正義と勝利の座談会

 


 31  32  33  34  35  36  37  38  39  40

 

<31>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 日顕は、あの「芸者写真」裁判で負けて、大慌てのようだな(笑)。
杉山 その証拠に、最高裁で敗訴した直後に大わらわで深夜に「院達」を出した。
 それも2月27日の零時19分と零時39分に、同じ院達を間違って2回も末寺にファックスしてしまった。
原田 それで、後で「お詫び」のファックスまで、また打っている(笑)。
秋谷 まったく不様だ。最高裁で負けて、日顕が相当イライラしているのが、よく分かるじゃないか(大笑)。
弓谷 何しろ、この裁判の焦点は、日顕本人の下劣な「芸者遊び」の写真だからな。
杉山 あんな写真が出てきただけでも恥ずかしい(笑)。それを、わざわざ自分たちで裁判沙汰にした揚げ句に「最高裁で敗訴」だ。
原田 この上ない「恥の上塗り」だな(爆笑)。
秋谷 日顕は、池田名誉会長が、あまりに偉大な人格で、皆から尊敬されている。反対に、法主の自分が芸者遊びまでしているインチキ坊主であることが知れ渡った。
 それで嫉妬し、名誉会長を陥れようとして裁判を起こしたんだ。
弓谷 あの「シアトル事件」の裁判と同じ方程式だな(笑)。
 あの裁判でも、宗門が勝手に裁判を起こし、1審で不様に負けた。そのうえ、2審の途中で、すごすご訴えを取り下げるハメになった。
杉山 裁判費用の約1400万円もの大金も全部、宗門側が支払った。
 天下に赤っ恥を晒した。
青木 そしてまた今回の敗訴だ。これで日顕が「ニセ法主」であることが完全に決定したな。
秋谷 この厳しき結果が全てだ。この狂った日顕と宗門の姿は全部、後世の歴史に厳然と残る。時とともに重みを増す。学会の正義が輝きわたる。

原田 何しろ宗門は、日顕の悪行のせいで、この2年余りだけで「最高裁で7度の敗訴」だよ。
弓谷 7回だもんな。すごいよ(笑)。
杉山 まず一昨年には、改革僧侶に寺院の明け渡しを求めた裁判で、立て続けに3敗。
弓谷 続いて、改革僧侶の池田託道住職(滋賀・世雄寺)を中傷したデマ事件で、日顕本人に30万円の賠償命令(昨年7月15日)。
杉山 さらに「シアトル事件」絡みのデマ事件でも、宗門と日顕本人に連帯して400万円の賠償命令(同年9月9日)。
弓谷 さらに、さらに「遺骨大量不法投棄事件」でも、大石寺に合計200万円の損害賠償命令(同年12月19日)。
原田 そして、今回の「芸者写真」裁判だ。にわかに信じがたい話だが、本当に7回も負けている(笑)。
青木 たった2年余りで最高裁で7回も敗訴。こんな宗教団体なんか、どこを探したって、絶対にない。
秋谷 厳しい仏罰だ。しかし、これが現実だ。しかも、この日顕宗が負けた裁判は、ほかならぬ「日顕の悪行」が敗因になっている。
青木 宗門は「頭から腐った」ということだ。
原田 日顕が、どれだけ悪辣な坊主か。どれほど狂った「不法坊主」か。その明瞭、明確な事実の証拠だ。

青木 日顕は、何をやっても池田先生に、かなわなくて狂っていった。それで法主の権力で学会を弾圧した。先生を陥れようとした。
 だが、この10年余りで、すべてが決着した。学会は大発展。宗門は衰滅の一途。裁判でも、学会は全て勝利、宗門は負けっ放し。
秋谷 当然だ。日顕は、凶悪な恐喝事件を起こした山崎正友と密謀して学会を切った。仏法の眼で見れば、日蓮大聖人が日顕を厳しく裁かれたんだ。裁判の厳しい結果は全部、その厳然たる証拠だ。
原田 今回の敗訴についても、宗内の坊主の間で早速、ささやかれている。
 中堅の坊主なんか「あんなに莫大な金を使って裁判をやって、負けっ放しなんて、とんでもない」「日顕が裁判官のことを『頭の狂った裁判官』なんて言ってるから、こういうことになるんだ」と罵っているそうだ。
青木 当然だろう。各地の末寺の坊主たちも、陰で怒り、罵り、野次り倒しているよ(笑)。

弓谷 それにしても日顕のやつは、自分が敗訴すると、すぐ裁判所に「八つ当たり」する(大笑)。
 今回の「院達」でも「不当判決、不当判決」などと、ギャーギャー騒いでいた。
青木 おもしろいよ。日顕がものに狂うを見よ≠セよ(笑)。
秋谷 自分から訴えておいて、今さら何を言ってんだ(大笑)。
 裁判所や裁判官が悪いと言うんだったら、最初から訴えなければ、いいじゃないか。
 なんで、わざわざ訴えたんだ。
原田 要するに、社会を甘く見すぎているんだ。
秋谷 戸田先生は仏意仏勅の創価学会を壊そうとしてみろ。必ず仏罰を受ける≠ニ、厳然とおっしゃった。その通りの厳しき仏罰の宗門になった。
青木 それにしても今回の日顕宗の慌てよう(笑)。最高裁の判決というのは、1審、2審と違って、何の前触れもなく突然、やってくる。直撃弾≠セからな(笑)。
弓谷 あんまり日顕がショックだったものだから、全国の坊主たちは、宗門から何も知らされなかった。聖教新聞を読んで、初めて事実を知った坊主も多かったようだ。
原田 「秘密主義」「閉鎖主義」の日顕一派は役僧クラス以外には、重要なことを何も知らせない。それで多くの坊主が聖教新聞で初めて「敗訴確定」を知って、ビックリしたんだ(笑)。
青木 今年の年頭も日顕は聖教新聞を読んでるとはケシカラン≠ネんて騒いでいた。坊主や法華講を、真実の情報からシャットアウトしたいと必死だ。
杉山 しかし「読むな」と言われるほど「読みたくなる」(爆笑)。
 大石寺でも、情報に飢えた坊主たちが、みんな聖教新聞を読みたがっている。読みたくて読みたくて、しょうがない。いくら日顕が「読むな」と悲鳴をあげたって、誰も言うことなんか聞かないよ(大笑)。

(2004. 3. 5. 聖教新聞)

 

<32>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 それにしても今回の「芸者写真」裁判の最高裁での敗訴に、宗門は相当慌てたんだろう。
 何しろ宗門が「院達」を出すよりも早く、聖教新聞の記事が出て、各地の坊主や法華講に知れ渡ってしまった。
青木 それで慌てた宗門が、深夜に2度も全国にファックスをしてしまった(笑)。

杉山 前も話が出たが、その「院達」の内容というのが、ひどすぎる。もう裁判所への悪口のオンパレードだ。
弓谷 その通りだ。
 まず裁判所について「余りにも世間の常識から隔絶した、閉ざされた特異な世界」なんて言っている。
青木 バカバカしい。信者の供養を湯水のごとく使って、遊んでいたくせに! 何いってんだ。
秋谷 日顕たちが「余りにも世間の常識から隔絶した、閉ざされた特異な世界」だから、断罪されたんじゃないか(大笑)。
青木 坊主の芸者遊びは「世間の常識」とでも言うのかね(笑)。
弓谷 それに最高裁は怠慢≠セの非常識≠セの常識はずれ≠セの。いや、ものすごい罵倒ぶりだ。
原田 バカなやつだ。本当に狂っているな。
 あの「シアトル事件」絡みのデマ事件で、宗門と日顕本人が断罪された時も同じだった。
 昨年9月、最高裁の判決が出た直後に「院達」を出して「不当判決、不当判決」と大騒ぎしていたじゃないか。
杉山 あの時の院達もメチャクチャな「狂文」だったな。
 何しろ「不当」という言葉が6回も出てきたほどだ(大笑)。
弓谷 どうせこれも全部、日顕がやらせたんだよ(笑)。
杉山 間違いないな。その証拠に、昨年5月、日顕は信者を前に頭の狂った裁判官のせいで負けた≠ネんて言い放っていた。
原田 あの「シアトル」裁判の1審で完全敗訴した時なんかも、ひどかったな!
弓谷 そうだった。日顕は敗訴した言い訳のデマ本を自分で書いた。その中でも、わざわざ「判決への批判」という章まで立てて、さんざん裁判所を罵った。
杉山 「到底納得できない一方的な偏向判決」「あまりにもお粗末」「大いなる自語相違」「悪意に満ちた見方」「何の根拠もない独断的認定に過ぎない」「姑息極まる手法で逃げを打った」等々、すさまじい罵倒ぶりだ。
青木 まさに狂気の沙汰だ。

秋谷 御書を拝すると、日蓮大聖人は、裁判の結果を厳しく捉えておられる。
 道理に反し、人間の道に反して起こした訴訟は勝てない≠ニ喝破されている。
原田 日顕よ! お前のことだよ(笑)。
秋谷 さらに大聖人は邪法によって、正法を犯している者どもが、どんなに祈っても、訴訟に勝てるわけがない≠ニ厳然と仰せであられる。
青木 日顕よ! これも、お前のことだよ(笑)。
原田 学会の正義は厳然だ。大聖人が、三世十方の仏菩薩が、明確に示してくださった。
杉山 それにしても日顕一派は、この2年余で7回も最高裁で敗訴した。
 宗内の坊主も、みなガックリ来ているようだな。
弓谷 日顕の腰巾着(こしぎんちゃく)の小川只道なんかも、聖教新聞で「芸者写真」裁判の敗訴確定が報じられた日は、ずっと不機嫌だったようだ。
杉山 大石寺のなかを腕を組んでブスッとした顔で下を向いて歩いていた。
 「ただでさえ恐ろしい悪人面の形相が、いっそう醜悪だった」と見た人が言っていた(大笑)。
原田 宗内からの情報によれば、宗門は毎年、相当な金額を裁判に費やしている。
 ここのところは年間で3億円使ったり、4億円使った年が続いた。いちばん多いころは約6億円も使った。
 そういう話が伝わってきている。
青木 そんなに使ってるのか!
弓谷 日顕宗が、今回、敗訴が確定した「芸者写真」裁判や、あの「シアトル事件」の裁判を起こしてきたのが平成5年だ。それから10年。毎年のように、日顕宗では裁判が続いている。
青木 いったい、いくら使ったのか。真実は、どうなのか。それだけの大金を使って、いくつ裁判に負けたのか。
 いっぺん全部、公表したらどうだ(笑)。
杉山 日顕宗は、約3分の1の末寺が、経済的に苦しい「困窮寺院」と言われている。
 それなのに裁判は大金を使って敗訴の連続。
弓谷 わざわざ宗門の社会的信用を落とすために大金を使っている(大笑)。
原田 そのうえ日顕は、またもや末寺から金を搾り取ろうと企んでいる。坊主の預貯金から金をふんだくろうと狙っている。
 そういう話が入ってきているな。

杉山 今回の敗訴は、宗内への影響は大きい。深刻だ。
 何しろ「シアトル事件」に続いて「芸者写真」の裁判でも敗訴だ。
 坊主の中には、日顕のことを「ピンク、ピンク」なんて言っているやつも出てきたという話だ(大笑)。
原田 今、宗門は日顕のダメ息子の「阿部信彰派」。法道院(東京)の早瀬義寛をはじめとする「早瀬派」。日達法主の弟子たちが集まっての「妙観会(みょうかんかい)派」。この3つに分かれている。
 仲が悪くて、もうメチャクチャですよ=\―こう宗内から伝えてきている人もいる。
青木 親が3つに割れているから、息子の坊主たちも3つに割れている。
 早くも宗門は「四分五裂」だ。今はみな、おとなしくしているが、一度、爆発したら、もう日顕には抑えきれないよ(大笑)。
秋谷 その時は、いよいよ日顕の「除歴」の動きが始まる。
 いよいよ目が離せなくなった(笑)。

(2004. 3. 6. 聖教新聞)

 

<33>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木総東京長、弓谷男子部長、西 東京男子部長

弓谷 全国各地で日顕宗に嫌気がさして、法華講を辞める「脱講」が相次いでいる。
青木 なんといっても日顕の「芸者写真」の裁判が決定的だったな。先月24日、日顕宗の敗訴が最高裁で最終確定した。
原田 とにかく日顕や日顕一味の坊主の悪辣な所業が、どんどん暴かれ、裁かれている。法華講が辞めたくなるのも無理もないよ(笑)。
西 何しろ日顕宗は、この2年余りで最高裁から7回も断罪された。
正木 わが学会の同志は法華講に、日蓮大聖人に違背する日顕宗の極悪を語り抜いてきた。その救済の戦いが、いかに正義だったか。その何よりの証拠だ。
原田 その通りだ。大聖人の正法正義を語り抜く功徳は、本当に大きい。
青木 経典には「法華折伏(ほっけしゃくぶく)・破権門理(はごんもんり)」、また御聖訓にも「悪を滅(めっ)するを功(く)と云(い)い善を生ずるを徳(とく)と云う」等々と厳然と仰せであられる。
 邪宗門と化した日顕宗から法華講を救っていくことは、もっとも意味が大きい。
秋谷 日顕宗から法華講を救い出すことは、文字通り「地獄の道」に迷う人の救済だ。
正木 それは脱講した人たちの数多くの証言からも明瞭、明確だ。
 「地獄の日々だった」「大変な間違いを犯してしまった」「供養目当ての寺の集まりにはウンザリだ」と皆、口々に怒り、後悔している。
秋谷 とくに、この数年が大事だ。最大のチャンスだ。
 今こそ極悪の「根」を断ち、盤石(ばんじゃく)な正義の陣列を築いておくことだ。
 その意味からも、われわれ幹部が率先して救済の先頭に立とう!
 また法華講の救済に戦う友を、心から励ましていこうじゃないか。
青木 そうだ! この3月も徹底して戦おう!

西 東京の脱講の勢いも、すさまじい。
 足立総区では、平成12年以降だけで、救済した法華講が2300人にものぼる。
青木 さすがは「王者・足立」だ。池田先生も足立の同志の活躍を「東京一だ」と、最大に讃えてくださっている。
弓谷 脱講した人の証言だと、やっぱり「日顕には、もう、ついていけない」という人が多いな。
西 昨年、脱講した夫妻が言っていた。
 「一昨年の数合わせ登山≠フ時は悲惨だった。車イスで身動きもままならない中を参加したが、丑寅勤行もアメ日顕≠フせいで、豪雨と雷で中止。奉安堂の落慶登山会といいながら、肝心の奉安堂は未完成で中にも入れない。
 正本堂が壊されて殺風景なうえに、登山者が少なくて寂しい。歩いているのは、人相の悪い坊主ばかり。本当に薄気味悪い大石寺になってしまった。法華講で失敗したと、心の底から思った」
 そして、ついに「もう日顕が書写した本尊なんか見たくない」と日顕宗から決別したんだ。
原田 そういう真実の声が全国各地で噴き上がっているな。
弓谷 何しろ日顕は相承(そうじょう)を受けた証拠は何一つない。正真正銘の「ニセ法主」だ。
 「日顕」と聞いただけで、誰だって気持ちが悪くなる。拝めないよ。

青木 大石寺の地元・富士宮の檀家の間でも、日顕の本尊は全然、人気がない(笑)。
 昔からの檀家は本尊が古くなると新しい本尊を下付(かふ)してもらう。ところが最近では「日顕の本尊だったら、いらない」「別の法主の本尊は、ないのか」という檀家が多くなっているようだ(爆笑)。
正木 足立の本修寺(菅原信法)の元法華講幹部も、脱講する時に言っていたそうだ。
 「日顕が書写した本尊は、題目の左下に『日顕』と書いてある。拝むと、どうしても汚らわしい『日顕』の2文字が目に入ってしまう。本当に困る。
 だから題目もあげられない。勤行は、経本だけ読んだら、すぐ終わりにしてしまうんだよ」と言っていたという。
原田 解説すると「汚らわしくて、日顕の本尊なんか拝めない」ということだな(爆笑)。
青木 いよいよ足立でも日顕宗の崩壊が始まっている。その厳然たる証拠だ。

秋谷 足立といえば、今月7日まで「『21世紀への対話』――トインビー・池田大作展」が盛大に開催された。
正木 約2週間で7万人を超える市民が観賞した。大変な反響でした。
西 「9・11」同時多発テロ以降、混迷の度を深める国際情勢の中で「文明間の対話」に光を当てた意義深い展示だ。
 各国の大使館関係者、大学教授など各界の識者はじめ多くの人が熱心に観ておられたようだ。
原田 開幕の日に訪れた、有名書店の社長は、こう言われていた。
 「真の平和と人々の幸せを願い、識者と30年余りにわたり1500回以上の対話を続けられた池田SGI会長の情熱、パワーに驚嘆すると同時に、改めて深甚の敬意を表します」と讃嘆されていた。
西 また著名な大学の教授も「池田先生のスケールの大きさ、世界への大きな影響、行動力を思い知らされる展示でした」「創価学会が日本の背骨≠フ団体に成長されていることを実感した」と語っておられた。
秋谷 時代は刻々と変化している。今こそ、確固たる「哲学」と「信念」が求められている。
 正視眼の人は、その精神の柱を池田先生と学会に見いだしている。大いに期待を寄せている。
青木 足立は「庶民の町」だ。そこで草の根の、確かな「平和の対話」が繰り広げられている。学会の平和運動を皆が讃嘆している。
 本当に、すごいことだ。

正木 東京といえば、葛飾総区も目覚ましい前進だ。
弓谷 葛飾には日顕宗の寺院はない。しかし、だからこそ同志は「破邪顕正(はじゃけんせい)」の炎を燃やして各地を駆けめぐっている。
 痛快に日顕宗の邪義を破折(はしゃく)している。
原田 その結果、脱講者も相次いでいる。先月だけで、300人以上も脱講者が出た。
弓谷 このなかには、茨城県日立市の光顕寺の幹部だった人もいる。あっちでも、こっちでも、日顕宗と決別している。
正木 なかでも、上小松新生支部の町山さんは粘り強く法華講員と対話している一人だ。
 今月、町山さんの約10年間の対話が実り、脱講した人の証言が届けられた。
西 その方は、もともとは正信会の坊主のところにいた。その後、日顕宗の坊主が押し掛けてくるようになった。ところが、あまりの下劣な態度に呆れ果てた(笑)。
青木 まあ、日顕宗の坊主というのは、正信会の坊主以下、坊主の世界でも最下等の畜生ということだ(笑)。
弓谷 その方も指摘していた。会えば、しつこく「供養しろ、しろ」とせびられる。そのくせ人間味は全くない。あんな坊主には、もうついていけない≠ニ憤慨していたという話だ。
西 それに、その方は法華講にいる時から聖教新聞を熟読していた。だから、どれほど日顕が裁判に負けているか、いかに断罪続きの宗門であるかが、よく分かっていたようだ(笑)。
 それで結局、日顕宗に愛想を尽かした。完全に決別したんだ。
秋谷 最近、日顕は、さかんに聖教新聞を読むな♂]々と悲鳴をあげている。しかし「ニセ法主」のいうことなんか誰も聞かない(笑)。
 末寺の坊主も、法華講員も皆、目を皿のようにして読んでいる(爆笑)。
原田 それで真実を知って、どんどん日顕宗から離れている(笑)。
弓谷 「芸者写真」裁判で日顕側が敗訴確定した時も、当初、日顕は全く法華講員に伝えようとしなかった。
 ところが聖教新聞で正確に報道されて、慌てて院達を送った(笑)。
原田 しかし、末寺の坊主たちはバカめ。また負けたのか≠ニ大笑いだ(大笑)。
正木 断罪も1件や2件じゃないんだ。「最高裁で7件」だよ。日顕が何を言ったって、いくら悲鳴を上げたって、誰にも、まったく通用しないよ(笑)。
原田 全部、日顕のせいじゃないか。日顕は騙してきた坊主や信者に謝罪しろ!
 社会に対しても土下座して詫びるべきだ。

(2004. 3. 8. 聖教新聞)

 

<34>
出席者:秋谷会長、原田副理事長、奥山副会長、石田北海道函館総県総合長、斉藤北海道婦人部総主事、成田弁護士、弓谷男子部長

秋谷 正義の学会は、陰険、卑劣な広布破壊の謀略を、ことごとく打ち破った。裁判にも勝ちに勝った。
原田 それに引きかえ日顕宗は、この2年余りの間に最高裁で7回も断罪。
 日顕本人だけでも2回も敗訴して、もうガタガタだ(笑)。
弓谷 法華講も我慢の限界だ。全国各地で雪崩を打って脱講している。「バカ日顕、負け犬日犬」とゲラゲラ笑いながら、続々と逃げ出している(大笑)。
奥山 学会を切った張本人の日顕が、実は銭狂い、芸者狂いの腐りきった遊び人だった。
 到底、法主の資格などない畜生坊主だと、完全に化けの皮が剥がされた(爆笑)。
秋谷 厳しい仏罰だ。
奥山 日顕一派が、ありとあらゆる卑劣な手段で学会を攻撃した謀略も全部、大失敗した。
石田 その通りだ。学会を狙ったデマの謀略といえば、北海道の信平醇浩! 信子!
 あの札付きのウソつき夫婦の裏にも、日顕一派が奥深く結託していた。
原田 だが、その陰謀も大失敗。
 あのバカバカしい狂言訴訟事件も、最高裁で厳然と断罪された(2001年6月)。
奥山 だいたい、あのウソつき夫婦というのは、学会を恐喝まがいの電話で脅して、金を取ろうとしたやつだよ。判決にも「まさに恐喝まがいと評されてもやむを得ない」とハッキリ書いてある。
弓谷 大ぜいの人々から詐欺まがいの手口で借金をして、訴えられて、裁判所からの返還命令が確定しただけでも合計7000万円にもなる連中だ。
原田 そんな連中の言うことだ。
 一から十まで「作り話」の大ウソだということは、はじめから明々白々だった。
秋谷 当然、最後は裁判で完膚なきまでに一蹴されて、前代未聞のデマの正体が日本中に知れ渡った。
奥山 それの「100万件に1件」という厳しい判決だった。
 1万件や10万件に1件、じゃないよ。法律家もアッと驚くほどの、異例中の異例の判決だった。それほど極悪非道、悪辣千万の狂言事件だった。

秋谷 この狂言事件は、もう最高裁で完全に決着がついているが、新入会の人たちのためにも、正邪を明らかにしておきたい。
 後世のためにも「デマの謀略」の本質と顛末(てんまつ)をハッキリさせておこうじゃないか。
原田 大事だ。まず、この狂言事件には、日顕一派が根深く関わっていた。これが本質の一つだ。
成田 判決も、夫婦の裏には「(日顕宗などの)団体との間の一定の協力関係があることを推認(=おしはかる)することができる」と厳しく認定している通りだ。
石田 その通りだ。まあ、裁判所が認定したのも当然だ。何しろ「動かぬ証拠」が、いくつもあるじゃないか。
弓谷 たとえば、ウソつき女房は、まずウソで固めたデマ手記を『週刊新潮』に出した。そこから、ウソ八百の作り話を騒ぎ始めた。
 だが、実際は『週刊新潮』が出る前に、日顕宗が機関紙にデマ手記の「予告」を大々的に出していたんだ。
斉藤 わざわざ「自分たちが裏にいる。糸を引いている」とシッポを出していたわけね(笑)。
原田 まさに「頭隠して何とやら」だ(爆笑)。
成田 その点を判決も鋭く指摘している。
 「(日顕宗が)『週刊新潮』の信子の手記掲載をあらかじめ認識していたことをうかがうことができる」と厳しく断定している。
秋谷 これは重大な事実だ。
弓谷 日顕は当時、下劣な「シアトル事件」や「芸者写真」で追い込まれていた。震え上がっていた。
 それで、自分の悪事をごまかそうとして、ウソつき夫婦のデマに飛びついたんだ。
原田 いかにも日顕のやりそうなことだよ。みな分かっているよ(大笑)。

奥山 ところがウソつき夫婦がデッチ上げたデマは、どれもこれもバカバカしい「作り話」。はじめからウソだとハッキリ分かる代物ばっかりだった(笑)。
石田 その通り。たとえば「昭和58年8月19日」「函館研修道場内にあった喫茶ロワール」で起きた、とかいう大ウソだ。
 作り話の見本みたいなデマだったな。
成田 ところが、だ。何と、その喫茶ロワールは、とっくの昔に撤去された後だった。「昭和58年8月」には、建物自体が影も形もなかった(笑)。
斉藤 裁判でも、当時、撮影された現地の航空写真などで明確に立証されましたね。
成田 一発で大ウソがバレた(笑)。当然、判決でも、このウソは「事実的根拠は極めて乏しい」とバッサリ切り捨てられた。
原田 もう一つ、ひどいのが「平成3年8月16〜18日」に起きた、というウソだ。
奥山 これも笑止千万のウソだったな!
 ウソつき女は最初の手記では「8月16日」に起きた、とハッキリ書いていた。
 ところが裁判で追いつめられると、苦しまぎれで、肝心の「日にち」自体をクルクル変えていった。
成田 しかし、いくらごまかそうとしたって、ウソはウソだ。この8月16〜18日に、本人がピンピンして写っている証拠写真が大量に出てきた。これで万事休す、だ(笑)。
 判決も「被害に遭ったものとは到底思われないにこやかな笑顔」だと認定している。
斉藤 まったくよ。それで何が事件があった≠諱B
 バカバカしい!
秋谷 一事が万事だ。ウソつき夫婦のウソ八百は全部、裁判所から厳しく見抜かれたんだ。
成田 その通りだ。最終的に裁判所は、全てを含めて夫婦の作り話を「事実的根拠は極めて乏しい」――つまり「ウソだ」と一蹴した。一点の曇りもない判決だった。

弓谷 ほかにも、この夫婦は裁判で大ウソを並べたが、全部、見破られた。
 たとえば夫婦は事件に抗議する手紙を出したから、学会役職を解任された≠ネんていうウソをつきだした。
 その証拠≠ニして、わざわざ「書留郵便物受領証」と「手紙の下書き」とやらまで裁判所に出した。
成田 だが、その「手紙の下書き」も、何と夫婦が偽造したものだった。
 学会側が、その受領証と同じ日付、引き受け番号のついた本物の手紙――夫婦のウソとは、全く異なる内容の手紙を提出。結局、ウソつき夫婦が出した「下書き」とやらは、後から捏造、偽造した「ニセ物」だと判明した。
原田 あの恐喝事件を起こした山崎正友が、いつも使う手口と一緒じゃないか(大笑)。
奥山 「ニセの手紙」だけじゃない。ウソつき夫婦は事件が起きた時、ケガを負った≠ネどと言い出して医師の診断書≠ワで裁判所に出してきた。
成田 ところが、その日付は、何と事件があった≠ニいう日から2ヵ月も後の日付だった(笑)。
 診断書を書いた医師本人の陳述からも、事件とは全く無関係の診断書だと判明した。
斉藤 これまた「ニセ物」だった(笑)。
弓谷 まだまだある(笑)。ウソつき夫婦はデマ手記を出す直前、学会本部に恐喝まがいの電話をかけてきた。
 その会話を録音したテープを、学会側は裁判所に証拠として出した。
成田 ところが、夫婦側が何と言ったか。このテープは捏造したニセモノだ≠ネどと言いがかりをつけたんだ。
石田 何が捏造だ! さんざん裁判所にニセの証拠を出したのは、お前たちじゃないか!
成田 当然、夫婦の言いがかりは認められなかった。
 学会側は声紋鑑定の世界的権威である専門家に鑑定を依頼。その結果、テープは正真正銘の本物であると証明された。裁判所も、これを明確に認定した。
秋谷 「手紙の下書き」も偽物。「診断書」も偽物。法廷で手当たり次第、大ウソをつく。
 いや、よくも、これだけ裁判所をバカにできたものだ。呆れ果てて、ものも言えない(大笑)。
原田 そもそも「事件があった」という話自体「いつ」「どこで」「誰が」が全部、デタラメ。そこを追及されると、肝心の「日にち」「場所」までクルクル変えてくる。
 いかにバカバカしい、いかに悪辣な狂言事件だったか。裁判官も呆れ果てたに違いないな!
成田 だから「100万件に1件」という「訴権の濫用」で却下されたんです。どれだけ裁判所が怒り、呆れていたか。判決文の最後に、こうハッキリある通りだ。
 「このまま本件の審理を続けることは被告(=学会側)にとって酷であるばかりでなく、かえって原告(=信平側)の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」と。
斉藤 こんなウソつき夫婦の狂言に裁判所が付き合わされるなんて真っ平御免だ≠ニいうことね(笑)。全て、裁判で明瞭、明確ですね。

(2004. 3.10. 聖教新聞)

 

<35>
出席者:秋谷会長、原田副理事長、奥山副会長、石田北海道函館総県総合長、斉藤北海道婦人部総主事、成田弁護士、弓谷男子部長

原田 それにしても、「前代未聞」の狂言訴訟事件。北海道の信平夫婦の目的は、はじめから金だった。それが大失敗した。「逆恨み」だった。
成田 その通り。それも判決で認定されている。金銭問題で学会の役職を解任されたこと∞恐喝まがいの言葉で学会から金を取ろうとして失敗したこと≠フ「仕返し」だったと明確に指摘している。
奥山 あの夫婦が学会にいた当時、どれだけ幹部の立場を悪用して、卑劣な手口で会員を騙したか。大金を巻き上げたか。
石田 亭主は地元じゃ知らない人はいないほど悪事を働いてきたやつだ。オレは何回もブタ箱に入ってる。刑務所なんか別荘みたいなもんだ≠ネんて、しょっちゅう言い放っては、女性を脅していた。
成田 何しろ亭主は、今まで何人もの人から「借金を返せ」と訴えられて、裁判という裁判で負けている。
石田 法廷での素行、態度も「極悪」の一語に尽きる。北海道の法曹界でも有名だ(大笑)。
奥山 ウソつき夫婦が、どれだけ悪辣だったか。我々も、知れば知るほど、身の毛もよだつような話ばかりだったな。

弓谷 あの夫婦が狙いをつける相手は決まっている。「女性」「高齢者」「一人暮らし」。そのうえで「金持ち」。この条件にかなった人に狙いをつけて、さんざん餌食にしてきた。
斉藤 そうなんです。手口にもパターンがある。まず女房が幹部の立場を利用して情報を集める。これはと思った人間に近づく。
奥山 そして、たとえば、いきなりセーターやら菓子やらの「プレゼント」を、一方的に送りつける。
石田 そのうち、時期を見はからって亭主が登場。うちのかあさんが送ったセーター、気に入ってくれたかね。頼む、金を貸してくれ≠ニせびる。
斉藤 こういう話は、何人もの被害者が克明に証言している事実ですよ。
奥山 それにまたオレに貸せば、金利をつけて儲けさせてやる≠ネどと持ちかけて、相手の財布のヒモを緩めさせる。
斉藤 どんなに断っても容赦しない。ヘビみたいに、しつこく電話をかけてくる。それも夜中や明け方に、よ。
奥山 結局、相手も精神的にズタズタになって、金を出さざるを得なくなる。
原田 まさしく「悪魔の手口」だ。
奥山 そういう巧妙な手口で金を借りる。それで何人もの被害者に訴えられてきた。
 今では裁判で返済命令を受けた金額だけで、7000万円以上にものぼるほどだ。
弓谷 法華講からも訴えられて敗訴していたな。
斉藤 ところが、裁判所からの返済命令だって全く無視。返さない。尋常一様の神経では、到底、想像もつかない極悪人よ!
原田 まともな人間だったら、こんなウソ八百の狂言訴訟事件なんか、思いつきもしなかったはずだ。
成田 その通りです。そのことは、判決にも明記されている。
 「創価学会に対して強烈な憎悪の感情を有していたとしても、何故にそこまでするのかについては、健全な社会常識からすると若干の疑問が残らないわけではないが、原告ら(=夫婦側)の個性、人柄に由来するところが大きい」とハッキリある。
秋谷 つまりウソつき夫婦が、あまりにも異常だから、こんな訴訟を平気で起こしてきた≠ニいうわけだ。
奥山 この夫婦の異常さには、裁判官も、よっぽど驚いたんだろう。
 判決文には「(学会幹部に)反発及び不満を述べる態度と言辞は、激烈にして口汚いものであり、原告の個性、人柄の一端をうかがうことができる」とまである。
石田 学会に対する恐喝まがいの行動についても「話しぶりは、有無を言わせない強硬なものであり、その個性、人柄をうかがわせるに足りるものであるばかりか、まさに恐喝まがいと評されてもやむを得ない」とバッサリだ。
成田 こうした裁判で、ここまで裁判所が原告の「人格」に深く踏み込むことは、あまり、ないんです。
 しかし判決はこんな個性、人柄の人間だから、こんな訴訟を起こした≠ニハッキリ結論づけている。
斉藤 どれほど、悪辣な夫婦か!
奥山 明確すぎるほど明確な判決じゃないか。

原田 ウソつき夫婦も夫婦だが、こんな夫婦を使って謀略を仕掛けた連中も、同じ異常な連中だったんだ(大笑)。
奥山 デタラメな狂言手記を出した『週刊新潮』!
弓谷 「シアトル」や「芸者写真」で追い詰められて、ウソつき夫婦と結託した日顕宗!
石田 さらにまた、凶悪な恐喝事件を起こした極悪ペテン師の山崎正友! こいつが裏で糸を引いていた。
原田 だが、ご存じのように、その謀略も無様、無残に大失敗。
 平成13年6月26日、狂言訴訟は、最高裁から「100万件に1件」といわれる「訴権の濫用」で却下。完璧に断罪された。
成田 判決は、夫婦のデマを「事実的根拠を欠く」「極めて不自然かつ不合理」「およそあり得ない」「極めて不合理であり、納得させられるところはなく、およそ信用性に乏しい」と完全に事実無根と認定した。
原田 その上での厳しい断罪だった。
 この前代未聞のデマを選挙狙いで利用した政党も謝罪。機関紙で正式に陳謝した。
弓谷 当時の加藤幹事長も遺憾の意を表明。時の橋本総理大臣も、名誉会長と学会に対して2度、謝罪している。
秋谷 時の総理が1度ならず2度も謝罪した。
 いかに名誉会長と学会が偉大で正義か。ハッキリした事件でもあった。

弓谷 ところで「訴権の濫用」というのは難しい言葉ですが、これは裁判を起こす権利(訴権)を、みだりに用いる(濫用)≠ニいう意味でしたね。
成田 そうです。そもそも国民は誰でも「訴訟を起こす権利」「裁判を受ける権利」がある。
 これは憲法で保障されている、もっとも基本的な権利だ。それも認められないほど、事実無根のメチャクチャな不当訴訟だったというわけです(笑)。
斉藤 ほかに、こういう判決が出たことはありますか?
成田 本当に数えるほどしかありません。
弓谷 だいたい「ヤクザまがいの人物が、同じ相手を何度も何度もしつこく訴えた」といったケース――つまり「誰が見たって嫌がらせや脅しだと、すぐ分かる」ケースぐらいしかない、と聞いたな。
石田 まさに「ヤクザも顔負け」の狂言訴訟だったんだな!
原田 だから判決でもウソつき夫婦の訴えは「棄却」でなく「却下」だった。
成田 その通り。通常の民事裁判なら「棄却」だ。これは「裁判制度を利用すること」は認めたうえで、訴えた内容について退ける、という判定です。
 「却下」とは「そもそも裁判制度を利用することが許されない」ということだ。
石田 裁判所は、ウソつき夫婦の訴えの中身を、徹底的に検証し、審理し尽くした。
 そのうえでこれは全くの事実無根だ。こんな訴訟を続けること自体、不当である≠ニ厳しく裁定したんだ。
弓谷 そして「このまま本件の審理を続けることは(中略)かえって原告(=夫婦側)の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」と判決したんだ。
成田 私が弁護士仲間に聞いても「こういうケースで『訴権の濫用で却下』というのは、誰も聞いたことがない」と口を揃えて言うほど、極めて厳しい判決です。
原田 本当に「異例中の異例」だった。法曹関係者も学者もマスコミも皆、驚いていた。
 有名な法律専門誌にも載ったほどだ。
秋谷 日蓮大聖人は「讒訴(ざんそ)を企(くわだ)て聖人を失(うしな)う世なり」とも「種種(しゅじゅ)の誑言(おうげん)を構(かま)え重重(じゅうじゅう)の讒訴(ざんそ)を企(くわだ)つる」とも仰せであられる。
 不当な訴えで「正義の人」が陥れられようとする。迫害される。これは仏法の方程式だ。
原田 いかに名誉会長と学会が正しいか。仏法の正統か。御聖訓通りに難を受け、広宣流布に進んでいるか。結果として、皆が真実を知った。
 この狂言訴訟事件は、逆に名誉会長と学会の正義を、満天下に証明する結果になった。
奥山 全部が全部、売らんがため、金儲けのため、陥れのための「狂文」「売文」「策文」であることがハッキリした。
秋谷 全く、その通りだ。そして、このデマ事件を仕掛け、仕組んだ日顕宗らの極悪ぶりも、歴史に厳然と残った。
 仏法の因果は厳しい。悪辣極まる狂言事件から8年。時とともに、いよいよ現罰、現証が出ている。裁判で次々と敗残の骸(むくろ)をさらす日顕、山崎正友らの姿を見れば、よく分かるじゃないか。

(2004. 3.11. 聖教新聞)

 

<36>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 それにしても、公明党が地方議会で連戦連勝の行進だ。見事な勝ち戦を続けている。
杉山 7日には、青森県の三沢市で市議選、茨城県の大子町で町議選が行われた。
 いずれの選挙も、公明党は新人候補が出馬した。開票の結果、過去最高得票で完全勝利を勝ち取ったんだ。
弓谷 三沢市の市議選に出た女性候補は、周囲の評判が大変よかったという話だ。茨城の大子町では大学卒業の候補が珍しい≠ニいうことで注目を集め、前回よりも約540票も得票を伸ばした。
青木 まあ、それだけが理由とは限らないだろうが(笑)、とにかく候補の個性が有権者の大きい期待と信頼を集めたわけだ。
原田 当たり前だが、やはり選挙は候補だ。候補で決まる。皆の力が本当に出るかどうかも、勝つも負けるも、全部、候補の責任だ。
秋谷 それが根本中の根本だ。どの党だって同じだ。
青木 まず候補は死にもの狂いになって、先頭に立って、戦うことだ。甘えや油断を排せ! 自分自身が支持を広げる執念を持て! 全議員が深く肝に銘じるべきだ。
秋谷 その通りだ。今こそ全議員、家族、党職員が奮闘するべきだ。
原田 今まで竹入や竜や藤原など、支持者を裏切った議員は皆、在職中から評判が悪かった。とにかく威張り腐る。のさばる。ふんぞり返る。皆が忌み嫌っていたな。
秋谷 地道というか、しっかり戦っている人、戦い抜いている人は裏切らない。一家一族も、みな栄えていく。
 要領よくやっていたり、恩知らずであったり、傲慢で生意気なのは、人生も行き詰まり、敗北の厳しい姿を晒している。これは厳しい鉄則である。
 皆さまが、よくご存じの通りだ。
原田 まったく、その通りだ。

弓谷 そういえば、最近も有権者の期待を踏みにじった議員が出たじゃないか。
杉山 ああ、民主党にいた佐藤観樹前衆院議員だな。今月、公設秘書給与のネコババが発覚して詐欺容疑などで逮捕。民主党から除籍され、議員も辞職するハメになった。
青木 また民主党か! また秘書がらみか!
杉山 民主党といえば、この1月にも古賀潤一郎議員の学歴詐称問題が発覚して、まだ解決していないじゃないか。
弓谷 佐藤前議員は2000年6月の衆院選で返り咲いた直後、公設第2秘書(女性)を立てた。ところが実際は全くのインチキ。ほとんど勤務実態がないのに、国から支払われた給料1700万円余りを騙し取っていたというんだな。
杉山 愛知県警も佐藤前議員が主導的に事件に関与した≠ニの見方を強めている。
 また、公設第1秘書だった佐藤議員の妻も、秘書給与流用の実態を十分に知っていた疑いで逮捕している。
原田 国民をバカにするのも、いい加減にしてもらいたい。
 佐藤前衆院議員といえば、民主党の両院議員総会長や自治大臣までやったベテラン≠カゃないか。この前の新米の古賀某とは格が違うんじゃないのか(笑)。
弓谷 それだけ有権者の目は厳しい。共同通信が配信している記事でも酷評していた。
 「(佐藤前議員にとって)秘書給与は格好の財布≠フ一つだった」「民主党に票を投じた人に間違いなく幻滅を与えた」と鋭く指摘している。
杉山 結論として、民主党は「不祥事が頻発」「一体感がない」と呆れ返っていたな。
弓谷 現実に支持率もガタ落ちだ。
原田 別の記事には、佐藤前議員の後援会メンバーが声を寄せていた。
 「手伝うだけ手伝わせて、掲げた政策も実行せずやめるなんて許せない」と激怒していたというんだ。
杉山 新聞各紙も酷評している。
 読売新聞は、今回の問題に絡めて「税金を餌がわりについばむ野党議員」と一刀両断していた。
弓谷 さらに「世間が政治家に求める倫理の水準が高まる中、かつての永田町の常識≠ヘ通用しない」とも指摘していた。
原田 朝日新聞も「疑惑が事実なら、政治家としてのだらしなさ、お粗末さは目を覆うばかりだ」と糾弾していたな。
杉山 社会が激怒するのも当たり前だ。
 何しろ、佐藤前議員の言動は悪辣そのもの。自分も秘書給与を騙し取っていながら、同じ事件で党の若手ホープといわれた山本譲司代議士(当時)が逮捕された時には「開いた口が塞がらない」等とヌケヌケと言い放っていたんだ。
弓谷 今回の疑惑が発覚した直後も「女性には勤務実態があった」などと醜い「逃げの一手」だったじゃないか。
原田 これが数日前までは、民主党の両院議員総会長だ。恐ろしい限りだな。
秋谷 国民が失望するのも当然だ。

弓谷 それに佐藤氏が辞職したことによって、民主党の比例代表東海ブロックの次点だった候補が繰り上げ当選する。
 ところが、公明新聞に出ていたが、その次に控えている候補が昨年の衆院選で岐阜1区で落選し、買収容疑で逮捕、起訴され現在、裁判中の浅野真被告なんだ。
杉山 その通り。実は、民主党の東海ブロックには、もう一人失職しそうなのがいる。
 愛知15区で落選して比例代表で復活当選した都築譲議員だ。
 都築氏は元秘書、選対事務局長らが公職選挙法違反に問われていて、有罪が確定すると連座制が適用され、当選が無効になる。
原田 つまり都築議員が失職した場合、次に繰り上がってくるのも、また失職する可能性があるということだな。
青木 驚いたな。比例代表の候補が、ここまで違法者≠シろいとはな。
杉山 それにしても、民主党の執行部は例によって例のごとく、今回の不祥事も「個人の問題」で終わらせようと躍起のようだな。
原田 これだけ不祥事が続いているんだ。誰が見たって党の「体質問題」じゃないのか。マスコミも口を揃えて指摘しているよ。
弓谷 菅代表は、6日の民主党本部の集まりで「二度と起こしてはならない覚悟で臨んできた秘書給与問題で同じ事件を起こしてしまい、申し訳ない」と謝罪したようだ。
青木 そんなことで済むのかね。国民は納得すると思っているのかね。

杉山 それで民主党は親族秘書を禁じる方針を打ち出したようだ。
秋谷 この座談会で前から言ってきた通りじゃないか。親族秘書は禁止するべきだ。
弓谷 その通りだ。ちょっと調べてみたが、この座談会では平成14年4月12日付、同月13日付、平成15年10月4日付、同月12日付、同月13日付、同月31日付、11月9日付等で厳しく語ってきた。2年も前から追及している。
原田 公明党も、とっくの昔に親族秘書をやめている。民主党は野党第1党だ。「議員の腐敗、不正の温床」である親族秘書を、率先して禁止するべきじゃないか。
杉山 ところが「親族秘書の禁止」が方針として提示された当初、民主党内で異論が噴出したようだ。
 「公設秘書も生活がかかっている」「党内の意思決定のあり方が不十分だ」等々と大紛糾。「執行部の独裁だ」という怒声まで上がり、収拾がつかなくなったという話だ(笑)。
弓谷 醜い、醜い(笑)。だから日刊紙にも「意識改革が一番遅れている集団」なんてバカにされるんだ(大笑)。
原田 もっと真剣にやってもらいたい。他党の支持団体を中傷する前に、真面目に政治改革、政治家改革を実現してもらいたい。
 こんなていたらくで、他党の支持団体の悪口なんか言う資格が、どこにあるんだ?
青木 まったくだな。
 野党第1党の党首ともあろうものが、本当にバカバカしい限りだ。あんな「学歴詐称」の竹入なんかのデマに乗っかって宗教弾圧しているから、こんなザマになるんだよ。
杉山 正々堂々と政策で勝負しろ! あまりにも国民をバカにしすぎている。
青木 その通りだ。
 公明党の議員も気をつけてもらいたい。堕落する議員というのは、女房も堕落、家族も堕落。やがて支持者を見下し、狂いに狂って転落していく。竹入しかり、竜しかり、藤原も大橋もそうだった。
 あんな連中が今度、出たら、もう我々は支援しない。お断りだ。断言しておく。
秋谷 権力は腐敗する。だからこそ、我々は政治を厳しく監視していく。議員の不正に猛然と声を上げていく。
 それが真実の民主主義だ。
原田 外部の人からも議員というのは口だけで何もしない。ズルい。学会は正しい。どんどん、やるべきだ≠ニいう声が最近、多いな。
青木 それを支配∞乗っ取り≠セなんて中傷するのは、よっぽど、どっかがおかしい証拠だ(笑)。

(2004. 3.12. 聖教新聞)

 

<37>
出席者:秋谷会長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、築地副会長(弁護士)、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 日顕宗が先日「宗規」を変更したようだな。
杉山 裁判で負け続けているのが、相当こたえているんだな(笑)。
 「芸者写真」裁判も最高裁で完全敗訴。「シアトル事件」裁判も大敗北。それで坊主どもが騒ぎ出さないように、締めつけにかかったんだ。
松村 宗規というのは、宗門の法律のようなものだ。それを今回全面的に見直した≠ニ言っている。
弓谷 具体的に、どういうふうに変わったんですか?
築地 法律家の立場から見れば、ずばり、日顕の「独裁の強化」ですね。法主の権限を一段と強くした。
松村 たとえば、今回新しく「法主は、遷化(せんげ)又は自らの意思による以外はその地位を退くことはない」という条項をつくっている。
杉山 ということは?
秋谷 これで、日顕は自分で辞めない限り、宗内の人間が何を言おうが、どう騒ごうが、死ぬまで法主でいられる、ということだ(笑)。
杉山 要するに「私物化」か。あいつが法主をやり続ければ続けるほど、宗内はおかしくなっていく(笑)。
弓谷 それほど宗門は今、四分五裂。いつクーデターが起きてもおかしくない、ということか(大笑)。

八尋 「信徒の処分」についても大きく変えた。これまでは「訓告」「戒告」「権利停止」「除名」の4つの処分があったが、一番重い「除名」処分だけにした。
築地 しかも、これまでは「責任役員会」を開いて、そこで処分を検討・決定していた。
 それが、これからは住職又は主管が総監の承認を得て処分する∞特別な事情があるときは、総監が直接除名できる≠謔、にした。
弓谷 いや、恐ろしいな。恐ろしい限りだ(笑)。「恐怖政治」そのものだ。これじゃ、信徒なんて、いつでも簡単に除名できる。
秋谷 あんな独裁者と学会は別れて、本当に良かった。幸せだ(笑)。

八尋 信徒だけじゃない。坊主への締め付けも、いっそう厳しくなっている。たとえば、宗門には「監正会」というものがある。これは坊主の懲戒処分について異議の申し立てを受け、調査、採決するところだ。
杉山 宗門の裁判所≠フようなところだな。
松村 ところが新しい宗規では、この監正会が出した裁決についても、こう変更になった。
 「管長は(監正会の)裁決につき裁定する」「管長の裁定に対しては、何人も異議を申立てることはできない」と変わったんだ。
杉山 なんだ、これまた「全部、法主の一存で決まる」ということじゃないか。
秋谷 要するに、誰も日顕に刃向かえないようにした。全部、日顕が「法主の座」にしがみつくための「宗規変更」だ。それだけだ。
弓谷 まさに「ニセ法主の」「ニセ法主による」「ニセ法主のための」宗規変更だ(爆笑)。
杉山 日顕は、いつ手下の坊主に裏切られて「退座」を迫られるか分からない。それが怖くてしょうがない。
 だから、宗規を変えてまで、坊主を縛り付けたんだ。
秋谷 完全に独裁の時代に入った。こんな非民主的な宗教はない。日本中、世界中どこにもない。

弓谷 だが日顕は、それだけじゃ枕を高くして眠れない。今度は「自分が死んだあと」が心配だ(笑)。死ねば「除歴」されるのが目に見えている。それも怖くてしょうがない。
秋谷 結局、何をやっても恐怖と猜疑心(さいぎしん)に苛まれ、悪循環に落ち込んでいる。「生きるも地獄。死ぬも地獄」の無間地獄だ。仏意仏勅の学会を切った、当然の報いだ。
弓谷 早速、坊主の間でも不満が渦巻いている。「だいぶ厳しくなるよ」「がんじがらめだな」「これはファミリーだけだな。やりたい放題だ」と、日顕への怨みを募らせている。
杉山 日顕に「ものに狂う姿」を冷静に見て、せせら笑っている坊主もいる。
 「ご自由に、どうぞ。ご勝手に」「芸者写真の裁判の敗北が、こたえたな」と腹を抱えている坊主たちもいるよ(笑)。
弓谷 もう坊主も我慢の限界だ。これ以上、負けたら、日顕のクビが吹っ飛ぶ。だから慌てて、宗規を変更したんだ。
松村 何しろ、日顕宗は2年余りで「最高裁で7度も敗訴」だ。しかも、負けた最大の原因は「ニセ法主」の日顕だ。
八尋 一昨年には、宗門は最高裁で3敗した。これは全て、改革僧侶の寺院の明け渡しを求めて日顕宗が起こした裁判だ。
弓谷 その3つとも、日顕の「相承疑惑」が原因で「宗門側の敗訴」が確定した。結局、最大の原因は「日顕には相承がない」ことだった。
築地 その通りだ。改革僧侶は日顕は「相承」がない「ニセ法主」だ。したがって正当な管長ではない。だから住職を罷免する権限なんかない≠ニ当然の主張をした。この主張が勝利につながったんだ。
秋谷 「ニセ法主」の日顕が法主の座にしがみついているから、宗門は裁判に勝てない。だが、日顕は絶対に辞めない(笑)。
杉山 それで苦し紛れで「宗規」を変えたんだ。

(2004. 3.13. 聖教新聞)

 

<38>
出席者:秋谷会長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、築地副会長(弁護士)、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 それにしても今回の日顕宗の「宗規の変更」問題。日顕の浅知恵の魂胆がミエミエだと、皆がそう言っている(笑)。実際に宗規の変更点を見れば、よく分かる。

八尋 まず新しい宗規では「法主」と「管長」の選任手続きを分離≠オようとしている。
 これまでは「管長は、法主の職にある者をもって充てる」ことになっていた。だが、これからは、新たに「管長推戴(すいたい)会議」をつくって、この会議で管長を「選定」する、というんだな。
杉山 じゃあ、これからは法主じゃない坊主が管長をやることもあるのか?
築地 いや、それはない(笑)。新しい宗規には「管長推戴会議は、法主となった者を新管長に選定する」と決めている。
杉山 じゃあ結局、今までと同じじゃないか。偉そうに「推戴会議」なんて作る必要なんか、どこにあるんだ?
弓谷 ここが、日顕のサル知恵だ。日顕宗は今、日顕が「ニセ法主」だから、どんどん裁判で負けている。
松村 前回も話が出たが、一昨年に宗門は最高裁で3敗した。これは全て、改革僧侶の寺院の明け渡しを求めて日顕宗が起こした裁判だ。
杉山 いずれの裁判も、日顕が「ニセ法主=ニセ管長」だから、住職を罷免する権限などない、と急所を突かれた結果、負けた。
弓谷 日顕は「相承」の証拠を何一つ出せない。正真正銘の「ニセ法主」であることは、裁判を通して、誰の目にもハッキリしている。
 だから宗教上のトップである「法主」はともあれ、せめて法律上の「管長」としてだけは正式に認められたい。
築地 それで、わざわざ「管長推戴会議」なんて偉そうな会議までつくったんだ。管長が、あたかも正式な手続きを踏んで、選ばれるように見せようとしたんだ。
杉山 「ニセ法主」のためのダミー会議か(大笑)。
 いくら「ニセ法主」でも「正式な管長」とさえ見られれば、裁判で負けないかもしれない。そう考えたんだろう(笑)。
秋谷 だが、そんな小細工は、いくらやっても無駄だ。裁判で通用するはずはない(笑)。
松村 その通りです。さっき言ったように、新しい宗規でも「法主となった者を新管長に選定する」と決まっている。「法主」と「管長」は、どこまでも「一体不二(いったいふに)」だ。
築地 法律的にいえば、この宗規では「管長」になる前提条件≠ェ「法主」になることだ。
 だから裁判で「日顕が正式な管長かどうか」が争われた場合、その前提として「正式な法主かどうか」という問題に必ず突き当たる。
杉山 なるほど。結局、実質は今までと何も変わらない。ご苦労さんな話だな(笑)。
弓谷 そして当然、ニセ法主から相承を受けた法主も、ニセ法主。宗門は、これからも永遠に「ニセ法主」問題が続くわけか(大笑)。

杉山 それに今回の宗規変更で、宗門はドサクサ紛れに「法主」に関する条項も変更している。
松村 今までは「法主は、必要を認めたときは、能化(のうけ)のうちから次期の法主を選定することができる。但(ただ)し、緊急やむを得ない場合は、大僧都(だいそうず)のうちから選定することもできる」となっていた。
 それを今回「法主は、能化のうちから次期の法主を選び血脈を相承する。但し、特に相当と認めるときは、大僧都のうちから選び血脈を相承する」と変えた。
弓谷 これも、日顕の「相承疑惑」をごまかすためだな。ちゃんと正式に相承を受けた法主なら、こんなことわざわざする必要がない(笑)。
杉山 その通りだ。日顕が「日達法主から相承を受けた」と言い張っているのは、昭和53年4月15日のことだ。この時、日顕は能化ではない。ただの大僧都だった。
秋谷 当時、日達法主は非常に元気だった。「緊急やむを得ない場合」などでは全くなかった。その時点で、大僧都の日顕に相承するなど、あり得ない。宗規に照らして、絶対におかしい。
杉山 日顕は、この点に対しても、全く反論ができない。だから、宗規を変えたんだ。大僧都に相承してもおかしくない≠ニ、ごまかしたんだ。
弓谷 バカバカしい。日顕が法主になって、もう25年だよ。四半世紀も経ってるのに、いまだに相承の証拠が一つもない。だから裁判でも負けっ放し。その揚げ句、今さら宗規まで大々的に変えて、ごまかしに躍起になる。

杉山 イギリスの著名な作家の言葉に「一つのウソを通すためには別のウソを20発明せねばならない」とある。まさに、日顕のことじゃないか。
 今回の宗規の変更も、結局、日顕が「ニセ法主」だからだ(笑)。
松村 日顕が宗規を変えたのは今回が初めてじゃない。法主になってから、分かっているだけで、何と20回以上も宗規を変えている。
秋谷 驚いたな。「年に1回」のペースじゃないか。
弓谷 宗門では昭和27年から日達法主の時代までの27年間は、宗規の変更は、たったの8回だけだった。
 それが日顕が法主になったとたんに、この有り様だ。
杉山 ニセ法主は大変だな(爆笑)。
弓谷 独裁者ほど法律を変える≠ニ言う。その通りじゃないか。
秋谷 だが、いくらあがいたって、無駄だ。日顕が死んだら「除歴」は間違いない(笑)。
 「ニセ法主」がつくった宗規も、すぐに変えられるよ(大笑)。
弓谷 真っ先に「法主の除歴」に関する条項ができるんじゃないか(爆笑)。
杉山 そういえば、日顕は最近、本山で信徒を前に、こんなことを言っていた。
 「過去における悪が現在の不幸となり、罰となって現れておる」などと指導≠オていた(笑)。
弓谷 何だ、全部、自分のことじゃないか(大笑)。
杉山 「シアトル」のことか? 「芸者写真」のことか?(爆笑)
秋谷 いや、やっぱり「除歴」のことだよ(大爆笑)。

(2004. 3.16. 聖教新聞)

 

<39>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 以前にも話題になったが、秘書給与のネコババ疑惑で逮捕された佐藤観樹前衆院議員(民主党を除籍)。
 新聞各紙の報道によると、10日までに容疑を大筋で認める供述をはじめたという話だ。

杉山 佐藤前議員は2000年6月に衆院選で返り咲いた後、公設第2秘書を立てた。ところが実態は全くの虚偽。ほとんど勤務実態がないのに、国から支払われる給料を騙し取っていたというんだな。
弓谷 疑惑が表面化した当初、佐藤前衆院議員は「女性に勤務実態はあった」等と容疑の否認一辺倒だった。
 ところが一部報道によって、逮捕時、女性に「働いていたことにしてくれ」と姑息な口裏あわせをしていた事実までが発覚してしまった。
杉山 それで事件を主導した疑いが一段と濃厚になった。今じゃあ、一転して「採用当時から給与を詐取するつもりだった」と言い出したようだ。
弓谷 公設第1秘書だった佐藤前議員の妻も詐欺容疑で逮捕されている。秘書給与の流用の実態を知り抜いていたことを認めだしたと報道されている。
原田 国民の民主党を見る目は、どんどん厳しくなっている。支持率も、NHKの調査でも2月の17.3%から11.7%にガタ落ちだ。
青木 それにしても佐藤前議員といえば、自治大臣までやった大物じゃないか。それが夫婦して秘書給与のネコババとはな!
杉山 だいたい、自治省(現在は中央省庁再編統合されて総務省)といえば、公職選挙等に対する企画、立案や運営の指導等に関する行政事務を担当する機関だ。
弓谷 付属機関に中央選挙管理委員会などがあった。
秋谷 要するに自治大臣というのは「政治とカネ」を所管するトップだ。
青木 その経験者が、秘書給与のネコババだよ。こんな無様なことばかりが続くから、国民の政治不信が高まる一方なんだ。
原田 世界中から物笑いだ。だから日本の政治は三流、五流とバカにされるんだ。

杉山 元自治大臣といえば、最近も、みっともないニュース報道があったな。
弓谷 ああ、白川勝彦元代議士だな(笑)。最近も東京都内の違法カジノ店に出入りしていたことが発覚した。
原田 僕も新聞を読んで驚き呆れた。各紙でも顔写真入りで大きく報道されていた。
弓谷 それもカジノ店に出入りしていたのが、なんと衆議院選挙の前だよ。有権者をバカにするにもほどがある。
杉山 このカジノ店は昨年10月に「賭博開帳図利(とばくかいちょうとり)の罪」で警視庁に摘発。店長や従業員、客ら34人が現行犯で逮捕された。
弓谷 元店長らの供述のなかで、白川元議員が「山本」という偽名を使って、店に出入りしていたことが判明した。
杉山 昨年の春から夏にかけて店に出入りしていた。1日に5時間も「勝負」することもあり、200万円も負けていたというんだな。
弓谷 彼はマスコミの取材に対して山本という名を使い、3、4回行った≠ネんて事実を認めて開き直っている。
原田 支持者の恩も、そっちのけでカジノ狂いか。これが一国の大臣経験者のやることかね。
青木 まったく、情けない。こんなのが、まがりなりにも元自治大臣兼国家公安委員長だよ。現役の弁護士だよ(爆笑)。

弓谷 弁護士といえば、やはり賭博マージャンで逮捕された「元弁護士」の山崎正友がいたな。
杉山 白川元議員は山崎と結託して、さんざん宗教弾圧の謀略を企んできた。悪辣なデマを振りかざして国会で狂ったように学会を攻撃した。
秋谷 ところが「疫病神」の山崎とくっついたせいで、転落人生が始まった。
杉山 まず平成12年3月、白川元議員の秘書が「交通違反もみ消し」事件を起こした。
青木 とんでもない不祥事だったな! 地元・新潟の新聞でも大々的に報道された事件だ。
杉山 結局、この事件が原因で、その年の衆院選で落選。
弓谷 さらに翌年の参院選に出馬。今度は山崎や日顕一派と結託して新党≠つくった。ところが、これが完全に「泡沫(ほうまつ)政党」扱い。ものの見事に完敗した。
原田 何しろ立候補した10人の供託金も「全額没収」。新聞広告費も公費からの補助が受けられなかった。全部で2億数千万円もの費用を自分で背負い込んだ。
杉山 そして公費の補助を受けられなかった新聞広告費を巡って、広告代理店から「金を払え」と訴えられてもいたな。
弓谷 さらに仲間の女性候補者から白川のやり方、選挙での私への扱いが不公平だった≠ニして裁判まで起こされた。
秋谷 選挙に出れば惨敗。巨額の借金に、裁判沙汰。揚げ句の果ては、違法カジノ店に入り浸り。山崎と付き合うと必ず皆、ダメになる。

弓谷 今回の事件を報じた地元の「新潟日報」にも、支持者の怒りの声が載っていた。
 そういう所に出入りしていたという噂を最近、聞いた。ギャンブル好きは、どうにもならないが、本当だったとは残念≠ニ呆れ返っていたよ。
杉山 別の支持者も「これが致命傷になるのではないか」とショックを受けていた。
青木 だいたい元国家公安委員長といったら、警察を管理する行政委員会のトップ経験者だよ。誰よりも襟を正し、節度を持って身を処していくべきじゃないか。
原田 情けない限りだ。日本は本当に政治後進国≠セ。
青木 バカにするな! 国民への愚弄だ!
秋谷 とにかく「貧乏神」の山崎、日顕らと結託して、宗教弾圧に狂奔した政治屋の正体が、いかにひどいか。象徴的な事件だった。
 政治家は「国民の模範」でなければならない。
 国民が賢明になり、強くなり、政治家を厳しく監視し、行動していかないと、日本の政治は狂う一方だ。

(2004. 3.17. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 毎日新聞が『週刊新潮』の記事は悪質きわまる≠ニして、新潮社に厳重抗議をしたな。
弓谷 毎日新聞の社長が監禁された事件について『週刊新潮』が下劣な見出しを立てて、社長や同社を中傷する記事を書き立てたんだ。
杉山 これに対して毎日新聞は「事実に反しており、全くの虚偽」と猛抗議。抗議の通知書を新潮社に送って、訂正と謝罪記事の掲載を求めている。
弓谷 読者を誤解させるような表現で社長の名誉を著しく傷つけた∞社長の辞任を要求した被告らの犯行を結果的に補完するもの≠ニ厳しく糾弾している。
杉山 さらにまた新潮社が誠意ある対応をしない場合は、損害賠償請求を含む法的措置を取る≠ニ厳重に通告している。
青木 当たり前だな。そもそも毎日新聞の社長は監禁事件の被害者じゃないか。被害者を攻撃するとは呆れ果てるな!
原田 毎日の社長も一部週刊誌が興味本位に私の人権や名誉を顧みない内容の問い合わせをしてきた∞同じ報道に携わる者として悲しい限りだ≠ニ憤激していたな。

秋谷 まったくだ。だいたい『週刊新潮』の、あくどいやり口に激怒しているのは、毎日新聞だけじゃない。
杉山 あの読売新聞、朝日新聞も新潮社を名誉毀損で訴えている。
弓谷 『週刊新潮』が読売新聞の販売局が裏金を作っている≠ネどと書き立てた。
 読売は「あまりにも悪質で許しがたい虚報」として、1億円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて提訴した。今、東京地裁で裁判中だ。
杉山 朝日新聞も『週刊新潮』が朝日の「天声人語」がインターネットから盗用した≠ニ騒いだことに激怒。「社の名誉と信用を著しく傷つけられた」と、5000万円の賠償と謝罪広告の掲載を求めている。
青木 そして今回、毎日新聞からの厳重抗議だ。『週刊新潮』は日本の「3大新聞」から猛烈に糾弾されているわけか(大笑)。

弓谷 毎日新聞といえば、週刊誌の『サンデー毎日』の編集長も『週刊新潮』の記事に憤慨していたな。
 3月21日号の「編集後記」で怒りをぶつけていた。
杉山 僕も読んだ。
 「愛社精神とも愛国心とも無縁な拗ね者(すねもの)≠フ私だが、記事の見出しには心底腹が立った」「ぐつぐつと怒りが煮えたぎる」と激怒していたな。
弓谷 この編集長は『週刊新潮』の中吊り広告にも厳しく言及している。
 「記事内容以上に見出しが突出し過ぎている。雑誌を買って読まない人も、新聞広告や電車内の中吊り広告は見る。つまり、見出しは、雑誌購読者以外の人の心証形成にも大きな影響を与える」と鋭く指摘していた。
原田 その通りだな。正論だ。こういうのを無差別の「言論のテロ」というんだ。恐ろしい限りだ。

杉山 この『サンデー毎日』には、あの「松本サリン事件」で犯人扱いされ、甚大な報道被害を被った河野義行氏の独占インタビューも載っていた。
弓谷 僕も何度も読んだ。『週刊新潮』の報道姿勢は疑問だ≠ニ手厳しく批判していたな。
杉山 『週刊新潮』は、数ある週刊誌の中でも、河野氏を犯人視するキャンペーンを、もっとも悪辣、もっとも執拗に展開した。
 何と河野氏の家系を先々代にまで遡って、メチャクチャなデマを書き立てた。
弓谷 それも記事の肝心なところは、例によって例のごとく「匿名のコメント」で固めて逃げをうつ。悪辣きわまる中傷だった。
杉山 河野氏もさすがに『週刊新潮』の記事には親戚らが納得しなかった。名誉毀損罪での刑事告訴も考えた≠ニハッキリ言っている。
原田 事件の真相が明らかになると、河野氏を犯人扱いしたマスコミは「誤報」を認め、次々と謝罪してきた。
杉山 朝日新聞、毎日新聞をはじめ『サンデー毎日』など各紙誌、テレビ各社も正式に謝罪した。
弓谷 ところが新潮社だけは謝罪も訂正も一切なし。河野氏が、とくに激怒しているのは、そこだ。
 弁護士を交えて新潮社の責任者と話し合った結果、1ページを割いて検証記事とお詫びを掲載することに決まった∞しかし掲載された謝罪記事は決めたものと違う内容。抗議したが「これが精一杯」と言うばかり。これ以上は時間のムダと思った≠ニ呆れ返っていた。
青木 記事の内容もズサンなら、謝罪もズサン。大ウソのつきっぱなし、書きっぱなし、流しっぱなし。まったく狂っている。
秋谷 事実と異なる報道をしたら、正直に間違いを認め、関係者に謝罪する。訂正する。マスコミの姿勢云々以前の問題だ。子どもにだって分かる当たり前のルールだ。
原田 よっぽど腹が立ったんだろう。河野氏は別の雑誌のインタビューでも「私は『週刊新潮』は読まない・買わない・取材を受けないと決めています」とハッキリ言い切っていたな。

秋谷 それも当然だ。20年、30年前とは全く違う。被害者が泣き寝入りするような時代じゃない。
 皆がデマを厳しく見抜き、責任を問う時代に入っている。
青木 その通りだ。どのマスコミも社会の流れ、人権意識の高まりに目を覚ましはじめている。ところが『週刊新潮』だけは、相変わらずだ。「旧態依然」のデマ体質にドップリ浸かったまんまじゃないか。
杉山 全国紙からも厳重抗議、提訴。同業の週刊誌からも糾弾。それでも自分たちの異常さが分からない。分かろうともしない。
弓谷 いや、あんまり低劣、愚劣で、理解する脳力もないんだよ、あそこは(爆笑)。
原田 だからこそ、デマとは徹底して戦う以外にない。ウソという病を治す薬は真実だけだ≠ニは、西洋の格言だ。一つのデマ、ウソには、百の真実の刃を突きつけることだ。
秋谷 中国の文豪・魯迅も「私は、やはり真実を語りたい。そのためには他人の『デマ』を抹殺する外(ほか)はない」と痛烈に糾弾している。
青木 誰よりもまず、マスコミ人が戦うべきじゃないか。今のままでは『週刊新潮』のせいで、マスコミ全体が白い目で見られる。社会の信頼を決定的に失いかねない。
秋谷 その通りだ。マスコミが敢然と立ち上がるべきだ。それこそが「真実の言論」だ。

(2004. 3.18. 聖教新聞)