< 座談会 >

世界広布新時代の旭日

 


 

 

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皆さまの大奮闘に心から感謝
自分自身の発迹顕本を
リーダー率先で弘教・拡大!
友人参加の大座談会運動を
心通う「一対一」の対話を
妙法という平和の種を世界に
師への報恩が仏法の根幹
勝利を開くのは確信と情熱
団結あって拡大は進む!
希望の未来へ「価値創造」の挑戦

 

 

 

 

<11> 皆さまの大奮闘に心から感謝
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

原田 本年一年、本当にありがとうございました。全同志の皆さまの尊い真心(まごころ)の大奮闘に、衷心(ちゅうしん)より御礼(おんれい)を申し上げます。大健闘・大勝利をお互いに、最大にたたえ合いたいと思います。
杉本 そして、(かげ)で学会を支えてくださった皆さまに深く感謝し、心から御礼を申し上げます。
正木 会合運営や会館警備、清掃、設営等においては、創価班、牙城(がじょう)会、白蓮(びゃくれん)グループ、壮年部王城(おうじょう)会、婦人部香城(こうじょう)会、白樺(しらかば)会・白樺グループ、会館守る会、創価宝城(ほうじょう)会、サテライトグループ、設営グループをはじめ、多くの皆さまに本当にお世話になりました。
原田 そして新聞長、儀典(ぎてん)長・儀典委員、教宣(きょうせん)部、書籍長、文化長、統監部、未来部育成部長、21世紀使命会、民音推進委員の皆さまの多岐にわたる平和・文化・教育活動への尽力を賛嘆(さんたん)していきたい。
杉本 さらに、厳寒の日も、酷暑の日も、毎日、聖教新聞を配達してくださる全国の「無冠(むかん)の友」の皆さま、本当にありがとうございます。また、個人会場の提供者と、そのご家族の皆さまにも、重ねて心から御礼を申し上げます。
橋元 池田先生は、過日の「今日も広布へ」で、同志の奮闘に最大の激励を贈ってくださっています。
 「広宣流布の戦いの労苦(ろうく)は、全て、自分自身と一家眷属(けんぞく)の大福運に変わる。未来永遠に一切を勝ち越えていく生命に必ずなれるということを、深く確信していただきたい」と。
正木 御聖訓(ごせいくん)に「陰徳(いんとく)あれば陽報(ようほう)あり」(御書1178ページ等)、「かく(隠)れての信あれば・あら(顕)はれての徳あるなり」(同1527ページ)とある通り、広布のための行動は、全てが無量無辺(むりょうむへん)功徳(くどく)へと輝きわたります。
原田 皆で、わが地域の広布の大功労者を心からたたえ、励まし合いながら、明年へ前進していきたい。そして、元日を中心に開催される新年勤行会に、みずみずしい息吹(いぶき)で集い合いましょう。

26年連続の第1位

吉井 先日、本年の年間ベストセラー(トーハン調べ)が発表され、全集部門で『池田大作全集』が第1位に輝きました。1988年(昭和63年)の刊行開始から26年連続の第1位。歴史に残る偉業です。
正木 小説『人間革命』第2版も、第12巻が聖教ワイド文庫で発刊され、文庫化が完結しました。池田先生が「五十年後の、若い読者が読んでもよくわかるように」と推敲(すいこう)され、あらためて刊行されたものです。私自身、もう一度研鑚(けんさん)していきます。
竹岡 明年は『人間革命』執筆開始から50周年を迎えます。今や「人間革命」の理念は世界中に広がり、池田先生の思想と行動に、大きな共感が寄せられています。
吉井 「一人一人が池田会長の教えを模範とし、自身の人間革命から、より良き社会の構築を目指していきましょう」(ブラジル・ペナポリス市カタラニ市議会副議長)など、その賞讃(しょうさん)の声は、(あと)を絶ちません。
橋元 池田先生の平和行動に対する顕彰も相次いでいます。これまでに、23カ国から国家勲章、「345」の名誉学術称号が贈られ、世界の都市からの名誉市民称号は「750」を数えています。
杉本 先生は、こうした顕彰も「すべて、(各国の)わが同志が築いてくださった信頼の(あか)しである」「すべて、皆様方の福徳の象徴である。子孫末代までも大いなる栄誉に包まれゆくことは、絶対に間違いない。これが仏法である」と述べられています。
原田 偉大な師匠のもと、薫陶(くんとう)を受けている私たち弟子一人一人が、より一層、師の思想と行動を徹して学び、広げていきたい。

地涌の使命を胸に

橋元 12月からは、「広宣流布誓願(せいがん)勤行会」が行われ、「広宣流布大誓堂(だいせいどう)」に日本中、世界中から、たくさんの同志の皆さまが集われています。
杉本 皆さん、輝く笑顔で、生まれ変わったような清新な息吹(いぶき)で出発をされています。「歓喜の中の大歓喜」(御書788ページ)の姿そのものです。
竹岡 「一閻浮提(いちえんぶだい)に広宣流布せん(こと)一定(いちじょう)なるべし」(同816ページ)と御聖訓に(おお)せです。世界広宣流布の到来が、より身近なものとして実感できる時代がきました。
原田 創価三代の師弟、なかんずく池田先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争のおかげで、今日(こんにち)があります。今、この時に生まれ合わせることのできた福運、そして地涌(じゆ)の使命を自覚し、いよいよ世界広布へ、歓喜踊躍(ゆやく)して大前進を開始したい。
正木 先生は、教えてくださっています。
 「一人一人が地域や社会から信頼される『賢人(けんじん)』となっていく。それが、世界広宣流布を現実としていく実践です」
 「すべては『一人』から始まります。一人の『心』から、新時代が始まるのです」と。
 わが地区、わがブロックの地域広布の着実な一歩、そして何よりも、私たち一人一人の「心」から「世界広布新時代」が始まります。
原田 「新たに完成した『広宣流布大誓堂』を中心に、創価という無限の希望のスクラムを、さらに一段と大きく広げながら、私たちの誓願の星である、この地球の未来を赫々(かっかく)と照らしていこうではありませんか!」
 ――この先生の呼び掛けを胸に、今いる使命の場所で、一人一人が、新たな「誓願」に立ち上がり、自分自身の「新時代」を開く思いで、「世界広布新時代 開幕の年」を共々に前進してまいりましょう!

(2013.12.26. 聖教新聞)

 

 

<12> 自分自身の発迹顕本を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

吉井 「世界広布新時代 開幕の年」、明けましておめでとうございます!
杉本 お元気な池田先生・奥様と共に、学会が世界宗教へと本格的に飛翔する大切な時を迎えました。全同志の皆さまと一緒に、心から喜び合いたいと思います。
正木 先生は昨年、これからの黄金の3年≠フ開幕に当たり、「深く大きく境涯(きょうがい)を開き、目の覚めるような自分自身と創価学会の発迹顕本(ほっしゃくけんぽん)を頼む」と指導されました。
原田 発迹顕本とは「迹を(ひら)いて本を(あらわ)す」。つまり、「迹=仮の姿」を発いて、「本=本来の<RUBY>境地<RP>(<RT>きょうち<RP>)</RUBY>」を顕すことです。先生は小説『新・人間革命』「勇将(ゆうしょう)」の章で、「私たちにとって、発迹顕本とは、人びとの幸福と平和を実現する広宣流布を、人生の至上(しじょう)の目的、使命と定め、その果敢(かかん)なる実践を、現実生活のなかで展開していくことにある」と教えてくださいました。
竹岡 日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)である世界広宣流布を、人生の根本目的と定め、生き抜いていくことこそが、私たちにとっての「発迹顕本」となるのですね。
正木 そして、日蓮仏法の信心の本地とは、「師弟の信心」です。池田先生が自らの姿をもって教えてくださった、この「師弟の信心」こそが、大聖人正統の教団である学会の信心の精髄です。
原田 だからこそ、私たちは、池田先生が戸田先生の弟子として全ての構想を実現したように、池田先生の弟子として世界広布という未聞の大事業を、さらに深く大きく広げていかねばなりません。
正木 「世界は、彼方(かなた)にあるのではない。自分の今いる、その家庭が、その職場が、その地域が、絢爛(けんらん)たる使命の大舞台だ」(小説『新・人間革命』「正義」1)とある通り、全員が、世界広布新時代の主役の自覚で、今いる場所で、敢然かんぜんと広布拡大に立ち上がってまいりたい。
杉本 正月は、「年の始め」であり、新春とは「春の始め」でもあります。大聖人は、「正月を、妙法をもって祝う人は、月が次第に満ち、太陽が赫々(かっかく)と昇るように、わが()功徳(くどく)(まさ)り、人にも愛されるようになる」(御書1491ページ、趣意)と仰せです。
原田 先生も、清新な決意で一年を始めることができる正月は、「自身を、いわば『本因妙(ほんいんみょう)』の精神に目覚めさせる好機になる」(「大白蓮華」1月号「勝利の経典『御書』に学ぶ」)と記されています。躍動する喜びの生命のままに、いよいよ健康で福徳ふくとくに満ちた人生を歩んでいきましょう。

笑顔溢れる一念に

杉本 そんな中、創価の青年たちも、新春から大活躍しています。まずは、創価高校の書道部。元日放送のNHKの番組に生出演し、見事な書を披露してくれました。「笑門福来」「天馬のごとく翔けぬけて 希望の風を舞い起こそう 笑顔溢れる一年になりますように 創価高校」と書いた生徒たちの姿は、日本中に感動を呼びました。
橋元 また、日本一の音楽隊「創価ルネサンスバンガード」は3日、アメリカンフットボール日本選手権「ライスボウル」のハーフタイムショーに出演。会場となった東京ドームの約3万人の観衆が見つめる中、大迫力の演技を披露し、大きな拍手喝采を浴びました。
竹岡 さらに、昨年2月に入会した世界王者のボクサーのエピソードも聞きました。彼は世界タイトル戦で、見事に勝利を収め、世界チャンピオンに。昨年末には防衛戦を制し、新たな勝利の道を開き続けています。
橋元 他にも、スポーツの分野では、日本一、世界一を競う舞台で活躍するスポーツ部の同志が多くいます。冬季オリンピックやサッカーのワールドカップが開催される本年も、皆で力強く応援していきたい。
原田 青年が躍動し、青年が伸びゆく社会の未来ほど輝かしいものはありません。青年の可能性をどこまでも信じ、励ましを送り続ける。この「希望の哲学」こそ、現代に求められています。

弟子の永遠の使命

吉井 聖教新聞の新年号には、アメリカ政府の要職を歴任した、ハーバード大学のジョセフ・ナイ博士のインタビューが掲載されていました。
橋元 博士は、池田先生のハーバード大学での講演に際し、招聘(しょうへい)に尽力した方です。その博士が、新時代のリーダーには、「感情を抑制できる知性」と「状況を把握できる知性」が必須であり、それは、先生が講演で主張していた内容と一致すると語っていたことに感動しました。
竹岡 青年部では本年、「核兵器廃絶運動」「アジアの友好と安定」、そして東日本大震災の「心の復興」を主要項目に掲げ、平和運動「SOKAグローバルアクション」を展開していきます。
原田 世界が賛嘆(さんたん)する師の哲学を、いかに社会に広げていくか――ここに私たち弟子の永遠の使命があります。
橋元 戸田先生には、池田先生という希有(けう)の弟子がいました。「大作がいて、私は本当に幸せだ」と、心から信頼する弟子がいたことを、最大の誇りとされていたのです。
 ならば、私たち池田門下の青年部は、今こそ、熱と力をたぎらせ、新しい発想と新しい決意と新しい行動で、広布の新時代を開いていきたい。

(2014. 1. 6. 聖教新聞)

 

 

<13> リーダー率先で弘教・拡大!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

吉井 世界広宣流布の誓願(せいがん)に燃える多くの同志が今、清新な決意で、弘教(ぐきょう)・拡大に取り組んでいます。
正木 特に、同志を鼓舞(こぶ)するリーダーの率先垂範(そっせんすいはん)の弘教のドラマを多く聞きます。
竹岡 男子部では、総県・総区、県・区・圏の男子部長をはじめ、最前線のリーダーたちが、池田先生の誕生日である1月2日を中心に弘教を成就しています。
橋元 埼玉のある総県男子部長は、昨年の任用試験の際、会友の方と共に研さん。一緒に仏法を学び、信仰への理解を深め、感動した友人は喜び勇んで、学会への入会を決意。1月2日、皆の笑顔に包まれる中、晴れの出発となりました。
竹岡 さらに、創価班・牙城会などの大学校生も、勇気の折伏に挑戦しています。
 新潟の創価班大学校生は、プロスポーツの選手です。主力として活躍する彼は、試合や練習で多忙な中も、誓いの道を貫こうと、歯を食いしばって大学校に参加。自身の人間革命の姿で信頼を勝ち取ることを決意し、唱題と対話に挑み、見事にチームの同僚への弘教を実らせました。
橋元 日蓮大聖人は、命にも及ぶ佐渡流罪の大難の渦中(かちゅう)にあって、深く強い「大願(だいがん)」を立てられました。「大願とは法華(ほっけ)弘通(ぐつう)なり」(御書736ページ)と仰せの通り、それは「広宣流布の実現」への「誓願」でした。
正木 現代にあって、この御本仏(ごほんぶつ)のお心のままに、「広宣流布」の大願の成就を誓い、立ち上がった仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の教団こそが、創価学会です。
原田 そうです。全民衆を幸福にする広宣流布こそが、私たちの「誓願」です。その「広宣流布の大願」を誓う根本の道場こそ、東京・信濃町の総本部に立つ「広宣流布大誓堂(だいせいどう)」です。
杉本 世界広布新時代開幕の本年、皆が生まれ変わった決意で、弘教・拡大に楽しく挑戦していきましょう。

目的は「広宣流布」

正木 そうした活動に取り組む上で、留意したいポイントが、「目標」と「目的」の違いです。これまでも何度も確認してきましたが、大事なことなので、今一度、語り合いたいと思います。
杉本 学会の活動は常に、目標を掲げて前進しています。昨年末に行った「ブロック討議」や「地区討議」で、折伏の目標、聖教拡大の目標、人材育成の目標などを明確にした通りです。
吉井 仕事においても、生活の課題においても、目標を決め、期限を意識するからこそ、「より、やろう!」と強い気持ちが湧いてきます。
竹岡 目標を定める上で大切なのは、自発性です。人と比べる必要は全くありません。自ら立てた目標であってこそ、決意を持続させることができます。
橋元 一方で、私たちの学会活動は、全てが、自他共(じたとも)の幸福を実現する「広宣流布」のためのものです。掲げた一つ一つの目標は、その目的を達成するためにあります。
吉井 何のために頑張るのか=\―日々の学会活動の中で、この目的観をしっかりもち、進んでいくことが肝要なのですね。
正木 広宣流布という目的を見失わなければ、常に歓喜(かんき)をもって、活動に取り組むことができます。
杉本 たとえば、聖教新聞の拡大にしても、具体的な「目標」を決めて取り組みます。では、その「目的」は何か。それは、聖教新聞の購読を通じて、仏法や学会の理念・運動への理解を深めてもらうことです。そして、その友人に幸せな人生を歩んでもらうことです。その目的が定まっていれば、祈りもより真剣になります。さまざまな智慧(ちえ)も湧いてきます。
原田 どうか、リーダーの皆さまは、「目的」と「目標」を明確にし、同志が信心の歓喜にあふれて前進できるよう、賢明な指揮をとっていただきたい。

試練こそ成長の時

吉井 今月13日を中心に、全国の会館等で「成人の日」記念勤行会が開催されます。
橋元 本年の新成人の数は、日本全体で121万人。推計を開始して以来、最少といわれています。これは、最も多かった1970年(昭和45年)の246万人の半分以下であり、平成に入って最も多かった94年(平成6年)の207万人を大幅に下回る数字です。
原田 時代は大きく変化しています。少子高齢化の時だからこそ、「人材こそ(たから)」との意識のもと、大切な一人一人を温かく励まし、共々に成長していくことが必須です。
杉本 新たな門出を迎えた友に心からエールを送ります。実社会では、理想と現実の間で、思い悩むこともあると思います。しかし、そんな時こそが、大きく成長できるチャンスです。
竹岡 かつて池田先生は、戸田先生の「難にあった時に、賢者(けんじゃ)は喜び、愚者(ぐしゃ)退(しりぞ)く≠フです。愚か者になってはいけない。難をきっかけに、自分を見つめなさい。みっちり信心してごらん。今の10倍の功徳(くどく)を受けられるよ」との指導を引き、「学会の創立100周年を創りゆく君たちよ! 試練の嵐を恐れるな! 強く堂々たる大樹(たいじゅ)と育ちゆけ!」と、新成人の友に呼び掛けられました。
原田 新たに誕生する成人をはじめ、私たちは「青年と共に」を合言葉に、若々しい息吹(いぶき)で、末法万年にわたる学会の基盤を築いていきたい。

(2014. 1. 9. 聖教新聞)

 

 

<14> 友人参加の大座談会運動を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

正木 新春の本部幹部会が、「全国青年部幹部会」「創価班・牙城会・白蓮グループ大会」「全国通信員大会」の意義も込め、盛大に開催されました。
吉井 今回は、ブラジル・タイ・韓国の青年部代表が活動体験を発表。先頭に立って、弘教・拡大に励む様子が披露されました。
竹岡 池田先生は「師恩(しおん)」に(むく)いる闘争こそが真の弟子であり、「誓願(せいがん)」を貫く生き方こそが人間として最も尊いものだと教えてくださいました。
橋元 青年部では、「伝統の2月」から「3・16」を、「正義♀g大月間」とし、新時代の大拡大に挑みます。全員で堂々と(ほが)らかに、「師恩」に報いる「誓願」の闘争に打って出ていきましょう!

一番大事な活動

吉井 さて、間もなく、本年初の「座談会」が開催されます。
杉本 池田先生はかつて、戸田先生の「学会は座談会中心主義でいく」「初代・牧口先生は、民衆の中に入り、地道に座談会を重ね、一人一人の苦悩の解決に(ちから)を注がれた。これが、学会の誇り高き歴史である」との指針を通し、「一番大事な活動は座談会である。座談会こそ、仏道修行の最前線である」と明確に指導されました。
原田 「座談会」こそ、学会の生命線です。御聖訓には、「心ざしあらん諸人(しょにん)一処(いっしょ)にあつまりて御聴聞(ごちょうもん)あるべし」(御書951ページ)と、同志が集まって語り合い、信心を触発しゆくよう呼び掛けられています。
 まさに、皆で、学び、たたえ、励まし、信心を深め合う座談会こそ、御本仏(ごほんぶつ)(おお)せにかなった正しい仏法実践の在り方なのです。
正木 ゆえに本年、学会では、あらためて、「座談会」を最重要の基盤とし、「大座談会運動」を推進していきます。
橋元 活動大綱でも紹介されていた小説『新・人間革命』の一節に、こうあります。「『座談会』をはじめ、『教学』『折伏(しゃくぶく)』『指導』は、広宣流布運動の(はしら)となる四原則なのである。なかでも、座談会は教学研鑚(けんさん)の場とも、折伏の場とも、また、指導の場ともなる、一切の基盤といえよう。座談会は、民衆の連帯を築く創価学会の縮図である。老若男女が和気あいあいと集い、体験発表があり、御書講義があり、質問会等がある。そこには、歓喜(かんき)と決意と信心向上への息吹が満ちあふれている」
正木 座談会があるからこそ、学会は強いのです。座談会がある限り、学会は不滅(ふめつ)です。

「対話」でなければ

竹岡 ある時、牧口先生に、一人の青年が意見を述べました。「座談会ではなく、もっと大規模な講演会形式にした方がいいと考えますが……」と。
 すると牧口先生は言下(げんか)に答えられました。「いや、それは違う。人生に対する問題は対話でなくては相手に通じない。講演だけでは、聞く方は他人事にしか感じないものだ。日蓮大聖人の『立正安国論』にしても問答(もんどう)の形式ではないか」
原田 座談会こそ、弘教・拡大の原動力です。あの「2月闘争」(1952年&lt;昭和27年&gt;)も、「大阪の戦い」(56年&lt;同31年&gt;)も、座談会が拡大の舞台だったのです。
橋元 発売中のシナノ企画の新対話シリーズ「ZADANKAI(座談会)――世界に広がる歓喜(かんき)()」では、世界同時進行で開催されているザダンカイ≠ェ特集されています。
竹岡 そこで紹介されている、アメリカとボリビアの座談会には、参加した友人の真剣な表情が映し出されていました。
吉井 生き生きと信仰体験を語る同志の言葉に触発される様子が、画面を通じても伝わってきました。
原田 座談会の柱は、この信仰によってつかんだ功徳(くどく)の「体験」にあります。その歓喜の生命に、参加者は感応し、座談会全体が希望に包まれるのです。
杉本 だからこそ、事前の地区協議会等で十分に検討し、実りある内容にしていく必要がありますね。
原田 開催に当たっては、前後の家庭訪問も重要になります。中心者、担当幹部が当日の座談会だけでなく、事前の訪問激励に歩いているという、模範(もはん)の取り組みも聞きます。
杉本 一対一で対話をすれば、要望や意見を聞けます。特技や趣味も分かります。悩みや功徳の体験も知れます。それらを企画などに反映し、皆が主役となるよう工夫していくなかに、座談会の充実もあります。
正木 さらに、座談会の(あと)の励ましも重要です。理由があって参加できなかった方はもちろん、参加された方へは出席の労をねぎらい、発言をたたえ、感想を聞き、次回の参加を呼び掛けていくことです。
杉本 こうした時間を確保するためにも、その他の諸会合は見直し、日常活動、基幹活動の在り方を再構築することも必要です。
正木 ともあれ、同志への励まし、対話の拡大、地域・社会での実証――この日々の活動に連動したリズムこそが、「大座談会運動」の本質です。
原田 混迷の時代だからこそ、先生が言われたように、世界はますます深く強く仏法を求めていると実感します。私たちは、創価の哲学を生き生きと語り、友人参加の明るく楽しい座談会に、全力で取り組んでまいりたい。

(2014. 1.13. 聖教新聞)

 

 

<15> 心通う「一対一」の対話を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

正木 今、リーダー率先の勇気の行動で、全国に広布拡大の息吹(いぶき)がみなぎっています。
原田 奮闘される同志の皆さまが、さらに歓喜にあふれ、喜び勇んで打って出られるよう、皆で祈るとともに、リーダーは賢明な指揮を執っていきたい。
杉本 池田先生は、小説『新・人間革命』第26巻「勇将(ゆうしょう)」の章で、「皆が功徳(くどく)に浴するためにも、人材を育成するうえでも、大切なのは個人指導です」と(つづ)られ、「個人指導」の重要性を強調されています。
 「個人指導によって、先輩幹部と会員の皆さんが結ばれていけば、その(きずな)は強い。大きな会合での指導だけの関係や、組織的な結びつきだけでは、絆は弱い。本当の信頼関係、人間関係はつくれないからです」と。
原田 大きな会合も、もちろん大切ですが、「一対一」の心を(かよ)わせる対話が、学会発展の生命線といえます。
橋元 先生は次のようにも教えてくださっています。「今、幹部の皆さんの、会合での指導と、個人指導の比率は、八対二ぐらいではないかと思う。しかし、二対八を目標にしていけば、もっと人材が育ちます。学会も強くなっていきます。また、何よりも、幹部の皆さんが大きく成長していくことができます」
吉井 私自身、この指導を実践しようと心掛けています。全国各地での会合に参加する際、会合の前後にも、「一対一」の対話、小単位での懇談の場を持つようにしています。
竹岡 一人の幸せを真剣に祈り、深い人間関係を結び、激励を重ねていってこそ、「心の絆」が生まれ、真の人間の連帯を築いていける。このことを先生は教えてくださっています。
原田 奮闘する同志のもとへ足を運び、声をよく聞き、「一人」を励ます対話に皆でさらに徹していこう。

「会合革命」に挑戦

橋元 「一対一」の対話を重視していく上でも、「会合革命」が重要になってきます。
正木 「会合革命」には、主に2点、挙げられると思います。
 1点目は、会合の時間や回数、リズムなどを見直していくこと。
 2点目は、一つ一つの会合の内容をさらに充実させ、前進の息吹あふれるものにしていくことです。
杉本 池田先生は、「勇将」の章で、こう述べられています。「活動を推進していくためには、当然、さまざまな会合を開催していく必要がありますが、打ち出し等の会合は、できる限り少なくして、すべての幹部が、活動の現場に入れる時間を多くもてるように工夫すべきです」
竹岡 さらに、「幹部は、納得と感動を与えていくことです。それには、自分が活動の意味をよく理解し、さあ、やるぞ! 率先垂範(そっせんすいはん)だ≠ニいう気迫に満ちていなければなりません。それが会合革命の原動力になるんです」と。
吉井 体験や御書を通し、何のための活動か∞なぜ、そうするのか≠分かりやすく訴えること、そして、まずリーダーがその(はん)を示すことの重要性を教えてくださっています。
正木 「会合革命」が進んだ分、個人指導や家庭訪問だけでなく、10人の本当の友人づくり≠フための「友好拡大」や「地域貢献」の時間の拡充にもつながります。
原田 「一対一」の心通う対話で、新時代を担う「新しい人材」を育成し、「新しい拡大」のうねりを皆で巻き起こしてまいりましょう。
正木 こうした対話による人材育成に総力を挙げて取り組んでいきたい。その上で重要なのが副役職の皆さんの活躍です。
杉本 経験豊かで、人間関係も(ちから)もある副役職の皆さんの主体的な活躍によって、第一線に活気があふれてきます。
原田 まさに副役職の皆さまこそが、「異体同心(いたいどうしん)」の(かなめ)といえます。(うるわ)しい信心の団結で仲良く前進していきたい。

11月に「任用試験」

橋元 2020年まで、原則として毎年11月に、「教学部任用試験」が実施される予定です。本年の活動大綱でも、「広布の主体者」の育成のために任用試験に(ちから)を入れ、「地区2人以上の合格者」を輩出することが掲げられています。
正木 任用試験は、「弘教(ぐきょう)による新入会員の拡大」「訪問・激励による新たな活動者の拡大」「信心継承(けいしょう)による未来部員の拡大」の人材育成の集約点として、重要な機会となります。
原田 昨年の任用試験でも、さまざまな取り組みがありましたが、特に先駆(せんく)的だったのが中国方面です。
 受験対象者を明確にした上で、地区で「任用協議会」を実施し、「申込4人」の目標に挑戦しました。
竹岡 さらに申込者には、合格責任者を決め、合格まで責任を持つ体制をしっかり取っていました。
 その結果、申込者数、受験者数、合格者数が大幅に増え、近年最多の合格者数を達成したそうです。(すで)に昨年の段階で「地区2人以上の合格者」を輩出できた地域も多くあります。
杉本 「会友(かいゆう)」の方の受験申込・合格者数も飛躍的に増えたそうです。弘教にもつながり、学会理解が大きく広がっています。
原田 任用試験の取り組みは、「弘教・拡大」と「人材育成」の大事な総仕上げとなります。具体的な目標を明確に定め、皆で力を合わせて取り組んでいきましょう。

(2014. 1.16. 聖教新聞)

 

 

<16> 妙法という平和の種を世界に
出席者:原田会長、大場SGI理事長、浅野SGI女性部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

竹岡 「道とは何か。それは、道のなかったところに踏み作られたものだ。荊棘(いばら)ばかりのところに開拓してできたものだ」(竹内好訳)――第3代会長に就任される3カ月前の1960年(昭和35年)2月、池田先生は自身の日記に、この魯迅(ろじん)の言葉を記されます。
大場 すでに先生の胸中には、誰も想像していなかった「世界広宣流布」の構想がありました。「君は、世界の広宣流布の道を開くんだ」との恩師・戸田先生の遺言を実現するため、道なき道≠切り開く覚悟をされていたのです。
原田 第3代会長に就任された5月3日、自宅へ戻られた先生に、香峯子夫人は言われます。「お赤飯の用意はしておりませんが、あなたに何か、会長就任のお祝いの品を贈りたいと思っております」
 すると、先生は「それなら、旅行カバンがいい。一番大きな、丈夫なやつを頼むよ」と答えられます。
橋元 その模様が描かれた、小説『新・人間革命』第1巻「錦秋(きんしゅう)」の章では、さらに続きます。
 「カバンですか。でも、そんなに大きなカバンを持って、どこにお出かけになりますよ」
 「世界を回るんだよ。戸田先生に代わって」
大場 そして先生は、恩師の写真を胸ポケットに納め、このカバンを携え、会長就任から5カ月後の10月2日、世界広布の旅を始められます。
吉井 このカバンは、東京の総本部の創価文化センターに展示されています。

弟子の必死の闘争

原田 日蓮大聖人は、「一閻浮提(いちえんぶだい)に広宣流布せん(こと)一定(いちじょう)なるべし」(御書816ページ)と(おお)せです。一閻浮提とは、全世界のことであり、世界広宣流布は絶対にできるとの御断言です。
大場 ただし、それは、ただ待っていればできるわけではありません。御本仏(ごほんぶつ)の言葉を虚妄(こもう)にしてなるものか!≠ニの弟子の必死の闘争によって、現実となるのです。
竹岡 先生が初めて海外を訪れた折、学会員がいない地域もありました。しかし先生は、「今、私が世界を回って、その国に、妙法という平和の『種子(たね)』を植えておけば、いつかは芽が出る。今、私が『道』を開いておけば、その後に必ず、後輩が誇りをもって続いてくれるにちがいない」と決意されていました。
橋元 まさしく何もない中から、192カ国・地域への拡大という、未曽有(みぞう)の歴史を残されたのです。
原田 次は私たちです。青年を先頭に「人材育成」「折伏・弘教」の新たな前進で、世界広布の新時代を開いてまいりたい。
浅野 研修会で来日されたSGI(創価学会インタナショナル)メンバーが、地方での交流座談会に参加された時のことです。一人の老婦人がSGIの友の手を握り、涙ながらに語られました。「私はこの町を出たことがありません。でも、世界平和を願い、皆に信心の話をしてきました。ところが、なかなか聞いてもらえず、何度、悔し涙を流したことか。でも今日、海外から皆さんが来られた。夢がかないました」
大場 言葉は分からないはずのSGIメンバーも、聞きながら涙していたそうです。こうした草創の同志の祈りと行動によって、SGIは大発展したのです。
浅野 「シンク・グローバリー、アクト・ローカリー(地球規模で考え、地域で行動する)」という言葉がありますが、まさに私たちの運動は、この実践です。世界の平和と人類の幸福を願い、身近な郷土を常寂光土(じょうじゃっこうど)にと、祈り、行動する。これは、そのまま世界広布に直結しています。

映画の祭典を主宰

吉井 世界では今、きら星のごとき人材群が躍り出ています。たとえば、グラフSGIの12月号に掲載されていた、アメリカの地区副婦人部長の活躍には本当に感動しました。
浅野 映画の祭典であるアカデミー賞を主宰する「映画芸術科学アカデミー」の会長を務める方ですね。監督、俳優など、6000人を超える映画人で構成される同アカデミーの中で、アフリカ系アメリカ人の女性が会長を務めるのは、初めてだそうです。
吉井 さらに、映画マーケティングの会社の社長も兼務し、これまで、『未知との遭遇』『英国王のスピーチ』『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのアカデミー賞受賞作を大ヒットに導いてきました。
浅野 華やかな成功を遂げてきた彼女ですが、責任と重圧に押しつぶされそうな時があったそうです。もっと強くなりたい≠ニ考えていた時、秘書の婦人から仏法の話を聞き、座談会に参加。いつも穏やかで明るい秘書の元気の(みなもと)を垣間見た彼女は、「この信仰で無限の可能性を開き、自身を変えることができる」と感じ、入会します。
吉井 多忙な中も信行学を実践。毎朝、先生のスピーチを読み、詩を暗唱してから、「私と(えん)する人を幸せにします!」と誓い、ハリウッドへ向かっているそうです。
橋元 インドのガンジー研究評議会・ラダクリシュナン議長は、「現代世界にあって、世界中の多くの人々に勇気を与え、希望を与え、目的を与えておられるのが池田会長であり、SGIです」と語っています。
原田 さあ、共々に、愉快に堂々と世界広布の大道(だいどう)を歩んでいきましょう。

(2014. 1.20. 聖教新聞)

 

 

<17> 師への報恩が仏法の根幹
出席者:原田会長、大場SGI理事長、浅野SGI女性部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

竹岡 1975年(昭和50年)1月26日、SGI(創価学会インタナショナル)が発足した折、池田先生は参加者に言われます。「どうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の(たね)()いて、その(とうと)い一生を終わってください。私もそうします」
浅野 この言葉通り、SGIの友は、師子奮迅(ししふんじん)の闘争を貫いてこられました。たとえば、昨年の広島での本部幹部会で紹介された、ブラジル鼓笛隊初代隊長の森原意津子(いつこ)さん。彼女は60年(同35年)、18歳の時、家族と一緒にブラジルへ渡ります。
大場 しかし、住み始めた土地は、まるでジャングル。電気も水道もなく、一家は暗く沈んでいました。そんな時、日本から届く聖教新聞や聖教グラフの「鼓笛隊」の写真に引き寄せられます。ブラジルにも、こんな明るく華やかな鼓笛隊を結成し、皆に喜んでもらいたい=\―そう決意した森原さんは63年、鼓笛隊を発足させます。
浅野 いつか日本に行って演奏したい!=Bこれが森原さんの夢でした。以来50年。ひたぶるに祈り、行動してきた結果、数人だったメンバーは4000人を超える陣容へと大発展。そして、森原さんが祈り続けた夢が実現したのです。
吉井 本部幹部会で演奏したメンバーの中には、結成当時の友のお孫さんもいたそうです。森原さんが意気軒高(いきけんこう)に両手を上げ、勝利のVサインをされている姿が、とても印象に残っています。
原田 師弟の心厚き同志の「一人立つ実践」によって、広がったのが、192カ国・地域のSGIの連帯です。

一対一の対話から

橋元 昨年11月の本部幹部会では、東欧リトアニアでの初の御本尊授与式が話題になりました。
浅野 実はここにも、一人の女性の奮闘がありました。同国では10年以上、弘教が進みませんでした。そんな時、この女性に、仏法に耳を傾ける友人ができます。
大場 首都に住む女性の家から、友人が住む街まで100キロ。しかし、友人は仏法を求め、女性のもとに通ってきてくれます。そして6月、晴れの御本尊授与式が行われたのです。その弘教が突破口となり、現在、同国にも地涌(じゆ)の連帯が広がっています。
原田 御書に「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と(とな)へしが、二人・三人・百人と次第(しだい)に唱へつたふるなり、未来も(また)しかるべし、(これ)あに地涌の()(あら)ずや」(1360ページ)とあります。世界広布といっても、一対一の対話から始まることを、如実(にょじつ)に物語るエピソードですね。
吉井 この御文通りに大拡大しているのがインドです。特に女子学生部は、この3年間で、3倍の3500人へ躍進しました。
橋元 聖教新聞1月1日付に掲載された「若き奔流(ほんりゅう)――SGIの青年部」では、5500人の男女学生部のうち、なんと2000人もの学生が、インド最高峰の名門・国立デリー大学で学んでいることも紹介されていました。
大場 なぜ、ここまで広がったのか。それには大要(たいよう)、二つの理由が挙げられます。
 まず、第一に「思想」です。保守的なインド社会にあって、誰人(だれびと)にも無上(むじょう)の尊厳と価値が(そな)わり、かけがえのない使命があることを訴える日蓮仏法は、若いメンバーにとって、とても衝撃的であり、魅力的でもあるのです。
浅野 そして、第二に「体験」です。先に入会した友が変わっていく姿は、仏法への理解を深める大きなきっかけになっています。就職、結婚、家庭など、さまざまな問題を抱えながらも、明るく前向きに歩む姿は、周囲に感動を与え、「私も学会に入って自分を変えたい!」と共感を呼んでいるのです。
吉井 こうして広がった(さち)の連帯の中には、NASA(アメリカ航空宇宙局)のコンテストで二つの賞を受けた友や、伝統舞踊の踊り手として9カ国で公演している友など、同国の未来を(にな)う最優秀の英才が多くいます。

現代史の奇跡

竹岡 聖教新聞には他にも、世界中の同志の体験談や、池田先生と各国の同志の(きずな)(えが)いた「地平線を越えて」など、世界広布の伸展(しんてん)の模様が分かる企画が多くあります。日本の私たちが、世界から学ばなければならないと実感しています。
原田 「世界広布は現代史の奇跡=vと評する識者もいます。これも、恩師の構想を実現せんとする先生の闘争があったからこそです。
竹岡 アメリカ実践哲学協会のマリノフ会長は、SGIの発展について、「ひとえに、師匠の思想を世界に伝えようとするSGI会長の(ちから)(たまもの)です」と洞察(どうさつ)しています。
橋元 日蓮大聖人は「恩を知ることを最高とし、恩を(ほう)ずることを第一としてきた」(御書491ページ、通解)と仰せです。仏法の根幹の道は「恩」です。とりわけ、仏法を教え、人生の規範を示された師への報恩が最も大切です。
原田 では、その師恩に(むく)いる要諦(ようてい)は何か。先生は言われました。「不惜身命(ふしゃくしんみょう)で広宣流布のために戦うことである。大難(だいなん)が競い起ころうとも、身命を惜しまず、邪悪と戦い抜く。そして、正法を(ひろ)めて、人々を救っていく――これこそ、師恩に報いる真の道なのである」
大場 SGIの同志は、今この時に池田先生という偉大な師匠と共に、世界広布に戦うことができる福運と使命を胸に、誓いを新たに大前進しています。
橋元 師恩に報いる我らの世界広布の戦いは、いよいよこれからが本舞台です。

(2014. 1.23. 聖教新聞)

 

 

<18> 勝利を開くのは確信と情熱
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

原田 池田先生にとって、広宣流布の初陣ともいうべき1952年(昭和27年)の「2月闘争」。この戦いを振り返り、指導をしてくださったことがあります。
 「皆は、201世帯という華々しい結果にばかり目がいきがちだろう。しかし、それは違う。私は、ある時は歩いて、ある時はバイクの後ろにまたがって、とにかく、全ての組を回った。一人一人、励まして歩いたんだ。一対一の結びつきで指揮を執った。だから勝った。これを絶対に安易に考えてはならない」
正木 当時の他支部の折伏数の倍に当たる、未曽有(みぞう)の201世帯の弘教。その一つ一つのエピソードを聞いてみると、全てに必ず、先生の励ましがありました。
原田 幹部が(てっ)して家庭訪問に歩き、激励に激励を重ねる。そうすれば、学会はまだまだ強くなる。これが池田先生の思いです。全リーダーが、会合での指導と個人指導の比率を2対8に≠ニ挑戦するなかで、新時代の歴史は開かれるのです。
橋元 その模範が池田先生の「2月闘争」なのですね。当時を共に戦った方々は、先生はまるで、「潜水艦のようだった」と評されます。それは、2月闘争のスタートを切った組長会以来、先生を大きな会合で見かけることはほとんどなかったからです。
原田 まさに、潜るように最前線を駆け回り、ひたすら「一対一」で友を励ます。こうして、それまでの壁を大きく破る「2月闘争」の金字塔(きんじとう)は打ち立てられたのです。
吉井 闘争の最中のある時、入会まもない婦人部の方が意を決して、折伏に行かれることを聞き、先生が付き添われたことがありました。
杉本 道すがら、その婦人の方は緊張のあまり、足がすくんでいたそうです。その様子を見た先生は、「学会歌を歌って、楽しく行きましょう!」と言われ、何回も「同志の歌」を共に口ずさみました。
吉井 最初はか細い声だった婦人も、みるみる元気になったそうです。その日の対話は実らなかったようですが、奮起した婦人は、それ以来、友人への折伏を次々に成就させていかれました。
竹岡 なかなか折伏が進まないメンバーがいれば、自身の対話の姿を見せ、勇気と確信を与えていかれることもありました。
杉本 ひざ詰めで語り合い、共に決意し、そして結果が出るまで責任をもって、共に祈り、対話に歩く。こうした手作りの行動があってこそ、人材は育ちます。先生が示してくださっている通りです。

「限界突破」の拡大

竹岡 「どうすれば、折伏が進むのだろうか」――これが当時のリーダーたちの率直な疑問であり、悩みでもありました。
橋元 その思いに答えるように、戸田先生は言われます。「組織をどう運営しようとか、組織をどう動かすとかいうことは、(まつ)の末である」「組織を動かすのは、信仰に対する絶対の確信と情熱である。その信仰に対する確信と情熱を、組織のなかへ、エネルギーとしてみなぎらすことである」
正木 池田先生は師の教えを忠実に実践し、結果を残されました。私たちも信心で得た喜びの体験を、確信と情熱をもって語っていけば、必ず拡大は進みます。
竹岡 25日からは、「SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)」で、新たな番組「二月闘争――広布拡大の源流」も視聴できるようになりました。
吉井 限界突破の拡大は、どのようにして成し遂げられたのかが、貴重な証言を交えながら分かる素晴らしい内容となっています。
橋元 青年部は、「伝統の2月」から「3・16」を、「正義♀g大月間」として、弘教・拡大と人材育成のうねりを起こしていきます。
原田 御書に、「かかる者の弟子檀那(だんな)とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を(ひろ)むべきなり」(903ページ)とあります。「新時代の2月闘争」の出発に当たり、この番組からも学び、喜び勇んで弘教・拡大に打って出てまいりましょう。

社会に価値を創造

橋元 さて、2月3日で学会の図書贈呈(ぞうてい)運動が始まって40周年の佳節(かせつ)を迎えます。
正木 最初の贈呈先は、1974年(昭和49年)、沖縄・西表島の大原中学校です。池田先生自ら、図書約1000冊と書棚の目録を、校長に手渡されました。
竹岡 この運動は、「青少年の心に滋養(じよう)を!」「子どもたちの手に良書を!」との願いを込め、全国の小・中学校などに進められてきました。「新しき世紀の指導者を育成する伝統を」との先生の思いは、各界から高い評価を受けています。
正木 現在は、東日本大震災の被災地支援の一環としても、図書贈呈を行っています。たとえば、岩手県の陸前高田市の小学校に贈呈した際は、校長から「給食が体の栄養になるように、読書は心や頭の栄養です」と言われ、図書委員長を務める児童からも「新しい本が加わり楽しみです。大切にします」との声が寄せられています。
杉本 同市の中学校の贈呈した際は、生徒代表から「今の学校生活に、本が必要でした。本当にうれしいです」との喜びの声が聞かれ、校長からは「本校では『朝読書』が活発です。良書をたくさん読んで、今後の人生に役立ててほしい」と感謝されました。
原田 「社会に価値を創造」する「創価」の名にふさわしい、平和・文化・教育の活動を、学会は、これからも全力で続けていきたい。

(2014. 1.30. 聖教新聞)

 

 

<19> 団結あって拡大は進む!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

橋元 「新時代」を開く弘教(ぐきょう)・拡大に、皆が勇敢(ゆうかん)に挑んでいます。
原田 その弘教の推進にあって、大切なことが、「各部の団結」です。
正木 たとえば、昨年、7世帯の折伏を達成した茨城県内のある地区。ここでは、見事な団結で、多宝会から青年部まで、勢いよく拡大に取り組んでいます。
杉本 この地区では、座談会の日程を決める際、青年部が出席しやすいよう調整。先輩の温かな励ましに奮起し、青年部は懸命に勉強を重ね、研究発表や御書講義で大活躍しています。
正木 そうした青年の活躍を喜び見つめる多宝会。その先輩たちの足元を案じ、会場の玄関先で優しく声を掛ける青年部――。互いを尊敬し、いたわり合う心に触れた友人にも新鮮な感動が広がっています。
杉本 青年も多宝会の友も、弘教を実らせる中、「活動の根本は真剣な祈り。一人一人が唱題根本に自身の課題に挑戦しています」と語る地区婦人部長の言葉が印象的でした。
橋元 宮城県のある支部では、「青年部は一人残らず、皆が大人材。その活躍が何よりもうれしい」と語る婦人部の励ましを受け、創価班・牙城会の大学校生をはじめ、多くの青年部員が弘教を成就しました。
竹岡 男子部の部長は、「青年を応援しよう!≠ニいう、壮年・婦人部の皆さんの熱い思いを、ひしひしと感じます。信心と人生の先輩からの激励を受け、戦う(たましい)≠燃やしています!」と語っていました。
原田 「純粋な信心で弘教に挑戦する青年部。彼らを、わが子、わが孫のように、温かく励まし続ける壮年・婦人部。わが支部は、各部一丸となった団結力を発揮し、ますます仲良く前進します!」との支部長の言葉通り、団結によって拡大は大きく進んでいます。
吉井 池田先生は(つづ)られました。「互いに尊敬し合い、仲良く助け合っていくことだ。そうすれば、人生と広布の勝利は間違いない。絶対に無敵である」
杉本 さらに、「団結は正しい。団結は美しい。団結は楽しい」と言われ、学会には、「『真心のネットワーク』で結ばれた強固な団結がある。だから強い」と結論されています。
原田 では、その団結の鍵は何か。それは、自らが「一人立つ」ことです。誰かがやるだろう≠ナはなく、自身が真剣に祈り、強くなることです。
 各部の心を合わせた祈りで、新時代の2月闘争を勝ち飾ってまいりたい。

信用は最高の財産

吉井 1月末には、池田先生が青春を駆ける友に贈った箴言(しんげん)を集めた『青年抄』(徳間書店)が発刊され、評判を呼んでいます。
竹岡 「勉学」「友情」「仕事」「恋愛」など、若い世代にぴったりのテーマばかりです。たとえば、「仕事」については、「どんな立場であれ、誠心誠意、仕事に取り組んだ青年が、『信用』という人間として最高の財産を築くことができる」とあります。
正木 「幸福は/人から与えられるものではない。/自分自身で決めるものだ。/結実するものだ。/そして勝ち取るものだ」とも(つづ)られています。
原田 「青年」を信じ、励ましを送る先生の思いを胸に刻み、私たちも青年の心で、新時代を進みたい。
吉井 青年部では、「第三文明」2月号の特別付録「仏法対話のすすめ」(第2弾)も好評です。
竹岡 若い世代に向け、分かりやすいマンガとともに、「信仰とは何か」「日蓮仏法の魅力」などが書かれた冊子ですね。
橋元 たとえば、「宗教に興味はないし、面倒くさい」と言う友人がいたとします。しかし、本来、人間には、何かを信じる心≠ェある。つまり、信仰は、「人間としての自然な心の発露(はつろ)」であるなどと記されています。

わが一念で決まる

原田 先日出席した牙城会の会合での2人の信仰体験は、青年部の躍動(やくどう)ぶりを象徴するようでした。
竹岡 1人目は、将来を嘱望されていた空手の日本チャンピオンが、再起不能のケガで、生きがいを失ってしまう話です。妻の流産など試練が相次ぐ中、「勝つのだ! 負けるな! 勝利は幸福 敗北は不幸 自分の一念の決心で決まることを忘れまい!」との先生の指針に触れ、本気で信心に取り組もうと決意。牙城会の着任や折伏に励む中、全国に4万件の顧客がいる大人気の食堂の責任者を務めるまでになったドラマでした。
橋元 2人目は、不遇(ふぐう)な環境に育ち、荒れた青春を送った友です。19歳で入会し、折伏と唱題に挑戦し、大きく人間革命。「何事もすぐに諦めていた自分が、執念を燃やして行動できるようになったことが最大の功徳(くどく)です!」と語る姿は、大きな共感を呼びました。15人で設立したIT系の会社も従業員300人超にまで発展。念願だった一家和楽も勝ち取りました。
原田 御聖訓に、「釈尊の因行果徳(いんぎょうかとく)二法(にほう)は妙法蓮華経の五字に具足(ぐそく)す我等()の五字を受持(じゅじ)すれば自然に()因果(いんが)の功徳を(ゆず)り与え(たま)う」(御書246ページ)とあります。この信心は必ず、幸福をつかみ取ることができます。わが身で信心の実証を示し、多くの友にその体験を語り、歓喜(かんき)の調べを広げていきたい。

(2014. 2. 3. 聖教新聞)

 

 

<20> 希望の未来へ「価値創造」の挑戦
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

橋元 第39回「SGI(創価学会インタナショナル)の日」を記念し、池田先生の提言「地球革命へ価値創造の万波(ばんぱ)を」が先月26日に発表され、大きな反響を呼んでいます。
竹岡 主要全国紙、地方紙をはじめ、各種メディアで提言の発表が一斉(いっせい)に報じられ、注目を集めました。
原田 先生は提言で、すべての人々が尊厳を輝かせて生きられる「持続可能な地球社会」を築くための方途を、多岐にわたって提案されています。
 近年、頻発している災害や異常気象などの危機に対する「レジリエンス」、つまり国際社会全体の「抵抗力」「回復力」を強めていくことの重要性を訴えられました。
正木 「レジリエンス」を強化し、「持続可能な地球社会」を築くために、一人一人ができる挑戦として3点挙げられています。
 @常に希望から出発する価値創造、A連帯して問題解決にあたる価値創造、B自他共(じたとも)善性(ぜんせい)を呼び覚ます価値創造です。
杉本 具体的には、国連に対して、新しい共通目標の柱に「教育」と「青年」を加えることや「世界市民教育プログラム」の制定などを提唱されていますね。
原田 さらに先生は「隣国との友好を誠実に築く努力なくして、世界平和をどれだけ展望しても、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くことになってしまう」と指摘されています。
 防災協力の先行モデルを、アジアで構築することを呼び掛けられ、そのための「日中韓の首脳会談」の開催、積極的な対話も提案されています。
正木 また、広島と長崎への原爆投下から70年となる来年に、核保有国を含む各国の青年を中心とした「世界青年核廃絶サミット」を開催し、「核時代に終止符を打つ誓いの宣言」を行うことを訴えられました。
吉井 池田先生は、青年部の平和運動「SOKAグローバルアクション」についても、提言で紹介してくださいました。
橋元 提言の結びに先生は呼び掛けられています。
 「私どもSGIは、核兵器の廃絶をはじめ、地球上から悲惨の二字をなくすために、青年世代の活動を柱に希望のビジョンを共有する人々や団体と協力し、価値創造の万波を力強く起こしていきたい」と。
 先生が提案されている「価値創造の挑戦」の主役は、私たち青年であるとの思いで、世界の友と手を携え、希望の未来を切り開いていく決意です。

新たな平和の潮流

杉本 さっそく、読者の皆さんからも、多くの声が寄せられています。
 「『SGI提言』を携えて、友人と対話しました。世界が抱える難題の解決のため、苦難に同苦(どうく)し、対話の波を起こし、(あきら)めと絶望の打破(だは)を≠ニ呼び掛ける池田先生の万感(ばんかん)の思いに、大変に共感していました」など、理解の輪が広がっています。
正木 毎年の「SGI提言」に対して、世界の識者も高く評価しています。チョウドリ元国連事務次長は次のように語っています。
 「平和提言≠30年の長きにわたり、発信し続けてきた人は、会長をおいて誰もいないでしょう。世界の平和に果たすべき国連の役割を、これほど真剣に考えた人も、他に存在しないでしょう。国連の外にいながら、国連で働く人々と同じように、(いな)、それ以上に、その改革の在り方を考え、提言し続けてきた人も、他に類を見ないでしょう。
 こうした平和への献身は、ひとえに人間を信じ親愛(しんあい)し抜く宝石のような会長の人格の美しい発露(はつろ)である、と私は思っております」
橋元 山積(さんせき)する地球的問題群を前に、世界はますます、池田先生の人間主義の哲学を渇望(かつぼう)していると強く実感します。
原田 池田先生は提言の中で、「誓願(せいがん)」の意義について、次のように(つづ)られています。
 「どんな困難や試練が押し寄せても、どれだけ歳月や労力がかかっても、必ず成し遂げていく――自分の全存在を賭けた生きる(あか)し≠フ異名(いみょう)ともいうべきものに他なりません」
 「世界広布新時代」の今こそ、私たち池田門下が、「世界平和」という人類の希望の実現へ、「誓願」に立ち上がる時です。それぞれの立場で力強く、新たな平和の潮流(ちょうりゅう)を大きく広げていきましょう。

無冠の友≠ノ感謝

橋元 さて、寒さも本格化する中、全国的にインフルエンザや、ノロウイルスが猛威をふるい、「警報レベル」に達した地域も増えています。
竹岡 インフルエンザは、1月下旬から2月中旬にピークを迎えることが多く、厚生労働省も予防の徹底を呼び掛けています。
原田 「さきざきよりも百千万億倍(ひゃくせんまんおくばい)御用心(ごようじん)あるべし」(御書1169ページ)との思いで、いま一度、皆で声を掛け合いたい。予防を万全にし、体調管理に留意していきましょう。
吉井 手洗い・うがいの励行、マスクの使用など、日常の基本的な対策の積み重ねが大事ですね。
正木 賢明に、健康第一で、体調が悪い時には外出も無理はせず、栄養と休息を十分に取ってください。
杉本 この厳寒の季節にあっても毎日変わらず、使命の道を走り、読者に聖教新聞を届けてくださる無冠(むかん)の友≠フ皆さまの労苦(ろうく)に、あらためて心から感謝申し上げます。
原田 全配達員の皆さまの健康と絶対無事故を、私たちは真剣に祈ってまいりたい。

(2014. 2. 6. 聖教新聞)