正義と勝利の座談会

 


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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、ブラジル タグチ理事長、ブラジル カマタ副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 今、タグチ理事長をはじめ、ブラジルの代表メンバーが来日している。ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)の友の前進は堂々たるものだ。
秋谷 池田先生も、ブラジルの同志の活躍を心から喜んでおられる。
 「世界広布に先駆する、見事なるブラジルSGIとなった。それは『師子王(ししおう)の心』を取り出して、祈りに祈り、戦い抜いた勝利である。『戦う心』が日蓮大聖人の仏法の魂である」と賞讃しておられた。
タグチ ありがとうございます! ブラジルは今、「勝利の5月3日」へ、晴れ晴れと進んでいます。
カマタ その通りです。ブラジルSGIでは、本陣ともいうべき「本部会館」がサンパウロに完成しました。5月1日のオープンに向けて、皆が喜び勇んで、正義と人道の連帯を広げています。
タグチ 青年部は100万人の友好対話に取り組んでいます。婦人部は6月に7万人の婦人部総会を明るく開催します。

原田 ブラジル社会から贈られた、池田SGI会長夫妻、ブラジルSGIへの顕彰は、すでに300を超えていますね。
 これも、ブラジルの同志が地道な努力を重ね、社会に信頼の輪を広げてきたからです。
秋谷 本当に尊いことだ。頭が下がる。
 今や広宣流布は「世界同時進行」だ。地球の反対側のブラジルでも、われわれ日本の友が眠っている時間に(笑)、元気に前進している。どれほど尊い「聖業」か。どれほど日蓮大聖人が御賞讃されておられるか。
青木 本当に御聖訓の「一閻浮提(いちえんぶだい)に広宣流布せん事も疑(うたが)うべからざるか」との御予言通りの姿になっている。
原田 SGIの出現がなければ、大聖人のお言葉も現実にならなかった。仏法史上、未曾有の偉業だ。
 学会、SGIの偉業については、日達法主も「世界的な仏法興隆の時をつくられたのは、まさしく池田先生であります」と最大に讃嘆していた。
青木 あの日顕も平成3年の『大白蓮華』の新年号で、こう書いていた。
 「特に、池田先生の指揮において大書(たいしょ)すべきは、戦後の世界的な移動交流のなかで、各国に広まった信徒の方々を組織化した、世界広布への大前進が図られたことであります」と明確に言っていた。
秋谷 その仏意仏勅の創価学会を、日顕は、大謗法である「両舌(=二枚舌)」を弄して切った。
原田 日顕は、池田先生の世界的な活躍に嫉妬した。そして凶悪な恐喝事件を起こした山崎正友と結託した。
 今の惨めな敗残の姿は当然の因果だ。

タグチ 日顕一派はブラジルでも、凋落する一方だ。裁判でも断罪され続けている。
カマタ その通りだ。サンパウロの一乗寺の乗っ取り工作に絡んだ裁判でも、サンパウロ州高等裁判所が4月1日、日顕宗側の申し立てを棄却。5日付の官報に厳然と掲載された。
青木 日顕宗の連中は、日本中、世界中、いったい何回、負ければ気が済むんだ(笑)。
原田 仏罰は怖いな。学会をいじめ、苦しめ抜いた結末が、これだ。
カマタ 数えてみたが、一乗寺に絡んだ裁判で日顕宗側が断罪されたのは、これで9回目だ。
弓谷 日本では、この2年余で最高裁で7回断罪です(笑)。
秋谷 ブラジルにおいても、いかに日顕宗が悪辣な団体であるか。その明白なる証拠じゃないか。
青木 今回も、全くの醜い悪あがきだったようだね。
杉山 一番の元凶の日顕が狂っているから、どんどん宗門も狂っていく(笑)。
タグチ もともと、この裁判は、ブラジルSGIのメンバーの真心の支援によって建てられた一乗寺を、日顕一派が不法に乗っ取ろうと策謀した。そこからはじまった裁判だ。
 この事件で日顕一派は、裁判という裁判で、ことごとく敗訴している。
カマタ 92年9月にはサンパウロ地裁で日顕宗側が敗訴。その後も94年12月にサンパウロ州高裁、99年3月に連邦高裁、そして2000年3月には連邦最高裁が、日顕宗側の申し立てを却下した。
弓谷 普通だったら、連邦最高裁で言い渡された判決で裁判は終わる。ところがブラジルでは、法律上、判決の取り消しを求める裁判を起こす権利が認められているんでしたね。
タグチ そうです。日本の裁判制度とは、ちょっと違うんです。
 この一乗寺のケースでは、これ以上、裁判で争っても日顕一派には「勝ち目」はない。それでも日顕一派は、ブラジルの裁判制度を悪用して、悪あがきの難癖をつけてきたんだ。
カマタ 連邦最高裁の判決から2年もたった2002年4月、日顕一派は、最高裁判決の「取り消し」を求める裁判を起こした。
 2年間で「取り消し」を求める裁判を起こす期限が切れるが、ギリギリになって起こしてきたんだ。
タグチ しかし、やはり裁判所は日顕宗側の訴えを退けた。サンパウロ州高裁が昨年12月、日顕一派の訴えを「棄却」。2月に確定した。
杉山 ところが日顕一派の「往生際の悪さ」はハンパじゃない(笑)。
 なんと今度は「棄却」の判決に難癖をつけて「異議申し立て」の裁判を起こした。
カマタ その通りだ。
 日顕一派は判決は明確性に欠けている≠ネどと言い出して、これまた裁判を起こす期限ギリギリに「異議申し立て」の裁判を起こしたんだ。
青木 裁判で負けたら「判決を取り消せ」と訴える。それが棄却されたら今度は「棄却するとは何事か」と訴える。
 いかに制度上で認められているとはいえ、醜い、醜い。まさに「悪あがき」だ。
原田 いや、狂気の沙汰だ(笑)。
秋谷 日顕にしてみれば、もう必死だ。
 何しろ日本では、わずか2年余で最高裁で7回も断罪されている。
タグチ ブラジル・一乗寺の裁判でも日顕一派は連邦最高裁で敗訴している。
 なんとか「最高裁で敗訴」という汚点を消したいと必死なんだ(笑)。

カマタ この日顕宗側の申し立てについては、サンパウロ州高裁が4月1日に審議を行った。
 ここでは「裁判官全員一致で」しかも「わずか2分間の審議で」日顕一派の「申し立て」を棄却することが決まってしまった(大笑)。
タグチ ブラジルの弁護士も「2分で決まるというのは聞いたことがない。たいへん珍しい」と驚いていた。それほど「明確だった」という証拠だ。
杉山 日顕一派は明確性に欠ける≠ネんて難癖をつけて裁判を起こした。
 ところが、たった2分で敗訴したことで、かえって「日顕一派の敗訴は当然である」とハッキリ明確になったわけだ(笑)。
秋谷 まさに「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」だ。
青木 まったくだ。
 「還著於本人」は「還(かえ)って本人(ほんにん)に著(つ)きなん」と読む。法華経観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)にある言葉だ。
 ひらたくいえば邪法をもって相手を倒そうと祈っても、祈りが逆になって、かえって自分が敗れる≠ニいうことだ。
秋谷 嫉妬に狂った日顕は学会への憎しみの炎を燃やしに燃やし、日顕なりに祈っている。
 その結果が、どうだ。日本でも敗訴の連続。最高裁で7敗だ。
 おまけに地球の反対側のブラジルでも9連敗。
青木 日顕が祈れば祈るほど、敗北が続いている。日顕が大謗法の邪法の邪師である何よりの証拠じゃないか。
 御聖訓に「現証(げんしょう)にはすぎず」と厳然と仰せの通りだ。

(2004. 4.15. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 ところで最近「国会議員の年金」が、盛んに問題になっているな。
杉山 当たり前だ。今、国会では「年金改革」が最重要のテーマになっている。だったら、国会議員の年金は、どうなのか。まず真っ先に厳しく見直すのが当然じゃないか。
原田 まったく、その通りだ。それでなくても、議員に対する国民の目は年々、厳しくなるばっかりじゃないか。
弓谷 何しろタチの悪い議員が多すぎるよ。学歴詐称がバレても、いまだに議員に居座っているのもいる。
杉山 自治大臣までやりながら、秘書給与のピンハネで逮捕される議員まで出た。それも、不正を追及すべき野党の第1党からだ。国民が厳しく見るのも当たり前だ。
弓谷 とくに国会議員の年金問題! つい先日の「朝日新聞」の社説も、議員年金について「今の国会で改革の方向を決めるべきだ。議員が手本を示さなければ、年金改革への国民の理解は得られない」(4月7日付)と論じていた。
青木 まったく正論だ。小泉首相も先日議員年金は全面廃止しよう≠ニ突然、発言して話題になったばっかりだな。

秋谷 議員年金については、この座談会でも何度も厳しく語り合ってきた。ここに来て、やっと各党が重い腰を上げはじめたようだ。
杉山 議員年金については、公明党などの主張で、衆参両院議長のもとに第三者機関を設置し、そこで見直しの議論をすることになった。
 その結果を踏まえて各党が協議していくことで、与野党が合意している。
弓谷 公明党は、これに先だって党内にワーキングチームを設立し、党としての見解をまとめる。
原田 見直しは当然だ。遅すぎたくらいだ。だいたい、今の議員年金は「特別待遇」だらけというじゃないか。
杉山 その通りだ。まず、年金の給付額が非常に高い。一般の国民年金は、40年保険料を支払って年額79万7000円。
 だが国会議員は、たった10年間、在職しただけで、年額412万円もの年金が終身もらえる。
弓谷 国会議員年金の掛け金は年額126万6000円だ。ということは、10年分の掛け金が、たった3年で元が取れる計算になるぞ。
杉山 そのうえ国会議員は、在職が1年のびるごとに、年額約8万2000円も加算される。
青木 どう考えても、特別扱いだ。国民より格段に優遇されているじゃないか。
原田 議員の間には「議員は退職金がないから」という主張もあるようだが、問題は「国民から見てどうか」「国民の水準と比較して、どうか」だろ? それが国会議員だろ?
弓谷 だいたい日本の議員年金は「各国の国会議員年金制度と比べても、『特権的で寛大』な制度」(読売新聞)と言われている。
 実際のところ、在職10年の場合、イギリスの約1.5倍。アメリカ、ドイツ、フランスと比べても、ずっと高い。
杉山 しかも日本の議員年金の場合は、ほかの年金にも同時に加入できる。
 議員年金のほかに、国民年金や厚生年金などの公的年金、さらに地方議員を12年以上、経験した国会議員の場合は、地方議員年金まで受け取ることもできる。
青木 年金の二重取り、三重取りか!
弓谷 それだけじゃない。一般国民の場合は25年間、保険料を納めないと、年金をもらえない。ところが議員年金は、10年間、納めただけで、一生もらえる。
杉山 さらにまた国民年金は、受給資格に満たない場合、払った保険料は一切、返還されない。
 だが、議員年金は違う。3年以上、掛け金を納めれば、納付した合計金額の8割が返還される。
弓谷 それでも、元議員のなかには「もっと年金を増やせ」なんて言っているのもいる。そういう言語道断の連中もいるようだ。新聞に出ていたよ。
青木 ふざけるな! とんでもない連中だな!
原田 何よりも最大の問題は、この議員年金に毎年毎年、莫大な税金が使われていることだ。
弓谷 その通り、その通りだ。先日の「読売新聞」にも書いてあった。
 「2004年度、議員年金は537人に支給される。掛け金収入約9億1700万円に対し、給付額は33億5700万円。不足分は一般会計から補てん」されるとあった。
杉山 つまり、現役の国会議員からの保険料で足りない分は、全額、国庫負担で補われている。とことん税金で面倒をみる≠ニいう仕組みだ。
 今年度の場合だと、約24億円以上も不足している。これが全部、国庫から出されることになる。
原田 一般国民の年金の国庫負担率は現状、「3分の1」と決められている。
 ところが国会議員の年金だけは、青天井だ。今では約72%が税金から支給されている。
秋谷 しかも議員のOBが、どんどん増えれば、議員年金の国庫負担は増える一方だ。
弓谷 実際、議員年金制度が始まった1958年度の国庫負担率はゼロだった。それが、どんどん増加して、今や「7割以上が国庫負担」だ。
原田 これはもう「制度自体が完全に破綻している」ということだな!
杉山 議員だけが「特別待遇」なのも、自分たちの都合のいいように、自分たちで勝手放題に法律をいじってきたからだ。
秋谷 抜本的な見直しの論議が起こっているのも当然だ。
青木 まったくバカバカしい! これじゃあ国民は「やってられない」よ。
 公明党も、しっかりやってもらいたい!

秋谷 皆が注目している。党は更に全力を挙げてもらいたい。我々も、できることは全力で応援する。
 とにかく公明党の議員は戦って、支持者、国民に応えてもらいたい。
原田 改革も、選挙も、どの党の議員よりも、真剣に戦い、働いて、自分自身の歴史をつくるべきだ。
青木 しっかり戦っている人は立派な勝利の人生になっている。一家一族も皆、栄えている。
 恩知らずで、傲慢で、学会を利用し、金儲けと名聞名利は、結局、一家も行きづまり、自分も敗北して、淋しい姿をさらしているのは、皆さんが、ご覧の通りだ。
杉山 議員年金については、新聞各紙を見ても国庫負担率を国民の基礎年金並みに下げるべきだ≠ニいう見解で一致している。
弓谷 当然も当然だ!
杉山 世論もマスコミも厳しいよ。改革を断行するかどうか厳しく見ている。
 「国民に痛みの選択を求める前に、まず議員が自らの襟を正すべきだろう」(朝日新聞「社説」)
 「『自分だけがいい思いをしたい』という議員の邪念は絶対に許されない」(共同通信)等々、議員の姿勢を厳しく正している。
弓谷 そうだ。「形だけの見直しでお茶を濁すようなことがあってはならない」(読売新聞「社説」)等々、鋭く訴えている。
秋谷 何よりも「国民が納得できる」改革を断行するべきだ。
 国民が「よくやった」と喝采できるような歴史を、敢然と残してもらいたい。

(2004. 4.17. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 あの「ニセ法主」の日顕は裁判で負けっぱなし。それが相当、こたえているようだ。
青木 御聖訓に「名をくたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ」とある。ところが日顕は、80歳を越えるのに、一日、一日と「名をくたして(腐らせて)」(笑)、生きている。
杉山 仏罰だ。3月28日、大石寺であった法華講の総会で、日顕は突然、こんなことを言い出したそうだ。
 最近、宗門は裁判で経済力が削られている
 信徒は志を一つにして、宗門に対する維持経営に関する協力を≠ネんていう泣き言を喚いていた。
弓谷 何でも日顕は、これから新たに「毎年3億円」もの供養を、法華講から搾り取る魂胆のようだ。
 そのために法華講から、一人あたり毎月一口500円以上の供養を集める。そういう「供養の収奪計画」まで決めさせた。
青木 結局、日顕は金、金、金。金しかない。
杉山 宗門の関係者も、呆れ果てている。こんなバカなことをやっている。ぜひ聖教新聞の座談会で取り上げてほしい≠ニ連絡が来たよ(大笑)。

原田 だいたい、何が裁判で経済力が削られている≠セ。裁判沙汰になっているのは、日顕が起こした悪辣な事件などが原因じゃないか。全部「自業自得」だ。
青木 そんなこと言ってるから、またまた裁判で負けた連絡が入ってきた(笑)。今度はブラジルだ。
弓谷 その通りです。先日も話が出たが、日顕宗が、ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)が建設した一乗寺を乗っ取ろうと工作した。この事件に関する裁判だ。
杉山 サンパウロ州高等裁判所が4月1日、日顕宗側の申し立てを棄却した。
 一乗寺に絡んだ裁判で日顕宗側が断罪されたのは、これで何と9回目になった。
原田 いや、それだけじゃない(笑)。あの竜や日顕宗の檀徒が東京都知事らを訴えていた裁判も先日、敗訴が確定した。
弓谷 学会は破門されたから宗教法人ではない≠ネどとバカなことを言っていたが、裁判所から「これを却下する」「棄却する」等と一蹴された。結局、学会に対する嫌がらせは全く認められなかった。
杉山 竜は日顕から1千万円もの大金をもらって、卑劣な学会攻撃をしてきたやつだ。
青木 本当に悪いやつらだよ。
秋谷 宗門は、日顕がいるかぎり、日本中、世界中、何をやっても敗北の連続だ。恐ろしいことだ。

弓谷 こんな現況で、日顕が突然裁判で金がないから、信徒は金を出せ≠ネどと金切り声を上げはじめた(笑)。
青木 とうとう裁判まで金集めの道具≠ノ使ってきた(大笑)。
杉山 しかも「負けてばっかりの裁判に」だ(爆笑)。
原田 前にも話したが、宗門は毎年、相当な金額を裁判に注ぎ込んでいる。そういう話が、宗内から伝わってきている。
 ここ何年かは、年間で3億円使ったり、4億円使った年が続いた。いちばん多いころは約6億円も使ったようだ。
弓谷 坊主も法華講も、さぞウンザリだろう(大笑)。
青木 バカバカしい。そんなドブに捨てるような供養を搾り取られる法華講が気の毒だ。
 日顕よ! いったい、いくら宗門の金を裁判に使ったんだ? その結果、いくつ裁判に負けたんだ? 全部、信徒に公表しろ!
杉山 あのハレンチなシアトル事件の裁判の第1審の判決内容も、堂々と皆の前で発表しろ(爆笑)。
弓谷 第2審は、すごすごと訴えを取り下げたことも、皆に謝罪しろ(大笑)。
原田 まったくだ。それが、人にものを頼む場合の最低の礼儀だよ(大笑)。

青木 せっかくだから、法華講のために、宗門がどういう実態か。この座談会で、もう一回ハッキリさせておこうじゃないか。
弓谷 まず、今、話した「シアトル事件」の裁判。
 あの裁判は、宗門側が勝手に裁判を起こし、1審で無様に負けた。そのうえ、2審の途中で訴えを取り下げた。
杉山 裁判費用の約1400万円もの大金も全部、宗門側が支払った。結局、日顕一派の大敗北で終わった。
青木 日顕の「芸者写真」裁判も同じ大敗北の方程式≠セ。日顕宗のほうが勝手に起こして負けた。
原田 その通りだ。平成12年12月、東京高裁が1審判決を取り消し、日顕宗側の請求を、すべて棄却。最高裁も本年2月、東京高裁の判決を支持して、日顕宗側の上告を棄却。日顕宗側の完全敗訴が最終的に確定した。
杉山 まだまだ、ある。ほかの裁判も解説しておこう。まず一昨年、改革僧侶に寺院の明け渡しを求めた裁判で、立て続けに3敗。
弓谷 続いて、改革僧侶の池田託道住職(滋賀県・世雄寺)を中傷したデマ事件で、日顕本人に30万円の賠償命令(昨年7月15日)。
杉山 さらに「シアトル事件」絡みのデマ事件でも、宗門と日顕本人に連帯して400万円の賠償命令(同年9月9日)。
弓谷 そして「遺骨大量不法投棄事件」でも、大石寺に合計200万円の損害賠償命令(同年12月19日)。
秋谷 これで日顕一派は「最高裁で7敗」だ。
 それもこれも、元をただせば、希代の「ニセ法主」の日顕が一切の元凶だ。
青木 結局裁判で金がかかる≠フも、日顕のせいじゃないか(笑)。
 あいつが、ほとんど一人で使っているようなものだ。
原田 日顕はケチだからな。負けた裁判の金≠ワで全部、宗門の坊主や法華講におっかぶせようとしているのか。
秋谷 学会は、あんな狂った宗門と別れて本当に良かった。
 今、一緒だったら、どれだけ日顕から金を取られ、食いものにされたか分からない。本当に助かった(笑)。
青木 全部、深い御仏意(ごぶっち)だった。今になって、本当に、よく分かる。

(2004. 4.19. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

杉山 前回、日顕が裁判まで供養集め≠ノ利用している話が出た。
弓谷 日顕の供養集めといえば、まだまだある。
 あいつは今、大石寺の三門前の国道の付け替えに、10数億円もの大金を注ぎ込んでいるそうだ。
青木 相変わらず、自分の虚勢を張るためには、いくらでも金を使うんだな(笑)。
原田 だけど参拝者なんか全然、増えていないじゃないか。
秋谷 結局、これもまた日顕の見栄だ(大笑)。
 奉安堂を作ったって、5000人入る所に、普段は100人チョボチョボしか来ない(笑)。
青木 まったく異様だな。
 あの男は、いつもそうだ。自分の見栄と嫉妬の病気で、ムダなことばっかりする(爆笑)。
原田 だから宗門も坊主も、どんどん疲弊しちゃう(笑)。
秋谷 仏法で言う「諂曲(てんごく)」だ。心がネジ曲がっているから、人の心が分からない。全部、反対のことをやる。皆が苦しむことばかりやる。
原田 仕方がないので大石寺を観光地にしようとしているんじゃないかという噂もある。実際、観光バスの見物ルートになっている。広告にも出ている。
青木 どうせ日顕が身延に対抗して、精一杯、見栄を張ってるんだろ。
 身延の坊主まで大石寺に自由に出入りさせているじゃないか。
弓谷 この13日にも、身延の坊主が数人、大石寺にニヤニヤと現れたそうだ。
原田 宗門は学会があったからこそ、身延も手出しできなかった。学会のない宗門なんか、身延は完全にバカにしきっているよ(大笑)。
秋谷 恐るべき大謗法だ。日興上人は「謗法と同座(どうざ)す可(べ)からず与同罪(よどうざい)を恐(おそ)る可(べ)き事」と厳命しておられる。
 日蓮大聖人、日興上人の仰せに、真っ向から背く天魔の所業だ。

青木 そもそも、大石寺なんて「観光地」にすらなれないよ。見るべきものが全くない。
秋谷 学会と別れてから、大石寺は人の全く寄りつかない廃墟同然に成り果てた。
 世界に誇る大建築だった正本堂も、大客殿も、嫉妬に狂った日顕が破壊してしまった。
原田 先月、富士宮市の富士美術館で「ワイルドスミス展」が行われた折も、来賓の一人が、こう語っていた。
 大石寺には昔、学会寄進の素晴らしい正本堂という、白亜の大理石を使った立派な建築物があった。パッと明るく、これからの宗教は、こういうものかと感動した。
 それを壊すとは、本当にビックリした。権力を持ち、お金をつかむと、人間は狂ってしまうのですね≠ニ、本当に残念そうに語っておられたそうだ。
青木 日顕は地元でも評判が悪い(笑)。これが実相だ。
弓谷 今の大石寺にあるのは、日顕が下劣、低劣な普請道楽≠ナ建てた、陰気で奇怪な建物ばっかりだ。
青木 それも全部、謗法の寺の猿マネばかりじゃないか(笑)。

杉山 それに、かつては数万本も咲き誇った桜さえ、今は見る影もない。
 「テングス病」というタチの悪い病気が蔓延して、葉はぼうぼうと生えて黒ずみ、花も咲かない。そういう桜が年々、急増している。
弓谷 「テングス」というのは「天狗巣」とも書く。
 日顕の巣窟か。まるで日顕の心の中のようだ≠ニゲラゲラ笑い飛ばしていた地元の人もいたな(笑)。
原田 奪命魔(だつみょうま)の日顕が法主の座にしがみついているから、宗門は「依正不二(えしょうふに)」で、どんどん狂う。桜まで奇病にかかるんだ。
 大聖人が「体曲(まが)れば影(かげ)ななめなり」と仰せの通りだ。
青木 これも、日顕が池田先生の偉大さに嫉妬したからだ。
 妬みで真っ黒焦げになって、先生が発案されて植えられた桜にまで嫉妬した(笑)。何百本もの桜まで伐採してしまった。
弓谷 大石寺では今年も、また大量の桜が切り倒された。年々歳々、荒れ放題だ。
 とくに日達法主が命名した池田山の桜は、ついに今年は、ほとんど全滅だったようだ。
秋谷 桜も咲かない。まさに「死の宗教」「滅び去る宗教」だ。「滅亡の前兆」だ。そんな気味の悪い寺なんか、誰も寄りつかない(笑)。
杉山 観光のついでにチラホラ大石寺に寄る人の間でも、不評、悪評ばかりのようだ(笑)。
弓谷 そのようだ。
 「あそこは昔、学会員で賑わっていたが、今は静かなもんだ。本当に寒々としている」と言い合っている(大笑)。
杉山 「そのくせ、あの寺は、うるさい。『この橋は渡るな』だの『ここは入るな』『ここに車を止めるな』だのと、ちょっとしたことでギャーギャー騒ぐ」。そう吐き捨てながら、出ていく人も多い(笑)。
秋谷 とにかく人が来ない。来ないから、ますます見栄を張って、陰気な建物を建てたり、道路の付け替えなんかに躍起になる。
 すると、一段と殺風景になって、ますます人が寄りつかなくなる。その悪循環だ。
青木 やっぱり「ニセ法主」は何をやってもダメということだ(大笑)。

(2004. 4.20. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 今月25日に衆院選挙の補欠選挙が行われるな。
原田 埼玉8区、広島5区、鹿児島5区の3つの補選だ。すでに13日に告示されている。
杉山 各党とも「この夏の参院選の前哨戦」と位置づけている。それだけに、マスコミの関心も大変、高いようだ。
弓谷 読売新聞にも「選挙結果は、与野党が対立している年金改革関連法案など重要法案の行方にも大きな影響を与えるため、各党は総力戦で臨む構えだ」と出ていた(14日付)。
杉山 共同通信の記事にも、こうあった。
 「与野党が真っ向から対立する年金制度改革が争点となるほか、イラクでの日本人人質事件が選挙戦にどのような影響を与えるかが注目される」(10日)
弓谷 産経新聞には「自民は最低でも『二勝』の確保、民主は『二勝』を目指し、総力を挙げた戦いとなっている」(14日付)と書いてあった。
秋谷 いずれにしても、重要な選挙であることは間違いない。

青木 それにしても選挙の時期になると必ず出てくるのが、卑劣、野蛮な「宗教弾圧」の動きだ。
原田 その通りだ。今回の統一補選、夏の参院選を狙って、早くも動きがあるじゃないか。
弓谷 産経新聞(3月12日付)に報道されていたが、なんでも、民主党が公明党・学会対策と称して「特命プロジェクトチーム」なるものを作ったというな。
杉山 この特命チームとやらは、党首の肝入りで、全部で10人のチームだ。調べてみたら、このうちの7人が前回の衆院選の小選挙区で公明党候補に敗北。比例で復活当選した議員だよ。
原田 なんだなんだ、選挙で公明党に負けた。その醜い「逆恨み」か!
杉山 しかも、その10人が10人とも、前回の衆院選で立正佼成会から推薦を受けていた連中だ。
青木 公党ともあろうものが、情けない。
 国民が政党に望んでいるのは、堂々と政権をとれる政策と実行力だろ。
原田 みっともない。これじゃあ、ますます支持率が下がるよ(大笑)。
秋谷 政党と政党は政策で戦うべきだし、我々は、それをずっと見守ってきた。公正な立場で見てきた。
青木 しかし多くの不祥事、犯罪、逮捕者が続出して、支持率が急落。そうしたら急に、こんな宗教弾圧まで始めた。
 あまりにも「不見識」だ。
原田 まあ、党全体の動きではなく、一部の連中のようだがな。
秋谷 「憲法の精神」すなわち「信教の自由」「法の下の平等」「結社の自由」「国民の政治参加の権利」等を守るならば、我々は批判しない。
 しかし、権力を使って一方的に弾圧をするならば、我々は、やられた分は反撃せざるをえない。
原田 当然だ。それが国民としての当然の権利であり、正義だ。

青木 だいたい、民主党は他党の支持団体を攻撃している場合なのか? 党内は不祥事ばかりの泥まみれじゃないか。
杉山 公明新聞にも出ていたが、この4年間の主な逮捕者だけでも24人にも上るという話だ。
弓谷 何しろ衆院議員が2人、都道議や区市議が10人、それに秘書、元秘書が12人。
 あわせて24人が逮捕だよ。
杉山 その内容も「買収」「詐欺」「傷害」「婦女暴行」「覚醒剤」「痴漢」等々、とにかくメチャクチャだ。
青木 これじゃあ、国民が呆れるのも当然だな。
杉山 先月7日には、自治大臣までやった佐藤観樹前議員が公設秘書の給与を騙し取った疑いで逮捕されたばかりだ。
弓谷 それに、あの学歴詐称事件で有名になった古賀潤一郎議員! 最近も、地元の福岡県警や検察当局が捜査を進めている。
原田 古賀議員の学歴詐称が故意だと判断すれば、2年以下の禁固または30万円以下の罰金が科されることになる。
弓谷 つい先日も、古賀議員の学歴詐称問題について、与党が衆院政治倫理審査会に審査を申し立てたばかりだ。
杉山 ところが、古賀議員が所属していた民主党は、古賀議員を除籍処分にしただけ。
 議員辞職の勧告もしていない。
弓谷 だいたい、古賀議員の学歴詐称が発覚した当初、党の執行部は、古賀氏を擁護しようとしていた。
 何と「9割がた大学の単位は取っている。経歴詐称に当たらないのではないか」なんて言い放っていた。
青木 党の執行部が、その程度の認識だから、党内の不祥事や犯罪が収まらないんだよ!

弓谷 本当に、あそこは異常なまでに不祥事、事件が後を絶たない。
 先月17日には、昨年逮捕された都築譲議員(比例東海ブロック)の元秘書が公選法違反で有罪判決。
杉山 それに先月31日には、宮城1区の今野東、同2区の鎌田さゆり両衆院議員派の連座対象の3人の被告も、有罪判決を受けた。
弓谷 これらの判決が確定すれば「連座制」が適用されて、3人の議員が失職する可能性も出てくる。
秋谷 同時期に3人もの国会議員が選挙違反に連座して失職か。
 そんな事態になったら、まさしく前代未聞の大事件だ。
青木 連座対象の被告については、すでに司法の明快な判断が下っている。判決の確定を待つまでもなく潔く辞職すべきだ。
杉山 その通りだ!
秋谷 ともかく与野党ともに政治改革に鋭くメスを入れるべきだ。国民の政治不信は、ますます闇が深い。
原田 佐藤観樹氏の事件で、あれだけ取りざたされた「公設秘書給与の問題」も腰くだけじゃないか。
杉山 野党は「秘書給与のプール制」の導入を主張している。
 これは、国が議員に秘書の給与を一括して支払い、秘書の数や給与額などを全部、議員の裁量に任せる方法だ。
弓谷 しかし、このプール制では「違法行為を追認するだけ」という批判が強い。
原田 それに前々から問題になっている「親族秘書」の問題でも、与野党間で「配偶者の採用は禁止」で合意している。
 だが、それ以外の親族の採用は野放しだ。
青木 「不正の温床」と批判されるような点は断固、改革してもらいたい。
 この秘書給与の問題については、次回も語ろう。

(2004. 4.21. 聖教新聞)

 

<66>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 前回、民主党が4年間で24人もの逮捕者を出していることが話題になったが、ついに25人目が出てしまった。
杉山 その通りだ。
 民主党の中山義活代議士(東京2区)の秘書が、バスの中で女性のスカートの中を盗撮したとして先日、逮捕されたというんだ。
原田 新聞各紙にも出ていたな。
青木 「代議士の秘書」だよ。まったく、下劣、卑劣な限りだ。
原田 とにかく、これで民主党の議員、秘書らの逮捕者が「4年間で25人」となった。

弓谷 ところで時事通信社の4月の世論調査によると、公明党の支持率は5.3%だ。
 各党の支持率が下がるなかでの支持率アップだ。
青木 イラク人質事件への対応をはじめ、公明党に対して国民の期待が高まっている。
 厳しい国際情勢のなか、公明党は、日本と世界の「現実」に即して懸命に舵を取っている。
 国民が、それを認めている。評価している。その一つの証拠じゃないか。
杉山 読者からも、多くの声が届いている。
 「私は学会員ではないが、今回の人質事件で、公明党の冬柴幹事長が大変に共鳴、納得できるコメントをしていた。聖教新聞にも大きく取り上げていただきたい」
 「自民党も公明党がついているから、しっかりした対応ができたと思う」といった評価が、続々と寄せられている。
弓谷 人質事件を「食い物」にして、選挙狙いで利用している、どっかの政党とは、次元が違うよ。

原田 さっきは、民主党の議員秘書が「盗撮」で逮捕された話が出た。
弓谷 そうでしたね。民主党では、ほかにも愚劣、下劣な犯罪を犯した連中がいる。
杉山 昨年9月には、阿部義人という北海道道議が、バーで店員と口論の末、ウイスキーのビンを叩き割って店員の首などを切りつけた。それで「傷害」の現行犯で逮捕。議員を辞職するハメになった。
青木 議員がバーで大立ち回りだよ。みっともない限り、嘆かわしい限りだ。
弓谷 平成14年12月には、福島寿一東京都議が、ホステスをホテルに連れ込んで「強姦致傷容疑」で逮捕された。当然、議員を辞職。すでに東京高裁で懲役3年、執行猶予4年の判決が下っている。
杉山 同年4月には、藤井俊男参院議員の元公設第1秘書が「大麻所持」で逮捕。これも東京高裁で懲役2年、罰金50万円の有罪判決だ。
弓谷 薬物といえば、阿久津幸彦衆院議員の公設第1秘書や山本譲司元衆院議員の元秘書も「覚せい剤所持」で逮捕されている。
原田 悪辣なんてものじゃないな!
杉山 まだまだ、続々と出てきた。
 平成14年9月には、東京都江東区の民主党区議が都営バスの運転手を殴って逮捕。
 さらに同区議は事件の3日後に迷惑駐車を注意されたのを逆恨みして、会社役員にスプレーを吹きかけた「傷害容疑」で再逮捕された。
弓谷 平成13年6月には参院議員の私設秘書が「痴漢」で逮捕。
 同年3月には細野豪志衆院議員の女性政策秘書が、不倫関係のもつれから傷害、住居侵入の容疑で逮捕されている。
杉山 平成12年4月には、東京都国分寺市議が「知人女性のヌード写真を掲載」して名誉毀損容疑で逮捕された。
青木 日本列島、北から南まで犯罪者だらけ。ここまでくると民主党の「体質問題」という以外にない。

弓谷 そういえば、さっきも話が出たが、元秘書が覚せい剤所持で捕まった山本譲司元衆院議員。
 彼も公設秘書の給与を騙し取って逮捕。実刑判決が下され、すでに服役を終えている。
杉山 彼は菅直人代表の元秘書だ。
弓谷 この山本元議員が服役を終えた後、自分の本で重大な疑惑を打ち明けていた。
 「私も菅さんの公設秘書になったが、自分がいくら国から給与を貰っているのか知らなかったし、そのことに、興味もなかった。当然、自分が菅さんから受け取っている額よりは、多いとは思っていた‥‥それは、当たり前のことであって、ピンハネなどとは、まったく思っていなかった」というんだな。
原田 ということは、菅代表にも公設秘書給与のネコババ疑惑があるということか。
杉山 毎日新聞(昨年2月6日付)も、このことを取り上げた。
 菅直人氏の公設秘書を務めた山本譲司氏が、秘書給与の一部が菅氏の事務所経費などに充てられていたとする手記を書いた≠ニ出ていた。
弓谷 その記事で菅氏は「給与の一部を寄付として受けていたようだが、調査中」とのコメントを出していた。
 ところが、この告発から1年たった今でも「調査」の結果が明かされていない。
青木 真実は、どうなんだ? これこそ国民の重大な関心事だ。党内に「プロジェクトチーム」でも立ち上げて、厳しく調べたらどうなんだ?(爆笑)
原田 自分たちの不祥事を棚に上げて、他党の支持団体を攻撃するなど言語道断だ。
青木 国民を愚弄するにも、ほどがある。国民は、こういう政治家の汚いやり口にウンザリしている。大衆は「愚(ぐ)にして賢(けん)」だ。厳しく見ているよ。
秋谷 もっと地道に政治活動をして、人材を育成し、国民の期待に応える――それが政党、政治家の責務じゃないか。
弓谷 そうだ。まず自分の党から不祥事を一掃しろ!
 身内の不祥事を撲滅してから、ものを言え!

青木 とにかく政治家は「権力」をもっているんだ。それだけの見識、倫理観、道徳心、自制心をもて!
秋谷 その通りだ。ましてや「票狙い」で宗教弾圧を仕掛ける議員など、政治家を名乗る資格はない。
 我々は絶対に許さない。これは明確に言っておく。
原田 もちろん、良識的な人物も多くいる。立派な見識をもった人物もいる。
 良識の議員は、宗教弾圧に血道を上げる一部の議員を、苦々しく思っているよ。
弓谷 中国の周恩来総理は「最も大切なのは『民衆の側(がわ)に立っているのか、それとも民衆を抑圧する側に立っているのか』。この一点である」と喝破した。
 我々青年部も、どの政治家が「民衆の側に立っている」のか、誰が「抑圧する側に立っている」のか。一段と厳しく監視していく。
秋谷 これまでも確認してきたが、学会の選挙支援は「人物本位」だ。見識ある政治家とは、どこまでも連帯していく。
 むしろ、そういう政治家にこそ政治の表舞台に出てきてもらいたい。
 それが「国民の声」であり「天の声」であるからだ。

(2004. 4.23. 聖教新聞)

 

<67>
出席者:秋谷会長、青木理事長、藤原関西長、河原総兵庫長、弓谷男子部長、大野木総兵庫青年部長

藤原 今、総兵庫の友が「創価完勝」の先頭に躍り出た。目覚ましい前進を続けている。
河原 神戸市の関西国際文化センターでは、2月1日から3月28日まで「第九の怒涛展」を開催した。
大野木 多くの鑑賞者で賑わいました。最終的に約39万人もの人々が来場した。
青木 すごい! さすがは兵庫だ!

大野木 展示会を訪れた大阪外国語大学の松田武副学長も絶讃されていた。
 「鑑賞の際、場内に展示されていた池田名誉会長の長編詩『「第九の怒涛」を観て』も読ませていただきました」
 「人間は努力、そして謙虚さを忘れてはならないと実感しました。感性豊かな詩に私自身、さらに強く生きる勇気がわきました」と語っておられた。
秋谷 本当に、神戸の地での開催は、意義が深かった。
河原 主催者である国立ロシア美術館のペトロヴァ副館長も、神戸について並々ならぬ思いを語っておられた。
 「あの大震災から9年。見事に復興している神戸の美しい街を見て、大変に感激しています。
 まさに神戸から幸福が立ち上がっているような思いがしました。今、この展覧会で神戸の人々に幸福を送りたいと思っています」と強調されていた。
青木 あの阪神大震災の時、兵庫の各会館は一般市民に開放され、不眠不休の救助活動の一大拠点になった。
弓谷 当時の学会の救援活動は、海外のメディアにも取り上げられた。
 フランスの大衆紙「アンフォ・マタン紙」も、被災者の声を通して「創価学会は、政府の役人より、はるかに対応が早く、一人の人間を救おうと真剣に対応してくださった」(平成7年1月19日付)と報じていた。
青木 その後、被災地に関西国際文化センターが着工された。今回の展覧会は、市民の「復興の象徴」ともいうべき会場で行われたんだ。
藤原 まさに世界に「平和」と「文化」を発信する関西になった。
秋谷 地元や町の人たちからも「地域の活性化になった」と多くの感謝の声があがったようだ。それも私どもは嬉しい。
青木 まったく、その通りです。大事なことです。

藤原 それに引きかえ、皆から軽蔑され、相手にもされない、あの日顕宗。我々は別れて本当によかった(笑)。
大野木 その通りだ。兵庫の法華講員も次々と脱講している。完全に日顕に愛想を尽かしている。
河原 先月の1ヵ月間だけでも、約800人が脱講した。なかでも東神戸では350人以上が脱講した。
大野木 西宮でも200人の脱講だ。完全に総崩れだ。
青木 宗門はメチャクチャだな。
大野木 だいたい日顕は、これまで何度も兵庫に来ている。しかし、兵庫の人々や社会に役立ったことなんか一度たりともない。もちろん、地域の話題にもならない(笑)。
藤原 まったく、その通りだ。それどころか天気は悪くなるし(笑)、迷惑千万だ。
河原 平成5年に妙本寺に来た時も、突然の雪(爆笑)。有馬温泉で大騒ぎして帰っただけだ。
藤原 昭和61年に法恩寺(神戸市兵庫区)に来た時も、日顕は、寺に料理人を呼びだしてあれが食いたい。これが食いたい≠ニわがまま放題、贅沢三昧の注文を突きつけた。当時の料理人が明確に証言している。
弓谷 これが「法主」か。情けないやつだ。
青木 本当に宗門は狂っていたんだな。人々の幸福のためではない。ただ坊主の金儲けだけの宗教になっていた。
弓谷 まさに「法盗人」だ!

大野木 坊主といえば、長谷部道潤(神戸市灘区・妙本寺)も、極悪中の極悪坊主だ。兵庫の同志は絶対に許さない。
河原 長谷部が、あの震災の時に何をしたか?
 避難してきた被災者を悪鬼のごとく怒鳴り散らして門前払いしたんだ。
青木 有名な話だな。
弓谷 記録によれば、震災の時に長谷部が追い返した講員は、分かっているだけで9家族24人にもおよんでいる。
河原 激怒した法華講員たちが、宗門に長谷部を糾弾する手紙を書いた。それで冷酷非道な所業が発覚した。
大野木 その手紙には、講員が家を失い一晩だけでも泊めてもらいたい≠ニ長谷部に懇願した時の模様が綴られている。
 「住職はもろに迷惑そうな御顔をなされまして『どこでも良いから避難所を自分で探して行きなさい』『御寺は貴方がたの来る所では無い』との御言葉を繰り返されるばかりで、最後にはとうとう『行政の列に並べ!』と怒鳴られ、追い返される有り様でした」とあった。
河原 別の手紙には、こう書いてあった。
 「住職はあの緊急時に御酒を召し上がられ、酔っ払って対応に出て来られ、帰るように言われた後、庫裏の玄関の門を固く閉められ、何度呼んでも、もう玄関は二度と開けて頂けなかった」と明確に記されていた。
青木 あの大震災の真っ只中で、皆が救助に必死になっていた時に、被災者を追い返して酒浸りか。
弓谷 しかも坊主だよ。尋常一様の神経じゃない。
大野木 この一件が発覚した時、慌てた長谷部は、寺の集まりで醜い言い訳に終始した。
 他の日顕宗の寺も救援活動はしなかった≠ネんて言い放ったんだ(笑)。
藤原 バカバカしい! そんなことで自分の責任が免れるとでも思っているのか。このクソ坊主めが! 恥を知れ!
河原 まったくだ。
大野木 ところが、いまだに長谷部は寺に居座ったままだ。日顕のやつが明確な処分をしなかったからだ。
藤原 処分なんかするわけがない。日顕は他人が苦しもうが、どんなに大変だろうが関係ない。全然、平気だ。
青木 だいたい日顕のやつは、阪神大震災についても、皆のことを心配するどころか、狂ったように罰だ、罰だ≠ニ言い放っていた。
藤原 あれで「狂っている」ことが、ハッキリ分かったな。坊主云々以前の問題。まともな人間じゃない。恐るべき冷酷、冷血だ。
大野木 今年の元朝勤行会でも雲仙・普賢岳の大噴火や阪神大震災は、学会のせいで起きた≠ニ、さんざん喚き散らしていたな。
青木 バカバカしい。そんなことをいうなら、阪神大震災の時は村山政権の時代だ。
 日顕宗が権力と結託して、さんざん学会の弾圧をしていた時じゃないか。
秋谷 その通りだ。天変地異の元凶は日顕だ。

(2004. 4.24. 聖教新聞)

 

<68>
出席者:秋谷会長、青木理事長、藤原関西長、河原総兵庫長、弓谷男子部長、大野木総兵庫青年部長

藤原 前回、話が出た神戸の極悪坊主・長谷部道潤(妙本寺)。あいつの酒グセの悪さは有名だ。
大野木 昔っから三宮あたりを酔っぱらってフラフラ歩いていた(笑)。
河原 地元の学会員が、どれだけ恥をかいたか。どんなに嫌な思いをしたか。
大野木 昭和54年の元旦勤行会の時にも、長谷部は大勢の人を待たせて泥酔状態で現れた。
 揚げ句の果てに、勤行中に高座から3回も続けて転落した(爆笑)。今でも語り草だ。

弓谷 長谷部といえば、あの宗教弾圧の謀略団体「四月会」にも絡んでいたっけな。
大野木 その通りだ。平成6年の9月に、大阪でのシンポジウムに日顕宗代表≠ニして参加していた。
藤原 これも日顕の差し金だったんじゃないのか。
青木 もう解散したが「四月会」というのは、平成5年に8党連立政権ができて、公明党が与党入りした翌年に結成されたものだ。
弓谷 要するに「選挙狙い」「票狙い」の政治家の権力をカサに、政党の支持団体への攻撃に狂奔した集まりだ。
 立正佼成会なんかが背後にいた。総会で動員をかけていたりした。
河原 日顕宗代表≠ネんて聞こえはいいが、要するに、権力に擦り寄り、謗法の連中の仲間に入れてもらっただけだ。
大野木 しかも背後に、凶悪な恐喝事件を起こした山崎正友がいた。どれだけ悪党か。
弓谷 結局、四月会は崩壊した。当時の関係者も、死んだのもいれば、不祥事がバレて生き恥を晒しているのもいる。誰とは言わないが(笑)。
秋谷 だいたい政治家は政治家同士、政策で戦うべきじゃないか。
 宗教者は教義や実証で勝負すればいい。それを権力と宗教が互いに結託し、姑息な手段で弾圧に狂奔した。まったくバカげた話だ。
青木 だから崩壊したんだ(大笑)。

大野木 それにしても長谷部! あいつほど金に狂っている坊主もいない。
河原 最近も下劣な金銭問題が発覚して、檀徒の集まりが大混乱したという話だ。
藤原 「少欲知足(しょうよくちそく)」であるべき坊主が、信者の供養で問題を起こす。それだけで明確に坊主失格だ。信者が呆れるのも当然だよ。
河原 それに、平成3年当時に今の寺を移転新築した時も「私は寺を建てるにあたり、学会から1円たりともお受けした事はありません」なんて文書を偉そうに、あちこち送りつけていた。
青木 何いってんだ!
 そもそも妙本寺は戦災で焼けたあと、戸田先生の発願で昭和31年に増築寄進された寺じゃないか。どれほど学会の皆が供養したか。尽くしに尽くしたか!
河原 妙本寺が存続したのは、ひとえに兵庫の学会員の必死の外護(げご)があったればこそだ。
弓谷 何が「1円たりとも受けてない」だ! だったら、これまでの学会からの供養を全額、返せ! このインチキ坊主めが!

大野木 金に狂った長谷部は、身内からも見捨てられている。
 平成14年に長谷部の義母が死去した時、遺族は長谷部の導師を拒否。学会の友人葬を選んだ。
秋谷 身内は長谷部のあくどい正体を知っているからだ。
河原 当の長谷部は葬儀でも、いちいち理由をつけて金を巻き上げる。それに嫌気が差した故人の子息が母の葬儀は「友人葬」にしたい≠ニ言って、決定したんだ。別の親族も弔辞のなかで学会への深い感謝を表明していた。
大野木 それまで僧侶がいない葬儀では、成仏できない≠ネんて言っていた長谷部も、完全に沈黙。立ち往生だったようだ。
青木 「勝負あり」だな(大笑)。
秋谷 そもそも宗門の中興の祖である日寛上人は、僧の衣は「行道雑作衣(ぎょうどうぞうさえ)」――つまり折伏に奔走するための作業着であると明確に伝え残している。ところが、長谷部みたいな折伏もできない坊主が、衣の権威で自分が葬儀に行かないと成仏できない≠ネどと信者をさんざん脅してきた。
 こんなのは仏法じゃない。大聖人も日寛上人も、そんなことは一言も、おっしゃっていない。坊主たちが商売で考え出した全くの邪義だ。

藤原 兵庫には、ほかにも悪党坊主が多い。明石には滝沢寛栄(感応寺)がいる。
河原 滝沢は、先日の「芸者写真訴訟」での学会完全勝利について自分の金で芸者遊びをして何が悪い≠ネどと喚き散らしていた。そういう坊主だ。
弓谷 何が「自分の金」だ! 全部、信者から巻き上げた供養じゃないか! バカバカしい!
青木 だいたい「坊主の芸者遊び」は悪いに決まっている(笑)。もはや狂っている自分の異常さにも気づかない。完全に末期症状だよ。
弓谷 他宗から笑われているよ。大謗法だ。
大野木 あいつは極めつきの臆病者だ。最近も寺の玄関に「創価学会員おことわり」なんて看板を出していた(笑)。
青木 何が「お断り」だ。「お断り」なのは、こっちのほうだ!(大笑)
藤原 だったら、さっさと学会寄進の寺から出ていったらどうなんだ。

大野木 そんな臆病坊主だから、一人だと何もできない。学会員の家に行くにも、まず檀徒を先に行かせる。安全を確認してから℃ゥ分が行く。
 とにかく臆病だ。そういう手口で檀徒からも笑われている(笑)。
河原 春の彼岸の時期にも、一人暮らしの学会員の家を狙って、まず法華講員から「線香を上げさせてくれ」と連絡させていた。その安全確認≠フ後に、滝沢が上がりこんできた。
 ところが、線香どころか、手も合わせない。頼まれもしないのに、それから2時間も居座って、学会への罵詈雑言を並べ立てたという話だ。
藤原 自分が威張れると分かると飛んでいく(笑)。この卑劣坊主が!
大野木 とにかく滝沢という坊主は臆病。それ以上に金狂いだ。
 彼岸や葬儀に目がない。いちいち理由をつけては金を搾り取る。
河原 平成13年にも危篤状態になった法華講員がいる病院に、取り巻きを連れて入り込んだ。
 看病している家族に「病院だから遠慮してほしい」と懇願された時も「葬式は、寺に任せろ」なんて言い放った。
青木 患者が生きている間から、葬儀の話か! どこまで腐りきった坊主か!
河原 その時、すでに家族は日顕宗と決別することを決めていた。
 それで「葬儀は、創価学会の友人葬でする」と告げた途端、滝沢の態度が豹変した。大声で「地獄に堕ちる、堕ちる」と叫びだしたんだ。
弓谷 狂気の沙汰だ。完全に狂っている。
大野木 その狂乱の姿を見て、みなが決別の意思を完全に固めた。
 「お前は、死者に群がるハイエナか! ハゲタカか!」と言って追い返したという話だ。
河原 当然すぎる結末だ。
 だいたい、滝沢といえば、一般の葬儀社からも嫌われ抜いている。あいつは臆病だから、いちいち葬儀社の従業員に「お前は学会員か?」と問い詰める。学会員だと分かると、狂ったように悪態をつく。
大野木 それで「感応寺とは葬儀をやりたくない」という人もいるくらいだ。
河原 滝沢の下劣な人格を毛嫌いして、寺に寄りつく人間も減少の一途だ。
 元法華講幹部も滝沢とケンカ別れ。寺と完全に決別している。

青木 結局、諸悪の根源は日顕だ。
 宗門は、最高裁から2年余で7回も断罪。そのうち2件は日顕本人の責任が糾弾、断罪されている。「ニセ法主」がいる限り、日顕ソックリの堕落坊主、下劣坊主が罷(まか)り通るだけだ。
河原 われわれ兵庫も徹底して戦う。
 一段と正義を語り抜く。断固として追撃の手を緩めない。
秋谷 御聖訓に「悪を滅(めつ)するを功(く)」「善を生(しょう)ずるを徳(とく)」と仰せの通りだ。悪を責めた分だけ、善の連帯も拡大する。
 いよいよ痛烈に、歴史的な言論戦の火蓋を切ろうじゃないか!

(2004. 4.26. 聖教新聞)

 

<69>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 日顕一派は、滅亡の坂を猛スピードで転げ落ちている。裁判でも敗訴、断罪の連続だ。
原田 何しろ日顕一派は「最高裁で7敗」だ。法華講も裁判の結果を知って、どんどん脱講している。

弓谷 しかも日顕本人が最高裁で2度も断罪された。そんな男が書写した本尊なんか、汚らわしくて拝めない≠ニいう声も出ている。
青木 当然だな。我々だって、そう思うよ(笑)。
杉山 日顕宗といえば日顕の師匠≠フ山崎正友も先月、裁判で立て続けに負けたな。
弓谷 2連敗だ。まず、静岡地裁沼津支部が3月17日、山崎に50万円の賠償を命令。さいたま地裁も3月25日、山崎に30万円の賠償命令を厳しく言い渡した。
杉山 どっちも、山崎が書いた本の内容が名誉毀損に問われた裁判だ。山崎は1週間で2度も断罪された。
秋谷 まったく哀れな「敗残」の末路じゃないか。
原田 山崎だけじゃない。日顕と結託している、元都議の竜年光らの一派も、山崎と同じ日(3月25日)に裁判で惨敗した。
杉山 竜らは学会の会館に課税しろ≠ネどと難癖をつけて、東京都知事等を訴えていた。
 東京地裁民事第3部に継続していた裁判で、裁判所は竜一派の請求を、すべて却下・棄却した。
弓谷 その後、竜らは判決に服して控訴を断念。竜側の敗訴が確定した。
青木 当然の結末だ。

杉山 だいたい竜らの難癖は、全部が全部、支離滅裂な言いがかりだ。
 学会は宗門と離れたから、宗教法人じゃない≠ネどとバカげたことまで言ってきた。
原田 まったくバカバカしい。学会は、もともと独立した宗教法人だよ。そんな言いがかりが、裁判で認められるはずがない。
 判決は「(竜らの言い分は)全体として法的主張として成り立たない」「一方的価値観により創価学会の活動を評価したものにすぎないというべきであり、原告ら(=竜ら)の主張は採用し得ない」と一蹴した。
秋谷 当然だ。学会は、戦後に宗教法人法が施行された翌年の昭和27年、戸田先生の英断で、宗門とは別個の宗教法人になった。以来ずっと、法的に独立した宗教法人だ。
原田 だからこそ、日顕のような狂った法主が出現して、あれだけ陰険な学会破壊の陰謀を仕掛けても、学会は微動だにしなかった。
 戸田先生の偉大な先見に、我々は本当に守られた。
青木 そんなことも知らなかったのか、竜は(大笑)。

秋谷 それに学会は、日蓮大聖人の仰せの通りの信心を貫くために、大謗法の日顕一派と別れたんだ。
 学会こそが日蓮大聖人の仏法の正統だ。我々は、どこまでも大聖人根本、御書根本だ。
原田 我々は、日顕みたいに大御本尊はニセモノだ≠ネんて言っていない(笑)。
 禅宗の寺に自分で墓を建てるような大謗法も犯していない(大笑)。
弓谷 その通りだ。そもそも日興上人は、謗法の山と化した身延を離れて大石寺を開かれた。
 ところが、日顕の時代になって、その身延にまで近づいている。
青木 御聖訓に照らし、誰が見たって学会が正しい。誰が見たって日顕宗は、大聖人の仏法とは全く無縁の邪宗教だ。
杉山 法主以下、一宗をあげて根本の大聖人の教えに背いているんだ。宗教法人の資格がないのは、宗門じゃないのか(大笑)。

秋谷 そういえば、学会が宗教法人を取得した当時、坊主の中で一番、反対したのも日顕だった。
杉山 有名な話だ。日顕本人が白状している。
 平成4年8月の坊主の集まりでワシは、学会の法人取得に反対だった。当時、常泉寺の住職だった日淳上人にも、反対だと言った≠ニ明言していた。
弓谷 日顕は平成6年4月にも、海外の信徒を前に創価学会が宗教法人を取得するという時に、これは違うと、宗務院の連中に言った≠ネどとハッキリ言っていた。
青木 広宣流布なんか全く考えていない。ただ自分たちが威張れて、儲かれば、良かったんだ。
秋谷 日顕は当時から、学会の偉大な発展が妬ましくてしょうがなかったんだ。その何よりの証拠だ。
弓谷 今回の竜一派の裁判も、嫉妬に狂った日顕が裏にいたんじゃないのか(笑)。
青木 ああ、日顕と竜の黒い関係は有名だからな。
原田 竜は金に狂い、名聞名利に狂い、女性問題を起こし、皆にさんざん迷惑をかけたやつだ。
杉山 その竜が日顕に接近しだしたのは、平成4年当時だ。この年、竜は東京都に対して学会の宗教法人解散を求める要望書≠ネるものを提出した。だが、都からは当然、門前払いされた。
弓谷 ちょうど、その時期に、竜は日顕から1000万円の大金をもらっている。分かっているだけでだ。
青木 竜という男は、金に卑しい。竜が日顕にくっついているのも、目当ては金だよ。
杉山 竜は平成11年にも学会は宗教法人の実態がない≠ネどと、都に「住民監査請求」をした。だが当然、これも「不適法」として相手にされなかった。
弓谷 その揚げ句、起こしたのが今回の裁判だ。
原田 その裁判でも、竜は結局、惨敗だ。まさに「恥の上塗り」だ(笑)。
弓谷 竜らは、今回の裁判で学会の会館は選挙活動に使われているから課税すべきだ≠ネどとバカげた言いがかりまでつけてきた。
秋谷 学会を陥れるために、どれだけ血眼になってきたか。だが、正義の学会には、非難される問題など何もない。
原田 この点に関しては、私をはじめ学会幹部も出廷して、学会の会館における支援活動の真実の実態を、ありのままに証言した。
弓谷 判決は、それらの証言を全面的に採用し「(支援活動は)会館で行われる活動のごく一部に限られており」「会館の利用が『専らその本来の用に供する』ものといえないことにはならない」と認定した。

杉山 結局、竜らの主張は、何一つ認められなかった。判決で「不適法であるから、これを却下する」「いずれも理由がないから、これを棄却する」等と、一つ残らず斥(しりぞ)けられた。
秋谷 当然の結論とはいえ、実に厳しい判決だ。
杉山 竜は完全敗訴を食らって、相当、落ち込んだようだな。
 その証拠に、あっさり敗北を認めて控訴も断念した(笑)。
原田 無理もない。竜は裁判の途中で、病気で倒れて入院した。そのうえ今回の敗訴だ。
秋谷 すべて「自業自得」だ。竜は都民を騙し、支持者を騙し、悪事を重ねた。そして、それが発覚すると、大恩ある学会を裏切り、大謗法の日顕と卑しく結託した。その厳しい結果だ。
青木 だいたい、竜よ! 誰のおかげで、何十年も都議会議員をさせてもらったんだ? 何から何まで支持者のおかげ、皆のおかげじゃないか。
 竜の言い分だったら、自分が都議になったのも違法≠カゃないのか(笑)。
秋谷 「天に唾(つば)する」とは、このことだ。
原田 その通りだ。断じて許せぬ所業だ。
秋谷 結局、嫉妬に狂い、学会を陥れようと躍起になった結果が、この哀れな自滅の姿だ。
 日蓮大聖人は「犬は師子(しし)をほう(吠)れば腸(はらわた)くさる・修羅は日輪(にちりん)を射(い)奉(たてまつ)れば頭(こうべ)七分(しちぶん)に破(わ)る」と厳然と仰せだ。
 日顕、山崎正友しかり。竜しかり、だ。皆、御聖訓通りの陰惨、無惨な「頭破作七分(ずはさしちぶん)」の末路じゃないか。

(2004. 4.27. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

杉山 5月のゴールデンウイークを前に、国会では重要法案の審議が正念場を迎えている。
青木 やや上向きにはなってきたが、景気対策や、焦点の年金改革等々、国民の生活に直結する課題ばかりだ。どの政党も政治家も、真剣に取り組んでもらいたい。
弓谷 公明党も責任ある対応が期待されている。時代が変わってきている。
原田 各社の世論調査でも、公明党の支持率が伸びている。
 読者の方からも「自民党も、公明党がついているから、しっかりした対応ができた」という声があった。
青木 「連立政権の安定感を再認識した」「ますます胸を張って支持できる」という声もあった。壮年からも、婦人からも声が寄せられているよ。

杉山 21日付の朝日新聞に「小泉政権が世論の評価を得た政策・行動ベスト15」というのがあった。
 その第1位が「ハンセン病裁判での控訴断念」だった。
青木 坂口厚生労働大臣だな。
弓谷 「さすがは公明党の大臣だ」と称賛する声が多かったな。
原田 公明党は利権のしがらみがない。だから長期的な視野に立った、そしてまた国民の目線に立った政策が出せる。それが強みだ。
杉山 行財政改革も、そうだ。
 専修大学の藤本一美教授も「公明党は、私たちの税金が効率よく、しかも暮らしに直結する事業に反映させるために努力を重ねてきた」
 「不況の中であえぐ我々の味方として、今後とも公明党が庶民の生活感覚を大事にして、働く国民の政党として活躍することを希望する」と期待を寄せている。
秋谷 公明党も与党に入って4年半だ。いよいよ絶好のチャンスだ。今こそ全議員が死にもの狂いで戦う時だ。国民に勇気と希望を送れる政党になってもらいたい。

杉山 公明新聞によると、この4年半で公明党が主張して実現した法律や政策は、何と「100」を超えるという話だ。
青木 他党はどうなんだ?
杉山 民主党も、昨年の衆院選でマニフェストを出した。だが今になっても、何一つ実現していない。
弓谷 それに共産党。あそこは反対だけが実績だ(笑)。
青木 具体的な結果を出してこそ政党だ。政治家だ。「政治は実績が全て」だよ。
弓谷 以前、公明党の浜四津代表代行も、こう語っていた。「かつて公明党が野党であった時代、教科書の無償配布の実現に7年かかったことを思うと、与党となった今は、皆さまの声が国政に直ちに届くようになった」というんだな。
原田 支持者の中にも「公明党が政権入りしたおかげで、安心できる政治に向かっている」と語る人が多い。見る人は見ている。
青木 あの学歴詐称の竹入なんかがのさばっていた時代とは大違い、段違いだな(大笑)。
原田 議員が謙虚に、真剣に行動すれば、必ず道が開かれるんだ。それだけ力を持っているんだ。
弓谷 なかでも「公明党だからできた」と言われる改革もあった。「政治家や役人の不正行為」に鋭くメスを入れたのも、その一つだ。
杉山 その通りだ。
 政治家などが、いわゆる「口利(くちき)き」の見返りで報酬を得ることを禁じた「あっせん利得処罰法」。
 それに公共工事の入札などでの公務員の不正行為を防止する「官製談合防止法」。
 憲政史上、どの政権でも、どの政党も作れなかった。公明党が連立政権にいたからこそ実現した法律だ。
秋谷 公明党が「庶民の政党」だから、実現できたんだ。
 まだまだ、改革すべき点は山とある。支持者の声、国民の声を真剣に聞いて、どんどん改革してもらいたい。
青木 我々も、どんどん意見を言っていこう。これは政教一致≠ナも、政教一体≠ナもないよ(笑)。
原田 本当にバカバカしい。支持者が政党に意見をどんどん言ってこそ、民主主義じゃないか。議員に支持者や国民が何も言えなかったら、独裁国家だよ。
弓谷 さらに国会議員の特典の廃止。この座談会でも、何度も話題にした。勤続25年以上の議員への特別交通費(月額30万円)と肖像画作製費(100万円)、勤続50年以上の議員への憲政功労年金(終身、年間500万円)の支給を撤廃した。
秋谷 当たり前だ。国民は皆、よくやったと思っている。
杉山 国家公務員の通勤定期代の見直しについても、公明党が昨年のマニフェストに掲げた時に「国民の心に響く主張」と絶賛された。その主張通りに、制度が改定されている。

弓谷 それに今、若年層の雇用が大問題だ。この点でも公明党は、前回の総選挙のマニフェストに具体策を掲げた。
原田 重大な事実だ。
杉山 最近も、公明党は若年層の失業増加に歯止めをかけるために、フリーターや無職の若者を対象にした就職支援センター(通称・ジョブカフェ)の設置を強力に推進している。
弓谷 ジョブカフェの早期設置等を求める署名も行われた。今月20日には、経済産業省が15道府県をモデル地域に選定。各自治体が民間企業などと協力しながら、7月までに運営を順次進める予定だ。
原田 朝日新聞や産経新聞にも出ていたな。若者の声が政治を動かしたんだ。これが大事だ。
杉山 企業での実習と専門学校などでの教育訓練を通し、正式採用に必要な力を身につける「日本版デュアルシステム」の導入も推進してきた。これも今年度から具体化するという話だ。
弓谷 これらはみな、マニフェストで掲げられてきたものばかりだ。
杉山 雇用問題のほかにも、携帯電話の契約会社を変えても番号が変わらない「番号ポータビリティ(持ち運び制度)」も、導入を求める署名を政府に提出している。
 この結果、平成18年度にも実現する見通しだ。
弓谷 口先だけの政党とは全然、違う。民主党も、共産党も、マニフェストの実行率は「ゼロ」だよ(笑)。

青木 公明党の存在感は、いよいよ大きいよ。これも支持者の懸命な後押しがあったればこそだ。
秋谷 その通りだ。公明党の議員は支持者に感謝すべきだ。
 「支持者あってこその議員」であることを絶対に忘れてはいけない。
 その心を忘れたら、たちまち堕落する。権力の魔性に食い破られる。
青木 他党では、最近も秘書の給与の横取りで逮捕されたり、いろんな不祥事が起こっている。公明党は、絶対に気をつけてもらいたい。「清潔」「潔癖」であってもらいたい。模範でなければならない。
杉山 だから、イギリスの大宰相・グラッドストンも「治者(国を統治する者)は、義務を厳守して、特に宗教的でなければならない」と言っている。
 政治家こそ、自身を厳しく律するためにも「宗教性」が不可欠、ということだ。
青木 公明党は、これまで政治の光が当たりにくかった女性や弱者に対する政策も、どんどん実現しているな。
杉山 たとえば、女性特有の医療相談等について女性医師が応対する女性専門外来。これも千葉、東京、大阪、兵庫などで相次いで設置された。公明党は全都道府県への設置を強力に推進中だ。
弓谷 平成12年4月に1464万人の署名を政府に提出した「アレルギー疾患対策」も、当時24億円だったアレルギー関連予算が、今や100億円を突破している(平成15年度)。
青木 大きな問題だからな。
杉山 今年度から児童手当の支給対象年齢も「小学校入学前」から「小学3年修了まで」に拡大されることになっている。児童手当の対象も、公明党が連立政権に参加してから700万人も拡大している。
弓谷 これでも、ほんの一部だ。「100の実績」というのは、それほど各分野にわたっている。
青木 だから共感も大きく広がっている。
秋谷 まだまだ、これからだ。公明党の原点は「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」だ。公明党の全議員は、この崇高な立党の精神を真っすぐに貫き通してもらいたい。庶民のために前進すべきだ。
原田 まったく、その通りだ。
 どっかの党みたいに「イメージ頼み」「風頼み」で選挙をやったり、「票狙い」で宗教弾圧に狂奔したり。そんな政治屋の正体は、もう国民は見抜いている。コリゴリしている。政策と実行力で国民の政治への信頼を回復してもらいたい。

(2004. 4.28. 聖教新聞)