< 座談会 >

輝く創価の師弟城

 

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勇気の対話を! 社会に希望を!
地道な対話が人と人を結ぶ絆≠ノ
豊かな「心の財」が幸福境涯を築く
「行学の二道」は信心の両輪
追善回向の本義は学会の信心に
聖教と共に 高らかに希望の対話を
尊き陰の労苦に福徳は無量
一人立つ行動から広宣流布は始まる
一番苦労した人が一番幸せに!
師の構想実現へ金剛の決心で!

 

 

 

<61> 勇気の対話を! 社会に希望を!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

原田 あらためて、男子部の新出発、本当におめでとう!
竹岡 ありがとうございます! 「創価の命運は我らにあり」との気概で!――師の万感(ばんかん)の期待を胸に広宣流布の「大願(だいがん)」を果たし抜いてまいります。
原田 創価学会は、未来永劫(えいごう)に、弘教(ぐきょう)・拡大の団体です。「(すべから)く心を(いつ)にして南無妙法蓮華経と我も(とな)()をも(すすめ)んのみこそ今生(こんじょう)人界の思出(おもいで)なるべき」(御書467ページ)と(おお)せの通り、最高に尊い仏道修行である弘教・拡大に、まい進してまいりたい。
竹岡 社会には、いまだ希望が見えず、不安も渦巻いています。いわば、時代は、新たな潮流(ちょうりゅう)希求(ききゅう)しているように感じます。
橋元 青年部のユースフォーラムを通じ、多くの青年識者と語り合ってきましたが、社会は「確かな哲学」「人々を守り、支え、励ます思想」を求めていると実感しています。
正木 池田先生は、「世界はますます深く強く仏法を求めている」と言われています。
竹岡 はい。今こそ男子部が、弘教・拡大の先頭に立ち、勇敢(ゆうかん)に楽しく(かしこ)く、社会に希望を送る時です。
 「『挑戦』は青年の特権です。『現状を維持しよう』とか『失敗をしないようにしよう』といった『守りの心』に(おちい)ってはいけない。どんどん、勇敢に打って出るのです。青年が少なかったら、祈って増やすのです。人材が足りなかったら、一人を一騎当千(いっきとうせん)に育てればいい。学会は、何ないところから、ここまで広げてきた。まさに命懸けの戦いでした」――この指導を生命に刻み、戦い抜きます。

最高の真心の行動

原田 師弟は、「従藍而青(じゅうらんにしょう)」(青は(あい)より()でて、(しか)も藍より青し)です。師弟不二の信心で進んでいくならば、弟子の私たちは、さらに対話の大道(だいどう)を広げることができます。
吉井 戸田先生は、「折伏しておけば、信頼というものが、必ず残る」と教えてくださいました。
杉本 折伏は、「(とも)に、真実の充実した幸福の道を歩んでいきたい!」との友への真心(まごころ)の語らいです。「人生の価値とは」「正しい生き方とは」――友の幸せを願い、体験を交えながら、語り合う仏法対話は、人間主義の発露(はつろ)です。
吉井 友の悩みに耳を傾け、その克服を祈る仏法対話は、最高の真心の行動であり、自身も大きく成長する人間革命への直道(じきどう)です。
橋元 弘教こそ、日蓮大聖人の大精神を受け継ぐ、真の弟子の道です。日興上人は、「弘通(ぐつう)法師(ほっし)(おい)ては下輩(げはい)()りと(いえど)老僧(ろうそう)(おもい)()()き事」(同1618ページ)と、拡大の勇者を称賛(しょうさん)されています。
正木 その功徳(くどく)無量無辺(むりょうむへん)です。人々の幸福と、世界の平和を願い、非難・中傷(ちゅうしょう)されても、仏法の慈光(じこう)を社会に送る、折伏は仏の振る舞いそのものです。この道を貫いてきたことが、学会の誉れの歴史です。
杉本 「グラフSGI」では、10月号から3カ月連続で、「語ろう! SOKA(創価)の魅力」と題し、友好対話のツール≠ニなる特集も企画されています。
吉井 創価の同志の明るい笑顔や姿を見て、私も仲間に加わりたい!≠ニ入会を希望される方もいます。
原田 皆が今いる場所で、幸福への語らいを、大きく広げていきましょう。

熱中症に油断禁物

正木 さて、気温が下がり、秋に近づくとされる処暑(しょしょ)(8月23日)を過ぎても、暑い日が続いています。
吉井 9月に入っても、なかなか暑さは収まらないとの予報も出ています。
正木 そのため、暑さのピークが過ぎても、熱中症への油断は禁物です。
吉井 特に、夏バテによる体力の低下は、熱中症を引き起こす可能性を高めます。引き続き、健全な食生活と良質な睡眠を心掛けていきたいものです。
杉本 また、夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜にも注意が必要です。寝ている間にも、汗をかくので、「寝る前のコップ1杯の水」を励行しましょう。
橋元 さらに、たとえ気温が25度程度でも、雨の日などの湿度が高い日は、汗が乾きにくく、熱が体にこもり、熱中症にかかりやすいといわれています。水分と適度な塩分の補給を維持していかねばなりません。
竹岡 今年は、ゲリラ豪雨や記録的な大雨が頻発し、各地に被害をもたらしました。
正木 防災は準備に比例します。浸水はもちろん、土砂災害や雷を想定した準備が大切です。
杉本 たとえば、普段から近所の人とよく連携を取り、排水溝などを清掃しておくこと。低地に住む方の場合は、土のうなどを備えておくことも必要です。
橋元 街で豪雨に遭遇した時は、無理に移動しないことが原則です。増水して見えない側溝につまづき、ふたの外れたマンホールに転落する危険もあります。
杉本 居住地や出先の防災情報を提供してくれるウェブサイトやメールの登録も有効です。
原田 不安定な気候が続きますが、互いに声を掛け合い、健康で有意義な日々を送っていきましょう。

(2013. 9. 2. 聖教新聞)

 

 

<62> 地道な対話が人と人を結ぶ絆≠ノ
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

吉井 9月8日は、創価学会の平和運動の永遠の原点の日です。
杉本 1957年(昭和32年)のこの日、戸田先生は、横浜・三ツ沢の競技場で5万人の青年らに、「遺訓(いくん)の第一」として、歴史的な宣言をされました。
竹岡 「われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。その権利をおびやかすものは、これ魔ものであり、サタンであり、怪物であります」――核兵器を絶対悪と断じ、その廃絶を訴えた「原水爆禁止宣言」です。
橋元 それは、人間の生命の奥底(おうてい)(ひそ)魔性(ましょう)≠ニの、烈々たる闘争宣言でもありました。また、魔性の(ちから)に打ち勝つのは、仏性(ぶっしょう)の力でしかないとの叫びでもあったのです。
杉本 御聖訓(ごせいくん)に、「いのちと(もう)す物は一切の(たから)の中に第一の財なり」(御書1596ページ)とあるように、仏法は生命尊厳の哲理(てつり)です。そして、尊い生命を守るのが、仏法者の使命でもあります。
吉井 恩師の叫びを誰よりも真剣に受け止め、実現に向けて、尽力されたのが池田先生です。

仏性を呼び覚ます

橋元 当時の記録映像はモノクロ(白黒)が主流です。しかし、恩師の大宣言の重大な意義を感じていた先生は、後世(こうせい)永遠に残し伝えたいと決心し、カラーで撮影するなど手を尽くされました。
正木 師の教えを一言(ひとこと)も聞き漏らさず、寸分も(たが)えず実現してこそ、真の弟子です。先生は、学会の人類的使命を示された恩師の遺訓の実現に、生涯を捧げてこられました。
吉井 先生は、師と同じ9月8日を選んで平和への行動を起こされました。68年には、1万数千人の学生らの前で、「日中国交正常化提言」を発表。さらに74年には、ソ連(当時)を初めて訪問されたのです。
杉本 そして、世界中を駆け巡り、各国の指導者たちと胸襟(きょうきん)を開いた対話で友情を結び、恒久(こうきゅう)平和へ全力を傾けられました。
竹岡 世界平和への信念について、小説『新・人間革命』には、このように(つづ)られています。
 「いかなる人も、等しく仏性を(そな)えている。人間の心に巣くう魔性を打ち破り、その仏性を呼び覚ますならば、平和への賛同は必ず得られるはずだ」
原田 もちろん、それが容易な道ではないことも、ご存じでした。しかし、粘り強い対話を重ねていくならば、いかなる国の指導者とも、必ず分かり合えるとの強固な信念で、行動されたのです。
正木 いわば、政治やイデオロギーを超えて、どこまでも一人一人の人間に光を当てた、生命の覚醒の対話です。
橋元 本年の「SGI(創価学会インタナショナル)の日」記念提言には、社会で育むべき精神性として、@他者と苦楽を共にしようとする意志A生命の無限の可能性に対する信頼B多様性を喜び合い、守り抜く誓い、の3点が挙げられています。
竹岡 相手の話を「聞く」。相手を「敬う」。相手から「学ぶ」――この対話の姿勢にも重なります。
原田 まさに、私たちの日々の学会活動にも通じるものです。友のため、地域のために励ましを送る献身の行動が、いかに現代社会にあって、人と人を結ぶ(きずな)≠ニなり、希望の源泉(げんせん)となっていくか。
竹岡 万人(ばんにん)の無限の可能性を開く、一対一の地道な対話の積み重ねによって、真の平和は築かれると確信します。

歴史に不滅の光彩

吉井 国連軍縮担当上級代表を務めたセルジオ・ドゥアルテ氏の信条は、「平和への第一歩は市民の声を聞くこと」です。
橋元 昨年7月、広島青年部が主催する「広島学講座」で講演した氏は、この日も可能な限り、質疑応答の時間を設けていました。そして、「核兵器廃絶のために、日本の青年ができることは何でしょうか」との質問に対し、青年への熱い期待を込めて、こう答えたのです。「皆さんが、よい指導者を選ぶことです」
原田 私も会見しましたが、ドゥアルテ氏は、先生の卓越したリーダーシップをたたえ、SGIの活動への共感を語っていました。
正木 今、世界の多くの識者、平和指導者が、戸田先生の「原水爆禁止宣言」に敬意と感謝を寄せる時代となりました。
 たとえば、核兵器廃絶を目指す科学者の組織であるパグウォッシュ会議をリードしてきたスワミナサン前会長は明言されています。
 「ラッセル、アインシュタイン、戸田城聖という3人の人物は時代を先取りした人物です」と。
 まさに、戸田先生の名前は、人類史に不滅の光彩を放ち始めているのです。
杉本 東日本国際大学の石井英朗(ひでお)前学長が、「池田先生は師匠・戸田第2代会長の理念や構想をことごとく実現されました」と評されているように、先生の不断(ふだん)の行動によって、平和のネットワークは世界中に広がっています。
正木 対話を通して、一人一人の精神の価値を創造しゆくことが、創価の平和運動です。
 それは「絶望」を打ち破る「希望」であり、「恐怖」にも「憎悪」にも、断じて屈しない「勇気」でもあるのです。
原田 偉大な師と共に、平和の潮流(ちょうりゅう)をつくる連帯をさらに広げていきたい。

(2013. 9. 5. 聖教新聞)

 

 

<63> 豊かな「心の財」が幸福境涯を築く
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、酒井ドクター部長、石川女性ドクター部長、橋元青年部長

正木 「リズムある活動には、(ちから)がわく。希望がある。持続がある。広宣流布は、三世(さんぜ)永遠の遠征である。ゆえに、リズム正しい、月々の着実な前進が大事になる。その勝利のリズムをつくりゆく回転軸が、毎月の『本部幹部会』である」――池田先生はかつて、「本部幹部会」の意義を、こう(つづ)られました。
橋元 毎月の本部幹部会を目指し、どれだけの勝利の実証を積み重ねることができるか。自身の人間革命、宿命転換に向けて前進することができるか。いかに多くの人材と集うことができるか。
原田 明確な目標を定め、皆の挑戦の息吹のなかで開かれるのが、本部幹部会です。
杉本 今月は、SGI(創価学会インタナショナル)青年研修会で来日した海外60カ国・地域250人の青年リーダーも集い、にぎやかに開催されました。
橋元 特に、「全国学生部大会」としても開かれた今回は、米英印3カ国の学生部代表のあいさつや日本の男女学生部長の新任抱負など「創価の一番星」学生部が、鮮烈な輝きを放っていました。
正木 全国の会館等で中継行事も始まります。みずみずしい求道心で集い合い、新たな勝利のリズムを刻んでいきましょう。

慈悲とは抜苦与楽

杉本 さて、今月15日は、「ドクター部の日」です。
正木 ドクター部が結成された1971年(昭和46年)、日本は患者不在≠フ医療が、社会問題になっていました。
原田 そのなか、仏法を根底にした「慈悲(じひ)の医学」を(きわ)め、人間主義の医療従事者の連帯を築くため、ドクター部は誕生しました。
石川 慈悲とは抜苦与楽(ばっくよらく)(苦を抜き、楽を与える)です。池田先生は、「病気だから不幸なのか。決して、そうではない。(やまい)に負けて、希望を失ってしまうから不幸なんです」と言われます。
 病と向き合い、闘う心を呼び覚ますのが、ドクター部の使命であると痛感します。
正木 仏法ではまた、「願兼於業(がんけんおごう)(人を救うため、あえて宿業(しゅくごう)を背負い、願って生まれること)」を説いています。地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)にとって宿業は、仏法の偉大さを証明するための使命に変わる。病もその一面といえます。
石川 私自身、開設しているクリニックでは、できる限り、患者さんの話を聞くことを心掛けています。問診票にも、「医師に聞きたいこと」などの欄を設け、病気のことだけでなく、家族や職場のことも伺うようにしています。
酒井 医師の使命は病気を治すことと同時に、「いかに病気と対峙(たいじ)し、幸せに生きるための(ちから)を与えるか」です。
 だからこそ、毅然と病に立ち向かい、希望を失わずに生きる学会員の患者さんの姿に感銘して入会し、ドクター部員となるメンバーもいます。
石川 大事なことは、ドクター部員自身が、広布の最前線で勇んで活動することです。日蓮大聖人は、ドクター部の大先輩である四条金吾に、「(くら)(たくわ)える財宝(ざいほう)よりも、()(たから)がすぐれ、身の財よりも、心に積んだ財が第一である。この手紙をご覧になってから以後は、心の財を積んでいきなさい」(御書1173ページ、通解)と(おお)せです。
 学会活動で、「心の財」を積んでこそ、無名の庶民を守りゆくことができます。
酒井 日本最高峰の大学病院で教授を務めるドクター部員がいます。いつも誠実で謙虚な姿勢に、信頼は抜群です。彼は多忙ななかでも、時間をこじ開けて、広布の第一線に飛び込み、訪問激励にも全力で走っています。
原田 どんな社会的立場であろうと、広宣流布の信心と行動で、友のため、地域のために尽くす人が尊いのです。

バランスよい食事

橋元 先生は、「妙法流布の仏子(ぶっし)を讃え、励まし、仏法を語れば、歓喜がわき、力がみなぎるものだ。それは、菩薩の、また仏の、強い生命が全身にあふれてくるからだよ。だから、学会活動をすればするほど、ますます元気になる。戦うことが、私の健康法でもある」と言われています。
 そして、「もちろん、人間だから疲れもする。仏法は道理だから、休養も大切だ。しかし、学会活動をやり抜いた疲労は、心地よい、さわやかな疲労であり、すぐに疲れも取れる」と強調されています。
杉本 30歳まで生きられないといわれた池田先生が、80歳を超えた今も、お元気に世界広布の指揮を執られていること自体が、仏法に説かれた「更賜寿命(きょうしじゅみょう)」((さら)に寿命を(たま)う)の姿であると確信します。
酒井 「強盛(ごうじょう)大信力(だいしんりき)をいだして法華宗(ほっけしゅう)の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下(じょうげ)万人(ばんにん)乃至(ないし)日本国の一切衆生(いっさいしゅじょう)(くち)にうたはれ(たま)へ」(同1118ページ)――これこそ、ドクター部の使命でもあります。
 私自身が、いかなる時も慢心(まんしん)(はい)し、広布の仏子を守るドクター部として、さらに成長していきます。
石川 これからは、夏の疲れが一気に出る時期でもあります。バランスのよい食事を心掛けたいものです。特に、夜遅い食事は健康を害します。遅くなる場合は、夕方の早い時間に、素早く栄養になるものを摂取し、夜は少量の食事にしましょう。
酒井 短時間で効果的な全身運動ができるラジオ体操など、適度に体を動かすことも大切です。また、適切な睡眠が、自身の健康を守ります。
原田 広布の戦いは、長い道のりです。賢い生活で、充実の日々を送っていきたい。

(2013. 9.12. 聖教新聞)

 

 

<64> 「行学の二道」は信心の両輪
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

正木 下半期の活動が始まり、学会は青年を先頭に、弘教(ぐきょう)の推進、聖教の拡大など勢いよくスタートダッシュしています。
原田 全同志の真心の献身に心から感謝申し上げます。お元気な池田先生・奥様と共に、総本部完成の11・18へ、いよいよの前進をしていきましょう。
正木 その上で、今一度、確認したいことがあります。年頭、池田先生は随筆で、戦いの焦点として、一人一人の「人間革命」と「ニュー・パワーの育成と台頭」の2つを示されました。私は、この点が極めて重要であると思います。
原田 先日も語り合いましたが、「人間革命・宿命転換」「新たな人材の育成」という信心の「目的」の達成へ、全力を尽くしていくことが大切です。
杉本 先生は「宿命を転換し、幸福になるための信心であり、唱題であり、弘教です。学会活動は、すべて自分のためなんです。題目と折伏をもってして、解決できない悩みなどありません」と言われています。
吉井 「目的」が明確な運動には、活気があふれ、みずみずしい息吹(いぶき)も生まれます。「(みずか)ら進んで挑戦する心」も芽生え、組織も躍動します。
橋元 「ニュー・パワーの育成と台頭」の根本は(てっ)して「一人」を大切にし、励ましを送り続けることです。そして、一つ一つの学会活動の「意義」を語ることも必要です。

人類の未来の大光

竹岡 現在、青年部は青年部教学試験2級に向けて全力をあげていますが、11月に実施される教学部任用試験(申し込みは今月23日まで)も、新たな人材を育成する上で大切です。
橋元 ゆえに、「なぜ、教学が大切か」を語っていかなければなりません。
 そもそも、「行学(ぎょうがく)二道(にどう)をはげみ(そうろう)べし、行学たへなば仏法はあるべからず」(御書1361ページ)と(おお)せの通り、唱題・折伏と教学は、信心修行の両輪であり、根幹(こんかん)です。
吉井 池田先生は、「信心を深めゆくための教学」「広布推進の原動力のための教学」「新しき人間主義の哲学を確立するための教学」と、教学研さんの意義を三点、(つづ)られました。
橋元 つまり第一に、生活の中で起きる困難や悩みも、仏法に照らせば、その本質が明らかになる。教学は人生を照らす灯台となり、自身の強き信心の土台を築く源泉(げんせん)となります。
竹岡 第二に、御書には、日蓮仏法の正義が示され、弘教・拡大の道が明かされています。広布の戦いに(のぞ)む姿勢も、リーダーとしての在り方も、人材育成の要諦(ようてい)も、余すところなく説かれています。御書通りの実践こそ、日蓮仏法の正道なのです。
橋元 第三に、格差や貧困、紛争や環境問題など、現代には未解決の問題が多くあります。混迷を深める社会にあって、解決の光源となる仏法を学び深めることは、人類の未来の大光(たいこう)ともなるのです。
竹岡 「教えることは、二度学ぶことである」とは、フランスの有名な思想家の格言です。受験者と共に、私たち自身も、「行学の二道」を実践し、皆が広布の人材へと成長する任用試験にしていきたい。
原田 広宣流布の「道」は、先生が大きく開いてくださいました。堅固(けんご)な「城」も築いてくださいました。あとは、「人」です。ニュー・パワーと共に、一人一人が生まれ変わった決意で、広布の闘士として立ち上がる時です。

皆が幸福博士に!

正木 さて、現在、婦人部では、友情の花、幸福の花を爛漫(らんまん)と咲かせゆく婦人部総会が、明るく、にぎやかに開催されています。
杉本 聖教新聞の婦人部総会特集(9月3日・14日付)やグラフSGIなどを活用し、さまざまな工夫をしながら、全員が主役≠フ総会が、全国各地で展開されています。
吉井 今年は、総会の中心となる「グループ」の発足から35周年の佳節(かせつ)です。
杉本 小さな単位で学び、語り合う集いであるグループは、一人一人の信心を(はぐく)み、広布を支える大きな(ちから)となってきました。
 「皆で語り 皆で学び 皆が創価の幸福博士に!」と誓い合う喜びの場が、婦人部総会です。
正木 日蓮大聖人も、女性の友情と連帯を大事にされています。
 「()御文(おんふみ)藤四郎殿(とうしろうどの)女房(にょうぼう)と常によりあひて御覧(ごらん)あるべく候」(同1114ページ)、「同心(どうしん)なれば此の文を二人して人によませて・きこしめせ」(同1324ページ)など、身近な地域で、女性同士が寄り合い、仏法を学び、励まし合っていくよう、繰り返し指導もされています。
原田 聡明に、幸福と平和のスクラムを広げゆく、世界一の婦人部の大行進を、壮年部、青年部も応援してまいりたい。総会の大成功を皆で、しっかり祈念していきましょう。
吉井 本年はまた、婦人部歌「母の曲」の誕生から35周年でもあります。
杉本 ♪幼子(おさなご)抱きて 汗流し……。池田先生が、「皆さん方の日夜(にちや)のご活躍に、心からの敬意を表して」と作られた歌は、優しい曲調で、婦人部を思う心が、万感(ばんかん)胸に迫ります。
竹岡 創価学会公式ホームページ「SOKAnet」では、期間限定で「母の曲」が配信されています。
杉本 師と共に、朗らかな笑顔と希望の語らいで、人間主義のスクラムを大きく広げてまいります。

(2013. 9.16. 聖教新聞)

 

 

<65> 追善回向の本義は学会の信心に
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

吉井 9月23日を中心に、全国の主要会館、墓地公園、納骨堂で、秋の彼岸(ひがん)勤行法要が行われます。
杉本 日蓮大聖人は、御義口伝(おんぎくでん)で明確に(おお)せです。「今、日蓮と、その弟子たちが、亡くなられた聖霊(しょうりょう)追善(ついぜん)し、法華経(ほけきょう)読誦(どくじゅ)し、南無妙法蓮華経と唱える時、題目の光が無間地獄(むけんじごく)にまで(いた)って、即身(そくしん)成仏させる。廻向(えこう)(もん)は、ここから(こと)()こるのである」(御書712ページ、通解)
原田 題目の光は、たとえ、その生命が苦悩の中にあったとしても赫々(かっかく)と照らし、必ず即身成仏させるとの御断言です。この御本仏の仰せを大確信していくならば、嘆きに沈むことはありません。
正木 私たちの題目には、それほど計り知れない功力(くりき)があります。池田先生は、御聖訓の上から「故人が生前に唱題する機会がなかった場合もあろう。しかし、題目の(ちから)広大無辺(こうだいむへん)である。遺族が唱える題目は、間違いなく故人に届く」と強調されています。
原田 「回向(えこう)」とは本来、自身が真剣な仏道修行で得た功徳(くどく)を、他者に「(めぐ)らし向ける」ことです。
 御書に「自身(ほとけ)にならずしては父母をだにもすくいがたし・いわうや他人をや」(1429ページ)とあるように、大聖人の御遺命(ごゆいめい)である広宣流布へ行動する学会員の勤行・唱題こそ、故人への最高の追善回向となります。
正木 私たちは、日々の勤行の御祈念文(ごきねんもん)の中で、「先祖代々ならびに会員・友人の諸精霊(しょしょうりょう)追善供養(くよう)のために」と、先祖をはじめ、自分に関わった故人に対して追善供養を行っています。その意味で、学会員の朝晩の勤行・唱題は、毎日が彼岸、つまり「(じょう)彼岸」の実践といえます。
竹岡 これが日蓮仏法の追善回向の本義(ほんぎ)です。日顕宗の坊主が、「僧侶が(おが)まなければ成仏できない」と言っていることが、いかに的外れなものかが、よく分かります。
正木 そもそも、御書には、そのようなことは一切書かれていません。全くの邪義(じゃぎ)です。それどころか私の葬儀は在家(ざいけ)に任せて、僧は修行に専念せよ≠ニいうのが釈尊の遺言(ゆいごん)でもありました。
杉本 日顕宗の言い分は、この釈尊の精神にも真っ向から違背(いはい)していますね。
原田 大切なのは、一人一人の信心です。御本尊を信じ、広布に励むことこそが、追善回向の根本なのです。
 学会の同志が会館等に集い、清々(すがすが)しく勤行・唱題し、信心の継承者として広布への決意を深める――この学会の法要こそ、大聖人のお心に(のっと)ったものです。

供養集め≠ノ狂奔

橋元 また、日顕宗の連中は、「塔婆(とうば)を立てないと故人が地獄に()ちる」などと信者を脅しますが、これも御書にはない、大聖人の仏法とは無縁の邪義です。
正木 逆に、大聖人は、堕落(だらく)した悪僧を「食法(じきほう)がき」(御書1111ページ)と痛烈に破折(はしゃく)されている。
竹岡 たとえば、「お経回り」と称して檀家(だんか)を訪れ、坊主の読経(どきょう)をありがたいものだと思わせては供養を稼いだり、塔婆や戒名を金もうけの道具≠ノし、仏法を利用して供養集めに狂奔(きょうほん)する姿は、まさに「食法餓鬼(がき)」です。
橋元 そして、腐敗(ふはい)堕落(だらく)した日顕、日如ら宗門の坊主は、供養を取るだけ取って、豪遊、遊戯雑談(ゆげぞうだん)に明け暮れてきたのが実態だ。
吉井 大聖人は「真心からの供養でも、悪への供養であれば功徳とならず、かえって悪道(あくどう)に堕ちてしまう」(同1486ページ、通解)と仰せです。
原田 邪宗門に供養すれば、謗法(ほうぼう)与同罪(よどうざい)で成仏どころか()地獄の(いん)を積むことになるのは、御書の上からも明白です。
橋元 創価新報の最新号(9月18日付)では、特集「日蓮正宗の実態」として、宗祖の教義をねじ曲げ、化儀(けぎ)を悪用し、信者をだましてきた日顕宗の堕落と謗法の数々が、動かしがたい証拠≠フ写真等と共に掲載されている。
竹岡 その典型が、大石寺の檀家総代が、神社の氏子(うじこ)総代を兼務していた問題だ。日顕・日如はこれまで、信者に再三、「謗法厳誡(げんかい)」と語ってきた。にもかかわらず、この問題が発覚してから半年以上がたった今も、口をつぐんだまま。任命責任、説明責任を全く果たそうとしない。
橋元 大石寺の総代といえば、信者の模範となるべき立場。その総代人事を承認したのは前法主・日顕、再任を認めたのは現法主・日如だ。ところが、日顕、日如は、その大謗法を放置したままだ。
 大聖人、日興上人への(だい)違背(いはい)である、この問題では、各地で法華講員も、何の釈明もできず、立ち往生している。
竹岡 そもそも、日顕は、1989年7月、福島市内の禅寺に祖先の墓を建てた。コソコソ裏口から入って、法要まで行った。呆れた大謗法だ。宗門は、根っこから腐っている。
橋元 私たち青年部は、これからも日顕宗の悪を断じて責め続けます。

破邪顕正の対話を

杉本 釈尊は、名聞名利(みょうもんみょうり)提婆達多(だいばだった)が反逆し、教団の転覆を(はか)った時、大勢の弟子たちの前で、彼を痛烈に呵責(かしゃく)します。それは、他の弟子たちが悪に(たぶら)かされないようにするための釈尊の慈悲(じひ)でした。
竹岡 温和な仏陀(ぶっだ)を想像する人には、驚きかもしれませんが、万人の幸福への道を閉ざす根本の悪、すなわち「仏敵(ぶってき)」とは、どこまでも戦い続けたのが仏です。
吉井 経文にも、「法を()ぶる者を見て置いて呵責し駈遣(くけん)挙処(こしょ)せずんば(まさ)に知るべし()の人は仏法の中の(あだ)なり、()()く駈遣し呵責し挙処せば是れ我が弟子・真の声聞(しょうもん)なり」(同26ページ)と説かれています。
正木 つまり、悪と戦わないのは、悪をなすのと同じなのです。ゆえに、学会は、日顕宗と戦い続けるのです。
原田 「仏法は勝負」を心に刻み、真剣な祈りと破邪顕正(はじゃけんせい)の対話で、「創価完勝の旗」を打ち立てていこうではありませんか!

(2013. 9.19. 聖教新聞)

 

 

<66> 聖教と共に 高らかに希望の対話を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

正木 弘教(ぐきょう)、人材の拡大とともに、下半期の活動の基調の一つが、「機関紙」の拡大です。
竹岡 「仏は文字(もじ)()って衆生(しゅじょう)()(たま)うなり」(御書153ページ)――これが仏法です。
杉本 私たち学会は、この日蓮大聖人の(おお)せのままに、「文字の(ちから)」で、民衆を救う世界広宣流布を進めてきました。その(はしら)こそ、聖教新聞です。
竹岡 「新聞をつくろう。機関紙をつくろうよ。これからは言論の時代だ」――勇壮に呼び掛けられた戸田先生の構想を胸に、池田先生との師弟の闘争によって、聖教新聞は誕生しました。
杉本 戸田先生は心に期しておられました。
 庶民が、自分たちの新聞を掲げて、幸福と勝利の哲学を楽しく語り合える日を!
 夢見ておられました。
 民衆が新聞を手に取り団結し、社会に正義と希望の対話を広げゆく、まばゆい人間世紀の到来を!
原田 そして、創刊以来、激闘の最中(さなか)も、障魔の嵐の渦中(かちゅう)も、常に紙面の充実に心を砕き、自ら筆を振るい続けてくださっているのが、池田先生です。
吉井 10月からは新たに、オーストリアが誇る声楽家のユッタ・ウンカルト=サイフェルト博士との対談「生命の(ひかり) 母の歌」の連載が始まります。
杉本 全盲の両親のもと、世界的なソプラノ歌手になられた博士と池田先生との、「文化の(ちから)」「青年の育成と音楽」「女性と社会」「戦争と平和」「生と死」などをめぐる対談が、今から楽しみでなりません。
吉井 また、聖教新聞には妙法の力で、苦難を打開し、人生を切り開いた信仰体験も日々、掲載されています。
橋元 先生は、世の(やみ)が深いからこそ、聖教新聞は一段と明るく、信仰の希望を発信してまいりたい≠ニ(つづ)られています。
正木 私たちは、聖教と共に、人々に喜びと安心をもたらす「智慧(ちえ)の対話」、庶民を苦しめる悪を打ち破る「正義の対話」、新しい未来を断固と勝ち開く「信念の対話」を、勇敢に堂々と展開していきたい。

民衆の連帯を拡充

原田 聖教新聞が発刊できるのも、日頃からご愛読いただいている読者の皆さま、日々、労苦(ろうく)をいとわず配達してくださる全国の「無冠(むかん)の友」、通信員、新聞長の皆さまをはじめ、支えてくださる全ての皆さまのご尽力のたまものです。あらためて、心から感謝と御礼を申し上げます。
吉井 今月末には、「聖教新聞PR版 2013年秋季号」も、各地区に届きます。
竹岡 かつて、池田先生は、「最も深い革命は、思想の革命である。いかなる人の生命も尊極(そんごく)であり、必ず幸福になる権利があるという思想! 自分自身が変われば、人生も、環境も、世界も変えていけるという『人間革命』の思想! 高らかに新しき『思想の喇叭(らっぱ)』を吹き鳴らすのが、わが聖教新聞の使命だ」と教えてくださいました。
杉本 豊富な写真で学会の真実を伝える、グラフSGIでは、完成したばかりの10月号から12月号までの3号連続で、「語ろう! SOKA(創価)の魅力」と題した特集も組まれています。
原田 さあ、師弟の機関紙誌によって結ばれた、我らの民衆の連帯≠、さらに深く広く拡充していこうではないですか!

成長を信じ励ます

橋元 さて、少年少女部は1965年(昭和40年)9月23日に結成され、48年となります。
原田 「少年少女部は、私の手作りです。私が、全生命を注いできた(たから)です」と、池田先生は明言されています。
 この思いを心に刻み、新たに誕生した未来部各部の部長と一緒に、全国の未来部育成部長、21世紀使命会の友らが、宝の少年少女部、中等部、高等部の育成に全力をあげてくださっています。
 心から感謝いたします。
吉井 先生は現在、少年少女きぼう新聞、未来ジャーナルに、「希望の大空へ」「未来対話」を掲載してくださっています。
橋元 連載開始から1年半。次代を担う後継への渾身(こんしん)の励ましに、大きな反響が寄せられ続けています。私自身も、師への感謝を胸に、未来部の育成に全魂(ぜんこん)を傾けていく決意です。
竹岡 今、日本は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まり、喜びに湧いています。この7年後のオリンピックを担うのは、間違いなく今の未来部世代です。彼ら彼女たちが大きな夢を(いだ)き、努力を重ねた分だけ、社会も発展します。
正木 その応援をするのが、私たちです。ある教育者は、低下が叫ばれる、子どもの「自尊(じそん)感情」(自分を価値ある人間だと思う感情)を高めるために大切なのは、「親と子」「教師と生徒」といったタテの関係、友人同士のようなヨコの関係以外に、異世代間の「ナナメの関係」であると強調しています。
橋元 いわく、「親ではどうしても、『駄目!』と言わざるを得ないところを、ナナメの関係の人は、それを認め、勇気付けを中心にできます。その結果、子どもの自尊感情は高まります」と。
正木 成長を信じ、各部が力を合わせて、励ましを送る学会の未来部育成は、まさに、模範(もはん)の関係ではないでしょうか。未来の宝たちに温かな真心のエールを送っていきましょう。

(2013. 9.23. 聖教新聞)

 

 

<67> 尊き陰の労苦に福徳は無量
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

杉本 広宣流布の活動は、幾多の方々の陰の尽力によって支えられています。統監(とうかん)部の皆さまも、その代表です。
正木 池田先生は、「人知れずに皆を支えて、新たな前進の道を開いてくれている、最も偉大な方々」と統監部の皆さまをたたえられています。
原田 統監部の陰の労苦(ろうく)なくして、広宣流布は成し遂げられません。「正しい事実」を(とら)え、的確に手を打ち続けてこそ、広布の一切の勝利は開かれます。
 あらためて、深く御礼申し上げます。
吉井 数学の天才であられた戸田先生は、口癖のように言われていたと(うかが)いました。
 「どの世界でも、何らかの数の計算がある。私たち創価学会は、地球上で最も尊厳な生命をどれだけ守り、どれだけの人に妙法を受持(じゅじ)せしめ、どれだけの人を幸せにしたかということを数えるのである」と。
正木 この「幸福の数学」の大博士こそ、統監部の皆さま方です。
 それは、「平和の拡大」を数える尊き労作業でもあります。
杉本 だからこそ、池田先生は、鉄鋼王カーネギーの「大事業というものは、きびしい誠実さの上にだけ築きあげられるもので、それ以外のなにも要求しない」(坂西志保訳)との言葉を贈り、「統監部の皆さまに感謝! 真剣な闘争をしゆく人のみが永遠の勝者と輝く」と言われているのだと思います。

記念指導集を発刊

橋元 「一枚の統監カードは/『一枚の紙』にあらず/『一人の生命』なり」――これが、統監部の永遠の指針です。
吉井 日蓮大聖人は、当時の日本の人口について、「男は十九億九万四千八百二十八人・女は二十九億九万四千八百三十人」、合わせて「四十九億八万九千六百五十八人」等と詳細に書き留められています(御書1072ページ、異なる人数を記された御抄(ごしょう))もある)。
竹岡 ここでの「億」は、今と違って「十万」に当たります。大聖人は、当時の日本の全人口を約五百万人と見ておられたことになります。
橋元 注目すべきは、大聖人が人口を「一桁」の数まで掌握され、胸中(きょうちゅう)に収められていることです。そこには、「一人も残らず幸福にしていくのだ」との、執念とも思える甚深(じんじん)のお心が(はい)されてなりません。
竹岡 統監部の皆さま方の人知れぬ奮闘は、この大聖人の御精神に真っすぐ連なる偉業であると確信しています。
正木 ともあれ、「陰徳(いんとく)あれば陽報(ようほう)あり」(同1178ページ)であり、「かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり」(同1527ページ)です。
原田 御本仏・日蓮大聖人の()照覧(しょうらん)は間違いありません。
 統監部の皆さま方の無量(むりょう)福徳(ふくとく)は、生々(しょうじょう)世々に輝きわたり、子孫末代まで流れ通っていくのです。
橋元 現在、結成60周年を記念した統監部指導集「広布の(かなめ) 師弟勝利の統監部」が完成し、順次、統監部の皆さまに、お渡ししています。
杉本 池田先生は、発刊に寄せて、「いつも私と一緒に広布の黄金の歴史を刻んできてくれた共戦の同志が、誉れの統監部なのです」と(つづ)られています。
原田 全国の統監部の皆さま! これからも、池田先生と(とも)に、「正確・明確な統監部」「基本を大切にする統監部」「広布伸展(しんてん)を支える統監部」の3モットーを胸に、どうかよろしくお願いします。

普賢のスクラムを

竹岡 さて、10月1日は、「学術部の日」です。
吉井 先生は昨年の結成50周年を記念する大会に、「勝ち開け 英知と勇気の 学術部」との句を贈られました。
竹岡 まさに、ここの学術部の使命が凝縮されていると感じます。
原田 1962年(昭和37年)、1期生10人からスタートした学術部は、池田先生の深き期待と渾身(こんしん)の激励を受け、大発展してきました。
杉本 その舞台は、日本だけでなく、世界中に広がっています。
正木 女性学術者も、青年学術者も、見事な実証(じっしょう)を示しています。地域にあっても、各種のセミナーなどで活躍しています。
吉井 世界的な宗教学者であるハーバード大学名誉教授のハービー・コックス博士は、創価の人間革命の知恵と実践の中に、混乱の社会を調和と安定へと導く方途が示唆(しさ)されている≠ニ語られています。
杉本 その意味で、妙法の研究者の集いである学術部の存在は、平和と共生(きょうせい)の世界をつくっていくために、ますます重要になりますね。
橋元 5年前に誕生した学術部歌「英知の宝冠(ほうかん)」には、「磨き抜いた英知は、何のため≠ノあるのか。自身の立身出世や自己満足などではない。民衆を守り抜くため、師と共に平和の大道(だいどう)を開きゆくため!」――との弟子の誓いが込められています。
正木 「340」の名誉学術称号を受けられた池田先生が、「名誉ある学術部の一員」と言ってくださっている学術部の前進があってこそ、世界広布のさらなる発展があります。
原田 「言論闘争の勇者」「民衆厳護(げんご)の要塞」「平和・文化の灯台」「広宣拡大の師子(しし)」――四つのモットーのままに戦い、普賢(ふげん)菩薩(ぼさつ)のごとく、地球上に英知のスクラムを広げゆくことを願ってやみません。

(2013. 9.26. 聖教新聞)

 

 

<68> 一人立つ行動から広宣流布は始まる
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

吉井 今年も、10月2日「世界平和の日」が巡り来ます。
橋元 私たちにとって、「世界広布」(そく)恒久(こうきゅう)平和」の実現を誓い、行動を起こす日です。
吉井 1960年のこの日、池田先生は、東京・羽田空港からアメリカ・ハワイへ飛び立ち、世界への第一歩をしるされました。
杉本 「君は世界に()くんだ」と遺言(ゆいごん)された恩師・戸田先生の逝去から2年半後の命日でした。池田先生は、上着の内ポケットに恩師の写真を納め、師弟一体で世界広布の長征(ちょうせい)をを開始されたのです。
竹岡 その様子は、小説『新・人間革命』第1巻「旭日(きょくじつ)」の章に詳しく書かれています。
杉本 「世界広布の第一陣として、行ってまいります」――先生は、地涌(じゆ)の友が、二陣、三陣と後に続くことを願い、見送りに来た人たちに、元気よくあいさつされ、出発されました。
竹岡 聖教新聞(60年10月5日付)の1面には、「世界広布の第一陣」の見出しが躍りました。「世界広布」という言葉が大きく紙面を飾ったのは、これが初めてのことでした。
橋元 それほど、世界≠フ実感が乏しかった時代だったと、当時を知る先輩から(うかが)いました。
正木 しかし、広宣流布は一人立つことから始まります。勇気をもって、一歩踏み出すことから、世界は変わる。これこそ、一念三千の妙法の極理(ごくり)です。
原田 その通り、池田先生の師弟の闘争と、不二の同志の共戦により、妙法の種子は、世界192カ国・地域に広がりました。

大聖人の御遺命

吉井 訪れたハワイの地で先生が行ったことは、座談会を中心とした、一対一の指導・激励でした。
竹岡 その真情が『新・人間革命』に書かれています。「伸一の平和旅は、生きる希望を失い、人生の悲哀(ひあい)に打ちひしがれた人びとに、勇気の()(てん)じることから始まったのである。それは、およそ世界の平和とはほど遠い、微細なことのように思えるかもしれない。しかし、平和の原点は、どこまでも人間にある。一人ひとりの人間の蘇生(そせい)歓喜(かんき)なくして、真実の平和はないことを、伸一は知悉(ちしつ)していた」
正木 (てっ)して、一人を大切にし、語らい、励ましてきたからこそ、今日の大創価学会となりました。
杉本 先生のハワイ滞在は、わずか三十数時間。しかし、ここに人類の歴史に新しい夜明けを告げる、平和の旭日が昇ったのです。
竹岡 この時、先生は24日間で、3カ国9都市を訪問。行程を直線距離にすれば、地球一周以上です。
杉本 そこには、一人でも同志がいれば、いかに遠くとも、(たず)ねあて、励まそう∞たとえメンバーがいなくても、地涌の菩薩(ぼさつ)がわきいでるよう、題目を大地に染みこませよう≠ニの信念の闘争がありました。
原田 今こそ、この大精神を受け継ぎ、一人一人が大聖人の御遺命(ごゆいめい)である世界広宣流布への決意を新たにする時です。

「今生人界の思出」

吉井 9月度の座談会拝読御書では、「持妙法華問答抄(じみょうほっけもんどうしょう)」の「(すべから)く心を(いつ)にして南無妙法蓮華経と(われ)(とな)()をも(すすめ)んのみこそ今生(こんじょう)人界(にんかい)思出(おもいで)なるべき」(御書467ページ)の御文を研鑽(けんさん)しました。
橋元 日蓮大聖人御在世(ございせ)の当時、仏教では、楽しみの境涯(きょうがい)は、現実を離れたところでしか得られないとの教えが一般的でした。
正木 ところが大聖人は、妙法を(たも)つことで、今世(こんぜ)来世(らいせ)も必ず幸福になるとされ、これが今世の一生の名誉であり、「今生人界の思出(おもいで)」であると訴えられたのです。まさに革新的な宣言でした。
吉井 今、192カ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)の同志たちは、文化、言語、民族の違いを超え、南無妙法蓮華経の題目を唱え、弘通(ぐつう)しています。
原田 入会動機はそれぞれですが、皆が「仏法に出あった喜び自体が最高の功徳(くどく)」と言います。この実感があるからこそ、人に話さずにはいられないのです。
 「人の幸福を願う人生の深さを知った」――喜びに基づく対話が、SGI発展の原動力です。
竹岡 「(われ)(とな)()をも(すすめ)ん」との自行化他(じぎょうけた)の実践は、自他(とも)の地涌の生命を呼び覚ます行動です。
橋元 仏法では、誰もがあらゆる苦難をはね返し、いかなる困難も勝ち越えていける強い生命力をもっていると説かれています。
正木 その(ちから)を出して自身の幸福境涯を確立し、さらに他者の根源の力を呼び覚ます――「自他共の幸福」を築くのが、折伏・弘教の醍醐味です。
杉本 「友の悩みに耳を傾け、励ましを贈る。同志の幸福を真剣に祈っていく。人々に尽くしゆく学会活動こそ、最高の生きがいが輝く、充実と満足の道」と、池田先生は言われました。
原田 (みずか)らの地涌の菩薩の生命を躍動させ、同時に多くの人の地涌の生命を開いていくことが、「今生(こんじょう)人界(にんかい)思出(おもいで)」となります。勇気の対話で、幸福と勝利の連帯を広げましょう。

(2013. 9.30. 聖教新聞)

 

 

<69> 一番苦労した人が一番幸せに!
出席者:原田会長、正木理事長、島瀬離島部長、杉本婦人部長、橋元青年部長、吉井女子部長

吉井 9月29日に、全国で、青年部教学試験2級が実施されました。
原田 受験者の方はもちろん、担当者、役員など、全ての関係者のご尽力に、心から感謝申し上げます。
橋元 池田先生は、挑戦した人は、全員が「信心の勝利者」であり、努力した人は一人ももれなく「福徳(ふくとく)の勝利者」である≠ニ、言われました。
正木 多忙な中、若くして最高峰の生命哲学を学び、心肝(しんかん)に染め、実践しゆく皆さんの幸福と栄光は、絶対です。
橋元 学会は、どこまでも日蓮大聖人直結、御書根本です。青年部はこれからも、勇気凛々(りんりん)と「行学(ぎょうがく)二道(にどう)」を歩んでまいります。

今いる場所で勝つ

杉本 さて10月7日で、「離島部の日」の淵源(えんげん)となった離島本部(当時)の総会から35周年となります。
島瀬 一番、苦労されている人が、一番、幸せになってもらいたい!――これが、池田先生の一貫して変わらない信念です。
杉本 先生と奥様は日々、懸命に戦う離島の同志の姿を思い浮かべながら、幸福と勝利を祈ってくださっています。
吉井 9月16日付の聖教新聞の1面では、宮城・塩釜市の野々島で行われた、福光(ふっこう)第2回「東北離島代表者会議」の様子が紹介されていました。
原田 参加者が笑顔で手を振る写真をご覧になった先生は、皆さんに心温まる伝言を送り、励ましてくださったのです。
島瀬 師匠との心の交流に皆が歓喜(かんき)していました。この真心こもる激励にお応えするため、一人一人が「絶対に勝ってみせる!」「幸せになって見せる!」と決意しています。
正木 広布の歴史は離島から大きく発展してきました。日蓮大聖人が数々の重書を(あらわ)し、一閻浮提(いちえんぶだい)広宣流布への大確信を明らかにされた佐渡も離島です。
吉井 池田先生の世界広布の第一歩も、ハワイから始まりました。SGIの発足もグアム島でした。
島瀬 使命の天地に生きる喜びが日夜、「正義の勝利島」構築のために奮闘する同志の(ちから)源泉(げんせん)です。たとえば、東京の八丈島では、常に島民の2割を超える方が聖教新聞を購読。他にも多くの島々で、世界広布の模範と輝く実証を示してくださっています。
橋元 35年前の総会で、池田先生は語られました。
 一つの島は、いわば一つの国である。太陽が昇れば、地球が明るくなる。同じように、使命に生きる人間が一人立てば、地域を幸福と歓喜の(ひかり)で満たしていくことができる≠ニ。
島瀬 今いる場所で勝つことを示された、離島部の永遠の指針です。
吉井 さらに先生は、大聖人が佐渡の地で(あらわ)された「開目抄」の一節を(はい)されました。「我(なら)びに我が弟子・諸難(しょなん)ありとも(うたが)う心なくば自然(じねん)仏界(ぶっかい)にいたるべし」(御書234ページ)
杉本 どんなに厳しい状況であっても、師と弟子が、不動の信心で戦い抜くならば、必ず必ず金剛不壊(こんごうふえ)の勝利者の大境涯(きょうがい)を開くことができます。
正木 さあ、離島部の皆さん! 先生と(とも)に、世界広布の新たな船出を開始していきましょう。

社会の繁栄のため

原田 先日、ある識者と話をした際、学会の「祭り」との関わりが話題になりました。
 その識者は、学会が地域の繁栄のため、「祭り」などの地元の行事に積極的に協力・参加していることを高く評価していました。頑迷(がんめい)な宗門との決別が一つの転換点となり、地域との信頼・友好が大きく進んだと述べていました。
橋元 現代において、「祭り」といっても、宗教的意味は薄く、地域の発展、親睦を図るという社会的、文化的な意味合いが強くなっています。
杉本 その意味で、私たちが「祭り」などに参加することは、何ら問題はありませんね。
島瀬 むしろ、地域貢献、友好拡大という観点からは、広布のためともいえるのではないでしょうか。
正木 御書に「謗法(ほうぼう)と申すは違背(いはい)()なり」(4ページ)と(おお)せの通り、あくまで正法に背き、誹謗(ひぼう)することが謗法の本質的な意味です。私たちの地域行事への参加は、「地域貢献の行動」です。「御本尊に対する信心」が揺るぎないのであれば、まったく謗法には当たりません。
原田 学会の謗法厳誡(げんかい)の精神は、草創期から変わっていません。その上で、仏法で説く「随方毘尼(ずいほうびに)」の通りに、国や地域の歴史、文化を尊重し、流布してきたからこそ、世界192カ国・地域に大聖人の仏法は広まったのです。
正木 今や、日本最大の宗教団体となり、世界宗教としての大発展の時を迎えた学会が、大聖人の御精神に(のっと)りながら、地域の発展のため、社会の繁栄のために貢献することは、極めて重要なことです。
杉本 地域部の同志をはじめ、学会の同志の皆さんが、町内会や自治会等で要職を(にな)うなど、近隣社会に積極的に関わることで、「地域が明るくなった」「街が活気をおびてきた」との声を多く聞きます。
原田 多様な文化を尊び、包んでいくのが仏法の精神です。ここに、妙法の蘇生(そせい)力用(りきゆう)と、智慧(ちえ)発露(はつろ)があるのです。私たちは良識豊かに、常識を大切にし、さらに地域に信頼を広げてまいりたい。

(2013.10. 3. 聖教新聞)

 

 

<70> 師の構想実現へ金剛の決心で!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

杉本 世界広布の本陣「総本部」が竣工しました。
原田 総本部は、1930年(昭和5年)の創立以来、学会が刻んできた、民衆による勝利と正義の歴史の一つの総決算です。
正木 質実剛健の威風堂々たる外観は、世界宗教への力強い飛翔を象徴しています。創価の新たな時代を開く、偉大なる一歩です。
原田 11月の晴れの落慶(らっけい)へ、日々、決意を新たにし、一人一人の大勝利で荘厳(そうごん)していきましょう!

時代変革の突破口

吉井 56年(同31年)10月9日は、広布史に燦然(さんぜん)と輝く「山口開拓闘争」の開始の日です。池田先生はこの日、山口の地に第一歩をしるされます。
竹岡 その前月、戸田先生と池田先生は、全国の情勢を精査。中国方面での弘教に強い信念を(いだ)いていた戸田先生は、池田先生の山口派遣を決めます。
正木 「大作、行ってくれるか」「はい! わかりました」。師弟のあうんの呼吸により、あの山口開拓闘争は始まりました。
原田 戸田先生の一念を全身で受け止め、池田先生は、誰よりも真剣に立ち上がります。そして、恩師の構想を実現するため、金剛(こんごう)の決心で行動され、戸田先生の生涯の総仕上げの時を飾りゆく、拡大の金字塔(きんじとう)を残されました。
橋元 まず訪れたのは、高杉晋作が最も誇りとしていた「奇兵隊」発祥の地である下関でした。
竹岡 戸田先生は、「歴史上、会って語りたい人物」の筆頭に、高杉晋作をあげられています。
吉井 池田先生も、スピーチなどで、高杉晋作の弟子としての生き方≠教えてくださっています。
正木 民衆の(ちから)を結集し、決起し、時代変革の突破口を開いた高杉晋作には、師・吉田松陰への報恩感謝がありました。罪人として(ほうむ)られた師の仇討ちへの執念がありました。
竹岡 また、晋作が率いた「奇兵隊」には、根幹(こんかん)に「師弟の(こころざし)」がありました。全員が「志願兵」として、「誇り」と「責任」をもっていました。ゆえに、民衆による民衆のための革命は成し遂げられたのです。

「負けてたまるか」

橋元 かつて、先生は、山口開拓闘争を振り返り、その大拡大の要諦(ようてい)を三点にわたり、(つづ)られました。
杉本 「勝利への揺るぎなき一念」「祈りを合わせる」、そして「電光石火のスピード」です。
橋元 「私は、広宣流布の拡大の師匠・戸田先生の直弟子である。ならば、拡大できないはずがない」――このように自らを奮い立たせ、負けてたまるか! 勝ってみせる! と、戸田門下生の意地を燃え上がらせながら、確信の対話で、一人一人の仏性(ぶっしょう)を呼び覚ましていかれました。
吉井 さらに、多彩な同志の集まりだったからこそ、「自他彼此(じたひし)の心なく水魚(すいぎょ)(おもい)()して異体同心にして」(御書1337ページ)の御聖訓を命に刻み、共に勤行・唱題し、広宣流布の大願(だいがん)に心を合わせました。
竹岡 また、魔を寄せつけぬ生命の気迫をたぎらせ、リーダー率先(そっせん)の証しである「電光石火のスピード」で、人に会い、電話や手紙で真心を伝えて、励まし、勇気づけました。
橋元 そして、約4カ月で10倍近い拡大を果たしました。この闘争は、恩師の悲願だった75万世帯達成への原動力ともなりました。
原田 人の一生にも、広布の旅路にも必ず「転機」があります。その時を(とら)えて、行動すれば、未来は開かれます。先生の山口闘争は、そのことを如実(にょじつ)に教えてくださっているのです。

対話運動を楽しく

正木 さて、9月30日付の聖教新聞でも紹介されていましたが、10月1日から、全国の会館等で利用できる新しい映像配信サービス「SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)」が開始されました。
橋元 創価学会の歴史、池田先生の思想と行動、SGIの平和・文化・教育運動などが分かりやすく紹介されているものです。
竹岡 会館や個人会場で、本部幹部会等の中継行事に使用しているネットワークを利用して、見たい時に、見たい番組を、自由に、視聴できるシステムです。
正木 詳細な内容・利用方法は、各会場等に配布されている「番組表」「利用者マニュアル」をご覧いただければ分かります。
杉本 操作も簡単ですので、会合やセミナーなど、友好拡大や人材育成の一助として、存分に活用していただければと思います。
吉井 第一弾として、全60タイトルの番組の配信が始まっています。その全てが、今回、新たに制作されたものです。
杉本 「今まで見たことがなかった映像に感動しました」「早速、友人や同志にも見てもらいたい」などの声も寄せられています。
原田 技術の発展に伴い、社会は大きく変化しています。こうした新しいサービス等を存分に活用しながら、世界に幸福と希望を広げる、創価の大対話運動を楽しくにぎやかに展開していきましょう。

(2013.10. 7. 聖教新聞)