< 座談会 > 新時代を勝ち進め
公明よ「庶民のための政党」たれ |
<31> 公明よ「庶民のための政党」たれ
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、佐藤青年男子部長、棚野男子部長
棚野 東京都議会議員選挙が来月12日に行われる。
はやくも各党が「衆院選挙の前哨戦」と位置づけ、しのぎを削っている。これまでにもまして激戦になると見られている。
佐藤 マスコミも「従来以上に注目を集める首都決戦となる」(読売新聞)と報道している。
選挙の結果が、日本の政治を大きく左右することは間違いない。
金沢 我々が支援する公明党は、荒川区、目黒区、町田市、世田谷区、それに足立区など20選挙区で23人を擁立する。断じて完全勝利を勝ち取ってもらいたい。
全候補者、議員が死に物狂いで戦い、支持者の期待に、立派に応えてもらいたい。
正木 学会としても、公明党東京都本部から支持依頼のあった公認の23人について、各区での協議を経て、東京社会協議会で正式に支持を決定した(3月4日)。
原田 「政治参加の権利」は、憲法で認められた国民の権利だ。社会のため、人々のため、我々は正々堂々と行使し、全力で戦おうではないか。
津田 深刻な不況が続く今、東京の都民は一段と厳しく、鋭く、政治を見ています。
原田 その通りだ。とくに最近は、国民の「政党離れ」が進んでいる。選挙のたびに、投票する政党を変える≠ニいう有権者が増えている。
2大政党に不満
棚野 マスコミなどは、十数年も前から「2大政党、2大政党」と騒いできた。だが国民の大半は、その両方とも信頼していない。信用できない。これが実情だ。
佐藤 評論家の松本健一氏が、こう指摘していた。
「2大政党が政権を取るのに必死で、選挙に勝つことだけに関心がいっている。国民はその政党の泥仕合を見て、どっちもどっちじゃないかとしらけムードが強まっている」(毎日新聞=5月3日付)と、鋭く本質を突いていた。
金沢 この「どっちもどっちのしらけムード」は深刻だ。
読売新聞などが昨年10月、実施した世論調査でもハッキリと表れていた。
「自民党に満足していない」と答えた人は78%。民主党に対しても79%が「満足していない」と回答していた。
正木 この調査結果を、早稲田大学の田中愛治教授が分析していた。
「(自民、民主の両党に)不安を感じる人はともに約8割に達する。まさに政治不信そのものだ」「(国民が選挙で、どちらを選んでも)積極的な理由ではなく、消去法の結果に過ぎたい」(読売新聞=昨年10月19日付)と指摘していた。
「人格」で勝て!
津田 だからこそ、有権者は「政党」だけではなく、候補者の「人物」を厳しく見ているんです。
棚野 実際、前回の都議選では「政党」よりも「人物」を見て投票した有権者が多かったようだ。
東京都選挙管理委員会が調査し、投票の際に「人物」と「政党」のどちらを重視したかを聞いた。すると「人物」が39.9%、「政党」は36.2%だった。
金沢 「信頼できる人物かどうか」。そこが国民の一番の関心事ということだ。
原田 公明党の議員こそが、この国民の願いに応えてもらいたい。そうでなければ、何のための公明党か! 何のための議員か!
正木 その通りだ。戸田先生は、幾度も厳しく語られた。
「議員は立派な人間となることである。人格をつくることである」と厳命された。
原田 公明の議員は、全員が「人格」と「誠実」で勝て!
「さすが、公明党の議員は違う」と信頼される行動を貫いてもらいたい。
正木 その通りだ。公明党は、どこまでも「庶民のための政党」であれ。党利党略、デマ宣伝の政治屋とは断じて戦え!
金沢 とにかく、平気でウソをつく政治家! 国民を騙そうとする政治家! もう、みなウンザリだ。
正木 残念ながら、公明党にも、そういう議員が過去に出た。ウソで支持者を騙し、社会を欺き、陰で遊び狂い、悪事を働いていた連中だ。
佐藤 そんな下劣な恩知らずを、公明党は二度と出すな!
戸田先生は「青年よ、心して政治家を監視せよ」と遺訓を残された。われわれ青年は、一段と厳しく政治家を見ていく。
これが処分!?
金沢 それにしても、あの日顕宗。最近、日顕の息子で庶務部長の阿部信彰に処分≠ェ下ったようだな。
棚野 信彰は昨年11月、北海道の末寺の住職の坊主に暴行を働いたとして、警察に訴えられた。
この一件で処分≠ウれたようだ。
佐藤 ところが、これが不可解千万。
突然、全国の末寺に「お知らせとお詫び」なる文書が送りつけられたが、差出人は信彰本人。
そこには今回の不適切な行為について、法主の日如から本日、厳重な注意を受け、10日間の職務停止を命じられた≠ネどと書かれていた。
正木 被害者の坊主は「住職罷免」の処分を受けたというじゃないか。ところが、加害者の信彰には「停職10日」だけ。
社会の常識じゃ、まったく考えられない処分≠セ。
津田 しかも「不適切な行為」とは、いったい何だったのか。
何一つ、ちゃんとした説明がないじゃないの!
金沢 そもそも信彰の暴力といえば、今回が初めてではない。昔から有名だった。
改革僧侶の松岡幹夫さんも現実に被害に遭ったことがある。
棚野 1999年10月のことだ。松岡さんらが当時、信彰が住みついていた大修寺(東京・府中市)を訪問した。
佐藤 すると信彰は話の途中から、野獣のように暴れだした。
「貴様ら! 何者だ!」「ふざけんな! バカ者!」などと怒鳴り散らしながら、松岡さんたちに襲いかかり、手に握っていた中啓(坊主の持つ扇子)で、何度も殴りつけたというんだ。
津田 ひどいわね!
陰湿な隠蔽体質
棚野 今回の事件の顛末を伝え聞いた、檀徒が怒っていた。
「こんな重大な事件を、我々信徒には一切知らせない。坊主にコッソリ通知しただけで終わらせようとした。このインチキ性! この隠蔽体質! これが宗門だ。坊主の世界だ」と憤慨していたよ。
金沢 だいたい、自分が受けた処分を、信彰本人の名前で「お知らせ」なんかすること自体が、おかしい。
なぜ宗門なり宗務院が通知しないのか。おかしいじゃないか(笑い)。
正木 その通りだ。当然、信彰よりも格上の坊主の名前で正式に公表≠キるのが、社会の常識だ。
佐藤 それに、この文書の日付は4月29日。この日から10日間の停職なら、5月8日までだ。
棚野 ちょうどゴールデンウイーク中だ。これじゃあ処分≠ヌころか、大型連休じゃないか。
宗門の心ある坊主たちも「ふざけるな!」と激怒しているようだ。
原田 要するに、どんな不祥事が発覚しても、日顕ファミリーは特別扱い。「おとがめなし」。
社会の道理も常識も通用しない。これが宗門という、暗黒世界の実態だ。
(2009. 6. 8. 聖教新聞)
<32> 政治家は国民の生活を守れ
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、佐藤青年男子部長、熊沢女子部長
エコポイント
熊沢 いま「エコポイント」が、話題を呼んでいますね。
佐藤 これは省エネ家電を購入した人に、価格の一部をポイントとして還元する制度だ。「省エネ家電の普及による地球温暖化の防止」と「日本経済の活性化」が目的です。
金沢 対象となるのは、エアコン、冷蔵庫、薄型テレビの合計約2000機種だ。家電の大きさや能力に応じて、3000円〜3万6000円分のポイントが還元される。
津田 私たちの支援する公明党が強く主張して、実現した制度ですね。
原田 先月15日にスタートして以来、家電販売店は連日、賑わっている。
全国の主な量販店でのエアコンの売り上げは、前年同月期に比べて52%増加。冷蔵庫は42%、薄型テレビも30%増えた(先月11〜17日、市場調査会社調べ)。
正木 また、全国の街の電気屋さん≠ェ加盟する「全国電機商業組合連合会」によると、地域の電器店でも売れ行きが伸びているようだ。
佐藤 マスコミも「『エコポイント』上々スタート」(読売新聞)、「出足好調」(NHK)と報道。
「業績悪化の電機メーカーの『恵みの雨』となりそうだ」(産経新聞)と注目している。
熊沢 私の友人が、こう語っていました。
「公明党が『エコポイント』を提唱しはじめたと思ったら、あっと言う間に実施された。本当に素早かったわね」と驚いていました。
スピードが命だ
金沢 実は、エコポイントが始まるまで買い控え≠ェ続くことが心配されていた。そこで、公明党が主張して「前倒し」でスタートさせたんだ。
佐藤 東京・世田谷区の家電販売店の社長も、たいへん喜んでいた。
「景気後退の中で、定額給付金の実施やボーナス商戦を前にした買い控えは、販売店にとっては死活問題。前倒し実施に感謝している」と語っていた。
原田 ともかく、景気対策は「スピードが命」だ。公明党には、国民の生活のために、どんどん働いてもらいたい。
力強く、素早く、政策を実施してもらいたい。
津田 公明党が推進した景気対策といえば「エコカー減税」も、好評ですね。
正木 本年4月からスタートした。
環境に優しい「次世代車」の自動車取得税と自動車重量税を減免するものだ。
佐藤 減税率は車種によって異なるが、ハイブリッド車と電気自動車の場合は、取得税と重量税が、ともに「100%」免除。ためしに、販売価格が約200万円のハイブリッド車で計算すると、約15万円が減税される。
金沢 さらに「新車購入補助金制度」もスタート。今月19日から、申請の受け付けが始まる。
佐藤 これは、登録から13年以上の中古車を廃車し、エコカーに買い換えた場合、25万円(軽自動車は12万5000円)が、政府から補助される制度です。新規購入でも10万円(軽自動車は5万円)が補助される。
正木 この「エコカー減税」と「補助金制度」が、自動車業界に大きな追い風になっている。
先月上旬の自動車登録台数は、前年同月に比べて約15%増加して、10ヵ月ぶりにプラスに反転。昨年秋から急激に冷え込んでいた自動車販売が、久しぶりに活況を取り戻しつつある。
熊沢 さらに公明党は、環境に優しい学校「エコスクール」づくりも推進しています。
ソーラーシステム(太陽熱利用設備)の設置などによる、経済効果も期待されています。
原田 これら「エコ家電」「エコカー」「エコスクール」の普及によって、環境対策を進めながら、経済を活性化できる。新たな雇用も創出できる。
今までになかった経済政策だ。各界から期待が高まっているね。
金沢 とにかく国民の生活は、まだまだ厳しい。公明党は、あらゆる知恵を結集し、全力で戦うときだ。
公明の議員は一人残らず、死に物狂いで働いてもらいたい。それが支持者の願いだ。
「咳エチケット」
津田 ところで「新型インフルエンザ」が話題になっています。皆が注意していきたいですね。
正木 治療には一般のインフルエンザと同様、タミフルやリレンザが、効果があるとされている。
日本では、これらの治療薬の備蓄量は、昨年度の時点で2800万人分。今後5800万人分まで「倍増」させる予定だ。
金沢 公明党の強い主張もあって、動き出した。
東京都でも、治療薬の備蓄を現在の400万人分から800万人分に倍増させる計画だ。
佐藤 予防の基本は、通常の風邪やインフルエンザと同じです。うがい、手洗いをきちんとすること。手洗いは15秒以上を目安に、丁寧に洗うことです。
熊沢 各地の保健所などは「咳エチケット」も呼びかけています。
とくに、咳やくしゃみが出る時は「マスク着用」を心がけることです。
正木 マスクをしていない場合でも、咳やくしゃみをする時は、@ハンカチなどで口と鼻を覆うA周囲の人に顔を向けないB使ったティッシュは、すぐフタ付きのゴミ箱に捨てるC鼻水や咳のしぶきのついた手はよく洗う。
これらも大事な「咳エチケット」だ。
津田 学会の活動の中でも、注意し合っていきたいですね。
「心に深き用心」
原田 それに何より、体調が悪いときは、無理をして会合などに参加しないことだ。
これまでも、確認・徹底してきたが、各人で賢明に判断していきたい。
津田 風邪も、インフルエンザも、体力が低下している人ほど、感染しやすい。
だからこそ普段からの「健康管理」が何よりも大切です。
正木 その通りだ。「信心しているから大丈夫」というのは、油断であり、慢心だ。
御書に「心にふかき・えうじん(用心)あるべし」と仰せの通り、仏法者だからこそ、聡明に「健康」と「幸福」を勝ち取っていくべきだ。
熊沢 普段から、身体に疲れをためないように、工夫したいですね。
金沢 広宣流布の前進が勢いを増すほど、魔も激しく競い起こってくる。幹部は、一段と気を引き締めて「前前
原田 その通りだ。無事故こそ「勝利の絶対条件」だ。
「断じて事故を起こさない」。この強い強い祈りで、痛快に勝ち進もうではないか!
(2009. 6.11. 聖教新聞)
<33> 創価の三代の会長を世界が賞讃
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、杉本婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長
正木 本年の上半期も、いよいよ総仕上げだ。わが学会は、ますます勝利また勝利の快進撃を開始している。
創価女子会館へ
熊沢 女子部も、朗らかに、喜び勇んで、前進しています。
何といっても今月4日、池田先生と奥様が創価女子会館(東京・信濃町)を初訪問してくださり、大激励を送ってくださいました(大拍手)。
杉本 私たち婦人部の代表も参加させていただきました。
池田先生は、来館の記念にスピーチしてくださり、「祈り」の姿勢、題目の功徳について、深く、深く教えてくださいました。
原田 「広宣流布へ、師弟が心を合わせて祈る。同志が異体同心で祈る。そこから新しい前進が始まる。戦いの勢いも生まれる。功徳も大きく広がる」
「題目こそ、絶対勝利の力なのである」と大確信を込めて指導してくださいましたね。
熊沢 本当に、目が覚める指導でした。みなが新たな決意で奮い立ちました。
日々、朗々と題目をあげ抜き、正義と友情の「対話の華」を広げてまいります!
正木 われわれ男性も、負けてはいられない。いよいよ強盛に、祈りに祈り、敢然と戦い抜こうではないか。
原田 それにしても池田先生の指揮のもと、全世界に広がり続ける創価の「平和・文化・教育」の大道! 今や、世界中から賞讃の声が鳴りやまない。
金沢 世界の学術機関から先生に贈られた名誉学術称号は、空前絶後の「256」。
さらに今月だけでも、フィリピンの国立南ルソン大学から「名誉人文学博士」、キルギス共和国のバラサグン記念キルギス民族大学から「名誉教授」、ブラジルのシルバ・エ・ソウザ総合大学から「名誉建築学・都市工学博士」の称号の受章が、それぞれ決定したと発表された。
棚野 こうした決定通知を合わせると、池田先生への「英知の宝冠」は、実に「282」にものぼります。
金沢 まさしく「世界一」の大壮挙だ。日本のため、日本の社会のためにも、どれほど貢献されているか、計り知れない。
原田 その通りだ。世界は今、創価の「師弟の精神」を真剣に求めている。心から讃嘆している。
池田先生に贈られる顕彰の一つ一つには、その真情があふれています。
棚野 北欧デンマークが誇る、屈指の名門・アスコー国民高等学校のハンス・ヘニングセン元校長が、こう語っておられた。
「私は、創価学会の師弟について深く感銘を受け、師弟の重要性について多くのことを学びました。師弟という価値観は、将来にわたる持続可能な社会を作るうえで重要な論点です」と深く洞察しておられた。
「牧口広場通り」
杉本 それに、つい先日も、イタリア半島西岸の都市・チェチナ市に、初代会長の名前を冠した「牧口広場通り」が、晴れやかに開通しました。
パオロ・パチーニ市長をはじめ、数多くの市民が集い、祝福したそうですね。
熊沢 同市は、これまでにも池田先生に、栄えある「鉄人賞」「名誉市民」称号を贈り、顕彰しています。
棚野 そのパチーニ市長は、こう宣言しておられる。
「池田SGI会長に名誉市民称号を贈った世界の都市の中に、誇り高くも、わが市が入っているということは、わが市が、会長の世界平和の行動に賛同する都市の連帯の一つであることを意味しており、無上の栄誉であります」と強調しておられます。
金沢 そして今回の「牧口広場通り」の誕生! 今や、創価の三代会長の名は世界の隅々にまで轟きわたっている。
三代会長の名を冠した「公園」や「通り」「橋」などは、実に30ヵ所以上を数えます。各国で親しまれている。
棚野 関西の男子部員が語っていた。
以前ブラジルに住んでいた友人から、先日、こう尋ねられたそうだ。
「ブラジルのクリチバ市に『牧口常三郎公園』があるのを知っている? 行ったことがあるけど、とても広々として美しい公園だったよ」と言われて、驚いたという話だ。
原田 本当に、すごい時代になった。草創期の先輩が、しみじみと語っていた。
「これほどまでに壮大な広宣流布の時代が到来するとは、想像すらできなかった。すべては、池田先生の死身弘法
師弟こそ、日蓮仏法の真髄である。この真実を、先生は身をもって示され、厳然と教えてくださった。私たちは、どれほど報恩感謝申し上げても、しきれません」と感涙しておられた。
杉本 アメリカ・デューイ協会のガリソン会長も昨年夏、先生と会談した印象を、こう語っておられました。
「師匠という原点、伝統を正しく踏まえ、若々しさを堅持していくかぎり、SGIは1000年の繁栄を築くであろうと実感したのです」と力説していました。
正木 まったく、その通りだ。日蓮大聖人は「師弟
広宣流布を実現する大道は「師弟」以外にない。
金沢 その峻厳なる「創価の師弟」を破壊しようと企んだ連中!
ことごとく哀れな末路を晒しきっている。仏法の因果の理法に厳しく裁かれている。
坊主が飲酒運転
原田 今の宗門の大惨敗の骸
大聖人は「末法
その通りになった。仏罰厳然の邪宗門に成り果てたじゃないか。
金沢 まったくだ。つい最近も、熊本県八代市の坊主が「飲酒運転」で交通事故を起こして逮捕されたばかりじゃないか。
棚野 地元紙でも「酒気帯び運転容疑で住職逮捕」(熊本日日新聞=6月1日付)と報じられていた。
報道によると、この山田雄勉という坊主は先月末、大量の酒を飲んだ後、車を運転し、電柱に激突。さらに反対車線の軽自動車とも衝突したんだ。
熊沢 それは、ひどいですね!
正木 飲酒運転の撲滅は、今や市民の大関心事だ。社会をあげて真剣に取り組んでいる。法律も厳しくなった。それを、坊主が飲酒運転で事故とは、なにごとだ!
金沢 このルール無視の無法体質! 反社会体質! これが邪宗門だ。「諸悪の根源」は、日顕だ。
正木 その通り、その通りだ。何しろ宗門は、悪辣な不法事件を繰り返し、最高裁で8度も断罪。そのうち2件は、法主だった日顕本人が断罪されたものだ。
原田 「魚は頭から腐る」。宗門のことだ。頭から腐りはじめて、もはや尻尾の先まで完全に腐り果てた。
学会は、こんな邪宗門と別れることができて、本当に良かった!
すべて御仏意
(2009. 6.19. 聖教新聞)
<34> わが地域を「理想郷」に!
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長
正木 今月25日の木曜日に「団地部」が結成36周年を迎える。
全国の、いずこの地にあっても、団地部の友は誠実に、粘り強く地域の友好と発展のために尽力している。
津田 池田先生ご自身も「私も誉れある団地部≠フ一員」と語っておられますね。
原田 先生は若き日、東京・大田区の「青葉荘」というアパートに3年間、住んでおられた。
広宣流布の激闘の日々にあっても、アパートの住民の方々に真心を尽くされ、深い親交を結ばれた。
金沢 池田先生は綴っておられる。
「この半世紀、社会は激動を続けた。加速したのは『人間の孤立化』である」
「だからこそ、縁あって同じ団地に住む方々と、麗しき人間関係を築きゆかんとする、わが同志の使命は大きい」と期待を寄せておられる。
正木 昨年の夏には、新団地部歌「輝け『幸福
町田市の団地で
金沢 東京・町田市の団地に住む、壮年の副本部長も奮闘している。
彼は十数年前、団地連合会の会長から「学会員の皆さんで盆踊りをやってもらえないか」と要請を受けた。
実は、この地域では盆踊りが長年、開催できずにいた。その再開を託されたんだ。
熊沢 地域に「夏の風物詩」がないのは、やはり寂しいですものね。
金沢 そこで、地元の学会員の有志が協力。「団地祭」として見事に盆踊りを復活させた。
今では毎月、踊りの練習を行うほど地域に定着。参加者も年々増え、大盛況という話だ。
津田 団地では「毎年、学会の人たちのおかげで盆踊りが楽しめる。本当に、ありがたい」と評判のようですね。
金沢 それだけじゃない。団地に住む学会員の皆さんは「地域のために、ほかにもできることはないか」と知恵を絞り、団地内の池の清掃を始めた。
毎月欠かさず、今年で13年間、継続している。これもまた団地の皆さんから本当に喜ばれています。
世田谷区で活躍
棚野 僕は、世田谷区の都営団地でのエピソードを聞いた。
ここは近年、高齢者の方が増えている。
そこで、団地に住む地区副婦人部長が中心になって、月に1度は団地内のお年寄り全員に声をかける声かけ運動≠始めた。もう5年間、続けている。
さらに年2回、区民センターに高齢者が集まる食事会にも、彼女と団地部の同志が献身しておられます。
津田 団地の皆さんは、毎回とても楽しみにしておられるそうですね。
棚野 この団地では、地区幹事の壮年も貢献している。一昨年末から、老人会のラジオ体操を主催。毎朝、グラウンドを整地し、出席簿をつけるなど、地道に続けている。
「清々しい」「体力がついてきた」と好評で、参加者も倍増しているという話だ。
原田 それにまた「地域部」の友も同じく、各地で地域に貢献してくださっている。
池田先生は綴っておられる。
「妙法の栄えるところ、その地域が繁栄しないはずがない。いな、そうしていくことが、仏法者の使命である」と。
この決意で、あの地でも、この地でも、地域のために奮闘する友の尊い姿がある。
荒川区の町会長
正木 先日も、東京・荒川区の壮年の素晴らしい活動を聞いた。
この方は、町内会で会計部長として14年間、その後、副会長としても10年間、地域に尽くしてこられた。
金沢 私も伺った。昔は地域の祭りに参加できなかったから、それはそれは苦労した。
「どうして祭りに来ない人間を、町内会の役員にするのか」という声も、一部にはあったそうだ。
原田 以前は、宗門の坊主が、うるさかったからな。
「祭り」と聞いただけで「謗法
正木 しかも、この壮年は、地区部長を27年間務めながら、愛する地域のために、誠実に尽くし抜いてこられた。
町内会で葬儀があると、いつも自営の仕事を必死でやりくりして、運営にあたった。
会社も順調に発展。そうした姿が信頼を集め、昨年4月、町会長に推され、就任したのです。
金沢 今では、地元の祭りにも学会員が率先して参加し、盛り上げている。
「学会の皆さんのおかげで地域の親睦が深まる。寺と別れて本当に良かったね」と喜ばれているという話だ。
正木 この壮年は語っている。
「町内会の活動でも、女性に対する言葉遣いや配慮を第一に心がけてきました。
池田先生の指導を実践すること。それが、地域でも何よりの信頼になります。ますます頑張ります!」と、今日も地域のために汗を流している。
目黒区でも貢献
津田 それにまた、東京・目黒区の婦人部の副本部長さん。十数年前から、町内会の活動に一生懸命、取り組んでいます。
町会の総務部長、民生委員、老人会の監査役など、一人で何役も、こなしています。
熊沢 私も感動的な体験を伺いました。
実は、この地域は、かつて池田先生と奥様が住んでおられた町です。「先生との縁
津田 彼女は「町会の会合や行事では、いちばん最後まで残って、何でもさせていただこう」と心がけてこられた。
そうした姿勢が信頼され、今では地元の神社の総代からも「私の次は、あなたにお願いしたいくらい」とユーモアで言われるほどです(笑い)。
熊沢 また、町会の役員からは「ほかの学会員の皆さんも、ぜひ町会に」と要望が相次いでいます。
近年では、数多くの壮年、婦人部の方々が町会でも活躍。
「学会員の活躍がなければ、町会は成り立たない」と深く信頼されているという話です。
棚野 まさしく、地域貢献の鑑
正木 学会本部(東京・新宿区)の近くで長年、店を構えているご主人も語っていた。
「宗門があった時代は、地元の祭りなどに学会の人たちを誘うのを、こちらも遠慮していた。だけど最近は、皆さん、どんどん参加してくれる。嬉しいね」と喜んでいた。
金沢 池田先生は、常々「広宣流布は即、地域貢献」と指導されている。
「地域に根を張り、人々のために尽くすことが、どれほど偉大なことか。地道な活動が、深き信頼を築いていく。わが地域を、希望輝く理想郷へと変革する力となる」と教えておられる。
原田 学会は永遠に「近隣の繁栄と共に」発展する。
皆が地域に信頼を広げながら、勝利の人生を勝ち飾ろうではないか。
(2009. 6.22. 聖教新聞)
<35> 元副知事も都議会公明の実績を絶賛
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、佐藤青年部長、熊沢女子部長
金沢 いよいよ東京都議会議員選挙が来週7月3日(金)に告示される。各党は熾烈
佐藤 秋までには、確実に衆院総選挙が行われる。その「前哨戦」としても、がぜん都議選に注目が集まっている。
熊沢 新聞各紙も「(都議選の)結果は衆院解散の時期や選挙戦の行方にも影響」(毎日新聞)、「各党党首も早々に候補者の応援に入るなど異例の展開」(産経新聞)等と、連日のように報じていますね。
佐藤 我々が支持する公明党は、荒川区、目黒区、町田市、世田谷区、さらに足立区をはじめ、20選挙区に23人が立候補する。どの選挙区も接戦、激戦が予想されている。
金沢 朝日新聞も先日「(公明党は)基礎票だけでは当選がおぼつかない選挙区がある」等と分析していた。
正木 油断など、まったくできない。投票日まで2週間あまりだ。公明党は死力を尽くして戦い、断じて勝ってもらいたい。
「議員と家族」だ
原田 何よりも、候補者と家族が立ち上がれ! 議員も、OBも総立ちになる時だ。
候補者と家族が奮闘する姿があってこそ、支持者も気持ちよく応援できる。
津田 その通りです。候補者や家族の心に「支持者に任せておけばいい」という、思い上がりや慢心が、いささかもあってはならない。支持者は、敏感に察知しますよ。
金沢 まったくだ。家族が戦わない。戦おうともしない。そういう怠慢の議員一家ほど恐ろしいものはない。
知らず知らずのうちに、忘恩の畜生になってしまう。
正木 議員にならせていただきながら、おかしくなった連中は、皆が皆、家族もおかしかった。公明の議員は、もう一人たりとも、愚かな恩知らずを絶対に出すな!
原田 一人残らず、世のため、人のため、立派に働き、勝利の人生を勝ち取ってもらいたい。だから、あえて厳しく言うんだ。
熊沢 ところで、公明党が昭和30年、東京都議会に進出してから、本年で54年を迎えます。
佐藤 もう半世紀以上にもなる。都議会の公明党には、それほど長い、歴史と伝統がある。
正木 たとえば、公明党といえば、今や「福祉政策」の「プロの中のプロ」だ。
しかし、公明党が都議会で「福祉」を訴えはじめた当初は、無認識な批判ばかりだった。どの会派の議員も「福祉など、政治の素人がやることだ」などと、バカにしきっていた。
津田 そうしたなかで公明党は粘り強く実績を積んできました。
昭和44年には「児童手当」を、国に先駆けて実現。「乳幼児医療費の無料化」や、難病治療の助成なども、公明党の都議会から始まった。強い取り組みがあったればこそです。
原田 それにまた、東京では戦後、一貫して「住宅不足」が深刻だった。都が最優先で取り組まなければならない問題だった。
金沢 しかし昭和30年代に入っても、新しい公営住宅は、年間で数千戸程度しか建っていなかった。そこで、公明党が真剣に知恵を絞り、奔走した。
その結果、昭和40年には、公営住宅が年間1万戸以上も建つようになったんだ。
津田 「庶民の声」を、全身全霊で受け止め、議会で粘り強く訴える。そして、具体的な形として実現する。これこそ公明党の真骨頂です。
時代を先取り
正木 その通りだ。公明党は、どこまでも「現場第一」が信条だ。
たとえば、今では信じられないことだが、昭和30年代まで、東京の隅田川には「し尿」が不法投棄されていた。
金沢 この問題に、初めて本格的なメスを入れたのも、公明党の都議団だった。昭和38年のことだ。強烈な臭気の漂う「し尿運搬船」の船底まで議員が降りて、原因を究明したんだ。
熊沢 これも「庶民の生活」を第一に考え、行動したからこそ成し得た成果ですね。
原田 半世紀たった今、どうなっているか。「福祉」や「環境」は、都民の最大の関心事になっている。どれほど時代を先取りする取り組みだったか。
庶民の声を大事にした政党だからこそ、できたんだ。
佐藤 元東京都副知事の青山?
「公明党が『福祉』の分野でリードしてくれたために、東京が全国の模範となる政策を実現できた」と高く評価しておられた。
津田 青山氏といえば、昭和42年から東京都の職員として36年もの間、都政に携わってこられた方ですね。
金沢 その経験に照らして「公明党が一貫して、都議会で重大な存在感を示し続けてきた」理由を、こう分析しておられた。
「公明党の主張する政策が、つねに都民の側から出た都民のための政策だから、公明党の意見に力があり、だからこそ、長年キャスティングボードを握れるのだろう」と鋭く洞察しておられた。
熊沢 このほかにも、青山氏は都議会公明党の実績を、代表的なエピソードとともに、評価されていましたね。
「水」と「地下鉄」
佐藤 たとえば「環境政策」。
本年4月、国際オリンピック委員会が来日した。その委員会の一行が高く評価したのが「東京の水」だった。
津田 有名です。東京の水は世界一安全な水道水≠ニも言われるほどです。
佐藤 青山氏は「これも公明党が長年、水道の水が飲めることを維持するべきだと主張し、上下水道の整備を進めてきた成果である」「公明党は、『環境政策』でも、主導権を握っている」と明言しておられた。
熊沢 それにまた、公明党は「都営大江戸線」の開通を、一貫して推進してきました。
中野区、新宿区をはじめ、東京の10の区を結ぶ環状型の地下鉄です。駅数は「38」で、国内の地下鉄では最多です。
金沢 都民の足として大活躍している。利用者数も平成12年に開通して以来、年々増えている。
佐藤 青山氏も「公明党は一貫して推進派だが、計画段階から反対している政党もあれば、つくってから批判している政治家もいる。だが大江戸線は毎年、単年度会計については黒字化している」と語っていました。
正木 青山氏はまた、公明党の健全な金銭感覚≠熾]価していた。
「公明党は、弱者である中小企業やその従業員を支えてきたためだろうか、経済感覚が優れており、財源に関しても非常に敏感である」と鋭く分析していた。
津田 長年、都政に携わってこられた当事者の言葉だけに、重みが違いますね。
原田 公明党の使命は、永遠に「大衆と共に」に「立党の精神」を政治に実現することだ。この原点を忘れず、全議員が、わが身をなげうって戦えば、都民の信頼は一段と得られる。
正木 その通りだ。公明党が厳然と戦ったぶん、庶民の声は政治に届く。現実に、そういう時代が開かれてきた。
原田 だからこそ、公明の議員は一人残らず奮い立て! 国民のために、社会のために、死にものぐるいで戦え! 断じて勝て!
(2009. 6.25. 聖教新聞)
<36> 学会の政治参加こそ「民主主義の模範」
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長
佐藤 東京都議会議員選挙が、いよいよ今週の金曜日(7月3日)に告示される。
我々が支援する公明党からは、20の選挙区で23人が立候補する予定だ。
原田 「創価学会の政治参加こそ、民主主義の模範である」――今や、国内外の多くの識者が心から讃えている。
「首都の未来」を決める、大事な選挙だ。日本のため、社会のために、全力で支援しようじゃないか。
杉本 今回の都議選は、各地で、かつてないほどの接戦になると予想されていますね。
金沢 公明党の候補が立つ選挙区では、とくに目黒区! 荒川区! 世田谷区! 足立区! 今なお大混戦、大激戦だ。
新聞各紙も「混戦模様」「横一線」「激しい選挙戦」等と情勢を報じている。
正木 公明党は、今こそ総力を挙げて戦う時だ。支持者の大恩に応える時だ。
全議員が支持拡大の先頭に立って戦え! 激戦を突き抜けて、断じて勝て!
ネットのデマ
棚野 ところで近年、インターネットの掲示板などを使った、悪質な誹謗中傷が増えている。重大な社会問題になっている。
佐藤 昨年、法務省の人権擁護機関が新たに救済手続きを開始した事件のうち、ネットを利用した人権侵犯事件は、前年より23.2%も増加した。
金沢 ネットの掲示板などでは、書き込んだ人間の名前も顔も分からない。その匿名性≠隠れ蓑にして、悪辣なデマを流す連中もいるな。
正木 日本のインターネット利用人口は、9000万人を超える。今や国民の生活の一部だ。デマや誹謗中傷を流したい放題の無法地帯≠ノしては、断じてならない。
棚野 司法も厳しくなってきた。
本年1月にも、ネット上で企業を中傷した男に対して、東京高裁が罰金30万円の有罪判決を下した。
佐藤 新聞各紙が報道していた。
裁判所は「ネットで情報が不特定多数に閲覧されると、被害は深刻になる」「ネットは拡大の一途をたどり、信頼度の向上はますます要請される」として、厳罰に処したんだ。
原田 要するに、個人がネットの掲示板などに書き込む場合でも、事実無根のデマを流せば、厳しく罰せられる。そういう時代になったということだ。
金沢 「ネットを使ったデマで断罪」といえば、あの日顕宗だ(笑い)。
最近も、檀徒が断罪されたじゃないか。
正木 あったな。ネットで学会中傷のデマを流した檀徒に、80万円の賠償命令が下った(本年2月、東京地裁)。
判決は「(ネットの掲示板に)掲載されていた情報を鵜呑みにした」「情報収集をした上で表現行為に及んだものとはいえない」等と厳しく糾弾していた。
杉本 当然の判決ですよ。自分で事実を確かめもしない。ウソ八百を書き込んで中傷する。そんな行為が許される時代じゃありませんよ。
日顕直属の檀徒
棚野 正体見たり、だな。
今や、偉大な、正義の学会には、正面きってケチをつけられない。だから、コソコソとネットにデマを書き込むしかない。
佐藤 その通りだ。しかも、やっているのは、いつも同じ連中だ(笑い)。日顕直属の檀徒一派だ。
金沢 ああ、あの「札付き」の一派だな(大笑い)。
悪辣な事件を、何度も、何度も引き起こしては、そのたびに裁判で断罪されている連中だ。
正木 有名だ。本年2月にも、この一派が発行する日顕宗の新聞が最高裁で断罪された。
事実無根のデマ記事を載せて、学会員を中傷した事件で、190万円の損害賠償を厳しく命じられた。
棚野 この檀徒一派が断罪された事件は、まだまだある。
昨年3月にも「盗聴」に絡んだ裁判で、最高裁で惨めに敗北したじゃないか。
原田 檀徒一派の側が、創価新報などの報道に難癖をつけて、起こしてきた裁判だ。
裁判所は、檀徒一派による盗聴への関与を「疑うに十分」と明確に認定。一派の訴えを一蹴した。
杉本 自分から訴えた裁判で負ける。自分の悪事がバレて、大恥をさらす。
日顕の、あの「芸者写真」の裁判と同じ結末ね(笑い)。
ビラで3度断罪
佐藤 それに日顕一派といえば、あの選挙狙いのデマビラ、違法ビラ。これまでに裁判で3度も断罪されている。
棚野 @2000年の衆院選の直前に、公明党を中傷するデマビラを撒いた檀徒らに100万円の賠償命令。
A同じ衆院選の直前、大阪で同じデマビラを、ばら撒いた日顕宗の坊主と檀徒にも60万円の賠償命令。
金沢 さらにB2001年の参院選でも、学会中傷の違法ビラを撒き散らした檀徒に、100万円の賠償命令が確定している。
佐藤 これらの裁判では、日顕一派の悪質な「選挙妨害の意図」まで厳しく断罪された。
「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と一刀両断だった。
原田 要するに、国の未来を決める厳粛な選挙を、悪辣なデマで汚す。妨害する。
日顕一派の卑劣、愚劣な実態が、裁判でも認定されたというわけだ(大笑い)。
配布禁止を命令
棚野 これこそ「民主主義の敵」だ。
この一派は昨年の秋にも、東京や大阪で夜陰にまぎれて違法ビラを撒いた。
このビラに対しても、東京地裁が「配布禁止」の仮処分命令を厳然と下した(昨年11月)。
佐藤 当然だ。何しろ、学会が著作権を持つ写真を勝手に複製、改変してビラを作成した。
そのうえインターネットを通じて売ろうとしたり、撒き散らしたり。まともな社会常識の持ち主なら、とうていできない仕業だよ。
杉本 明確に著作権法の「複製権」や「譲渡権」等の侵害じゃありませんか。
そんなことすら知らない。分からない。呆れてものも言えないわね(笑い)。
正木 だいたい今の時代は、どの企業や団体にも「コンプライアンス」(法令の順守)が厳しく求められる時代だ。
そういう社会にあって、かりにも宗教を名乗る人間が、平気で法律を破る。無視する。
この一点だけを見ても、いかに宗門が異常な世界か。一目瞭然だ。
原田 ともあれ、相手が誰であろうと「悪辣なデマ」「違法行為」は断じて許されないし、許さない。
今後も、厳重に、容赦なく対処する。
正木 その通りだ。我々は「国民の権利」を行使し、正々堂々と政治に参加する。
より良き社会のために、悔いなく戦い、痛快に勝ち進もうではないか!
(2009. 6.29. 聖教新聞)
<37> 公明党よ断じて勝て!
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長
棚野 いよいよ明日(7月3日)、東京都議会議員選挙が告示される。
正木 今回は、衆議院選挙を目前に控えた「首都決戦」と言われている。それだけに、日本中が注目している。
「出足の勢い」だ
金沢 都民の関心も大変に高い。
先日の東京新聞の調査によると、都議選の投票に「絶対に行く」「たぶん行く」と答えた有権者は、あわせて83.3%。
前回の都議選(2005年)の76.3%に比べて、7ポイントも増えている。
熊沢 新聞各紙も、そろって「前回よりも投票率が上がるだろう」と予想していますね。
正木 それにまた、今回の都議選は「少数激戦」になると見られている。
前回の立候補者数は、過去最少の220人だったが、今回も同程度に絞られる見通しだ。
原田 我々が支持する公明党からは、23人が立候補する。
支持者の期待、真心の支援に、断じて応えてもらいたい。
断固として「全員当選」を勝ち取ってもらいたい。
金沢 その通りだ。何といっても、戦いは「出足の勢い」で決まる。
孫子の兵法にも「善
スタートダッシュだ。公明の全候補者は、他を圧倒する勢いで戦え! 「実績」と「政策」を、堂々と語り抜け!
津田 何といっても都議会公明党には「庶民の党」だからこそ実現できた、幾多の実績があります。
都政の「特権」と「ムダ」を撤廃した「都政改革」も有名です。
人件費を削減
棚野 まず、都の職員を削減した。東京都の職員は1979年当時、22万3000人もいた。その巨額の人件費が財政を圧迫していた。
金沢 そこで公明党は、財政再建のために、徹底した業務改革などを推進。順次、職員を減らしていった。
その結果、今では16万5000人にまで削減された。
熊沢 6万人に近い削減ですね!
今の都職員の平均年収は、700万円以上とされています。単純に計算すると、これだけでも年間4000億円も減らせたことになりますね。
原田 東京都元副知事の続訓弘
「公明党は、行政改革の一環で、都の職員を削減させた。ただし、一気に退職させず、新職員を採用しない不補充という『知恵』を出して、財政を安定化させた」「こうした行政改革は、公明党にしかできなかった」と高く評価しておられた。
正木 それにまた、公明党は「天下りの温床」と批判されてきた、都の外郭団体(監理団体)にも鋭いメスを入れた。
1993年当時は「72」もあった団体を、半分以下の「33」に削減。さらに役員の「報酬カット」「退職金廃止」も断行した。
金沢 この結果、外郭団体への都の財政支出の予算は、4523億円(93年度)から、2386億円(09年度)に半減した。年間2100億円以上も削減できたことになる。
原田 「庶民の目線」に立って、粘り強く行政改革を実行する。
まさに公明党の真骨頂だ。堂々たる実績じゃないか。都民は皆、拍手、喝采だよ。
本物の庶民感覚
棚野 「ムダ遣い削減」の実績は、まだまだある。
たとえば、東京都では以前、職員の通勤定期代が「1ヵ月単位」で支給されていた。これを、公明党が強く主張し、2004年度から割安の「6ヵ月単位」に切り替えた。
熊沢 当然ですよ。民間会社では、ほとんどが「6ヵ月定期」じゃありませんか。
金沢 これだけでも、なんと「年間34億円」もの節約につながった。
津田 この問題も、都議会で真っ先に取り上げたのは、公明党です。2003年2月に提案。その翌年に実現しました。
正木 国においても、公明党が同様の改革を成し遂げた。
同じく「1ヵ月単位」で支給されていた、国家公務員の通勤定期代を、2004年度から「6ヵ月単位」に変更。年間55億円ものムダを撤廃したんだ。
原田 私の友人も喜んでいた。
「公明党、よくやってくれた。画期的じゃないか。
見せかけの市民派≠ネんかとは、断然違う。本物の『庶民感覚』をもっているからこそ、こういう成果が上げられるんだね」と絶賛していた。
議員OBが活躍
金沢 ところで先日、この座談会で団地部、地域部の同志の活躍について語り合ったが、大反響だった。
正木 その通りだ。地域部は本年、結成35周年。
全国の地域部の友は「この佳節を、勝利、勝利の上げ潮で迎えよう」と、いよいよ意気軒高だ。
津田 公明党の議員OBの中にも、誠実に、地域に貢献している方が数多くおられます。
「議員は、引退後が勝負だ。お世話になった支持者、地域の皆さんに、少しでも恩返しをしよう。地域に尽くしていこう」と奔走しています。
原田 それでこそ、公明党の議員だ。議員に引退はあっても、人生に引退はない。信心にも引退などない。
何よりも、議員時代の経験や人脈があるじゃないか。それを生かして、本気で立ち上がれば、どれだけ力になるか。
金沢 たとえば、東京・足立区の元都議の壮年。引退して4年になるが、今でも、週2日は「都民相談」を続けるなど、精力的に活動している。
正木 有名だ。皆が「議員時代と全く同じように、よく働いているね」と感心している。
棚野 僕の知る、東京の議員OBも「後輩議員を、自分以上の立派な政治家に育てよう」と真剣に戦っている。
津田 今まで、自分が応援してもらったぶん、引退後は後輩を全力で応援する。
それでこそ、公明の議員OBです。支持者への何よりの恩返しです。
棚野 この方は先日、会った知人から「こんどの都議選は、野党の候補に投票しようかと思う」と言われたそうだ。
しかし、一歩もひかず、公明都議の「実績」と「人物」を、じっくりと語った。
熊沢 さすがですね。
棚野 話を聞いた知人は「へぇー、そんなに頑張っている人なのか」と態度が変わってきた。
やがて「新聞やテレビだけじゃ、分からないね。僕も応援させてもらうよ」と納得したという話だ。
原田 立派じゃないか。全国各地に、恩を知り、恩返ししていこうという人がいる。これが、公明党の強みだ。
公明党の議員、議員OBは、みなが「生涯、現場第一」の心意気で戦ってもらいたい。
正木 その通りだ。通り一遍の「お願い」だけじゃ、有権者の心には響かない。動かせない。
公明党には、堂々たる実績がある。今こそ満々たる確信で語りに語ってもらいたい。
圧倒的な勝利を、全国の支持者が待っている!
(2009. 7. 2. 聖教新聞)
<38> 市民は青年のための政党を待望
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、熊沢女子部長
原田 「青年の月」7月! 青年部の活躍が目覚ましい。
全国の、あの地でも、この地でも、創価の青年が社会のために真剣に戦っている。
はつらつたる姿が光っている。
金沢 我が東京でも、とくに目黒、荒川、世田谷、足立の友が大奮闘している。
佐藤 ありがとうございます。
本門の池田門下の青年部の使命は、ただ一つ! 「勝つ」ことだ。この「青年の月」を、断じて勝ち飾ることだ。
正木 青年が先頭に立ち、猛然と戦えば、みなの心に「青年の心」が燃え広がる。組織が躍動していく。
これが、勝利の方程式だ。
原田 その通りだ。
池田先生は常々「学会は『青年学会』である」と語っておられる。
「壮年も、青年の勇気で進むのだ。
牧口先生は、最晩年まで『われわれ青年は』と弟子たちに呼びかけられた。
我らは永遠に『青年の心』で前進しよう」と、力強く呼びかけておられる。
正木 全員が「青年の力」を漲らせて進もう!
若々しく、悔いなく、思う存分に戦い抜こうではないか。
約4割が青年
杉本 ところで、前回も話が出ましたが、東京都議会議員選挙が、いよいよ告示されました。
投票日は今月12日。「首都の未来」を選択する、大事な選挙です。
佐藤 各政党、マスコミが、最も注目しているのは、いわゆる「無党派層」の票の行方だ。
なかでも「勝敗のカギ」を握ると見られているのが、青年の動向だ。
金沢 何しろ東京は、若者が多い。
東京都の有権者は、約1070万人。そのうち、20代、30代の若者は、約390万人もいる。
実に「5人に2人」が、青年だ。
熊沢 たとえば東京・目黒区では、有権者約22万人のうち約9万人までもが、20代、30代の青年です。
正木 私が知っている政治学者も語っていた。
「今回の都議選は、青年の心をつかみ、青年の支持を集めた政党が勝つだろう」と分析していた。
杉本 「政治の未来」を決めるのも、やはり「青年の熱と力」ですね。
「青年雇用」対策
佐藤 その意味でも、公明党には、いよいよ奮闘してもらいたい。
何よりも公明党には「日本一」の青年の支持者がいる。
党としても「青年政策」で、堂々たる実績を築いてきたじゃないか。
熊沢 有名です。
なかでも「青年の雇用」対策。公明党は連立政権に参加して以来、一貫して他党に先駆けて取り組んできましたね。
佐藤 たとえば、若者の就職を総合的に支援する「ジョブカフェ」。2003年、公明党青年局が全国で署名運動を推進し、翌年から各地にオープンした。
これまで全国87ヵ所に設置。利用者の30万人以上が就職を果たし、大変に喜ばれている。
正木 昨年秋、世界的な金融危機が起こって以来、若者の雇用環境は、再び厳しくなった。
この切実な問題にも、公明党は素早く、真剣に取り組んでいるね。
「政治とカネ」
熊沢 そして何より、若者が求めているのは「クリーンな政治」です。
佐藤 相次ぐ「政治とカネ」の不祥事に、青年は心底怒っている。その思いに応える改革を、公明党は次々と実現してきた。
正木 有名だ。公明党が連立政権に参加して、もうすぐ10年になる。
その間、一貫して自民党をリードし、時には粘り強く説得し、政治腐敗の根を断つ改革を断行してきた。
杉本 公明党は、首都・東京においても、ずっと「都政改革」を推進してきましたね。
原田 公明は、昭和38年4月の都議選で17人が当選。本格的に都政に進出した。
だが、当時の都議会は「宴会政治」「金権汚職」が横行。「伏魔殿」と呼ばれるほど腐りきっていた。
正木 この腐敗政治を一掃したのが、都議会公明だ。
昭和40年、リコール運動を起こして、都議会を解散に追い込んだ。
そして行われた「出直し選挙」で、公明党は「都政の刷新」を叫び、23議席に躍進。
都民の期待に応えて、都政改革を断行したんだ。
金沢 元副都知事の青山?
「公明党は創立当初から、『伏魔殿』を破壊し、改革を担ってほしいと都民に期待されていた。そして実際に、公明党は具体的な政策を提案し、東京都を全国に先駆けて改善してきた」と賞讃しておられた。
6割が「未定」
正木 いよいよ都議選の投票日も、6日後に迫った。
だが、まだまだ多くの有権者が、どの候補者に投票するか、決めかねているのが実情だ。
金沢 そのようだ。最近の選挙では、投票日の直前に意思を固める有権者が増えている。とくに都議選では、そうした傾向が強い。
佐藤 たとえば、都選挙管理委員会の調査によると、平成元年の都議選で、投票する候補を「告示後に決めた」人は56%。
ところが、前回(平成17年)の都議選では「告示後に決めた」人が72%にものぼった。
金沢 そのうち「選挙期間の中ごろ」に決めた人が19.3%。「終わりごろ」は23.5%、「投票日当日」は14.1%だった。
熊沢 6割近くの有権者が、選挙戦の中盤以降に、投票先を決めたということですね。
佐藤 なかでも若者は、最後まで厳しく、じっくりと候補者を見ている。そのうえで「誰に一票を託すか」を決める。そういう青年が多い。
原田 勝負は、いよいよ「これから」だ。
公明党の議員は、全員が「火の玉」となって、語り、走れ! 断じて勝て!
(2009. 7. 6. 聖教新聞)
<39> 公明よ首都の未来を開け
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長
正木 東京都議会議員選挙の投票日まで、いよいよ「あと3日」となった。
棚野 各党も、死にもの狂いでラストスパートをかけている。総力をあげて、支持拡大に走っている。
金沢 どこも大接戦、大激戦だ。
とくに目黒区! 荒川区! 世田谷区! 足立区! 最終盤に突入し、戦いは、一段と熾烈を極めている。
気迫と執念だ
原田 最後は「執念」だ。「何が何でも、勝つ」と、気迫で勝る者が勝つ。
公明党は断じて勝って、東京の未来を開け! 岩をも動かす闘魂で、支持者の期待に断じて応えよ!
正木 日本は今、多くの問題に直面している。なかでも、経済対策は依然「待ったなし」の状況だ。
金沢 「100年に1度」といわれる経済不況に、首都・東京が、どう立ち向かうか。
その一挙一動を、日本中が見つめている。世界が注目している。
正木 だからこそ、庶民の党・公明党が堂々と勝つことだ。「都民の生活」を守るために、死力を尽くして戦え!
津田 今、都議会公明党が掲げている重点政策のなかでも「景気対策」が、大きな柱になっていますね。
棚野 まず「雇用の確保」だ。今、ハローワーク(公共職業安定所)を訪ねる人の約半数が、雇用保険が切れているといわれる。
政治が強力にリードし、迅速、効果的に取り組むべき課題だ。
原田 国政でも、公明党は「雇用対策」に全力をあげている。
たとえば、公明党の主張で、2009年度補正予算に「緊急人材育成・就職支援基金」が盛り込まれた。
熊沢 7000億円規模の基金を創出し、失業者や非正規労働者などを支援するものですね。
正木 今月から順次、各種の事業を実施していく。柱は、主に三つだ。
@職業訓練と訓練期間中の生活保障、A中小企業での雇用創出、B長期失業者の再就職支援。
いずれもハローワークが中心となって、推進していく。
棚野 この基金によって、職業訓練期間中の生活保障(月最大12万円)を支給する枠も30万人に拡大された。
津田 都議会公明党も「雇用創出」に奮闘しています。「3年間で離職者の5万人の就労を目指す」と宣言しています。
中小企業を支援
正木 それにまた、日本経済を支える中小企業への支援。これも重要な政治課題だ。
棚野 公明党は、世界的な金融危機が起こった昨年秋以来、中小企業支援策を矢継ぎ早に打ち出してきた。
中小企業の資金繰りを支援する、30兆円もの「緊急保証制度」も、その一つだ。
金沢 この「緊急保証制度」を、先月までに55万社以上が活用した。そうした結果、5月の企業倒産件数は1年ぶりに、前年同月の数を下回った。
津田 中小企業を支え、倒産を食い止める大きな力になったわけですね。
熊沢 都議会公明党は、さらに一段と踏み込んだ「中小企業支援」を提案しています。
この「緊急保証制度」でも、融資を受けられなかった中小企業への支援を、公約しています。
棚野 その通りだ。そのために、地域の金融機関と連携した独自の融資制度を創設すると訴えている。
景気回復の兆し
金沢 こうした「雇用対策」「中小企業支援」のほかにも、公明党は、日本経済の活性化のために全力を挙げている。
この数ヵ月間だけでも、3月から「定額給付金」の支給が開始。4月には「エコカー減税」と「エコカー補助金」を打ち出した。
熊沢 さらに5月からは「エコポイント制度」がスタート。いずれも公明党が強く主張し、実現した政策です。
津田 こうした「景気対策」の効果が徐々に出はじめています。
最近になって、ようやく「景気は底打ちしつつある」という分析が出てきました。
棚野 内閣府が実施している「景気ウオッチャー調査」では、街角の景況感が6ヵ月連続で改善。
「景気動向指数」も4月、11ヵ月ぶりにプラスに反転。5月も上昇した。
熊沢 一部の業界に「明るい兆しが出はじめた」と言われていますね。
正木 とはいっても、まだ「兆し」だ。まだまだ「これから」が勝負だ。全く油断できない。
原田 その通りだ。依然として低迷を続ける業界も数多い。
庶民が、本当に景気の回復を実感できるか、どうか。それは、これからの政治家の戦いにかかっている。
庶民の為に働け
正木 今こそ、公明党は、すべてをなげうって働け! 国民の生活を守るためには、公明党が戦い抜く以外にない。
棚野 その通りだ。庶民の苦しい生活をよそに「党利党略」「選挙狙い」で動く政治家が、あまりにも多すぎる。
だから国民は、政治家を信じられない。期待できないんだ。
金沢 まったくだ。耳当たりのいい政策≠ホかりを、ずらずらと並べるが、肝心の「財源」は、いつも曖昧。無責任きわまる党派もある。
棚野 それに、十年一日の「実績の捏造」「実績の横取り」のデマ宣伝で、票をかすめ取ろうと狙う政党!
そんな有権者を欺く輩に、公明党は断じて負けるな!
原田 その通りだ。支持者は必死だ。「庶民の声」が実現する政治を心から願っている。そのために祈るような思いで、奮闘している。
正木 その何倍、何十倍の勢いで、公明党の候補者、議員、家族は戦え! 最後は党の戦いで決まる。
金沢 とくに東京の区議会議員、市議会議員は死力を尽くせ!
他党の大臣や国会議員だって、みな死にものぐるいで戦っているじゃないか。
原田 あと一歩。もう一押しだ。公明よ、最後の最後まで、攻めて、攻めて、攻め抜け!
首都・東京に、堂々たる勝利の金字塔を、断固、打ち立ててもらいたい!
(2009. 7. 9. 聖教新聞)
<40> 勝って兜の緒を締めよ
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長
金沢 このほど行われた東京都議会議員選挙。
我々が支援する公明党は、20選挙区で23人が「全員当選」「完全勝利」を勝ち取った。
原田 見事な大勝利だった。
特に、目黒、荒川、世田谷、足立! 本当に、おめでとう!
正木 町田、豊島、墨田、中野、北多摩1区も、大接戦を制しての大勝利だった。皆、万々歳だ!
金沢 全東京はもちろん、全国の支持者の絶大な応援あっての勝利です。本当に、ありがとうございました!
原田 すべては支持者の血のにじむような支援のおかげだ。
この大恩を、公明党の議員は断じて忘れてはならない。深く、強く、肝に銘じるべきだ。
正木 その通りだ。公明党への一票一票には、どれほど熱い庶民の思い、願いが込められているか。その期待に、断じて恥じない働きをしてもらいたい。
5回連続で完勝
棚野 今回の都議選は、投票率が前回よりも10.5ポイントも跳ね上がった。しかも与党には、厳しい逆風が吹いていた。
金沢 民主党以外の野党も全部、乱気流に飲み込まれた。共産党は13議席から8議席に減。一気に5議席も失った。
津田 その中でも、公明党は一人も落とさなかった。どれほどすごい大勝利だったか。
正木 まったくだ。私の知る新聞記者も驚嘆していた。
「『2大政党の対決』という構図のなかで、公明党はビクともしなかった。厳然と勝った。常識では考えられない大勝利ですね」とビックリしていた。
熊沢 これで公明党は、都議選で5回連続の「全員当選」です。
金沢 この支持者の大恩に報いるためにも、公明の議員は、社会のため、国民のため、全力で戦ってもらいたい。
津田 まったくです。それでこそ、必死に応援した甲斐があるというものです。
原田 いよいよ衆議院選挙がある。今こそ「勝って兜の緒を締めよ」だ。
公明党の議員は、全身全霊、全力で戦え!
堂々たる「連戦連勝」の歴史を断固として築け!
新たな勝利へ!
熊沢 ところで話は変わりますが、聖教新聞で連載中の「あの日あの時」。毎回、大反響ですね。
津田 東京の婦人部員が感嘆していました。
「池田先生が、広宣流布の未来のために、どれほどの思いで同志を励ましてこられたか。あの地でも、この地でも、激闘を重ねてこられたか。その史実を知るたびに、胸が熱くなります」と語っていました。
原田 日本全国の津々浦々にまで、先生と同志との「不滅の共戦の歴史」が刻み込まれている。
その厳然たる歴史が、学会の永遠の原動力です。
熊沢 今月からは「新・あの日あの時」として、新しくスタートしましたね。
日本だけではなく、池田先生と海外の同志との知られざるドラマが綴られています。
原田 壮大な「広布第2幕」の連続勝利へ! 新たな師弟共戦の前進が始まった。
全国が一丸となって、いよいよ痛快に勝ち進もうではないか!
正木 ところで先日、神奈川県の壮年部員から、こんな声があった。
「世の中はクールビズなのに、先日、参加した会合では、ネクタイを締めている男性幹部が多かった。いかにも暑苦しそうだ。ノーネクタイで会合に参加することを、聖教新聞でも呼びかけてもらいたい」とあった。
金沢 ここ数年「クールビズ」が定着してきたからね。多くの場合、夏場はノーネクタイ姿でも非礼にはあたらないと考えられるようになってきた。
正木 学会としても、昨年から「夏の会合は原則クールビズ」を呼びかけている。
金沢 皆さん「断然ノーネクタイがいい」と喜んでおられるね。
津田 女性の場合は、冷房が強いと身体が冷えてしまいます。そうした面でも、クールビズは大賛成です。
原田 服装に限らず、万事、価値的に、皆がやりやすいように考えていきたい。
この夏も、我々は聡明に、爽快に、元気いっぱいに戦おう!
やっぱり除歴!?
正木 ところで、あの日顕宗。最近、また裁判で負けたようだな(笑い)。
棚野 今度は京都市にある住本寺という寺をめぐる裁判だ。
ここは、元々は日顕宗の寺だった。だが昭和54年、日顕が法主になると、住職だった坊主があいつは相承
金沢 その後も、この坊主は住本寺に居座り続けたが、昨年4月に死亡。その後釜に、山口某という坊主が納まった。
棚野 これに対して、日顕宗が別の坊主を、寺の新住職≠ノ任命。
その日顕宗の坊主が寺の住職・代表役員として山口は寺を不法占拠している≠ニ、寺の明け渡しを求め、京都地裁に訴えたんだ。
金沢 裁判で山口側は、こう主張したようだ。
日顕はニセ法主だ。その後を継いだ、日如もニセ法主だ。だから、日如に「住職」を任命する権限などない。正当な住職・代表役員でもない坊主に「寺を明け渡せ」などと言われる筋合いはない≠ニ言い張った。
棚野 この言い分を、裁判所は支持。先月15日、日顕宗側の訴えを棄却する判決を下した。
津田 なんだか、ややこしいですが(笑い)、要するに、日顕の「相承疑惑」が最大の焦点になって、宗門側が負けた。そういうことですね。
金沢 その通りだ。宗門側は、判決を不服として控訴した。
原田 最終的に、どっちが勝つかは分からない。
またどっちが勝とうが、我々には関係ない(笑い)。
正木 だが、今後の裁判でも、日顕の「相承疑惑」が、厳しく検証されることだけは確かなようだ(大笑い)。
原田 日顕のやつは昭和54年7月22日、日達法主が急死した、どさくさに紛れて、法主の座を盗み取った。
今月で、もう30年になる。だが、その「相承疑惑」が、いまだに裁判で争われている。
棚野 そして宗門側は、負けてばかりいる(笑い)。
正木 坊主の間から「やっぱり、あいつは除歴(=歴代の法主から削除)だな」という声が、聞こえてきそうだな(大笑い)。
(2009. 7.14. 聖教新聞)