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June 2004
<6月分日記 11-20>
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11日(金)
たかが14、されど14
一作業の量が少ないからといってなめていてはいけない。
それらはあくまでも「一作業」の量であって、これに「×14」というのが付加されるのだから。
これぐらいならなんとか早めに終わるだろう。
そう自分で見積もっていたものがある。
黙々と作業をしていくが、一作業終えたあとに気がついた。
これから残り13同じ事をしなくてはならないことに。
・・・気が遠くなりそうだ。
「塵も積もれば山となる」
こんな形でことわざを実感するのは嫌だ。
そう思った瞬間であった。
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12日(土)
元ゼミ飲み会
飲み会、と言ったところで自分が飲むのはノンアルコールですが。
歯の治療中はアルコール摂取はいかんのです(元々飲めやしないが)。
夕方5時頃の新宿。
人と熱気で満ち溢れている。
集まったのは俺含めて3名・・・ってこれだけ?
少ないなぁ。
一人は仕事があるので遅れて来るそうだが、他の面子はそれぞれ風邪っぴき・試験・仕事等々らしい。
皆様忙しいやね。
新宿は人が多いので、
「この際だから、残り一人が来やすいように場所移動しよう」
ということに。
さぁ、奴の働いているところへ移動だ(笑)。
最寄駅近辺をだらだらと歩き回り、最終的には携帯電話にて店の場所を検索し場所を発見する。
そして勇んで乗り込む。
いや、普通に客としてですよ、勿論。
店内をざっと見回してみるも、当人は見当たらず。
必ずしも表にいるわけではない、って言ってたしなぁ。
仕方ないか。
表にいたならばっちりカメラに収めてやろうと思ったのにな、ちっ。
店を出て適当な食事処で時間を潰す。
前回の飲み会で出ていた話をちょろっと聞く。
ゴールデンウィークのときは行かなかったからなぁ。
定期的にやっているわけではないにせよ、一回行きそびれると結構話に開きが出てくるものだ。
女の子はスカートに限る!と豪語している人と、絶対にズボンしか履かない人が何時の間にやら付き合っていたとか。
っていうか、一年も前からのことらしいが<情報遅いぞ、自分。
それに何やら一時期、
「流は音信不通だ」
と言われていたようだ。
なんてこったい。
よく考えたらその時期、引っ越してから大分電波状態悪くなったことが判明する前の辺りだ。
どうやら9月に旅行に行こう、という話が出ているらしい。
海外逃亡に挑戦、のようだ。
韓国又は台湾辺りでのんびりと。 自分は台湾は行ったことあるから、韓国プッシュかな。
昨年の旅行は流れたが、今年はどうなるかねぇ。
残り一人が仕事が終わったとのことで、河岸を代えて居酒屋へ。
どの道俺は烏龍茶ですが。
前回彼氏が出来たという話をしていたらしいので、その後日談を聞こうかと思ったら既に別れていた、とか、社内恋愛にはおいしい状況の人がいる、とか。
・・・なんだか皆様恋愛中心のようですな。
話を聞く分には全く構わないが、その手の話題を自分に振ってこないでくれ頼むから。
明日も仕事があったり試験があったりする人がいるので、割と早めにお開きとなった。
なんか話し足りなかったよーな、丁度キリが良かったような。
また是非とも飲みたいなぁ<つーか、どうせ元ゼミの面子ですがね。
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13日(日)
人生模様
ほめられりゃ嬉しい。
けなされりゃ悲しい。
とはいえ、気心の知れた連中の間であればそれは軽いジャブだ、と自分は認識していたのだが、必ずしもそうでは無かったようだ。
今だから、といって、過去の言葉を言われたとて困る。
どういう意図のものであるかということではなく、単純に、言われても困るではないか。
少なくとも俺はそうである。
ただ、真摯に言った言葉ではないとこちらが勝手に判断して、いつものように一刀両断していたことについてはやっぱり俺が悪かったのだろう、とは思う。
「天地がひっくり返ってもありえない」
とか、
「そりゃただのいい人だ」
とか。
いくらこちらに悪気が無かったにせよ、やはり言われた方は結構深く傷ついていたのだな、と。
常日頃言っているように、俺は「はっきり」言ってもらわないとわからない人間である。
鈍感だと言われても仕方ないくらいに。
「多分そうだ」
そう言われても確証があるものではないので、違うのだろうと判断していた。
裁判でもそうではないか。
「限りなく黒に近い灰色でも、確証が無ければ『白』と判断するしかない」
思うところは過去と現在で全く相違は無いが、人の心の機微をもう少し勉強するべきである。
気にしないのってやっぱり他人に甘えているだけだよなぁ。
少々、思わぬところで人を傷つけていた自分の不甲斐なさに涙しつつ、思う今日この頃であった。
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14日(月)
痛いレポート第二段
先週火曜日に引き続き、歯の治療です。
今回はAttention付けないで、ソフトな実況にしてみよう(何)。
久しぶりに神経直接の痛みを感じたなぁ。
現在治療中の歯。
奥の方の神経はちょびっと残っているはず・・・だったのですが。
どうやら死んでいたようです。
しかも炎症起こして酷いことになっていた原因がこの死んだ神経だったというオチまでついてきたしなぁ。
医者の話によると、
「前回、歯根の中は殆どいじらないように治療したけど、薬を塗ったりする治療を行うとどうしても残っていた部分の神経が押されて実際にある位置よりも奥にいってしまうんだ」
「生きている神経ならそんなことにはならないんだけどね(つまり、一時的に押し込まれても、元に戻る)」
「死んだ神経が歯肉の方に押し出されて、他の正常な細胞等がそれを排除しようとして炎症を起こしたんだ」
・・・ということらしいです。
ああ、一体何時の間に死んでいたんだ我が神経よ<全身の神経自体は勿論生きています。
おかげで「根幹治療」というのをやることに。
これがなかなか面白い。
電力を測るような機械の片方は小さな鉤型になっており、それは口の端に引っ掛ける。
もう片方は先に細い針をつけ、歯の奥にまで差し込んでいく。
痛くはありません。
何故なら神経死んでいるから。
ぴっぴっぴという音がしていてこれで洗浄できているか否か判別しているらしい(予想)。
差し込まれた針自体は奥に入れるだけで動かしていなかったので、恐らく針の先から出る低周波(だかなんだかよく知らんが)が除菌・殺菌等を行うのであろう。
治療後レントゲンで確認し、更に奥まで出来るらしくもう一度行う。
しかし、このときに差し込まれた針が患部をさらに通り抜ける。
つまり、歯根を通り抜けてその先に刺さった(そっちは勿論神経あり)。
ちいっと痛かったなぁ(涙)。
この後は、
「綿に薬品をつけて奥の方に詰めています。次のときにこの綿が現在の状態であれば綺麗になっているということで次の段階に進みますし、膿や血が付いている状態であればもう一度綿を詰め替えて、患部が綺麗になるまでそれを繰り返します」
とのことだ。
結果は一週間後。
次回を待て。
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15日(火)
松葉杖
玄関に入ると、そこには二本の松葉杖が立てかけられていた。
すわ、何事か。
一瞬にして「親父がすっ転んで足でも折ったか?」そう思い、薄ぼんやりとした明かりが漏れている自分の部屋に行く。
「親父、足折った?」
開口一番尋ねる。
PCをいじっていた父は二本の足をこちらに見せた。
至って健康な足である。
よほど固いものを使わない限り折れそうも無い。
とすると・・・。
「骨折したのは母」
明確な答えであった。
骨折、と言ってもさして大仰なものではなく(と言うと本人に怒られそうだが)、足の甲の小指の付け根辺りの二本を折ってしまったらしい。
干していた布団を取り入れるとき段差部分に足を置いていたのだが、前方に重心をかけるつもりが布団の重みに引っ張られてしまい、これを立て直そうとして足に力を入れたときに変に力が入ったために骨折になったとのことである。
この部分の骨折は一般的に「サンダル骨折」といわれている。
その名の通り、サンダルを履いていて骨折する箇所が決まってそこだからと言うことだ(そのためか、医者に見てもらうとき始めに「何を履いていたか」と聞かれたそうだ)。
「筋が切れたと思うほど痛かった」 とは母の言。
しかし骨折は初めてだったので、今回のことで衰えを目の当たりにして少々ショックを受けたとのこと。
「まだ陽が残っていたから姉の布団も干してたのよ」
と母が言ったら、
「それは流が脚立を使っていたから悪かったんだ」
と姉が返す。
(注:ベランダに干さないまでも脚立に干しておくと室内でも多少ましなため、割に脚立を愛用している)
そう言われてもなぁ。
姉の部屋は南側のため、窓際に立てかけておくだけでも干したのと同じような効果は得られる。
そう言うと、
「いや、だから今日は流の言ってたようにやっていったのよ」
もしや、その状態を見たから母は姉の布団も干したのか?
「・・・親切心が仇になったんだね」
姉の一言が痛烈だった。
因みに全治1ヶ月らしい。
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16日(水)
利き歯
皆様には「利き歯」というのがあるだろうか。
食べ物を食べるときに自然と「右側でばかり食べている」とか「自分はその逆である」とか、そういうものである。
右脳を鍛えるには右側の歯で噛むようにすればよい、などという風説がその昔あったが、実際のところはどうなのであろうか。
誰か知っている人は教えて欲しい。
因みに自分の利き歯は左側だったようだ。
この度自覚したことなのだが。
話は少々変わって歯の治療の話。
最近歯科系の話が多いのは、自分が現在歯科に通院しているからであってその辺りはご容赦いただきたい。
歯の治療にあたっては、必ず右サイド側か左サイド側、どちらか一方を治療する時には、もう片方はいじらないらしい。
自分は今回初めて知ったのだが、その理由は、
「両方ともいじって、腫れてしまった等異常が出たときに、ものが食べられなくなったら困る」
からだそうだ。
なるほどねぇ。
なんとなく、人間2、3日食べなくても普通に生きていけるのでは、と思ったのは内緒である。
で、だ。
歯の治療をはじめてからだったか、その直前辺りからだったかは定かではないが、口内炎が出来た。
誤解の無いように言っておくが、治療時のミスにより発生したものではないことは確かである。
何故なら場所が下奥歯の直ぐ横側、頬の内側に当たる位置であるからだ。
歯の患部からは程遠い。
この場所、左側でものを噛むとダイレクトに口内炎に当たる。
誠に痛い。
意識して右側を使うようにしないと、自爆するのである。
一口目を食べたときに自爆してしまい、その痺れが残ったままそろそろと右側で噛むようにしてみる。
何やら違和感がある。
そう、単純に慣れていなかっただけなのである。
自分利き歯は左側だったんだなぁ。
自覚した瞬間であった。
利き歯でない方はかなり食べにくい。
とはいえ、もしかしてこれを続けていけば右側・・・つまり右脳(でよかったはず)の開発につながるかもしれない。
右あご使用による脳の開拓。
何か素晴らしい発想を得られるかもしれない。
新生秋葉流を楽しみにしていてください。
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17日(木)
ふらり思考の旅
どっかふらふらーっと旅行に行きたいなぁ。
特段目的を定めずにふらっと。
中・長距離路線に乗ったら本気でそのまま何処かへ行ってしまいそうだ。
金曜夜行に飛び乗って、午前10時くらいに現地についてふらふらと町を歩いて。
土曜の夜はどこかの宿に泊まってゆっくり温泉浸かって、日曜日の朝は早よから遠出して。
夕方近くのバス(電車)に乗って深夜に戻ってくる。
いいなぁ。
思いっきり体を動かすために観光しに行くのではなく。
ゆったりと休むために観光に行く。
なんの気兼ねもなく、気遣いもしない。 行こうかなぁ。
そんなことを考えつつ。
しばらく経ってから、再び
「どっか行きたいなぁ」
と思うのだが、このときには既に
「どうせ行くならいろいろなものを見て来たい」
そう思ってしまう貧乏性な自分がいるのであった。 ・・・なんか虚しいなぁ。
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18日(金)
何の変哲もない日常
いつもの、そう、いつものことだが。
溜まっているものを一気に片付けようとすると、面倒くさいという考えが頭をもたげてくる。
それに人間の欲求の第一位を占めているのは睡眠だしな。
お休みなさい。
このところ上記のようにしていたら、あれやこれやと溜まってしまった。
今日こそは上げな。
どうせ金曜日だしな。
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19(土)
腐敗
外は天気が良かったらしい。
一歩も家から出ていないので知らないが。
ここ最近土日はあまり外出していないなぁ。
少しばかりぎりぎり限界まで羽根を伸ばしておかないと、
なんだか腐りそうだ。
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20日(日)
サーキュレーター
引越しの際に捨てようかどうしようか結構悩んだ挙句にやっぱり持ってきてしまったサーキュレーター。
持って来た後も散々、
「そんな古いもの何時までも後生大事に取っておかないで、扇風機買えばいいじゃない」
そして、
「最近の扇風機は安くてもそこそこのが手に入るのだから」
と言われていた。
常に金縮・貧乏思考の我が家の人間が、である(とは言っても、これは私物にあたるのでどの道自分が買うことになるのだが)。
そんなに酷いかなぁ、あのサーキュレーター。
壁上方に取り付けてただ空気を下に流すためだけの装置。
室内に固定設置場所さえあれば扇風機よりも場所を取らずに済むのでなかなか便利だったりする。
風量の調整は紐を引っ張る二段式。
勢いよく風が流れるわけでもなく、風向きの変更は無論手動。
ましてやタイマーなんぞ付いていない。
古いことこの上ない。
どこかには製造年月日が書かれているだろうが、未だ確認したことは無い。
しかし十数年前の代物であることは確実だったりする。
ずっと俺の部屋に設置されていたものだったからなぁ。
今でも憧れるサーキュレーターの型がある。
現在使っている自宅設置エアコンのようなものではなく、洒落た居酒屋等の天井にぶら下がって回転している羽根のような形のものだ。
くるくるとゆっくり回ることによって室内の空気をかき回す。
いいなぁ。
今の部屋は割と天井が高めなので合うかもしれない。
ふとそんなことを思ってみた。 あ、でも設置場所がないか。
流石に部屋中央からぶら下がっている照明器具の横にはつけられないしなぁ。
「いいじゃない。照明なんて机のところぐらいで。どうせ殆ど使わないでしょ」
とは母の言。
痛いです。
実際のこととはいえ・・・。 やはりあなたは俺の母上だ(虚)。
老体に鞭打って未だ現役として活躍しているサーキュレーター。
ここ2、3日フル稼働です。
暑いからなぁ。
サーキュレーターから流れてくる微風で涼んでいる俺を見て、どうやら居間のほうでも扇風機を出したらしい。
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2004.June
日暮れの遅さを感じる季節、6月
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