< 座談会 >   新時代を勝ち開け!


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人材を育てよ
日顕宗は日本仏教界の恥
台湾の雑誌も日顕宗を糾弾
日顕一味、2日連続で断罪
わがまま・傲慢な議員を許すな
社会貢献の模範 シンガポール
アジアでも大惨敗の日顕宗
学会は「デマとの闘争」に完全勝利
無冠の友の皆様に最敬礼
日顕「正本堂破壊」の蛮行


 

 

<11> 人材を育てよ
出席者:原田会長、正木理事長、山本副理事長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

彼岸の賑わい

正木 きょう(20日)は、春の彼岸の中日だ。本年も、全国13ヵ所の学会の墓園は、どこも大にぎわいのようだね。
三井 来園者も皆さん、本当に喜んでいます。学会員でないご家族の方も言っていたそうです。
 「緑がきれい。お花がきれい。まるで公園のようですね」「空気もきれいで、すがすがしい」「細かいところまで手が行き届いている。感動しました」と。
山本 それに「陰険な日顕宗の坊主もいない(笑い)。お墓のイメージが一変しました。学会は、素晴らしいですね」等々。九州でも喜びの声が多くきています。
原田 今回の彼岸の期間も、およそ15万人もの来園者が見込まれている。今や、学会の墓地公園は、名実ともに「日本一」のにぎわいだ。

人材不在の宗門

正木 それにしても本年の学会のテーマは「人材・拡大の年」だ。
 今は社会的にも「人材の育成」が焦点になっている。
熊沢 内閣府の専門調査会でも、出席した専門家が口々に「人材育成の重要性」を強調しているようですね。
三井 最近も、複数の大学が連携して「人材育成のためのシンポジウム」を開催したとか。
棚野 「どう人材を育てるか」「どう青年を育てるか」。社会の心あるリーダーは、その一点に心を砕いている。
正木 その通りだ。なかんずく、未来を担う青年の育成に心を砕いてこられたのが、池田先生です。
原田 ロシア大使館のガルージン公使も言われていた。
 「創価大学で学んだ、日本の、またロシアの青年が現在、日露関係のさまざまな分野で活躍しています。その人材を育てられたのは、事実上、池田先生です。『人材育成』こそが、池田先生の日露関係への最大の貢献である」と断言しておられた。
山本 学会の中での人材育成だけではない。学会員以外の青年、あらゆる分野の青年を、池田先生は育成してこられた。
 この一事をもってしても、明確に分かるじゃないか。
原田 もちろん比較にもならない、あの日顕宗なんか「人材難」「人材不在」の最たるものじゃないか(笑い)。
山本 最低最悪だ。あるのは暴力と、封建時代さながらの「差別」だけ。人を育てようとか、若者を大事にしようなんて考えは微塵もない。
正木 連中の興味は、自分が入る寺があるのか、ないのか。要するに「自分が食っていけるのか」。それだけだ(笑い)。
原田 未来も希望も展望も何一つない。完全に「お先真っ暗」だ。これも学会を切った罰だ。仏罰だ。
正木 かつて堀日亨法主は「今の宗門から学会を取ったら、何も残らない」と断言された。
 その言葉通りの宗門に成り下がってしまったな!

相承詐称の証拠

三井 坊主といえば、先日、京都・平安寺にいた椎名日澄の葬式がありましたね。
正木 椎名といえば、日顕の相承の秘密を知る数少ない坊主の一人だな。
原田 1979年(昭和54年)7月22日、椎名は、日達法主の仮通夜の席上、日顕が次の法主になると発表した。いや、発表させられた(笑い)。
山本 日顕は、誰一人、相承を受けたと名乗り出ないのを見計らって「ワシが相承を受けた」と言い張った。そうやって、まんまと法主の座をかすめ取った。
正木 そして椎名は日顕が次の法主をかすめ取った翌年、なんと「能化」に昇進している(笑い)。
熊沢 ていのいい「口止め料」だったのでしょうか(笑い)。
三井 その日顕の秘密を知り尽くしていたのが椎名でした。
棚野 椎名が何を言い出すのか。よっぽど心配だったのだろう。日顕は、椎名の臨終の前日、珍しくわざわざ椎名を見舞いに行った。
正木 「相承の真実を暴露するな」と、わざわざをクギを刺しにいったんじゃないのか(笑い)。
原田 それ自体が「相承詐称」の証拠じゃないか(大笑い)。

温泉に雲隠れ

三井 椎名がいた平安寺は、1963年(昭和38年)に建立された寺院です。
原田 これも池田先生の発願により、学会が寄進した寺だ。
 当時、京都では、戦後、どこの宗派も寺を建てていなかった。
正木 平安寺が戦後、初めて京都に建設された寺だった。
三井 その通りです。新聞でも「終戦後初の寺院建立」と報道されたほどです。
山本 その平安寺に最初に入ったのが日顕のやつだった。
棚野 昭和38年といえば、日顕のやつが、あの「シアトル」で事件を起こした年だ。
 「シアトル」の直後に、京都の寺に入ったわけだ、あいつは。
正木 京都に行った時も、頭の中は「遊び」一色だったんだろう(笑い)。
三井 その通りですよ。だいたい平安寺に着いた最初の日に、こう言っていたそうです。
 「京都といえば、祇園ですね。祇園祭も、ぜひ見てみたい」と(笑い)。
熊沢 何が「京都といえば祇園」ですか!
三井 ご存じの通り、京都には、いろんな宗派の寺があります。
 京都の同志が作成した学会歌「威風堂々の歌」の歌詞にも「北山南河(ほくせんなんが)邪宗(じゃしゅう)(みやこ)」とある通りです。
原田 その京都のど真ん中に、宗門の寺ができた。当時の関西の学会員は「宗門の坊さんが、他宗を破折してくれる」と期待していた。
三井 ところが、平安寺に住みついた日顕! 他宗の破折なんか、まったくしなかった。
山本 「しなかった」んじゃなくて「できなかった」んだ(笑い)。
正木 できるわけがない(笑い)。
 あの男が平安寺にいた昭和47年夏のことだ。日顕は、当時の日達法主から法華講の一派の対策を命じられていた。
山本 当時、日顕のやつは宗門の教学部長だった。全責任を担って、対策に取り組むべき立場にいた。
正木 ところが日顕は、怖くて怖くて仕方がない。それで、あいつは尻尾を巻いて逃げてしまった。
三井 有名ですよ。なんと1ヵ月もの間、兵庫県の有馬温泉に雲隠れしていた(爆笑)。
原田 とにかく臆病。大物気取りの小心者。普段は威張り腐っているくせに、何かあるとガタガタブルブル震え上がる。それが日顕だ。
正木 どこまで、みっともないやつか。結局、あいつは京都でも「遊び」と「敗北」の歴史を残しただけだ(大笑い)。

(2008. 3.20. 聖教新聞)

 

 

<12> 日顕宗は日本仏教界の恥
出席者:原田会長、正木理事長、山本副理事長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

外国人初の栄誉

三井 先日の創価学園の卒業式(16日)は、素晴らしかったですね!
熊沢 席上、ロシアの国際児童基金協会から、池田先生に「子ども守護の騎士」章が贈られました。
三井 臨席された同協会のリハーノフ総裁が、大変に感動しておられましたね。
 「まるで、おとぎの国にいるようでした。こんなに幸せで、奇跡的な感動を味わったのは、初めてです」と大感激されていました。
棚野 それに総裁は、こうも言われていましたね。
 「卒業式では、池田先生の話を聞いて、涙する親がいました。涙する女子生徒がいました。ロシアでは、このような光景は、ありません」
 「池田先生の子どもたちへの御指導に、本当に感動しました」と述べておられました。
三井 それに「池田先生のような師匠の存在が必要です。学校の先生は、身近すぎて、師匠には、なれません。親は細かく言い過ぎます。それ以外で精神、道徳について指導してくれる師匠がいなくてはいけません」と讃嘆していらっしゃいました。
正木 この「騎士章」の受章は、池田先生が「外国人初」の受章です。
 リハーノフ総裁は「(池田先生は)若い人々を直に応援されているだけでなく、人間の誇りに目覚めさせ、心を高めてくださっています」とも絶讃しておられた。
原田 児童教育の世界的な専門家が、これほどまでに池田先生を賞讃しておられる。
 これほど偉大な師匠から、学園生は薫陶を受けられる。本当に幸せだ。

「社会優良団体」

山本 それにしてもSGI(創価学会インタナショナル)の平和、文化、教育の運動は年々、世界に広がっている。
原田 ひと昔前には、想像もできなかったほどだ。いま、世界中でSGIへの表彰、池田先生への顕彰が、いよいよ相次いでいるじゃないか。
棚野 台湾の教育界からも、池田先生に対して、数々の感謝状が贈られていますね。
正木 その通りだ。本年だけで、すでに台湾の30の教育機関から感謝状などが贈られている。
熊沢 台湾SGIも、高く評価されています。
 これまで、内政部から14回連続の「社会優良団体賞」を受賞。「社会教育功労団体賞」には7度も輝いています。
三井 台湾から池田先生に贈られた顕彰なども、あわせて650を超えています。
 内政部から最高栄誉の「一等内政賞」をはじめ、台北・高雄など各都市からの名誉市民証。
 さらには中国文化大学、屏東科技大学、南台科技大学の名誉博士号を受章されています。
熊沢 なかでも、教育界からの顕彰、表彰。これは、台湾SGIの活動のなかでも、とくに青少年育成の活動が高く評価されてのものですね。
棚野 その通りです。
 台湾SGIの学生部員が、夏休みを利用して「奉仕隊」を結成。離島や山間地の小学生の教育支援を行っている。チームを作って、学校で、子どもたちと理科の学習や、劇、遊びなどを一緒にやっているんです。
 こうした支援活動を、もう10年近くも続けているようです。
正木 子どもたちも、喜ぶだろうね!
棚野 「将来は、学生部のお兄さん、お姉さんのようになりたい」「人々に貢献できる人になります」等々、感謝と喜びの声が多く届いているようです。
山本 子どもの父親も言っていました。
 「我が子が、こんなに自信にあふれている姿を初めて見ました。SGIの学生部の方に、心から感謝しています」と感激していた。
棚野 台湾SGIには、少年少女部、中等部向けの「創価少年」という月刊誌がある。昨年秋には、台湾・行政院の「優良課外読本」に選ばれた。創刊5年にして4度目の栄誉ということだ。
原田 このほか「世界児童平和文化展」「少年少女絵画展」などの展示も各地を巡回して開催してきた。
 未来を担う青少年のために、懸命に、真剣に、尽くしている。
山本 台湾の李逸洋内政部長が言われていた。
 「創価の運動で平和の理念が広がり、子どもたちが、すくすくと育つ環境をつくろうという呼びかけは、社会に最も大事なものです」
 「現代は家庭の機能が薄くなっています。暴力、いじめ、自殺もあります。政府と民間が一緒に努力していかないといけません。その意味で、創価の運動は深い意味を持っているのです」と。
三井 また「私は創価学会の文化活動等を通じて、皆さんの活躍の様子を、よく存じ上げています。台湾SGIが地域に根を張っていることも、よく知っています」。このように絶讃されていたそうです。

「花和尚」で定着

正木 台湾SGIは、年ごとに社会から賞讃されている。かたや日顕宗は、台湾でもあざ笑われ、バカにされぬいている(大笑い)。
棚野 当たり前だ。
 だいたい、日顕のやつは、これまで3回も女房、子どもをゾロゾロと引き連れて、台湾に遊びに行っている。
 そのたびに地元マスコミからも猛反発を食らった。今や日顕といえば、台湾では「東洋花和尚(日本の破廉恥坊主)」。完全に定着しているよ(笑い)。
原田 そもそも台湾では、僧侶は清貧、潔癖であるべきだとされている。まして妻子を持ったり、豪華な食事なんか考えられない。聖職者を見る目は、日本以上に厳しい。
正木 台湾の雑誌にも学者の厳しいコメントが出ていたじゃないか。
山本 そうそう。「日本においては、坊さんは妻子をもうけ、酒を飲み、肉を喰らうなどといった、貴族まがいの生活を送っているという」
 「民情や風習が異なる台湾においては、髪の毛を剃り落とした坊さんが、妻帯するなどというのは、奇異であるとしか思えない」と厳しく糾弾していた。
正木 みっともない。日本の恥だ。日顕一派の豪遊のせいで、日本の仏教界全体が恥をさらす結果になったな!

(2008. 3.24. 聖教新聞)

 

 

<13> 台湾の雑誌も日顕宗を糾弾
出席者:原田会長、正木理事長、松原中部長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

正木 前回、あの日顕が台湾で「花和尚(=破廉恥坊主)」とバカにされている事実を語り合った。
棚野 それにまた、日顕の跡目を取った早瀬日如のやつ! あいつが台湾に行った時も、さんざんだった。
松原 その通りだ。台湾のマスコミも真っ先に「花和尚の後継者が来た」と報道した(大笑い)。
棚野 しかも地元マスコミの期待通りに、女房同伴(笑い)。豪勢な食事をガツガツ食べる(大笑い)。
松原 地元の雑誌も報じていた。
 まず見出しには「『花和尚』の後継者 一晩7万台湾元(=約25万円)のスイート・ルームに一人前3500台湾元(約1万3000円)のフルコース」とあった。
棚野 さらに記事にも厳しく書かれていた。
 「日本の教派『日蓮正宗』の前任法主阿部日顕は、その豪奢な振る舞いに加え、スキャンダルもあって『花和尚』というあだ名を冠せられた」
 「後任者の早瀬日如は、夫人及び三十数人の坊主を引き連れ、豪華に訪台」
 「1人前3500台湾元もするフルコースを喰らい(中略)派手さにかけては阿部に決して劣るものではなかった」(「蘋果(リンゴ)日報」2007年5月20日)
 あっちでも、こっちでも厳しく糾弾されていた。
原田 日本国内だけでなく、海外に行っても贅沢三昧。遊興三昧。完全に僧侶失格、聖職者失格、いな人間失格だ。
 日蓮大聖人は「少欲知足(しょうよくちそく)たらん僧こそ真実の僧なるべけれ」と厳しく誡められた。この御金言に、真っ向から反逆しているじゃないか!

脱講の理由は?

三井 日顕宗といえば、最近も、脱講する人が、どんどん出ていますね。
 全国各地、行く先々で、脱講した人の体験、怒り、証言を、よく耳にします。
正木 脱講する理由は、それぞれだ。だが、そのなかで最近になっても「正本堂の破壊」を知って脱講した人が、意外に多いようだな。
熊沢 そうなんですか。
 あの日顕が正本堂を破壊したのは、今から10年前。もう、ずいぶん昔のように思っていましたが。
松原 なかには、正本堂が破壊と聞いても全然、信じようとしない法華講員もいた。
 破壊された正本堂の写真を見せられて、絶句してしまう法華講員すら、いまだにいるようだ。
棚野 あれこそ日顕が狂いに狂いきった証拠だ(笑い)。
正木 日達法主への妬み、違背、反逆の何よりの証拠じゃないか。

誉れ高い名建築

原田 なにしろ正本堂は、世界的な建築物だった。最近も著名な建築家の大学者が明確に言っていた。
 「富士宮の正本堂は、造形美としても大変に素晴らしく、設計に当たった建築家も幸せです。あれほどのものは西洋にはあっても、日本にはない」。このように語って当時を懐かしみ、日顕の異常性に憤っておられた。
棚野 正本堂は数々の賞讃を受けてきた。欧米環境設計協会から表彰(1973年)、アメリカ建築家協会からも表彰盾と賛辞が贈られた(同年)。
三井 アメリカの著名な建築学者からは、正本堂建立の偉業をたたえるメッセージも寄せられました(同年)。
棚野 74年には、アジア・西太平洋建設業協会国際連盟から金メダル賞を受賞している。
正木 だからこそ日顕が正本堂の破壊を発表するや、世界中の建築家から抗議の声が上がった。もちろん、日顕本人にも突きつけられた(1998年)。
松原 「20世紀の平穏な国で、このような破壊を行うことはバカげている」「宗教の保守主義による最も偏狭な出来事」(フランスの専門家)
 「正本堂の解体は、人類の建築史に空白を作り出すことになる。今世紀最大の損失」(アメリカの専門家)等々……。世界各地から怒りの声が吹き上がった。
原田 ところが日顕は、そうした抗議の声を一切無視して、正本堂を壊した。その結果、10年たった今でも「日顕が正本堂を破壊したのは許せない」と脱講する人がいる。
 これこそ厳然たる仏罰の姿じゃないか。
熊沢 その日顕一派といえば、また敗訴したようですね。
棚野 その通りです。
 日顕一派の檀徒の「盗聴」に絡んだ裁判で、檀徒一派が最高裁で断罪された(3月7日)。
正木 1996年から2000年にかけて、創価新報などで、檀徒一派による盗聴事件について報道した。
 これに対して、連中が難癖をつけて訴えてきた事件の裁判だな。
棚野 結論からいえば、日顕一派は1審、2審で全面敗訴。そして、先日、最高裁判所の決定が厳しく下り、日顕一派の敗訴が確定した。
松原 この裁判の中で、日顕一派の檀徒が「盗聴に関与していた疑いがある」と明確に認定されたようだ。
 どれほど恐ろしい連中か。
正木 また一つ、日顕一派の極悪の実態が明らかになったな!

(2008. 3.27. 聖教新聞)

 

 

<14> 日顕一味、2日連続で断罪
出席者:原田会長、正木理事長、松原中部長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

棚野 先日も話が出た通り、盗聴絡みの事件で、日顕一派の檀徒連中の敗訴が確定した(最高裁、3月7日)。
松原 裁判のなかで、日顕一派側は、あれこれ言い立てていたようだな(笑い)。
 やれ@単なる「張り込み調査」であって盗聴ではないA一人の講員が独断でやったことで一派そのものは関与していない――等々と言い張っていた。
棚野 だが、連中の言い訳は木っ端みじんに吹き飛んだ(大笑い)。
 まず@は、東京・世田谷区の宣徳寺(坊主=秋元広学)の電話を盗聴した録音テープが出てきた。動かぬ証拠が出てきたことで、あっけなく崩壊(笑い)。
 ただの「張り込み」なんかではなく、まぎれもない「盗聴」だったことがハッキリした。
三井 日顕宗の檀徒一派が、味方のはずの寺を盗聴する……。
 日顕宗というのは、どこまで恐ろしい、陰湿、陰険な邪宗門か。
 まったく底が知れませんね。
松原 それにA一人の講員が個人でやった、という言い訳も大ウソだった。
 何しろ一連の盗聴などで調査会社に支払われた金額は、1300万円以上。ところが、この講員の月給は、当時、14万円程度しかなかった。
原田 誰が見たって、一講員が到底払える金額ではないな。
棚野 このほか、檀徒一派の最高幹部が、実際に調査会社に調査を依頼していた証拠文書までもが出てきた。
熊沢 それでは、いくらごまかそうといったって、無理ですね(笑い)。
棚野 結局、1審の東京地方裁判所は盗聴は、檀徒幹部らの関与が疑われる≠ニ断じた(2006年12月27日)。
正木 当然だ!
松原 檀徒一派の幹部の供述についても「的確な裏付がない」「客観的な証拠は何もない」「想像の域を出ない」「採用することができない」「にわかに措信(そしん)する(信用する)ことができない」「論理のすり替え」等々と、厳しく断罪した。
棚野 2審の東京高等裁判所も「原判決(1審判決)の認定判断が誤りであるとして縷々(るる)主張するが、原判決の判断は正当として是認することができ、控訴人ら(日顕一派)の主張はこれを覆すに足りない」と檀徒側の控訴を一蹴した。
正木 そして今回、最高裁判所が檀徒側敗訴の決定を厳しく下した。
原田 これで日顕一派の檀徒が「盗聴に関与した疑いがある」と裁判所で明確に認定されたわけだ(大笑い)。

極悪の巣窟

熊沢 それに日顕一派は、最近も、別の裁判でも断罪されていましたね。
棚野 その通り! 盗聴絡みの裁判の判決(3月7日)の前日に、判決が下った。
正木 2日連続で敗訴か(笑い)。
棚野 日顕一派の機関紙が、学会員をデマで中傷する記事を掲載した。
 この事件で、東京地方裁判所が機関紙発行人の檀徒を断罪。総額130万円の損害賠償を命じる判決を下したんだ(3月6日)。
松原 あれは、悪辣極まる記事だった。あろうことか、亡くなった学会員と遺族をデマで侮辱し、大騒ぎしたんだ。断罪は当然だ。
原田 さすがは「日顕肝いり」のデマ新聞だ(笑い)。あそこは、最近も別の名誉毀損事件で敗訴したばかりじゃないか。
棚野 今回の判決の約1ヵ月前の1月28日。学会の副会長を中傷するデマ記事事件で判決があった。
 東京地方裁判所は、この機関紙発行人の檀徒と、記事を書いた退転者の古谷某を断罪。連帯して55万円の支払いを命じる判決が厳しく下っている。
正木 盗聴で敗訴。名誉毀損、デマ事件で断罪。いかに宗門が極悪の輩の巣窟か。一目瞭然じゃないか!
原田 「悪は群れる」。仏典に「出家(しゅっけ)(ところ)に一切の悪人を(せっ)す」とある通りだ。

宗門の私物化

棚野 それに日顕といえば、最近も、驚くべきニュースが報じられていた。
 日顕の女房の政子が、東京都心の一等地に時価1億数千万円ものマンションを所有している。そういうニュースが、改革僧侶が出している「同盟通信」に出ていた。
熊沢 へぇーっ。いったいどこに、そんな大金があるのかしら?
三井 もし本当だったら、これは、日顕ファミリーによる「宗門の私物化」です。
正木 だいたい、今、日顕宗の末寺は困窮しきっている。役僧が末寺の数を3分の1にしないと宗門財政は、やっていけない≠ニ公言しているほどだ。
三井 なかには、坊主の女房がパートに出ている末寺もあると聞いています。
棚野 坊主本人が、コッソリとバイトをしている寺もあるようだ(笑い)。
松原 これほどの末寺の悲鳴を尻目に、富士宮の大石寺では、塔中坊(たっちゅうぼう)を新しくするとか何とかいって、大騒ぎしている。またもや大金を掻き集めている。
棚野 信者からの供養だけでは足りずに、末寺の預貯金まで取り崩しているとか。
 宗内僧侶の話だと、この数年間で、末寺の預貯金の2割近くも取り上げたことになるそうだ。
正木 大石寺では「金が足りない」。末寺の生活も火の車。
 その一方で、隠居した日顕の女房が1億数千万円ものマンションか?
松原 あの女房は京都でも、買い物に狂っていたじゃないか。
 どうして日顕夫婦のところにだけ金があるんだ? 奇怪千万だ。
三井 まったくですよ。塔中坊の改修費用なんか、日顕夫婦が出せばいいじゃないの(大笑い)。
原田 要するに日顕ファミリー、役僧連中だけは、相変わらずの宗教貴族、特権階級。末寺の坊主や信徒は、いくら悲鳴を上げようが、容赦なく絞り取られる。
 封建時代の暗黒政治そのものだ。

(2008. 3.31. 聖教新聞)

 

 

<15> わがまま・傲慢な議員を許すな
出席者:原田会長、正木理事長、松原中部長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

創大が10位に

熊沢 ところで、国会議員の出身大学ランキングで、創価大学が10位に入っていましたね。
棚野 そうだったね。「サンデー毎日」(3月23日号)の特集記事に出ていた。
 それによると、@東京大学A早稲田大学B慶応大学C中央大学……などに続いて、10位に創価大学が入っていた。
正木 本当に凄いことだ。創価大学は、学術界、経済界、政界、法曹界、芸術界等々、あらゆる分野に人材を輩出してきた。
原田 いまや国会議員の出身大学でもトップ10に入るまでになった。
熊沢 私も卒業生の一人として、本当に嬉しいです!
棚野 国会議員といえば、以前、東京の愛読者から、こんな声が寄せられた。
 「たまたま都内のレンタルビデオ店に行ったら、カウンターで騒いでいる客がいた。
 どうやら、会員証の期限が切れていたので、店員が身分証明書の提示を求めたようだ。すると、その客は逆上。『オレは国会議員だ。なぜ会員証を更新できないんだ』と喚きちらした。どこの党だか知らないが」。こういう声が届いた。
松原 要するに「オレは国会議員だから、特別扱いしろ」と言いたいわけか。
 呆れ果てて、ものも言えないな!
三井 まったくですよ。もし、そのお店に支持者がいたら、どうするのよ!
正木 バカバカしい!
 そんな付け上がった、傲慢なやつなんか、誰が応援するものか!
松原 とにかく、だ。どこで、誰が見ているか分からないものだ。公明党の国会議員は、絶対に傲慢になるな! 威張るな!
原田 戸田先生は、厳しく御指導なさった。
 「議員になると、信心と別世界の、権力と、わがままな世界に入って、自分は偉くなったと錯覚して、信心を無視し、人々を下に見て、破滅していく人間が出るから、気をつけろ」と断言なされた。
 公明党の国会議員は、この戸田先生の指導を決して忘れるな!
 改めて厳しく宣言しておく。

医療事故が多発

棚野 ところで医療過誤などの事故が後を絶たない。
 埼玉県では、腰の手術を受けた女性が死亡するという医療事故で、院長が書類送検された。
松原 岡山県でも、介護中の、寝たきりの老人が亡くなる事故があった。医師が書類送検された。
正木 今年に入ってから報道されたものだけでも、もう20件を超えている。
原田 「安心・安全」が求められる医療の分野での事故の多発だ。
 今や、大きな社会問題になっているようだ。

竹入に賠償命令

三井 医療過誤の事件といえば、あの「学歴詐称」の竹入の息子!
 重大な事件を起こしたようですね。
棚野 その通りです。月刊誌にも、詳しく出ていた。
松原 月刊誌によると、竹入の息子は東京・台東区で医者を開業している。
 ある日、腹痛で診察を受けに来た婦人に、いきなり劇薬を注射した。
 すると、その後、婦人は何度も嘔吐を繰り返し、意識は朦朧、歩行すら困難になった。
棚野 ところが、苦しみで、うずくまる婦人に、竹入の息子は何と言ったか。
 「これ以上、ここにいても仕方ない」「今日は帰って」と冷たく言ったというんだな。
熊沢 かりにも医者でしょう。
 この冷酷! よく、そんなことを言えたものですね!
松原 なんでも、注射された劇薬は、ガン患者や手術後の痛み止めなど、特別な場合に使われるものだったという。
 通常の腹痛ぐらいで、それも初めての患者に投与されるものではないというんだな。
正木 私も知人の医師に聞いてみた。「私なら、そんな薬は使わない」と驚き、呆れ、怒っていた。
棚野 あまりにもひどい事件だったので、その後、この婦人は医療過誤事件であると裁判に訴えた。
 厳正なる審理の結果、裁判所は昨年9月、竹入の息子による医療過誤を認定。損害賠償金を支払えと厳しく断罪した。
松原 それに月刊誌の記事には、こんな話も出ていた。
 重度の糖尿病患者に処方した薬(インスリン)の量が足りず、患者の意識が低下して倒れた。
 すると、竹入は自分の処方ミスかどうかを考えるのではなく、なんと「頑張れ」「努力が足りない」と怒鳴りつけたというんだな。
原田 いや、ひどい医者がいたものだな!
松原 実際、別の病院でインスリンの量を増やしてもらったら、みるみる回復したそうだ。
棚野 月刊誌の記事には、竹入の息子を知る医師のコメントが出ていた。
 「あれは問題のドクターです」
 「そもそも彼は、医者のレベルの人ではありません」
 「大学時代の教授が『彼(=竹入の息子)は医者を諦めた方がいい』と言っていた」等と出ていた。
原田 この事件の後で、この息子は謝罪、釈明したのか?
棚野 何の謝罪も反省もない。だんまりを決め込んでいるようだ。
松原 とにかく相次ぐ悪質な医療過誤の問題。これは政治家が真剣に取り組むべきだ。
 国民の健康と安全を守るのは、政治の責任だ。

(2008. 4. 3. 聖教新聞)

 

 

<16> 社会貢献の模範 シンガポール
出席者:原田会長、正木理事長、大場SGI理事長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

アジアの大発展

大場 それにしても今、アジアのSGI(創価学会インタナショナル)の発展が目覚ましい!
 最近、インド、タイ、シンガポール、マレーシアと訪問させていただきましたが、強く実感します。日本よりも凄いのではないかと(笑い)。
原田 その通りだ。なかでも、各国SGI青年部の前進! 成長! 目を見張るばかりだ。
 池田先生も、SGIの発展ぶりには、大変に喜ばれ、心から期待してくださっています。
熊沢 タイでは友好音楽祭を開催。7000人を超える友が参加したそうですね。
棚野 インドは1万人の青年の連帯を達成!
 台湾では昨年、320万人の友に対話を拡大。大きく友情を広げた。
大場 それに、シンガポール! 先月15日には「3・16」50周年を記念する青年部総会を盛大に開催。ここには、同国のゴー・チョクトン上級相(前首相)が祝福のメッセージを贈ってくださった。
 ゴー前首相は皆様は人類の平和と和合に大きく貢献している≠ニ高く評価されていた。
棚野 シンガポールの青年部は、これまで独立記念式典で22回も出演しています。
 それも、すべて、政府からの正式の出場要請によるものですね。
大場 その通りです。こうした功績を国家も称賛し、2005年には「国家青年賞」が贈られています。
正木 昨年は、現職のナザン大統領がシンガポール創価学会(SSA)本部を訪問された(6月26日)。
 青年部をはじめ1200人のSGIの友を激励してくださった。
三井 時の大統領がSGIの会館を訪問する。メンバーを心から称え、励ましてくれる。シンガポールの同志の活躍は、本当に感動的ですね!
原田 それに、シンガポール経営大学では大学の決議として「SSA池田平和賞」を設置。毎年一人、最優秀の学生への授与を決定している。
三井 シンガポールには、池田先生の奥様の名前を冠した「香峯子蘭」の話題もありましたね。
大場 現地でも大変に話題になりました。今では、香峯子蘭をあしらった切手まで登場。これは同国の郵政省が正式に発行した切手です。

外務大臣が講演

熊沢 青年部総会(3月15日)の翌日の16日には、シンガポール創価学会が主催する「宗教間対話」の青年シンポジウムも盛大に開かれました。
大場 これには、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などの代表、それにシンガポールの青年部ら約4000人が参加。さらにヨー外務大臣が来賓として出席し、講演してくださった。
棚野 これらの行事には、同国で最も著名なイスラム教団体の指導者からも、祝福のメッセージが届いたそうですね。
原田 ご存じの通り、シンガポールは多民族国家です。中国系、マレー系、インド系など多様な文化、言語、宗教をもった人々が暮らしている。
 民族間の相互理解は、重要な課題です。
正木 そのなかにあって真剣な宗教間対話のシンポジウムが行われた。
 隣国マレーシアの大学の研究員も率直に語っていた。
 「日本にいると分からないと思いますが、アジアの国々では、異文化間の理解は、本当に大切なんです。その相互理解をSGIは進めている。これこそ、SGIが真剣に国の平和、安穏を考えている証拠です」と鋭く見ていた。
原田 当然、信仰の違いはあるだろう。しかし、平和のため、社会の繁栄のために宗教者が協力していく。これは時代、世界の趨勢だ。
正木 かつて牧口先生は、国が軍事や経済の分野を競い合うのではなく、人道への貢献を競い合うべきであると訴えた。「人道の競争の時代」の到来を展望された。
大場 いわんや宗教は「宗教のための宗教」ではない。「人間のため」「人間の幸福のため」にある。
棚野 池田先生が一貫して主張されてきた「人間主義」の大鉄則だ。
 協力できるところは協力してゆく。これが当然だ。
正木 このシンガポールでのシンポジウムには、多数のマスコミも注目していたようだ。
 アジア20ヵ国・地域で視聴できる衛星テレビ「チャンネル・ニューズアジア」が放映。有力紙の「ストレーツ・タイムズ」「聯合早報」も報道した。
三井 まさにアジア全域に影響を広げる一大イベントとなりましたね。

大醜態の日顕宗

棚野 それにひきかえ、現地でも笑いの種になっているのが、あの日顕宗の連中だ(爆笑)。
正木 そのようだ。シンガポールでも、大惨敗の醜態を晒したそうじゃないか(大笑い)。
大場 そもそも日顕宗は、シンガポールでは、社会でまともに認められておらず、正式な寺院も建てられない。当局から許可も出ない。
棚野 しかたがないから今回、2代目ニセ法主の早瀬日如が「布教所の法要」と称してシンガポールに行った。
 ところが、その布教所がある場所が、ひどい。何しろシンガポールで唯一の歓楽街のど真ん中にある(笑い)。
正木 周りは、いかがわしい風俗店などが立ち並ぶ。
 そういうところだそうだ(笑い)。
大場 そうなんだ。そもそも宗教施設を建てるような場所では全くない。
 しかも、早瀬は、屈強なボディーガードをゾロゾロと引き連れていた。警備の人間は、みな黒いスーツにサングラス。黒い服のガードマンに囲まれた早瀬は坊主頭に和服。だれが見たって異様、異常な集団だった(大笑い)。
棚野 それに、早瀬は、大きな赤い唐傘を持たせて、偉そうにふんぞり返って歩いていた。
 これがまた、シンガポール市民の失笑を買った。
大場 いやいや、失笑どころか、みな大爆笑だ。ゲラゲラ大笑いしていたようだ(笑い)。
 何しろ、シンガポールでは、唐傘は「葬儀の時にさすもの」と相場が決まっている。
 納骨時に、遺骨を持つ人のために、唐傘をさしてあげる。それが風習だという。
棚野 だから、早瀬たちの異様な姿に、現地の人たちもビックリ仰天。「ジャパニーズ・マフィアの葬式か?」と驚いていたほどだ(爆笑)。
正木 みっともない。恥ずかしい連中だ。
 まさに日本の仏教界の恥さらしじゃないか。
原田 自分たちが行く国の文化も習俗も国民性も何一つ知らない。学ばない。理解しない。
棚野 これこそ「バカ丸出し」だ(爆笑)。

(2008. 4. 7. 聖教新聞)

 

 

<17> アジアでも大惨敗の日顕宗
出席者:原田会長、正木理事長、大場SGI理事長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

日顕に集中砲火

原田 それにしてもアジア各地での日顕宗の迷走ぶり! みっともない限りだ。
大場 台湾でもマスコミから、さんざん笑いものにされた。
 日顕は「東洋花和尚(=日本の破廉恥坊主)がやってくる」とマスコミ各社から、袋叩きにあった。テレビ、ラジオ、インターネットのニュースなど、全部でのべ37のメディアが集中砲火を浴びせたそうだ(笑い)。
棚野 早瀬のやつも台湾では「花和尚の後釜が来た」と、これまた大恥をかいていたっけな(大笑い)。
大場 早瀬が台湾に行った時には、地元紙に専門家のコメントが出ていた。
 「日本においては、坊さんは妻子をもうけ、酒を飲み、肉を喰らうなどといった、貴族まがいの生活を送っているという」と厳しかった。
正木 そしてまた「民情や風習が異なる台湾においては、髪の毛を剃り落とした坊さんが、妻帯するなどというのは、奇異であるとしか思えない」と。このようにも厳しく糾弾していた。
棚野 インドでも、日顕宗の坊主が、インドの名門である国立デリー大学に、不正留学を企んだことがあったな。
三井 有名ですよ。日顕がつくった私塾にすぎない「富士学林大学科」を出た坊主に、何と「富士学林ユニバーシティー卒業」なんていう大ウソを言わせたんでしたね。
棚野 あたかも、正規の大学を卒業したかのように詐称させて、入学させようとしたんだ。悪いやつらだ!
原田 とにかく、世界中、どこに行っても恥、事件、大ひんしゅく。これが日顕宗の実態だ。

ギリシャで発刊

熊沢 話は変わりますが、海外にも広がる池田先生の著作! 本年2月、ギリシャ語版『私の釈尊観』が発刊されました。これで先生の著作の出版は世界40言語になりました(拍手)。
原田 その通りです。先生の著作の海外出版は現在、950点を超えている。この一点だけをみても、どれほど先生が、世界の活字文化の向上に尽力され、貢献なさってきたか……。
熊沢 ギリシャ語で著作が発刊されるにあたって、ギリシャの国際作家・芸術家協会から先生に対して「(はん)アテネ賞」が贈られました。これは同協会のヴァッラ会長が「池田先生の世界平和・文化・教育への多大な貢献を讃えたい」と決定したものです。
大場 同協会が先生を顕彰するのは、これで4度目だ。ギリシャの知性が、どれだけ作家、詩人としての池田先生の偉業を評価しているか。その一つの表れだ。
原田 昨年、先生に感謝状を贈った岡山県書店商業組合も次のように感謝していた。
 「(名誉会長は)出版文化の発展に広く深く浸透されることに努めて来られました」
 「珠玉の著作活動は国内だけでなく世界各国の人々に感動と感銘を与え、人類の平和と幸福を基調としたその哲学は、史上まれに見る壮挙であります」と。先生の著作活動を最大に讃えていた。
正木 また福岡県書店商業組合の理事長も名誉会長の執筆活動は、世界の活字文化の向上に多大な貢献をした≠ニ感謝されていた。

文学の最高栄誉

熊沢 池田先生は、詩人として、作家として、世界的に高い評価を得ています。
 これまでも世界の著名な大学から「名誉文学博士号」が贈られています。
三井 その通りですね。
 デリー大学(インド)、シドニー大学(オーストラリア)、香港大学(中国)、済州大学(韓国)、ハバナ大学(キューバ)、ナイロビ大学(ケニア)、トリブバン大学(ネパール)等々。19大学にも、のぼります。
熊沢 また、先生は、ブラジル文学アカデミー在外会員、アマゾン文学アカデミー在外会員、パン・アフリカン作家協会名誉創設会員などにも就任されていますね。
三井 それに、フランス共和国芸術・文学勲章、ケニア口承文学協会口承文学賞、フィリピン・リサール協会最高文学賞、中国作家協会・中華文学基金会「理解・友誼 国際文学賞」など、各国から文学の最高栄誉を受賞されています。
棚野 対談集も世界中で絶賛されています。
 20世紀最大の歴史家トインビー博士との対談集にしても、世界中の識者が、こぞって賞讃を惜しまない。「人類の教科書」「世界の文化の道標」とまで讃えられている。
大場 イギリスの総合出版社「I・B・トーリス社」のバガザーデ社長。
 池田会長は異文化対話へ勇敢に行動している≠ニ高く評価していたね。
正木 あのゴルバチョフ元ソ連大統領との対談集も、各国で好評を博しているじゃないか。
原田 ゴルバチョフ氏は、とくに中国語での対談集の発刊を、ことのほか喜んでおられたようだ。
 氏がソ連の書記長だった時代に起きた、中国の天安門事件以来、氏の著作が中国語で発刊されたことがなかったからだそうだ。
正木 池田先生の対談集を世界中の識者、指導者が求めている。讃嘆している。
 日本の指導者たちも真剣に学ぶべきだ。

(2008. 4.10. 聖教新聞)

 

 

<18> 学会は「デマとの闘争」に完全勝利
出席者:原田会長、正木理事長、大場SGI理事長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

印象的な笑顔

正木 先日、日本を代表する大新聞の首脳が言われていたようだ。
 聖教新聞には、多くの「顔」が掲載されています。毎日、多くの人の写真が出ている。しかも、その表情が皆、明るい。印象的な笑顔ばかりです
 聖教新聞は、活字文化を支え合う仲間です
 先日の「寸鉄」に「デマ雑誌はクズ雑誌」とあったが、まったくその通りだ=Bこのように言われていたそうだ。
三井 本当に、その通りですね!
棚野 また、私が知る大学の准教授が言っていた。
 「創価学会はデマと厳しく対峙し、戦ってきた。一歩も引くことなく、堂々と正義を主張し、そして勝ってきた。このことが、日本の活字文化、出版文化を正常に保つための、一つのカギだった」と断言していた。
大場 私がよく知る新聞記者も言っていた。
 「デマを平然と書き散らすような捏造雑誌! あれこそ出版界への冒涜だ」と激怒していた。
原田 これが正視眼の見方だ。学会は正しい!
正木 実際に学会は、デマとの闘争に完全勝利してきた。デマ雑誌を訴えた裁判でも、圧倒的な勝利を収めてきた。

日顕発言は違法

大場 それにひきかえ、あの日顕一派!
 日顕のやつなんか、自分自身が首謀した二つのデマ事件で敗訴。どちらも、最高裁判所から厳しく断罪されている(笑い)。
正木 その通りだ。日顕は改革僧侶をデマで中傷して、訴えられた。
 結局、日顕の発言は違法であると裁判所が明確に判断。日顕に対して30万円の賠償命令が厳しく下り、最高裁判所で確定している(2003年7月)。
棚野 また「シアトル」をめぐるデマ事件でも日顕は敗訴している。
 日顕宗の機関紙が号外まで出して学会をデマで中傷。このデマ報道事件で、裁判所は、宗門だけでなく日顕本人の責任を厳しく認定。日顕がデマ報道を首謀した≠ニ断じ、日顕と宗門に対して連帯して400万円の損害賠償を命令した。
三井 この判決も最高裁判所の厳正な判断が下り、確定しています(03年9月)。
原田 仮にも法主だった坊主が最高裁で、2度も賠償命令が確定だ。
大場 しかも裁判所が、日顕本人の発言の違法性を厳しく指摘しての断罪だ。どれだけ、あくどい坊主か!

チョボチョボ?

熊沢 日顕といえば、これまでも、冷酷無残な発言を繰り返してきましたね。
正木 その通りだ。
 たとえば、第2次宗門事件が起きた直後の1992年4月。あの有名な「チョボチョボ」発言が出た。
三井 ありましたね!
原田 あれは大石寺に全国から坊主が集まった時のことだ。
 一人の坊主が日顕に対して遠くから来る信者が午後1時半の御開扉(ごかいひ)(=法要)に間に合わない。午後3時半にもやってほしい≠ニ要望した。
正木 ところが日顕のやつが何と言ったか。
 「できませんね。はっきり断っとく」と拒絶。
 そして何しろ毎日ほとんど、ほんのチョボチョボっていう、100人か200人ぐらいの御開扉を毎日やってんだからね。それを2回やれったってね=Bこう冷たく言い放ったんだ。
大場 要するに「100人や200人の参拝者なんて、面倒だ。放っておけ」と言いたいわけだな。
 血も涙もない冷血坊主めが!
正木 無慈悲。冷酷。信徒を思いやる心など、毛筋ほどもない。それが日顕というやつだ。
棚野 その日顕が惨めに退座した後の宗門は、どうだ。
 この春の法華講の登山者数は、この10年で最低だったそうじゃないか。
熊沢 御聖訓に「わざわいは口より()でて身をやぶる」と仰せの通りですね。

檀徒が3連敗

棚野 デマや謀略で失敗しているのは日顕だけじゃない。
 日顕直属の檀徒連中も、今年になって三つの裁判で敗訴した。
 @一つは、盗聴絡みで檀徒側が学会を訴えてきた裁判。学会側の勝訴が最高裁で確定している(3月7日)。
大場 それにA日顕宗の機関紙が、学会の幹部をデマで中傷した記事があった。
 この名誉毀損事件では、機関紙の発行人の檀徒と、記事を書いた退転者の古谷某が断罪された。連帯して55万円の賠償命令がくだっている(1月28日、東京地裁)。
棚野 またB同じ日顕宗の機関紙が、長野県在住の学会員の遺族らをデマで中傷した名誉毀損事件。この事件では、東京地裁が、檀徒側に対して、賠償金130万円の支払いを厳しく命令した(3月6日)。
三井 日顕はデマ事件で最高裁で2敗。日顕直属の檀徒は今年になって3度、敗北。
 やっぱり「日顕宗」、いえ「日顕断罪宗」ですね(笑い)。
大場 日顕の直系の檀徒だけじゃない。
 日顕の仲間のガセネタ屋、デマ屋の連中も皆、敗訴、断罪じゃないか。
正木 「悪は結託する」。日顕一派、デマ屋どもが、結託すればするほど、醜い悪の正体が、ますます暴かれ、白日の下に晒されるだけだ。
原田 御聖訓には「悪は多けれども一善(いちぜん)に勝つことなし」と厳然と仰せであられる。
 我々は、堂々と正義を叫び、正義の勝利を満天下に示しきっていこうじゃないか!
正木 その通りだ。栄光の「5・3」へ! 我らは、いよいよ「破邪顕正(はじゃけんせい)」の大前進だ!

(2008. 4.17. 聖教新聞)

 

 

<19> 無冠の友の皆様に最敬礼
出席者:原田会長、正木理事長、田村九州長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

原田 この4月20日に聖教新聞は創刊記念日を迎えました。昭和26年の創刊以来、本年で57周年になります。
正木 全国の愛読者、通信員、新聞長の皆様をはじめ、雨の日も、風の日も、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の皆様!
 改めて、心より感謝申し上げます。本当に、ありがとうございます!
原田 なかんずく池田先生が、どれほど無冠の友の皆様を大事にしてくださっているか。
 たとえば今月18日のことです。東京をはじめ関東地方は、朝から強い雨と風でした。
 先生は早朝から、全国の販売店、配達員の皆様を気づかってくださった。そして「いつもご苦労様です。本当に、ありがとうございます。くれぐれも事故などのないように注意してください」との御伝言をなさいました。
正木 さらにまた先生は、創刊の日によせて、無冠の友の皆様に万感込もるメッセージを贈ってくださった。
 「聖教を心から愛し、守り、支え、大発展させてくださっている皆様方の大福運が、自身はもちろん、一家一族に至るまで大功徳で包んでいくことは、絶対に間違いありません」と。
三井 そして「私と妻は、かけがえのない、大切な大切な皆様方の絶対の無事故を、朝な夕な真剣に祈り続けてまいります」
 「どうか、どこまでも健康第一、安全第一で、細心にも細心を重ねての注意をお願いいたします」と綴ってくださいました。

「毎日、届けたい」

田村 私どもも若干、代配などの経験がありますが、配達員の、ご苦労は並大抵のものではない。ただただ感謝、感謝の思いで一杯です。
棚野 先日、鳥取県の山間地で20年以上、配達されている壮年の方の話を聞きました。
 この方は、山あいの広大な地域を車で1時間半かけて配達されているといいます。
 小さな集落が点在する地域。引っ越してきた当初は、配達する人がいないので、新聞は毎日、届くわけではなく、数日に1回程度という状況だった。
正木 その方の話なら、私も聞きました。
 そこで、この方は「聖教新聞を毎日、読んでもらいたいから」と、自ら進んで配達員を志願してくださった。
棚野 やがて地域に「新聞が毎朝届くようになったから」と購読してくれる友人が増えてきた。
 最初は、1ヵ月や3ヵ月の短期購読だった方々も、長期購読を希望してくださるようになった。
正木 そして、その長期購読者のなかから、入会する人も出てきた。
原田 ありがたいことです。素晴らしいことです。
田村 わが九州の福岡県でも、ヤング・ミセスのメンバーが喜んでいた。
 「長年、配達してこられた先輩の後を受けて、配達員になりました。私の母は佐賀県で、姉は北海道で、配達員をしています。配達を続けて、どんどん元気に、健康になっていく皆の姿を見て、自分もやりたいと思いました。
 大好きな聖教新聞も、一番先に見ることができる。毎日が感動の連続です!」と感激していた。
三井 「無冠の友」で活躍する家族や先輩たちの姿を見て、ほかの家族や後輩が、後継者に育っていく。そういう話を、最近、よく聞くようになりましたね。

大使も感激

熊沢 私は東京・調布総区の女子部員の話を聞きました。
 彼女のお母様は、13年間、配達を続けています。毎月、新聞啓蒙をされているお母様です。その姿に、彼女は「なんとか自分も新聞啓蒙をしたい」「学会の理解の輪を広げたい」と思い、願ってきました。
三井 彼女のエピソードは、私も伺いました。
 たしか、彼女の職場は日本語学校でしたね。
熊沢 そうなんです。その日本語学校の元生徒に、アフリカ・セネガルのサー駐日大使がおられたのです。
 校長が大使に年始の挨拶に行った際、大使は校長に聖教新聞を渡したというのです。それは大使と池田先生の写真が大きく出ている紙面でした。
三井 昨年12月、アフリカ9ヵ国の大使が、池田先生に感謝状を贈呈されました。
 その時に、日本語で挨拶されたのが、サー大使でしたね。
熊沢 あの式典で先生は、サー大使に「上手な日本語ですね」と語りかけられました。
三井 大使は、その時の模様を校長に話されたそうです。
 池田先生から日本語を誉められたこと。聖教新聞にも「流暢な日本語で祝辞」と書いてあること。SGI(創価学会インタナショナル)、池田先生との交流……。
熊沢 そして大使から話を聞いた校長先生は、職場に戻ってくるや、さっそく女子部員に声をかけた。創価学会は世界に広がっているんですね%凾ニ話しかけた。
三井 それまで、なかなか校長に学会のことを話す機会がなかった彼女でしたが、この時以来、存分に学会の話を語ることができるようになった、というんです。
熊沢 さらに、あの式典に出席した、アフリカ各国大使へのインタビュー記事が「グラフSGI」4月号に掲載されました。
 さっそく彼女は校長先生に1冊、贈呈。すると校長が自ら、サー大使のページをカラーコピーして、周囲の方々に配ってくださったというのです。
原田 これも、池田先生が、アフリカの諸国と深い親交を結んできてくださったお陰です。
 また、こんな立派な娘さんを育てられた「無冠の友」のお母さんの信心あってのことですね。

配達の原動力

正木 無冠の友の活躍には、学会員ではない読者からも、喜びと賞讃の声が届いている。
 北海道の建設会社の社長が言われていた。
 聖教新聞を10年以上、購読しています。配達員さんには本当に感謝しています。
 配達員さんが、なぜ、こんなに元気に頑張れるのかと考えたことがありました。
 その原動力は、聖教新聞の内容であり、配達する使命感にあるということを知り、感動しました≠ニ感激しておられました。
田村 九州で町長だった方も言われていました。
 購読して25年以上になります。池田名誉会長を顕彰する団体の膨大さと、190ヵ国・地域へのネットワークの広がりには驚かされます
 少子高齢の社会にあって、聖教新聞が希望を発信する役割は大きい。今後も、仏法の思潮を展開しながら、私のような会員でない人間にも一段と開かれた新聞であって頂きたい≠ニ感謝していた。
棚野 私が知る大手広告マンも語っていた。
 「長年、聖教新聞を見てきた。会員ではない人にも有意義な記事が、年々増えてきたように感じる。特に10面、11面が、いい。日々のニュースがコンパクトにまとまっていて、面白い」。たいへん高く評価していた。

清廉公正の手本

原田 そういえば、かつて中国・武漢大学の虞崇勝(ぐすうしょう)教授が、言われていた。
 聖教新聞には、邪悪な勢力に対する不屈の闘いがある
 堕落した極悪の勢力に対して、一歩も引くことなく闘争し、清廉公正で、真の信仰心を確立するための手本となっている≠ニ分析しておられた。
正木 さらに、こうも言っておられた。
 物欲、肉欲がはびこる現代社会。多くの刊行物が、読者獲得のために、なりふり構わず、低俗で下劣な文章と写真を掲載し、低俗趣味の(やから)に迎合している。
 しかし聖教新聞は、そんなマスコミ界に一切、染まることなく「泥沼に咲く蓮華」のごとく、神聖な理念と美しい文章で、読む人の心を和ませ、読者の創造力と、一人立つ勇気を奮い起こさせている
 このように論評してくださった。
原田 関西学院大学大学院の奥野卓司教授も最近、期待の声を寄せてくださった(4月11日付、本紙「関西版」)。
 「聖教新聞は見事な輝きを放っています。文化・芸術・学術等の情報発信に力を入れているのが、紙面から伝わります。
 それは、池田名誉会長ご自身が、世界平和のために尽力されていることとつながっているのではないでしょうか。聖教新聞は、発行部数も多く、すごいパワーを持っています」
 「先人が伝え、残された、創価学会のよりよい宗教文化を、世界へ、そして、若い世代へと伝えていってくださることを念願してやみません」と語ってくださった。
正木 この日本中、世界中からの大賞讃!
 すべては配達してくださる「無冠の友」の皆様のお陰だ。どれほど功徳が大きいか。まさに「福徳無量(ふくとくむりょう)」です。

(2008. 4.21. 聖教新聞)

 

 

<20> 日顕「正本堂破壊」の蛮行
出席者:原田会長、正木理事長、田村九州長、三井婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

三井 それにしても今年に入ってからも、全世界からの池田先生に対する賞讃の声が、いよいよ広がっていますね。
熊沢 たとえばアメリカのミズーリ州で広く読まれている「カンザス・シティー・スター」紙。
 同紙は最近、先生が200を超える名誉学術称号を受賞されたことなどを大きく掲載しました(2月21日付)。
棚野 記事には、こう書いてあった。
 「どの地であれ、教育者は、青少年たちに明日の地球経済と混迷しゆく世界の難題に直面する準備をさせるには、どうすればよいか、苦闘している」
 「この問題に取り組み続けてきた一人が、池田大作氏である。
 氏は、創価一貫教育の学校を創立。青年が今日の世界において、地球市民として成長する力を身に付けることができるよう、力を注いでいる教育者であり、哲学者である」
 このように掲載した。
熊沢 さらに池田先生に、世界から200の名誉博士、名誉教授の称号が贈られていること。
 先生がSGI(創価学会インタナショナル)という在家仏教団体の指導者であること。
 数々の文化、教育、平和推進の機関を創立していること――などを紹介しています。
田村 中国では、先生とハーバード大学のドゥ・ウェイミン教授の対談集が「良書100冊」に選ばれた。
棚野 その通りだ。「中華読書報」の「2007年 良書100冊」に、対談集『対話の文明――平和の希望哲学を語る』が選ばれたのです。
田村 それにまた、中国の各紙が書評のページで大きく取り上げた。
 中国の「文匯(ぶんわい)読書週報」(1月25日付)、四川省成都市の有力紙「成都晩報」(2月3日付)。それに香港の日刊紙「星島日報」(3月28日付)にも掲載された。
熊沢 成都晩報には、こうありました。
 「極めて重要な文化の理想を表現し、我々に具体的でありながらも、『マクロ的』(巨視的)な対話のテキストを示すことで、文明の対話の素晴らしい光景を描き出している」と。
田村 シンガポールの有力紙「聯合早報(れんごうそうほう)」も同書を賞讃。
 「過去に儒教と仏教の対話の学術活動はあったが、このような対話は今までにこの本だけである」と讃えていた(1月22日付)。

写真を見て脱講

棚野 比較するのもバカバカしいが(笑い)、あの日顕宗なんか、当然、世界から何一つ、評価も賞讃も受けていないじゃないか(爆笑)。
正木 評価されるどころか、最近も法華講を脱講する人間が後を絶たないようじゃないか(大笑い)。
三井 なかでも目立つのは、いまだに「正本堂の破壊は許せない」という人が多いことですね。
棚野 その通りだ。あの日顕のやつが、嫉妬に狂って正本堂を破壊してから、もう10年が経つ。若い青年部のなかには「正本堂と聞いても知らない」というメンバーが多くなってきています。
三井 たとえば東京・江戸川区の寺から脱講した婦人。最初は「今は正本堂は、ないのよ」と聞いても、まったく信じようとしませんでした。
 それが正本堂が破壊されている写真を見て、ビックリ。「本当なんですね」と何度も言って、脱講を決意したそうです。
原田 「百聞は一見に如かず」だ。実際に写真を見たら、正本堂の破壊が、どれほど野蛮で、残虐な愚行だったか! 一目瞭然だ。
田村 九州でも、正本堂の破壊が決め手になって脱講する人は、いまだに後を絶たない。
 福岡市東区でも、一人の婦人が、正本堂の破壊、伐採された境内の桜の木の写真を見て、脱講した。
三井 その方は「大変な思いをして供養したお金で建てた建物、植えられた木を、残酷に破壊した。自分たちの真心を踏みにじられた。あんな冷酷宗門は、もうコリゴリです」。こう言って、脱講したそうです。

法華講員も激怒

正木 先日、脱講したばかりの大阪の壮年も言っていた。
 「大石寺に登山して、一番の楽しみは、正本堂を見ることでした。
 山門から境内を眺めると、門の上に正本堂の翼のような綺麗な屋根が見えました。あの景色を見るのが好きだったのに、壊されてしまって、ガックリです。もう二度と行きません」とキッパリ言っていた。
三井 大分県の婦人も激怒していましたよ。
 「正本堂建立の時には、学会の池田先生を中心に、法華講員も学会員も皆で精いっぱいの供養をした。その信徒の真心を宗門は、ないがしろにした。もう狂っているとしか、言いようがない」と。
田村 昨年11月に脱講した九州の壮年。なんと「正本堂は学会が壊した」と大ウソを聞かされていた。
熊沢 えーっ! とんでもないデマじゃありませんか!
田村 壮年は、日顕が破壊したという真実を知って、腰を抜かしそうになった。
 「仮にも、信仰団体を主導する者が、こんな反社会的な、野蛮なことをするとは! 絶対に許せない。
 まして破壊するために50億円もの大金を注ぎ込む。さらに、また建物を建てるからと、何度も法華講員から金を集める。これでは、もう守銭奴ではないか!」
 顔を真っ赤にして激怒していたそうだ。
正木 怒るのも無理もない。
 だいたい、信徒の供養で建てた建物を壊すバカ坊主が、どこにいる?
 他宗の坊主だって、そんなことはしないだろう。
原田 そもそも僧侶は建物を大事にするものだ。自分から建物を壊す坊主なんて、いないよ(大笑い)。
三井 日興上人も大石寺について、厳然と言い残されています。
 「修理を加え勤行を致し広宣流布を待つべきなり」と言われている通りじゃないですか。
正木 「修理を加え」て大切に使えと命じられている。「建物を壊せ」なんて、一言も言われていないよ(大笑い)。
原田 日顕は、修理を加えるどころか、日達法主の時代に建てられた建物を次から次へと破壊した。
 この一点だけをとっても、日興上人への大違背(いはい)だ。大謗法(ほうぼう)だ。
正木 まったくだ。仏罰は厳しい。現証にはすぎず、だ。
 日顕が正本堂を破壊したせいで、いまだに脱講が止まらない。これこそ厳然たる仏罰だ。

(2008. 4.24. 聖教新聞)