< 座談会 > 創立80周年を勝ち飾れ!

 

<11>
<12>
<13>
<14>
<15>
<16>
<17>
<18>
<19>
<20>

学会が不惜身命の魂を継承
地域の希望!農漁村部の友
信心の根本は求道心
報恩とは弟子が勝つこと
学会の会館は地域の灯台
信心は確信!体験を語れ!
広布の黄金柱「壮年部」が大奮闘
創価完勝は壮年の力で
大九州が対話運動に先駆!
世界を結ぶ名誉会長の対談集

 

 

 

<11> 学会が不惜身命の魂を継承
出席者:原田会長、正木理事長、篠原中国長、杉本婦人部長、日高中国青年部長、熊沢女子部長

杉本 今月の本部幹部会も、お元気な池田先生・奥様に出席いただき、楽しく晴れやかでしたね。
 衛星中継も全国各地で、にぎやかに行われました。
正木 厳しい寒さと不況のなか、一人一人が学会伝統の「2月闘争」の勝利を目指して懸命に戦っている。
 本当に最敬礼です。
篠原 皆さんが先生の指導を深く胸に刻み、決意を新たにしています。
 今回の青年部幹部会は、全国を代表して、私たち中国の三浦男子部長が登壇しました。どの中継会場も大いに沸きました。
原田 毎月のように、先生の指導をうかがうことができる。先生と一緒に尊い広宣流布へ前進できるわれわれは、無上の幸福者である。
 この大福運に感謝は尽きません。偉大な使命を自覚すれば、まだまだ力は出せる。私たちは、張り切って報恩(ほうおん)の戦いに挑みたい。

宗祖の大慈大悲

日高 今月16日は日蓮大聖人の御聖誕の日です。
熊沢 貞応元年(1222年)に安房国(あわのくに)、いまの千葉県南部でお生まれになりました。
 「片海(かたうみ)海女(あま)が子」(御書370n)とおっしゃった通り、庶民の中で生まれたことを、誇りとされていました。
杉本 「日蓮今生(こんじょう)には貧窮下賤(びんぐげせん)(もの)(うま)施陀羅(せんだら)が家より(いで)たり」(同958n)とも(おお)せです。
 生老病死にわたる庶民のさまざまな悩みに最も深く同苦なされ、迫害を覚悟の上で全民衆の救済に立ち上がられたんですね。
原田 民衆の幸福のため――これが一生涯を貫く御本仏大聖人の魂です。大慈大悲(だいじだいひ)で万人の成仏の道を開いてくださった。
正木 その大聖人の御精神を継承し、妙法を弘めてこられたのは死身弘法(ししんぐほう)不惜身命(ふしゃくしんみょう)で戦われた創価三代の会長しかおられない。
 この妙法に出あい、どれだけの庶民が苦難を乗り越え、幸福をつかんできたか。

「在家が主体者」

日高 まさに学会によって真実の仏法が庶民の生活のなかに脈打っている。この姿に世界の識者も讃辞を送っています。
 たとえば国際宗教社会学会会長を務めたブライアン・ウィルソン博士は次のように述べられました。
 「(学会は)在家の会員自身が、他の人々に生き生きとした宗教的知識と指導を伝える活動的な主体者となっている」
熊沢 博士はさらにおっしゃっています。
 「運動の宗教的目的を有効に促進する責務は、事実上、時代遅れで旧式な気質をもつ僧侶の手から、情熱的な在家信徒の手に移る。そして、信徒が活気に満ちた指導性をもつときには、ますます容易に移っていく」
原田 ところが、日顕宗は世界広宣流布のために尽くしている学会に怨嫉(おんしつ)し、こともあろうに信徒を迫害したのである。
 仏法上、五逆罪(ごぎゃくざい)の中でも最も罪が重い「()和合僧(わごうそう)」を犯した。無間地獄の大罪だ。
正木 現代の広宣流布の担い手は学会以外にない。ウィルソン博士をはじめ、最高峰の知性が証言されている通りだ。
杉本 学会のみが仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の教団です。この誇りと喜びに燃えて、大聖人の教えのままに進んでいきます!

丁寧な訪問激励

篠原 大聖人の御化導(ごけどう)は「立正安国論(りっしょうあんこくろん)に始まり、立正安国論に終わる」と言われる。
 安国論を大聖人が提出されたのは39歳。この年齢から、数々の大難を受けられながらも、末法(まっぽう)衆生(しゅじょう)のために、不惜身命で大闘争をなされた。
 学会で言うと、壮年部の年代であられる。
日高 来月5日は「壮年部結成記念日」。各地で「壮年部大会」等も開かれますね!
正木 大成功・大勝利の「婦人部大会」に負けない心意気で頑張ります(拍手)。
篠原 中国方面も壮年部が戦っています。
 毎月の座談会への参加を呼びかけ、丁寧な訪問激励に取り組んでいます。
 鳥取・米子常勝県の支部では、支部幹部と地区部長がペアで訪問することに徹し、1月の座談会参加者は訪問座談会≠煌ワめ、前月比で約20人も増加。部員の9割が参加した地区もありました。
杉本 婦人部の皆さんも、さぞ喜ばれたでしょうね!
篠原 ええ。山口は「支部結成50周年」を荘厳しようと「壮年開拓闘争」を推進しています。
 特徴的なのが「副副(フクフク)闘争」です。副役職の総県・圏幹部が、副役職の本部・支部・地区幹部とともに、壮年部員の家庭を一軒一軒、訪問。「タテ線」の組織時代のつながりも生かし、数十年ぶりに座談会に参加した方もいます。
熊沢 素晴らしい智慧の取り組みですね。
原田 「広宣流布のために」という真剣な祈りには、智慧がわきます。
 「一念(いちねん)億劫(おくごう)辛労(しんろう)(つく)せば本来(ほんらい)無作(むさ)三身(さんじん)念念(ねんねん)(おこ)るなり」(同790n)である。広宣流布に徹しゆく師弟の一念には、自然の仏の境涯が薫発(くんぱつ)されます。
杉本 大変な不況が続くなかで、懸命に会社を守り、家庭を支えながら奮闘される壮年の方が、たくさんおられます。
熊沢 リストラに遭いながらも、祈りと学会活動を根本に戦い、再就職を勝ち取られた方も多くおられます。
 「法華経(ほけきょう)兵法(へいほう)(同1193n)で戦おうという気概に感銘します。

青年への期待

日高 中国青年部では今、核兵器廃絶を目指した対話運動を大展開しています!
 私自身、被爆2世です。世界平和への波を起こす使命を胸に、先生と学会の平和行動を語っています。
篠原 先月22日から今月7日まで、「核兵器廃絶への挑戦と人間精神の変革」展が広島池田平和記念会館で開催されました。
熊沢 本年は被爆から65年を迎えます。市民の皆さんの期待と関心も非常に高かったようですね。
篠原 オープニングセレモニーには、各界を代表する来賓の方々が多数、出席してくださいました。
 許徳行(ホドッケン)・駐広島韓国総領事は語っておられた。
 「韓日の友好のみならず、アジア、世界の平和に尽力されてきた行動を賞讃します。池田名誉会長の思想、平和の精神が、さらに多くの人々に広まることを、念願してやみません」と。
日高 地元新聞社の役員の方も語っておられました。
 「提言というものは時として、行動に結実せず、その場限りで終わる。しかし戸田第2代会長の『原水爆禁止宣言』を受け、名誉会長が50年以上にわたって世界の要人と会われ、平和の尊さ、『核なき世界』の潮流を作られていることに感嘆します」
篠原 また創価の青年への期待は本当に大きい。
 ある美術館の理事長は「平和運動といっても後継者がいなくて不安です。その点、創価学会は、青年を育てていらっしゃる。これも池田先生の思いですね!」と、おっしゃっていた。
原田 平和を創出し、青年を育てる池田先生と学会に、心ある識者は驚嘆(きょうたん)している。
 自信と勇気をもって、広布拡大を一段と加速していこう!

(2010. 2.15. 聖教新聞)

 

 

<12> 地域の希望!農漁村部の友
出席者:原田会長、正木理事長、篠原中国長、杉本婦人部長、日高中国青年部長、熊沢女子部長

熊沢 2月17日は「農漁村部の日」。農村部、漁村部の方が全国で活躍されています。
 池田先生は、「(しょく)(いのち)」と教えてくださっています。
日高 御書には「いのちは・ともしび(灯)のごとし・食はあぶら(油)のごとし、あぶらつ(尽)くれば・ともしび(灯)き(消)へぬ・食なければ・いのちた(絶)へぬ」(1596n)と仰せです。
 命の源となる食物の大切さが、明かされていますね。
原田 私たちが日々の営みを送れるのも、農業、漁業、畜産業などに携わる方々の汗と苦労があってこそである。感謝の心を忘れてはならない。
 豊作・豊漁を真剣に祈っていきたい。

学会の絆の強さ

篠原 農漁業を取り巻く環境は厳しい。関心をもつ若者が増えてきていますが、依然、高齢化と後継者不足は深刻です。
 海外との競争なども、大きな影響を及ぼしています。
杉本 だからこそ、農漁業に新風を送ろうと努力されている農漁村部の同志の活躍が、注目され、感動を呼んでいます。
正木 旧習深い地域にあっても、多くの同志が信心根本に、どれほど忍耐強く実証の花を大きく咲かせてこられたことか。
 かつて先生は随筆で、「農」に生きる人生を最も尊いと讃えた徳富蘆花(とくとみろか)の言葉を教えてくださった。
 「困難に打ち勝って道を開いて行くのは、つらくも楽しみなものです」
 農漁村部の友の姿は誇り高く神々しい。
熊沢 農漁村ルネサンス体験主張大会が、中継行事として行われます。今回も素晴らしい体験ばかりのようですね!
正木 宮崎、群馬、福島の友が、信心と努力でつかんだ実証を喜々として発表されていた。本当に感動した。
篠原 中国方面の農漁村部も元気です!
 定年退職後に実家の農業を継ぎ、さらに複数の農家が出資して共同で農業に従事する「農事組合法人」を設立し、地域から信頼を集める友がいます。
 また、シラス漁の盛んな瀬戸内の離島で、誠実な語らいで友情を広げながら、漁獲でも6年連続1位を誇る健気な一家もいます。
日高 農村青年委員会も頑張っています!
 岡山の農村青年委員長は若くして独立し、桃とブドウの栽培で評価され、さらに就農者の支援を続け、JAの全国青年主張大会で優秀賞に輝きました。
 鳥取の委員長は、町の農業青年会議に所属し、地元保育園の田植え体験のサポートなど地域に密着。町役場から「他の休耕地の耕作もお願いしたい」と依頼されるほどです。
原田 青年は社会の光である。高齢化に悩む農漁業関係では、なおさらだ。
 農協関係者も語っておられた。
 「地域のコミュニティーが希薄になっている今こそ、学会のもつ絆の強さが、地域の力になると実感しました。なかでも青年が活躍していることは、まさに地域の希望です」
正木 農漁村部は、現代日本の希望である。尊き同志を心から応援し、さらなる活躍を祈っていきたい。

「心に太陽を」

杉本 さて、今年に入ってからも、池田先生の地方紙への寄稿が相次いでいますね!
原田 それぞれの気候や風土などの地域性、人間性の特色に触れ、讃えておられる。
 「地元に住む私たちでも知らないような歴史に触れていただき、感激です。ふるさとへの誇りと自信を新たにしました」など、感想が寄せられている。
篠原 中国の地方紙である島根の「山陰中央新報」(1月5日付)と岡山の「山陽新聞」(同12日付)にも、池田先生の特別寄稿が掲載されました。
日高 反響が大変に大きい。
 山陰を「太陽の国」と讃え、「心に太陽を(サン・イン・ハート=山陰の心)」と呼びかけられた「山陰中央新報」の寄稿。
 NPO法人の役員は「清い感動と快哉(かいさい)に身が震える思いがしました」「池田先生の詩心と感性と行動力こそが、『しまね』を救い、世界に文化の曙光を与える」と述べておられた。
 ある市長も成人式のあいさつで引用し、人のために尽くす尊さを語ったほどです。
熊沢 式典に参加していた女子部のメンバーも驚きとともに感動していました。

世界中に励まし

篠原 「山陽新聞」の寄稿も、岡山県の市長が感嘆されていた。
 「『美』や『生命』に対する敬愛や平和への希望、青少年の育成に寄せる熱い思いが伝わることに加え、私たちの郷土・岡山に関する造詣に満ちたものであり、改めて深い尊敬の念を抱きました」
原田 先生はペンの力で、日本いな世界中に励ましを送ってくださる。誇りと希望を与えられている。
 こうしてエールを送り続けるリーダーが、どこにいるだろうか。
杉本 地域に信頼と共感を広げ、地域広布を進める戦いも、先頭で切り開いてくださっているのは先生です。
日高 御書に「()(くに)仏法(ぶっぽう)貴辺(きへん)にまかせたてまつり(そうろう)ぞ」(1467n)とある。
 師匠に応えるためには、弟子が自らの地域広布の責任を担っていくことです。友情を広げ、妙法を拡大していくことです。中国も青年が先陣を切り、地域に対話の旋風を巻き起こしていきます!

師恩に報いる

正木 「山陽新聞」の寄稿は「華麗なるオーストリア大宮殿展」岡山展を記念したものでした。東京富士美術館の企画の展覧会です。
篠原 そうです。今月21日まで開かれます。連日、大盛況で、10万人の鑑賞者が訪れています。
日高 来賓から感動の声があがりました。
 「とにかく素晴らしく、形容しがたいものです。こんな展示は、今まで岡山ではありませんでした」
 「オーストリアがこれだけの品々を国外に出されたことは、創立者の池田先生への信頼が、それほど深いということですね!」
杉本 音楽界でも、池田先生のご尽力で世界最高峰の「ウィーン国立歌劇場」の日本初公演(1980年)が実現したことは、画期的なことでした。
 さらにウィーンで開催された「日本美術の名宝展」と、池田先生の「自然との対話」写真展も、両国の交流史に輝いています。
正木 先生にオーストリア共和国から学術・芸術最高勲位栄誉章が叙勲されたことは、私たちの誇りです。
熊沢 先生が開いてくださった広布の大道を歩み、生命を磨き、福運を積みゆけることに、感謝してもしきれません。
杉本 同感です。
 今月27日から、3・9「中国女性の日」を記念する婦女一体≠フ「誓春(せいしゅん)勝利月間」もスタートしますね。
篠原 3月下旬まで近隣友好の集い「ブロック・フェスティバル」も開きます。中国5県で各部が団結し、何としても大恩ある先生に勝利の結果をお届けしてまいります!
原田 正しい仏法を教えてくださった師匠が一番の恩人である。その師恩(しおん)に報いることが、絶対勝利の(かなめ)だ。この師弟不二(ふに)の一念が定まれば、力は無限にわいてくる。
 いよいよの思いで張り切って、地域のため、友のために走り抜いていこう!

(2010. 2.20. 聖教新聞)

 

 

<13> 信心の根本は求道心
出席者:原田会長、正木理事長、安田沖縄総県長、喜舎場沖縄総県婦人部長、佐藤青年部長、熊沢女子部長

原田 「伝統の2月」に「伝統の座談会」。ブロックや地区で御書を拝し、池田先生の指導を学んで、勢いよく開かれた。
 座談会は広布前進、人材拡大、幸福勝利の力だ。
熊沢 私が参加した会場でも、同志の皆さんが、はつらつと集ってこられました。学会家族≠フ温かさを実感できる座談会は、勇気の源泉です。
佐藤 先生は、青年が座談会に勇んで出席すれば、婦人部はじめ皆さんが「こんな立派な人材がいたのか」と喜んでくれる、と教えてくださっています。
喜舎場 そうです。青年部が元気な座談会は、皆の顔がぱっと明るくなります!
正木 青年部の果敢な折伏・弘教(ぐきょう)、そして対話の報告が、続々と寄せられている。
 この間も、「東京に住む息子二人が、そろって友人に御本尊流布できました。父親としてこんなにうれしいことはない」という壮年の歓喜の声もあった。
原田 青年が立ち上がることは、その青年一人だけの活躍にとどまらない。
 一家が喜び、地域に活気が出る。春一番が新しい季節を告げるように、皆が新時代の到来に心を躍らせる。
安田 沖縄では、すでに桜が咲き香りました。創立80周年も、沖縄は青年を先頭に、完全勝利の創価桜を咲かせていきます!

国境の島≠ナも

佐藤 2006年から離島や山間部、会館への交通が極めて不便な地域などで、本部幹部会のインターネット中継が始まりました。
 年々、多くの方が中継行事に参加できるようになっています。
熊沢 今まで、中継があっても音声だけで、映像は見られない場所もありました。
 そうした地域の皆さんの喜びは、計り知れませんね。
正木 沖縄では去年、日本最西端の与那国島でも始まったそうですね。
安田 そうです。
 もし飛行機でまっすぐに行けば、約20分で台湾に着くぐらいの、国境の島です。
 去年10月の初の中継では「わが地域に池田先生をお迎えできて感無量!」と、皆さんが立ち上がらんばかりに沸いていました。
喜舎場 地域の指導者の方々や会社役員など多くの友を招待。皆さんが感動を語っておられました。
 「学会は、すごいなと思いました。みなぎるパワーをいただきました」
 「海外からも多くのメンバーが、先生を求めて来られているのですね」
 「聖教新聞を読んでいますが、池田先生がこんなにも若々しく、気さくな方だとは思いませんでした」
原田 先生も与那国島の同志のことを聞かれ、島の全会員の方に伝言など真心から激励してくださいました。
喜舎場 感謝で胸がいっぱいです。先生と沖縄の友の一人一人の心が結ばれています。

師弟こそ推進力

安田 中継行事の開始以来、全国の同志が師匠に直結≠オ、まさに異体同心(いたいどうしん)の団結で進んでいると、より深く実感します。
佐藤 日本だけではありません。
 2007年からは、海外でもインターネット中継が行われるようになりました。現在は、14言語に対応しています。
正木 大聖人の時代は、たとえば「鎌倉(かまくら)より(きょう)へは十二日の道」(御書1440n)だった。
 今は、聖教新聞や衛星・インターネット中継を通し、全国、全世界で先生の指導、仏法の哲理を学ぶことができる。
 仏教史を画する出来事にほかなりません。
原田 物理的な距離は問題ではない。大切なのは師匠と弟子の不二(ふに)の心≠セ。
 常に、わが心の中心に師匠を定め、勝利を誓い、前進することだ。世界中の同志が、この師弟不二(ふに)の信心で、広宣流布を推進している。
正木 日蓮大聖人は門下の千日尼(せんにちあま)に、「御身(おんみ)佐渡(さど)(くに)にをはせども心は()の国に(きた)れり、仏に()る道も()くの(ごと)し」(同1316n)と書き送られた。
 遠く佐渡から身延におられた大聖人のことを思う千日尼の真心を最大に讃えられた。
原田 先生は離島部などの同志に対して、「どんなに遠く離れていても、心と心は通い合う」と心情を綴ってくださっている。
 真剣な求道心が信心の根幹だ。広布のため、健気に戦う同志が最も尊貴(そんき)である。
喜舎場 与那国島はもちろん、多良間島、北大東島、南大東島、渡嘉敷島、西表島、座間味島をはじめ離島の全同志が、師弟共戦の思いで地域広布に走っています。

「伝えた」つもり

安田 情報技術の発達のおかげで、恵まれた環境で日々、活動できます。でも、便利な時代だからこそ、注意すべき点も多い。
佐藤 ネット上の日記風の書き込み「ブログ」に続き、短いつぶやき≠フような言葉を発信する「ツイッター」も流行っています。発信が自由で、新しい可能性が生まれた反面、言葉の重みがなくなったとも指摘されています。
熊沢 そうですね。携帯電話やパソコンのメールで簡単に意思疎通が図れます。
 その一方で、無機質な文字を羅列するだけでは、本意が通じません。それどころか、思ってもいない意図で受け取られ、誤解されることさえあります。
喜舎場 多宝会の方も語っていました。
 「最近は連絡がメールで送られてくることが多いです。でも操作に慣れていないため、返信するのも面倒で、なじめません」と。
安田 急な会合時間の変更などの大事な連絡を、メールで済ませる人もいるようです。
 しかし発信側が「伝えた」つもりでも、確認を怠れば行き違いが生じてしまいます。メールを過信してはいけませんね。

学会は「心と心」

佐藤 情報管理の面でも注意が必要です。
 企業でも社員が携帯電話やパソコンなどを置き忘れ、個人のプライバシーや重要情報が漏洩(ろうえい)する事件が多発しています。
熊沢 書類の管理なども厳重にしなければなりません。コピー機に置き忘れたり、不特定多数の人が来る場所に放置するなど、もってのほかですね。
正木 日ごろ、会員の皆さんのプライバシーにかかわる幹部も心しなければならない。学会の組織は、絶対の信頼の世界ですから。
原田 ともあれ、大切なのは顔と顔を合わせることだ。人間のつながりは「心と心」です。それが学会活動の基本である。
 先生は、こう述べられている。
 「まず祈る。そして、人と会うことだ。声を掛けることだ。語ることだ。心を通わせることだ」と。
正木 今週も、どれだけの人と会い、語り合えるかです。
 「2月闘争」の総仕上げの1週間、地道かつ偉大なる「一対一」の積み重ねで勝ち飾っていこう!

(2010. 2.22. 聖教新聞)

 

 

<14> 報恩とは弟子が勝つこと
出席者:原田会長、正木理事長、安田沖縄総県長、喜舎場沖縄総県婦人部長、佐藤青年部長、熊沢女子部長

熊沢 中央アジア・ウズベキスタン共和国の科学アカデミー芸術学研究所から、創価大学創立者の池田先生に「名誉博士号」が授与されました。
喜舎場 今年に入ってからは、グアム・コミュニティーカレッジと中国・安徽(あんき)理工大学の「名誉教授」称号に続く受章ですね。
佐藤 安徽理工大学の張明旭(ちょうめいきょく)・校務委員会主席は語られた。
 「先生を本学の名誉教授にご招聘(しょうへい)しましたことは、本学の歴史における一大慶事」と。
 顕彰する側が、先生への授章を誇りとし、喜びとされている。本当にすごいことです。
正木 これで世界からの名誉学術称号は275を数えます。師匠への世界一の顕彰は弟子の最高の誉れだ。池田門下一同、心からお祝い申し上げたい。
原田 何をもって慶祝とするか。それは弟子が自ら決めた戦いで勝つことだ。
 先生は、繰り返し強調されている。
 「弟子が強くなり、そして社会で勝つことが、どんなにうれしいか――これが師匠の心です」と。
佐藤 青年部幹部会でも「師匠が一番大変なときに、一番大変なところへ行って、広布の一番星をつかみ取る。それが『(まこと)の弟子』である」と教えていただいた。青年部が地域、社会で、断固として師弟勝利の勝鬨(かちどき)をあげていきます!

連載開始45周年

喜舎場 今年は小説『人間革命』の連載開始から45周年です。
安田 前年の1964年(昭和39年)12月2日、那覇の沖縄本部で池田先生は「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」と書き起こされました。
 ここから、新聞連載小説で日本一の大叙事詩が始まりました。
正木 京都で開催された「世界の書籍展」でも、その冒頭の原稿が、『新・人間革命』の「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない」と一節の原稿とともに展示されました。
 識者から感動の言葉が寄せられました。
佐藤 『人間革命』には2003年、インドの「調和を目指す作家フォーラム」から「20世紀を代表する名著賞」が贈られています。『新・人間革命』は海外11言語に翻訳・出版されています。
熊沢 世界に広がる大著を沖縄で書き起こされた思いを、先生はこう述べられました。
 「沖縄から、『平和の世紀』の黎明(れいめい)を告げるのだ。那覇から、『民衆の勝利』の永遠の都を築くのだ。これが、私の祈りであり、誓願であった」
原田 先生が執筆された沖縄本部の部屋を南アフリカの詩人ムチャーリ氏が訪問されたことがある。小さく質素な和室に、感慨を込めて語っておられた。
 「平和の魂を残す偉大な作業を、ささやかな庶民的な部屋で、第1章を書き起こすことで始められたことに心から感銘しました」
 「大いなる仕事は、いつも小さなところから始まります」
正木 深い言葉です。創価完勝の潮流も、対話という小さな源流から始まる。
 「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と(とな)へしが、二人・三人・百人と次第(しだい)に唱へつたふるなり、未来も(また)しかるべし」(御書1360n)です。これが「地涌(じゆ)()」です。
 新しい人材が必ず()()でる。この大確信で日々の語らいに全力を注いでいきたい。

にぎやかな集い

安田 2月は「沖縄の月」です。2・3「八重山の日」、2・5「宮古の日」、2・8「沖縄の日」、2・27「沖縄婦人部の日」など、幾重にも先生との(えにし)が刻まれています。
喜舎場 1974年(昭和49年)の2月、先生は石垣島、宮古島を訪問されました。
 石垣の「八重山祭」では、伝統舞踊の輪の中に先生が入って一緒に踊ってくださった。学会に無理解だった方も、その姿を目の当たりにし、認識が百八十度、変わったんです。
原田 私も同行させていただいた。感動的な場面でした。
安田 ここから沖縄広布は劇的に拡大しました。当時、参加していた方も、後継の青年部も頑張っています。
 いま皆が「沖縄が勝てば全国が勝つ」との気概に燃えています!
正木 とくに先週、組織の最前線であるブロックを中心に集いを開いたそうですね。
喜舎場 はい。今年は沖縄支部結成50周年です。その佳節のお祝いとして、「ブロック大勝利総会」を全県で開催しました。
安田 宮古島のブロックでは、何としても友人参加の総会をとの白ゆり長の熱意に、ご主人が立ち上がり、友人5人を誘い、ともに参加しました。
 先生が執筆された「大白蓮華」の巻頭言を友人が朗読し、その内容に感動。「これからも会合で巻頭言を読みたい」と決意されていたそうです。
正木 ご主人の日ごろの信頼関係が、素晴らしいですね。
喜舎場 また那覇のブロックでは、3人の友と参加した婦人の姿に女子部が奮起。勇気を出して職場の同僚を会合に誘いました。
 来てくれた友人は、女子部員の体験を聞いて感激し、「とてもいい話が聞けてよかった」と、深い理解者になってくれました。
熊沢 婦人部の方の勇気が女子部に伝播(でんぱ)した、婦女一体≠フ(かがみ)ですね!
安田 東村(ひがしそん)などでも大勢の地域の友が参加しました。
 また、10人の壮年部員が参加したブロックもあります。友人とともにカチャーシー(沖縄伝統の踊り)を舞ったり、三線(さんしん)を演奏したりと、各地で楽しい集いとなりました。
原田 かつて先生が沖縄の友に御書の一節を贈られました。
 「大悪(だいあく)をこれば大善(だいぜん)きたる、すでに大謗法(だいほうぼう)・国にあり大正法(だいしょうほう)必ずひろまるべし、各各(おのおの)なにをかなげかせ(たま)うべき、迦葉尊者(かしょうそんじゃ)にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗(しゃりほつ)にあらねども・立ってをどりぬべし」(1300n)
 この御文通りに、地湧の菩薩(ぼさつ)が舞い、踊りゆく、にぎやかな前進ですね!
喜舎場 私たち沖縄は戦後の貧困、差別など、あらゆる苦難を先生とともに信心根本で乗り越えてきました。
 いまも厳しい不況が続いていますが、必ず「大善きたる」との確信で、断じて勝ちぬいていきます!

後継の月へ邁進

佐藤 沖縄青年部も情熱をもって対話拡大に走っていますね。
喜舎場 久米島の男子部が青年部幹部会の結集で総県トップになりました。
 その久米島では12日から14日までSGI(創価学会インタナショナル)制作の「核兵器廃絶への挑戦と人間精神の変革」展を開催。島の青年部員の4倍近い友人が参加しました!(大拍手)
安田 壮年・婦人部も青年部を全力で応援しました。
 来賓の保育園園長は創価幼稚園の開園を描いた小説『新・人間革命』の「未来」の章を読んだ感動を述べながら、「三代会長の平和、文化、教育の運動に感銘しました。世界平和と核廃絶を皆さんとともに訴えていきたい」と語られました。
熊沢 学会の運動を心から理解してくださっているんですね!
原田 いよいよ広布後継の月≠R月だ。
 全員が青年の若々しき心意気で立ち上がり、学会理解者づくり、友好拡大に邁進(まいしん)しよう!

(2010. 2.25. 聖教新聞)

 

 

<15> 学会の会館は地域の灯台
出席者:原田会長、正木理事長、野村北海道長、石橋北海道婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

熊沢 いよいよ弥生3月です。「青年の月」「師弟の月」「後継の月」です。
棚野 めぐり来る「3・16」は「広宣流布記念の日」です。
 青年部は、いやまして前進を加速します。
原田 昨日は全国で、チリ地震による津波の被害があった。一時避難をされた方々などに、心からお見舞い申し上げます。
野村 道内を全力で励ましてまいります。
 ところで、北海道では今、全道の230会場で青年部が元気いっぱい主張大会を行っています。
石橋 内外10万人を超す青年が集い、来賓の地域有力者の方々も、「創価学会の青年はすごい!」と絶賛されています。
正木 青年の確信の声ほど強いものはありません。
 「夏と秋と冬と春とのさかひ(境)には(かなら)相違(そうい)する(こと)あり凡夫(ぼんぷ)(ほとけ)になる(また)かくのごとし」(御書1091n)です。
 厳しい冬を乗り越えて春が来る。凡夫(ぼんぷ)が仏になる時も試練を勝ち越えよ、との(おお)せだ。
原田 この御文(ごもん)の後には「必ず三障四魔(さんしょうしま)(もう)(さわり)いできたれば賢者(けんじゃ)はよろこび愚者(ぐしゃ)退(しりぞ)くこれなり」(同)と続く。
 立ち上がるのは今です。「絶対勝利」の題目、「師弟不二(ふに)」の信心があれば、越えられない壁はない。勇敢に学会理解者づくりへ打って出たい。
野村 広布拡大のチャンスであり、大きく境涯を開く時だ。
 まずリーダーが先頭に立ち、完勝の突破口を開きたい。

「守る会」に感謝

熊沢 とはいえ、まだ日によっては寒暖の差が大きいので、体調管理にも注意しなければなりません。特に女性は、重ね着を用意するなど、健康にも留意したいですね。
石橋 そうですね。
 日々の活動であらためて思いますが、学会の会館はどの季節でも快く会合ができるよう、深く細かい心づかいがされています。
 本当にありがたく思います。
正木 車いすの方や高齢の方のために、段差の解消、スロープやエレベーターの設置など、バリアフリーの取り組みも、順次、施されている。
棚野 阪神・淡路大震災や新潟県中越沖地震などでも、会館が避難所となり、地域の方にご利用いただいた。
 それほど堅牢なつくりになっている。地震対策も万全です。
野村 北海道では昨年末、滝川文化会館、十勝平和会館が完成しました。来館した方が感嘆していました。
 「夜は暗い地域だったのが、会館ができて明るくなりました」
 「青年でにぎわう会館は、活気があっていいですね!」
 「お寺みたいなところかと想像していましたが、現代的、開放的で素晴らしい」
石橋 さらに、旭川平和講堂や道央文化会館の建設も進んでいきます!
正木 会館の無事故に尽くしてくださる役員の皆様、とくに会館を美しく荘厳してくださっている会館守る会の方々に、心から御礼申し上げたい。

安心と繁栄の城

原田 学会の会館は会員の皆様のための殿堂です。近隣友好を進め、希望を送る灯台≠ナもある。
 地域の皆さんに親しまれ、安心と繁栄を広げる城として、ますます光を放っています。
棚野 2008年12月に完成した千葉の船橋池田講堂も、地域に愛される宝城です。
 地元の学校が校外学習の際にバスの乗降場として講堂駐車場を利用したり、地域の消防団の訓練等でも活用されています。完成から1年余で、市や消防団から地域貢献を讃えて表彰もされました。
正木 この地域友好の広がりにも、一会員の努力があった。
 講堂付近で、副支部長が長年、児童の登校を見守る交通整理員を務めてきた。町会の理事もやっていた。誠実な人柄に学校関係者の信頼も厚く、学会理解も深い。そこから新会館との良好な関係も始まったそうだ。
熊沢 会館を利用する一人一人の振る舞いが、すべて近隣友好に直結するのですね。

師の構想を実現

原田 学会の会館は、池田先生による師弟不二(ふに)の闘争の証しでもある。
 たとえば群馬多宝研修道場もそうだ。1957年(昭和32年)8月、戸田先生と池田先生が浅間山の鬼押出しを訪れた。
 戸田先生が遠くを眺め、「向こうには草津がある。そこで人材を気宇壮大(きうそうだい)に育てたいものだ」「学会も研修の道場をつくりたい」と語られた。
正木 恩師の構想を実現されたのが池田先生です。93年(平成5年)、草津に研修道場が完成した。
野村 命に刻むべき厳粛な歴史です。
 地元・草津の地域の発展にも、大きく貢献していますね。
棚野 先生は昨年10月の本部幹部会で、学会の会館について、こうおっしゃった。
 「すべて皆様のため、未来のための建設である。皆が胸を張って、前進できる。一切に勝利していける。そのための土台を、完璧につくりたい。これが私の決心である。皆様へのご恩返しである」と。
石橋 ご恩を返すのは、私たち弟子のほうです。
 ここまで言ってくださる師匠に、感謝は尽きません。
熊沢 大きな会館もなかった草創の苦労を絶対に忘れてはいけませんね。
原田 「(ほう)(みょう)なるが(ゆえ)に人(とうと)し・人貴きが故に(ところ)(とうと)し」(同1578n)だ。
 大切なのは、素晴らしい会館を利用する私たちの信心が純真であることだ。私たちが感謝を忘れず、友のため、広布のために献身する時、会館も地域も繁栄していく。

圧倒的な拡大を

石橋 地域を愛するという点で、北海道でホットな話題は、先生のエッセー集『愛する北海天地』(潮出版社)です。
野村 去年、12回にわたって「室蘭民報」「十勝毎日新聞」「釧路新聞」「苫小牧民報」「函館新聞」の5紙に掲載された池田先生の特別寄稿が、加筆・編集され、収録されています。
熊沢 2月19日には、出版記念フォーラムが盛大に開かれましたね!
野村 はい。各界を代表する多数の来賓が、感動の声を寄せてくださいました。
 地元の出版社・響文社社主の高橋哲雄氏はおっしゃっていた。
 「池田名誉会長は宗教家であられるが、その文章と思想は、実に普遍的です。ぜひとも、子どもたちにもどんどん読んでもらいたい。北海道を学ぶ副教材として役に立ち、道民の新しいスピリット(精神)になる貴重な一書だと思います」
石橋 十勝毎日新聞社会長で主筆の林光繁氏も、讃えておられました。
 「北海道は、これまでの140年間の開拓の時代から視点を変えて『新開拓』をしていく必要がある。そのヒントが、この『愛する北海天地』には記されている」と。
原田 人々に希望と勇気を贈る先生の思想を、私たちは日々、学ぶことができる。感謝の思いを胸に、友との対話に励みたい。
棚野 3月も青年部が先頭に立ちます。
 師匠への後継の誓いを果たすべく、圧倒的な拡大の戦いを展開していきます!

(2010. 3. 1. 聖教新聞)

 

 

<16> 信心は確信!体験を語れ!
出席者:原田会長、正木理事長、野村北海道長、石橋北海道婦人部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

棚野 3・5「壮年部結成記念日」を前に、各地では壮年部大会などが盛大に開かれています。
 笑顔で元気な壮年部の皆さんの姿に、私たちの決意も燃え上がります。
石橋 婦人部も大喜びです!
正木 壮年部大会は年々、参加者が増えている。
棚野 壮年が壮年に呼びかけ、励まし合い戦う。「(うるわ)しい男の団結」ですね(笑い)。
野村 普段の座談会では後ろのほうで構えている方も、壮年だけで集まると気軽に近況等を語ってくれます(笑い)。壮年同士の切磋琢磨(せっさたくま)が大事です。
正木 東京・練馬総区では、仕事が多忙でなかなか活動に参加できないメンバーなどを「黄金メンバー」と呼び、本部長以上の幹部が、とにかく祈り、訪問激励に徹した。
原田 数十年ぶりで会合に参加する方がいるなど、ますます陣列が拡大している。
正木 こうした幹部率先の取り組みに共感し、いまは支部長以上が黄金メンバーの激励に奔走している。
 祈りと激励という「基本」を実践する組織は、必ず発展する。
原田 先生は何度も壮年への期待を述べられている。
 「黄金柱の壮年部が、今こそ立ち上がる時である。たとえ年配になっても、青年の心意気で」との先生の呼びかけに応え、全国で皆が若々しく頑張っている。

祈りから始める

熊沢 北海道では壮年・男子部が一体となり「男の体験談大会」が開かれましたね!
野村 「冬は必ず春となる」をテーマに、本部や支部などの単位で、1月に約730会場で行いました。
棚野 私も内容をうかがいました。
 経済苦や母との死別を乗り越え、夢だった教員として活躍するメンバー。仕事中のけがや大病を克服した部員もいます。
 信心で苦境を打開した、感動的なドラマばかりです。
正木 信仰体験ほど説得力のあるものはない。日蓮大聖人も「道理(どうり)証文(しょうもん)とにはすぎず、(また)道理証文よりも現証(げんしょう)にはすぎず」(御書1468n)と(おお)せだ。座談会や個人指導でも、幹部は自身の体験を語り、皆に大確信を与えていくことだ。
石橋 女性はさらに元気です!(笑い)
 婦人部大会や女子部の師弟ロマン座談会も朗らかに行いました。
 池田先生が「日本列島の王冠」と讃えてくださった北海道から、全国各地へ勝利の春風を送る勢いで進んでいます!
野村 ある札幌の家庭では毎月、道内で離れて住む親族が集まり、御書や先生の指導を学ぶ「ファミリー座談会」を行っています。2月は41人が参加しました。
熊沢 素晴らしい大結集ですね!
石橋 この座談会をきっかけに、積極的に活動に参加されるようになった方もいます。
 また、にぎやかで楽しそうな様子に、向かいの家の方から「何をやっているの?」と尋ねられたほどで、「今どき珍しい。学会はすごいね」と感心しきりだったそうです。
原田 現代は過疎化と高齢化が進み、家族の絆も弱まる一方だ。そうしたなか、学会は人と人を結んでいる。
 「あの家族は、本当に仲がいい」と言われるほど一家が団結していることも、大きな信頼につながる。
正木 先日の随筆で先生が強調されていたように、「祈りから始める」「近隣など、身近な方々を大切にする」「信心の体験を確信をもって語り切っていく」ことだ。
 リーダーが率先して実践したい。

小樽問答55周年

棚野 さて、3月11日は「小樽問答」から55周年です。
熊沢 1955年(昭和30年)、小樽で行われた日蓮宗(身延派)との法論対決で、学会が完全勝利を収めた記念日ですね。
野村 池田先生は、この法論の司会を務められた。
 身延の信者が、全国で何千、何万と、創価学会に、日蓮仏法の真髄の教えに帰依(きえ)していることは、それが正しい証拠である!――第一声で学会の勝利を決定づけられた。
正木 「彼等(かれら)野干(やかん)のほう(吼)るなり日蓮が一門(いちもん)師子(しし)(ほう)るなり」(同1190n)との御文(ごもん)通りだ。
原田 池田先生は、法論までの準備も周到でした。自ら青年部の代表と一緒に、事前に身延山へ調査にも行かれた。
 そして、学会側は御書根本の教学で見事に大勝利を収めた。
棚野 それにひきかえ、宗門の坊主たちの何とだらしなかったことか。
 そもそも身延側は、宗門の坊主と法論するつもりだった。ところが、おじけづいた坊主は逃げたんだ。
正木 その通り。
 「やむを得ない都合」で予定が変わったなどの口実で札幌へ逃げ出した。まったく臆病で姑息だ。
野村 さらに許せないことに、法論の時間に札幌の寺で宴会をやっていた。
 まったく、どこまで腐りきっているのか。
棚野 面倒なことは在家にやらせて、自分たちは遊蕩(ゆうとう)にふける。
 さらに、今の日顕宗の坊主はもっともっと堕落している。
原田 御金言に「(たまた)出家(しゅっけ)せる者も・仏法を(がく)謗法(ほうぼう)の者を()めずして(いたず)らに遊戯(ゆげ)雑談(ぞうだん)のみして(あか)(くら)さん者は法師(ほっし)(かわ)()たる畜生(ちくしょう)なり」(同1386n)と。
 大聖人直結の学会は、こうした(ほう)盗人(ぬすっと)の畜生坊主を断じて許してはならない。
石橋 小樽問答は、27歳の池田先生を中心に、青年部が先頭に立って戦った法戦でした。当時の青年部の方々は、今も健在で頑張っています。
原田 私も先日、小樽を訪問した際にお会いした。お元気で本当にうれしかった。
野村 小樽問答の魂を受け継ぎ、北海道青年部は「言論の力」で戦っています。
 現在、「三代城(さんだいじょう)青年部・広布の大行進月間」を堂々と繰り広げています。
熊沢 信仰でつかんだ体験、青年としての主張を述べる伝統の青年主張大会も、各地で活発ですね!
石橋 壮年部、婦人部も、後継の青年部を大いにバックアップしています。
原田 「()娑婆世界(しゃばせかい)耳根得道(にこんとくどう)の国」(同415n)だ。耳で法を聞くことで皆が成仏する。語った分、妙法は広まる。
 北海道をはじめ青年部の凛々(りり)しい言論戦を、全力で応援していきたい。

恩に報いる人生

棚野 また北海道といえば、札幌創価幼稚園の開園のドラマが、小説『新・人間革命』「未来」の章で描かれましたね。
石橋 そうです。6000人を超える卒園生や家族だけでなく、教育関係者にも感動が広がっています。
野村 2月11日には卒園生の集い「創陽会」の総会が行われた。1期から21期まで集い合いました。
石橋 卒園生には、弁護士、工学博士、看護師、栄養士、旅客機の客室乗務員や、狂牛病の検査室で働く獣医もいます。
 「大きくなったら創価幼稚園の先生に!」との幼稚園時代の夢を叶え、母校で活躍する方もいます。
 故郷・北海道だけでなく、日本各地、世界で使命の道を歩んでいます。
正木 幼児教育は、その成果がすぐには目に見えない。
 10年、20年、30年と経ち、卒園生が社会に羽ばたくなかで形づくられる。
棚野 そうです。母校を愛する卒園生が、大成長の姿で集うこと自体が、創価教育の真価を示しています。
野村 池田先生の慈愛に包まれて育った多くのメンバーが、北海道各地で広布のリーダーにもなっています。
原田 恩を忘れず、恩に報いる人生こそ最も尊い。
 今いる地域、職場を自身の使命の舞台と決め、日々、報恩感謝の思いで勝利の前進をしていきたい。

(2010. 3. 4. 聖教新聞)

 

 

<17> 広布の黄金柱「壮年部」が大奮闘
出席者:原田会長、正木理事長、萩本壮年部長、中島関東長、洲崎関東婦人部長、熊沢女子部長

萩本 3月は「壮年部の月」です。
 「堂々と」「王者の風格」で大前進していきます。
原田 依然として続く厳しい不況で、仕事面で大変な苦労をされている壮年も多い。
洲崎 倒産やリストラに直面している方もおられます。一方でまた、人員削減等で休みが取れないほどの方もおられます。
正木 池田先生は、そうした方々に真心の励ましを贈り続けてくださっています。
 2008年(平成20年)12月の「随筆 人間世紀の光」<広布の賢者(けんじゃ)の壮年部>には、不況で奮闘する壮年に「同志の苦衷(くちゅう)は、わが胸を掻きむしられるように迫ってくる。私自身、戸田先生のもとで、絶体絶命の事業の苦境を、ただ一人、獅子奮迅で支え、打開してきたからだ」と記された。
 どれだけ多くの友が、心を揺さぶられたことか。
中島 私も心から感動した。先生は「(いか)なる()(みだ)れにも各各(おのおの)をば法華経(ほけきょう)十羅刹(じゅうらせつ)(たす)(たま)へと湿(しめ)れる木より火を(いだ)(かわ)ける土より水を(もう)けんが(ごと)強盛(ごうじょう)(もう)すなり」(御書1132n)との御文(ごもん)のままに、奥様と一心不乱に祈ってくださっています。
原田 先生・奥様の深い思いに触れ、昨年は、この随筆の小冊子を手に、リーダーが一軒一軒、訪問激励に歩いた。
萩本 そうです。私も回りました。
 同志の家で一緒に、真剣に題目を唱えました。随筆を読み合い、勝利の人生を誓い合いました。

現実社会で勝て

熊沢 「仕事と信心」について語ってくださった聖教新聞の連載「御書と青年」にも、多くの方から感動と感謝の声が寄せられています。
正木 先生ご自身の若き日の労苦や「日蓮仏法の実践の舞台は現実社会」との指導に、皆が、いかに苦しくとも、「今」「ここで」戦おうと決意した。
中島 埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の関東各県でも、皆が奮闘している。
 とくに埼玉は燃えに燃えています。羽生県の本部長は、経営する会社が大不況に襲われましたが、「広布のために勝つ!」と同志の幸福と仕事の勝利を祈り、活動にも懸命に挑戦。会社は税理士が驚くほどの業績回復を果たしました。
原田 苦境になっても自分のためだけでなく、同志のことを祈り、尽くす真心が本当に尊い。菩薩(ぼさつ)、いな(ほとけ)の姿です。
中島 埼玉・南王城区の副支部長も一時、自社が2億円を超す負債を抱え、従業員が自分一人になりました。
 「自分には御本尊がある」と奮起し、祈りと誠実一路の振る舞いで持ち直し、今は健全な黒字経営になっています。
洲崎 不況は壮年だけの問題ではありません。多くの婦人部も一家の宿命転換をかけて祈り、戦っています。
熊沢 青年部も同じ心です。
 御本尊に向かう父親の姿を見て、「一緒に頑張ろう」と立ち上がった女子部メンバーも多くいます。

絶対勝利の題目

正木 大変な時だからこそ、広宣流布の大願を立て、絶対勝利のために皆が唱題に挑戦している。
原田 そうだ。全国どこでも壮年部が本当に題目をあげている。
 「()をば苦とさとり(らく)をば楽とひらき苦楽ともに思い(あわ)せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ」(同1143n)との御聖訓の通りです。
萩本 こういう時代だからこそ、励ましの大切さを皆が実感しています。
 昨年秋から大座談会運動が展開されていますが、今年1月までに、壮年部の参加者が全国で実に6万人ふえました。
洲崎 すごい数ですね!
正木 関西では2月に「ブロックファミリー総会」を開いた。
 たしかに、どの会場も壮年が元気いっぱいだった。皆が唱題と訪問激励に徹していたからだ。
熊沢 先生が随筆で呼びかけられた通りの実践ですね!
中島 関東も負けてはいません。「関八州(かんはっしゅう)を制する者は、天下を制す」の心意気です。
 千葉・中央総区のある支部では「毎日戦う壮年部」をスローガンに、支部長が家庭訪問を重ねました。定例の壮年の集いは3倍の結集となり、意気軒高(いきけんこう)です。2月には全地区部長、ブロック長を含む壮年33人が聖教拡大を達成しました。
洲崎 地元の婦人部の皆さんも、感激していましたね!
中島 群馬・はるな県のある支部では、連日、休みなく家庭訪問に歩く新任の支部長の熱意に次々と部員が立ち上がり、御書学習会に25人が参加。今週の壮年部幹部会を目指し、全世帯への訪問に挑戦しています。

訪問激励に全力

萩本 壮年部の「壮」という字には、勇ましいこと、健康、立派なこと、さらに血気盛んなとき、若者という意味もある。
 「年配」とか「青年期を過ぎた」という意味はなく(笑い)、働き盛りの年ごろを言います。
原田 壮年部の陣列が整ってきた。一人一人が、広宣流布の戦いで、人生の戦いで大勝利できるよう、学会としても全力をあげて、壮年育成に取り組んでいく。
 まず自分から、時間をつくって訪問激励に挑戦したい。
萩本 私も、一人でも多くの壮年とお会いしていく決意です。
正木 年齢を重ねても、心が老いてはいけない。日蓮大聖人の(おお)せの通り、「心こそ大切なれ」(同1192n)である。
原田 大聖人がこの言葉を四条金吾に贈られた当時は58歳。金吾は50歳ごろだった。壮年期真っただ中だ。
 いくら経験を積もうとも、純真な信心を失わないことだ。
洲崎 池田先生も、「実際の年齢より30歳若い決心で」と励まされていますね。

青年の心で躍進

熊沢 3月5日は「壮年部結成記念日」でしたが、1966年(昭和41年)の結成式が淵源(えんげん)です。
原田 小説『新・人間革命』の第10巻「桂冠(けいかん)」の章に、先生が壮年部の意義について書いてくださっている。
 「社会の指導者の多くは壮年である。ゆえに壮年部員が社会のあらゆる分野で力を発揮し、大リーダーに育っていくことが、立正安国を実現していくための要諦となる」
萩本 さらに結成式の場面では、こう呼びかけられています。
 「今、立たずして、いつ立ち上がるんですか! 今、戦わずして、いつ戦うんですか! いったい、何十年後に立ち上がるというんですか」
中島 壮年部への烈々たる期待を感じずにはいられません。
正木 私が壮年部長の大任を拝した99年(平成11年)、「壮年は広宣流布の黄金柱」との指針を頂戴しました。
 私たち壮年部は、一家の柱であり、組織の柱であり、地域社会の柱であり、職場の柱である。
 揺るがぬ信念で広布のために邁進(まいしん)し、皆に安心感を与えていく黄金の存在として光らねばならない。
洲崎 壮年部が元気であれば、男女青年部も、もちろん婦人部も勢いが増します。
原田 学会は「青年学会」であると、先生はよく語られる。50代後半から日蓮仏法の大道を歩み始めた牧口先生も、晩年まで「われわれ青年は」と呼びかけられたという。
 全員が「青年」の心で「躍進」する。これが「創価完勝」の鍵だ。日々、清々しい決意で前進しよう!

(2010. 3. 8. 聖教新聞)

 

 

<18> 創価完勝は壮年の力で
出席者:原田会長、正木理事長、萩本壮年部長、中島関東長、洲崎関東婦人部長、熊沢女子部長

萩本 池田先生に中国の広東商学院から名誉教授称号が授与されました。
正木 2月27日には、中国の西安外事学院からも名誉教授称号が贈られている。
洲崎 奥様には、名誉図書館長の称号も授与されましたね。
熊沢 両学院の一行は今回、創価学園を訪問されました。
 こうした海外の来賓の多くが、東西の創価学園を訪問されています。私が創価高校で学んでいたときも多くの方が来校されました。
中島 ゴルバチョフ元ソ連大統領や、アルゼンチンの「人権の闘士」エスキベル博士など一級の指導者が東西の学園を訪問されている。こうして学園生は世界への視野を広げるわけですね!
熊沢 西安外事学院の杜瑞清(とずいせい)副学長は「人生の意義は」との学園生の質問に、こう答えられました。
 「人のために貢献することです。池田先生は生涯をかけ、世界平和と文化の発展のために尽力されています。皆さんも先生を模範とし、生涯、無私(むし)の心で進んでください!」
原田 池田先生の生き方に学ぼう!――これが心ある世界の識者の声だ。

獅子奮迅之力(ししふんじんしりき)
正木 前回、壮年部について語り合ったが、「わたしの地域でも壮年部の方が頑張っています」という婦人部・女子部の皆さんの声を、たくさんいただいた。これほど壮年部に光が当たるのも珍しい(笑い)。
中島 本当にうれしく思います(笑い)。「創価完勝」には壮年部の「獅子奮迅之力(ししふんじんしりき)」が不可欠だという確信で進んでいきます。
洲崎 結成記念日を祝賀する壮年部大会を開いた地域が多いですね!
萩本 そうです。全国各地で壮年部が奮闘している。
正木 奈良・万葉創価圏の地区部長。任命を受けた7年前、座談会に参加できる壮年部員が部員数の2割ほどでしたが、日曜日は朝から夜まで訪問激励。地区を超えて男子部時代の人間関係などを生かして連携を取り、地道に励ましを重ねてきました。
 打てる手を打ち、会えるまで訪問を続けた結果、今年2月の圏壮年大会に部員の約8割が集いました。
原田 見事な智慧の戦いですね!
熊沢 各地の会館で壮年部「王城会」の方が着任されている姿をよく見かけます。
洲崎 地域によって男子部の牙城会と共に無事故の会館警備を推進してくださっています。本当にありがとうございます!
原田 皆さん、多忙な中で尊き任務についてくださっている。「広布の一翼を担おう」との主体的な信心に立つ心が美しい。
中島 「青年の情熱が蘇った」「自分の信心を磨く貴重な場」というメンバーも多い。
萩本 先日、先生は創価班、牙城会と共に王城会にも和歌を下さり、「広布の英雄」と讃えてくださった。全国から感動の声が寄せられている。
正木 また男子部を卒業したばかりの若い世代のメンバー「ヤング壮年部」も、地域で波動を起こしている。

「敢闘会」が躍進

萩本 いま、壮年部で最も元気なのが、平日の昼間に活動できる壮年のグループ「太陽会」の皆さんです。
中島 関東では「敢闘会」として活動しています。千葉県で全国に先駆けて誕生しました。年々、陣列が広がっています。
原田 戦後生まれの団塊の世代が、大量退職の時を迎えた。その後の人生を、どう生きるか。社会が注目している。また、生活時間帯の多様化で、若くても昼間に活動できる方が増えている。
熊沢 人のため、地域のために尽くす「敢闘会」「太陽会」の皆さんは輝く存在です。
中島 埼玉の敢闘会は「題目第一・御書根本の敢闘会」「同志を励ます敢闘会」「地域貢献の敢闘会」との実践3項を掲げている。
 先日、区圏の敢闘長会を行った際、参加者の約半数が、1960年(昭和35年)5月3日の池田先生の第3代会長就任式に出席した方でした。
熊沢 先生と共に半世紀以上、広布に戦い抜いてこられた闘士の中の闘士ですね。
中島 そうです。皆が会長就任50周年をお祝いしようと燃えています。
 さいたま市特別区では毎月、支部別に敢闘会の座談会を開催。1支部で20人以上が参加する地域もあります。
洲崎 素晴らしいですね!
正木 自治会長や老人会長を務めるなど、さまざまな立場で地域に根を張る方が多い。
 信心のこと、病気克服の体験、地域活動の報告などを語り、決意し合っておられる。
熊沢 「太陽会」は世界にも広がっています。香港SGI(創価学会インタナショナル)でも1月、昼間に活動できる壮年の集い「光栄会」が発足したそうです。
萩本 いよいよ「ヤング」から「多宝会」まで、壮年部の底力の見せどころです。青年の息吹で師匠にお応えし、歴史に残る大闘争を果たしていきます!

婦女のスクラム

洲崎 熱い熱い壮年の皆さんの話題が続きましたが(笑い)、関東では婦人部、女子部も勢いよく対話に走っています。
熊沢 栃木の「勇気と希望の(はな)のスクラム月間」、埼玉の「華陽(かよう)姉妹ほほえみ勝利」月間など、婦人部と女子部がスクラムを組み、仲良く広布拡大に取り組まれています。
洲崎 何よりうれしいのは関東で『香峯子(かねこ)(しょう)』のラジオ朗読番組が始まったことです。
中島 2月から「ラジオ日本」、今月から「IBS茨城放送」で始まりましたね!
 「ぎふチャン」(岐阜放送)、「ラジオ関西」[NBCラジオ佐賀」「BSNラジオ」(新潟放送)でも放送中です。
洲崎 児童育成ボランティアをしている埼玉の女性はラジオを聴き、「なんとなく『生きる』のではなく、香峯子夫人のように『生き抜く』ことが大事だと実感しました」と語っていました。
 また自治会役員の方も「誠実で正しき道を真っすぐ生き抜いてこられた香峯子夫人の生き方に心から感銘を受けました」と述べておられました。
 毎週、地域に感動の輪が広がっています。
中島 関東男子部も元気に社会で活躍しています。
 群馬・高崎勇勝県の本部長は、北関東に展開する大手ドラッグストアチェーンの店長。全店舗の売り上げトップに贈られる「社長賞」に輝き、「専務賞」も3回受賞。勝利の実証に信頼が集まりました。職場の同僚へ弘教(ぐきょう)も実りました!
萩本 仕事の実証を示し、さらに学会理解を深めていく。青年らしい、すがすがしい姿だ!
正木 ともあれ「末法(まっぽう)にして妙法蓮華経の五字を(ひろ)めん(もの)男女(なんにょ)はきらふべからず、皆地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)出現(しゅつげん)(あら)ずんば(とな)へがたき題目なり」(御書1360n)である。皆が一致団結して、本年の目標である「創価完勝」へと突き進むことだ。
原田 さあ、敢闘精神をたぎらせ、勇気、勇気で友好対話を繰り広げていこう!

(2010. 3.11. 聖教新聞)

 

 

<19> 大九州が対話運動に先駆!
出席者:原田会長、正木理事長、田村九州長、杉本婦人部長、塩貝九州青年部長、熊沢女子部長

杉本 3月16日「広宣流布記念の日」を目前に、全国の同志が元気いっぱいに折伏(しゃくぶく)・対話に励んでいます。
正木 凛々(りり)しく戦う男女青年部、地域に信頼の輪を広げる婦人部の皆さん、そして壮年部も、堂々と広布に走っている。
原田 この3・16から、晴れやかな池田先生の会長就任50周年の5月3日へ、弟子一同、団結して戦っていきたい。
 「異体同心(いたいどうしん)なれば万事(ばんじ)(じょう)同体異心(どうたいいしん)なれば諸事(しょじ)(かな)(こと)なし」「異体同心なればか(勝)ちぬ」(御書1463n)と日蓮大聖人は御断言だ。
熊沢 8日のSGI(創価学会インタナショナル)代表との研修会で先生が強調されたのも、この点でした。
 「異体同心とは、信心の心と心を合致させていくことだ。その『美しい心』『同志愛の心』、そして『勝利の心』を、決して忘れずに行動する精神のことだ」と。
田村 さらに「異体同心の団結の根幹が、師弟である」と指導してくださいました。
原田 大目的のために師匠を求めに求め、皆で励まし合い、讃え合いながら前進する。
 これが学会の強さの源であり、先生が築いてくださった金剛不壊(こんごうふえ)の信心の世界です。
塩貝 九州の使命は「先駆(せんく)」です。「創価完勝」の先陣を切って、九州青年部は喜び勇んで、広布のため、師匠のため、対話に徹していきます。

「友人葬」に共感

正木 まもなく春の彼岸を迎える。
 3月21日の「春分の日」を中心に、全国の会館や墓地公園、納骨堂で法要が営まれる。
熊沢 とくに墓地公園や納骨堂は、たくさんの方々でにぎわいます。学会員でない親族・友人も数多く、お越しになります。
杉本 どこも自然が豊かで、心安らぐ、素晴らしい環境ですね。
 「自然に囲まれ、整備された園内の様子を目にした未入会の親せきが、学会理解を深めてくれました」という声も、たくさん寄せられています。
田村 九州にも、雄大な九重連山(くじゅうれんざん)を望む大分の九州池田記念墓地公園があります。
 さらに、玄界灘を一望する福岡の可也(かや)山には九州多宝納骨堂もあります。
塩貝 九州の社会全体にとって、大事な宝の場所と評価されています。
 森林インストラクター(指導員)の樹木医の方も、自然観察の重要な場として大分の墓地公園へ何度となく足を運ばれています。「自然環境の保全に配慮した、秀逸な墓地公園を造られた創価学会に敬意を表する」と述べていました。
原田 学会本部、各方面・県でも、万全の準備で春季彼岸勤行法要を行います。
 御書には「法華経(ほけきょう)(しん)じまいらせし大善(だいぜん)()()(ほとけ)になるのみならず父母仏になり(たま)う、上七代(かみしちだい)(しも)七代・上無量生(むりょうしょう)下無量生の父母(たち)存外(ぞんがい)に仏となり給う」(同1430n)と(おお)せです。
 広布に生き抜く功徳(くどく)、故人を回向(えこう)する題目は、亡くなった先祖から子孫まで含めた一家一族に通じます。
杉本 先生も「広宣流布のために真剣に戦えば、すべてが自身の福運となる。子孫末代まで、偉大な福徳に包まれていく。すべて自分の一念で決まる」と指導されています。
熊沢 真心のこもった「友人葬」にも、共感が多いです。
田村 先日も鹿児島・奄美の婦人の声が、聖教新聞に掲載されていました。
 その方の家は、親の代からカトリックですが、友人葬に参列して学会への認識が変わったそうです。
塩貝 「皆さんの故人への真心に感動を覚えました」「名誉会長のリーダーシップのもと、学会の皆さんは、仲良く純粋に地域の発展、文化の興隆に尽力されています。私も、そのうるわしい団結に、惜しみなく協力していきたい」と綴っておられました。
杉本 友人葬に感動し、入会される方も数多くいます。儀典部の皆さんや地域の役員の方々に心から感謝したいと思います。

堕落坊主は不要

正木 一方、使い古した邪義で、葬儀で稼ごうとあがいているのが日顕宗だ。
田村 葬式ができなくなると自分たちの存在意義が失われてしまう。何より供養のカネが入ってこなくなる。
 だから、ギャーギャー騒いでいるだけのことだ(笑い)。
熊沢 葬儀に坊主はいりません。坊主をよべなどと、御書のどこにも載っていません。そんな大聖人のご指南はありません。むしろ「僧は葬送儀礼には関わらない」というのが釈尊(しゃくそん)の遺言です。
原田 「南無妙法蓮華経と(とな)(たてまつ)(とき)・題目の(ひかり)無間(むけん)(いた)りて即身(そくしん)成仏せしむ、廻向(えこう)(もん)()れより(こと)(おこ)るなり」(同712n)と仰せのように、大事なのは故人の追善を願う、真心からの題目である。
塩貝 勤行もろくにしない。題目もあげない。折伏もしない。
 こんな堕落坊主に拝まれては、迷惑千万だよ(笑い)。
正木 それどころか日顕宗の坊主は悪評が絶えない。
 唱題中に、いびきをかいて居眠りする。葬儀会場に着くやいなや、高額の供養を要求する。お清めの席で最後まで酒をあおり、食い散らかす。遺族だけでなく参列者も怒り心頭、呆れ果てている。
杉本 その通りです。葬儀で嫌な思いをし、宗門に愛想を尽かして脱講した人もいるほどです。
田村 結局は、葬儀も「食いぶち」でしかない。全部、カネ目当てじゃないか。
 ある葬儀社の人が言っていた。あれでは「正宗(しょうしゅう)」ではなく「商宗(しょうしゅう)」だと(笑い)。
塩貝 大石寺(たいせきじ)は遺骨の不法投棄事件で、最高裁から断罪された不祥事もある。あろうことか遺骨を米袋に詰めて、境内の空き地に捨てていたんだ。
正木 遺族4人への合計200万円の慰謝料支払いを命じられている(2003年12月、最高裁)。
原田 あまりにもひどい話だ。宗教者のやることじゃない。

御書根本に前進

正木 いま思えば、時代錯誤の日顕宗と別れて、本当によかった。「生死一大事(しょうじいちだいじ)血脈(けつみゃく)(しょう)」に仰せの通り、「信心の血脈なくんば法華経を(たも)つとも無益(むやく)なり」(同1338n)だ。
 私たちは大聖人直結で、平成の宗教改革の大道を進んでいる。
杉本 先生のご指導通り、御書根本に歩んできたおかげで、学会は世界宗教として輝いています。
原田 創価の運動は、哲学なき時代にあって庶民の生活に溶け込み、深く根付いている大宗教運動である。
田村 滅びゆく邪宗門を見下ろして、悠然と前進したい。
 九州は本年の創立80周年を「創価祝賀年」とし、現在は、「平和の連帯300万¢蜻ホ話運動」に取り組んでいます。今月、先駆長(ブロック長)、白ゆり長を先頭に「ブロック総会」を各地で開きました。
塩貝 同志はもちろん大勢の地域の友人にも参加していただき、大成功でした。
原田 私も先週、長崎で壮年部・太陽会の総会、地区部長総会に参加した。日々、地域で広布のために汗を流す皆さんとお会いし、大前進を続ける大九州の勢いを感じました。
正木 リーダーは組織の真っただ中に飛び込み、奮闘されている同志を心から讃えていきたい。そして最前線から勝利の渦を力強く巻き起こしていこう!

(2010. 3.15. 聖教新聞)

 

 

<20> 世界を結ぶ名誉会長の対談集
出席者:原田会長、正木理事長、田村九州長、杉本婦人部長、塩貝九州青年部長、熊沢女子部長

塩貝 池田先生は連日、本部幹部会、SGI(創価学会インタナショナル)の代表研修会、中日友好協会の唐家?(とうかせん)名誉顧問や中国の程永華(ていえいか)駐日大使との会見、東西の創価学園卒業式など、同志や学園生の激励、民間外交の最前線へ奔走されています。
熊沢 16日の学園卒業式では先生と奥様にベネズエラのアラグア・ビセンテナリア大学「名誉教育学博士号」と「名誉教授称号」が授与されました。
正木 東京校は第40回、関西校は第35回の卒業式です。
 意義深き佳節にふさわしい荘厳な式典となりました。
杉本 学園生を見つめる先生の眼差しは慈愛にあふれています。わが子の幸福を願うように、祝辞を贈っておられました。
原田 来る5月3日は、先生が第3代会長に就任されてから50周年。就任が決まって、先生が真っ先に手を打たれたのは何か。
 それは学園の創立準備だった。
田村 1960年(昭和35年)4月5日、東京・小平市の建設候補地を視察されています。
正木 先生は、こう振り返っておられる。
 「当事は、あまりにも貧しい学会であった。資産は、わずかしかなかった。学校の設立など、誰一人として、夢にも思わなかった」
杉本 それでも先生は奥様に「これから、本を書いて書いて、書き続けるよ。その私の印税で、世界的な学園を、必ずつくってみせるからね」と語られたそうです。
原田 会長就任からの半世紀は、学園の創立と発展に心血を注がれた足跡でもある。数多くの鳳雛(ほうすう)を送り出した創立者の喜びが、どれほど大きいか。
塩貝 私も関西学園の卒業生として、創立者への報恩の道を生涯、進んでいきます。
熊沢 学園の同窓生の皆で励まし合い、幸福勝利の花を咲かせていきます!

開かれた「対話」

田村 さて、月刊誌「中央公論」4月号に池田先生と脳科学者の茂木健一郎氏の往復書簡が掲載され、話題になっていますね。
原田 茂木氏の申し入れから実現したものだ。茂木氏の数々の問いに、先生は仏法者の視点から明快かつ丁寧に答えられている。
正木 先生は「開かれた『対話』」の重要性を強調され、「21世紀の知性の最前線で宗教の果たすべき役割とは、宗派を超えて、人類を『対話』で結び、平和の創出に貢献することにほかなりません」と述べている。
杉本 それに対して茂木氏は、「現代の世界においては、宗教や文化、政治的信条など、立場の違う人たちの間での対話が何よりも求められている」「差異をいたずらに強調するのではなく、認め合うことのできるかけがえのないものを探ることこそが、何よりも尊い」と賛同しています。
熊沢 多岐にわたる、示唆に富んだやりとりから、本当に多くのことを学ばせていただきました。

思想の差異超え

正木 先生の対話は連続闘争です。
 今月は台湾・中国文化大学の張鏡湖(ちょうきょうこ)理事長との対談『教育と文化の王道』(第三文明社)が発刊された。台湾との同時出版です。
熊沢 中国・中華文化促進会の高占祥(こうせんしょう)主席との対談「地球を結ぶ文化力」も、月刊誌「潮」5月号から始まりますね。
原田 欧州統合の父クーデンホーフ・カレルギー伯との『文明・西と東』(72年)、世界最高峰の歴史学者アーノルド・J・トインビー博士との『21世紀への対話』(75年)に始まる世界の識者との対談集は、約40年で50冊を超えている。
塩貝 キリスト教、イスラム、ヒンズー教、儒教など宗教・思想の差異も、政治家、作家、科学者、教育者など立場の違いも超えた対話です。
杉本 とくにトインビー対談は世界28言語で出版されています。
 インドのナラヤナン大統領、チリのエイルウィン大統領、国連のガリ事務総長など多くの世界のリーダーに、座右の書として愛されてきました。
田村 中国作家協会の孫立川(そんりっせん)博士は「人類の教科書」とたたえておられました。
熊沢 またヨーロッパのある新聞は、「孔子とソクラテス、老子とソロモン王からブッダとイエス・キリストにおよぶ古来の英知を集めたかのよう」と評していました。
正木 イギリスの出版社社長は、世界の識者との対談を次のように語っています。
 「池田氏の独創力は輝かしい貢献を果たし、世界平和への探求の対話を豊潤なものにしています」
 「対談は、理解なくして平和への道は開かれないこと、そして、対話なくして理解はあり得ないことを教えています」

誠実に、地道に

原田 日蓮仏法には人類普遍の価値があることを、世界の識者との対話を通して先生が証明された。
田村 そうした先生の対話の戦いに連なり、九州の同志は創価の哲学を語りに語っています。
 先日の農漁村ルネサンス体験主張大会も大盛況でした。
杉本 中継では宮崎の男子部の方も、全国を代表してキュウリ栽培で活躍する模様を報告していましたね。
塩貝 男子部員の地元・綾町の支部では、皆さんがわが家の息子が登壇!≠ニの思いで(笑い)、聖教拡大に挑戦されました。
 中継会場には町長も来られました。
田村 宮崎各地で市長やJA(農協)・漁協の役員が参加されました。
 毎年楽しみにしている来賓が多く、「学会の皆さんは目が輝いています。力強さと信念を感じました」「日本の農業のために頑張ってください!」と大絶賛でした。県北の地方紙は写真付きで報じていました。
正木 農漁村部の皆さんが、日ごろから誠実に、地道に勝ち得ている信頼のたまものですね。
塩貝 九州青年部は核兵器廃絶を目指す対話運動も全力で展開してきました。
 鹿児島では2月、「核兵器のない世界へ 青年の声が時代を動かす!」をメーンテーマに、「青年平和友好祭」を19会場で開催しました。
田村 壮年・婦人部も近隣の友人を誘って参加し、青年を大いにたたえました。
塩貝 平和主張、信仰体験、合唱やバンド演奏などで友情を広げました。
 また、「鹿児島青年平和宣言」を発表。「世界平和の道を切り開かれた池田SGI会長に敬意を表します」など、友人の感激の声が相次ぎました。

生命尊厳の仏法

田村 福岡、長崎、佐賀、熊本、宮崎では「核兵器廃絶への挑戦と人間精神の変革」展を開催。長崎では原爆資料館の平和会館ホールという爆心地のすぐそばで行いました。
杉本 大変に意義の深い展示でしたね!
田村 ある企業の社長は「核兵器廃絶の行動の大事さを、池田先生の戦いから学びました」「先生ご自身が世界中を回り、各国の要人と会い、平和を訴えられていることは大変なことです」と語っておられた。
塩貝 程永華駐日大使と同じく、新中国からの初の国費留学生として創価大学で学んだ滕安軍(とうあんぐん)駐長崎総領事も観賞。留学時代を懐かしみながら、「『平和の祈りに国境はない』との池田先生の言葉に、外交に携わる一人として共感します」と述べられました。
原田 「過去(かこ)(いん)()らんと(ほっ)せば()現在(げんざい)()を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231n)である。何十年にもおよぶ平和・文化・教育にわたる先生の戦いが、創価への厚い信頼として花開いている。
 今こそ弟子の力で「未来の果」をつくる時。生命尊厳の仏法思想、学会の理念を声高らかに叫んでいこう!

(2010. 3.18. 聖教新聞)