< 座談会 >

栄光の学会創立75周年

 


 41  42  43  44  45  46  47  48  49  50

 

<41>
出席者:浜名総北海道長、野村北海道長、中西北海道婦人部長、羽磨北海道青年部長、村瀬北海道女子部長、改革僧侶 小倉雄存住職

中西 それにしても「青年・拡大の年」を先駆する北海道青年部の戦い! 見事ですね。本当に頼もしい。
羽磨 ありがとうございます!
 昨年は、全道各地の250以上の会場で「青年主張大会」を開催しました。今年も壮年部、婦人部の皆さんの絶大な応援をいただき、500以上の会場で開催を予定しています。
村瀬 小樽県青年部をはじめ全道各地で、体験あり、邪悪を糾弾する主張ありと、充実した内容で開催しています。
 特に旭川総県の南宗谷圏の大会が目覚ましかった。
羽磨 南宗谷圏は、枝幸町や浜頓別町など青年人口が少ない地域です。しかし皆の団結で、青年部員数を遥かに超える結集を果たした。
 しかも参加者の1割にあたる友人が入会を希望したんです。
村瀬 それにまた函館総県の大沼正義圏でも、砂原町を中心に、部員数の2倍にあたる結集を成し遂げました。
 各地とも意気軒高に「正義の連帯」を拡大しています。
浜名 素晴らしい。「社会に幸福と希望を送りゆくのは、学会青年部しかいない」と、参加した来賓から、私にも連絡があった。

臆病者の藤原

野村 学会は青年を先頭に大前進だ。日顕宗をはじめ仏敵どもは、惨めなものじゃないか(笑い)。
中西 その通りです。そこで今回は、札幌の改革同盟の小倉雄存住職にも参加してもらいました。
小倉 どんどん破折しましょう!
野村 北海道の極悪坊主といえば、まず札幌・仏見寺の藤原広行だ。
小倉 あの男の本性は、よく知っています。一言でいえば、根っからの臆病者です。自分が、まわりからどう思われているか、異常に気にする(笑い)。
野村 だから藤原は、聖教新聞や創価新報も、ビクビクしながら隅から隅まで読んでいるようだ(大笑い)。
小倉 あんまり意識しすぎて「聖教新聞を読むな」なんて、みっともない「お達し」まで法華講に出している(爆笑)。
羽磨 だったら、いよいよ手厳しく暴こうじゃないか。とにかく、あの異常極まる女狂い。あれは何だ。
浜名 あいつが長年、札幌ススキノの歓楽街に出没して遊び狂っていたことは、あまりにも有名だ。
羽磨 いつも「坊主頭隠し」として、似合わないベレー帽なんかかぶっている。
 最近も、どこへ行くやら、たっぷりコロンをふりかけて街をふらつく姿が目撃されている(笑い)。
中西 婦人部員が証言していました。
 「藤原が通った後は、とにかく臭い。どんなにいいコロンでも、あんなに使えば悪臭よ」と大笑いしていたわ。
野村 その「悪臭を放つベレー帽姿」で(笑い)、「美術商」だの「大学教授」だの身分を詐称して歩いている(大笑い)。
浜名 何が大学教授だよ、バカバカしい。「遊びの大学」か?
 「ウソのつき方の大学」か?(大笑い)

ストーカー坊主

羽磨 とにかく品性下劣。ストーカーまがいの薄汚いマネも、しょっちゅうやっていた。
小倉 繁華街で働いていた信徒のアパートに押しかけ、上り込んだこともある。
中西 その女性は、あまりの恐ろしさに、学会員宅に逃げ込んできたそうです。
野村 今なら完全に「ストーカー法違反」の犯罪行為だ。
浜名 昭和57年には、仏見寺の女性従業員に対して「強姦未遂事件」を起こした。被害女性は、藤原の鬼畜の所業を地元誌で告発している。
小倉 登別で働く法華講の女性の所に、コッソリ通っていたという有名な話もある。
野村 女性とみれば従業員だろうが信者だろうが、見境ないのか。化け物だ。獣だ。
小倉 こんなこともあった。
 仏見寺に所属する法華講の女性が、当時、日正寺にいた私のところにやってきた。そこで驚くべき事実を告白しました。
村瀬 どんな話ですか?
小倉 その女性は「藤原とは、二度と会いたくない」と言う。理由を尋ねると、思い詰めた様子で、こう語り始めました。
 「藤原から『夫に内緒で温泉地に来い』と呼び出された。何事かと行ってみると、藤原から強引に関係を迫られた」というんです。
 女性は「十年近くも黙ってきた。苦しみ抜いてきた」とも訴えていました。
 これが藤原という畜生ですよ。そんな話は、いくらでもあります。汚らわしいから言わないだけですよ。
野村 初めて聞いた。空恐ろしいばかりだ。

老女に傷害

浜名 そういえば、あの函館のウソつき夫婦の亭主が、また悪辣な事件を起こした。
羽磨 その通りだ。「傷害罪」で逮捕され、先月28日に函館簡裁で有罪判決が下った。
中西 もう地元では有名ですよ。
野村 それもなんと、86歳の無抵抗の老女に突然、暴行を加えたというんだ。
羽磨 被害を受けた女性は、かつて、あの夫婦に騙され、多額の借金を踏み倒された一人だ。
野村 この女性は裁判に訴えて、亭主に対し472万円余の返済を命じる判決が確定している。
羽磨 その判決確定は、99年1月のことだ。それから6年以上も経つのに、ビタ一文、金を返していない。謝罪の言葉も一切なしだ。
浜名 どれだけインチキか。この一事だけでも、よく分かるじゃないか。
野村 このウソつき夫婦から金を騙し取られた被害者は9人もいる。裁判では総額7000万円以上もの支払い命令が下っている。
中西 これが、あの夫婦の正体よ!
羽磨 今回の傷害事件が起こったのは昨年の12月8日のことだ。
 女性は、たまたま病院の待合室で女房を発見して声をかけた。すると突然、そばにいた亭主が恐ろしい形相で女性に襲いかかり、胸を突き、揺さぶった。
村瀬 恐ろしい。まともな人間ではありませんね。
羽磨 女性は病院で「右前胸部打撲、全治4週間」と診断された。
 それで、女性は警察署に被害届をし、亭主は1月19日、警察に逮捕され、1月28日に罰金刑を命じる略式の有罪判決が下った。

謀略は全て失敗

浜名 もともと亭主はオレは何回もブタ箱に入ってる。何かあっても、また入ればいいんだ。刑務所なんか、別荘みたいなもんだ≠ニ言い放つほどの悪党だ。
野村 こんないかがわしい夫婦のウソを、一部の捏造(ねつぞう)週刊誌が、さんざん騒いだんだ。
羽磨 この夫婦は、裁判まで起こして騒いだが、判決は、夫婦の人品骨柄(じんぴんこつがら)まで鋭く斬り込んだうえで、主張のすべてが事実無根のデマだと認定。
 「100万件に1件」という悪辣な「訴権の濫用」として断罪した。
浜名 狂言夫婦の異常性は、裁判の判決も厳しく断罪している。
 たとえば役職を解任された逆恨みで、亭主が学会から金を脅し取ろうとした事実等を指摘して「激烈にして口汚い」「まさに恐喝まがいと評されてもやむを得ない」と断じている。
野村 事件の背後には、恐喝事件を起こした山崎正友や日顕の一派が暗躍していたこともハッキリしている。
浜名 この一件で騒いだ自民党も謝罪した。
中西 平成10年には、当時の橋本龍太郎首相が、池田先生と学会に2度、謝罪しています。
羽磨 有名だ。朝日新聞等にも出ていた。
村瀬 当時の加藤幹事長も2度、陳謝しました。
浜名 どれほど嫉妬に狂った謀略であったか。
野村 そして、どれほど池田先生と学会が偉大であったか。正義であったか。正邪が一段と明確になった事件だった。

(2005. 2.24. 聖教新聞)

 

<42>
出席者:浜名総北海道長、野村北海道長、中西北海道婦人部長、羽磨北海道青年部長、村瀬北海道女子部長、改革僧侶 小倉雄存住職

羽磨 小倉さんは、日顕の腹心だった河辺慈篤(平成14年死亡)の日正寺時代のことも、よくご存じですね。
小倉 はい。日正寺にいましたから。
 河辺も、前回に話が出た藤原広行(札幌・仏見寺)のことを、とにかく嫌っていました。藤原への罵倒、悪口も、さんざん聞かされましたよ。
野村 あの河辺からも。
小倉 河辺は、しょっちゅう「藤原は本当にバカだ。あんなバカは見たことがない」と吐き捨てるように言っていました。
浜名 いがみ合っていたと。
小倉 そうです。夜中に、藤原から日正寺の河辺に電話が入る。すると河辺は「君は何時に寝るのかね」とネチネチと嫌みを言っていた。もちろん、夜遊び狂いの藤原への皮肉です(笑い)。
 電話を切った後も、ずっと河辺は藤原のことを罵倒していました。
 とにかく藤原というのは人望がない。まあ、あるわけがありませんが(爆笑)。
 あれほど坊主からも信者からも誰からもバカにされたやつは、私も見たことがありません。

悪徳業者顔負け

野村 その藤原は藤原で、日顕の陰口、悪口を、さんざん言っていたとか。
小倉 はい。私の前でも、平然と日顕の悪口を言っていました。
村瀬 どう言っていたのですか?
小倉 たとえば、日顕が大威張りで「富士学林大学科」をつくった時。日顕を大バカ呼ばわりしていました。
 大学科なんて言ってるが、文部省も認定していない。正規の学校でも何でもない。今まで通り、一般の大学を出してから、宗門の勉強をさせればいいんだ。あんなもの、おかしい≠ニ、せせら笑っていましたよ。
浜名 藤原というやつは、うわべでは日顕にペコペコしても、腹の中ではバカにしきっている。私もよく知っているが、そういうやつだ。
羽磨 そういえば、大石寺に行っていた藤原の息子が還俗(げんぞく)した。これも日顕のせいだと逆恨みしているようだ。
小倉 それから藤原と言えば、やっぱり「金」です。供養を集めては、駐車場の工事をしたり、自分の座椅子を買ったり。「白米供養」だとか「バザー」だとか、ありとあらゆる手段、名目で、金、金、金。銭、銭、銭。
中西 一昨年に、仏見寺の檀徒が婦人部の対話で脱講しました。「藤原は悪徳金融業者顔負けだ」と、激怒していました。
野村 法華講も、藤原の正体に気づきはじめた。見極めはじめた。チャンスだ。

日顕は「疫病神」

中西 ところで北海道では「日顕が来た寺は落ちぶれる」と、よくいわれます。
野村 不思議だが本当だ。寺が目に見えて没落していく。
羽磨 たとえば、函館の正法寺だ。
浜名 この寺は一昨年、新装した。そして日顕が来たんだ。
野村 すると、その直後に坊主の佐藤泰法は、どこかの病院に入院した。何でもゴミを食べたとか何とか‥‥。
羽磨 お陰で女房も、ゲッソリしている。「せっかく新築した寺に住めなくなる」と大慌てじゃないのか。
浜名 本当に「疫病神」の日顕だな。
野村 平成4年9月に日顕が来た、札幌の日正寺でも、厳しい現証だ。当時、日正寺にいた河辺も死んだ。法華講の幹部だった男も厳罰を受けた。
羽磨 信心がおかしくなって学会をやめた男だ。日正寺の組織を使って、さんざん学会に弓を引いたやつだ。
野村 その男が、学会を中傷するビラをバラまいた直後に死んだよ。深夜までカラオケで浮かれ騒いで帰宅後、血を吹き出して横死(おうし)した。
浜名 まさに「現証」だ。

狙いは供養だけ

中西 日正寺といえば銭ゲバ寺院で有名だ。
 昨年も法華講員が死んだ際、葬儀を頼もうと思った故人の娘さんが日正寺に電話を入れたそうです。
羽磨 その娘さんは法華講員ではない。「父がやっているだけ」。それを伝えた。
浜名 すると坊主は「供養はない。あんたも信心やってない。葬儀なんかできるか」と怒鳴りちらしたんだ。
野村 結局、その法華講は身延で葬儀を出した(爆笑)。
中西 近所のタクシーの運転手さんも「あの寺は、とんでもない。目当ては供養だけだ」と怒っているほどです。
浜名 日正寺の今の坊主は宗門の財務部長をやっている長倉教明だ。陰険、陰湿! こいつも度外れた金狂いだ。
羽磨 長倉は、供養が少ない法華講員には鼻も引っかけない。「金」で人を判断する。「長倉は一人一人の信者に値札を付けている」。皆が言っている。
野村 だいたい長倉は大石寺にいたとき、何と言っていたか。
 戸田先生、池田先生のおかげで宗門は興隆した≠ネんて、しょっちゅう言っていた。
 恩知らずの外道坊主めが!
羽磨 こんな坊主ばかりだ。金さえ取れば、信心なんてどうでもいい。だから檀家も謗法まみれだ。

身延派日顕宗!?

小倉 こんな話を聞きました。
 学会員の方が、ある根檀家を訪問した。
 その家には、なんと身延の曼荼羅(まんだら)と、宗門の本尊が並んで置かれていたというんです。
村瀬 大謗法じゃありませんか!
小倉 学会員は「こんなことをしてはダメです。正しい本尊は一つなんです」と諭した。
 ところが根檀家は「こっちはプロの坊さんやってる親戚から、いいといわれたんだ。だから、こうしてるんだ」と言い放ったそうです。
野村 いや、法主の日顕自体が身延に劣等感をもっている。身延とも野合した。だから、宗門は上から下まで、いまだに「身延なめり」だ(大笑い)。
浜名 とにかく北海道は、広大だ。土地も広い。自然も豊か。人間も鷹揚(おうよう)で、大らかだ。だから、悪人につけ込まれ、騙され、利用されやすい。
 その宿命を打ち破って、前進してきたのが北海道の広布史だ。
野村 その通りだ。「小樽問答」「炭労(たんろう)事件」――邪悪の権威、権力に民衆が怒り、立ち上がり、勝ってきたのが北海道だ。
 栄光の学会創立75周年。我らは、断じて勝とう! 極悪に勝とう! 広布の拡大で勝とう! 人材の育成で勝とう!
 北海道の大前進が始まった。

(2005. 2.25. 聖教新聞)

 

<43>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木副会長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 学会は「伝統の2月」も破竹の前進だ。
青木 よく「ニッパチ(2月と8月は売り上げが伸びない)」「底冷えの2月」などと言われるが、学会は関係ない(笑い)。
 折伏・弘教、聖教新聞の啓蒙、法華講の救済、人材の育成等々、日本全国で拡大のドラマを広げている。
正木 先日の本部幹部会でも紹介されたが、関東では、昨年12月から今月までだけで2万1500人もの新入会の友が誕生した。
秋谷 今、あらゆる団体・組織が「拡大」のために知恵を絞っている。激烈に競争している。そのなかで学会は堂々たる前進。どれほど偉大な民衆の連帯か。

学園生の活躍

原田 そういえば先日の『ヨミウリウイークリー』(2月27日号)に、国会議員720人の出身高校が紹介されていた。
青木 あれは話題を呼んだね! 衆参の全議員の出身校のうち、創価高校出身者は「10人」。何と第3位だった。
弓谷 1位の慶応が17人。2位の麻布が11人。どちらも明治時代に創立された伝統校です。昭和以降に創立された高校では、創価がダントツです。
杉山 しかも参議院議員では、創価高校出身者が第1位です。
秋谷 本当に、すごいことだ。
弓谷 記事には「躍進目立つ『与党』の創価」という見出しが出ていた(笑い)。創価学園の写真も大きく紹介されていた。
正木 青年部長、男子部長も、女子部長も、学園出身だ。卒業生として、うれしいかぎりです。
青木 政界だけじゃない。創価学園の卒業生は財界、教育界等の第一線でも大活躍している。
原田 さらにまた同誌の次の号(3月6日号)では、国会議員の出身大学一覧が出ていた。
 ここでも創価大学出身者が「9人」で第11位だった。
弓谷 昭和以降に創立の大学では創価大学がトップです。
青木 創価大学は開学して34年。どれほど驚異的な発展か。
秋谷 「創価教育」は、牧口先生、戸田先生の宿願です。その両先生の御遺志のままに、教育に全魂をこめてこられた池田先生の先見、構想が、いかに偉大か。
 いよいよ創価教育の光が社会に輝きわたる時代に入った。

全部デタラメ

杉山 ところで『週刊実話』が事実無根のデマで学会を中傷した事件で公式謝罪した(3月10日号)。
弓谷 これは平成15年6月に起きた「横浜一家3人惨殺事件」をめぐってのデマ記事だ。
 あたかも被害者一家が熱心な学会員であり、それが事件の遠因であったかのように騒いだんだ。
杉山 バカバカしい。何の証拠も根拠もない。絵に描いたような捏造記事だったな!
原田 あまりにも事実無根で悪質なデマだったので、学会は発行元の日本ジャーナル出版と当時の発行人、編集人を、名誉毀損で訴えた。
弓谷 当たり前だ。デマは社会の害毒だ。放置しておくと、ウイルスみたいに感染していく。世を惑わし、人々を惑わす。見つけ次第に根を断つことだ。
杉山 だいたい、この被害者の一家は学会員ではない。学会と何の関係もない。当然、事件と学会も一切、関係がない。全部が全部、ウソで固めた「作り話」だった。
原田 裁判は今月14日、学会側の全面勝利の内容で和解が成立。
 『週刊実話』側が連帯して和解金50万円を学会側に支払うとともに、謝罪広告を掲載する和解勧告が東京地裁で定められた。
弓谷 今回の公式謝罪は、その勧告を受けてのものだ。「お詫び」と題して、発行人の名で、こう記されている。
 「被害者一家は会員ではなく、学会と事件とは何の関係もありませんでした。学会や関係者にご迷惑をおかけしたことについて、謹んでお詫び申し上げます」とハッキリ明記している。
青木 まったく迷惑千万だ! 被害者の遺族をはじめ、関係者が、どれだけ不快な思いをさせられたか。
杉山 なにしろ、ひどい記事だった。
 見開き2nにわたって「男を凶行に走らせた『宗教問題』と『暴力人生』」などと物々しいタイトルを並べていた。
正木 ふざけるな!
弓谷 ところが肝心の記事の中身はメチャクチャ。
 「創価学会関係者」を名乗る匿名の人間が突然、登場。そして近くに地区の本部長が住んでいる≠セの被害者は御本尊さんのいない学会員≠セの。
 デタラメなコメントを撒き散らしていた。
青木 「地区本部長」(笑い)。そんな役職は学会には、ない。
原田 「御本尊さんがいない」なんて言い方もしない(笑い)。少しでも学会を知っている人間だったら、こんな言葉は使わない。
正木 まったくだ。そんな「創価学会関係者」が、どこにいるんだ。
弓谷 いかにデタラメな記事か。使っている言葉一つとっても、一目瞭然だ。
秋谷 その結果、今回の謝罪となったわけだ。

人権後進国

弓谷 そもそも『週刊実話』は平成12年6月にも、学会の墓苑事業についてウソ八百を並べ立てた。その時も公式に謝罪・訂正した。
杉山 それだけじゃない。以前、公明党の代議士らが事実無根の中傷記事で名誉を毀損されたとして『週刊実話』を訴えた。
 この裁判でも『週刊実話』側が賠償金200万円と謝罪文を掲載する旨の和解が成立している(平成15年9月)。
青木 デマを流しては謝罪する。その繰り返しか(笑い)。
原田 それでなくても今、出版業界では雑誌が売れなくなっている。
 インチキな記事で読者を騙す手法も通じなくなってきた。
弓谷 人を騙す者は、必ず信用をなくす。また、いつまでも騙せない。当然のことだ。
 中国の周恩来総理も「嘘は、少数の人を騙したり、あるいは、多くの人を一時、騙すことはできる。しかし、すべての人を、ずっと騙し続けることは、絶対にできない」と喝破している通りだ。
原田 要するに日本は、まだまだデマに対する社会的制裁、法的制裁が甘い。だからなめているんだ。痛い目にあわないから分からない。今や、多くの識者が指摘している。
正木 その通りだ。名誉毀損の損害賠償額を欧米並みにするとか、謝罪広告を大きくするとか、マスコミのデマに対しては一段と厳しく対処すべきだ。
 いいかげんに「人権後進国」の汚名を返上する時だ。
秋谷 それにデマには必ず「火元」がある。「金儲け」と「妬み」の悪党が必ず陰にいる。「構図」がある。
青木 その通りだ。裏で糸を引く悪党も愚劣。それに乗せられる週刊誌は、もっと愚劣だ。
正木 社会のため、日本のため、人権のために、我々はデマを許さない。容赦しない。当然、訴えるべきは訴える。
 フランスの文豪ロマン・ロランが叫んだごとくウソは木っ端微塵に打ち砕け≠セ。

(2005. 2.26. 聖教新聞)

 

<44>
出席者:正木首都圏長、中島関東長、林関東副総合長、平川関東婦人部副総合長、小熊関東婦人部長、高木関東青年部長、後藤関東男子部長、改革僧侶 能勢宝道住職、青年僧侶 押田雄勤氏

中島 学会創立75周年――わが関東は、勢いが違う。弘教(ぐきょう)も、昨年12月から本年2月の関東総会までに、2万1000世帯を大きく超えた。
林  脱講も昨年から今月までで2000人を超えた。
正木 池田先生も、先日の関東総会で「関東は、すべての戦いに学会模範の『敢闘精神』で勝った」と称えてくださった。
 そして「関東は広宣流布の要の中の要の天地≠ナある」と呼びかけてくださった。
平川 勇気百倍です。とくに埼玉の第6総県(久喜県、春日部県)! 脱講でも弘教でも王者の前進でしたね。
後藤 何しろ正月の元日、2日の2日間だけで143世帯が入会。正月までの1ヵ月の間に、455世帯もの弘教を達成しました。
中島 なかでも日顕宗の埼玉大支院長、藤本信恭の寺――妙本寺がある宮代町。
 寺の地元の宮代本部は、わずか2ヵ月間で「ブロック1.5」の弘教を達成した。
小熊 それというのも、妙本寺には昨年12月、日顕が来たからです。それで第6総県は爆発したんです。
中島 その通りだ。
 「広宣流布の破壊を謀った天魔が来る! だったら、天魔が一番、嫌がることをしよう」(笑い)。「それは正義の拡大だ。弘教で正邪を決してみせる」。この決意で折伏に挑んだ。
小熊 青年部が先陣を切りました。「破竹の勢い」の大行進でしたね。
高木 そして、日顕が妙本寺に来た12月23日当日。埼玉第6総県は仏法セミナーを3会場で開催し、合計、この1日だけで132人もの人が学会に入会した。
正木 すごいことだ。
後藤 かたや妙本寺に来たのは、日顕以下、ドス黒い人相の坊主ども(笑い)。
能勢 その時の日顕の説法も「ワシは幽霊を見た人を知っている」だの「人相には過去世(かこせ)が表れる」だの、蓮祖の仏法とは何の関係もないオカルト話ばかり。
押田 しまいには「あんまり長く話しても、つまらないだろうから、そろそろ終わった方がいいかな」なんて自分から言いだした(笑い)。
林  同じ一日でも、学会は弘教で喜びが満開。日顕宗は、陰々滅々。まさに勝負あった!

破折精神で発展

高木 法華講員も続々と脱講している。
 妙本寺の地元の久喜県。わずか2ヵ月で74人も脱講した。
中島 日顕よ、お前のせいだよ。お前なんかが来るから、こんなに脱講者が出たんだ(笑い)。
正木 破折は仏法の定理だ。悪を攻めた分だけ広宣流布は進む。
林  茨木でも、邪悪を攻め抜いたところは発展している。
 三和友光圏の伏木地区。ここには慈法寺(田島寛応)という寺がある。
中島 「日顕を許すな」「恩知らずの田島を許すな」と、祈りに祈って戦ってきた地域だ。
林  ここでは今日まで一人の退転者もいない。聖教啓蒙でも常に模範。
 毎年2月の農閑期には、70人を超える友人を迎えて「地域友好大会」を成功させている。
正木 「強敵(ごうてき)を伏(ふく)して始(はじめ)て力士(りきし)をしる」。「悪(あく)を滅(めっ)するを功(く)と云(い)い善を生ずるを徳と云う」。日蓮大聖人の御聖訓は正しい。すごい。悪と戦いきった地域は、どこも栄えている。功徳を受けている。

青年の熱意の源

後藤 話は変わります。1月25日付の「埼玉新聞」に、池田先生の特別寄稿「隣人も 地球もわがファミリー」が掲載されました。たいへんな反響ですね。
小熊 「埼玉新聞」には、今回で4回目の新年の寄稿です。楽しみにされる方が年々、増えています。
中島 今回は「地域社会と助け合い」をテーマにした随想でした。特に地域活動に熱心な方や教育関係者から反響が大きかった。
 自治会の有力者が「今後、池田名誉会長の言葉を、私自身はもちろん、自治会活動の未来への指針として、大いに勇気と自信をもって取り組んでいきたい」と喜んでおられた。
平川 自治会役員の女性も語っていました。
 「読み進むうちに、名誉会長の指導のもと、地域活動に取り組む青年たちの笑顔が浮かんできた。彼らの熱意の源は、ここにあるのだと実感した。信念をもって生きる人生がうらやましくさえ思えた」と深く共感していました。
林  「名誉会長の言葉は『実践哲学』に裏付けられている。重みや深さが全く違う」「池田先生の常に若々しくエネルギッシュな心、気迫の前進が伝わってくる」。私も、そういう感想を聞いた。

真実の言論の力

小熊 埼玉の上尾太陽圏でも、ドラマがありました。
 婦人部の白ゆり長さんたちの勧めで、壮年が先月、入会しました。聖教新聞を長年、愛読していた人です。また、自治会長(地域の区長)をされていた。
 そこで、学会に入会した喜びを、自治会の役員と、もう一人の友人に語りに行ったというんです。
高木 二人とも聖教新聞の愛読者だったそうですね。
小熊 そうなんです。地元メンバーが会いに行くと、ちょうど二人は「埼玉新聞」の特別寄稿を読み終えたところでした。
 そして二人のほうから「池田先生の素晴らしい随想を読み、感動した。ぜひ、学会に入りたい。皆さんとともに頑張りたい」と決意。その後、二人そろって入会したのです。
林  やはり新聞の力は大きい。真実の言葉、善の言葉の力は大きい。
後藤 だから日顕も、聖教新聞を妬むんだ。憎むんだ(笑い)。
高木 日顕は、坊主や法華講に聖教新聞を読むな≠ニ喚(わめ)き散らしている。しかし、いちばん気にしているのは自分だ。この座談会も、いちばん熟読しているよ(笑い)。
正木 あいつは見栄っ張りの臆病者だから、何が書いてあるのか気になって仕方がない(大笑い)。
押田 いや、日顕宗の坊主たちも、コッソリ読んでいる。聖教新聞を取っている寺だってある。
能勢 取っていなくても、コピーしたりして手に入れて呼んでいる(大笑い)。
後藤 その日顕だが、最近、全く姿を見せない。もう1ヵ月も消息不明だ。
 「丑寅之(うしとらの)勤行怠慢(たいまん)なく」とあるのに、あいつはサボりっぱなしだ。宗内でも噂が出ている。いろいろな動きもあるようだ。
林  事態は、いよいよ深刻になってきたな。

(2005. 2.28. 聖教新聞)

 

<45>
出席者:正木首都圏議長、中島関東長、林 関東副総合長、平川 関東婦人部副総合長、小熊 関東婦人部長、高木 関東青年部長、後藤 関東男子部長、改革僧侶 能勢宝道住職、青年僧侶 押田雄勤氏

後藤 日顕宗は関東でも総崩れだ。
中島 最近は法華講の幹部までもが、次々と脱講している。
 千葉県・佐原圏では、昨年に、寺の元講頭、元副講頭が、そろって脱講した。
平川 元講頭には、石井敏枝県副婦人部長が、7年越しで対話してきました。
 はじめは硬い態度だった元講頭も、次第に心を開いていった。
 そして昨年10月、初めて創価新報を手に取って読んだのです。
林  ビックリしただろうね。日顕宗の実態を知って。
平川 元講頭は、そこで正本堂破壊の特集記事を食い入るように見た。「これはひどい。許せない」と涙を流して激怒。「もう一度、信心をやり直したい」と脱講届を書いたのです。
小熊 元副講頭も昨年9月、婦人部の福田カツ県副婦人部長の粘りで、脱講しました。
 脱講後は「寺に残っている法華講員を放ってはいられない」と決意。先月、かつての仲間だった法華講員の夫婦を坊主の魔の手から救いました。
押田 婦人部の皆さんならではの戦いです。本当に、すごいですね。
 相手を思う慈愛。祈り。真実を語り抜く勇気。
 まさしく「如説修行(にょせつしゅぎょう)」の菩薩の方々です。

宗門は間違いだ

平川 千葉県の真光寺(千葉県若葉区、新井契道)でも、寺の元婦人部幹部の法華講員が昨年11月、脱講しました。
 この婦人は、聖教新聞を20年間も購読し、地元の学会員と接してきた。
 そして「学会は、どんどん素晴らしく発展している。池田先生は偉大だ。学会が言う通り、宗門は間違っている」とハッキリと見極めて、決別。
小熊 その場にいた、ほかの法華講員の婦人部も「その通りだ」とうなづき、一緒に脱講したんです。
林  20年間、学会と宗門を見比べてきた人の結論だ。正邪は一目瞭然じゃないか。
正木 日蓮大聖人は「各(おのおの)にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定(さだ)めて子細(しさい)いできぬとおぼふるなり」と仰せであられる。
 勇敢に攻め抜くことだ。悪の正体を知らせていくことだ。みな、まだまだ正体を知らない。

晴れ晴れと脱講

後藤 この真光寺では以前、寺の根檀家が一挙に25世帯も脱講し、他宗の寺に移るという事件があった。
 「寺に行くと、強引に供養を取られる。登山にも無理やり行かされる」
 「日顕が正本堂を破壊したのは許せない」
 「他宗の寺のほうが、よっぽどマシだ」――そう話し合って、日顕宗を捨てたんだ(笑い)。
正木 もし日顕宗が正しいというのだったら、こんな事件は起きないはずだ。起こるわけがない。この一事をとっても、日顕は間違っている。その証拠だ。
押田 それにしても、法華講を脱講した方たちは、みな晴れやかだ。
 日顕宗と決別して、私は変わった≠ニ、生き生きとされていますね。
平川 確かに別人みたい(笑い)。皆さん「脱講した後」と「脱講する前」では全く違います。
高木 群馬県桐生市の無量寺(舟橋泰妙)で、法華講の男子部長だった青年が、3年前に脱講した。
 彼は、寺にいた当時「何のために活動をするのか」を誰からも教えてもらえなかった。活動すればするほど、落ち込んでいった。
 そして「寺の坊主の傲慢で冷たい態度と、学会員の誠実な振る舞いは、まったく天地雲泥だ」と日顕宗と決別したのです。
後藤 その後、彼は学会に入会し、昨年には、牙城会大学校に入校。元気に学会活動に励んでいる。仕事でも実証を勝ち取っています。

寺は蟻地獄

小熊 3年前に、栃木県で脱講した婦人も、その後、学会に入会して元気いっぱいです。
平川 この人は30年前、お母さんが亡くなった時、近所の法華講員の紹介で蓮行寺(下都賀郡)に墓を買った。それから寺との付き合いが始まったんです。
小熊 ところがビックリ。寺には、信心のカケラもない。あるのは、供養だの、寄付だの、修理費だの、金の要求ばかり。「金を出すだけの付き合い」だった。
後藤 坊主は墓でがんじがらめにしてきますからね。蟻地獄だ。
小熊 ある時、その人が供養を断ると「月賦でもいいから払え」と言ってきた。「どうして、こんなに金がかかるのか」と不信が募るばかりだったそうです。
高木 「供養を月賦で払え」か! サラリーマンローンの取り立てか何かじゃあるまいし、そんな宗教、どこにあるんだ。
小熊 やがて婦人は学会と出あい、日顕宗の実態を知って脱講。その後、学会員の明るさ、温かさに感動し、入会しました。
 婦人は「学会活動が楽しくてしかたがない。入会して本当に良かった」と大喜び。早速、友人に喜びを語り、弘教を実らせました(拍手)。
 今も折伏に挑戦中です。
能勢 私は平成12年12月から、会館寺院で住職をさせていただいています。
 ここでは、毎月最終土曜日に「希望勤行会」を行っています。日顕宗の寺から脱講した人などが大勢集まって、一緒に勤行・唱題し、御書講義をやる。学会の幹部も指導する。
 全部で1時間もかからない会合ですが、皆さん、喜んで集ってこられます。
小熊 とても好評ですね。何しろ日顕宗の寺と違って、供養を強制されない(笑い)。
後藤 「これだったら、安心して脱講できる」という人もいる。とにかく皆、日顕宗坊主の悪辣さは嫌というほど感じていますから。

(2005. 3. 1. 聖教新聞)

 

<46>
出席者:正木首都圏議長、中島関東長、林 関東副総合長、平川 関東婦人部副総合長、小熊 関東婦人部長、高木 関東青年部長、後藤 関東男子部長、改革僧侶 能勢宝道住職、青年僧侶 押田雄勤氏

脱講の理由

林  法華講員が脱講する理由は、さまざまだ。そのなかでも、いちばん多いのは、日顕の悪行三昧、遊興三昧だ。呆れた実態を知って脱講するケースが最も多い。
高木 千葉県に住む壮年も、その一人だ。「正本堂には、法華講の私たちも供養したんだ。それを日顕は壊した。絶対に許せない」と憤慨。
後藤 さらに日顕の「禅寺墓」「芸者遊び写真」「豪邸買い漁り」など、数々の腐敗堕落の実態を知って、1月に脱講した。
林  茨城県でも1月、法華講の壮年が「ニセ法主の書いた御本尊なんか拝めない」と吐き捨てて、脱講した。
中島 その人は、宗門が一方的に学会を切ってきたこと。戦時中に宗門が軍部権力に屈し、牧口先生、戸田先生を投獄させた事実。さらにまた、日顕の相承詐称疑惑や身延との野合の実態を知って、深く納得。キッパリと日顕宗を捨てたんだ。
正木 事実は強い。風説や風聞、作り話なら何とでも言えるが、事実は消せない。
高木 文豪・魯迅も墨で書かれた邪悪な虚言は、血で書かれた事実を隠すことはできない≠ニ喝破している。破折とは、事実を鋭く、相手に突きつけることだ。
後藤 中国の人民作家・巴金(ばきん)氏も、毅然と言った。真理は、常に悪に勝つ。このことを信じて、私は戦い抜いた≠ニ。事実より強いものはない。
小熊 群馬県でも法華講員が創価新報で、大石寺の遺骨大量不法投棄事件を知った。それで昨年、3家族10人、一家一族を挙げて脱講しました。

寺の前の壁新聞

中島 千葉市の清涼寺(坊主は野村慈尊)も脱講が多い寺だ。
平川 地元では、これまで150人以上の法華講員が脱講しました。
小熊 清涼寺の近所には婦人部の松下多喜子さん(花見川創価区、副本部長)が住んでいて、仏具店を営んでいます。
 松下さんは、店のガラス窓とカベを掲示板のようにして、創価新報や聖教新聞の宗門破折の記事を「畳大に拡大コピーして」張り出しているんです。
平川 宗門事件から14年間、ずっと張り出してきたそうです。花見川版壁新聞≠ナすね。
小熊 ええ、寺のすぐ前だから、寺に出入りする法華講員の目にはイヤでも入る。立ちどまって記事を読む人や、メモをとる人までいる。
正木 法華講員には真実は何も知らされていない。法主の日顕が「聖教新聞を読むな」と宗内に徹底させているほどだ。
平川 実際に、寺に来るたびに掲示板を見ていた壮年が松下さんのところに来て「寺の実態は掲示板にある通りだ。宗門は間違っている」と脱講しました。
小熊 結局、これまで松下さんの対話で脱講した人は22人にもなります。
正木 野村のやつ、さぞ掲示板が憎くて仕方がないだろうな(笑い)。
小熊 法華講員に「聖教新聞を読むと地獄に堕ちる」(大笑い)。「目が見えなくなる」(爆笑)なんて言ってるようです。
中島 地獄行きはお前だろ(爆笑)。
平川 よっぽどシャクにさわっているんでしょう。野村本人が乗り込んできたこともあった。一昨年9月に松下さんの体験が聖教新聞の「声」の欄に出た。その後しばらくしてから野村が店に乗り込んできて「あんたはひどい人だ。新聞にウソばかり書いて!」と怒鳴り散らした(笑い)。
小熊 松下さんが冷静に「じゃあ、どこの部分がウソなんですか。言ってください」。すると野村は顔を真っ赤にして「全部ウソだ!」と何度も何度も喚いていた(笑い)。
中島 喚くばかりで、具体的に何も言えない。つまり、全て真実と認めたも同然だ(笑い)。

檀徒を追い回す

高木 野村の寺から脱講した人の話だと、とにかく「日顕宗は金がかかる」。先日、脱講した人は、法華講幹部が執拗に「登山に行こう」「講費を払え」というので恐ろしくなった。それで法華講にはもちろん、近所の人にも何も言わずにコッソリ引っ越した。
正木 分かる。宗門は今、どんどん檀徒がいなくなる一方だから、しつこく追い回すんだ。
小熊 こんな人もいました。いつも清涼寺に通っていた法華講員が亡くなった。
 ところが故人の遺志も、遺族も「金がかかるので、葬儀に坊主は呼びたくない。家族葬で」という意向だった。
 それで坊主を呼ばずに家族葬を行い、家族以外では、学会の壮年部員が一人だけ招かれたというんです。
林  生きている間、ずっと、寺から「金、金、金」と言われてきたんだな。
高木 だいたい野村慈尊といえば、宗門きっての大ウソつきの札付き坊主だ。
 大石寺(代表役員=日顕)が最高裁で断罪された遺骨の大量不法投棄事件。この悪辣な事件にも深く絡んでいた坊主だ。
押田 その通りだ。大石寺では、遺族から預かった遺骨を、遺族に無断で、大石寺の空き地にゴミ同然に捨てていた。
高木 これを知った遺族4人が損害賠償を求めて大石寺を提訴。裁判の結果、一昨年12月、大石寺に合計200万円の賠償金の支払いを命じる判決が最高裁で確定した。
能勢 この事件で大ウソをデッチ上げたのが野村だった。
 法廷で野村は遺骨を埋めた場所は「聖地ともいうべき霊域」だ∞日達法主の指示で埋めた。埋めた後には、日達法主が自ら読経唱題して法要をやった%凵Xと、さんざん大ウソを並べたてた。
押田 しかも野村は、遺骨を埋めた後の法要は「意義のある極めて重要な儀式」「歴史に残る出来事」「全僧侶・全信徒の関心の的となる事柄」だった、などと言っていた。
後藤 ところが、この「法要」は全くのデッチ上げだった。
 重要な儀式と言っていながら、宗内の人間は誰も見たことがない。宗門の機関誌にも1行すらも出ていない。幽霊のごとき、根も葉もないデマだった。
平川 すべては裁判所が明確に断罪しましたね。
押田 その通りです。
 判決文では「遺族の全く知らない間に、境内の誰でも立ち入れる一画に穴を掘って袋に入った大量の遺骨を埋めて土をかぶせ、その上に数本の杉を植えたというにすぎない」と一刀両断に認定した。
能勢 そして「法要等の慰霊の措置は何らとられていないし、遺骨が埋葬された場所にふさわしい施設も全く設置されていない。要するに、遺骨を境内の一画に投棄したと評価されてもやむをえないものである」と厳しく断じている。
後藤 結局、野村はウソで大墓穴を掘った(笑い)。
小熊 それにしても預かった遺骨をゴミ袋や使い古しの米袋に詰めてゴミ同然に捨てる。血の通った人間だったら、想像もできないわね。

野村の暴言

高木 実は、そのことについて野村が法華講に言い放っていた。
 「米というのは命を継ぐ大切なもの。そのお米を入れる袋に遺骨を詰めたのだから、粗末にしたことにはならない」なんて開き直っていた。
中島 ふざけるな! だったら、お前も、お前の家族も、死んだら使い古しの米袋に骨を詰めろ!
 悪事を働いただけじゃない。謝りもせず、反省もせず、しゃあしゃあと開き直る。信者に長年、ウソをついてきたくせに、また信者をペテンにかける。
 この下郎! 絶対に許さない。許すものか!

(2005. 3. 2. 聖教新聞)

 

<47>
出席者:正木首都圏議長、中島関東長、林 関東副総合長、平川 関東婦人部副総合長、小熊 関東婦人部長、高木 関東青年部長、後藤 関東男子部長

小熊 ところで関東でも、大ベストセラーの『香峯子抄(かねこしょう)』が大反響です。続々と感動の声が上がっていますね。
平川 自分が経営するエステのお店に『香峯子抄』を置いているメンバーもいます。
 本を読んだ、お客さんから「こんな素晴らしい人に会ってみたい」と言われ、本部幹部会の衛星中継に一緒に参加したそうです。
小熊 長年、駅の売店で働いている、ある婦人。仕事柄、いい加減な週刊誌のデマを見る機会が多かった。
 ところが『香峯子抄』を読んで、認識が一変。「学会の真実にふれて、全てデタラメだと、よく分かりました」と、きっぱりです。
中島 ウソはウソだ。どう言い繕っても、結局、中身がない。空洞だ。
 「いつ」「どこで」「誰がいたのか」「誰が見たのか」を突きつけられると、一瞬で崩れ去る。
高木 その通りです。全部、裁判でも徹底的に断罪されている。
平川 特に女性は直感が鋭い。先生と奥様の写真を見ただけでも「百聞は一見にしかず」。
 週刊誌のデマ記事が、いかにウソ八百か。たちまち見破ります。
小熊 1月、婦人部の「平和の文化フォーラム」に参加した来賓が、しみじみと語っていました。
 「役員の方々の真心の対応に感動しました。大きな組織なのに、一人一人にまで、池田先生の誠実な心が行き届いている。心から感心しました。学会は素晴らしいですね」と感嘆されていました。

俺は儲けたい

中島 一方、関東でも総崩れの日顕宗。
 前にも話したが、野村慈尊の寺(千葉市、清涼寺)の地元では、これまでに150人以上が脱講した。
高木 群馬・桐生市の無量寺(舟橋泰妙)でも、脱講が止まらない。法華講の青年部幹部まで脱講した。
後藤 それに、栃木の大石義忠(宇都宮市、誠諦寺)! 関東でも屈指の極悪坊主だ。
林  大石といえば、塔婆でも荒稼ぎする。墓でも暴利を貪る。
 こんな話もある。大石は前にいた寺で、墓地を作って、やたらと高い値段で売りつけた。
 学会幹部が「もう少し安くしたほうがいい」とたしなめたが、大石は「オレは儲けたいんだ」と言い張って、聞き入れなかったというんだ。
中島 これが、あいつの正体だ。檀徒も皆、大石の守銭奴ぶりに激怒している。
後藤 茨木にいる、木村真悟(土浦市、本妙寺)も「商売坊主」で有名だ。
高木 木村の寺では今、寺の跡目を巡って、生臭い暗闘が始まっているようだ。これについては、次回、詳しく話そう。
中島 御聖訓に「第六天の魔王・十軍(じゅうぐん)のいくさを・をこして・法華経の行者と生死海(しょうじかい)の海中にして同居穢土(どうこえど)を・とられじ・うばはんと・あらそう」とある。
 広宣流布は、永遠に仏と魔との戦いだ。ゆえに強敵(ごうてき)を倒した地域は発展する。
正木 その通りだ。戸田先生も三類の強敵に向かって、我々が敢然と戦うとき、広宣流布は成し遂げられる≠ニ指導されている。
 関東の同志も、この方程式通り、見事に勝った。

供養の貰い逃げ

高木 ところで埼玉の能安寺(所沢市)の水島公正。こいつも札付きの極悪坊主だ。
林  悪辣なデマ事件を起こし、裁判で断罪された「デマ坊主」だ。
後藤 その通りです。水島は平成11年8月、230人もの檀徒を前に「シアトル事件」を告発したクロウ夫人が病気で亡くなったことについて、こんな大ウソをついた。
 「学会の方で消しちゃったんですね。殺しちゃったわけです」「何人だって殺すのが創価学会です」などと言い放った。
小熊 よくもまあ、こんなあくどいウソがつけたものね。いかに宗門が狂い果てているか。水島が何よりの実例よ。
高木 このデマ発言で水島は、平成14年8月、さいたま地裁川越支部から断罪された。賠償命令が厳しく下った。
林  日顕本人も裁判所認定の「デマ法主」。水島も「デマ坊主」。二人とも名誉毀損で断罪だ。
後藤 水島という坊主が、いかに悪党か。法華講員だった婦人も、明確に証言している。
 「夫の3回忌法要を寺でやることになった。ところが当日、寺に行ってみると、水島も所化も、いない。2時間も待ったが、誰も戻って来なかった」というんだ。
平川 法要まで、ほったらかす。いい加減な男。だから、いい加減なデマを並べて、裁判で断罪されるのよ(大笑い)。
後藤 法要に遠方から駆けつけた親戚も「いったい何だ、この寺は、どうなってんだ!」と怒って帰ってしまった。
 水島に「前払い」で払った供養も、とうとう返ってこずじまいだったそうだ。
林  「法要のすっぽかし」どころか「供養のもらい逃げ」か!
後藤 この婦人は、ほとほと水島に嫌気が差して脱講した。
高木 何しろ何百人もの信者の前で、ぬけぬけと大ウソをついて断罪されるやつだ。
 寺の法華講の幹部も次々と不祥事を起こしている。水島を筆頭に「無法者の巣窟」だ。
後藤 先月10日にも、元講頭の後呂(うしろ)某なる男が最高裁から断罪されたばかりじゃないか。
高木 この男は、ほかの檀徒と結託して、公明党や創価学会を中傷するデマを、ビラやインターネットを使って騒ぎ立てた。
 このデマ事件で最高裁は1審、2審の判決を支持し、この元講頭らに100万円の賠償命令を下した。
後藤 坊主の水島もデマで断罪。元講頭もデマで断罪。
中島 日顕宗は今年を「僧俗前進の年」なんて言っているが、断罪地獄へ「僧俗前進」だ(大笑い)。

寺で女房が商売

正木 今の日顕宗は、とにかく「金」だ。どうやって信者から金を搾り取るか。坊主の頭の中は、それしかない。
高木 埼玉県春日部市の正興寺。あそこも悪辣な寺だ。
林  坊主は、あの強欲の木村札道! 女房も金儲け一筋で有名だ。
後藤 化粧品、健康食品販売等の会社を経営しているという話だな。
平川 脱講した女性たちに聞くと、寺に行くと女房が声をかけてくる。
 そして「あなた肌が荒れてるわね。これ使うといいわよ」と、化粧品や健康食品をすすめるんですって。
後藤 そうやって健康食品を法外な値段で信徒に売りつけようとしていたことも発覚している。
平川 そうやって買わされるのが嫌で脱講した女性が、たくさんいます。
 寺の法華講の幹部ですらあの女房はダメだ≠ニ言っている。
中島 ともかく関東でも、日顕宗の坊主、寺の極悪の実態が、いよいよハッキリしてきた。総攻撃だ。

(2005. 3. 3. 聖教新聞)

 

<48>
出席者:正木首都圏議長、中島関東長、林 関東副総合長、平川 関東婦人部副総合長、小熊 関東婦人部長、高木 関東青年部長、後藤 関東男子部長、青年僧侶 押田雄勤氏

平川 関東の極悪坊主といえば、埼玉県秩父郡の法生寺(高木法賢)。あそこも「高木商事」(笑い)って呼ばれるほどの、金儲けの権化(ごんげ)ですね。
後藤 高木の寺は墓苑を持っている。墓苑の指定業者が、実は高木の一族が経営する会社だ。
中島 有名だ。墓石や仏壇の販売は当然として、寿司店にまで手を広げているという話じゃないか。
後藤 しかも、その会社の社長が高木の実兄。6人の取締役も全員、高木の血縁者。監査役も高木の女房ときてる(笑い)。
正木 一族経営で丸儲けか。
中島 高木の寺の商売の大元は墓だ。墓をもっている信者が元手≠セ。

寺は冷たい

押田 高木法賢や、前回、話が出た木村札道の寺(埼玉県春日部市、正興寺)は儲けているようだが、最近の末寺の経済状況は、ひどい。
 知り合いからも悲鳴ばかりだ。
平川 檀徒も悲惨です。どんどん高齢化している。年金生活になっている。それなのに寺に行くたびに「供養」。
小熊 年金生活の法華講員は、供養を出せない。すると坊主は露骨に冷たくなる。
 当然、講員は寺から足が遠のく。寺からの連絡も、だんだん来なくなる。
平川 こんな話もあります。婦人の講員が寺の会合に行った。参加者は、黒い服で来るように徹底されていました。しかし、事前に連絡がなかった彼女一人、ピンクの服。あんまり恥ずかしかったので、すぐに帰ってきてしまったというのよ。
高木 「寺に来い」ということしか知らされなかった。
平川 そうなのよ。坊主の冷たさが、そういうところに出てくる。
小熊 この婦人も結局、脱講しました。

新・供養システム

正木 とにかく日顕の独裁で困窮する末寺が増えている。ところが宗門は、この4月から信者からの供養を直接、振り込ませるという集金方法に変えた。
 それまでは末寺を経由して宗門に供養を上納させていた。それが信徒から宗門に直接、行くことになった。
中島 末寺は、どうだっていい。勝手にやれ。まず自分。自分のところにさえ金が入ってくればいい。信者にも冷酷。坊主にも冷酷。それが日顕だ。
 よほどの暗い過去でもなければ、ここまで人間、冷酷にはなれない。この残虐性は、生まれつきのものだ。
高木 おおまかに言えば、これまでは信者からの供養のうち3分の1が宗門、3分の2が末寺に入ってきていた。それが新しいシステムのせいで逆転する。末寺には3分の1ぐらいしか入ってこなくなる。
林  日顕というのは、本当に疑い深い。自分の一族しか考えない。それで末寺の坊主が金を持てないシステムにしたんだ。そういうことばかり考えるやつなんだ。
押田 当然「貧(ひん)すれば鈍(どん)する」。末寺も、金が入ってこなくなると、どんどん問題が出てくる。
 夫婦の仲も悪くなる。家庭内暴力。子供が非行に走ったり。出家した息子が還俗(げんぞく)したり。寺も崩壊、家族も崩壊だ。
中島 出家のくせに家のことで行き詰まる(笑い)。

檀徒の奪い合い

高木 宗内からの情報だと、ほとんどの末寺は今や、寺を維持するだけでも苦しい。
後藤 年金さえ払えない坊主だっている。
押田 末寺には、もう後がない。収入を増やすためには法華講を増やす以外にない。
 だから今、信者の前では「優しく」「親切にする」というポーズをとって、引きつけようとしている。
林  日顕も信者が来たらお茶の一杯くらい出せ≠ネんて言っているようだ。
中島 要するに客寄せ≠セな。芝居だ。
 経典に「袈裟(けさ)を服(ふく)すと雖(いえど)も猶(なお)猟師(りょうし)の細(ほそ)めに視(み)て徐(しずか)に行くが如(ごと)く猫の鼠を伺(うかが)ふが如(ごと)し」。その通りじゃないか。
押田 それでも法華講は増えない。増えないどころか減る一方。
 実は、引っ越したから近くの寺に移籍したいという法華講員も結構いるんですよ。
林  しかし、もともと所属していた寺は、檀徒が目減りするのが嫌で、移籍させない。つまり末寺の坊主の間で、醜い「檀徒の奪い合い」が起きている。
高木 そのほかにも先輩の坊主が、後輩の坊主から檀徒を奪ったり‥‥まさに畜生、修羅の世界だ。

末寺も跡目争い

正木 とくに関東には、いわゆる「早瀬派」と言われる坊主も多い。日顕の跡目を狙っている早瀬日如(東京・池袋、法道院)の派閥、手下だ。
 これが「日顕派」の坊主と水面下で、いがみ合っているという話を聞くが。
林  その通り。
 たとえば茨城県の本妙寺(土浦市)に木村真悟という坊主がいる。こいつは早瀬派だ。ここでも日顕派との暗闘が始まっているという噂だ。
後藤 というのも、日顕は、この寺の副住職に中村拝道という自分の息のかかった坊主を入れている。次の住職にしようとしている。
高木 ところが、本妙寺には、木村の息子(雄応)が在勤坊主として寺に戻ってきている。木村の本心としては当然、息子に寺を譲りたい。
正木 要するに住職の後釜をめぐる派閥争いだ。
林  また、この木村の弟に、前回、話が出た木村礼道(埼玉・正興寺)がいる。こっちは埼玉の大寺院だ。
 日顕にしてみれば、このへんにも自分の直弟子を入れておきたい。今ごろ、礼道の落ち度がないかどうか目を皿のようにして調べているんじゃないか――そういう話があったな。
高木 それに埼玉・川越市の本種寺。ここの坊主の佐藤公妙も、日顕とは距離を置いている坊主だ。
後藤 こいつは何もしないことで有名な坊主だ(笑い)。とにかく昼もいない。夜もいない。ただの「ゴルフ狂い」のグータラ坊主だ。
高木 この佐藤は鶴ヶ島市に啓信寺という寺を建てた。そこには宮野審道という早瀬の子分が入った。
正木 早瀬派は着々と派閥を広げようと手を打っている。手に取るように分かる話だな。
中島 かたや日顕にオベッカを使う坊主もいる。
 たとえば千葉・清涼寺の野村慈尊。あいつは八千代市に寺を建てた。
 てっきり、あいつの娘婿の小川正豪(理境坊・小川只道の息子)を入れるのかと思っていたが、なんと日顕の孫娘の婿である鈴木信福を入れた。しかも自分の寺の法華講まで「株分け」して、だ。
正木 我々には何の関係もないが、まさに日顕派と早瀬派の権力抗争だな。まったく醜い。
中島 社会的には、日顕は最高裁で2度も断罪。宗門の7回断罪。
 内部でもドロドロとした醜悪な派閥争い。腐敗しきっている。
正木 あんな腹黒い坊主たちと一緒だったら、大切な学会の組織まで巻き込まれてしまうところだった。危なかった。

総攻撃の好機!

林  いよいよ3月。法華講の登山やら法要やらがある3月は、日顕宗にしてみれば「稼ぎ時」だ。
中島 いざ攻撃のチャンスだ。徹底して追撃だ! 責め抜こう! 日顕宗は、あと一歩のところまできている。
 われら関東の「敢闘精神」で、日顕宗打倒の決定打を放とうじゃないか。

(2005. 3. 4. 聖教新聞)

 

<49>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、杉山青年部長、弓谷男子部長

葬儀でトラブル

青木 最近、葬儀をめぐるトラブルが急増している。社会問題になっているという話だな。
弓谷 テレビのニュースでもやっていた。この1年間だけで130件以上ものトラブルが起きているようだ。
杉山 とくに多いのが、葬儀代をめぐるトラブルだ。
 最近は「一式いくら」など、パッケージで契約を結ぶ葬儀が多い。ところが、これが危ない。あとから香典返しや飲食料などが追加されてくる。
 それで「最初の話と違うじゃないか」と揉めるケースが増えている。
原田 なかには突然、葬儀代で600万円も取られた人もいる。
青木 大金じゃないか。
 学会は友人葬だ。そうしたトラブルは、まず聞かないが、一般の社会では、あくどいケースが増えている。
弓谷 その被害者は、親族が病気で亡くなった。ところが遺体を病院から自宅まで運ぶだけで、何と40万円も取られたというんだ。
杉山 しかも葬儀業者が私じゃないと病院から運び出せない決まりになっている≠ネどと言い放って、無理矢理、遺体を車に乗せていったというんだ。
原田 まるでハイエナじゃないか。
秋谷 親族を亡くした直後というのは、気持ちの整理もつかないし、適切な判断もできないものだ。
 そういう状況下で、遺族は短時間のうちに、葬儀契約を結ぶことになる。
青木 そこに悪質な業者が付け込む。法外な値段を吹っかけてくるわけだ。
原田 何も分からない遺族は、先方の言い分、言い値を丸飲みするしかない。ペテンみたいなものだ。
弓谷 ニュース報道でも、悪質な業者が我々は遺体を「札束だと思え」と徹底されている≠ネんて、抜け抜けと言っていた。
青木 「人の死を食い物にする」とは、まさに、このことだ。インチキじゃないか。徹底的に取り締まるべきだ。
杉山 だから公正取引委員会も、本格的に葬儀業の実態調査に乗り出した。新聞でも報道されていた。
原田 当然だな。悪質なケースは、どんどん摘発すべきだ。

「戒名」は迷信

弓谷 それにまた一般に葬式にかかる費用のうち「戒名」とお経代≠フ平均は約50万円といわれている。
青木 戒名なんか、故人の成仏と何の関係もない。日蓮大聖人にも、釈尊にも、戒名なんかないよ。
原田 その通りだ。だったら50万円払えば、成仏できるのか。バカバカしい(大笑い)。
秋谷 戸田先生も「僕は戒名というものは、いらんという主義です」「君らと霊鷲山(りょうじゅせん)で会ったときに、戒名でいわれても『そんな名前、聞いたことがない』となっちゃう」とハッキリ仰っていた。
杉山 実に明快ですね!
原田 実際、葬儀に戒名なんかいらない、という人が増えているな。
青木 当然のことだ。戒名も祭壇も塔婆も全部、後世に坊主が金儲けでこしらえた「道具」だ。そんな下らない「迷信」に騙されて大金を払うなんて、愚の骨頂だ。ドブに金を捨てる以上にバカバカしい!
弓谷 まったくだ。だいたい日顕宗を見れば一目瞭然じゃないか。
原田 戒名代、塔婆代、坊主の供養、車代。葬儀と聞けば、目の色を変えてスッ飛んでくる(笑い)。
青木 こうした社会にあって、学会の進める友人葬は、時代の最先端だ。一段と、この流れを強め、広めていかなくてはならない。

日顕の企み

原田 そういえば日顕のやつ、またぞろ遺骨で金を儲けようと企んでいるようだな。
杉山 その通りです。この春から、大石寺の納骨にかかる冥加料(みょうがりょう)などが大幅に変更される。
青木 またか。どうせ、また信者から金をふんだくろうという魂胆だろ。
弓谷 宗内の情報によれば、納骨堂の中に「ロッカー式納骨壇」ができるという。それが「第一種」「第二種」「第三種」の3ランクに分かれているというんだ。
秋谷 今度は遺骨のランク付けか。
杉山 それだけじゃない。一番下の「第三種」のロッカーは、中が「上段」「中段」「下段」の3ランクに仕切られている。
弓谷 それぞれ冥加料も異なる。おんなじロッカーの中なのに、上中下段で70万円、50万円、30万円と差がついている。
青木 何で「上段」だと高くて「下段」だと低いんだ?(大笑い)
原田 徹底して「金」で差別する。分ける。骨の髄まで染みこんだ「金儲け主義」だ。
秋谷 宗門は、何百億円、何千億円と供養を集めてきた。そのうえ、まだ檀徒から金を搾り取るのか。
杉山 それにしても、ここまで露骨に「金」で差別するとはな。
弓谷 だいたい御書のどこに「金で差別しろ」なんて書いてあるんだ。
原田 そもそも冥加料という言葉自体が、いやらしい。
 冥加料というのは、江戸幕府が財政補助のために、商・工・漁業などの営業者から上納させた雑税の一種だ。
秋谷 法華講にしてみれば、まさに宗門に搾り取られる「税金」だ(大笑い)。
弓谷 しかも、その冥加料以外にも「5千円から1万円」の年間手数料まで取られる。
杉山 さらにまた宗門は「合葬所(がっそうじょ)」の費用も値上げする。これまで遺骨一体につき「3000円」だった合葬料を、4月から一気に「1万円」に値上げすると決めた。
秋谷 いきなり3倍以上ものアップか。
原田 そのうえ、日顕宗がいう「合葬」とは遺骨を骨壷から出して他の遺骨を混ぜて埋めること≠セという。
 当たり前だが、学会の墓園では、こんな「合葬」なんかない。
青木 法華講は、さんざん供養を搾り取られた揚げ句、あくどい納骨商法でも金を巻き上げられる。がんじがらめだ。何重にも搾取の網が、かけられる。本当に哀れだ。

呆れた納骨管理

弓谷 そもそも大石寺は、遺骨の大量不法投棄事件で最高裁から厳しく断罪された寺じゃないか。遺族から遺骨を預かる資格なんか微塵もない。
原田 静岡県下でも有名な話だ。
杉山 何しろ遺骨をゴミ袋や使い古しの米袋に詰めて、境内の空き地に不法に捨てていた。
青木 恐ろしい実態だった。日本の仏教各派の本山、大寺院でも、一度も聞いたことがない。
 日本宗教史上、前代未聞の不祥事だ。
杉山 こうした不法行為について、最高裁は平成15年12月、大石寺に対して、遺族4人に計200万円を支払うように命じている。
原田 当然だ。誰が見たって、あくどすぎる。学者も呆れ返っていた。
弓谷 大石寺の住職は日顕だ。それが遺族に謝罪するどころか、懲りずに納骨商売に手を出す。反省など一切ないということだ。
杉山 日顕よ、あくどい納骨商売に手を出す前に、まず、これまでの杜撰(ずさん)な遺骨管理を詫びろ! 信者に謝れ!
原田 まったくだ。それに納骨堂なんかつくる前に、きちんと遺骨の管理の仕方を勉強しろ。
青木 いわんや今の宗門は、日蓮大聖人の仏法とは何の関係もない邪教だ。
 そんな邪教の言いなりになり、新しく大石寺に納骨などするのも大謗法。金を出すなど言語道断の大謗法だ。
秋谷 その通りだ。大聖人が、邪教の坊主に対しては「布施(ふせ)をとどめよ」と厳命されている通りだ。

(2005. 3. 5. 聖教新聞)

 

<50>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、谷川副会長、杉山青年部長、弓谷男子部長、西 東京男子部長

今や化石の山崎

青木 あの日顕と兄弟≠フ山崎正友。あいつは最近、何やってんだ?
杉山 法華講から入ってくる話だと、むかし山崎が面倒をみてやった「ガセネタ屋」の乙骨ですらも山崎をバカにして、コケにしているようだ(笑い)。
原田 当たり前だ。
 だいたい、山崎の情報とやらは古い。情報源も人脈もない。しかもウソ八百。これじゃあ誰だって寄りつかない。
谷川 山崎は、恐喝事件を起こして「懲役3年」の実刑判決を受けて服役した男だ。周知の事実だ。
弓谷 そのうえ下劣な不倫事件でも300万円の賠償命令が確定。
 さらにまた別の2つのデマ事件でも賠償金を払っている。
青木 山崎が関わったデマ事件も裁判で全部、大ウソの作り話だったと決着がついている。
 あの「狂言訴訟」しかり。「月刊ペン事件」しかり。いずれも裁判所から厳しく断罪されている。
西  あの恐喝事件の判決文でも、山崎は約50回もウソつき≠ニ断罪された。
秋谷 山崎のウソというのは「いつ」「どこで」「誰がいたのか」を厳しく追及すると全部、作り話だとバレてしまう。
 山崎に利用された雑誌社の幹部も謝罪している。マスコミ関係者が離れていくのも当然だ。
杉山 だから今、あいつが酒漬け、遊び漬けで手なずけた原島あたりを集めている。食いつめた退転者を集めて、日顕に必死に売り込んでいる。「最後の頼みの綱」の日顕に、しがみついている(笑い)。
原田 要するに山崎は、老いぼれた。いくら皆から「古い」とバカにされようとも、同じ手口しかない。「坊主を誑(たら)し込んで金を引き出す」。それしかできない。
弓谷 山崎は、今も20数件もの裁判を抱えているが、裁判所で見かけた人が言っていた。
 「ドス黒い顔をして、ガックリうなだれて歩いている。あいつは学校で演劇部だったとかで、芝居が得意だが、あれは違う。まるで死に神に取りつかれたようだった」と笑っていた。
杉山 そのくせ恐喝事件は冤罪だ。再審請求の準備をしている≠ネんて、相変わらず虚勢を張っている(大笑い)。
西  それも、日顕向けのポーズだよ。
 そうでも言っとかないと、金が取れないからだよ(笑い)。
原田 そんな悪党に日顕は「相承(そうじょう)」を保証してもらっている(笑い)。
秋谷 「日顕に相承はない」という、何よりの証拠だ(大笑い)。

日顕、山崎を罵倒

原田 だいたい日顕は、かつて山崎を罵倒し抜いていたじゃないか。
西  こう言っていた。
 「山崎正友の行ったすべての考え方なり、その行為・行動というものは、仏様の眼から見るならば絶対に許されるべきでない、もっと大きな罪が――地獄へ何回堕ちても足りないほどの罪が存する」(昭和60年3月30日)。
弓谷 それに「(山崎は)間違った行為を犯しておるのであるから、そういう者の言うことにうっかり乗ったならば大変なことになる」と断言していた(爆笑)。
杉山 しかも山崎に「あんたは大ウソつきだ」と言って、大石寺への出入りまで禁止した。
谷川 ところが日顕は、その「大ウソつき」に無条件降伏した。
 「C作戦」を実行した直後の平成3年1月に「あの時は、ウソつきと言って悪かった。勘弁してください」と土下座同然の詫びを入れた。
秋谷 それで今や「大変なこと」になっている(爆笑)。

ゴマすり檀徒

原田 その通りだ。だいたい今、日顕が一番、頼りにしているのは、理境坊(坊主=小川只道)の檀徒の一派という話じゃないか。
谷川 ああ「日顕にゴマをすって、宗門の乗っ取りを狙っている」と専らの噂のグループだな(大笑い)。
杉山 ところが、これまた無法者の集まりだ。選挙の妨害狙いでデマビラをまいて、最高裁から断罪されたやつまでいる。
弓谷 平成12年に公明党をデマで中傷したデマビラ事件があった。
 その一派の檀徒らに対して100万円の賠償金支払い命令が下り、先月10日には最高裁で確定している。
西  それに、学会を中傷する違法ビラ事件でも、この檀徒らに対して100万円の賠償命令が下っている。
杉山 ほかにも駅の構内で女性のスカートの中を盗撮しようとして逮捕された男。選挙違反で刑事告発された男。不法者がワンサといる。
弓谷 それに、親譲りの財産を食いつぶして事業で失敗したやつ、下劣な女性問題を起こしたやつ‥‥人生の落伍者だらけだ。
西  山崎正友も、この一味の「仲間」だ。自分で言ってるから、間違いない(笑い)。
谷川 御書に「出家の処(ところ)に一切の悪人を摂(せっ)す」とある。ピッタリじゃないか。
西  日顕も、並たいていのテコの入れようではない。
 今年の年頭の元朝勤行でも法華講の中で最もすぐれている≠ニ公言していた(笑い)。
弓谷 一昨年もワシも毎日、祈るから頑張ってもらいたい∞大きくなってもらいたい≠ニまで持ち上げていた。
秋谷 日顕が祈って、叶ったためしはない(爆笑)。

宗内のあぶれ者

西  実は、この檀徒一味は、宗内でも嫌われ抜いている。完全に異端視されている。
 他の寺の法華講や坊主の間では「あそこは、昔の妙信講みたいに、いずれ必ず独立する」「狙いは宗門の乗っ取りだ」「法主にだけゴマをすって、末寺の住職はバカにしている」等々、聞こえてくるのは悪評ばかりだ。
杉山 脱講した元法華講員の証言もある。
 「法華講員の中でも、とくに協調性がない人間、野心家、トラブルメーカーは、どの寺も受け入れてくれない。相手にしてくれない。それで仕方なく理境坊の一派に行くというケースが多い」と明言していた。
原田 すると「法華講のあぶれ者の集まり」「他の寺を弾き出された連中の吹きだまり」か(笑い)。
弓谷 だから実際、グループ内での仲は悪い。
 関西のほうで、こんな話があった。
 末寺の坊主に愛想を尽かして理境坊についた法華講員がいたが、とにかく怨嫉(おんしつ)だらけ。乱れた男女問題だらけ。それで結局、身延系の西山本門寺に行ってしまった(笑い)。
 そういう実例もあるほどだ。
青木 そんな鼻つまみの連中しか日顕は頼りにできない。その姿を見て、他の法華講や坊主は、ますます日顕に愛想を尽かす。その悪循環が今の宗門だ。
秋谷 昭和50年代の第1次宗門事件で宗門は、山崎に乗っ取られかけた。うかうかすると、また檀徒一派に乗っ取られる(大笑い)。

(2005. 3. 7. 聖教新聞)