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宮城の四季
2005 SPRING 春
春の季節。
自然が色づきはじめ、自然の息吹が感じられ、自然が動き出す季節。
陽の光も柔らかく、心地よい風が吹き、生きる喜びを感じる季節。
今年も宮城の春をお届けしよう。

◆花の名山 南蔵王  
◆サラサドウダンの咲き乱れる蔵王の森  
◆春に燃える徳仙丈・真紅のつつじが感動的
 
◆徳仙丈の奥入瀬  
◆田束山に燃えるつつじ 
◆感動!!美しき残雪の蔵王
  
◆古川織絶川の藤の花 
えぼし蔵王のスイセン
 
◆美しきかな残雪の蔵王 

◆蔵王山麓の菜の花畑  
◆国道108号線荒雄湖畔公園
 
◆唐桑半島の巨釜半造  
◆蔵王高原の菜の花畑  
◆角田橋の菜の花畑
 
◆蔵王エコーライン雪の回廊
 
◆国道51号線沿いから眺める蔵王連峰  
◆国道47号線沿いから眺める蔵王連峰 
◆国道286号線沿いから眺める蔵王連峰 
◆七ヶ宿・湯原の水芭蕉  
◆川渡温泉江合川「の菜の花
  
◆蔵王エコーラインの雪壁  
◆水の森公園の水芭蕉第2弾 
◆水ぬるむ広瀬川のほとり

◆水の森公園の水芭蕉はこれから
◆蔵王エコーラインの雪壁と蔵王連邦

◆丸森町筆甫の水芭蕉と梅の花、おたまじゃくしが泳ぐたんぼ


◆花の名山 南蔵王(05.06.18)                   このページのトップへ 

6月18日、南蔵王(前山、杉が峰、屏風岳、南屏風岳、不忘山)をトレッキングしてきました。
去年の秋、同じコースを歩いて以来でしたが、この季節、蔵王山麓は高山植物が咲き乱れる花の名山ということで楽しみにしていました。
当日の天気は曇りのち晴れ。朝方の里のお天気は一面もやに包まれて心配しましたが、蔵王の山は快晴に恵まれました。芝草平、南屏風岳から不忘山まではハクサンイチゲ、シャクナゲ等が咲き乱れ、ミヤマオダマキやハクサンチドリ等も見ることができました。登山客も多く、一面に咲いた高山植物を見ては感嘆の声があがっていました。中には花の名前を知っている登山客もいて、今度は、高山植物のガイドブックでを片手に勉強しながら登山することも登山の醍醐味を知る一つかなと思ってきました。今回、登山客と会話したことや経験したこと、感じたことなど「徒然なるままに」にしたためようと思っています。乞うご期待です。

★徒然なるままに:花の名山 南蔵王を縦走して =蔵王の写真等を65枚掲載しています= 

◆サラサドウダンの咲き乱れる蔵王の森(05.06.05)       このページのトップへ 

6月5日、蔵王山麓にある「水芭蕉・どうだんの森公園」にサラサドウダンを見に行ってきました。
どうたんは白地に紅色の筋が入っている花ですが、釣り鐘のように咲いていて見頃な時期を迎えていました。
みずみずしい新緑の木立を歩いていくと整備された木造の遊歩道が続いていました。春に水芭蕉を見にきましたがどうだんの森はその反対方向にありました。湿地帯の両側には約1万本のどうだんが自生しているそうです。可憐で上品な真っ白い花のゴヨウツツジも満開でした。4月頃には水芭蕉の観賞、秋には紅葉の観賞と、駐車場から近く気軽に散策できるコースであり沢山の人で賑わうそうです。四季折々の蔵王山麓を見る楽しみがあります。周辺には、遠刈田温泉や鎌先温泉など温泉郷があり癒しの旅を満喫できそうです。

◆春に燃える徳仙丈山・真紅のつつじが感動的(05.05.29)   このページのトップへ

気仙沼市と本吉町にまたがる徳仙丈山(711m)のつつじを見に行ってきました。
自生のヤマツツジやレンゲツツジ50万株が群生する徳仙丈山ですが、今年は5月に入り気温の低い日が続いたため、気仙沼市側は七分咲き、本吉町側や山頂付近は五分咲きの状態でした。気仙沼市側にある330mのつつじ街道やつつじが原は一面濃いピンクに染まり感動的でした。本吉町側のつつじまつりが5月28日、気仙沼市側のつつじまつりが5月29日に行われ、気仙沼市側のイベント会場では、山登りも大変なお年寄り等のために無料送迎車が出るなど気配りの行き届いたまつりになっていました。また、山頂の途中には、「籠ヤ」もいて急な坂道を籠に乗ってつつじ見物ができるイベントもありました。乗る人の体重制限も有り得るという担ぎ手の話などでつつじ園に和やかな雰囲気が漂っていました。
気仙沼市街地からは、つつじが満開になったこの時期、真紅に燃える徳仙丈山を見ることができるそうです。

◆徳仙丈の奥入瀬(05.05.29)                    このページのトップへ

5月29日、徳仙丈のつつじまつりに行った折、徳仙丈奥入瀬のハイキングコースを歩いてきました。徳仙丈山から流れる水の音、苔むした岩肌、みずみずしい新緑が、奥入瀬の自然の美しさを引き立てていました。途中、もみじを笠にした兜岩や一本杉、三本杉など数百年が経過したと思われる神木の杉の木に圧倒されました。静かな森の中に広がる小鳥のさえずりが春の季節を感じさせてくれました。


◆田束山に燃えるつつじ(05.05.28)                このページのトップへ 

5月28日、田束山のつつじを見に行ってきました。
この時期、つつじで真っ赤に燃える田束山に登ってみたいと思っていたことから、ようやくその念願を果たすことができました。山頂付近までは車で行くことができ難なく征服してきました。山頂付近のつつじは間もなく終わりを告げるような雰囲気でしたが、牧場遊歩道にあるつつじ園、中でも付近の林の中に群生するつつじは、新緑の木々と真紅のつつじのコントラストが美しく優しい春の光に輝いていました。

◆感動!!美しき残雪の蔵王(05.05.21)             このページのトップへ

五月晴れの5月21日、仙台からくっきりと蔵王連峰が見えたことから蔵王高原へと車を走らせました。
春の季節、蔵王の山々はいろいろな姿を見せてくれました。雄大な蔵王山に魅せられ自然の美しさに改めて感動を覚えました。
これから蔵王は雪融けとともに高山植物が咲き乱れます。去年は、晩秋の南蔵王をトレッキングしましたが、今年は、蔵王に咲く野の花を求めて歩いてみたいと思っています。

◆古川緒絶川の藤の花(05.05.21)             このページのトップへ 

古川市中心街地の緒絶川周辺で藤の花が見頃を迎えています。
紫の妖艶な藤の花が咲きそろいました。今年は3月の低温で開花も約1週間ほど遅いそうです。甘い香りが広がっています。まつりは今月25日までですが、開花が遅れたことからライトアップを31日まで延長する予定なそうです。


◆えぼし蔵王のすいせん(05.05.08)            このページのトップへ 

今年もえぼしスキー場のゲレンデに咲くすいせんを見てきました。
ゲレンデ一面に咲くすいせんは見事に咲きそろっていました。今年は雪の影響で例年よりも開花が遅かったようです。
沢山の見物客が訪れていました。春を告げるすいせんは人々の心を癒してくれました。

◆美しきかな残雪の蔵王(05.05.08)               このページのトップへ

5月8日、薫風の爽やかな日に蔵王山麓の菜の花を求めて車を走らせました。途中、残雪に輝く蔵王連峰と水の張った田んぼ、あぜ道に咲くタンポポ、一面に咲く菜の花をみつけ、自然の美しさに感動しながらシャッターを切ってきました。そこには遅かった春を待ち望んでいたかのよな自然の姿を感じ取ってきました。頬を通り過ぎていく風も幾分ヒンヤリとしていました。

◆蔵王山麓の菜の花畑(05.05.08)                 このページのトップへ

蔵王山麓にどこまでも広がる菜の花畑、ゆらゆらと心地よい春の風にそよいでいました。
菜の花畑に身を包むとむせるような菜の花の香りが立ち込めていました。
蝶々が菜の花を気持ち良さそうに飛びかっていました。
ことりのさえずりが時折風に乗って聞こえてきました。
高原の静かな春の風景です

◆国道108号線荒雄湖畔公園(05.05.05)            このページのトップへ 

鳴子から国道108号線jを抜けると荒雄湖畔公園に出ます。鳴子ダムの貯水池にある公園です。週末などにはピクニックの家族連れが多くいます。鬼首高原が近く鍋倉山などの山々が残雪を抱いて美しい山並を見せてくれます。

◆唐桑半島の巨釜半造(05.05.04)             このページのトップへ

唐桑半島の巨釜半造に行ってきました。
県内の海に行くことはあまりありませんでしたが、今回、暫く振りに北の陸中海岸唐桑半島まで足を運んできました。何となく懐かしい気分に浸りました。宮城には美しいリアス式海岸もあります。広々とした青い海原は気分を爽快にさせてくれます。巨釜半造には折石という高さ16m、巾3mの大理石の石柱があり観光のシンボルになっています。 明治29年(1896年)の三陸大津波の際、先端部分が2mほど折れたことから折石と呼ばれています
この付近には大理石の海蝕による奇岩が連なって見えます。何とも不思議な岩礁です。

◆蔵王高原の菜の花畑(05.04.30)            このページのトップへ

県道254号線白石から蔵王方面へ抜ける高原に菜の花畑があります。
残雪を抱いた蔵王の尾根と高原の菜の花畑は絵を見るようで感動します。
高原の爽やかな風が菜の花の香りを運んできます。

◆角田橋の菜の花畑(05.04.30)              このページのトップへ

県道44号線阿武隈川角田橋のたもとにある菜の花畑は見頃の時期を迎えています。
遠くには真っ白いロケットが天空を目指して今にも飛び立たんばかりの景色が見えます。
角田市はロケットの街でもありロケットエンジンの噴射実験施設があります。
心地よい春の風が菜の花の香りを運んでいます。
黄色の絨毯が一面に敷き詰められたようで見事です。

◆蔵王エコーライン雪の回廊(05.04.30)       このページのトップへ

4月30日、快晴の蔵王エコーライン雪の回廊を見てきました。
4月22日に開通して以来2度目の見学でした。前回は、道路の凍結で蔵王エコーラインが閉鎖されていたこともあり刈田岳山頂まで行くことができませんでした。
両側には数メートルの雪の回廊ができ今にも覆いかぶさってきそうで圧倒されました。陽の光に反射しきらきらと輝く雪を見ながら冬の名残を感じつつやっと来た春の訪れも肌で感じたところでした。

◆国道51号線沿いから眺める蔵王連峰(05.04.30)      このページのトップへ

国道51号線七ヶ宿方面に抜ける高原から見る蔵王連峰。こぶしの花が咲き乱れ絵になる風景です。
日の光を浴びて真っ白に輝く蔵王連峰の尾根。自然の雄大さ美しさをひしひしと感じさせてくれます。

◆国道47号線沿いから眺める蔵王連峰(05.04.30)       このページのトップへ

国道47号線遠刈田温泉方面に抜ける高原から見る蔵王連峰は感動を呼びます。
遠くに聳える残雪の蔵王山、掘り起こしたばかりの褐色の畑、春の息吹を感じさせてくれます。
ことりのさえずりだけが聞こえてきます。静かな自然の風景です。

◆国道286号線釜房ダムから眺める蔵王連峰(05.04.30      このページのトップへ

国道286号線釜房ダムから眺める蔵王連峰は湖面にその姿を浮かばせ絶景です。
山形に抜ける国道は車の往来も激しくドライバーにとっても癒しの道路でもあります。
春のダムは雪解けの水を一杯に貯え工業・農業用水として活用され何時の日か再び自然へ返されます。
四季の移り変わりを感じさせる釜房ダムになっています。

◆七ヶ宿・湯原の水芭蕉(05.04.29)                  このページのトップへ  

山形県境に近い七ヶ宿町湯原の湿原で、水芭蕉が見頃を迎えています。
国道113号線沿いにあり、気軽に散策できる水芭蕉群生地です。
乳白色と緑鮮やかな水芭蕉は水辺を彩っています。県境の峠の遅い春の到来を告げていますが、今年は平年よりも2週間ほど遅い開花となり5月上旬頃まで楽しめそうです。

◆川渡温泉江合川の菜の花(05.04.24)                このページのトップへ

川渡温泉江合川の河川一杯に広がる菜の花畑は今が満開です。
堤防沿いの桜の花はつぼみが大きく膨らんで開花間近となっています。
桜の花が咲いたときには、菜の花と遠く聳える残雪の山々のコントラストが素晴らしいことと思います。
お天気の良い日には菜の花畑で弁当を広げるのも良いかもしれません。
春の風が心地よく迎えてくれるでしょう。

◆蔵王エコーラインの雪壁(05.04.23)                  このページのトップへ

4月23日蔵王エコーラインの雪の回廊を見てきました。
11月上旬から閉鎖されていたが22日に開通したというニュースを聞いて行ってきました。
開通当日は吹雪のため間もなくして通行止めになったということで私が行った日も凍結のため通行止めでした。
それを予期していたこともあり防寒具と長靴に履き替え歩いて雪壁のあるところまで行ってきました。
道路脇には今も10メートル近くの雪があり、雪の回廊は覆いかぶさるようで蔵王の冬の厳しさを見た気がしました。

◆水の森公園の水芭蕉第2弾(05.04.23)                   このページのトップへ

蔵王エコーラインの雪壁を見に行く前に水の森公園の水芭蕉を見に行ってきました。先日行った時には雪も残っていてまばらに咲いていましたが今が見頃という感じでした。
可憐で楚々とした白い花は葉の緑と調和して心を癒してくれました。水芭蕉をスケッチしている人もいて静かな遊散策コースになっていました。5月まで観察できそうです。

◆水ぬるむ広瀬川のほとりで(05.04.10)                 このページのトップへ

広瀬川を散歩した。
雪解けで水かさも幾分増していた。桜の花が咲くのも時間の問題。はちきれんばかりの蕾がピンク色に染まっていた。水仙の花、菜の花、梅の花、広瀬川の周辺には春の季節を感じさせる草花が沢山あった。
水ぬるむ季節。春の季節は心を豊かにしてくれる。

◆水の森公園の水芭蕉はこれから(05.04.09)                このページのトップへ

蔵王の麓にある水の森公園に行ってきた。湿原には遊歩道があり整備されていた。
雪解けの水を湛える湿原に白い水芭蕉が小さく咲いていた。まだ、残雪があり水芭蕉はこれからだった。

◆蔵王エコーラインの雪壁と蔵王連邦(05.04.09)                このページのトップへ

蔵王エコーラインは4月22日から開通だった。今、急ピッチで除雪作業が進められている。
澄川スキー場まで車を走らせた。途中、雪壁が道路に迫り圧倒された。
蔵王連邦の山々は美しく雄大だった。雪解けも始まっているだろうか。もう直ぐ、山開きの季節を迎える。

◆丸森町筆甫の水芭蕉と梅の花、おたまじゃくしが泳ぐたんぼ (05.04.09) このページのトップへ

春の陽気に誘われて丸森町筆甫の水芭蕉を見に行ってきた。
山間の湿地帯に純白の水芭蕉が咲きそろっていた。水ぬるむ棚田のたんぼにはおたまじゃくしが泳いでいた。
おたまじゃくしを見るのは何十年ぶりだろうか。春の季節を感じさせる温かい爽やかな風が通り過ぎた。

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