< 青年部座談会 >

新時代を勝ちまくれ!

<11> 政治は「実績」「結果」が勝負
<12> デマは民主主義を汚す害毒
<13> 厚顔無恥の政治屋を叩き出せ!
<14> 大東京が前進
<15> 公明党よ 断じて勝て
<16> 公明党全議員が先頭に立て
<17> 戦いは執念で勝て
<18> 支持者が誇れる政治家たれ
<19> 栄光の5・3を全世界が祝賀
<20> 前進!! 大勝利の5月3日から

 

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<11> 政治は「実績」「結果」が勝負
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、青木信越青年部長

ブーメラン政党

後藤 国民の政治不信といえば最近、民主党が「ブーメラン政党」なんて呼ばれているな(笑い)。
竹内 新聞各紙に出ていた。
 政府や自民党の不祥事を追及しようとすると、同じスキャンダルが、民主党の中から発覚する。
 これが「ブーメラン」にそっくりだというんだな(笑い)。
青木 社民党の幹部ですらウンザリしていた。「このブーメラン現象は何とも遺憾」「正直、しっかりしてくれ、と言いたい」と呆れ果てていたほどだ。
奥村 確かに、国民年金保険の未納問題を追及しようとした時には、党の元代表自身の未納問題が発覚。
後藤 自民党幹部を国会で追及しようとしたら、あの永田某のガセメール事件が起こった。
青木 自民党議員の資金管理団体の問題を追及しようとした矢先に、参院副議長(民主党出身)の献金問題が発覚。副議長を辞任した。
後藤 最近では、閣僚の光熱水費の問題を追及しようとしたら、自分の党の代議士に同様の問題が浮上した。
谷川 新聞に書き立てられても仕方ないな(笑い)。
竹内 政治評論家の伊藤惇夫氏が分析していた。
 「敵を攻める時はまず味方を固めなければいけないが、民主党は脇が甘い。自分のことすらきちんと調べていない。攻めることしか知らず、守りに弱い」
 「トータルで見れば、国民の目には同じ穴のむじなだろう」(「東京新聞」3月16日付)と鋭く見ていた。
谷川 これが野党第1党だ。国民が白けるのも無理はない。
原田 ますます公明党の存在が大事だ。一段と重要になってきた。今こそ公明党の出番だ。政治不信を打破してもらいたい。
谷川 ところで今、関東の同志が大健闘している。とくに埼玉県の川口市、春日部市、上尾市! 千葉市の中央区!
原田 それに埼玉県の新座市、さいたま市の北区!
谷川 関東の大前進を皆が注目している。

病院で査問?

竹内 そういえば先日、この座談会で「看護師の人権を侵害する病院」を取り上げた。
青木 「特定の政党の選挙活動を看護師に強要している」という話だったな。
竹内 ところが、座談会が掲載された翌日。職場の集まりで「この中に聖教新聞の座談会に情報を流したのがいないか」と看護師たちを査問≠オた病院があったというんだな(大笑い)。
後藤 へぇー、不思議なことがあるものだな。
 だいたい、あの座談会では、病院の名前も出ていなかったのにな(大笑い)。
青木 自分で「うちは看護師の人権を侵害してます」って宣言しているようなものだな(爆笑)。
谷川 とにかく、今は医療の問題、病院の問題が、大きく取り沙汰されている。さらにまた、看護師の不足問題などが指摘されている。
青木 そのなかで、病院が看護師の人権を踏みにじる。仕事でもないのに選挙活動を強要する。言語道断だ!
竹内 それでなくても最近、とにかく医療事故、医療過誤が相次いでいるじゃないか。
奥村 最近も、東京都板橋区の病院で、事件があった。患者の肝臓に管が刺さって亡くなるという痛ましい事件が発覚した。
後藤 埼玉県所沢市の病院では、入院患者の人工呼吸器が外れて、患者が死亡した。
 遺族が先月、病院側を相手取って損害賠償を求める裁判を起こした。
奥村 渋谷区(東京)の病院でも本年1月、事故があった。患者が胆のう手術を受けた直後に、腹部で多量の出血を起こして亡くなったというものだ。
後藤 これらの病院は、同じ系列≠ニいう話だな。
原田 これは政治が取り組むべき問題だ。
 与党も野党も、本腰を入れて、医療事故から国民の生命を守るべきだ。

「横取り」事件

後藤 政治といえば、共産党による実績の「横取り」が一段と問題になっているようだ。
奥村 たとえば、東京の世田谷区議会の話だ。
 今月2日、共産党の議員が子どもの医療費の無料化は共産党の主張が実った≠ネどと質問した。
 それに対して、同区の区長は「共産党から提案されたから実現したという政策は一つもない」「誤解をしないようにしていただきたい」と明確に答弁した。
青木 「一つもない」か(爆笑)。
竹内 札幌市の白石区では、こんな事件があった。
 公営住宅の家賃値上げが据え置かれたことについて共産党市議団の取り組みで実現≠ニ書いたビラが撒かれた。
 そこには昨年11月の共産党による政府交渉で実現した♂]々とあった。
奥村 それを見た区民が怒ったの何の。
 実際は、昨年11月の時点で既に「家賃の据え置き」の方向で進んでいた。
 共産党がやったことは、それを、ただ「質問して確認しただけ」だった(笑い)。
後藤 それを自分たちの実績だ≠ニ「粉飾」していたわけか!
竹内 大阪府の寝屋川市長も、共産党のやり口には憤慨していた。
 市長によると、共産党の議員に乳幼児医療費助成の拡大が決まったのは本当か≠ニ聞かれた。
 市長は本当だ。公明党をはじめとする皆さんのお陰だ≠ニ明確に答えた。
奥村 ところが共産党系の機関紙は共産党市議団の申し入れに答えたもの≠ニ大ウソをついた。
竹内 さすがに市長も呆れ果てていた。
 「あきれます。一体、どうなってんねん」
 「(他党が)一生懸命努力した成果を横取りするもの以外の何ものでもありません。それが、天下の政党ですか。まさに、市民を冒涜したと言っても過言ではない」と激怒していた。
青木 情けない。みっともない。呆れ果てて、ものも言えない。
奥村 ほかにも、あるわ、あるわ。京都府、京都市、兵庫県、川崎市、山口県宇部市等々でも、共産党による「実績の横取り」が続々と発覚し、大問題になっている。
後藤 とにかく他党が努力して、やっと政策の実現が決まった。すると、これ見よがしに「質問だけ」「請願だけ」する。そのうえで「自分たちの実績だ」と宣伝する。
奥村 しかも、肝心の予算案には反対しておいて、だ。
青木 そんなのが「実績」になるんだったら、そもそも議員なんか必要ないじゃないか。
竹内 社会では、依然として「オレオレ詐欺」の被害が続いている。
 何でも「オレがやった」「どの実績もオレの実績」のオレオレ政党≠ノも要注意だな!
奥村 その通りだ! 騙されたら、損をするだけだ。
原田 政治は「実績」「結果」で決まる。政治家ならば堂々と実績を残せ! 勝利の結果を残せ!
谷川 ところで明日(30日)は、4月の統一地方選挙の前半戦となる、44道府県議選と15政令市議選が告示になる(4月8日投票)。
原田 これまで繰り返し確認してきたが、支援活動にあたっては、絶対に無事故・無違反で進めてまいりたい。これが学会の伝統であり、鉄則です。
 我々は、どこまでも公明正大に、正々堂々と支援活動に取り組んでいこうではないか。

(2007. 3.29. 聖教新聞)

 

<12> デマは民主主義を汚す害毒
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、広瀬九州青年部長

原田 いよいよ「師弟誓願」の4月! 春も本番だ。
谷川 関西、東海道をはじめ、全国の友が、咲き誇る桜花のごとく「対話の花」を広げている。
竹内 なかでも、新潟市の中央区! 福岡市の中央区、早良区!
原田 また、埼玉県の川口市! 千葉市中央区!
谷川 それに川崎市の幸区!
原田 勝利を皆が祈っている。皆が待っている。
谷川 御聖訓に「なにの兵法(へいほう)よりも法華経の兵法をもち給(たも)うべし」「あへて臆病(おくびょう)にては叶(かな)うべからず候(そうろう)」と仰せであられる。
原田 戦いは「勇気」と「勢い」で決まる。「仏法は勝負」だ。この学会創立77周年の意義深き4月。我々は、勝って正義の歴史の金字塔を打ち立てようではないか。

青山での学会葬

谷川 きょうは「4月2日」。第2代会長戸田城聖先生の50回忌にあたります。
原田 戸田先生は、昭和33年(1958年)の4月2日にご逝去なされた。
 75万世帯の願業を見事に成し遂げられ、池田先生に広宣流布の後事の一切を託されたうえで、安祥(あんじょう)として逝かれたのです。享年58歳であられました。
谷川 戸田先生の学会葬は4月20日、東京の青山葬儀所で執り行われました。
 参列者は25万人。時の総理大臣、文部大臣、東京都知事など名だたる政界の人物も参列し、深く追悼した。
後藤 青山葬儀所といえば、歴代総理大臣をはじめ政財界の著名人の葬儀が行われてきた。大変に格式ある葬儀所ですね。
原田 その通りです。
 実は、戸田先生の学会葬を青山葬儀所で行うことも、池田先生の発案であられた。
広瀬 そうだったんですか! 初めて伺う話です。
原田 当時は、財界、政界の大物しか葬儀ができないといわれていた。
 そこを池田先生自らが交渉に当たられた。その結果、立派な葬儀所で、盛大な葬儀を行うことができたのです。
谷川 恩師であられる戸田先生の偉業を宣揚するために、どれほど池田先生が心を砕いてこられたか。
 この一事をもってしても、うかがい知ることができます。
原田 戸田先生の御逝去から半世紀。池田先生は、初代、2代会長の偉業を、全世界に宣揚されてこられた。
竹内 戸田先生、牧口先生のお名前を冠した通りや公園等は、今や全世界で約30にもなります。
原田 のみならず池田先生ご自身が、これまで世界から208もの名誉学術称号を受けておられます。
 今や世界中の大学、学術機関が戸田先生、牧口先生の功績を讃嘆している。
谷川 すべては池田先生が、身をもって開かれ、広げてこられた道です。

陣頭指揮で交渉

竹内 青山葬儀所の話が出ましたが、近くには国立競技場があります。ここでも、有名な10万人の男子部の大総会(昭和36年11月)をはじめ、学会の歴史的な会合が行われてきました。
 この国立競技場を使うということも、池田先生のご発案だったと、うかがいましたが。
原田 その通りです。
 かつては、国立の競技場を、一民間団体が使うなど、想像もできなかった。
 それを先生が交渉の陣頭指揮に立たれ、実現してくださったのです。
竹内 学会の歴史の一つ一つに、どれほど深い意義が込められていることか。
 わが青年部の歴史も、全部、池田先生がつくってくださった歴史です。先生が手塩にかけてくださった青年部です。
 いよいよ本門の池田門下生が躍り出る時代がやってきた。われわれは断固、見事な勝利を勝ち取ろうじゃないか!

またもデマで中傷

森井 話は変わるが、先月27日、公明党の長野県本部が共産党の県議を告発した。
 長野県警松本署に「虚偽事項公表罪」で告発の申し立てをしたということだ。
竹内 公明新聞に出ていたな。
 記事によると、この共産党県議が配ったビデオの中で、公明党の県議をデマで中傷していたという話だ。
広瀬 なんでも、この公明党県議が議会で反対した議案などを5つだけ取り上げて何でも反対の公明県議≠ニ騒ぎ立てているというんだ。
谷川 バカバカしい!
竹内 もちろん、調べてみると、事実は全然違う。
 問題の議案が出た月だけを取ってみても、この公明党県議は合計56の議案のうち50の議案に賛成している。実に9割もの議案に賛成している。
広瀬 それを、たまたま反対した議案だけを取り上げる。まるで全部の議案に反対したみたいに騒ぐ。喚く。
後藤 あくどい手口だ。こういう汚い手を使うから嫌われるんだ、あそこは(笑い)。
原田 だいたい「何でも反対」は、共産党の十八番(おはこ)じゃないか(大笑い)。
広瀬 あそこは「何でも反対」「反対だけが実績」。これは有名だよ(笑い)。
森井 それを他党になすりつけちゃあ、いけない(笑い)。
谷川 それで結局、刑事告発の申し立てを受けたわけだな。
広瀬 公職選挙法では、候補者を当選させないために、ウソをついたりデマを流せば「虚偽事項公表罪」に問われる。
 同法235条2項に定められている。
谷川 公職選挙法に違反すれば、場合によっては警察に逮捕、勾留される。
 有罪になれば「4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」だ。
広瀬 それにまた大分県日田市でも、共産党の市議が、ウソの入りまじったチラシをバラ撒いた。それが市議会で大問題になり、議員の辞職勧告決議案が可決された。
原田 とにかく選挙を汚すデマの害毒は断じて許されない。許してもならない。
 厳しく糾弾し、追及していくべきだ。民主主義を踏みにじる暴挙じゃないか。

(2007. 4. 2. 聖教新聞)

 

<13> 厚顔無恥の政治屋を叩き出せ!
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、広瀬九州青年部長

断じて勝て!

竹内 ところで、いま関西は、政令指定都市となった大阪・堺市をはじめ、各地の同志が大前進している。
谷川 堺といえば、聖教新聞に掲載された「あの日あの時U――池田先生と関西の堺市」(1月19日付)。感動的なエピソードが生まれたそうだね。
原田 あの記事を池田先生が読まれたところ、記事の中に7人の名前が出てきた。そこで先生は「みんなのことは覚えているよ」と。草創期の堺で、先生と一緒に戦った同志の皆さんだった。
森井 そうなんです。記事に出た7人は、さっそく堺の中心会館である堺講堂に集まった。そして皆で記念撮影をして「断じて勝ちます!」と、感謝と決意の報告をしたのです。
谷川 その報告を聞かれた先生は、大変に喜んでくださった。「ありがとう、ありがとう」と何度も、おっしゃっておられました。
原田 それこそ「草の根を分けてでも」激励、また激励の手を伸ばしてくださる。それが池田先生です。
 今の話にもあったように、聖教新聞の紙面一つとっても、写真に写った友の姿に目をとめられては、すぐさま励ましの伝言を託される。
谷川 そして、連日にわたる、各地の友への和歌、句などの激励の数々……。
原田 本当に有り難いことです。
 我々は、戦います。断じて勝利を勝ち取ります。
竹内 いま、全国の同志の奮闘が光っている。
原田 なかでも埼玉県の川口市! 新潟市の中央区! 千葉市の中央区! 福岡市の早良区、中央区! 川崎市の幸区! 横浜市の神奈川区! 広島市の西区!
 そして「世界の模範」の常勝関西の友!
谷川 皆の勝利を全国の同志が待っている。見守っている。
竹内 青年部も絶対に勝ちます! 勝利の旗を打ち立てます!

児童手当に反対

広瀬 そういえば先日、国会で、乳幼児への児童手当を増額する法案が参院で可決された(3月28日)。
森井 新聞に出ていたな。この法案の採決に反対したのは、民主党だけだった≠ニ。
後藤 なぜ反対したんだ?
広瀬 ある評論家が選挙対策にならないからだろう≠ニ言っていたな。
竹内 呆れた話だ。またパフォーマンスか。
森井 そんなことだから不祥事が後を絶たないんだよ、あそこは。
後藤 まったくだ。あそこは、この7年間だけでも不祥事の数が約100件にものぼる。それも議員、秘書、職員による不祥事、犯罪だけで、だ。
広瀬 それも麻薬、痴漢、ストーカー、暴行、傷害、学歴詐称、買収、弁護士法違反等々、悪辣な犯罪ばかりじゃないか。
森井 逮捕された議員と秘書だけでも約50人。
 どれほど有権者を裏切ってきたか。
原田 目を覆うばかりの惨状だ。ここまでくると、とてもじゃないが、偶然とか、たまたまといった次元の問題じゃない。党自体の「体質」だと言われても仕方がない。

「横取り」の実態

竹内 それに、あの共産党の「実績の横取り」の手口。全国各地で一段と問題になっている。
谷川 そういえば、共産党から除名された元市議の話が月刊誌に出ていたな(「第三文明」5月号)。
後藤 そうでしたね。実績の横取りについて、この元市議は、こう証言していた。
 「実はわれわれも議員時代はよくやりました。共産党はアリバイを作るのがうまい」と断言していた(笑い)。
森井 そして「共産党の議員なんて、厚顔無恥にでもなっていないと務まらない」とまで明言していたな(大笑い)。
広瀬 私がよく知る政治学者が言っていた。
 「政治の世界では、ある程度の取り引きや妥協があるのは仕方がない。だが、我が国の政治に、ここまで、あからさまなデマ、ウソを持ち込んだのは共産党だ。『政治家はウソをつくものだ』という先入観を広く国民に植え付けてしまった罪は大きい」と怒り、糾弾していた。
原田 正論だ。たいへんに説得力のある論説だ。
谷川 その通りだ。政治家は堂々と「真実」を語るべきだ。それを、ウソで国民を騙す。欺く。ごまかす。他人が汗を流した実績まで平然と横取りする。
後藤 要するに「まとも」じゃないんだ。とてもではないが「まともな人間」にできることではない。
広瀬 政党のウソ、捏造、横取りを許すな!
森井 有権者は騙されるな!

経歴まで捏造

後藤 ウソといえば、つい最近も神奈川県で事件があった。横浜市泉区の共産党の市議候補の経歴詐称が発覚したんだ。
竹内 読売新聞などにも出ていたな。悪辣千万な事件だな。
後藤 その市議候補は、かつて「弁護士司法書士」と自分の名刺に書いていた。また「早稲田大学法学部卒業」「日弁連女性の権利委員会常任委員」とも名乗っていた。
竹内 2001年の年賀状では、わざわざ東京弁護士会から横浜弁護士会に登録変更した≠ニいう挨拶文まで書いていた。
後藤 ところが、いざ立候補する段階になって、驚いた。共産党が出した出版物には、弁護士だとか早稲田大学だとかは一切書いてなかった。
 それを不審に思った市民からの情報で公明党が指摘したところが、何と全部、真っ赤な大ウソ。結局、共産党としても「詐称」を認め、その候補者の選挙活動を取りやめたんだ。
森井 「選挙活動をやめた」で済むどころの話じゃない。
谷川 だいたい弁護士でもない人間が弁護士と名乗るのは弁護士法違反だ。
広瀬 その通りだ。弁護士法第74条では弁護士でない者は弁護士の名称を用いてはならない≠ニ明確にある。
 もし違反すれば「100万円以下の罰金」に処される重大な犯罪行為だ。
森井 そのうえ弁護士だけでなく司法書士までウソだったとはな。
後藤 しかも、この候補は実際は高校中退だ。それを早稲田の法学部卒だと抜け抜けと名乗っていた。
森井 二重、三重にウソをついていた。「底なし」だ。
後藤 「実績の捏造」ばかりか、経歴まで捏造していたとはな! 呆れ果てるばかりだ。

事前運動を告発

竹内 愛知県でも事件があった。
 名古屋市昭和区では、市議選の告示前から、共産党関係者が「事前運動」をしていたらしいんだな。
後藤 その通りだ。共産党の区委員会が発行する「民報」に、投票日ばかりか、候補者名まで書いていた。つまり候補者への投票を誘引させようとした。
 しかも、その民報を組織的に、それも無差別に、大量に、バラ撒いたんだ。
広瀬 これは公職選挙法で禁止されている「事前運動」に当たる。
竹内 そこで公明党の愛知県本部は、愛知県警昭和警察署あてに、公職選挙法違反の事前運動罪で告発を申し立てた。
原田 言うまでもないが、選挙は公明正大でなければならない。
 選挙を汚す違反行為、デマは断じて許されない。
竹内 票のためなら、ウソだろうが、捏造だろうが、手口を選ばない。そんなあくどい政治屋は叩き出せ!

(2007. 4. 5. 聖教新聞)

 

<14> 大東京が前進
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、森井関西青年部長、松尾中部青年部長

原田 昨日(4月8日)に投票が行われた、統一地方選挙の前半戦。
 私たちが支持する公明党は大勝利だった。大きな歴史を開いた。
谷川 引き続いて今月22日には、統一地方選後半戦の投票日を迎える。
 公明党は油断を排し、いよいよ死力を尽くして、戦い抜いてもらいたい。
原田 われわれ支持者も、全力で応援する。

一流の人間たれ

竹内 それにしても、全国の同志の前進! 「5月3日」を目指して、いよいよ勢いを増している。
原田 本陣・大東京の文京区! 中央区! 国立市! 国分寺市!
谷川 それに同じく東京の世田谷区、渋谷区、港区、昭島市、稲城市。
 「仏法は勝負を先(さき)とす」の仰せの通り、みな「断じて勝つ!」と意気軒高だ。
原田 ところで、4月を迎えて、社会も新年度が始まった。
 各企業、団体には、新入社員が入ってきた。社会全体が、新鮮な息吹にあふれている。
竹内 我が青年部でも、新社会人、学校の新入生となったメンバーが多くいる。人生の新しいスタートに、心からエールを送ろうじゃないか。
原田 池田先生は、かつて青年部の会合で、このようにスピーチしてくださいました。
 「どんな小さな仕事でも、ぴかぴかに輝くくらいに、立派に仕上げることである。その人に『信用』ができる。その人が一流になる」
 「『一流の人間』が働いている会社こそ、どこであれ、何であれ、一流なのである」
 このように大学を卒業する友を励ましてくださった。
谷川 まったく、その通りです。
 環境がどうあれ、他人がどうあれ、まず自分自身が「一流」になることだ。「信用」を勝ち取ることだ。
原田 なにも新人だけじゃない。仏法は「本因妙(ほんいんみょう)」だ。「毎日が新出発」だ。
 われわれも初心に帰って、フレッシュに新年度のスタートを切ろうじゃないか。

放漫経営の宗門

松尾 青年たちの意欲満々、気力充実の学会とは打って変わって、いよいよ陰々滅々なのが日顕宗だ(笑い)。
森井 当然だ。だいたい日顕宗の坊主になんかなったって、自分の寺は持てない。信者もいない。右を向いても左を見ても、お先は真っ暗闇だ(大笑い)。
奥村 何しろ宗門事件が起きてから17年がたつが、この間、あの日顕は、国内に、ただの一ヵ寺たりとも建てていない。信者だって、17年前の2%にまで激減した。
竹内 ところが坊主の人数だけは増えている(爆笑)。
 宗門事件が勃発した直後の1991年(平成3年)と比べると、なんと150人も増えている。
松尾 会社でいえば、売り上げも経常利益も激減しているのに、社員ばっかり増やしているようなものだな(大笑い)。
奥村 明確な計算性や将来の見通しなど何一つない。完全に放漫経営≠セ。
 だから、いまや自分の寺を持てない坊主は約250人。実に、日顕宗坊主の3割が「寺なし坊主」だ。
谷川 それなのに、日顕宗では、いまなお毎年20人ほども小僧をとっている。どんどん坊主の数を増やしている。
森井 トップの日顕、日如が、どれほど無能か。こんなメチャクチャな放漫経営≠やっていたら、一般の会社なら、間違いなくクビだ(大笑い)。
原田 これも日顕の見栄だよ、見栄。寺もない。信者も増えない。
 それなのに、それを自分の異常極まる見栄で、坊主だけは増やし続けた。その結果だ。
谷川 末寺の坊主たちも、怒り狂っている。
 今どき息子を坊主にしてみたところで、将来なんか何もない。みんな百も承知だ。だが、日顕に逆らうと自分のクビが飛ぶ。それで仕方なく、しぶしぶ子どもを大石寺に差し出している。
奥村 ていのいい「人質」ということだな(大笑い)。

末寺は廃墟同然

竹内 とにかく日顕というやつはケチの上にドの字がつくドケチだからな。
 この17年間に宗門がつくった寺は、日顕以外の坊主が自分の息子や親族のために建てた寺だけだ。
 日顕のやつは、自分では一ヵ寺たりとも建てていない。
森井 建てないどころか、逆に潰れている。
 食いつめて、やっていけなくて、潰れた寺が続出しているじゃないか(笑い)。
松尾 惨たんたる現状だ。たとえば三重県津市(旧白山町)にある仏徳寺。実は、最近になって、寺の看板が外された。
原田 仏徳寺といえば、平成2年12月、学会が宗門に寄進した最後の寺じゃないか。
松尾 その通りです。寺が閉鎖されているのかどうかは分からないが、2週間前から寺の名前の書かれた看板が外されている。これは事実だ。
竹内 もともと、あそこは毎月の寺の集まりにも数人しか来ない。春の彼岸の行事も、やらなかったような荒れ寺だからな。
松尾 何しろ肝心の彼岸の日、坊主の菅原信宰のやつは、別の寺の法要を手伝っていた(笑い)。
竹内 相当な困窮寺院のはずだが、坊主の菅原は、あちこち遊び回っている。パチスロなんかで遊んでいる(大笑い)。
谷川 そのほかにも潰れた寺、ペンペン草の生えた寺が、ゴロゴロあるじゃないか。
森井 その通りだ。たとえば、高知県四万十市(旧中村市)の開光寺。最近まで、まったくの廃墟同然、草ぼうぼうのお化け屋敷みたいになっていた。今は建物も壊されて、跡形もない。
奥村 北海道・利尻島の道宣寺。ここも、すでに跡形もない(笑い)。
松尾 どっちも、日顕宗の寺院名簿から抹消されている。
原田 名実ともに地上から消え失せたわけだ(大笑い)。
谷川 ここまで宗門を潰し、寺を潰した張本人の日顕。
 あいつは最近、何やってんだ?
奥村 東京・世田谷区の豪邸にいるのやら、大石寺にいるのやら。最近は、宗内で話題にもならないようだ(笑い)。
原田 とうとう手も足も出なくなった(笑い)。
 まさに「嗚呼(ああ)恥(は)づべし恥づべし」。御聖訓の通りじゃないか。

(2007. 4. 9. 聖教新聞)

 

<15> 公明党よ 断じて勝て
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、森井関西青年部長

谷川 8日に投票が行われた統一地方選挙の前半戦。我々が支持する公明党は、見事に「完全勝利」を果たした。
原田 今回は道府県議選に181人、政令市議選に169人の計350人が立候補したが、その全員が当選した。
森井 関西のマスコミ関係者も驚いていた。
 「全員当選とは、すごい。さすがとしか言いようがありません」
 「国民の期待の表れですね。また、何よりも支持者である学会員のおかげですね」と言っていた。
竹内 新聞でも「公明候補全員当選」等と見出しが躍っていた。
原田 これほどの支持者から支援をいただいたんだ。当選した議員は、お世話になった支持者、有権者に、心から御礼を申し上げていくことだ。
 そしてまた、この大恩に報いるために、後半戦も先陣を切って戦ってもらいたい。
谷川 その通りだ。
 統一地方選挙の後半戦である一般市議会、東京特別区議会の選挙は、いよいよ15日の告示が迫っている(投票日=22日。町村議会選挙は17日に告示)。
竹内 今回の後半戦は、告示が日曜日にある。いつもと違って、土曜・日曜が1回ずつしかない。短期決戦だ。それだけに激戦が予想される。
原田 公明党は今度は1300人以上の候補を立てて戦うことになる。地方が変われば日本が変わる。断じて「連続勝利」を勝ち取ってもらいたい。
竹内 それにしても、常勝関西が模範の大前進をしている。
原田 なかでも、大阪府の池田市、守口市、門真市、四条畷市、富田林市、泉大津市、岸和田市の同志!
谷川 それに京都府の城陽市! 兵庫県の芦屋市! 宝塚市!
森井 いま、全関西の同志が一丸となって完勝を誓っている。
原田 御聖訓に「異体同心(いたいどうしん)なれば万事(ばんじ)を成(じょう)し」と仰せであられる。これが万般に通ずる勝利の鉄則だ。
 全国各地で、この日蓮大聖人の仰せの通りの前進が始まった。

共産党は邪党!?

後藤 話は変わるが、先月、こんな話があった。
 埼玉県の上田清司知事が足を引っ張る議論だけをしてくるのは、与党とか野党とかを通り越して、邪党みたいなものだ≠ニ発言した。
 これに共産党が噛みついた。
 「特定の党を誹謗することは認められない」なんて大騒ぎしたようだ(笑い)。
森井 へえー。でも、その知事は「共産党が……」とは言ってないんだろ?
後藤 ひとことも言っていない。
森井 本人が言っていないのに、わざわざ自分たちで名乗り出る。よっぽど身に覚えがあるんじゃないのか(爆笑)。
竹内 埼玉県知事といえば、以前も共産党のデマ宣伝について「卑怯な振る舞い」と糾弾していたな(2月28日)。
谷川 まあ、あれだけの「デマ宣伝」「実績横取り」だ。他党からも、行政からも、怒りの声が上がるのも当然だ。仕方がない。
森井 大阪でも、こんなケースがあった。
 JR四条畷駅と忍ヶ丘駅にエレベーター、エスカレーターが設置された。これまた共産党が自分たちの実績だ≠ニ機関紙で騒いだ。
竹内 エレベーターまで「横取り」か!
森井 議会で四条畷市長は「予算に賛意を表することなく事業を推進したという(共産党の)主張は、一般的には理解し難い」と明確に答弁した(3月8日)。

若者支援策でも

後藤 千葉でも、共産党の「横取り」が議会で大問題になった。
 それは、若者の就職支援のための「ジョブカフェ」だ。
竹内 その通りだ。千葉県では、4月以降もジョブカフェ事業が継続されることになった。それを共産党は機関紙で自分たちの実績であるかのように宣伝していた。
後藤 これが議会で問題になった。当たり前だが、答弁に立った県の幹部は「以前から事業を継続する方針を固めていた」と回答。共産党の実績ではないとの見解を示した(3月6日)。
森井 驚いたな。ジョブカフェといえば、公明党が若者たちの著名を集めて、各地で実現させた政策じゃないか。
奥村 それを自分たちの実績だ? よくもまあ、そこまで厚顔無恥な大ウソが吐けるものだな!
後藤 そもそも共産党が与党の自治体。どこも財政が火の車で、大ひんしゅくを買っているじゃないか。
竹内 以前も話題になったが、東京の狛江市は有名だ。
 経済誌「週刊エコノミスト」(2月27日号)の特集記事「首都圏(1都3県)財政ゆとりランキング」では「ワースト1位」にランクされた。
奥村 あそこは、1996年に共産党員が市長に当選して以来、市の財政は悪化の一途をたどっている。96年当時、55億円あった市の貯金は5億円にまで激減。一方で、市の借金は6億円増えて245億円に達した。
森井 共産党員の市長の時代に56億円もの大金を失ったわけだな。
谷川 一事が万事だ。共産党に政治をまかせると、財政を潰す。その実例じゃないか。

タクシー出勤!?

森井 共産党の市長といえば、東大阪市も、ひどい。
 市長は昨年7月の再選以来、なんと8ヵ月以上も「タクシー通勤」している。驚くべき事実が発覚した。
後藤 ひどい市長が、いたもんだな!
森井 この市長は自分の支持団体の会合にまで、タクシーで乗り付けていた。もちろん、全部、公費だよ。
竹内 市長に再選されて、わずか8ヵ月で、すでに100万円を超す市民の血税をムダ使いしたそうだ。
森井 選挙の時は「市政のムダづかいをなくして予算を市民のために使える候補は私だけ」なんて、しゃあしゃあと言っていた。それが「自宅からタクシー出勤」だ。
後藤 何が共産党だ。何が労働者の味方だ。ひと皮めくれば、労働者の血税、生き血をすすっている。完全に勤労者、労働者の敵じゃないか。
原田 昔は、もうちょっと、まじめなところがあったがな。完全に堕落したな。腐りきってしまった。
谷川 公明党よ、戦え!
 かつては公明党と共産党は、いろいろな面で支持者の層が重なっているといわれたものだ。
竹内 もう共産党のほうは、国民からも、地方の市民からも、見切りをつけられた。時代から取り残された。
森井 私の近所の共産党の支持者も言っていた。
 「昔の共産党とは変わってしまった。本当に社会を変えよう、日本を革新しようという信念、気概、意志がなくなった。その点、公明党の支持者は、すごい。ますます理想に燃えている」と。
原田 これが国民の声だ。公明党への期待は大きい。

(2007. 4.12. 聖教新聞)

 

<16> 公明党全議員が先頭に立て
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、森井関西青年部長

後半戦が告示

谷川 統一地方選挙の後半戦となる東京特別区議会、一般市議会の選挙が告示された(15日)。
森井 そのほかの町村議会選挙は、あす17日に告示だ。
竹内 我々が支持する公明党は東京特別区議会に178人、一般市議会に974人。そして町村議会に222人(推薦含む)が立候補する。
原田 いよいよ、後半戦の火ぶたが切って落とされた。公明党は、最後の最後まで、執念をもって戦い抜いてもらいたい。
谷川 何よりも公明党の全議員、OB、家族が先頭に立って戦うべきだ。堂々と実績を語り抜くことだ。
原田 我々も真剣に応援する。断じて、勝利を、もぎ取ってもらいたい。

共産党が大惨敗

奥村 それにしても統一地方選挙の前半戦。あの共産党は、大敗北だったな。
後藤 敗北も敗北、大惨敗だった(大笑い)。
森井 各新聞の報道によると、あっちでも落選、こっちでも議席減。惨憺(さんたん)たる結果だったようだ。
竹内 毎日新聞(4月9日付)にも書いてあった。
 公明党の堅調な戦いが目立つ一方で、候補を絞って守りの選挙に徹した共産党は議席を減らし、改めて退潮ぶりが浮かび上がった≠ニ手厳しかった。
奥村 実際、これまでの統一地方選をみても、共産党は、選挙のたびごとに議席を減らしている。
 1999年4月の前々回は道府県議選で152議席。2003年の前回は107議席。そして今回は、さらに減らして100議席にまで落ち込んだ。
森井 8年前の「3分の2」にまで減少だ。
後藤 道府県ごとに見ても、ひどい実態だ。
 埼玉県議会では、これまで4議席だったのが、3議席減らして1議席になった。
奥村 神奈川県でも4議席から1議席になった。同じく福岡県議会でも、4から1になった。
森井 あそこは関西でも退潮が目立つ。
 兵庫県議会では前々回は14議席あったのが前回は8議席になった。さらに今回は3議席減らして5議席になった。
竹内 それにまた北海道議会では、4議席だったのが2議席になった。道議会では所属議員が4人いると、代表質問ができる「交渉会派」となる。それが今回の敗北で共産党は交渉会派の資格がなくなった。
谷川 愛知県議会では、前回に続いて議席ゼロ。福井県、熊本県では、今回の選挙で議席がゼロになった。
竹内 それも当然だろう。とにかく、あそこは文句ばっかり、悪口ばっかり、反対ばっかり。
後藤 それに加えて、実績の「横取り」「捏造」「粉飾」だ。有権者がソッポを向くのも無理もないよ。

各地で「横取り」

森井 だいたい、あの有名な共産党の「横取り」宣伝は、あっちでも、こっちでも大問題になっているじゃないか。
奥村 その通りだ。
 東京都杉並区では、区がグラウンドを整備して子どもの遊び場にすることになった。
 ところが共産党は、この整備費が盛り込まれた予算に反対しておきながら、自分たちの実績だと宣伝した。
竹内 当然、区議会で問題になった(3月1日)。
 議会で杉並区長は「予算に賛成した者が実現したと言えるのであって、反対した者が実現したと言えない」(笑い)。こう答えた。
谷川 まったく正論だな。当然の話だ。
 愛知県の名古屋市でも、こんな話がある。
 数年前から、路線バスだけではカバーしきれないところなどを結ぶ「地域巡回バス」が運行している。それを共産党は、自分たちの提案や署名で実現したかのようにデマ宣伝した。
後藤 またしても横取りか!
谷川 議会で市の交通局長は共産党の運動によって市政が動かされたとは思っていない。地域巡回バスは市の判断でさせていただいた≠ニ明確に答弁した(3月13日)。
竹内 ここでも、卑劣な実態が暴かれたわけだ。

機関紙でもデマ

森井 大阪府茨木市議会でも事件があった。
 同市では今年度から国民健康保険料の引き下げが実施される。これについて共産党の機関紙が、自分たちの署名で実現したかのように宣伝していた。
 これが市議会で大問題になった。
 議会で市の幹部が「引き下げに関する署名を添えた要望は受けていない」と明確に答弁した(3月14日)。
後藤 まったくのウソじゃないか! 実績の捏造じゃないか!
奥村 しかも、そんなデマ宣伝を仮にも公党の機関紙を使ってやるとは、何事か!
原田 もう末期症状だ。
 あそこも、ずいぶん焼きが回ってきたな。もう落ちぶれていく一方だな。
谷川 それにしても、関東の同志の活躍が光っている。
原田 埼玉県の和光市! 千葉県の船橋市! 茨城県の日立市! 群馬県の沼田市!
竹内 また、埼玉県の伊奈町、横瀬町、美里町、大利根町、越谷市。茨城県の竜ヶ崎市、水戸市。栃木県の河内、市貝町。
後藤 断じて関東から完勝の決定打を放ってまいります!
原田 御聖訓には厳然と仰せであられる。
 「師子王(ししおう)は前三後一(ぜんさんごいち)と申(もう)して・ありの子を取らんとするにも又(また)たけきものを取らんとする時も・いきをひを出す事は・ただをなじき事なり」と仰せだ。
谷川 敵が猛獣であろうが、蟻の子であろうが、同じ勢いで戦う。それが師子王であるとの仰せだ。
原田 戦いは「勢い」で勝つ! 「大闘争心」で勝つ! 「獅子奮迅の力」で勝つ! それでこそ師子王の戦いだ。

(2007. 4.16. 聖教新聞)

 

<17> 戦いは執念で勝て
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、森井関西青年部長

腰掛け気分か!

谷川 話は変わるが、今回の統一地方選挙の後半戦。東京都世田谷区は候補者が多いことで知られている。
竹内 有権者の数も東京23区のなかで一番多い。人口も80万人を超える大所帯の区だ。
奥村 区議会議員も公明党は11人。だが、あの民主党は3人だけだ。
後藤 そんなに少ないのか?
奥村 実は、4年前の選挙で民主党からは7人が区議になった。
 ところが、そのうち1人は買収容疑で逮捕されて辞職。1人が離党した。
 そして、2人が区議を途中で辞めて都議選に出た。
森井 途中で辞めて都議に出た?
奥村 都議に出た2人のうち1人は、区議になって2年。1期目の任期すら全うせずに、サッサと都議選で出てしまったんだ。
竹内 区議選の時には「区民のために働きます」「当選させてください」と頭を下げて言っていた。その舌の根も渇かぬうちに、辞める。鞍替えする。区民をナメるにも、ほどがある!
奥村 実際、4年前の選挙で民主党の区議に投票した人のうち、1万8000人もの票がムダになったことになる。
谷川 とにかく地方議会を国会議員への足場みたいに思っているやつが多すぎる。
 「国会への足場」「腰掛け」気分で、地方議員になるようなやつに、ろくな仕事が出来るはずがない。
原田 いま若者の就職難が指摘されている。就職市場は、冷え込んでいる。若者の雇用対策が大きな課題になっている。
 そんな時に、だ。地方政治に骨を埋める覚悟もない人間に、地域の将来を託せるはずがない。
竹内 そんな、ふざけきった根性の連中は、政治の世界から叩き出せ! これが心ある有権者の声だよ。

返還命令を無視

奥村 ふざけているといえば、共産党だ。
 同党の東京・新宿区議団では、自分たちが雇っている職員の人件費を、政務調査費の一部で負担していた。
竹内 この問題で、新宿区は調査費の一部を返還するよう同区議団に命じていた。
奥村 ところが共産党側は返還期日にまでに返さなかった。それで今回、区は共産党区議団に督促することに決めたんだ。
森井 なんで返さないんだ。早く返せばいいじゃないか。
谷川 あそこは、とにかく独善だからな(笑い)。自分たちの間違い、失敗を絶対に認めない(大笑い)。
後藤 他人が何と言おうが俺たちは正しい∞返す必要はない≠ニ居直る(大笑い)。
森井 そんなことだから有権者から嫌われるんだ。
奥村 東京・渋谷区でも嫌われている。実績横取りのデマビラを大量にバラ撒いて区民の怒りを買っている。
竹内 公明新聞(4月14日付)にも出ていたが、渋谷区長もこれでは「実績横取り」どころか、まるで「実績強盗」ではないか≠ニまで糾弾していた(爆笑)。

「提案」が実績?

奥村 共産党といえば、東京・文京区の共産党区議団のホームページを見た区民が驚いたそうだ。
谷川 文京といえば、東京では「共産党の牙城」ともいわれるところだな。
奥村 以前は、ホームページに「実績」というコーナーがあった。ところが、そこを見ると、共産党が提案して否決された条例案がズラリと並んでいた(笑い)。
後藤 つまり「実績」とは名ばかり。提案だけして一つも実現されていないことがバレてしまったんだな(笑い)。
奥村 その通り。ところが今回、みたら、なんと「実績」と書いてあったところが書き直されて「提案実績」と変わっていた(大笑い)。
後藤 「提案したのも実績のうちだ」とでも、言いたいんだろう(笑い)。
谷川 国語辞典を見ると「実績」とは、「実際にやり遂げた成果・業績」だ(『大辞林』から)。やり遂げてもいないで、ただ提案しただけというのは「実績」とは言わないよ。
奥村 それでホームページに「実績」とあったのを「提案実績」と変えた。
森井 よっぽど「実績」の二文字を入れたかったんだな(爆笑)。
原田 よくもまあ、いろいろと粉飾を考えつくもんだな(笑い)。
谷川 「何でも反対」「反対だけが実績」の粉飾党≠ヘ辛いよ(爆笑)。
後藤 そんなインチキを考えるヒマがあるんだったら、正々堂々と実績を作ればいいんだよ(大笑い)。

ただの自己満足

奥村 共産党の牙城とまでいわれたところですら、このザマだ。一事が万事だ。ほかのところも「推して知るべし」だ。
竹内 私がよく知る政治評論家も言っていた。
 「政治家とは政策を実現するのが仕事だ。意見の違う人たちとの妥協点を見つけ、有権者のためになる政策を実現することだ。
 だが、共産党の議員たちは『提案しただけ』『反対しただけ』で終わっている。ただの自己満足だ」と分析していた。
奥村 結局、自分たち独自の実績は「ゼロ」だ。いくら宣伝したって、ゼロはゼロだ。ゼロにいくら掛けてもゼロにしかならない(大笑い)。
後藤 有権者はバカじゃないよ。もう見抜かれてるよ。

栄光の5・3へ!

谷川 栄光の5月3日は目前だ。この日を目指して、全国各地の我が同志が大前進している。奮闘している。
原田 東京の文京区! 中央区! 国立市! 世田谷区! 渋谷区! 港区! 国分寺市! 稲城市!
竹内 そして、新潟県の長岡市! 長野県の松本市! 広島県の呉市!
原田 戦いは最後は執念だ。「断じて勝つ!」との執念のあるほうが勝つ。
谷川 御聖訓には「日蓮一度もしりぞく心なし」「然(しかれ)どもいまだこりず候(そうろう)」と仰せであられる。
原田 「必死の一人は万軍(ばんぐん)に勝る」。
 最後の最後まで攻め抜くことだ。どこまでも攻め抜くことだ。
 我々は断じて勝利の旗を打ち立てようではないか!

(2007. 4.19. 聖教新聞)

 

<18> 支持者が誇れる政治家たれ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長

兜の緒を締めよ

竹内 注目の統一地方選挙の後半戦の投票が22日に行われた。我々が支持する公明党は、前半戦に続いて完全勝利した。
奥村 この後半戦では、東京の区議会、全国の一般市議会、町村議会の選挙に1374人の候補を立てて戦った。その結果、見事に「全員当選」を勝ち取った。
原田 本当に、よかった!
 この大勝利も、すべて支持者の懸命な支援のおかげだ。この大恩を公明党の全議員は、深く深く肝に銘じるべきだ。断じて忘れてはならない。
谷川 その通りだ。この大恩に報いるためにも、社会のために、地域のために、全力で戦ってもらいたい。支持者が誇れる立派な政治家として、大成長してもらいたい。
原田 議員は誠実に、真摯に、大衆に奉仕することだ。
 戸田先生も、議員たちに厳命なさった。
 「政治家は、死にもの狂いで働くべきだ。支援者に対しては、真心ある態度で、恩を返すべきだ」と御指導くださった。
谷川 そしてまた「選挙民だけでなく、多くの人々から尊敬され、信頼され、私利私欲を投げ捨てる政治家になってもらいたい。
 それには、立派な人間となることである。人格をつくることである」。このようにも厳しく言い残しておられます。
竹内 とにかく有権者から「あの議員は偉い。立派だ。着実に実績を残している」と賛嘆される議員になってもらいたい。
原田 それでこそ、支持者が必死に応援した甲斐があったというものだ。
 今回の勝利の結果に恥じない実績を残してもらいたい。
竹内 そしてまた「勝って兜の緒を締めよ」だ。
原田 その通りだ。今回の完全勝利を次の勝利の因としていくことだ。「連戦連勝」の歴史を堂々と築いていくことだ。
谷川 7月には、参議院選挙がある。
 今回、当選した議員はもちろん、公明党の全議員が、国民のため、社会のため、支持者のために、全身全霊で働いてもらいたい。

20年ぶりの快挙

竹内 それにしても完全勝利だった今回の統一地方選挙。前半戦、後半戦ともに「全員当選」の快挙は、4年前の統一地方選に続いて2度目だ。
谷川 新聞記者も驚いていた。
 公明党は強い。一人ももれなく完全勝利。なかなかできることではない。支持者が偉大だからですね≠ニ驚嘆していた。
森井 なにしろ後半戦では、東京の区議会、全国の一般市議会、町村議会の選挙が行われた。
 公明党は立候補した1374人全員が当選した。
後藤 この当選者の数は自民、民主、共産の各党と比べて最も多い。つまり、今回の市区町村議選で公明党は見事「第1党」を勝ち取ったということだ。
竹内 統一地方選(後半戦)の当選者数で「第1党」になったのは20年ぶりのことだ。得票数でも多くの選挙区で過去最高得票を達成した。
原田 すごいことだ。
 本当に完璧な勝利だったな!
谷川 ところで、あの共産党は、またずいぶんと落ちちゃったみたいだな。
奥村 その通りだ。ボロボロと議席を失っている。
後藤 今回の統一地方選の後半戦で、あそこは約1440人の候補を立てた(推薦含む)。だが、そのうち約160人が落選した。
奥村 あそこの当選者の数は選挙のたびに減っている。前々回2134→前回2009→今回約1280……と激減している。市町村の合併や定数削減の影響もあったが、明らかに減りすぎだ(笑い)。
森井 前半戦の道府県議選をみても、前回と比べて7議席も減らした。特に兵庫県議会、北海道議会では、代表質問ができる「交渉会派」の資格まで失った。
後藤 まあ、あれだけの「実績横取り」「デマ宣伝」だ。有権者がソッポを向くのも当たり前だな(笑い)。
竹内 負けたら負けたで、党の首脳が責任を取るなり何なりすればいいが、責任も取らない。
森井 あそこは言い訳まで、いつも同じだ。
 党は正しかったが、運動が足りなかった。有権者に浸透しきれなかった=Bいつも他人のせいにしてばかりいる。
原田 とにかく進歩というものが、まるでない(笑い)。
奥村 進歩がないといえば、地方選の最終盤で、あそこの志位委員長が街頭で叫んでいた。
 いつまでたっても進歩がなく、悪口だけの政党には、今度の選挙で厳しい審判を下していただきたい≠ニね(笑い)。
森井 「進歩がない」「悪口だけ」。
 なんだ、全部、自分たちのことじゃないか(爆笑)。

「5・3」を大勝利

竹内 それにしても、学会創立77周年の5・3「創価学会の日」が目前だ。
原田 この栄光の5月3日を、学会は、未曾有の大前進、大勝利で迎えることが出来た。まさに「前進・勝利の年」にふさわしい大興隆、大発展だ。
谷川 これも、ひとえに池田先生が陣頭指揮を執ってくださっているおかげです。
原田 その通りです。
 この上半期も、先生は、激励の最前線に立ってくださった。どれほど多くの方々が、先生の激励によって奮起し、勝利できたか。
竹内 ありがとうございます!
 われわれ青年部も、この上半期の総仕上げへ、いよいよ堂々と前進していこうではないか!

(2007. 4.24. 聖教新聞)

 

<19> 栄光の5・3を全世界が祝賀
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、森井関西青年部長

世界一の栄誉

竹内 この栄光の5月3日を、世界190ヵ国・地域の同志をはじめ、全世界が祝賀している。
奥村 ブラジルのクリチバ市では、5・3「創価学会の日」を祝賀する慶祝議会の開催が決まっている。
森井 米サンフランシスコの市・郡議会からも、池田先生と奥様に顕彰状が贈られた(先月25日)。
竹内 中国の東北師範大学では、池田先生の思想、哲学を研究する「池田哲学研究所」が誕生する。この5月3日を祝して開設される。
後藤 これで世界の大学・学術機関が開設した池田研究所≠ヘ19にもなります。
谷川 それに、この「5・3」を前にして、先生に数々の名誉学術称号も贈られている。
原田 先日も2日連続で池田先生に名誉学術称号が贈られた。
 まずアメリカの名門ウィスコンシン大学ミルウォーキー校からは、池田先生に「名誉人文学博士号」が授与された(17日)。
森井 ロフタス理事は池田博士の輝く星の如き秀逸なリーダーシップ≠ニ賞讃しておられた。
竹内 翌18日には、中国のハルビン工程大学から名誉教授の称号が贈られた。
 これで池田先生に世界の大学等から贈られた名誉学術称号は211となる。まさに、世界一の大栄誉です。「世界の快挙」です。
谷川 ハルビン工程大学の高晩欣副学長が語っていた。
 「これだけ多くの機関から賞讃されている方というのは、世界でも類を見ない。今後も、もう出ないと思う」とまで言われていた。
原田 そしてまた、こうも言われていた。
 「中国が池田先生を尊敬するのは、先生が誠実と信義を貫いているからです」と断言されていた。
 そして先生に名誉教授の称号を贈る理由として「中日友好への傑出した貢献」を挙げておられた。

温総理と会見

竹内 どれほど中国が先生を、深く、強く信頼しているか。
 今月12日にも、先生は、中国の温家宝総理と再会され、会見をされた。
原田 会見には、我々も同席させて頂きました。
 温総理は、実は来日にあたって四つのことを熱望されていたという。そのうちの一つが、池田先生との会見であった。
谷川 今回の会見も、中国側からの強い要請があって実現したものです。
後藤 マスコミ各社も、ニュースで一斉に報道していたじゃないか。
竹内 テレビ番組では中国の王毅駐日大使が解説していた。
 池田先生は中日友好の井戸を掘った一人です∞江沢民・前国家主席、李鵬・元総理ともお会いしている∞中日友好への熱情あふれる方です≠ニ紹介してくださった。
森井 それに会見の時に温総理は、池田先生に自筆の「書」まで贈られましたね。
竹内 その通りです。書には「慈航創新路 和諧結良縁」(慈悲の航海で新たな道を創造し、調和は良縁を結ぶ)との言葉が、したためられていた。
原田 中国では、自筆の書を贈るというのは、深い深い誠意と友情の証しだ。どれだけ温総理が池田先生に厚い信頼を寄せておられるか。その象徴です。
谷川 いずれにしても、中国の要人たちが、池田先生を「日中友好の大功労者」として、どれほど厚く礼を踏んでいるか。重視しているかということだ。

学会が勝訴

後藤 ところで、最近、法華講の元幹部が裁判で断罪されたな。
森井 その通りだ。大阪府に住む日顕宗の寺の元講頭が、インターネットのホームページで学会を誹謗していた。そこで学会の著作物(写真)を勝手に掲載して中傷した。
竹内 あまりに悪質なので、学会は、著作権侵害による損害賠償を求めて、この檀徒を訴えた。
 その結果、今月12日、東京地裁は檀徒による著作権侵害を明確に認定。
 檀徒に対して、賠償金40万円の支払いを厳しく命じたんだ。
谷川 檀徒が勝手に使ったのは、もともと「聖教グラフ」に掲載された写真だった。聖教新聞のカメラマンが、創意工夫を凝らして撮影したものだ。
竹内 それを著作者である学会の意図に反するかたちで使った。それも無断で使った。
 判決では、その点も厳しく指摘し、40万円の賠償金の支払いを命じたんだ。
原田 今やインターネットを悪用した人権侵害は社会的な問題だ。著作権侵害、名誉毀損、プライバシー侵害……毎日のように市民の人権が蹂躙されている。
谷川 新聞の社説にも出ていた。
 「インターネットの電子掲示板を使った中傷などの人権侵害行為が激増している。匿名をいいことに、やりたい放題の無法地帯≠ェそこにある。これを放置するわけにはいかない」(読売新聞4月2日付)と厳しくあった。
奥村 実際に、インターネットを悪用して中傷されたとする被害は年々、増加している。
 警察庁によると、ネット上での中傷について、全国の警察に寄せられた相談件数は、昨年1年間だけでも8千件を超えたという。
谷川 前の年と比べても、40%も増えている。5年前の3.5倍にまで急増している。
森井 こうした違法行為の激増に、日顕宗が一枚かんでいる。
 今回の事件で、そうした実態が改めて浮かび上がった。そういうことだな。
後藤 「日顕宗といえば違法行為」だからな。そもそも日顕本人が二つのデマ事件で、最高裁判所から断罪されている(笑い)。
 檀徒がマネをするのも無理はない。
奥村 事実、これまでも何回も人権侵害事件を起こしているじゃないか。
 以前にも日顕直属の檀徒らが、インターネットなどを使ってデマを流した事件があった。この事件で公明党から訴えられて、結局、100万円の賠償命令が下った。
竹内 その通りだ。2005年2月には、最高裁判所で檀徒らの敗訴が確定している。
谷川 とにかく、インターネットを使えば誰がやっているか分からないだろうと、陰謀を企む。あくどい人権侵害を犯す。
 断じて放置してはならない。厳しく取り締まり、どんどん警察に突き出していくべきだ。
原田 今後も、われわれは断固たる態度で対処していく。法的手段も厳しく取っていく。絶対に許すな!

(2007. 4.26. 聖教新聞)

 

<20> 前進!! 大勝利の5月3日から
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、館野女子部長、吉峰東北青年部長、広瀬九州青年部長

原田 ますますお元気な池田先生の雄渾の指揮のもと、創価学会は、大勝利の「5・3」を迎えることができた。
 全世界の同志の皆様に、心から感謝申し上げます。
谷川 この5月3日は「創価学会母の日」でもありますね。
原田 婦人部の皆様、常日ごろからの奮闘、大前進、大変に、ありがとうございます。おめでとうございます!
竹内 青年部一同からも心から御礼申し上げます。大変にお世話になっております。本当に、ありがとうございます!

蘭の花を寿いで

谷川 本年は学会創立77周年!
 大きな節目となる5月3日を世界中が祝賀している。
吉峰 その通りだ。
 アメリカ連邦下院議会のヒルダ・ソリス議員からは、5月3日を祝して、池田先生御夫妻に「特別議会顕彰」が贈られた。
竹内 先生御夫妻とSGI(創価学会インタナショナル)メンバーによる環境問題など地球的問題への傑出した貢献を讃えて贈られたものだ。
広瀬 タイの首都バンコク近郊のノンタブリー県からも、池田先生御夫妻に対する顕彰状が贈られたばかりだ。
吉峰 先生御夫妻が同県での文化と平和の行事を支援された。その尽力に敬意を表しての顕彰だ。
館野 そしてまた、この4月に愛媛県松山市で行われた「えひめ世界の蘭展2007」。
 ここには、本年2月にシンガポール国立植物園が命名した香峯子蘭≠ニ同じ種類(同属)の蘭が特別出品されました。
竹内 この「蘭展」では、南米ベネズエラの「最優秀カトレア」に輝いた大作カトレア≠フ同一種も出品されたという。
谷川 奥様の名前を冠した蘭の花と、池田先生の名前を冠したカトレアの花。大勝利の5月3日を飾るにふさわしいエピソードですね。
原田 我々は、これほど偉大な指導者のもとで、堂々と広宣流布の活動にまい進することができる。どれだけ幸せなことか。また、価値ある人生か。

香峯子夫人に顕彰

館野 先日も池田先生に対する211番目の名誉学術称号が贈られたばかりですが、奥様への顕彰も相次いでいますね。
原田 その通りです。
 これまで世界の学術機関から奥様に贈られた名誉学術称号は、アルゼンチンのフローレス大学、中国の福建師範大学、アメリカのミネラルエリア大学をはじめ9つにもなります。
谷川 名誉市民も世界から贈られており、165になります。
原田 全学会員の理想のご家族として、というばかりではない。今や全世界の女性の模範として、讃嘆されている。本当に、ありがたいことです。
竹内 世界的な受章について先生は、こう言われている。
 (名誉学術称号の受章は)学会、全世界の同志を代表しての受章であり、創価の平和・文化・教育運動への信頼と賞讃の証しである。
 そして健気なる、わが友が、生々世々、大知性に光り輝いていく象徴であると、私は祈り、確信している=Bこのように意義づけてくださっています。
谷川 まさしく、創価の大運動が世界に広がっていく象徴であり、世界広宣流布の瑞相です。

御結婚から55周年

館野 思えば今年の5月3日は、池田先生御夫妻の御結婚55周年でもあられますね。
原田 その通りです。
 今から55年前の昭和27年5月3日。池田先生御夫妻は、戸田先生の御臨席を仰いで、結婚式を挙げられました。
谷川 戦後の焼け野原に恩師・戸田先生が一人立たれて、学会を再建なさった。
 昭和26年5月3日には、戸田先生が会長に就任された。戸田先生は、その会長就任1周年の日を、愛弟子である池田先生御夫妻の結婚式の日とされたのです。
原田 盛大な披露宴などではなく、ごく少人数での質素な会食をされただけでした。
谷川 その席で、戸田先生は「二人して、広宣流布のために、生きて生きて生ききれ!」と、ただ一言おっしゃったとうかがっています。これが「祝辞」であられた。
原田 結婚式というよりも「師弟」の誓いに貫かれた峻厳な儀式であられた。
館野 奥様は後に述懐しておられます。
 「私たちは、世間的な幸せとか、マイホーム的な家庭とは、もともと無縁でした。
 戸田先生は結婚に際し、私をまじまじと見つめられて『頼んだぞ、学会の未来がかかっているんだぞ』と、念を押すように言われました。以来、一生懸命に仕え、支える日々でした」
 このように言われていますね。
原田 この先生、奥様の激闘あってこその今日の学会の大発展であり、大興隆であることを、私どもは決して忘れてはならない。
 この5月3日、私ども池田門下生は、先生に深く深く感謝申し上げ、報恩の戦いを一段と強く誓ってまいりたい。広宣流布への闘争の炎を、いよいよ燃やしていこうではないか。

日顕宗凋落の実態

谷川 それにしても学会は「完全勝利」の5月3日を迎えることができた。
広瀬 あまりにも見事な大勝利に、あの日顕なんか、地団駄踏んで悔しがっているんじゃないか(大笑い)。
吉峰 いや、もう、悔しがる元気すらも残っていないんじゃないのか(爆笑)。
谷川 だいたい、あいつは、3年前の参院選の時も、檀徒の候補を立てた。そしてワシも応援しているから、よろしく≠ネんて宗内にハッパをかけていた。
広瀬 ところが、だ。大石寺がある富士宮市でも、たったの400票そこそこしか取れずに落選した(笑い)。
原田 あれで日顕は、赤っ恥をかいた。宗門中の笑いものになった(笑い)。
竹内 宗内の僧侶も言っていた。
 「選挙というが、富士宮だけでも、もっと取れたはずだ。大石寺など主だったところを固めるだけで2000票くらいは取れる。
 それが、たったの400票。つまり、大石寺の関係者ですら日顕の言うことを聞かなかった。その動かぬ証拠だ」とゲラゲラ笑っていた。
谷川 日顕のやつも、よっぽどこたえたんだろう。あの大惨敗以来、選挙の「せ」の字も言わなくなったじゃないか(爆笑)。
竹内 東京の法華講員も言っていた。
 「日顕は嫌われているからな。かえって日顕に反発して、公明党に投票した法華講員が多かったんじゃないか」(笑い)。
 「じつは私も、その一人だ。今回の統一地方選でも、公明党の候補に投票した」と(大笑い)。
吉峰 これが日顕宗の凋落の実態だよ(大笑い)。

(2007. 4.30. 聖教新聞)