正義と勝利の座談会

第2部


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<21>
出席者:秋谷会長、谷川副会長(総埼玉総合主事)、会田さいたま長、洲崎総埼玉婦人部長、杉山青年部長、本橋総埼玉青年部長

杉山 前回は、実績の横取りを繰り返す共産党に対して、都知事が「ハイエナ」と酷評したことが話題になった。
洲崎 とにかく、あの独善ぶり、ウソつきぶり。
 すこしは政治家らしく、政党らしくしてもらいたいわね(笑)。
会田 口先だけで人を騙す連中に限って、事件や不祥事ばっかり起こしている。まさしく「ウソつきは泥棒のはじまり」だ。
谷川 「宗教界のハイエナ」の日顕宗も、2年余りで最高裁から7度も断罪された。異常な反社会集団の正体が全部バレた。
杉山 そういえば政治の世界でも、野党関係者の反社会的な事件、不祥事が後を絶たないな。
本橋 まったく、その通りです。
 昨年も、共産党の政策委員長までやっていた元参議院議員の筆坂秀世が、酒席での「セクハラ」を告発されて議員辞職した。
 いまは埼玉の川越あたりで、何をしているのかサッパリ分からないという話だ。

杉山 それだけじゃない。
 いちいち取り上げるのも汚らわしい限りだが、近年の共産党関係者のハレンチ事件は「痴漢」「強制わいせつ」「公然わいせつ」「セクハラ」「盗撮」等々、枚挙にいとまがない。
本橋 それに、あの民主党も、たった4年間で26人もの議員、秘書、関係者が逮捕された。
 不法侵入に覚せい剤所持、強姦致傷等々、毎月のように逮捕者が出ている。
杉山 あれだけ騒いだマニフェストの達成率もゼロ。
 結局、イメージ頼みは何もできない。
本橋 それに民主党は公明党が推進して実現した「児童手当の拡充」にも反対していたな。
洲崎 共産党は「児童手当の実績横取り」。民主党は反対。もう驚きましたよ。
谷川 共産党も民主党も、政党ならば、まず自らの綱紀を粛正するべきだ。
 こんな体たらくだから政治不信が叫ばれるんだ。

本橋 公明新聞に報道されていたが、共産党は最近、「奈良県宗教法人の会」と学習会≠開いて、学会への悪口雑言(あっこうぞうごん)の限りをつくしたようだ。
谷川 まだ、そんな愚かなことをやっているのか。
会田 そういえば民主党も、ちょっと前に宗教弾圧のプロジェクトチームなんて立ち上げていたっけな。
杉山 あれは、実態は、この前の衆院選で、公明に競り負けた連中の寄せ集めだよ(笑)。
谷川 バカバカしい! 政党は政党同士、政策で勝負すればいいじゃないか。
 そうであってこそ政権も担える。
 それを他党の支持団体を攻撃するとは何事だ! 明確な宗教弾圧だ。絶対に許されることじゃない。
秋谷 要するに票狙い、議席狙い。それで庶民の団体を中傷、攻撃する。
 醜い魂胆が見え見えだ。
本橋 まったくだ。他党の支持団体を攻撃している暇があったら、政策の一つでも、真剣に責任もって実現しろ。
 実績はゼロ、党関係者は不祥事を続発、揚げ句の果てに「八つ当たり」で宗教弾圧か!
谷川 その通りだ。
 あの文豪トルストイも「高慢な人間には、多くの罰が降りかかる」と喝破している。
本橋 古代ギリシャの格言にも「あまりにも傲慢な者は、数々の禍(わざわい)が破滅に陥れる」とある通りだ。
 傲慢無礼なハイエナ政党の末路は破滅しかない。
谷川 とにかく「傲慢」「独善」、何でも「反対」。これじゃあ嫌われる一方だよ(大笑)。

会田 ところで公明党は「マニフェスト実行ナンバーワン」だ。100項目のうち31項目が、すでに実現。68項目が実現に向けて大きく前進している。
谷川 他の政党にはない実現力だ。
本橋 「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が開催した「マニフェスト検証大会」でも、公明党のマニフェストが実現への進展状況で最も高く評価された。
杉山 最近、そういう声が多いな。
 「公的年金改革、治安の回復、国際協力などの分野で非常にまとまった政策を提示しており、評価したい」(経済同友会)
 「公明党のマニフェストは具体的であり、国民の目線から政策を提起しており、その進ちょくについても党として判断できる状況となっている」(言論NPO)等と称賛された。
谷川 これは重大な事実だ。
本橋 しかも公明党が連立政権に参加して以来、従来の保守政治にはなかった流れが生まれた≠ニも言われる。
会田 これまでだったら後回しにされてきた「人権」「福祉」「教育」「環境」などの分野が大前進したからだ。
 これらは「公明党の独壇場」とさえ言われている。
本橋 それに何よりも、景気が回復傾向だ。公明党が政権を支え、政権が安定したからだ。切れ目なく経済対策が行われてきた成果だ。
杉山 政治家の特権にメスを深く入れたのも、公明党が連立政権にいたから実現できた。
 政治家個人への企業・団体献金の禁止や、あっせん利得処罰法の制定・改正などを実現した。
洲崎 こういう真実を公明党は有権者に、もっとアピールしないといけませんね。
杉山 さらに公明党は、今回の参院選に向けて、従来のマニフェストに23の「追加項目」を加えた。
 「マニフェスト123」を発表した。
本橋 「高齢者を守る『介護予防』」や「子育て支援」「若年雇用対策の長期プラン」等々、どの追加項目も、的を射ている。生活者の側に立った公明党ならではの視点がある。評判だ。
会田 とにかく「イメージ」だの「風」だの「デマ宣伝」に騙されたら、あとで損をするのは国民だ。
本橋 まったくだ。そういう手合いに限って、何もしない、できない。事件や問題ばっかり起こしている。
秋谷 政治家は実績第一、実現力第一だ。心ある国民は騙せない。「お見通し」だ。

(2004. 7. 4. 聖教新聞)

 

<22>
出席者:秋谷会長、大場副理事長、原田光治副会長、大川 東京・墨田区副総合長、弓谷男子部長、高木関東男子部長

弓谷 参院選も、残すところ、あと1週間。有権者は厳しく、鋭く政治家を見ている。
大場 支持者は今、連日の暑さの中で必死に応援している。議員にも言いたいことは、どんどん言わせてもらおうじゃないか。
原田 当然だ。注文をつけるのは自由だ。支持者が厳しく言ってこそ民主主義だ。支持団体が何か言ったら、「政教一致」なんて、とんでもない。
大場 そんなのは、あの「学歴詐称」の竹入が党を私物化するために使った悪知恵だよ(笑)。
秋谷 支持者が支持政党に物を言う。当たり前のことだ。どこだって、そうじゃないか。
弓谷 まったくだ。それが「政教一致」なら、寺の住職や神社の神主が政党に文句をつけるのも「政教一致」なのか?(爆笑)
原田 バカバカしい!
 とにかく選挙の時は、地面にこすりつけんばかりに、頭を下げる(笑)。それが当選させてもらった途端、ふんぞり返る。そういう厚顔無恥の政治屋には、もう飽き飽きだ。
大場 私の知っている財界人が先日、こう言っていた。
 「昨年の衆議院総選挙でも創価学会に支持してもらった議員が、ずいぶんいる。
 私は、選挙の時の姿勢で政治家を判断しない。選挙の後の姿勢を見る。本当に恩義を大事にするのか。恩を仇で返すのか。じっと見ている」と厳しく語っていた。
大川 正論だ。信義、恩義を貫いてこそ、本当の政治家だ。
 さんざん世話になりながら、いざという時に、何だかんだと理由をつけて動かない。そんなのは2流、3流だ。
弓谷 その通りだ。誰が誠心誠意、支持者の要望に応えているか。戦っているか――学会は「人物本位」だ。我々は厳しく「人物」を見ている。
原田 「報恩」が人間の根本だ。日蓮大聖人は「教主(きょうしゅ)釈尊の出生の本懐(ほんかい)は人の振舞(ふるまい)にて候(そうらい)けるぞ」と仰せであられる。
 「人間としての振る舞い」を説くのが仏法だ。不知恩の議員など最低も最低だ。報いは厳しい。

高木 それにしても、断じて許せないのが宗教弾圧の政治家だ。
 「票狙い」の卑しい魂胆で、学会を狂ったように攻撃してきた。
大場 とっくの昔に死んだから、あまり言いたくないが、昔の民社党の委員長だった春日一幸!
 自分が立正佼成会や他宗から票をもらいたいために、権力を使って、さんざん憲法の政教分離の原則に違反している≠ネどと騒いだ男だ。
秋谷 根っこは、学会に対する嫉妬だ。当時、公明党は民社党を抜いて野党第2党に躍進した。それを妬んで、大慌てで宗教弾圧を始めたんだ。
大川 有名だ。春日は昭和45年、国会に「質問主意書」を出して学会が政治支配を企てている≠ネどと、狂ったように攻撃したんだ。
高木 ところが、この質問に対して、政府は宗教団体に支持された者であっても、国政を担当することは憲法に抵触するものではない≠ニ明確に答えた。
秋谷 当たり前だ。それが民主主義の社会だ。「政治参加」「結社の自由」は憲法で認められた基本的な権利だ。
弓谷 その後、この答弁が政府の一貫した憲法解釈になっている。かえって学会の政治活動は全く正しいことが証明された。
大場 結局、春日の目論見は大失敗。逆に学会の政治参加は憲法上、全く問題がない≠アとが、国会でも明確に確認されたわけだ。
高木 だいたい、何が「憲法違反」だ。だったら、学会の政治活動を裁判所に訴えればいい。憲法論議をしたいなら、法廷で正々堂々と争えばいいじゃないか。
原田 その通りだ。それを、あろうことか国会の場で特定の政党を攻撃する。権力を振りかざして、陰険に宗教弾圧をする。それこそ憲法違反の犯罪的行為だ。
弓谷 全部「選挙のため」「票のため」「金のため」だ。卑しい魂胆がミエミエだ。
大川 だいたい春日自身、立正佼成会やら、世界救世教やら、PL教団やら、あっちこっちの宗教団体を回っては、票を必死で掻き集めていた。
 宗教議員≠ナ有名だった(笑)。
高木 春日の元秘書も、こう証言している。「多い時は10以上の宗教に入り、泊りがけの修行に参加した」と打ち明けている(大笑)。
原田 バカバカしい。要するに自分に票を出す宗教団体はいいが、他を支援する宗教はケシカラン≠ニ言いたいんだ。
 宗教弾圧の政治家というのは、そういうオレに票を入れろ教≠フ狂信者ばかりだ(大笑)。
大場 結局、春日は民社党の党勢が落ちる中、平成元年4月、病気を理由に引退を表明。その1ヵ月後に死んでいる。

高木 民主党といえば、塚本三郎! この男も委員長までやったが、最後は惨めな敗残の姿を晒した。
大川 彼も狂ったように非難、中傷を何十年も繰り返した男だ。
 国会で「証人喚問、証人喚問」と、さんざん喚き散らしていたな。
原田 卑劣も卑劣。日本の憲政史上に残る宗教弾圧の暴挙だった。
 『公明党を折伏しよう』とかいうデタラメな本まで書いた。国会で、そのデタラメ本を振り回して騒いだこともあった。
大場 傲慢な男だったな!
高木 この塚本のバックも立正佼成会だった。塚本自身、佼成会の幹部をやっていた。
大川 これもまた結局、宗教で勝てないから、政治権力を使って学会を弾圧しようとしたわけだ。
高木 しかし、今や「勝負」は歴然だ。
 最後は、塚本が担いだ国会議員の「学歴詐称」が発覚。公職選挙法違反で有罪になり、議員を失職した。それで、塚本本人も誰にも相手にされなくなった。
大川 さらに塚本は平成元年、リクルート事件に関与した責任を問われて委員長を辞任。平成5年の総選挙で落選した。
原田 すると、あの男は自民党に鞍替えしてまで、権力の座にしがみつこうとした。
大場 そうだった。本当に往生際の悪い、醜い姿だったな。皆から嘲笑されていた。
 昔の支持者からも「この裏切り者め!」と、さんざん罵られていた。
弓谷 ところが平成8年、それでもまた選挙の落っこちた。
高木 さらに平成12年には、自民党の比例区から立とうとした。ところが、党の当選枠から、はずされちゃって、立てなかった(笑)。
大場 それで観念して、引退していった。完全に敗残の姿だ。
原田 だいたい、当時の民社党のなかには、学会が「人物本位」の考えから支持していた議員もいた。どれだけ学会員に、お世話になったか。
 その恩を踏みにじり、党首自ら宗教弾圧に狂奔したんだ。そんな人倫にもとる輩が、滅びるのは当然も当然だ。

高木 村上正邦という元参院議員もいたな。
 KSD(ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団)事件で昨年5月、東京地裁から「懲役2年2ヵ月」の実刑判決を言い渡された。
大川 彼は「宗教法人法」改変の平成7年当時、いちばん「喚問、喚問」と騒いだ男だった。「生長の家」がバックだったことも有名だ。
秋谷 春日しかり。塚本しかり。
 宗教弾圧に狂奔する議員は、ほとんどが、どっかの宗教団体のヒモ付き≠セ。
 「宗教利用」の最低の連中だ。
弓谷 かりにも「政治家」ならば「実績」「政策」で戦え! それを政治ではかなわないからといって「宗教弾圧」に狂う。言語道断だ!
高木 だから当然、最後は正体がバレて、皆からバカにされる。醜態を晒す。これが宗教弾圧の政治家の末路だ。本当に不思議だが、明確な事実だ。
秋谷 その通りだ。明確に「勝負あり」だ。

(2004. 7. 5. 聖教新聞)

 

<23>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木総東京長、弓谷男子部長、後藤総埼玉男子部長

後藤 この座談会では、悪辣なデマを痛快に叩き切ってきたが、先日、読者から「そもそも『デマ』とは、どういう意味か」と質問があった。
青木 鋭い質問だね。知っているようで意外と、知らない。
原田 デマの語源は古代ギリシャ語の「デマゴーゴス」。「扇動政治家」を意味する言葉といわれる。権力者がデマで民衆を扇動して、最後は国家を崩壊させた。そうした暗黒の歴史から生まれた言葉のようだ。
弓谷 「スキャンダル」の語源も、ギリシャ語の「スカンダロン」(=罠、つまずき」にあるといいますね。
秋谷 その通りだ。デマも、スキャンダルも、はるか古代ギリシャの時代から、あった。
 「正義の人」を陥れるための道具に使われてきた。
青木 人類の歴史の始まりとともに「デマ」も始まった≠ニ言った学者がいたが、本当に、その通りだ。
 人間社会の醜さというのは、古今東西、変わらない。
後藤 とくに「偉大な人物」ほどデマを捏造されて、謀略を仕掛けられてきた。
正木 仏法の歴史を見ても、そうじゃないか。
 有名な釈尊の「九横(くおう)の大難」のうち、二つは「旃遮女(せんしゃにょ)の謗(そしり)」「孫陀利(そんだり)の謗(そしり)」という「女性問題のデマ」だった。
青木 「旃遮女の謗」とは、バラモンの旃遮女が「釈尊の子を身ごもった」と事実無根を言い触らした事件だ。
 「孫陀利の謗」とは、釈尊に近づいた孫陀利という女性が殺され、それを釈尊の仕業であると宣伝された事件だ。
正木 当然ながら、どちらも完全な捏造、デマだった。
後藤 釈尊だけではない。「釈尊の十大弟子」の多くが美男子だったこともあり、周囲から嫉妬され騒がれた。
秋谷 それも、結局は師の釈尊の追い落としが狙いだったといわれる。
 嫉妬に狂った悪人のやり口は、昔っから決まっている。
弓谷 日蓮大聖人も「犯僧(はんそう)」というデマを日本中に喧伝されました。
原田 そのことを大聖人は(日蓮は)ただ法華経を弘めようとしているだけである。それを罪過とされ、妻子を持たないのに犯僧の名が国中に満ち、ケラやアリさえも殺さないのに、悪名が天下に、はびこっている≠ニ仰せであられる。
青木 こうしたデマを嫉妬の悪坊主や権力者たちが悪用し、大聖人を迫害した。
 御書にも、迫害の原因について「讒言(ざんげん)」「讒訴(ざんそ)」「讒奏(ざんそう)」等と記しておられる。「讒」とは「悪(あ)し様(ざま)に中傷して人を陥れる」という意味だ。

正木 他の宗教を見ても、たとえばイエス・キリストなんかも女性との噂を流された。
後藤 中国の孔子も、女性がらみの問題で疑われた。
 周恩来総理も「隠し子」がいたなどと、事実無根のウソを流されている。
弓谷 何も男性ばかりじゃない。
 あのキュリー夫人も異性の問題のデマを流された。ノーベル物理学賞を受賞した後、同僚の科学者とのスキャンダルを流され、騒がれた。
 2度目のノーベル賞の受賞を阻もうと嫉妬の輩が捏造したと言われる。
秋谷 著名人の声望を落とすには異性問題が一番、手っとり早い。異性問題が一番、効く。これもまた、古今東西、変わらぬ陥れの手口だ。
原田 終戦後、日本の占領政策を統括したマッカーサー元帥も「実は日系人で、日本女性の妾腹(しょうふく)の子」とデマを流された。
弓谷 哲学者のカントも低次元の噂をまき散らされた。
後藤 古代ギリシャの哲人ソクラテスも青年を誑(たぶら)かした≠ニ讒言された。
弓谷 日本でも、たとえば平安時代の政治家・菅原道真や武将・源義経らが、嫉妬の讒言で陥れられたのは有名だ。
 二人とも都を追われ、遠い地方で非業の最期を遂げた。
秋谷 「嫉妬の讒言」は、本当に怖い。だが、それが「人間社会の常」と言わざるをえない。

青木 池田先生と学会も、嫉妬と邪悪に満ちた卑劣極まるデマを流された。
正木 しかも、デマの火元は、ほとんどが、あの極悪ペテン師の山崎正友だった。
弓谷 山崎は恐喝事件で逮捕されて、その逆恨みでやったんだ。
原田 みな、それが分かって、最近では「また、あのデマ男か」とあざ笑っている(笑)。
後藤 山アといえば、自分が起こした恐喝事件の裁判の判決で50回以上もウソつき≠ニ断罪された男だ。そんな男が捏造したデマだ。いかに、いかがわしいデマだったか。
原田 たとえば、あの「月刊ペン事件」。当時、この雑誌は、ゴロツキ雑誌で知られていた。それが学会を中傷する卑劣なデマ記事を掲載した。
弓谷 この事件は、記事を書いた編集長の隈部大蔵が逮捕され、25日間も勾留された。最終的に「罰金20万円」の有罪判決が下された事件だ。
青木 しかも隈部本人が記事には思い違いがあった≠ニ名誉会長と学会に「お詫び状」まで書いていた。
原田 その裁判の過程で山崎たちは狂ったようにデマを流したが大失敗。判決で山崎らのデマは、事実無根と断罪された。
弓谷 その通りだ。判決文でも山崎らのウソについて信用できない≠ニ20回も糾弾された。
正木 1回や2回じゃない。20回もだよ。本当に悪いやつだ!
 山アというのは「頭がウソに支配された奴隷」だよ(笑)。
後藤 この事件では山崎が「証人」と称する、あくどい檀徒を何人も法廷に連れてきた。それで大宮の家で見た≠ニかなんとかというデタラメを法廷で言わせた。
弓谷 ところが裁判長からなんで名誉会長だと分かったのか≠ニ聞かれたとたん、その檀徒はシッポを出した。
 聖教グラフで見たから知っていた≠ネんて言った。
 ところが当時、聖教グラフは発刊されていなかった(爆笑)。
秋谷 当然、こんなインチキ話を裁判長は認めなかった。
青木 一事が万事だ。山崎は、こういう謀略をやるんだ。
原田 デマの被害者である渡部通子氏は、今でもカンカンに怒っている。
 そもそも、私は1回も取材を受けていません。それなのに勝手な作り話とウソを書かれた。会合でお会いしたことはあっても、自分の家で名誉会長をお会いしたことなど一度もありません。こういう作り話は「言論の犯罪」です≠ニ憤慨している。
青木 当たり前だ! そのことは、裁判の記録にも明確に残っている。

弓谷 結局、山崎らのデマは「いつ」「どこで」「誰が」を具体的に追及されると全部が全部、インチキとバレる。だから裁判所からも一蹴されたんだ。
後藤 その後、山崎たちのデマを載せた雑誌の元編集幹部も「取材もせず(山崎の)原稿を載せたということは、よくなかったと思います」「私個人としては、名誉会長及び関係者の皆さまにおわびします」と明確に謝罪する事態にまでなった。
秋谷 それにしても、多くの「偉大な人物」「正義の人」が、捏造された「スキャンダルやデマ」で陥れられてきた。これは、世界の歴史を見ても明確な事実であり、仏法史上の方程式だ。
原田 経典に「猶多怨嫉(ゆたおんしつ)(=釈尊滅後は、なお怨嫉が多い)」「悪口罵詈(あっくめり)」とある通りだ。
 これこそ、まさしく学会が仏法の正統であり、正道である証明だ。
秋谷 牧口先生も「愚人(ぐにん)に憎(にく)まれたるは第一の光栄なり」と明快に断言されている。
青木 日蓮大聖人も釈尊も、どんなに悪人がデマを流して倒そうとしても、倒せなかった。
秋谷 名誉会長も正義ゆえに妬まれたが、かえってその偉大さが厳然と証明された。
青木 結局、仏法の「正義の人」は倒せない。
 かえって「正義の人」の偉大さ、真実が歴史に刻まれ、証明されたことになる。

(2004. 7. 6. 聖教新聞)

 

<24>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木総東京長、弓谷男子部長、後藤総埼玉男子部長

弓谷 前回も話が出たが「偉大な人物」は必ず、事実無根のデマの迫害を受けている。
原田 まったく、その通りだ。それが人類の歴史を貫く「真実の方程式」だ。
後藤 古代から権力者は、正義の人間を陥れる道具≠ニして「デマ」や「スキャンダル」を使ってきた。

正木 時代が下ってくると、スキャンダル捏造の目的は「権力闘争」よりも「金儲け」になってくる≠ニ指摘する学者もいる。
弓谷 確かに、そうですね。
 新聞が一挙に普及した1800年代のアメリカでは、すでに、そうなっていた。販売を伸ばすためのスキャンダル記事で、あふれていた。
 そういう「売らんかな」のデマ記事が人心を惑わすどころか、戦争まで引き起こしている。
 1898年の「アメリカ・スペイン戦争」も、デッチ上げのニュースが、一つの原因と言われているほどだ。
青木 今の日本の一部のマスコミも、そうじゃないか。ありもしない話をデッチ上げて流し、全く無実の市民を陥れている。その目的は「売り上げ」だ。「金儲け」だ。
 「言論の自由」を隠れ蓑にした「言論の暴力」のために、どれだけの市民が陥れられてきたか。どれほど甚大な社会的、精神的被害を受けてきたか。
正木 だいたいマスコミにとって記事というのは「商品」だろう。その商品がデマやウソやデッチ上げ――ということは、欠陥商品を売りつけているということだ。
 欠陥品を売りつけて金を儲ける。まさに「言論の詐欺」であり「言論の犯罪」だ。
原田 ウソを許してはならない。ウソを書かせてはならない。これは民主主義の鉄則だ。
弓谷 フランスの文豪エミール・ゾラは、こう言った。
 「いくつかのメディアは犯罪者顔負けだ。世間を錯乱させたり、テロに駆り立てたり、売り上げを倍増するためにならスキャンダルをバラ撒く」と厳しく指摘している。
秋谷 まったく、その通りだ。日本のマスコミ人も、しっかり心してもらいたい言葉だ。

後藤 自らもデマの迫害を受けた中国の大文豪・魯迅は、卑劣なデマを徹底して糾弾した。
 「誰かが傷を受けたが、その矢がどこから放たれたかわからぬ」ようなデマを、彼が「闇矢(やみや)」と呼んだのは有名だ。
青木 「闇矢」とは、まさに至言だ。日本の一部のマスコミのデマのことじゃないか(笑)。
秋谷 陰謀の暗闇の中から、ありもしないスキャンダルを「清廉潔白の人」の背に射かける――そうした「闇矢」の連中こそ、民主主義を破壊し、モラルを食い破る魔物だ。
正木 あのペテン師の山崎正友なんか、魔物の代表だ(笑)。
 「月刊ペン事件」にしても「北海道のウソつき夫婦の狂言訴訟事件」にしても、全部、山崎が背後から下劣な闇矢≠放っていたんだ。
後藤 あの「月刊ペン事件」も、事実無根のデマだった。記事を書いた編集長の隈部大蔵は裁判で「罰金20万円」の有罪判決。
 おまけに学会に対して記事には事実誤認があった≠ニ「詫び状」まで書いた。
弓谷 函館のウソつき夫婦の「狂言事件」も、やはり「事実無根」と断罪されて最高裁で確定(2001年6月)。
 ウソつき夫婦の訴え自体が、100万件に1件あるかないかという悪辣な「訴権の濫用」として却下された。
後藤 この事件で騒いだ政治家も学会に謝罪した。
 当時の橋本総理大臣も、このデマを機関紙で騒いだことで、学会と名誉会長に2度、謝罪。自民党の加藤紘一幹事長も陳謝した。
正木 だいたい、この手のデマは、山崎の常套手段だ。「十年一日」の、何一つ変わらぬ、あの男のやり口だ。
青木 あいつは以前秋谷会長にも女性が≠ネんていうウソまで周囲に言い触らしていたな(笑)。
秋谷 バカバカしい(大笑)。全部、自分のことじゃないか(爆笑)。
弓谷 だいたい「いつ」「どこで」「誰が」が不明確、いい加減なのはウソの証拠だ。山崎のデマは、いつも、このパターンだ(笑)。
青木 私は山崎のことは昔から知っているが、とにかく生活が乱れきっていた。
 夜な夜な、銀座、赤坂の高級クラブに繰り出して、ろくに家に帰らない。勤行もしない。遊び回ってばかりで、恐喝事件を起こした昭和55年には離婚。女性関係もメチャクチャだった。
原田 当時、山崎に言い寄られ、ストーカーまがいの嫌がらせを受けた女性の証言まである。
 とにかく最低の男だった。

正木 結局、「女性問題」というのは全部、山崎自身のことだ。もう、みんな分かっている(笑)。
原田 だいたい、山崎の今の女房だって、もともと自分の友人の坊主の女房だったじゃないか(大笑)。
後藤 山崎は裁判でも自分の不倫事件で断罪されている。
青木 九州の不倫相手の夫から訴えられて300万円の賠償命令が最高裁で確定した事件だな。本当に、卑しいやつだ。
弓谷 しかも、だ。この裁判の中で、山崎には、ほかにも下劣な問題が発覚した。
 山崎は裁判で、こんなことを言っていたそうだ。
 オレは女性と関係を結んでいた時期、同時に「20代のモデルの女性」や「短大生」とも関係があった≠ニまで言っている。狂ってるよ(爆笑)。
後藤 しかも山崎は、その不倫していた女性から、多額の金銭を巻き上げて踏み倒していたんだ。どれだけ悪辣か。
弓谷 その女性が山崎に愛想を尽かそうとしたらボク泣いちゃったよ≠セの(笑)、オレを信じろ。「走れメロス」を読め≠セの(爆笑)。
 さんざん、猫なで声で、なだめすかしていたという話だ。
後藤 まったく薄気味悪いやつだよ(大笑)。
正木 結局、女性問題のデマの火元は山崎だ。希代の女狂い山崎ならではの妄想の作り話だ。よく分かるよ(大笑)。

青木 しかし、下劣なデマを撒き散らし、騒ぎ散らした結果は、どうだ。結局、山崎の人生は、哀れな敗残の醜態じゃないか。
原田 恐喝事件を起こして実刑判決。麻雀賭博で逮捕。不倫事件を起こして最高裁で300万円の賠償命令が確定。
弓谷 今年になってからも、山崎が書き散らしたデマ本をめぐる裁判で2回、敗訴。いずれも厳しく賠償命令が下っている。
正木 今では自分が起こした裁判やら、自分のデマが原因で訴えられた裁判で訴訟地獄≠フ日々だ。約20件もの裁判を抱えているというじゃないか。
弓谷 最近、裁判所で山崎を目撃した人の話によれば「かつての面影は全然ない。近くで見ても、あれが山崎だとは誰も気づかないだろう」。そう言われるまでに変わり果てているようだ。
青木 今や誰からも相手にされない。山崎を呼ぶのは裁判所と病院だけ(大笑)。
原田 あとは「山崎の弟子」の日顕ぐらいかな(笑)。
正木 最高裁で2度も本人が断罪された日顕か(笑)。
 仏罰は本当に厳しいな!
秋谷 まったくだ。金儲けと野心と嫉妬で学会を攻撃し、池田先生をデマで中傷してきた、その末路が、これだ。今の山崎の姿だ。
 御聖訓に「修羅(しゅら)が日月(にちがつ)をのめば頭(こうべ)七分(しちぶん)にわる・犬は師子(しし)をほゆれば・はらわたくさる」と仰せの通りだ。
原田 先生には世界五大陸から160もの名誉学位が贈られている。
 全世界から「歴史的壮挙」と最大に賞讃されている。それが日顕や山崎には、妬ましくて妬ましくてしょうがない。自分たちの無様で哀れな敗残が、悔しくてしかたない。
青木 ますます嫉妬の炎で真っ黒焦げに焼け焦げている。
秋谷 日顕も山崎も、デマで学会に傷をつけ、陥れようとした。
 その自分たちが、かえって裁判で断罪され、社会的に葬り去られている。
 これこそ「天に唾(つば)」であり「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」だ。まさに「地獄」だ。

(2004. 7. 7. 聖教新聞)

 

<25>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、高柳婦人部長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 参院選の投票日が目前だ。公明党は断固として勝利してもらいたい。
青木 この暑いなか、全国各地の支持者は懸命に応援してくれている。議員と家族は、絶対に、これにこたえるべきだ。
 最後の最後まで、先頭に立って戦ってもらいたい。
高柳 特に婦人は、そういう点に敏感です。「本当に戦っているのか、戦っていないのか」が本当に、よく見える(笑)。
秋谷 これまで何度も語ってきた通り、選挙は最後の最後まで「議員と家族」だ。当たり前のことだ。
 とくに議員が支持を拡大し、広げていく時だ。
原田 おかしくなった議員は、その「当たり前のこと」をやらなかった。
 支持者にばっかりやらせて、のさばり放題だった。
弓谷 竹入や大橋みたいに陰でコソコソ金儲けをして、それをひた隠すために政教分離≠ニか何とかいって、支持者には何も言わせない。そういうやつもいた。
秋谷 「権力の魔性」は怖い。
 油断したら、すぐ狂ってしまう。

杉山 ところで今回の選挙戦では、各地の支持者からもあの議員は戦っている∞あの議員の家族が頑張っている≠ニ報告が寄せられている。
秋谷 ともかく戦うことだ。戦う心があれば、道は、どんどん開いていける。
 議員が戦いを忘れ、恩を忘れたら滅びるだけだ。
弓谷 こんな投書もあった。
 「口先とイメージだけで有権者を騙す政党が野放しになっている。実績を横取りしているハイエナ政党も横行している。
 イラクにしたって、年金にしたって、無責任な絵空事ばかり。
 以前もイラクでの自衛隊の浄水活動についてイラク人は今まで浄水なんか飲んでないんだから、そんなことはムダだ≠ニ平然と言い放つ野党幹部もいた。
 今こそ議員が、テレビでも街頭でも、どんどん言論戦の先頭に立って戦うべきだ」とあった。
原田 遊説のメンバーや、街頭演説の役員だって、平日の昼間から必死に時間をつくって手伝ってくれている。
 「そういう人たちを公明党の議員は、もっと、もっと大事にすべきだ」という投書もある。
弓谷 「街頭演説の役員やチラシの配布も、議員が率先してやれば議員は本気だな∞頑張っているな≠ニ支持者の励みになる」
 そういう指摘もあった。
杉山 まるで「お客さん」みたいな顔をしてノコノコ演説会に来ている議員も、なかには、いるからな!
原田 党の機関紙でも「支持者への感謝」の言葉を、もっと出すべきじゃないのか?
 「献身的な支持者の奮闘に感謝」とか「支持者あっての議員」とか。何に気兼ねしているのか知らないが、とにかく「感謝」が足りない! そういう声もある。
高柳 そう、そう、そうですよ。いつも私も、そう思っているんです。何か、まるで自分たちだけでやっているような印象を受けますよ。
秋谷 とにかく「支持者第一」「国民第一」――これが公明党の根本精神だ。
 支持者を最大に大事にすれば、もっと公明党は発展する。2倍、3倍と伸びる。
原田 まったくだ。
 公明党の議員は、全員が、支持者が戦いやすいように、また、戦い甲斐のあるように、懸命に努力すべきだ。
 その根本は、まず支持者以上に「自分」が奮闘することだ。
青木 戸田先生は、おっしゃった。
 「議員と家族が率先して戦っているところは、気持ちよく勝っている。それをおろそかにして、皆にやらせればいいと侮る。そういう議員や家族は必ず衰亡していく」と厳しく指導されていた。
杉山 どの党だって、そうじゃないか。自民党だって、民主党だって、議員も家族も死に物狂いだ。みな土下座せんばかりだ。

青木 あの「大阪の戦い」といわれる昭和31年の参議院選挙。あのまさかが実現≠ニ社会をアッと驚かせた選挙の時も、候補者と家族が先頭に立った。だから大阪は勝った。
秋谷 その通りだ。以前も話が出たが、あの時、戸田先生は厳しくおっしゃっていた。
 大阪の候補だった白木義一郎さんに「まず白木一家が真剣に祈り、支持者に礼を踏んで真剣に戦い、活躍しなければ、みんながかわいそうだ」と厳しく指導された。
青木 白木義一郎さんも「何でもいたします」とお答えした。それで見違えるように戦いはじめた。
秋谷 池田先生も昭和31年6月12日の公示日の朝、白木さんの家族全員を関西本部に集めて出発の勤行をされた。
青木 その時に先生は、こう言われている。
 「今日の出陣は、今後の白木一家のすべてを決定する出陣であることを忘れないでください」と厳然と話された。
高柳 小説『人間革命』第10巻の「嶮路(けんろ)」の章にも綴られていましたね。
秋谷 白木さん一家は、この戸田先生、池田先生の指導を、まっすぐに受け止めて真剣に戦った。それで、白木さんは日に日に注目を浴びて、人気も上昇していった。
青木 その姿を見て皆も嬉しかったし、やりがいをもって支援することができた。
秋谷 「一念三千(いちねんさんぜん)」だ。議員と家族が、誠意、誠実の行動に徹すれば、そこから全てが開けていく。
原田 だいたい、転落していった議員を見ろ。
 あの「学歴詐称」の竹入! 女房も「経歴詐称」! 子どもも大学不正入学疑惑! 一家揃って腐りきっていたじゃないか。

青木 それに、国会議員になれない「逆恨み」で裏切った藤原! 竜!
 藤原の女房も、何しろ見栄っ張りだった。
高柳 その通りですよ。おかしな、傲慢な議員や家族が、士気を高めるどころか、支持を減らしてしまった。
 皆、どれだけ嫌な思いをしたか。苦労したか!
杉山 結局、藤原は暴力団に殺人依頼をしていた事実まで発覚。社会からも完全に相手にされなくなった。
弓谷 あの竜も入院。大橋は何をやってんだか分からない。下劣な女性問題や金銭問題を起こし、支持者を裏切った連中は、一人も残らず無残な最後だ。
秋谷 だからこそ「議員と家族は戦え」と厳しく言っている。それが本当の「慈悲」だからだ。
青木 見栄とか虚勢に溺れるな! 人間としての問題だ。
秋谷 庶民のために真剣に戦った人は勝つ。
 庶民を裏切った人間の末路は無残だ。
 すべて明瞭であり、明確じゃないか。

(2004. 7. 8. 聖教新聞)

 

<26>
出席者:秋谷会長、谷川副会長(総埼玉総合主事)、萩本第2総東京長、杉山青年部長、中込東海道男子部長

杉山 参院選の投票日も、いよいよ、明後日に迫った。
谷川 各地の公明党も全力を挙げている。NHKのニュースでも支持率は5%に上がっていたな。
萩本 支持者の奮闘のお陰で、各地とも「あと一歩」というところにまで迫っていた。
秋谷 とくに埼玉、東京、大阪は、全力で頑張ろう!
谷川 最後で勝負は決まる。「戦い」は最後まで徹底して攻めたほうが勝つ。これは鉄則だ。
秋谷 その通りだ。ここまできて「悔い」を残してはならない。

萩本 それにしても、選挙の時期になると必ずデマビラを撒き散らしていた連中がいたが、今回は全然、聞かないな(笑)。
中込 日顕一派ですね。確かに今回の選挙では動きがない。
杉山 もう手も足も出ないんだろう(大笑)。
谷川 日顕一派は、とにかく選挙のたびに「公職選挙法違反のビラ」やら「名誉毀損のビラ」を撒き散らしていた。
萩本 恐ろしい連中だな。完全に狂っている。
中込 デマビラの陰には、あの恐喝事件を起こしたペテン師の山崎正友が動いていたこともあったな。
谷川 日顕一派がデマビラを撒くたびに学会も、公明党も、刑事告訴、告発という法的措置を厳重、厳格にとってきた。
中込 それで、もう震え上がっているんだろう(笑)。日顕も山崎も、ビクビクおっかながっているんだよ。
秋谷 だいたいデマビラは選挙を汚す害毒だ。言語道断だ。許してはならない。
 今回の参院選も、いよいよ最終盤だ。デマビラなどの卑劣な手口で選挙を汚す者どもに対しては、法的措置を含めて、断固として、厳格に対処していく。
杉山 青年部も責任を持って厳しく監視していく。民主主義を守るためだからだ。
中込 日顕宗のデマビラ事件といえば、都議選、参院選を控えた平成13年5月、日顕直属の檀徒連中が違法ビラをバラ撒いた。
 この事件で学会は檀徒の幹部と宗門を提訴した。
杉山 そして東京地裁は昨年2月、ビラを作成・配布した檀徒幹部だけでなく、檀徒を指揮監督している宗門の責任まで明確に認定した。
萩本 その通りだ。宗門に対して檀徒幹部と連帯して100万円の賠償金を支払うよう命令したんだ。
中込 それに平成12年の衆院選の前にも、大阪・平等寺(近山智秀)の檀徒がデマビラを撒いた。
 この事件では公明党が檀徒、坊主を提訴。檀徒は当然として、坊主の近山に対しても60万円の賠償命令を下したんだ。
杉山 この裁判は昨年7月に大阪高裁が1審を支持して再び近山らを断罪。近山側が控訴を断念し、近山らの敗訴が確定している。
萩本 どちらの事件も、檀徒がビラを撒いた事件だが、その裏に坊主や宗門がいたことがハッキリしている。
秋谷 それで賠償責任を負わされた。
谷川 もう宗門は大変だよ。だんだん恐ろしくなってきたようだ。
萩本 そのようだ(大笑)。
 今年の4月に檀徒の不法行為の責任が宗門や日顕にまで及ぶこともあるので、注意するように≠ニいう徹底までさせたほどだ。
秋谷 結局、日顕一派は、選挙のたびにデマビラを撒いて、それが原因で断罪されている。
中込 もう日顕一派の方程式だ。

谷川 日顕は、何でもかんでも嫉妬しているようだが、先師の日達法主は公明党を最大に賛嘆し、期待を寄せていた。
杉山 その通りです。
 私利私欲を離れ、民衆の味方となり、政治を守り、憲法を守り、議会政治に忠実であるのは公明党である≠ニまで断言している。
萩本 日達法主は昭和44年の衆院選の時、静岡県の選挙区で公明党議員が当選した時も大変、喜んでいた。
 皆さまの努力のおかげで、この地元で公明党議員を立派に当選させることができた
 皆さまが誠に献身的に働いてくださいまして、感謝にたえない、誠にありがとうございました≠ニ信徒に対して最大に御礼をしていた。
秋谷 これが日達法主の真情であった。今の日顕は正反対じゃないか(笑)。
中込 日顕には、見識も、信念も、まるでない。ただただ嫉妬に狂い抜いている。
萩本 それで、山崎の策略に乗っかって学会を切った。
 その結果は、どうだ。
 宗門は衰亡の一途。裁判では断罪続き。2年余りで7回も最高裁から断罪だ。自分も2度も最高裁で断罪された(笑)。信徒も2%に激減してしまった。

谷川 それにひきかえ、学会の大発展は、すごい。ますます学会の動向を社会が大きく注目する時代になっている。それがまた一段と、山崎や日顕の一派のしゃくにさわる。悔しくて悔しくて、しようがない。
杉山 それで夜中にコソコソ、デマビラを撒いてきた。そんなことで、何か反撃した気になっている(爆笑)。
萩本 しかし当然、宗門の中でも「デマビラ配り」への批判は多いようだ。「そんなことをやっている連中と一緒にしてほしくない」という声が聞こえてきている。
秋谷 当然だろう。デマビラは、そもそも違法なんだから(笑)。
谷川 そんなことばっかりやっているから、脱講者も増える一方だ。
 本年だけでも、すでに1万人が宗門から離れた。
 最近では、法華講員も公明党を応援している。そういう法華講員が全国各地で、ずいぶん出てきた。
秋谷 もう宗門はボロボロ、バラバラだ。ドス黒い妬みの日顕の言うことなんか、全然、聞かない。
 師子を吠(ほ)える犬は腸(はらわた)くさる≠ニ御聖訓に仰せの通りの姿だ。
谷川 いよいよ新時代の到来だ。我々は堂々と勝利していこうじゃないか!

(2004. 7. 9. 聖教新聞)

 

<27>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木総東京長、弓谷男子部長、後藤総埼玉男子部長

弓谷 参院選挙も、いよいよ明日が投票日だ。新聞やテレビでは、毎日のように選挙情勢が報道されている。
青木 世論調査の結果をもとに、どの政党が伸びそうだとか、あの候補が当選しそうだとか、いろいろと書いているな。
正木 だが、あくまでも「予測」だ。そんなのに左右されず、自分の信念を貫くべきだ。
弓谷 たとえば、6年前の参院選で、投票日の1週間ほど前に、新聞各紙が世論調査を行った。その時、どう予想していたか。
 各紙とも、自民党の現状維持(61議席)を予測して「自民、過半数回復困難か」(朝日)、「自民 現状ラインの攻防」(読売)、「自民伸びず、改選の61程度」(毎日)と出していた。ところが結果は、自民党は改選議席61から16議席も減らす大惨敗だった。
原田 だから反対に振れるケースも出てくる。
後藤 昨年の衆院選では「出口調査」まで大外れだった。公明党も「現状維持」「微減」と予想された。だが、結果は「3議席増」の大勝利だった。
秋谷 「アナウンス効果」とか、いろいろ言われるが、結局、勝負は、フタを開けるまでは全く分からない。票のゆくえは、最後の一瞬まで分からない。それが選挙だ。

原田 特に今回の選挙は、投票日1週間前の時点で「選挙区選で5割、比例選で3割の有権者が投票する候補者や政党を決めていない」(読売新聞)等と報道されていた。
後藤 とりわけ若者は、どの選挙でも直前に決めるようです。
 「明るい選挙推進協会」の調査などによると、20代前半の若者のうち約3割が選挙で誰に投票するかは、前日か当日に決めた≠ニ答えているほどだ。
弓谷 また前回の参院選で、投票しなかった人に「いつ棄権すると決めたか」という質問では、投票日「前日」が9%、「当日」が33%を占めた。最後の最後≠ェ勝負だ。
正木 若者の政治離れが叫ばれているが、青年、とくに20代の公明党の支持は高い。よく言われていることだ。
秋谷 「青年の政治参加」は、今や、日本の焦点の課題だ。
 その意味で、青年部が政治に積極的に参加していく意義は大きい。社会も注目している。
原田 以前、高名な識者も、こう語っていた。
 「若者の『政治離れ』が進んでいるなかで、これほど多くの青年が政治に参加している団体は、創価学会をおいてほかにない。
 政治意識が低くなっている日本において、学会の青年部は、喜ばしい例外である」と感嘆していた。
後藤 文学研究家の高崎隆治氏も、こう語っていた。
 元来、創価学会とは「闘う集団」であると思う
 特に青年部諸君には、歴代会長の意志を継ぎ、民衆の幸福、人権尊重の時代を切り開く闘いを続けていってもらいたい≠ニ期待を寄せていた。
正木 アメリカ・ハーバード大学のコックス教授も明言している。
 「もし、宗教的、道徳的に高められた人々が、政治に関与しなくなると、政治は逆に、高い精神性をもたない人々によって支配されてしまう」
 「そうしたなかで宗教の精神を社会に開き、交流のネットワークを広げる創価学会の挑戦には、注目すべきものがあります」と語っている。
青木 マスコミの報道に一喜一憂して、浮足立つのも愚かだ。
 そのうえで、参考までに新聞各紙の情勢分析を見ると、今回「公明は堅調」のようだ。
秋谷 全部、支持者の激闘、奮闘のおかげだ。公明党は、まさに「千載一遇」のチャンスだ。戸田先生が叫ばれた通り「追撃の手」を緩めてはならない。
青木 戦いは「最後の5分間」まで攻め抜くことだ。
後藤 国政選挙でも、昭和47年の衆院選旧茨城3区では「わずか17票差」で当落が分かれた。
弓谷 昨年の衆院選でも、宮城3区は242票差の勝負になった。
 その他にも、千票差以内の僅差で勝負が決まった選挙区が、八つもあった。
原田 それが選挙の怖さだ。勝てば皆が喜ぶ。負ければ、本当に惨めだ。
 どんなに後悔しても、しきれない。
秋谷 釈尊は「懈怠怯弱(けたいきょうじゃく)の百歳は、勇猛(ゆうもう)努力堅固(けんこ)の一日にしかず」と説いている。必死の一日の奮闘が、どれほどの力を生み出すか、計り知れない。
青木 とにかく「立正安国の精神」こそ大聖人の仏法の根幹だ。
 その精神のままに戦う闘士の功徳は無量無辺だ。

(2004. 7.10. 聖教新聞)

 

<28>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木総東京長、弓谷男子部長、後藤総埼玉男子部長

原田 いよいよ今日は参院選の投票日だ。
正木 支持者は、日本のために、社会のために、暑いなかを懸命に戦ってきた。その激闘、奮闘に、公明党の議員は断固として報いなければならない。
青木 学会の支援活動は仏法の本義に則った社会への貢献だ。
 自分の幸福を願うだけで何もしないなんていうのは、正しい宗教じゃない。
秋谷 戸田先生は断言されていた。
 「仏法は、だれ一人をも苦しめない、あらゆる民衆の苦しみをば救うというのが根本であり、今一つの根本は、あらゆる民衆に楽しみをあたえることであり、仏の慈悲というのは、これをいうのである。
 この慈悲の理論が、王法に具現するならば、(中略)劣悪な政治はなくなるのである」と明言されている。
後藤 「王法」というのは、政治、経済、教育、文化等、広く社会全般にわたる。社会のあらゆる分野で日々、貢献していくのは人間として当然のことであり、信仰者の使命である。まさに学会の前進は、仏法の王道中の王道、といえますね。
正木 「宗教は金儲けの道具」としか思っていない、あの愚劣な日顕なんか、とうてい理解できない(笑)。
 逆立ちしたって、絶対にマネできない。
後藤 それはもう「証明済み」だ。
 3年前の参院選で、日顕宗は二人の檀徒候補を立候補させた。日顕自ら、坊主たちに青筋立てて応援しろ∞ワシも祈っているから≠ニ、さんざん号令をかけていた。
原田 まあ、学会への嫌がらせがミエミエだったな。まさしく邪智のなせるワザだった。
 ところが結果は、当然のことながら大惨敗(笑)。
弓谷 檀徒候補は、二人あわせても、たったの1万6000票しか取れなかった。
 あれで日顕宗の衰亡の実態が、改めてハッキリした。
後藤 地元の富士宮市でも、400票そこそこだったな。
青木 皆、ゲラゲラ笑っていたよ(笑)。
 日顕がやることは必ず失敗する。全部、嫉妬で行動するからだ。
秋谷 学会は唯一無二(ゆいいつむに)の「御本仏直結」の広宣流布の団体だ。
 そして「正法を立て国を安んずる」――正法を持った人々が平和のため、人々の幸福のために働いていくのが、我々の使命である。
後藤 「随筆・人間世紀の光」にも、こうあった。
 「『制度』だけでは、人間社会の矛盾は永遠に打開できない。『心』の次元が大切だ。
 だからこそ、『平等大慧(びょうどうだいえ)』そして『立正安国』の大仏法が絶対に必要なのである」と。
秋谷 学会員が仏法史上、どれほど偉大な歴史を築いているか。御本仏の賞讃は、いかばかりであるか。福徳は無量だ。

弓谷 これまでも「嫉妬」の輩が牙を剥き、卑劣な弾圧、迫害をしてきた。
原田 経文には「猶多怨嫉(ゆたおんしつ)」「悪口罵詈(あっくめり)」とある。その通りの実践をしてきたのも学会だけだ。
青木 学会が発展するたびに、事実無根のデマ事件が起こってきた。
 「月刊ペン事件」「白山信之さんへの冤罪報道事件」「東村山デマ事件」「狂言訴訟事件」等々、揃いも揃って、卑劣な宗教弾圧の謀略だった。
原田 当然、裁判所という国家の公式な機関が、学会の正義と真実を満天下に示した。
 学会は、すべてを完璧に打ち破り、大勝利した。
秋谷 そのたびに学会は、強くなった。大きくなってきた。
 現代において「法華経の行者」は真に学会しかない、ということだ。
後藤 その証拠に、今やSGI(創価学会インタナショナル)も188ヵ国・地域にまで発展した。仏法史上、未曾有の興隆を果たした。
弓谷 池田先生への名誉学位の授与も160を数えている。いかに仏法を基調とした「平和」「文化」「教育」の運動が世界に貢献し、信頼されているか。その明らかな証拠だ。

青木 それにしても、おかしい人間は「ここぞ」という広布の戦いになると、避ける。コソコソ逃げる。
原田 あの山崎しかり。子分の原島しかり。退転の末路をたどった連中は、皆、そうだ。
秋谷 その通りだ。大事な戦いとなると、不思議といなくなる(笑)。
青木 大物気取りで、結局は要領だけ、格好だけ。地道に現場を歩かない。自分は戦わない。こういうのが一番の「敵」だ。
後藤 それどころか、なんだかんだと文句を言ったり、異体同心の団結を掻き乱すような行動をしたり! そんなのは「百害あって一利なし」だ。いちばん悪い!
秋谷 学会幹部の鉄則は「自分が責任を担(にな)う」ということだ。捨て身になって、がむしゃらに、一兵卒として最前線で戦うことだ。
 これが牧口先生、戸田先生以来の学会の伝統精神だ。
青木 「人間の真価は土壇場に出る」――これが人間社会の常であり、方程式だ。
 特に信心の世界は峻厳だ。
原田 山崎正友も、まさに敗北の惨めな人生じゃないか。
後藤 原島だって、今では哀れな敗残だ。
 自分で不安神経症、うつ病となり、糖尿病も悪化∞毎日死ぬことばかり考えていた
 時には血を吐き、水さえも体が受けつけず、15分ごとにトイレに行く始末
 御本尊の前に座ることも怖く、女房の唱題も怖くなり「やめてくれ」と頼んだ≠ニ書いていた。
正木 恐ろしいことだ。仏罰は厳然だな。
原田 公明党の議員も、家族も、OBも同じだ。本当に戦ったのか、そうでないか。
 絶対に敗北者になってはならない。支持者も厳しく見ている。
青木 その通りだ。戦え、公明党よ! 必ず勝って「日本の柱」たれ!

(2004. 7.11. 聖教新聞)

 

<29>
出席者:秋谷会長、青木理事長、森田参議会議長、杉山青年部長、弓谷男子部長

森田 以前、法華講の拠点である東京の富士会館(墨田区)、兵庫の関西富士会館(西宮市)も学会が寄進したものだと話題になった。
秋谷 これには、多くの反響があった。
青木 とくに古くからの法華講員から「まったく、その通りだ」「法華講員は池田名誉会長と学会に報恩感謝するべきだ」との声が、たくさんあった。
森田 法華講連合会の昔をよく知る講員も言っていた。
 法華講の歴代委員長は、つねづね池田先生を讃嘆していた。「池田先生の指揮があるからこそ、宗門の発展も広宣流布の大前進もある」と言われていた≠ニ証言していた。
弓谷 本当に今の青年部が知らなかったことばかりですが、昭和41年に学会が寄進した、東京の富士会館。ここには、池田先生の部屋があったそうですね。
秋谷 その通りだ。
 富士会館は鉄筋3階建てで、当時としては堂々たる建物だった。
 その3階に34畳の大広間があって、その横に「総講頭室」と名付けられた8畳ほどの池田先生の部屋があった。そこには先生の机が置かれていました。
青木 これは法華講のほうからの申し出で設けられた部屋だった。しかし先生は、それも「どうぞ、皆さんでお使いください」と皆に提供された。
 当時の法華講幹部によれば、地方から上京した法華講の幹部が、総講頭室で寝泊まりしたこともあったようだ。
秋谷 昭和47年3月に学会が寄進した関西富士会館にも、池田先生の部屋があった。
 3階の仏間の横に8畳ほどの広さの「総講頭室」だ。これも先生は皆さんで使ってください≠ニ法華講に提供されたんだ。
青木 私も覚えているが、当時、先生は法華講の総会にも必ず招待を受けていた。ご多忙で出席できない時は、メッセージを贈られた。本当に、誠実に、大事にされたんだ。

森田 その通りだ。
 また前にも出たが、日達法主は先生に対して「法華講は、本当にどうしようもない。学会に全部、合流させて、面倒を見てくれませんか」と言われた。池田先生に対して、そう言われた。
秋谷 しかし先生は「お話はよく分かりました。ただ、それぞれ伝統がありますから、このままのほうが、いいんじゃないですか」と言われた。
杉山 もし法華講を学会に合流させていたら、今の法華講は存在しないわけだ。
青木 重大な歴史だ。法華講は、こういう本当の歴史を、しっかり学んだほうがいい。

弓谷 それを破壊したのが日顕だ!
青木 その通りだ。日顕は、どうしても自分の言いなりになる信者がほしかった。思い通りになる法華講にしたかった。
杉山 そして平成2年になって突然、日顕は学会は謗法だ≠ニ難癖をつけて学会を切ってきた。
 ついには、日達法主の時代に建立した正本堂まで謗法の固まりだ≠ニ言って壊してしまった。
森田 あの恐喝事件を起こした山崎正友と結託して、闇討ちのように謀略を仕かけてきたんだ。
弓谷 そして日顕は、法華講を、おだてて使い始めた。法華講も日顕に乗せられて学会は謗法≠ネどと悪口を言うようになった。
杉山 しかし、その謗法の団体≠ゥら寄進された富士会館を、今も法華講は使っている(笑)。おかしいじゃないか!
青木 法華講は、富士会館を学会に返すべきじゃないか。
森田 誰だって、そう思うよ。
秋谷 これも結局、元凶は日顕だ。日顕という一人の独裁者が宗門と法華講をメチャクチャに破壊してしまったんだ。
杉山 多くの法華講は、日顕には、ほとほと嫌気がさしている。そういう声を最近、よく聞く。
青木 まったくだ。法華講の中には真面目な人も、たくさんいる。

杉山 最近では公明党を応援する法華講も増えているぐらいだ。
森田 法華講だけじゃないよ。日顕宗の坊さんの中にも今回の参院選で公明党を応援していたのがいる。名前は出せないが、何人もいる。日顕は公明党の悪口を言っているが、そんなものは関係ない≠ニ言い放っていたという話だ。
青木 そういえば最近、多くの法華講、末寺の坊主が「学会を攻撃したって、何の意味もない。まったく宗門のためにならない。むしろ昔のように、学会と仲良くやったほうが宗門は発展できる」と言っている。
秋谷 当然だろう。
 嫉妬で冷酷に学会を切り捨てた日顕! あの男だけは絶対に許さない。しかし騙された法華講には何の罪もない。
森田 今のままじゃあ、法華講は日顕にコキ使われるだけだ。さんざん使われて、金を取られて捨てられるだけだ。目に見えている。
杉山 最近も宗門は、さんざん、お年寄りや身障者に「登山しろ、登山しろ」と言ってきたのに、突然「大石寺に来るな」という通達を出したらしい。
青木 もう金を取るだけ取ったから、来なくていいということか。

秋谷 そういう宗門の冷酷非道ぶりに嫌気がさして、脱講を決めた人も多いようだ。
杉山 その通りです。以前、ある法華講の婦人が車椅子で登山した。ところが車椅子で客殿に入ることを許されない。結局、坊で中継のテレビを見せられたというんだ。
青木 バカバカしい! それじゃ、何をしに行ったのか分からないじゃないか。
杉山 婦人はあれだけ登山しろ、供養しろと言いながら、取るだけ取って、こんな酷い扱いを受けるとは思わなかった。絶対に許せない≠ニ怒って脱講したんだ。
弓谷 昨年の夏に脱講した東京の婦人も憤怒(ふんぬ)の声をあげていた。
 この女性は当時、足の関節痛に悩んでいた。だが寺の住職の女房に「大石寺に行けば車椅子があり、親切に押してくれる人もいるから大丈夫」と言い張られ、しぶしぶ参加。ところが車椅子を押してくれる人間など、誰もいなかった。
杉山 旅費を捻出するだけでも一苦労だったのに、無慈悲な対応を目の当たりにして、空恐ろしい宗門だと思った≠ニ激怒していた。
青木 宗門は供養を集めるために、こんなことばっかりやってきたんだ。これが邪悪の実態だ。
森田 だいたい日顕なんか、自分が御開扉(ごかいひ)に出る時は、大奥から客殿まで車椅子で移動していたそうじゃないか。
弓谷 あの男の車椅子姿は、あっちこっちで何度も目撃されている。人の見えないところでは乗る。有名な話だ。
青木 日顕は嫉妬と金儲けで学会に謀略を仕掛けてきたが結局、宗門を狂わせ、法華講を狂わせてしまった。
 すべてを狂わせてしまった。
弓谷 もう脱講は止まらないよ。これからは尚更だ(大笑)。

(2004. 7.12. 聖教新聞)

 

<30>
出席者:秋谷会長、青木理事長、森田参議会議長、杉山青年部長、弓谷男子部長

森田 今回の参院選で公明党の勝利を知った法華講員が言っていた。公明党の大勝利おめでとうございます。日顕はさぞかし悔しがっているでしょうね。顔が見てみたいですね≠ニ笑っていた。
青木 前回も法華講の歴史が話題になったが、法華講が学会に恩を受けたのは、建物だけじゃない。
 実は、法華講が教学試験を実施できたのも学会のお陰だったんだ。
森田 その通りだ。
 記録によると昭和41年4月、法華講連合会による最初の教学試験が行われた。この試験の問題を作ったのは学会の教学部。採点をしたのも学会の教学部だった。
秋谷 そうだ。
 当時、宗門の教学部長は日顕だ。
 日顕が何もできないものだから、法華講の平沢益吉初代委員長が池田先生にお願いして、学会の教学部が全面的に応援する形で教学試験を始めたんだ。これが歴史の事実だ。
森田 平沢初代委員長も明確に述べている。
 「在来、法華講が衰微の一途をたどったのは何故(なにゆえ)でありましょうか。詮じ詰めれば、各人一人一人が教学が無かったために、因をなしているのであります」
 「幸いに、総講頭池田先生の御理解と御慈愛こもれるところの御支援とによりまして、全国一斉に法華講にとりましては初めての教学試験を施行したのであります」と。

杉山 皆、初めて聞く話ばかりですね。
森田 平沢氏は、こうも述べている。
 七百年来、法華講として、全国的に試験などしたことはなかった。今回の試験は、池田先生のご慈愛にすがってお願い申し上げたところ、快く引き受けてくださったのです
秋谷 重大な証言だ。
弓谷 宗門が学会と別れ、邪教と成り下がった今では、もはや法華講には日蓮大聖人の御精神は毛筋もない。何が法華講だ。
青木 今じゃあ日顕講≠カゃないか(爆笑)。ニセ法主の日顕に黙ってついてたら、おかしくなるのも当たり前だ。
秋谷 信心がなければ、いくら本山に行っても功徳はない。広宣流布に戦う信心があればこそ功徳もあるんだ。
杉山 日顕は、正本堂は壊しちゃうし、最高裁では2回も断罪された(笑)。
 芸者遊びはバレるし、陰で信者の供養を湯水のごとく使っている実態も分かってしまった。もう、さんざんだ。
森田 古くからの法華講員も「学会と一緒にやっているころが一番よかった。日顕さえいなければ」と口をそろえて言っている。

秋谷 平沢初代委員長といえば、池田先生を深く敬愛し、学会を信頼しておられた。
森田 その通りです。たとえば、こんな話があります。
 当初、法華講連合会のトップは「会長」と呼ばれていた。
 しかし平沢氏は「『会長』といえば、池田先生が創価学会の『会長』であられる。私が同じように『会長』と呼ばれるなど、おこがましい限りだ」。そのように謙遜して、連合会のトップの呼称を「委員長」に変えたそうだ。昭和42年のことだ。
弓谷 平沢氏は、こう述べている。
 池田先生は折伏(しゃくぶく)の総大将となり、大石寺の外護(げご)にあたられている。
 広宣流布の大指導者で、妙法護持の未曽有の大檀那であらせられる池田先生を、法華講総講頭にいただく、われわれ全信徒の福運は何ものにも代えられない=i昭和41年7月)
青木 これが法華講の初代委員長の言葉だ。
 今の法華講は、この言葉を噛み締めるべきじゃないのか。
杉山 富士会館の完成に際しては、こう述べている(昭和41年9月)。
 池田先生のご慈愛で、こんな立派な会館を建てていただいて、まことに感激の至りです≠ニ語っていた。
弓谷 さらに平沢氏は感謝の言葉を、こう続けている。
 私は口ぐせの様にいうんですが、学会の方々は四十年の歴史であれだけ立派になっておる。
 我々の方は何かといえばすぐ七百年の伝統という。自分が働いたのでもない、実践もせずによく七百年という、仏法の修行は現在自分が正しく信心を実践しなければ何にもならないのだということを、しょっちゅう言っておりますが、法華講はいうなれば賢弟愚兄(けんていぐけい)(学会=賢弟、法華講=愚兄)、立派な弟によって愚かな兄は導いてもらわなければならないということをしみじみ感じまして、これからは法華講はここを中心拠点として、一生懸命広布達成のため前進したいと思います≠ニ、語っている。

青木 平沢氏の後の佐藤悦三郎第2代委員長も学会を大事にした人だった。
弓谷 その通りです。法華講の総会で、こう述べていた。
 「平沢先生(=法華講初代委員長)は法華講と創価学会の関係を、愚兄賢弟と表現されましたことを記憶するのでございます。池田総講頭先生には、陰に陽に法華講を庇護して下されましたことは再々であります」と感謝していた。
森田 佐藤氏をよく知る人の話によると、佐藤氏は、つねづね学会と法華講の融和に心を砕いていたという。そして池田先生を心から敬愛していた。
青木 佐藤氏は池田先生について「頭が切れる方だ」「あれだけの組織を作り、切り盛りされている。本当にすごい方だ」と敬意を表していた。
森田 それに「また奥様が素晴らしい方なんだ。優しい、素晴らしい奥様なんだ」とも言っていたようだ。
青木 その佐藤氏も、日顕から破門されてしまった。
弓谷 破門ですか?
秋谷 その通りだ。
 日顕というのは、功労者を大事にしない。最後は切り捨てる。冷酷。無慈悲。あんな恐ろしい坊主はいない。
森田 法華講も大変だな。
秋谷 学会と一緒にやっていたころの法華講の委員長は正視眼の人だった。
 それが今では「ニセ法主」の言いなりだ。「邪教の毒」が入りこんでしまった。

森田 古くからの法華講が言っていた。「なぜ日顕は学会を破門にしてしまったのですか。まったく理解できません」と言っていた。
青木 そりゃあ、そうだろう。折伏して、あれだけ信者を増やし、356ヵ寺もの末寺を寄進し、本山の建物も、どんどん寄進した。
 供養の金額だって天文学的数字だ。まさに学会は、前代未聞の信徒団体だった。
 それを切るなんて、まともな「人間」だったら、到底あり得ない。
秋谷 日顕が学会を切り捨てた理由の一つは、日顕が、あまりに偉大な池田先生に嫉妬したことだ。
森田 有力な法華講員も言っている。
 「日顕は人間が小さい。懐が小さい」(笑)
 「『信徒の中に、世界的に著名な偉大な人がいる。素晴らしい大人物がいる』と思えばいい。なんで、それくらいの度量がないのか。宗門も、つまらない面子を捨てて、学会に頭を垂れるべきじゃないのか」と明言していた。
杉山 日顕というのは、法華講でさえ呆れ果てるほどの小物というわけか(大笑)。
弓谷 そりゃあ、あの正本堂まで「嫉妬」で破壊しちゃうんだからな。
森田 古くからの法華講も正本堂に供養に参加した。だから、日顕が正本堂を破壊したことへの怒りの声が、いまだに煮えたぎっている。
杉山 そういえば、こう言っていた法華講員がいました。
 「あの正本堂を壊してしまうなんて、もったいない。私たちも『貧女(ひんにょ)の一灯(いっとう)』で供養に参加したが、そんなの全くお構いなしでブチ壊してしまった。とても残念だ。多くの法華講も残念と思っている。
 坊主たちも日顕には何も言えない。小さい子供たちがガキ大将に従ってしまうのと同じようなことが、今の宗門で起きているんですよ」と怒っていた。
青木 だから今年に入って1万人も脱講するんだ。
 いよいよ日顕宗は末期症状だ。もう法華講の心は、どんどん日顕から離れている。

(2004. 7.13. 聖教新聞)