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April 2004
<4月分日記 11-20>
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11日(日)
掃除

来ました、大掃除日和。
・・・と言っても、その波は夜になって襲ってきたのですが。
夜の22時頃、思い立った。
そうだ、衣替えをしよう、と。

思い立ったが吉日。
タンスの中、ケースの中等々、どんどんひっくり返していく。
段ボール箱からまだ入れっぱなしだった夏服なんか引っ張り出して、あれやこれやと重ねていく。
去年はまだ着るかもなぁ、そう思っていたものも、よく考えるとそろそろ寿命だなぁ、と捨てるリストに加えていったり。

気が付くと、着る服が無い状態に。
元々衣装持ちでも無いのに、一気にこういう作業をしたからなのだが・・・。
いかん、今年は少しまともに夏服を補充しなくては。


12日(月)
お散歩

「本日の最高気温は26度の見込みです。夏日となるでしょう」
お天気お姉さんの言葉を甘く見ていた。

天気も良い。
そうだ、散歩がてらに散策と買い物に行こう。
昨日引っ張り出したサンダルを引っかけ、外出する。

そういやこっちの方ってまだ行ったこと無かったなぁ。
この辺りになんかのスーパーがあるとか言ってたっけ。
イヤホンから流れてくるラジオを聴きながら歩き回る。

さて、これから何処に行こうか。
一応ご近所散策の目的地は済ませた。
だが、もう片方の方に行くには戻って更に奥に行くことになるしなぁ。
うーむ。
どうせなら駅前のデパートまで行くか。
駅前の。
徒歩30分ほどのところである。
のんびり歩けばさしたる距離でもない。

ざかざかと歩いていく。
前に一度通った道なのでそんなに警戒(無論、「本当にこの方向で良いのか」という意味である)しなくても良いので、道のり的には楽であった。
だが、問題が一つ。
暑いのである。
日陰を選んで歩けば良いだけの話だが、それにしても紫外線も強い。
考えたらこの時期の方が夏場よりも紫外線強かったんだよなぁ。

適当に駅前デパート等巡り巡って結局入手したのは靴1足。
ま、足代かかってないから良しとするか(その分、帰り道で既に腿辺りに筋肉痛が来始めていたが)。


13日(火)
子機いただき

我が家の造りは、非常に電波の通りが悪い。
一歩家の外に出れば(携帯電話であれば)アンテナが3本立つぐらいなのに、家の中では置く場所に気を付けなければ直ぐに「圏外」表示となる。

これは携帯に限ったことではない。
TVやラジオの電波でも同じで、また、家電話の子機についても同様の症状となる。
子機は親機から飛ばされた電波を受信するため、さしたる距離が無くてもこの家の中ではすこぶる電波の調子が悪い。
聞こえが悪いと使われる頻度が落ちる。
そんなわけで、ここ最近は子機の充電さえ為されていなかった。

電気製品の説明書を必要最低限しか読まない我が家族。
使っていないなら子機を頂いてしまえ、と子機を持ち出し説明書を読む。
ふむ、親機と子機の両方で最大2段階まで受話・送話音量を上げられるのだな。
ぽちぽちっとな。
よし、これで一応まともな会話が出来るぐらいの音量となったな。
これで携帯の方の通話が出来なくても(携帯で受信はするものの、会話中にぶつぶつ切れる)、安心だ。


14日(水)
えーと

なんだったっけかな。
えーと、えーっと。
特段何もなかったような気がする。
たぶん。


15日(木)
採点

本日から短期派遣4日間。
内容は採点業務。
新入社員採用試験の採点である。
科目は国語と数学のみで、計100点。
裏には「この会社に入ったら何がやりたいか」というのが論じられている。
俺が行うのは無論、機械的な(とはいえ無論手でである)採点のみである。

取りあえずやっていく。
国語は漢字の書き取りと熟語の穴埋め・意味、それとおそらく文章の並べ替え。
数学の方は単純計算と長い文章題らしきものと、単独の文章問題らしきもの。
「おそらく」とか言っているのは実際に自分が問題を見ていないためである。
採点するには答案と正答さえあれば間に合うからねぇ。

それで、だ。
採用試験で、且つ名前の横に「○○大学」とかって書かれていると言うことは、これを受けている人々は皆就職戦線真っ直中の大学4年生である。
一般的に「最高学府」と言われる場所に所属している人間達だ。
回りくどい言い方はやめよう。
簡潔に言って、結構笑える答案だったりする。
そう、けして俺は論述の方を読んでいるわけではないのに。
なんというか、皮肉って言うわけではないが漢字が書けていない。
また、4字熟語も結構曖昧に覚えているようだ。

一つばかり、見事なまでに出来ていない漢字があった。
「車を『けんいん』する」
というときに使う『けんいん』である。
約700近い答案の中で、近しい字を書く人は多くいても、正答者は1人だけであった。
他に間違えが多かったのが「ゆちゃく」。
職場にいた人曰く、
「ホントにこれ、勉強してきてるのかな」
だそうだ。
・・・自分、何の前知識無しにこのテスト受けたら、結構散々そうなので何も言いませんでしたが(汗)。

さて、明日からの分で「けんいん」の正答者は出てくるのだろうか。


16日(金)
肩こり

全国の教師を一寸尊敬するかもしれない。
また、大学の先生が如何に採点に苦労しているかがわかった気がする。
昨日同様、本日も採点である。
赤ペン持ってB5サイズの紙の上を左から右、上から下に腕を動かして、左手で点け終わった紙を横に除ける。
ただこれだけの作業。
言い換えると、これだけしか動けない作業。
つまり、あまりに動きが少なく、且つ力を使いながらの作業のため、非常に疲れる。
・・・有り体に言うと、肩こりと言うより筋肉痛になっていたのである。
間に1時間休憩が入っているとはいえ、約5時間こんな作業行ってりゃぁねぇ。
昨日は久しぶりに盛大にピッ○エレキバンのお世話になったしな。

機械的な点付けでもこれだけ大変だし、その上論述の点基準なんか更に大変だろう。
ちらりと後ろに視線をやる。
後ろでは、昨日俺が採点を終えた分についての論述部分の点を付けている。
大変そうだねぇ(既に人ごと)。
全部目を通しているようなのだが、そこでも色々と面白いことが起きている模様。
「文章読んでいても具体的に何が言いたいのかよくわからない」
「表題見れば大体ダメかそうでないか判る」
と、この辺りの評だったら採点側として当たり前の反応なのだが、
「『被』露宴はまずいだろう(苦笑)。『被る』のは、まずいよ。(注:『披』露宴が正しい)」
「『漸』新って言葉なんかないよなぁ。(注:正しくは『斬新』)」
いくら書いてある文章が良くても、流石にこれらの漢字間違えはいただけなかった様子。
堂々と書かれていて、ちっとも漢字が間違えているか否か迷っていた様子がなかったからだそうだが・・・。
漢字間違えには自分も気を付けねばならぬなぁ。


17日(土)
ひなたぼっこ

ここ何日か、気持ちよいぐらいに晴れた日が続いている。
しかも、「春」のうららかさではなく、「夏」の暑さというぐらいの晴れっぷりである。
現在短期派遣で行っているところは湾岸沿いのところで、会社から歩いて5分ほどのところに湾に面した公園がある。
初日に派遣会社の人から、
「昔この辺りに来てたときに、ここでのんびり休憩したりしてたんですよ」
という話を聞いていたので、俺も昼休みにはここで時間を潰すようにしていた。

風は確かに強いが、海に面しているのに汐の匂いはきつくない。
確かに丁度良い休憩場所だ。
弁当広げてまったりと食す。
あー、これで昼寝でも出来りゃ最高なんだけどなぁ。
しかしながら、ここは日なた。
こんなところでまともに惰眠貪っていたらこんがり日焼けすること請け合いである。
そうは言っても、流石にこの時期日陰だとまだ温度低すぎて寒いしなぁ。
うらうらつらつらとそんなことを考えつつ時間を潰す。

土曜日だからか流石に勤め風の人は少なく、わざわざ出かけてきた風体の人が多かった。
よし、そろそろ戻って続きをするか。
職場内も無論土曜日で、職場内にいる人の殆どは今回の採用試験関係の人間だけである。
それで、だ。
つまり、俺がやっている採点作業を終えないことにはスムーズに裏に記載されている論述部分の採点が出来ないわけで。
昼休み1時間休憩している間に、どなたか別の方が残っていた分の半分くらいをやってくれていたようで。
残った分を終えたのが14時くらいでした(笑)。
しかも嬉しいことに、本日はこれで終了 and 時間は規定時間(17:30までの契約だった)でOKと言ってくれた。
いやー、なんだか凄く得した気分だ。

さて、残りは21日だ。


18日(日)
水糊の怪

机の上に置いているスティック状の水糊。
昔、普通に立てて置いておいたところ、上部が乾燥してしまい使えなかったということがあったので、それ以来逆さに置いている。
糊付けしようと久しぶりに手に取った。
くるくるとふたを回して外す・・・と、中身がクラゲの頭のようにドロッと出てきた。

すわ、何事か?
一瞬思考が停まる。
その間にももったりと糊が盛り上がってくる。
はっと我に返って、あふれ出る糊を一旦停めるために取りあえずもう一度ふたをする。

どうやら長いこと使われていなかった間に糊の内蓋部分が外蓋にくっついてしまっていたらしい。
逆ねじになっているにも関わらずくっついてきたのだから、よほど放置していたんだなぁ(まるで人ごと)。

その水糊は結局、手でのばして使うことに。
今は固まろうが何しようが良いと判断し、普通に立てて置いてます。
水糊の怪が再び起こるよりはマシだ。


19日(月)
Livly

「Livly」−So-net提供の電子ペットのことである。
(詳細は当サイト内Livly参照)
吹雪やきゅーてぃ☆が飼っており、面白そうだなぁと此度自分も飼い始めて早数日。
・・・自分には向いていないかもしれない。

Livlyは基本的に餌をあげて、散歩に連れて行く。
楽しみの基本はこのLivlyの体色や大きさを変化させたり、散歩に連れて行くことで、他の不特定多数の飼い主と交流することが出来るところにある。

つまりは「マメ」な人に向いているのであって、自分のような行き当たってバタリの人間には途中で死なせてしまう可能性がある(主に餓死)。
とはいえ、一旦飼いだしたからには電子ペットとはいえ、やはり死なせたくないしなぁ。
そんなわけでLivlyページを設置。
もしもLivlyページが無くなっていたら、管理がずさんになっていたと思ってやって下さい(少々悲しいことだが)。


20日(火)
呼び名

「秋葉流」というハンドルネームはかれこれ使い始めて5年ぐらいになるだろうか。
当初は「流」だけであったが、少し後に読みは違うが字面が同じハンドルネームの人が居る人が判明したため、「秋葉」をつけた。
無論、今でも通称は「流」である。
すっかりこの「秋葉流」が定着している俺自身。
Diary内であれこれ書くときも名字部分と名前部分を分離して書けるのでなかなか便利であった。
これらは当たり前のことだが、ネット上の呼び名である。

しかし、現実とネットとは全く違うとはいえ、「秋葉」と聞くと耳が反応してしまう自分が笑えた。
いや、今回の短期派遣先に「秋葉」さんと言う人が居たのですよ。
そしてまた、その「秋葉」さんが電話している相手方が俺の本名と同じ人だったりしたから本当に笑えてしまった。
偶然とはいえ、あるんだなぁ、こういう事って。


2004.April
ハナミズキ咲き誇る、4月

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