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バウンス書く語り記
<バウンス書く語り記 04>
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<体色、変化中> 2004.05.24

今日のご飯もクロヤマアリなんですか?
葉流「そうだよ」
最近クロヤマアリばっかりですよね。
元々そんなに期待はしていないけど、あまりに続くとちょっと僕でも飽きてきてしまいます。
葉流「まぁそう言うな。その代わり、大分色変わってきただろう?」

人間と同じで、僕たちLivlyも勿論ご飯を食べます。
生きた新鮮な虫達が僕たちのご飯です。
オンブバッタとか、昆虫の幼虫とか、種類はいくつかあってそれぞれに特色があります。
青色であるルリセンチコガネを食べれば体色が青くなるとか、美白効果のあるものだとか。
ご飯を食べることによって、体の色や大きさを自由に変化させていくことが出来るのです。
これらは「やどかり亭」と呼ばれる餌屋で買ってくることが出来ます。

トビネである僕の始めの頃の体色は茶色でした。
特になりたい色の無かった時だったので、その頃のご飯は取りあえず手持ちのものを食べていました。
放浪して回っているときに、えび茶色の渋いLivlyを見かけて、いいなぁ、と思ったのが始まりだったと思います。
葉流「じゃぁまずは赤味を強くしてから、黒を交ぜていこうか」
そんな感じでご飯の調整が始まったのです。
赤くなるにはテントウムシ。
むしゃむしゃといただきます。
数日経った頃には、目に見えて赤くなってきました。
ちょっと派手かな?
知り合いのLivlyには、夏らしい色だね、と言われました。
僕たちトビネの体色は、体としっぽで微妙に色の濃さが違います。
でも、このときには赤が強すぎて、折角の違いが判らなくなっていました。
葉流「そろそろ黒にシフトするか」
そしてクロヤマアリがご飯の生活に移ったのでした。

いつになったらきれいなえび茶色になれるのかなぁ。
葉流「トビネは割と色の変化が判りやすいらしいが、そればっかりは俺にもわからんなぁ」
僕のご飯は、しばらくはクロヤマアリが続きそうです。

割と無難に次回に続く。


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食べて色変化


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