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April 2004
<4月分日記 21-30>
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21日(水)
結局

短期派遣作業の残りの採点を終えた。
合計3,000名分ぐらいの採点を行ったのだが、結局「牽引(けんいん)」という漢字が正確に書けていたのは合計3名のみ。
まぁ俺も前知識無しに「さあ書け」と言われたら書けないだろうし、大きな口は叩けないが、なんとなく採点していると微妙にへこむよなぁ。
最後の方は逆に、
「合っている人がいるかどうか」
という視点で点けていくのが楽しくなってしまったりしていた。
職場内でも専ら
「牽引の正解者、他に居た?」
だったしな。
平均点は50点半ばほど。
そういえば、職場の人もあまりの学生の点数の悪さに
「自分もやってみるか」
と挑戦してたなぁ。
その人は70点とったようだ。
流石に「社に入って何をやりたいか」という論述は書かなかったようだが(笑)。

短期の業務であったが、採点業務なんてなかなか出来ないことだから、それなりに面白かったな。


22日(木)
感応評価

本日日払いのもので、感応評価というものをやってきた。
内容は何種類かのカラープリンターから出力された同一絵柄を、どれが見易いか、好ましいか、そして好ましくないかという視点で順位を付けていく。
これを何セットか行うというものである。
色の濃淡や画像の細かさ等、色々と見るべきポイントがあり、順位を付けた判断基準、そして、何位までなら許容範囲かというのも点ける。

上記の様に書くと小難しく感じられるが、要は「見易いか否か」だけでOKなのである。
非道くいい加減のようだが、まぁ半分ぐらいは直感っぽいし。
見比べていっても段々順位に迷うところが出てくるんだよなぁ。
空と海の写真で、濃淡がはっきりしていても青みが強すぎて好ましくないと思ったり。
人の顔色で、妙に白っぽくてのっぺりと見えることもあったり。
モノクロ部分はきれいでも、斜線等柄になるときれいに出てないものがあったり。
一寸ばかし、どのプリンターから出たものがどれなのかというのが気になったりするのだが、それはさておき。

写真のようなもの、出来うる限り全色・全柄を使っているもの、人の肌の色、グラフ、文章と写真の組み合わせ。
初めのうちは、
「如何に自分視点で『見易い』と思えるものを優先するか」
とそれだけに意識を集中していたので、対象物そのものにはさしたる注意を払っていなかった。
今回全部で6セットあり、3セット目ぐらいに文章のものが出てきた。
取りあえず順位を付けて評価した後、内容文を読んでみる。
・・・意外に面白い。
モノとしては一寸した校内新聞風に創られていた。
近所のおばさんの証言では・・・とか、サグラダ・ファミリアの制作者の晩年は・・・とか。
時間があれば普通に読んでしまったかもしれない。

これには特段制限時間が設けられているわけではない。
3セットやって10分の休憩。そして残りの3セット。
大体合計1時間程で終わる作業である。
これで交通費込みとはいえ、日払いであの値段だもんなぁ。
この仕事発生すると即座に埋まるっていうのも納得だ。


23日(金)
散歩の翌日

21日は、16時くらいに上がりだったので、帰宅路から外れた駅にて買い物後、通常使う路線の方に歩いていこう・・・と思ったら、一本入る道を誤ったために想定駅より2駅ほど先に出てしまい、結果的に1.3kmほど歩くことになった。
続いて22日は午前の1時間ほどで終わるものだったのでその後を散歩に充てた・・・というか、地図上歩けない距離でもなかった(とはいえ、後で測ってみたところ、約3.7kmあった)上、電車を使うと非道く遠回りになる行程になってしまうためだ。
こういうととても健康的で健全な発想っぽく聞こえるがその根っこは・・・まぁおいておこう。
途中通過地点であれこれ久しぶりに買い物しながら通過していったので、その辺でも結構ぶらぶら歩いていたのだろう。
流石に22日のときには、帰り道一寸疲れた感はあった。

本日起きてみると、足がぼわっとしてだるい。
非常にだるい。
どうにも昨日、一昨日の使いすぎが少々祟ったようだ。
あれしきで情けないなぁ。


24日(土)
書かないと 書けなくなって くるものだ

見事な5・7・5だ。
いや、それが本題ではなく。
ここ最近Diaryを放ったらかしていたので、さて書くべと書き出したのだが、どうにも筆がのらない。
あれがあって、これがあってとちょこまかした加除書きのような文章は出てくるが、なかなか「文章」になってくれない。
やっぱりあまり間を空けるものじゃないねぇ。


25日(日)
寒暖

最近暖かい日が続いているとはいえ、家の中は日陰と同じであまり暖かくない。
そうかと言って、暖房を入れるほどの寒さになっているわけでもない。
このような気候であれば、やはり室内は裸足が楽である。
少なくとも、俺にとっては。

トイレに行こう。
そう思って椅子から腰を上げ、部屋の外に出た。
そして体の方向を左に90度曲げた。
しかし、しゃきしゃきと歩いていたわけではなかったので、左足がまだ残っていた。
結果、左足の小指が角に激突。
これが暖かい時期ならば、そんなにもダメージが無かっただろう。
だが、悲しいかな、足は割に冷えていた。
痛みが脳天に一気に駆け上がる。

・・・早く暖かくなってくれないだろうか。
自分の動きの緩慢さも、そしてこの激突の痛みもそうすれば少しはましになるだろう。
切にそう思ってしまった。


26日(月)
手抜きの代償

陽が長くなっている今日この頃。
しかしながら、必ず夜はやってくる。
緩やかに陽の光が落ち始めたと思いきや、一気に闇が空を覆い隠す。
今日の一日を振り返る間さえ与えてくれない。

外からの光を失い、暗くなった室内に灯を点す。
ぼんやりとしていた部屋が蛍光灯に照らされて、それぞれの色が浮かび上がる。
明るくなった室内と外の闇を遮断するためにカーテンを引く。
シャッ。
勢いよく引かれたそれによって、俺は足に激痛を覚えることになったのであった。

・・・なんというか。
窓の下に低い棚が置いてありまして、その上に丁度カーテンの下30cm位がもったりとだぶついて乗っかっているのですよ。
そして昼間にその上に読みかけの本を一冊置いといたのです。
きちんと机の上に置いとくのが面倒だったので。
夜にはすっかり本を置いたことを忘れていて、カーテンを引いた勢いによって落下した本は、丁度その角を俺の足の甲にぶつけたのであった。
流石に痛かったよ、人体の急所直撃は(涙)。

昨日も足に痛恨の一撃を与えたばかりだというのにねぇ。
学習しようよ、自分。


27日(火)
雨風にさらされて

本日の天気予報は一日中雨であった。
だが、屋内施設であれば、雨も晴れも関係ない。
そう思い、割と近所にある大型ディスカウントショップへと足を運んだ。

場所は知っていたが、実際に来るのは初めてだったので、ゆっくりと各コーナーを見て回っていく。
しかしやはり自分の足が止まるのは大体似たような傾向のところで・・・。

最近、ノートPCのパッド部分の動きが不調なんだよなぁ。
流石に本格的にパッドが壊れたらもしものときに困るしなぁ。
そうなると、マウスが欲しいなぁ。
でもUSB接続じゃないとパッド部分との併用は出来ないし。
そう言えば、自分のPCのUSBポートって2つしか無かったな。
おまけに常的にその2ポートは塞がっているので、増設しない限りはUSBマウスを使うことはままならない。
だとすると、HUBも買わんとなぁ。
2ポートのHUBを買ったところで拡張性に欠けているのは分かり切っているので、対象となるのは4ポートのものだな。
Bus-Powerのみのものと、Self-Powerもついているのもあるのか。
マウスやテンキーみたいに高電力不要なものばかりを繋ぐとは限らないので、AC電源付きのSelf-Powerつきのものにしておこう。
使わなければACをオフにしておけばいいだけの話だし。
手首のところにクッションとして置くあれも良さそうだなぁ。
キーボードの手首当たる部分のシルバーメッキが剥がれているところを見ると、その辺りは本当に結構負担になっているようだしなぁ。
こっちのこれも・・・。
云々。

ぐるっと一周した後、上記のように電化製品の辺りで悩むこと1時間余り。
結局USBマウスと4ポートHUB購入。
財布は痛いが気分は少々ほくほく。
そして外に出る。

今までの気分を一掃するかのように激しい雨風が襲ってくる。
天気予報を思い出し、待っていても雨は止まないだろうと判断し、傘を手に歩き出す。
ひどい雨風だった。
急激な突風に飛ばされまいと踏ん張っていたら、傘の一部は曲がってくれるし。
耐えるのが面倒くさくなってきた頃に、家に着いた。
穿いていた濃紺のジーパンは腿から下が雨直撃で真っ黒になっており、履いていた運動靴は無論水気を含んで重くなっている。

出かけていった場所自体は屋内でも、そこまでの往復は全て屋外なんだよなぁ。
ジーパンを干しながらしみじみと思った。


28日(水)
免許書き換え

御大層なタイトルだが、二月末に引っ越してからこっち、自動車運転免許の住所変更に行っていなかったので近くにある運転免許試験場に足を運ぶことにした。
運転自体は免許取得後一度もしていないが、身分証明としては何度も使用しているので、流石にそろそろ変更明示しておこうかと思ったのである。
別段、免許更新時に「住所変更しました」でも構わないのだが、自分の場合それは一年半先の話になるからなぁ。

試験場に行って受付のおばさんに所定の一枚紙を貰い、免許証番号や変更後住所を記入。
変更窓口に紙と免許証、そして住所変更した証明になるもの(自分の場合は住民票(本籍の略されたもの))を提出し、しばし待つ。
平日の昼間だというのに結構免許関係で来ている人が多い。
普通に書き換え以外に、海外に行っていた(又はこれから行く)為に、免許更新期間に更新が出来なかった(出来ない可能性がある)人というのも割にいた。
まぁ、確かに免許更新期間逃して失効してしまったらもう一度実技and筆記をやり直しだから、真面目に聞きに来る気持ち、わかるなぁ。

そんな観察をしていると、提出した窓口から、
「秋葉さん〜」
と呼ばれた。
のっそり行くと、
「裏側に住所を書き換えてあります。次回の免許更新時にはきちんと表の部分に反映されますので。」
そう言って、住民票と書き換えの済んだ免許証を渡された。
裏書きを見ると、本日の日付と「住所変更」の文字、変更後の住所、そして赤字で「東京公委」の判子が簡素に並んでいた。
ものの十数分で書き換え終了。


29日(木)
窓際のカーテンもどき

冬物完全密封・・・基、ベッド周辺に溜まっていたセーター類を今期はもう着ないと判断し、一挙に洗い上げる。
一気、と言ったところで、実のところは2日に分けて行ったのだが、それでもすごいことになった。
手洗いする分が多いという点については問題ない。
気分の乗っているときにはさくさく進むからだ。
まぁ、少々手は荒れ気味となるが、この際そんなことは些細な事である。

重要なのは干す場所である。
通常洗濯物干場は既に普通洗濯物で埋まっているし、外の干場に干すのは、モノがセーターであるだけに不可能だ。
品質表示にきちんと「陰干ししてくださいよ」と書いてもあるし。

型くずれ防止のために脱水機には軽くしかかけられない上、軽く乾くまではこれまた型くずれを避けるためにハンガーに掛けることもできない。
しかし逆に言えば軽く乾いてしまえば、ハンガー使用は可能だ。
ハンガーに掛けられたセーター類複数が、自室窓際カーテンレールのところに連なっている。
おかげで昼間にも関わらず、所狭しとひっさげられたセーターによって室内は暗くなってしまった。
今回は次の冬まで終っておく為、確実に繊維内部まで乾かさないと今度取り出したときに、
「カビが生えてておやびっくり(汗)」
そんな事態になりかねない。
とはいえども、完全乾燥まで一体何日くらいかかるんだろうなぁ。
放置しておくだけとはいえ、昼間も部屋が明るくないというのは一寸、気が滅入ってしまう。


30日(金)
なんつーか

久々に書き始めたら、Diaryに書くよりもColumnに書いた方が良さそうな中身になってきたので、本日はColumn更新。
4ヶ月ぶりの更新だなぁ。
Column01 No.23<不思議な交流>へ。
Diaryに書くことがないから単純にリンク貼っただけとか、そんな手抜きではないっすよ。
おそらく。


2004.April
春飛び越えて夏模様、4月

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