宮城の四季
2005 WINTER 冬

宮城の冬は厳しい。
太平洋から吹き付ける風、奥羽山脈や蔵王山脈から吹き降ろす風が荒れ狂う。
自然と共存しながら息づく文化もまた生活への弾みとなっている。
冬の営みは生活への知恵となって生まれてくる。
宮城の自然は感動的な冬の季節の宝庫だ。

◆かんじきで歩こう おくのほそ道  
◆猛吹雪の中雪上車で蔵王の樹氷めぐり  
◆雪の広瀬川

◆雪の大年寺
◆かんじきで歩こう おくのほそ道(05.03.06)             このページのトップへ

3月6日、鳴子町中央公民館主催の「かんじきで歩こう おくのほそ道」に行ってきた。
松尾芭蕉が歩いたという鳴子町おくのほそ道。雪深い山道をかんじきで歩いた。林立する杉林の中、急な山道、小川を渡りなど延々と続くおくのほそ道だった。小春日和となり太陽に照らされた真っ白な雪がきらきらと光り輝いていた。

    ★『徒然なるままに:雪深いおくのほそ道鳴子路をかんじきで歩いて』をご覧ください。写真と感想を記しています。

◆猛吹雪の中雪上車で蔵王の樹氷めぐり(05.02.11)        このページのトップへ

2月11日3連休の初日、すみかわスノーパークから出る雪上車に乗って蔵王の樹氷めぐりに行ってきた。
仙台は快晴で幸先の良いスタートと思ったが蔵王エコーライン入口から徐々に山を上っていくに従い吹雪きなった。時折、陽が差す天気になったが冬山の天候は変わりやすく数メートル先が見えなくなった。宮城蔵王からの樹氷は特注キャビンの雪上車で目的地まで行くことになるが天候次第では途中引き返さざるをえないということでそれを承諾してからの受付となった。雪上車は視界に阻まれながらどうにか樹氷原までたどどりついた。目的の樹氷はエコーラインの料金所約100mを上ったところにあった。吹雪いていたため樹氷の写真はうまく撮ることができなかった。それでもどうに雰囲気だけは撮ってきた。天候の良い日はさぞかし素晴らしい冬山を見せてくれるに違いないと思った。蔵王山は地吹雪と化し雪が舞う冬山の厳しさを肌で感じだ樹氷めぐりとなった。

◆雪の広瀬川(05.01.01)                           このページのトップへ

2004年の暮れに仙台市内は初積雪となった。
小春日和の日に雪の広瀬川を散策した。
一面真っ白となった河川敷。太陽がきらきら輝いて流れる広瀬川。水面には静かにつがいの小鳥達が泳いでいた。

◆雪の大年寺(05.01.01)                             このページのトップへ

大年寺山の雪は深かった。
大年寺に登る階段は雪に覆われていた。
風が吹いてチラチラと舞う雪に北国の自然を感じた。
仙台市の所有する茶室はすっぽりと雪に包まれていた。