< 座談会 >

栄光の学会創立75周年

 


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出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

拡大の「勢い」

萩本 わが第2総東京は一昨年に「過去最高世帯」を達成した。
 「勢い」というものは、すごい。昨年、本年と、いよいよ広布の陣列を拡大している。
田代 なんといっても今年は、年頭から池田先生に大激励をいただきました。
 先生は正月3日、あきる野市の秋川平和会館を視察。秋川の全同志の「健康」「幸福」「勝利」を心から祈念してくださいました。
萩谷 秋川平和会館では、着任中の二人の牙城会メンバーを激励してくださいました。二人とも、長年、牙城会をやってきた人で、壮年部に進出が決まり、この日が最後の着任だった。
 それを聞かれた先生は「長い間 ありがとう 御苦労様 健康第一で御活躍を」との万感の言葉に、和歌まで贈ってくださったのです。
今鷹 その後も先生は、1月23日に八王子南文化会館、2月3日には八王子平和会館を、それぞれ視察してくださいました。
田代 どれほど皆が喜んだか。八王子南文化会館の地元・由木太陽支部では、先月だけで、何と4000ポイントの機関紙啓蒙ができました(大拍手)。
小谷 男子部では、創価班、牙城会の大学校生も大きく増えた。次代を担う新しい人材が、生き生きと育っています。
萩谷 特に先月、第3東京に新設されたばかりの「新立川総区」だ。昨年の2.5倍もの大学校生が誕生した。
小谷 第2総東京男子部は、昨年秋の青年教学(3級)試験でも「日本一」の合格率だった。
 教学の研鑽で発心し、大学校を志願したメンバーも多い。
萩本 まさに「実践の教学」だ。

女性が原動力

秋谷 第2総東京といえば婦人部・女子部の活躍が目覚ましい。
 とくに「宝寿会」と「ヤング・ミセス」の方々が、率先して友好のネットワークを広げている、と聞いています。
田代 その通りです。
 広布の大先輩と若きリーダーの爽やかな前進の姿が、婦人部のなかでも、ひときわ輝いています。
今鷹 婦人部と女子部の人材グループ「コスモス平和大学校」も、地域・社会に貢献しゆく新しい人材を、陸続と輩出しています。
田代 大成功だった婦人部総会では『香峯子抄』が大反響でした。メンバーにも、友人にも、感動が広がっています。
 「<何のために生きるのか>という疑問への解答が、この本にありました。世の中の母親が『香峯子抄』を読めば、多くの犯罪もなくなるに違いない」。こう感動を語る女性もいました。
今鷹 私も、女性識者の声を伺いました。
 「香峯子夫人は日本、世界の女性を代表する鑑(かがみ)だと実感した」
 「学会が大きくなり、充実していくのは『出会いを大切にする』名誉会長ご夫妻の戦いの賜物なのですね」と語っておられました。
田代 池田先生、奥様への賞讃の声を聞くたびに、婦人部は皆、自分たちが褒められたようで(笑い)、勇気凛々(りんりん)です。
今鷹 女子部のメンバーが先日、婦人部の方とともに、母校の学長と対話しました。
 そこで創価教育や池田先生の平和行動について語り合い、最後に『香峯子抄』を贈呈した。すると学長はビックリしながら語ったそうです。
 「私は田園調布に住んでいた当時、池田名誉会長の奥様とはご近所でした。私の妹も、奥様と高校の同期生なのです」と。思いがけない縁を知り、一段と話が弾んだというんです。

多摩の大発展

秋谷 今や、第2総東京の前進を、社会も大きく注目している。
 私も、あちらでもこちらでも「学会は多摩地域でも素晴らしい発展ですね」という声を聞く。
田代 とくに、学会員一人一人の地域貢献の活動です。
 私も友人から声をかけられます。「学会の人は、みんな一生懸命、地域に尽くしてくれる。目立たないこと、陰の仕事でも、進んでやってくれる」と言われます。
萩本 私たちの地域貢献への思いには、原点がある。
 池田先生が先日、小説「新・人間革命」に記してくださった。
今鷹 昭和48年当時のことですね。
 「多摩地区は大東京のベッドタウンとして開発が進み、人口も急増し、大きく発展しつつあった。しかし、古くからの住民と新しく移転してきた人との交流は乏しく、新しい住民同士も、人間関係は至って希薄であった」
 「多摩地区の発展を考える時、分断された人間の心と心に橋を架け、地域に根差した新たな人間の連帯を築くことが不可欠であった。伸一は、そこに、創価学会の大事な使命があると深く自覚していた」(「本陣」の章)と綴ってくださいました。
田代 その通りです。「わが愛する地域の繁栄のために、人と人の絆を深めよう」――これが、私たちの願いです。
萩本 八王寺総区をはじめ各区では、各会館で近隣の方々を招待し、会館見学会や友好の集いも行っている。
 「初めて会館に入ったが、とてもきれいで明るい。驚いた」
 「清々しい対応に感心した」
 「こんなに大勢の方々が集まるとは思わなかった。学会の皆さんが、日ごろから近隣と良いおつき合いをされている表れです。感動しました」等々、好評だ。
田代 自治会の役員の方々からも声があります。
 「日ごろ、学会の皆さんは地域のために大いに協力してくださっている。本当に感謝しています」
 「学会が発展すれば、地域も繁栄します。これから、ますます学会と共に発展していきたい」とあります。
小谷 青年部も貢献しています。地域のイベント。防災活動。長年の貢献を称えて、賞をいただいた地域もあります。
秋谷 学会員は毎日、仕事に、家庭に、学会活動にと、忙しい(笑い)。
 そのうえ、地域の発展のためにも誠心誠意、尽くしている。いよいよ信頼を広げている。

堂々たる人材群

萩本 第2総東京が、これほどまでに発展したのも、すべて池田先生の壮大な構想、実践があったればこそです。
田代 本当に、その通りです。多摩地域の未来性に、いち早く注目されたのは先生です。
 そして、創価大学、学園、東京富士美術館などを創立してくださった。
萩本 第2総東京の青年部幹部は、青年部長、男子部長、女子部長、学生部長が皆、創価大学出身です。
 ほかにも、青年部リーダーの多くが創価大学、学園で薫陶を受けた英才です。
田代 さらにまた、世界に誇る東京牧口記念会館も建立してくださった。
今鷹 「百聞は一見にしかず」です。東京牧口記念会館を見学した、女性識者の方々も語っていました。
 「会館の壮麗さに感動した」「八王子の素晴らしい財産です」「牧口先生、戸田先生、池田先生の偉業を、同じ日本人として嬉しく、誇りに思います」等と深く感動しておられました。
秋谷 この壮大な「平和・文化・教育」の殿堂を基軸に、第2総東京には、今、広宣流布の人材が、雲のごとく沸き上がっている。
 日蓮大聖人の「四百万億那由佗(なゆた)の世界にむさしの(武蔵野)のすすき(芒)のごとく」との仰せを彷彿させるようだ。
 堂々たる「世界広布の本陣」だ。
萩本 わが第2総東京は、極悪の坊主どもにも完璧に勝った。
小谷 日顕のドラ息子・阿部信彰! 「C作戦」の首謀者の一人・関快道! この畜生坊主どもも、いなくなった。一掃だ。
萩本 これは次回、詳しく語ろう。

(2005. 3. 8. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

阿鼻叫喚の寺

萩谷 日顕のドラ息子・阿部信彰は昭和61年、大修寺(府中市)に来た。親父譲りの異常な「強欲」「暴力」は、今でも語り草だ。
小谷 大修寺の元従業員も証言している。
 「信彰は、何が面白くないのか、所化(しょけ)をいびり抜いていた。ものすごい形相で、鼻血が出るまで打ちのめしていた。しょっちゅう、法衣に血が飛び散っていた」と断言している。
今鷹 恐ろしい。
萩谷 所化たちの間でも「阿鼻叫喚(あびきょうかん)の大修寺」と嫌われ抜いていたほどだ。
小谷 そのくせ信彰は、たくさん供養を出しそうな信徒には、卑屈なほどへりくだり、おべっかを使っていた。
今鷹 弱きを侮(あなど)り、強きに諂(へつら)う――まさに御書に仰せ通り(笑い)。
田代 それに、あの異常な「贅沢(ぜいたく)病」。
萩谷 あいつが大修寺に来た時、何と言い放ったか。
 立派な庫裏があるにもかかわらず「狭い」「こんなんじゃ住めない」などと文句を吐いていた。
萩本 何を言うか! 大修寺は、学会が寄進した寺だ。立派な庫裏も建ててやったじゃないか。
小谷 こいつは寺は信者のためではなく、自分の邸宅だと思っているんだ。バカバカしい。
萩谷 結局、信彰は前の部屋と合わせて10LDKもある豪勢な庫裏に建て直してしまった。
田代 地元の人たちも皆、呆れ返っていた。
 「『出家』なんでしょう。どうして10LDKも必要なの」と、あざ笑ってましたよ。
萩本 当たり前だ。

御書も読めない

小谷 まあ、あいつは出家と言っても、御書一つ、満足に読めない(笑い)。
萩谷 元従業員が証言している。
 「信彰の御書講義は最悪だ。支離滅裂。何を言いたいのか分からない。とにかく、つまらない。みんな居眠りだ」
 「御書が読めない。つっかえる。参加者に『これ、何て読むんだ』と聞くこともあった」(大笑い)
小谷 だから寺の法華講の信心も、どんどん狂う。平成7年8月には「身延詣(もう)で」までしていた。
秋谷 日顕にしてみれば、国分寺にいる菅野慈雲(日龍)に対抗させるために、信彰を隣の府中の大修寺に送り込んだんだろう。だが、信彰は想像以上の愚か者で使えない。大失敗した(笑い)。
萩谷 とにかくデキが悪すぎる(笑い)。
 日顕が、信彰に「跡目」を譲れないのも「譲った途端、反対派の坊主が一斉に蜂起(ほうき)する。目に見えている」からだ。宗門の坊主も、そう言って笑っているよ。
萩本 いや、ニセ法主の日顕が誰に相承(そうじょう)しても、次もニセ法主だよ(笑い)。
小谷 だから日顕は、死ぬまで「ニセ法主」を続けるしかない。いよいよ地獄だ。

関の悲惨な末路

萩谷 極悪坊主といえば、忘恩の関快道! あいつも、かつて学会寄進の仏寿寺(狛江市)にいた。
秋谷 学会出身でありながら、金と出世に目がくらんで狂っていった。広布破壊の大陰謀「C作戦」まで首謀した男だ。それだけに末路は、あまりにも惨めだ。
小谷 何しろ「C作戦」の失敗の責任を取らされて「海外部主任」をクビ。「富士学林」の教頭もクビ(笑い)。
萩谷 その後、オーストリアに飛ばされた。ところが威張り散らしてばかりいて、檀徒から嫌われ、吊し上げられた。それで結局、日本に追放された(大笑い)。
小谷 今は日顕が丑寅勤行や御開扉(ごかいひ)をサボった時の身代わり要員≠やらされているらしいな(笑い)。
萩谷 「ニセ法主の身代わり」か(大笑い)。

会員から強奪

秋谷 そもそも関が、どれほど学会に守られたか。学会員にお世話になったか。恩があるか。
 特に地元の小町利治さんという立派な学会員が最大に供養してあげた。公私にわたって守ってあげたんだ。
萩本 関が、昭和56年に仏寿寺を増築した時も、関は小町さんに「納骨堂の土地を御供養してほしい」とせがんだ。
 それでも小町さんは学会員のためになれば≠ニ、36坪の土地を供養してあげた。
萩谷 ところが、土地の話が決まると、関の要求は、どんどんエスカレートしていった。
 「建物も建てろ」だの。「中に入れる仏壇が欲しい」だの。「三師塔(さんしとう)も建てろ」だの。結局、小町さんは、納骨堂のために総額2000万円も供養した。
小谷 しかし関は、それでも飽き足らずに「納骨堂に塀をつけてほしい」とまで言ってきた。
萩本 図々しいやつ!
小谷 小町さんは、最後は自ら力仕事までして、塀をこしらえる手伝いまでしてあげたんです。
 関は、その小町さんをはじめ、学会員を平然と裏切った。
萩谷 小町さんが平成13年に亡くなった時も、関からは弔電も、お悔やみの言葉一つなかった。今にいたるまで、ウンもスンもない。畜生にも劣る法盗人(ほうぬすびと)だ!
小谷 しかも関は、この納骨堂で、違法な納骨業務までやっていた。法律に定められた許可を受けずに、10年以上にわたって、信徒から遺骨を預かっていた。しかもペットの骨まで預かって、納骨保管料を違法に徴収していたんだ。
萩谷 この事実が発覚して、関は「墓地、埋葬等に関する法律」違反の容疑で書類送検された。その時は、関が納骨業務を打ち切ることで、起訴猶予処分になった。
萩本 何から何までインチキなやつだった。もう、狛江には一歩も入れないよ、あいつは。

忘恩は犯罪

小谷 関がいた仏寿寺には、今、高木当道という坊主が住み着いている。
 こいつも山口県の弘法寺(岩国市)にいた当時、納骨堂の無許可、違法経営で書類送検されている。札付きだ。
萩谷 この高木は最近、仏寿寺の納骨堂に目をつけた。どうやら、また納骨稼業を始めようとしているようだ。地元の住民の間では、抗議運動まで起きている。
田代 当然ですよ。一度、不法行為で迷惑をかけた納骨堂を、また使おうとする。誰だって怒りますよ。
萩本 狛江には今秋、「新・多摩川平和会館」が完成する。狛江の同志は喜び勇んで極悪打倒、正義の拡大に先駆している。
小谷 そもそも、第2総東京の多摩地域には、学会が発展する前は、宗門なんか影も形もなかった。寺も1ヵ寺もなかった。
秋谷 多摩地域に寺院ができたのは、昭和36年になってからだ。日達法主が「戸田先生の菩提寺(ぼだいじ)」として、国分寺市に大宣寺を建立したのが最初だった。
萩谷 最初から「学会ありての宗門」だったということだ。その後に建った寺も、ずっと学会員が供養し、世話をし、支え続けてきたんじゃないか。
小谷 第2総東京の同志が、どれほどの思いで宗門を支え、発展させたか。
 だが坊主どもは、その真心を踏みにじったんだ。
今鷹 この「忘恩」! 血の通った人間だったら「一宿一飯の恩」さえも忘れないものです。
田代 日顕宗の坊主は、いったいどれだけの間、学会員のお陰で寺に住み、食べさせてもらったか。
 その大恩を忘れたうえに、卑劣にも牙をむいてきた。
萩本 その通りだ。日蓮大聖人は「畜生(ちくしょう)すら猶(なお)恩(おん)をほうず」「老狐(ろうこ)は塚(つか)をあとにせず白亀(はくき)は毛宝(もうほう)が恩をほう(報)ず畜生すらかくのごとしいわうや人倫(じんりん)をや」等と厳しく仰せだ。恩知らずは畜生以下≠セ。
萩谷 仏法の因果は厳しい。忘恩の輩の末路を見ろ!
 一人残らず、畜生以下の惨めな醜態、大惨敗の人生じゃないか。

(2005. 3. 9. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

萩本 第2総東京の忘恩坊主と言えば、町田市の数井慈鑑(妙声寺)。あいつも、悪いやつだ。
秋谷 数井は学会出身だ。戸田先生に拾ってもらって坊主になった。
田代 病弱な母親と一緒に入会して以来、何から何まで全部、学会に面倒を見てもらっていた。有名な話です。
萩谷 数井は、寺に来た当初は、学会出身であることを強調し僧俗和合(そうぞくわごう)、僧俗和合≠ニ言っていた。だが、学会員の供養で金を貯め込むと、欲に狂っていった。
小谷 戸田先生の大恩も裏切った。後ろ足で砂をかけるように寝返った。
萩本 その通りだ。あいつは、第2次宗門事件が起きるや、邪悪な本性を剥き出した。学会は悪鬼入其身(あっきにゅうごしん)≠ネどと平然と言い出した。
萩谷 当時、学会の登山会を中止させて「学会員からは、誓約書を取った上で添書(てんしょ)を発行するように検討してほしい」などと言い出したのも、数井だ。あいつが悪名高い「添書登山」の先棒を担いだんだ。

判断基準は「金」

小谷 それに、とにかく強欲! 見栄っ張りでも有名だ。
田代 数井の寺から最近、脱講した婦人が怒っていました。
 「数井は、供養を出す人間には愛想がいい。供養が多いほど、機嫌が良くなる」
 「金のない人や供養の少ない人には冷酷そのもの。いつも肩身の狭い思いをさせられた」と証言していました。
秋谷 信徒を「金」としか見ない。日顕宗の坊主は、みな同じだ。「金」が判断基準だ。
田代 この婦人は昨年、学会員の知人に会った時、数井への恨み、悔しさを、堰を切ったように話し出した。
 そして最後に「これを寺に送りつけてもらいたい」と、自分で脱講届を書いたんです。
小谷 数井がどれだけ強欲か。あいつはこんな寺では恥ずかしい≠ネどと言い放って、平成元年、8億円もの借金をして寺を建て替えた。
 それも3階建ての「城」と見間違えるほどの、贅沢な建物だ。
今鷹 8億円!
萩谷 借金の返済には全部、学会からの供養を当て込んでいたんだ。学会員から供養を搾りに搾って、借金を返そうと企んでいた。
小谷 だが、その直後に宗門事件が起きて大慌て(笑い)。
 結局、今も数億円もの借金を抱え込んだまんま。「借金地獄」だ。
萩本 欲に目がくらんで調子に乗るから、そうなるんだ(笑い)。

学会に話すな

田代 当然の報いよ。
 だいたい、あの贅沢な生活!
小谷 娘に60万円もするゴリラの縫いぐるみを買ってやった≠セの一つ何万円もするケーキを食べきれず、翌朝、捨てた≠セの。
 下劣な成金趣味で、信徒の供養を、勝手放題に散財していた。卑しすぎる。
萩谷 それに「大石寺に行っている」などとウソをついては、遊び回る。家族ぐるみでコッソリと海外旅行や高級料亭で遊んでいた。
小谷 御書に「外(そと)には賢善(けんぜん)を現(あらわ)し内(うち)には貧嫉(とんしつ)を懐(いだ)く」と仰せの通り。
萩谷 数井の女房も、当時の寺の従業員に、何度も口封じしていた。
 「寺でのことは、学会に言っちゃいけないわよ。見ざる、言わざる、聞かざるよ」などと、執拗に口止めしていた。
萩本 「おかしいやつは、99%女房がおかしい」という。
 その通りの女房だったな。
小谷 こんな話がある。かつて、ある学会員が塔婆を立てろと言われ、さんざん苦しめられた。毎月、先祖代々の塔婆を立てろ≠ニ言われ、月に5本、10本と供養させられていた。
秋谷 バカバカしい。「毎月、塔婆を立てろ」などと、御書のどこに書いてあるか。
萩谷 全くない。全部インチキだ。
小谷 毎月の講でも、数井の女房は供養袋を用意して受付にデンと居座っている。
 婦人が「ひと月に何回も同じ名前で申し込むのは抵抗がある」と言うと、女房は「芸能人の名前でも誰でもいい。ワンちゃんでもニャーちゃんでもいいから、書いて!」などと喚(わめ)いて、供養袋を押しつけてきたという。
今鷹 「金の亡者」ね。

信徒も激減

小谷 それに数井といえば、ところ構わず、居眠りをする。あの日顕に負けず劣らずの「居眠り魔」(大笑い)。
萩本 授戒(じゅかい)、結婚式、葬式‥‥自分が導師をやっていようが、何だろうが、すぐに眠りだして舟をこぐ(笑い)。
 「眠っていない数井を見るほうが珍しい」と、みな呆れ返っている。
萩谷 法華講員も、ほとほと愛想を尽かしている。数井を見限っている。
 毎月の講でも、寺に集まる信徒は激減。両手で数えるほどしか来ない(笑い)。
小谷 しかも法華講同士が醜くいがみ合っている。
 数井も「うちに来るのはデキの悪いやつばかりだ」と吐き捨てていた。有名な話だ。
田代 もう末期症状≠ヒ(笑い)。
小谷 町田の同志は、今も怒っている。「断じて許さぬ。恩知らずの数井だけは断じて打ち倒す」。これが町田総区の決意であり、誓いだ。
萩本 池田先生は先日、小説「新・人間革命」を通して、町田の友を大激励してくださった。
田代 「町田、頑張れ! 町田、勝ちまくれ!」との呼びかけに、全同志が奮い立ち、かつてない勢いで地域広布を拡大しています。
萩谷 今月12日には「特区町田10周年」「『町田青年部の日』20周年」を記念する総会も開催する。いよいよ威風堂々の前進だ。
萩本 勝利の要諦は「勇気」だ。
 古代ローマの詩人オヴィディウスは幸福は勇者とともにあり≠ニ謳(うた)った。
 古代ギリシャの医聖(いせい)ヒポクラテスも幸福は大胆な者に味方する≠ニ喝破している。
秋谷 牧口先生も「幸福な生活への脱皮には、勇気が必要である」と叫ばれた。
 全国注視の町田だ。いよいよ「師子王(ししおう)の心」を取りいだし、邪悪を攻め抜き、勝ちまくろうじゃないか!

(2005. 3.10. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

萩谷 第2総東京にいる極悪坊主の中でも、最低最悪の坊主は、大宣寺(国分寺)の菅野慈雲(日龍)だ。
秋谷 菅野。第1次宗門事件当時から、あの恐喝事件を起こした山崎正友と結託して悪事を働いた坊主だ。

強奪未遂事件

小谷 菅野は日顕の「相承詐称の秘密」を握っている。日顕が正真正銘の「ニセ法主」だと知り抜いているやつだ。
萩谷 その通りだ。
 それと言うのも、そもそも日顕は相承の証拠と言われる「相承箱」を持っていない。
 昨年末、改革僧侶のグループ・憂宗護法同盟が『続・法主詐称』(鳳書院)を発刊した。
 そこでも「相承箱」にまつわる、重大な秘話が暴露された。
小谷 宗門の中では「相承箱は、日達法主の娘婿である菅野の元にある」と囁かれていた。
 そのために日顕は、菅野から相承箱を強奪しようと企んだことがあるというんだ。
萩谷 昭和56年1月13日だった。
 日顕は、この日、早瀬義孔(ぎこう)、早瀬義寛(ぎかん)、八木信瑩(しんえい)、阿部信彰(しんしょう)の4人を引き連れて大宣寺に行った。
 だが、対面した菅野に機先を制され、失敗。
 結局、日顕は何も言えずに、すごすごと尻尾を丸めて逃げ帰ったというんだな。
小谷 改革僧侶のほうでは、菅野本人の口から出た決定的な話もつかんでいる。
 かつて菅野は、ごく近しい人間に語ったそうだ。「相承箱は大宣寺にあり、代が替われば本山に返す」というんだ。
田代 決定的な話ね。日顕にしてみれば、菅野は、ずっと目の上のタンコブだったというわけね。
秋谷 だから日顕は、大宣寺の近くの大修寺に、息子の信彰を送り込んだ。菅野を牽制しようとしたんだ(笑い)。
小谷 ところが、信彰があまりに無能すぎて、結局、何の役にも立たなかった(大笑い)。
萩本 菅野にしてみれば、日顕なんか、ハナからバカにしきっている。陰ではあのじじい≠ニ見下している(笑い)。
小谷 間違いない。
 相承箱についても、菅野は自分が持っているのか、どこにあるのか、ハッキリと言わない。
今鷹 ズル賢いから、肝心なことは、全部あいまい(笑い)。
萩谷 卑しい性根が見えすいているから「日顕も日顕だが、菅野も菅野だ」と、坊主仲間からも、バカにされている。
 「師匠の日達法主を、あれだけ日顕にコケにされながら、何も言えないのか」と、最低最悪の日顕宗の坊主たちからも軽蔑され、笑われている。
萩本 菅野は平成14年10月に「相承問題」で日顕の肩を持つ代わりに「能化(のうけ)」にしてもらった。あの時の菅野のはしゃぎようったら、なかったそうだな。
小谷 菅野のやつ、寺に信徒を集めて、能化になったお披露目式≠ワでやった。
 大金をかけて新調した袈裟(けさ)衣を見せびらかして、得意満面だったとかいうな。
萩谷 実は、菅野には、菅野道渉(どうしょう)というグータラ息子がいる。この道渉は今、妙観院(府中市)にいる。
小谷 道渉は、妙観院の住職のくせに、大宣寺の執事もやっている。大宣寺の機関紙にも、毎回のように出ている。
萩谷 大宣寺は実入りが大きい。人脈もある。菅野にしてみれば、グータラでも何でも、大宣寺の後釜に息子を据えたい。それで、日顕に必死で媚びを売り、必死に売り出している。もっぱらの噂だ。
秋谷 結局、タヌキとキツネの化かし合いだ。これが法主と能化というんだから、宗門に未来などあるわけがない。真っ暗闇だ。

もうすぐ彼岸

小谷 ところで、もうすぐ春季の彼岸だ。
 高尾墓園のある高尾栄光会館(八王子市)にも、問い合わせが、どんどんきている。
今鷹 高尾墓園も高尾栄光会館ができて、本当に明るくなりましたね。
田代 地元の同志も元気です。率先して地域に貢献し、友好を拡大しています。
萩本 そもそも高尾墓園は、学会がつくって宗門に供養してやった墓園だ。ところが坊主どもは学会に嫉妬して、陰に陽に嫌がらせをしかけてきた。
萩谷 何もしない、何もできないくせに「ここは俺たちの縄張りだ」と、ふんぞり返っていた。見るに見かねる状況だった。
小谷 しかし、その高尾墓園にも、隣に高尾栄光会館ができた。清々しい学会の会館で法要に参加して、晴れ晴れと墓参できるようになった。
萩本 高尾墓園には日顕宗の事務所があって、坊主が居座っているが、こっちは閑古鳥が鳴いているという話だ(笑い)。
萩谷 当たり前だ。骨壷に水が入っていたり、書類に書かれた故人の死亡年月日が10年も違っていたり。あんなところ、誰が行くか! 汚らわしい!
田代 昨年の彼岸にも、こんなことがありました。
 ある女性が、ご主人の墓参に来た際、高尾栄光会館に行きました。そこで日顕宗の実態を初めて聞いて、激怒した。
 「今後は、塔婆も坊主の読経も一切断る」と、会館で法要を申し込んで「きょうほど、スッキリしたことはない」と大満足だった。
今鷹 こういう話もありました。
 母親の49日法要に来た兄弟。当初は坊主を呼ぶつもりだったのが、会館で日顕宗の実態を教わり仰天した。結局、坊主は呼ばずに法要をすませて、胸をなでおろしていたといいます。
萩本 坊主の狙いは、いつも「墓」だ。日顕本人が墓園をつくれば信徒は三代で固まる。寺の檀徒になる≠ニ言い放っていたほどだ。墓を「人質」にして、金を取る。虎視眈々(こしたんたん)と狙っている。
秋谷 高尾栄光会館ができて、どれだけ坊主が悔しがっているか。大慌てだ。
 我々は堂々と、清々しく、邪教の坊主とは一切無縁の春の彼岸を迎えようじゃないか。

忘恩の水谷慈浄

萩谷 八王子といえば、法忍寺の水谷慈浄(じじょう)! こいつも、どれだけ学会に恩があるか。
秋谷 法忍寺も学会建立の寺だ。創価大学の近くの寺ということもあり、池田先生は、いつも心を砕かれ、大切にされてこられた。
萩本 水谷も「自分だけは池田先生の偉大さ、学会の真の姿を知っていたので、道を間違えずにすみました」「池田先生からいただいたご恩は忘れません」と口癖のように言っていた。
秋谷 口は信用できない。口では、何とでも言える。むしろオーバーな表現、これ見よがし、聞こえよがしの大言を吐くやつほど信用できない。
 約束を守る人間、裏切らない人間、恩を忘れない人間は、黙って実践する。無駄に口数の多い「口舌(こうぜつ)の徒(と)」ほど信用できない。
萩本 水谷こそは、そういう最低の卑劣漢だったな。
田代 とにかく言動が異常で冷酷。その正体に気がついて、脱講する法華講が後をたちません。
萩本 昨年10月に、法忍寺から脱講した、ある婦人がいる。学会員の知人から日顕宗の実態を聞いた。「自分の目で確かめてくる」と言って、大石寺に行った。
 そこで見た日顕の形相が、まるで鬼。思わず「こんなのが法主!」と大声で叫んだ(笑い)。そして、めでたく法忍寺から脱講した(大拍手)。

日顕の謗法発言

小谷 八王子といえば、広妙寺の平山広篤(こうとく)。こいつも日顕ソックリの強欲坊主だよ。
萩谷 平山は、日顕個人の行状について法華講にベラベラしゃべる。
 最近も、こんなことを言っていた。
 日顕は確かに瞬間湯沸かし器=i笑い)
 こちらが怒らせないように、うまくやればいい≠ネんて言い放っていた。それを聞いた法華講も皆で大笑い(笑い)。
小谷 昭和61年6月13日には、こんな話までしていた。
 ――かつて平山が日顕に信心してきて一番、苦しんだことは何か≠ニ質問した。
 すると、日顕は「なかなか御本尊を信ずることができなかったことだ。今でも、本当に信ずることができないでいる」と「本音」を漏らしていた(爆笑)。
今鷹 本当に日顕は御本尊を信じていないのね(笑い)。
 こんな「重大発言」をして、平山は日顕に処分されるんじゃないの?
萩谷 それが、全く「お咎(とが)めなし」だ。
秋谷 つまり平山の発言は本当だと認めたわけだ(大笑い)。
萩谷 この平山の発言が決め手になって脱講した人が大勢いる。
萩本 ここでも日顕は、自分の舌で墓穴を掘ったわけだ(大笑い)。

(2005. 3.11. 聖教新聞)

 

<55>
出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

小谷 坊主の話が続いたから(笑い)、話を変えよう。
 今月27日は、東京・小金井市の市議選がある。
萩本 この選挙は毎回、激戦だ。注目の選挙だ。「都議選の前哨戦」として各党が全力をあげるからだ。
小谷 今回、公明党は候補を1人増やし、4議席の獲得に臨む。
田代 「1議席増」は実に8年ぶりの挑戦ですってね。
萩谷 小金井の支持者は、懸命だ。
 だからこそ、公明党の議員、家族は全力で戦ってもらいたい。死力を尽くして支持者に応えてもらいたい。
小谷 その通りだ。当然のことだ。
秋谷 我々も全力で応援しようじゃないか。

市民派≠フ実態

萩本 第2総東京の多摩地域は、市民の入れ替わりが激しい。小金井市は、とくに、その傾向が強い。
萩谷 「1年に市民の1割が移転する」とも言われる。
今鷹 大変な数字ですね。
萩谷 地方選と地方選の間の4年間で、有権者も大きく変わる。
萩本 だから選挙でも「一発狙い」「一発屋」「一旗(ひとはた)組」が多い。自称市民派≠ェゴロゴロいる。
 選挙の時期になると、聞き心地のいい、できもしない空手形ばかり乱発する。
萩谷 そして、あとで問題を起こすのも多い。
小谷 さっそく小金井市でも市民派≠ェ騒動を起こしているよ。
萩谷 何でも、駅前の再開発をめぐって、それまで何年も「反対」していた市民派≠ェ、突然「賛成」に回ったというんだな。
萩本 そういう無節操を平気でやるんだ。
 要するに選挙狙いだ。票目当てでコロコロ変わる。全て自分の手柄にしようとする。魂胆が見え透いている。
今鷹 こういう議員は、いくら増えても、街は良くならない。社会も変わらない。
小谷 どこかの「ハイエナ政党」と一緒だ(笑い)。
 だから住民も激怒している。バカバカしい限りだ。
萩谷 だいたい多摩地域の市民派≠ニいえば不祥事だらけだ。全国的にも大問題になったじゃないか。
小谷 その通りだ。平成12年9月には、東京21区選出の代議士が「秘書の給与のネコババ」で逮捕、辞職。「懲役1年6月」で服役した。
萩谷 この代議士の元秘書も逮捕。
 「覚せい剤所持」で現行犯逮捕された(同年11月)。
田代 有名、有名。
小谷 八王子選出の代議士の公設第1秘書も「覚せい剤所持」で現行犯逮捕(平成13年3月)だ。
萩本 市議会議員にも悪いやつがいた。平成12年4月には、国分寺市の市議が、知人女性の写真を勝手にホームページに掲載して名誉毀損容疑で逮捕された。
萩谷 みんな市民派≠ニ名乗っていた連中ばかりだ。
小谷 最近も、小金井市の市民派°c員に国保税の悪質な滞納事件が発覚した。
萩谷 しかも、議会で要請されても、何の釈明もしない。最後までシラを切り通そうとした。
萩本 これが市民派≠フ実態だよ。恐ろしい限りだ。騙されたら大変だ。

狂気の革新市政

今鷹 こんなに事件が続くと「これは個々の議員の問題だ」なんて、とても言えませんね。「体質」の問題という以外にない。
田代 さすがに多くの市民が気づきはじめています。
 私の友人も言っています。「市民派≠ヘ口先だけ。何もやらない。何もやれない。実現力、政治力がない。もう呆れた」と怒っていました。
今鷹 そういう声を、あちこちで聞きますね。
秋谷 それに小金井市は、いわゆる革新市政≠ノコリゴリした地域じゃないか。
萩本 その通りです。もう30年近く前の話だ。
萩谷 結論から言えば、革新とは名ばかりで実態は党利党略。
 組合の勢力を強くしたいから、とにかく市の職員を増やす。その結果、人件費が半端じゃない。他市の平均と比べて、30億円も多く使っていた。アッという間に、市の財政が完全に破綻してしまった。
小谷 国から巨額の借金までして、市の職員の退職金を払っていた。
 全部、結局、市民にしわ寄せがいった。
萩谷 僕の先輩で長いこと小金井市に住んでいる人も言っていた。
 「悪夢の時代だった。あれで革新市政≠ニやらの化けの皮が完全に剥がれた。あんな狂気じみた政治だけは、絶対に許しちゃいけない」と真剣に語っていた。

賢明な判断を

萩本 政治は実績と行動だ。
 「口先だけ」「イメージ頼み」の政治屋には、とくに要注意だ。
秋谷 とにかく選挙は大事だ。有権者の判断次第で将来に天地雲泥の差が出てくる。
田代 結局、損をするのは有権者です。私たち市民が賢明に見極め、判断していく以外にありませんね。
萩本 小金井の選挙も、いよいよ2週間後に迫った。公明党の議員は、支持者の死にものぐるいの激闘に、必ず、必ず応えてほしい。
 「東京完勝」の突破口を、断じて開いてもらいたい。

(2005. 3.12. 聖教新聞)

 

<56>
出席者:秋谷会長、萩本第2総東京長、田代第2総東京婦人部長、萩谷第2総東京青年部長、小谷第2総東京男子部長、今鷹第2総東京女子部長

萩本 ところで、第2総東京といえば、今、村山総区が元気だ。大発展している。

正邪は明白

萩谷 あの東村山市議の自殺(平成7年9月)をめぐるデマ事件でも、当然のことながら、学会側の正義が全部、裁判でハッキリした。
小谷 東村山デマ事件の発端は、こうだ。
 平成7年9月1日、現職の東村山市議だった朝木明代が転落死した。朝木は、この日の4日後に「万引容疑」で検察への出頭を控えていた。
萩谷 結局、捜査機関も「事件性なし」として「自殺以外考えられない」等と最終判断した。
小谷 ところが、明代の娘や同僚の矢野某が、一部の週刊誌と結託して、あろうことか「学会が関与した他殺事件」であるかのような大ウソをついた。デマを騒ぎ立てた。
萩谷 あまりにも悪辣(あくらつ)なデマなので学会は提訴。合計5つの裁判で学会側が勝訴した。
小谷 その通りだ。
 まず(1)「『週刊新潮』のデマ」(平成13年5月、賠償金200万円の支払い命令が確定)
 (2)「『週刊現代』のデマ」(平成14年10月、賠償金200万円の支払いと謝罪広告の掲載が確定)
 (3)「ミニコミ紙のデマ」(平成13年12月、賠償金200万円と謝罪広告の掲載が確定)だ。
萩谷 それにデマを騒いだ連中が起こしてきた不当な裁判にも全部、学会は勝っている。
 (4)「『聖教新聞』に言いがかりをつけた事件」(平成14年11月、元市議の同僚らの請求を棄却)
 (5)「『創価新報』に言いがかりをつけた事件」(平成15年3月、同)
秋谷 学会は一度も負けていない。一点の曇りもない。正邪は明白だ。

一蹴された難癖

萩本 最近も、この東村山デマに絡んだ「不当訴訟」で、学会側が全面勝訴したな。
小谷 死んだ朝木の同僚の矢野某が例のごとく起こした難癖(なんくせ)裁判≠セ(笑い)。
萩谷 これも東京地裁は2月18日、「矢野全面敗訴」の判決を言い渡した。
小谷 これは、矢野が学会と、学会の訴訟代理人である井田吉則弁護士を相手取った裁判だ。
 別の裁判での学会と井田弁護士の陳述が、矢野に対する名誉毀損であるかのように言いがかりをつけてきた裁判だ。
田代 なんだか、訳の分からない裁判ねえ(笑い)。
萩谷 ご説明しましょう(笑い)。
 矢野は、こんなデタラメを言いふらしていた。
 何と「転落死事件の担当検事が、井田弁護士に電話で朝木市議の転落死に学会側が関与した疑いが否定できない≠ニ話したのを聞いた」なんて事実無根のデマを流していた。
小谷 これについて、学会も井田弁護士も「検事はそんな話はしていない」「矢野の話は『作り話』である」と別の裁判で強く否定していた。
萩谷 それを矢野は、あたかも名誉毀損であるかのように騒ぎ出したんだ。
小谷 判決は、当然、矢野の言い分を一蹴。
 「主張自体失当といわざるをえない」と断罪。矢野の訴えを棄却した。
萩谷 バカバカしい。矢野一派といえば、これまでも「聖教新聞」や「創価新報」の真実の報道に難癖をつけては、全面敗訴してきた。
小谷 さっきも言ったが、平成13年12月にも、ミニコミ紙で、東村山のデマを垂れ流して敗訴確定。賠償金200万円と謝罪広告の掲載を命じられた。そういう男だよ。

3年で9度断罪

萩本 とにかく、あの「東村山デマ」がどれほどインチキな連中がデッチ上げたものか。今回の裁判で一段とハッキリしたな。
萩谷 「東村山デマ事件」では、あの「ガセネタ屋」の乙骨某のデマも完全に吹っ飛んだっけな(笑い)。
小谷 だいたい、あれは3年間で9度も裁判で断罪された「札付き」だよ。
萩谷 その通りだ。
 「北新宿『地上げ』デマ事件」(平成14年11月、賠償金100万円の支払い命令が確定)
 「北海道墓苑デマ事件」(平成15年1月、賠償金50万円の支払い命令が確定)
 「『身延の脱税』をめぐるデマ事件」(平成15年11月、賠償金50万円の支払い命令が確定)
 全部が全部、学会側の完全勝訴だ。
田代 当たり前よ。
小谷 それに世界的な平和運動家のN・ラダクリシュナン博士への名誉毀損事件。
 これも平成15年12月、賠償金50万円の支払い命令が確定した。
萩本 どれほどウソつきか。この一点だけで、よくわかるじゃないか。

邪悪の壁を破れ

小谷 この「ガセネタ屋」は、例の東村山デマ事件に絡めて本を出したが、これまた杜撰(ずさん)も杜撰。
萩谷 なんと本の前半部分と後半部分で内容が食い違っていた。
小谷 同じ場面を書いているのに、一方では「取材した」。もう一方では「取材できなかった」(笑い)。
今鷹 学校の入学試験だったら、間違いなく不合格ね(大笑い)。
萩谷 法廷で追及されて結局、全く取材していなかった事実が一発でバレた。
小谷 一事が万事だ。いかに低劣なデマ男か。
萩谷 そんなやつだから、相手にしてくれるのは日顕宗と共産党だけ(笑い)。
萩本 デマの背後にいるのは一握りの人間だ。また、いつも同じ妬(ねた)みの連中だ。
 「ニセ法主」に「ガセネタ屋」。それに「デマ週刊誌」(笑い)。
田代 いよいよハッキリしてきたじゃありませんか。
秋谷 邪悪は結託する。これは歴史の方程式だ。
 だからこそ、正義が勝って、邪悪の壁を打ち破ることだ。正義の陣列を拡大する以外にない。
 その先頭のなかの先頭が、第2総東京だ。

(2005. 3.15. 聖教新聞)

 

<57>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、正木副会長、杉山青年部長、弓谷男子部長

強い言葉で破折

青木 先日、聖教新聞の「寸鉄(すんてつ)」について語り合ったが、読者から大きい反響があった。
正木 東京の壮年からも、こんな声があった。
 「聖教新聞をとっている友人も『坊主というのは本当に悪い。我々は実体を知らなすぎた』と言っていました。いよいよ胸を張って、学会の正義を語っていきます」と喜んでいた。
原田 その通りだ。悪に対しては「強い言葉」「鋭い言葉」で責めなければ打ち破れない。当然、人々も救えない。
 これは弘教(ぐきょう)でも友好の拡大でも、強く実感することだ。
秋谷 大聖人の仏法は「折伏」だ。「破折」なんだ。悪を倒せない言論では、かえって悪を助長するだけだ。
青木 草創から戦ってきた、私の昔からの同志も語っていた。
 「自ら寸鉄の筆を執られた戸田先生の破折の精神! 久しぶりに青年部時代を思い起こした。私も戦う!」と奮起していた。
原田 聖教新聞が創刊されたのは、昭和26年4月20日。その約2週間後の5月3日に、戸田先生は第2代会長に就任された。
青木 新会長となられた戸田先生のもと、折伏の大前進が始まった。聖教も本格的に正義の論調を広げていった。
杉山 当時の寸鉄にも「学会堂々の行進、怒涛(どとう)の如(ごと)し。勇(いさ)ましき地響(じひびき)を聞け」とある。
弓谷 こんな寸鉄もある。
 「創価学会は獅子王だ、犬野干(いぬやかん)のほえ声に驚くか」「獅子の子は打てば打つ程(ほど)強くなり、たたけばたたく程猛(たけ)り立ってくる、そしてしまいには大獅子王となって天下に大獅子吼(ししく)するのだ」と。
秋谷 その戸田先生が一番、厳しかったのが、坊主だ。とくに学会員をバカにし、いじめる坊主には、ことのほか厳しかった。
原田 戸田先生は「ただ食うための坊主商売であり、葬式と墓場の管理人にすぎない」とも明確に仰っている。
杉山 日顕宗なんか、遺骨の管理すらできない。日本全国で杜撰な遺骨管理を告発され、裁判で断罪されまくっているじゃないか。
正木 戸田先生が怒られた「坊主商売」以下だ(笑い)。
青木 戸田先生が日顕をご覧になったら、どれほどお怒りか。
 とにかく学会から供養を取るだけとって、一言の対話もなく切ってきた。言語道断だ。

陰には日顕一派

原田 学会を切っただけじゃない。日顕の一派はデマの謀略を仕掛けてきた。
 あの北海道のキツネ夫婦の狂言訴訟事件!
弓谷 あの卑劣なデマ事件が勃発したのは平成8年。日顕が「シアトル事件」の裁判で追い詰められている時だった。
 狂言訴訟の判決でも日顕直属の檀徒らと夫婦の関係について「一定の協力関係があることを推認することができる」と認定している。
杉山 実際に、雑誌の記者と日顕直属の檀徒と夫婦とが「デマ手記」の打ち合わせをしていた。動かぬ証拠の会話記録も発覚している。陰湿に、陰険に、謀略を仕掛けてきた。
原田 しかし悪事は必ず発覚する。当然、裁判で事実無根のデマと認定され、100万件に1件あるかどうかという「訴権の濫用」で却下された。
正木 デマにのせられた政治家をはじめ、時の総理大臣までが学会に謝罪した。
原田 デマを載せた雑誌社の幹部も「遺憾の意」を表明した。

金が必要だ!

正木 そういえば、問題の狂言夫婦の亭主が、また訴えられたそうだ。
青木 あの男は、つい先日も暴行事件で逮捕されて、罰金20万円の有罪判決が下ったばかりじゃないか。今度は、なんだ?
杉山 また借金がらみの事件です。
 というのも、あの男は多くの女性から多額の金銭を巻き上げてきた。裁判所の返済命令が確定しているものだけで合計7000万円以上にもなる。
弓谷 今回も、多額の借金を踏み倒された被害者が訴えた。1479万円の返済を求めて亭主を函館地裁に提訴した。
 この裁判で敗訴判決が確定すれば、合計8500万円の返済命令となる。
杉山 この男は法華講の女性から金を巻き上げる際に日顕を手伝うために金が必要だ≠ニ言っていた。日顕の名前を出して金をふんだくっていたことが分かっている。
秋谷 不思議なほどだ。日顕宗には、本当に悪人、悪党が多い。
 「出家の処(ところ)に一切の悪人を摂(せっ)す」との御聖訓の通り。驚くべき実態だ。
原田 悪人が集まってくるのも、それだけ坊主という生き物が化け物じみているからだ。
 戸田先生は昭和26年7月に、有名な「創価学会の歴史と確信」を発表された。
 この中でも、軍部権力に迎合した宗門の坊主を徹底的に破折された。
杉山 戸田先生は、牧口先生の指導を通してハッキリ断言しておられる。
 「あの太平洋戦争のころ、腰抜け坊主が、国家に迎合しようとしているとき、一国の隆昌(りゅうしょう)のためには国家諫暁(かんぎょう)よりないとして、『日蓮正宗をつぶしても国家諫暁をなして日本民衆を救い、宗祖の志をつがなくてはならぬ』と厳然たる命令をくだされたことを思い出すなら、先生の確信のほどがしのばれるのである」と。
青木 つまり広宣流布の役に立たず、また邪魔をするなら、宗門など必要ない。害悪である=\―これが戸田先生の烈々たる確信であられた。
弓谷 今の宗門の姿を見抜いておられたかのような先見だ。
正木 日顕のやつは、広宣流布に邁進する学会を、一言の相談もなく切った。広布の邪魔どころではない。完全に「仏敵」だ。
杉山 我々は、戸田先生の言葉どおりに戦う。永遠、永劫に日顕は許さぬ!
原田 さらにまた戸田先生は、戦時中の宗門の慌てぶりを糾弾されている。
 「信者が忠順(ちゅうじゅん)に神だなをまつらなければ、軍部からどんな迫害がくるかと、御本山すらおそれだした」「御本山一統(いっとう)のあわてぶり、あとで聞くもおかしく、みるもはずかしき次第であった」と痛烈に斬っておられる。

一歩も引くな

秋谷 戸田先生は、当時の「軍部」にも「宗門」にも、一歩も引かれなかった。
 「民衆を弾圧する権威・権力など、何するものぞ」。この大確信こそ、学会の永遠の原点だ。
青木 邪悪に対しては、痛烈な言論で責め抜くことだ。そもそも世界の文豪は皆、そうじゃないか。
杉山 ユゴーは傲慢な権力者を「汚泥にまみれたブタ」とまで罵った。有名だ。
弓谷 ロマン・ロランも、偉大な人間を妬み、中傷する連中を「有害な畜生」と断じている。
杉山 黙っていろ! ウソつき坊主めが
 これは詩人バイロンの言葉だ。
青木 そのまま日顕に浴びせてやろうじゃないか(大笑い)。
杉山 バイロンは悪辣な坊主を貴様等は人間の中で最も凶悪な種族だ≠ニも責め立てている。
原田 全く正しい。
弓谷 中国の大文豪・魯迅(ろじん)。
 私は、唇が焦げるまで叫ぶ! 敵を一人たりとも許しはしない!
 敵どもめ、憎まば憎め。こっちも一人たりとも許さぬ
 恐るべき「正義の執念」のペンだった。
杉山 魯迅はまた、他人を犠牲にして私腹を肥やす悪人を「人間を食う人間ども」と罵倒した。
弓谷 釈尊自身が、悪人には全く容赦なかった。
 反逆者の提婆達多(だいばだった)を「お前は人の唾(つばき)を食らう愚か者だ」と、人々の前で面罵した。あまりにも有名だ。
正木 これが仏の言葉だ。「慈悲」の言葉だ。
 仏様といえば金ピカの美辞麗句ばかりだと思ったら大間違いだ。
秋谷 御書には「善に背くを悪と云い悪に背くを善と云う」とある。
 極悪と戦ってこそ、極善になる。善が拡大する。慈悲の行為となる。悪に騙された人々を救える。それが言論の使命であり、聖教新聞の使命だ。
青木 戸田先生は、厳しかった。仏敵との戦いを忘れた幹部は、叱りとばされた。
 悪に対する攻撃精神を忘れるな! 失うな! これがなくなったら、広宣流布はできない。学会はバラバラになる≠ニ烈火の如く叱咤(しった)された。
秋谷 学会は「破折精神」で邪悪を責め抜いてきた。だから、ここまで発展した。このことを絶対に忘れてはならない。忘れたら、学会ではなくなる。
 責め抜いたからこそ、日顕、山崎正友、デマ雑誌らのウソ八百も完全に粉砕できたんだ。黙っていたら、悪が喜び、のさばり、増長するだけだ。
青木 その通りだ。広宣流布は、永遠に「言論戦」だ。
 大切な、大事な青年部諸君をはじめ、後世のために断言しておく。

(2005. 3.16. 聖教新聞)

 

<58>
出席者:秋谷会長、原田副理事長、八尋副会長(弁護士)、谷川副会長、杉山青年部長、弓谷男子部長

3度も断罪確定

原田 極悪ペテン師の山崎正友が、またもや最高裁判所から断罪されたな。
弓谷 埼玉県大宮市(当時)の公明党元市議が山崎を訴えた裁判だ。
 山崎は4年ほど前に出した本のなかで、元市議のプライバシーを侵害する文を書き殴った。それに怒った元市議が訴えを起こしたんだ。
八尋 この裁判で最高裁は、山崎を断罪した1審、2審の判決を支持し、今月10日、山崎の上告を棄却。山崎に慰謝料30万円の支払いを命じる判決が確定した。
原田 これで山崎は最高裁から3度の断罪だな。
杉山 その通りだ。あいつは平成3年1月、凶悪な3億円恐喝事件で最高裁から断罪。懲役3年の実刑判決が確定した。
弓谷 それに山崎は、かつての不倫相手の夫からも訴えられた。この裁判でも一昨年2月、最高裁で敗訴。慰謝料300万円の支払いを命じられた。
原田 そして今回の敗訴。これで最高裁で3敗目だ。

逆恨みで失敗

秋谷 一方、わが創価学会は、本年もまた、全ての裁判で完全勝利している。醜い「嫉妬」と「金儲け狙い」の悪辣なデマは、ことごとく司法の場で断罪されている。
原田 その通りだ。2月18日には、東京地裁が、あの「東村山デマ事件」がらみの裁判で、同市市議の矢野某に「全面敗訴」の判決を下した。これも当然ながら学会の完全勝利だ。
谷川 詳しくは、先日の第2総東京の座談会(3月15日付)でも紹介されているので読んでいただきたい(笑い)。
原田 矢野某は、わざわざバカげた訴訟を起こしたばっかりに、逆に自分たちのインチキぶりが暴かれた。またもや恥の上塗りをした。「キジも鳴かずば打たれまい」とは、このことだ(大笑い)。

デマビラ教団

弓谷 それに「デマで断罪」と言えば日顕宗だ(笑い)。
 先月もまた、日顕一派が最高裁から断罪された。
谷川 これは日顕宗の檀徒2人が所属する団体への断罪だ。
杉山 平成12年4月を中心に「信教と思想の自由を守る会」とやらがデマ騒ぎを起こした。
 元代議士・白川勝彦の秘書が「交通違反もみ消し」で逮捕されたことについて、あたかも公明党や学会の謀略であるかのように騒いだ。
弓谷 そうだ。ビラを配って騒ぎ、インターネット上のホームページでも騒いだ。
原田 選挙になると日顕一派やら山崎やらが陰でコソコソ動きだす。このデマ事件も、その一つだ。
谷川 明らかに「選挙狙い」の悪質なデマだ。
 公明党(神崎武法代表)は、檀徒とダミー団体を相手に裁判を起こした。
杉山 その後、1審の東京地裁の判決は公明党や学会が関与した形跡など全くない≠ニ明確に認定した。
原田 当たり前だ。
谷川 また檀徒は「客観的な確証を得ていなかった」と断じ、デマを捏造したと結論づけた。そして公明党への損害賠償金100万円の支払いを命じたんだ。
原田 文面の事実確認を怠ったとか、用語が間違っていたとか、うっかり勘違いしたとかじゃない。はじめっから根も葉も茎もないウソをデッチ上げて、大々的に誹謗・中傷した。全く悪いやつだ。
弓谷 地裁の判決は、デマビラが日顕宗の寺院等を通じて大量に配布された点にも着目。
 「組織的に広く配布された」「衆議院総選挙を直前に控えた時期に行われた」と指摘している。日顕宗ぐるみの謀略として認定したんだ。
八尋 2審の東京高裁も1審の判決を支持。そして最高裁は2月10日、檀徒らの上告を退けた。これで公明党側の全面勝訴の1、2審判決が確定した。

裁判で玉砕

杉山 断罪されたうちの一人は極悪ペテン師・山崎正友の手下でもある。いいようにアゴで使われている「使いっぱしり」だ。
弓谷 学会が訴えた別の違法ビラ事件でも、東京地裁、東京高裁から断罪されて、賠償金100万円の支払いを命じられている。
原田 あっちでもこっちでも断罪だ。さんざん踊らされて、この結末だ(大笑い)。
谷川 日顕は、こんな悪党の檀徒一派をワシも毎日祈るから頑張ってもらいたい∞大きくなってもらいたい≠ニ持ち上げている。
弓谷 使うだけ使おうという魂胆だよ。
谷川 ところが、この一味も一味だ。日顕に取り入って「宗門の乗っ取りを考えている」と陰で囁かれている。
杉山 日顕も、いつ、自分の寝首をかくか分からない連中に大きくなってもらいたい=Bおめでたいやつだ(爆笑)。
弓谷 そもそも日顕一派は、たった2年余りの間に最高裁で7度も断罪されている。
 まず@「遺骨の大量不法投棄事件」。遺族から預かった遺骨を米袋やゴミ袋に詰めて境内に大量不法投棄した大石寺に対して総額200万円の慰謝料支払いを命令(平成15年12月確定)だ。
谷川 また、3年前の1月から2月にかけて、日顕の「相承(そうじょう)疑惑」が原因になり、最高裁で3回も敗訴している。宗門が、各地の離脱僧侶に対して起こした寺の明け渡し請求だ。
 A「妙道寺(愛知)明け渡し請求」、B「常説寺(岩手)明け渡し請求」、C「大経寺(神奈川)明け渡し請求」に対する判決が、それぞれ宗門側敗訴で確定している。
杉山 Dあの「日顕の芸者写真事件」裁判でも、日顕宗の敗訴が最高裁で厳然と確定した(平成16年2月)。
谷川 日顕が芸者遊びにふける写真が出た当初、日顕宗は首のすげ替え∞日顕は、こんな袴を持っていない♂]々と言って、必死にごまかそうとした。
秋谷 誰が考えたのか、誰が言わせたのか知らないが、こんなバカげたごまかしが通ると本当に思っていたのか。
原田 奮闘むなしく(大笑い)、裁判では玉砕。
杉山 何が首のすげ替え≠セ。今や日顕も宗門も檀徒どももグウの音も出ない(爆笑)。

日顕断罪宗

弓谷 それに、E「改革僧侶への名誉毀損事件」では、他ならぬ日顕本人が断罪された。日顕が改革僧侶の池田託道住職を「金に目がくらんで宗門を離脱した」と中傷して断罪された。最高裁で30万円の賠償命令が確定した(平成15年7月)。
秋谷 日顕というのは、こういうウソをつくんだ。それで、いつも墓穴を掘っている。
杉山 それに、あの「シアトル事件」にからんだデマ事件でも日顕個人が断罪された。
 すなわちF「学会がアメリカ政府のコンピューターに虚偽の情報を埋め込んだ」などとデマを捏造した日顕と宗門が敗訴。400万円の賠償命令が最高裁で確定している(平成15年9月)。
八尋 私も弁護士を30年以上やっているが、最高裁で法主が2回も断罪された宗教など、聞いたことがない(大笑い)。
谷川 「断罪宗」「敗訴宗」だ(大笑い)。

(2005. 3.17. 聖教新聞)

 

<59>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、八尋副会長(弁護士)、谷川副会長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 前回、語り合ったように、学会は本年も、全ての裁判で完全勝利だ。デマとウソによる卑劣な謀略は、全て大失敗だ。
秋谷 こうやって見てくると、ウソ・デマには共通点がある。
 まず、ウソ・デマを流す時期に共通点がある。学会が発展する時、または公明党が躍進する時期を狙ってくる。
青木 悪の本質は「嫉妬」と「欲望」だからだ。学会の前進が妬ましい。陰謀を道具にして儲けたい。「いい目」を見たい。それでデマを捏造する。垂れ流す。騒ぐ。
谷川 それにまた、ウソ・デマを言いふらす輩(やから)も決まっている。「いつも同じ顔ぶれ」だ。
弓谷 確かに学会へのウソ・デマの火元をたどると、いつも同じだ。日顕一派。山崎正友。
 ないしは、その手下、亜流(ありゅう)だ。
秋谷 そして、やがて正体を見抜かれる。裁判でも断罪される。これも同じだ(大笑い)。

デマ捏造の背景

八尋 だいたいデマ、作り話というものは「いつ」「どこで」「だれが」が全てインチキだ。一歩踏み込んで事実を確認すると、全部、曖昧だ。ハッキリしない。明らかにウソがある。当然、裁判所も「デッチあげ」と判断する。
谷川 あの「月刊ペン事件」を見れば一目瞭然じゃないか。
原田 「いつ」「どこで」「だれが」が全部インチキ。背景にも政治的思惑があった。ハッキリしている。
八尋 第1に、政治的背景だ。1974年(昭和49年)、東西冷戦の溝が深まる一方のなか、池田先生は歴史的な初訪中、初訪ソを断行された。
秋谷 多くの識者からも絶讃された。断固たる、先見の行動だった。
青木 さらに、その年の暮れには、学会と日本共産党の間に、いわゆる「創共協定」が結ばれた。
原田 これも「宗教と共産主義の共存」という文明史的、画期的な協定だった。
谷川 これらが、もともと学会の発展を妬んでいた「月刊ペン」編集長・隈部大蔵にとってデマの引き金≠ノなったんだ。
原田 隈部というのは、得体の知れない宗教団体の幹部だった。
八尋 裁判の判決にも、明確にある。
 「被告人(=隈部)は、昭和五十年八月ころ、当時表面化した創価学会と日本共産党との間のいわゆる創共協定に対し、教義上の立場から疑問をつのらせ『月刊ペン』誌に創価学会批判記事の掲載を企画」と認定している。
原田 しかもデマ事件のあった昭和51年は、年末に衆議院の任期満了を控えていた。公明党の躍進が注目されていた。隈部は、その時期を狙って、デマを流したんだ。
秋谷 明確に「選挙狙い」のデマだった。
弓谷 第2にデマを騒いだ連中の素性だ。
原田 隈部は「我こそは法華経研究の第一人者だ」と自認し、学会の発展に嫉妬していたことが分かっている。
杉山 「福島泰照」「隅田洋」などのペンネームを使って、このペン事件の前にも学会中傷の本を何冊も出していた。正体、素性は明らかだ。
谷川 そして特徴の第3に、当然だが、裁判で「デマ」と明確に決着がついている。

デマは許さぬ!

杉山 「月刊ペン事件」は昭和58年6月10日に東京地裁、翌59年7月18日に東京高裁が隈部に対し「罰金20万円」の有罪判決を下した。当時、名誉毀損の罰金刑としては最高額だった。
原田 マスコミ関係者がデマ記事で「刑事裁判」を受けて、逮捕され、有罪になった。滅多にない事件だった。
弓谷 その通りです。出版関係者がデマによる名誉毀損の刑事事件で逮捕、起訴され、有罪になったケースは、きわめて稀だ。
杉山 そうなんだ。今月7日に、ある休刊中の月刊誌の記事をめぐる名誉毀損訴訟の判決が最高裁で確定した。
 元編集長と元編集部員が「刑事裁判で有罪」になったんだ。
弓谷 この判決を伝えたニュースにも、こうあった。
 「雑誌記事を巡り、刑事責任が問われたのは、1976年の雑誌『月刊ペン』事件以来」と、わざわざ「月刊ペン事件」にふれて報道していた。
八尋 こういう類(たぐい)のデマ事件で、刑事事件となったのは、実に約30年ぶりだった。
 あの「月刊ペン事件」が、日本の裁判史上でも、いかに悪辣で異例だったか。
 「月刊ペン事件」について語り残しておくことは、日本の名誉毀損事件の歴史そのものを語ることにもなる。
青木 とにかくウソ・デマで中傷することは絶対に許されない。
 学会としても、厳格、厳重に対処する。場合によっては当然、法的措置を講ずることを、改めて明言しておく。
秋谷 法的に厳しく対処してきたからこそ、これまでの裁判でも学会の正義が明確になってきたんだ。
弓谷 2月14日には、週刊誌が事実無根のデマ記事を掲載した事件の裁判で、学会側全面勝利の和解が成立した。週刊誌が学会に公式に謝罪し、謝罪広告を掲載した。

「画期的な判決」

杉山 悪辣千万なデマといえば、あの「狂言訴訟事件」。
 北海道・函館の狂言夫婦が学会を陥れるために、デマをデッチあげた事件だ。
原田 これもまた背後には、日顕一派がいた。恐喝事件を起こした山崎正友もいた。それもハッキリしている。
杉山 このデマ事件も大失敗した。平成13年6月、最高裁は「100万件に1件しか例がない」と言われる「訴権の濫用」でウソつき夫婦の訴えを却下した。
谷川 「訴権」とは「国民が訴訟を起こす権利」のことだ。日本国民なら誰だって持っている権利だ。また、最大に尊重されなければならない権利だ。
 「濫用」とは「みだりに用いる」という意味だ。
 つまり、国民として当然の権利すらも認められないほど悪辣で、事実無根のデマだったということになる。
八尋 裁判の判決では狂言夫婦がデッチあげた事件なるもの≠ノ対して、一つひとつ徹底して検証した。
 そのうえで「事実的根拠を欠く」「極めて不自然かつ不合理」「およそあり得ない」「極めて不合理であり、納得させられるところはなく、およそ信用性に乏しい」等々、すべてをバッサリと切り捨てた。
 裁判所が完全に事実無根である≠ニ認定したんだ。
谷川 その上で裁判を起こした目的をも、鋭く、厳しく見破った。
 判決は「このまま本件の審理を続けることは被告(=学会側)にとって酷であるばかりでなく、かえって原告(=狂言夫婦側)の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」とまで断じ切っている。
原田 このままだと裁判所までウソつき夫婦の仲間にされてしまう≠ニいう、裁判所の怒りだな。
弓谷 今年1月に『名誉毀損裁判』(浜名陽一郎著、平凡社)という本が出た。この本も「狂言訴訟」事件に注目していた。
杉山 その通りだ。
 「『狂言訴訟』だとして、珍しく訴えが『却下』という門前払いとされた有名な事例である」
 「ただ単に記事が真実ではないというだけではなく、そういう主張をして裁判を起こすこと自体を認めないとして門前払いにした点が画期的なものであった」
 「公(おおやけ)にそこまで認定されるのは極めて珍しく、週刊誌もそんな記事を載せるのかと人々を驚かせた事件でもあった」と。

時の総理も謝罪

青木 このデマ事件に関わった政治家たちも、のちに続々と謝罪した。
 当時の橋本総理大臣も、このデマを機関紙で騒いだことで学会と名誉会長に2度謝罪した。
原田 当時の自民党幹事長も謝罪した。
谷川 この夫婦は、そもそも大勢の会員などから詐欺まがいの手口で借金を繰り返し、踏み倒していた。それが原因で学会の役職も解任された。
 函館には多数の被害者がいる。被害者の会まで結成されているほどだ。
八尋 裁判に訴えられて、これまで確定しているだけでも、被害総額は7000万円を超える。
秋谷 誰が見ても、正体は明らかだ。
原田 だいたい、この狂言夫婦の女房は、自分たちの悪事がバレて学会の役職を解任された当時に、学会本部に詫(わ)び状≠ワで送ってきていたんだよ。
八尋 その通りだ。当時、池田名誉会長、夫人宛に、何通もの手紙を出している。
 これは学会側の弁護団が明確に確認している。
杉山 「御心配をかけて真に申しわけございません」
 「本当に申しわけございません。何卒(なにとぞ)お許しください」
 「申しわけなさで一杯でございます。どうかお許し下さい」などと書いていた。
原田 「私が浅はかで悪かったのです」「どうか、いたらない、悪い私ですが学会において下さい」等々と、自分の非をハッキリ認めてもいた。
谷川 詫び状≠ワで書きながら、デマをデッチあげる。そのうえ狂言で訴える。どう見たって「普通」じゃないし「まとも」じゃない。
八尋 ともかく「月刊ペン事件」にしても「狂言訴訟」にしても、日本の裁判史上、類まれなる悪辣なデマ事件だった。
 また、政治的謀略事件だった。よく、おわかりのことと思う。
谷川 デマ事件のカラクリが暴かれる過程で、日顕一派や山崎正友の一味がチョロチョロ動き回っていたことも判明した。
 その結果、山崎など、一段と誰からも相手にされなくなってしまった(笑い)。
原田 当時、山崎に利用された編集社の幹部も呆れて言っていた。
 「取材もせず(山崎の)原稿を載せたということは、よくなかったことは分かっています」
 「名誉会長及び関係者の皆さまにお詫びします」とハッキリ謝った。
谷川 また他の週刊誌の幹部も「極悪ペテン師の山崎正友にだまされた」と明言して「学会の勝ちです」とハッキリ認めていたほどだ。
八尋 結果として、日本の一部マスコミの呆れた実態、捏造(ねつぞう)体質が社会に知れ渡った。
 そうしたデマ報道に人権を蹂躙(じゅうりん)された、他の多くの被害者の人たちも、学会に感謝している。
秋谷 学会は今年も法廷で連続勝利だ。当然、今後とも卑劣なウソ・デマには、厳しく対処していく。
 「デマを許さない社会をつくるために一緒に戦いたい」と、多くの人々もまた敢然と立ち上がりはじめている。

(2005. 3.21. 聖教新聞)

 

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出席者:青木理事長、正木副会長、谷川総東京長、上田離島部長、佐々木八丈島創価本部長、杉山青年部長

上田 先日、福岡県西方沖で強い地震がありました(20日)。
谷川 福岡市や佐賀県南部で震度6弱を観測。とくに福岡市沖の玄界島では、多くの家屋が倒壊し、甚大な被害が出たと報じられていた。
青木 学会本部として、心から、お見舞い申し上げます。また、被災者の無事と、一日も早い復旧を心から、お祈り申し上げます。
正木 各自治体はもちろん、政府は早急に救援・復旧作業に取り組んでもらいたい。

広布の最先端

青木 それにしても全国各地、あちらの島でも、こちらの島でも、友が大活躍だ。
 素晴らしい活躍のお便りを、よくいただきます。
上田 北は北海道から南は沖縄まで。気候や風土は様々ですが、信心の情熱は同じです。
杉山 北海道の利尻島、礼文島。今年は雪も多く、利尻富士も、すっぽりと雪をかぶっているようです。
 そんな中、両島では厳寒の2月も青年主張大会を開催。雪をも解かす青年の勢いに大反響だったそうだ。
谷川 利尻島といえば、島にある日顕宗の道宣寺は、文字通り「廃墟」と化した。今は雪でペンペン草も生えない(笑い)。
正木 天売島も、奥尻島も雪が多いが、聖教新聞の購読推進に全力を挙げている。
 2月には2つの島で50部もの拡大を達成した。
上田 いっぽう、瀬戸内海に浮かぶ香川県の小豆島。ここでは男女青年部が160人もいる。元気いっぱいだ。
 宗門の檀徒は、もともと少なかったが、さらに14世帯が脱講。
正木 ここでも日顕宗は大没落だ(笑い)。
青木 それにしても、日本には、いくつくらいの島があるんだろうね。
杉山 調べました。北海道、本州、四国、九州を含めて、全部で6852もの島がある。
 人が居住している島は約430島です。
上田 そのうち約240の島々で、我が同志が、生き生きと前進しています。
青木 「離島」というが、島という意味では、本州も、小さな島も、おんなじだ。「同格」だ。
 むしろ近年は、離島こそが広宣流布のモデル地域として、全国を引っ張ってきた。
 島こそ、日本の広宣流布の最先端だ。「先進地域」だ。
正木 本部幹部会などの衛星中継も23島の25会場、音声中継は83島の84の個人会場で行われています。
青木 本当に、お世話になっています。拠点を提供してくださっている皆さまに、改めて御礼(おんれい)申し上げます。
 本当に、ありがとうございます。
上田 かつて池田先生は、指導してくださいました。
 「一つの島というのは、広く言えば一つの国と同じである」
 「だれびとに対しても仲良く協調し、人間性豊かに進んでいただきたい」と。
正木 そして「世法的にも立派だ、さすがだと言われるような聡明な活躍を願いたい。
 それが広宣流布への第一歩であると確信し、身近なところから堅実に信心の根を張っていただきたい」と、仰った。
谷川 本当に、その通りです。島の社会は、ある意味で狭い。
 したがって、一人一人の日常の振る舞いが一段と問われるからだ。
青木 そのなかで、一人一人のメンバーは日々、真剣に信頼を広げてきた。大都会や、生活環境に恵まれた地域では、想像もできない大活躍だ。

「無期限購読」

正木 「島広布の先駆」といえば八丈島。
谷川 八丈島は東京から南へ約300`。離れているが、住所は「東京都」。学会の所属組織も、東京の「伊豆諸島栄光圏」だ。
佐々木 約9000人の人口です。地縁、血縁のつながりが深く、島社会に特有の伝統や慣習もあります。
 わが八丈島創価本部は、そうしたしがらみを一つ一つ、乗り越えて前進してきた。それが誇りです。
正木 八丈島では、島の全世帯の約2割が聖教新聞を購読している。一時は3割を超えたこともある。
谷川 とくに友人の購読者が非常に多い。八丈島の学会世帯の約1.5倍にものぼる。
佐々木 その大半が「生涯、聖教を購読したい」という「無期限」「期限無し」の長期購読者です。
青木 すごい。素晴らしい理解の広がりだ。
佐々木 さらに「1年間単位」の購読者も合わせると、実に友人購読者の7割以上が「長期購読者」となる。
正木 まったく、すごい。「ポイント制」に慣れた我々には、ちょっと想像できない広がりだ(笑い)。
杉山 八丈島の名士の多くも、聖教を「無期限購読」しているとか。
佐々木 紹介者と友人の間に、深い人間関係があるからです。
 ちなみに無期限の長期購読を推進しているメンバーは現在、100人以上にもなる。
上田 島に住む人は、毎日、同じ人々と顔を合わせる。一生涯のつきあいだ。ならば、新聞の購読も一生涯――島特有の実情に合わせた取り組みが実を結んだわけですね。
佐々木 その通りです。

垣根≠ェ消えた

青木 八丈島では、この数年で公明党の支持も着実に拡大しているね。
正木 2001年以前は、公明党は国政選挙で数度、1000票を超えたことがあった。だが町議選では800票を超えるのがやっとだった。
佐々木 ところが2001年の参院選以降は、町議選も衆院選も、すべて1000票を突破。
 昨年の参院選では、ついに1300票に迫る勢いでした。
青木 普段から支持者が地道に信頼を重ねてきた証拠だ。党も議員も絶対に忘れてはならない大恩がある。
正木 それにしても私も伺って、実感しているが、とにかく八丈島の人は人柄がいい。道で会ってもニコニコ。明るくて、外に開かれている。
上田 「まるでSGIのメンバーと話しているようだ」という人もいた(笑い)。
谷川 学会員と地域の人々の仲も抜群にいい。
佐々木 そういう環境が整ってきたのも、実は「宗門事件以降」のことなんです。
杉山 と言いますと?
佐々木 八丈島では葬儀が重視されます。もっとも重要な交流の場≠ニなるんです。
谷川 なるほど。宗門と一緒の時は、何かといえば坊主が他宗の葬儀に行くな≠ニ言わんばかりに威張り散らしていたからな。
正木 自分じゃ折伏も破折もできないくせに、学会を睥睨(へいげい)していた。
杉山 ところが、その坊主どもと別れた(笑い)。さあ、万々歳だ。地域との垣根≠ェ消えた。
佐々木 他宗の葬儀にも、今まで以上に気兼ねなく参加できるようになりました。
青木 そこから地域友好が一気に加速したわけだね。
上田 いまや八丈島では、学会員の葬儀も、他宗の寺の施設を借りて行うことがあるほどだ。
佐々木 なにしろ、寺の施設は広くて便利ですから。もちろん、ちゃんと学会の御本尊を御安置して、厳粛に執り行っています。

新聞配達の苦労

杉山 ところで「聖教拡大の王者・八丈島」。聖教新聞は何時ごろ届くんです?
佐々木 毎朝8時半に東京からの第1便の飛行機で届きます。
 それを島の販売店主が空港に取りにいき、島内の配達員に仕分ける。
 配達員さんが読者に配達するのは、午前から午後になります。
谷川 悪天候で飛行機が遅れることもあるとか。
佐々木 季節にもよりますが、第1便が欠航になることがあります。その場合、集落によっては、新聞が届くのは夕方になります。
青木 「新聞は朝、届くもの」と当たり前のように思っていたら、とんでもない。
 島の配達員の方々が、どれほど苦労をなさっているか。私どもは忘れてはならない。
佐々木 聖教新聞は読者に大変に喜ばれていますよ。
 午後に配達されるので、テレビ・ラジオ欄には翌日までの番組表が掲載されている。これがまた、歓迎されています。
杉山 ああ、そうなんですね!
上田 番組表は、北海道や沖縄の島でも、同じようになっています。新聞の配達が遅くなるので翌日分の番組表も載っている。
青木 新聞も雑誌も「書けば売れる」という時代じゃない。
 地域の実情に即し、読者の視点に立った紙面を作らなければ、拡大も発展もない。そういうことだ。

(2005. 3.22. 聖教新聞)