺の部屋に置く事になってしまった。
白い壁と木目家具の他に色がなかった部屋に、一気に紅が差す。
映えるなぁ。
そして邪魔だなぁ。
ベッドの購入も考えていたのだが、未だ構想中で助かった。
置き場に困る羽目になるところだった。

ひとしきり出し終え、七段飾りの完成姿を眺め思う。
・・・出したら最後、必ずしまわないとならないんだったな・・・。


2004.February
引っ越しシーズン到来、2月

<<< back  Diary menu  next >>>