「自立生活センター」とは

 「障害者」と呼ばれる人たちの多くは、これまでさまざまな理由で施設や家族のもとに「保護」という名の管理を受けたり、地域社会から隔離された生活を余儀なくされてきました。しかし、「障害があっても地域社会の中で普通に生活したい」「自分のことは自分で選択したい」という思いは誰にでも当然のものです。そして、その「自立生活」の実現を助け支援してゆくところが自立生活センターです。
 自立生活センターは、1970年代にアメリカで起こった自立生活運動の拠点として、カリフォルニア州バークレーに設立されました。そして、日本でも1990年代に入り全国で広がりを見せています。全国ですでに70ケ所以上が設立され、今も増え続けています。新潟県内では新潟市に続いて2ケ所目になります。
 また、この自立生活センターは、運営や各種のサービスを障害を持つ当事者が中心となっておこなっているところに大きな特徴があります。かつて、障害者は福祉の対象者としてしか見られてきませんでした。しかし、障害者の立場を最もよく知っているのは障害者自身のはずです。すなわち、障害者こそ障害福祉の専門家であり、サービス提供の最良の担い手なのです。自立生活センターは、この最も基本的な事柄を軸芯に据えて運営されています。
 自立生活センターはCILと呼ばれています。CILは " Center for Independent Living " の略で、「シー・アイ・エル」または「シル」と読んでいます。「自立生活センター新発田」も「CIL新発田」と呼んでください。

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