< 座談会 >

世界広布新時代の旭日

 


 

 

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平和こそ中国方面の使命
魁の決意と行動が広布開く
皆が自身の「発迹顕本」を
新たな人材の堅塁城″\築へ
未来部員には無限の可能性
地涌の陣列の拡大に挑み抜け
学会活動こそ仏になる道
強き善の連帯の拡大を
師と心合わせて弘教拡大!
前進の積み重ねが勝利の人生に

 

 

 

<61> 平和こそ中国方面の使命
出席者:原田会長、篠原中国長、岩崎中国婦人部長、橋元青年部長、大住(おおすみ)中国男子部長、西本中国女子部長

橋元 暑さが本格化するなか、「熱中症」に関する報道が増えています。
篠原 例年、熱中症が特に急増するのは7月といわれています。政府も7月1日から31日を「予防強化月間」としています。
橋元 「水分を小まめに取る」「日傘、帽子を使う」「涼しい服装」「日陰の利用、小まめな休憩」など、対策をしっかり心掛けていきたいと思います。
原田 体調管理にも一段と留意し、皆で声を掛け合いながら、賢明な日々を過ごしていきましょう。

「各部一体」の団結

橋元 7月20日は、中国の方面歌「地涌(じゆ)讃歌(さんか)」誕生の日ですね。
岩崎 1978年(昭和53年)のこの日、池田先生が鳥取県の米子文化会館を初訪問された際、(ほたる)舞う満月の夜に完成されたのが「地涌の讃歌」です。
篠原 ?この道確かと 走りゆけ――中国方面は、この歌と共に、師弟共戦の道を走り抜いてきました。
大住 今、その精神を継承(けいしょう)する青年部の弘教(ぐきょう)・人材拡大が各地で大きく進んでいます。
 広島世界圏の男子部は、壮年・婦人部の皆さんと綿密に連絡を取り、日常的に一緒に折伏・訪問激励を行い、部平均4世帯に迫る弘教を果たしています。
西本 同圏では女子部も各部と団結し、方面をけん引する拡大をしています。
原田 今月19日には「女子部結成記念日」を迎えますね。
西本 ありがとうございます。御書の要文(ようもん)を収めた書籍『世界一の生命哲学を学ぶ』も発刊されます。皆で教学研さんに励みながら、「女子(おなご)は門をひらく」(御書1566ページ)との御聖訓を胸に、華陽(かよう)のスクラムをさらに広げていきます。
岩崎 総山口は、各部一体で進む中、特に女子部の新たな(ちから)≠ェ躍動しています。
西本 青年大会に向けて立ち上がった防府栄光圏のある女子部員は、折伏に挑戦し、本年4月と6月、合わせて2人の友人に弘教を実らせました。
岩崎 先日、小説『新・人間革命』「激闘」の章で岡山女子部の第1回合唱祭の歴史についても綴っていただきました。
西本 先生が合唱祭に出席してくださった1978年(同53年)5月21日は、「岡山女子部の日」として大事な佳節(かせつ)となっています。
岩崎 この日を先生との原点として、今も活躍されている婦人部の方もたくさんいらっしゃいます。
篠原 私たち自身、青年部時代、文化祭などの機会に、壮年・婦人部の皆さんの応援の中、師匠との原点を築くことができました。後継の育成を通して、その恩返しをしていきたいと決意しています。
原田 日蓮大聖人は弟子の最蓮房(さいれんぼう)に呼び掛けられました。「我等(われら)無始(むし)より已来(このかた)師弟の契約(けいやく)有りけるか」(御書1342ページ)と。
 広布の師匠と共に戦い、勝つことこそ、師弟永遠の約束です。私たちは全員が青年の心で、勝利の道を大前進してまいりたい。

核兵器廃絶へ全力

橋元 中国方面の皆さんは、被爆地の広島を中心に、生命尊厳の平和運動にも多岐にわたって取り組んでこられました。
原田 先日、創価学会広島平和委員会が編さんした、被爆証言集『男たちのヒロシマ――ついに沈黙は破られた』(第三文明社刊)が出版されましたね。
篠原 出版記念会には、多くの来賓をはじめ、証言者とその家族の方々も出席されました。
 「創価学会が目指される世界の恒久(こうきゅう)平和に対する熱い思いが、この証言集を通して伝わってきました」等の声も寄せられ、反響を呼んでいます。
岩崎 広島に原爆が投下された「8・6」は「平和原点の日」であり、「中国婦人部の日」でもあります。毎年、この日を中心に小説『新・人間革命』を学び合い、後継の未来部や子、孫に師弟の心∞平和の心≠語り継いでいます。
大住 青年部は、核兵器廃絶に向けての取り組みにも全力を挙げています。現在、中国青年部として「ピース・フォト・プロジェクト」を進めています。
西本 平和や核兵器廃絶について友人と語り合い、一緒に撮った写真をメールで集めています。その写真をつなぎ合わせて作製したモザイクアートを平和・連帯の象徴として、世界に発信するプロジェクトです。
大住 最初に、コスタリカのアリアス元大統領(ノーベル平和賞受賞者)夫妻がメールを送ってくれました。プロジェクトの結果は、本年9月に広島で行われる「SGI青年平和会議」で発表をする予定です。
橋元 本年の「SGIの日」記念提言で池田先生は、広島・長崎への原爆投下から70年の明年に、世界の青年たちが参加しての「世界青年核廃絶サミット」を開催し、核時代に終止符を打つ誓いの宣言を採択することを提唱されています。
篠原 先生は、昨年の中国総会で、「世界中で原爆よりも強力なのは、人間精神の(ちから)だけです」との識者の言葉を引き、こう呼び掛けられました。
 「わが誉れの『人材の中国』は、妙法と共に、学会と共に、一人立って、この人間精神の究極の力を発揮してきました」と。
原田 「平和とは、『一人立つ精神』の人材を拡大することなり」――先生の言葉を胸に、未来を(にな)う青年と共に、平和の潮流(ちょうりゅう)を起こしてまいりましょう。

(2014. 7.17. 聖教新聞)

 

 

<62> 魁の決意と行動が広布開く
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、松下四国長、中川四国婦人部長、榎本四国青年部長

杉本 「未来部躍進月間」が始まり、本格的な人材育成の夏の開幕です。
榎本 四国でも、未来部の創価後継塾の会合を開き、同時に親が参加するセミナーを催すなど、未来への歩みを進めています。
原田 未来部員のために行動する人は、広布の未来を展望し、学会の将来を真剣に考える人です。池田先生も、その人は、師と心を(いつ)にした不二(ふに)の道を歩む人と明確に言われています。
正木 御書には「いくら経典(きょうてん)があっても、仏法を(たも)ち、(つた)えていく人がいなければ、役に立たない」(508ページ、趣意)と(おお)せです。皆で懸命に後継の育成に取り組んでいきましょう。

豊富な経験の人材

松下 さて、「(さきがけ)」と「正義」の四国は「後継・青年が先陣(せんじん)!」「多宝(たほう)の勇者が前進!」をスローガンに、新時代を出発しました。
正木 少子高齢化の時代です。元総務相で東京大学の増田寛也(ひろや)客員教授らがまとめた予測でも、四国は特に少子高齢化が進む地域の一つとされています。
原田 ゆえに、楽観論でも悲観論でもない、現実的な対策を講じる必要があります。今、地域社会に希望と活力を送る学会への期待も高まっています。
中川 そう思います。たとえば、山間部を含む、高知・朝倉本部のある地区では、本年すでにブロックで2世帯の弘教が実っています。その中には、若い世代も含まれています。
松下 これは、地区部長らリーダーに、経験豊かな人材を登用、日常的に訪問激励を推進し、人材育成、宿命転換の目標を明確にするなど、一人一人に光を当てた模範(もはん)の戦いをしてくださっているおかげです。
中川 こうした豊富な経験を持つリーダーが再び、広布の最前線の役職を担うことで、少子高齢化が進む、愛媛・南予(なんよ)総県の八幡浜圏や西予圏、香川創価県が地区1世帯の弘教・拡大の先頭を走っています。
杉本 「多宝の勇者が前進!」によって、拡大に勝利しているわけですね。
正木 さらに、そうした多宝の友の多くが、農魚光(のうぎょこう)部や地域部として、大きく地域に信頼の根を張っておられ、その結果、四国は全国模範の学会理解の輪を広げることができていますね。
中川 高知池田大光(たいこう)県のある婦人部副本部長さんの話です。彼女はグループ懇談会の折、友人の要望で、毎月、防災をテーマにした勉強会を自宅で開催するようになりました。
杉本 私も(うかが)いました。大学教授や消防署員、市役所の方を招く中で、防災マップを整備したり、消火訓練などを実施。さらに、「お茶会」や「百歳体操」などのサロンも企画し、60歳から95歳までの15〜16人が常時参加するようになったそうですね。
中川 その取り組みが注目を集め、社会福祉協議会の全国大会で発表したり、新聞やテレビで報道されるようになり、今では「地域再生のモデルケース」として、国内外の研究者も訪れるまでになっています。
原田 友のため、地域のため、との誠実で真剣な行動が、見事な信頼を広げているのですね。本当に頭がさがります。学会には、活動で(つちか)った利他(りた)の精神を根本に、地域の灯台として、地道に活躍されている方々が大勢おられます。誠にありがたいことです。

第1回¢S国男幹

松下 そして、いよいよ「後継・青年が先陣!」との決意で、(こころざし)の国・志国(しこく)の青年部が、四国の新時代を切り開く時です。
榎本 今回の創価青年大会を通じ、壮年・婦人部の皆さまの絶大な応援をいただき、多くの新たな人材が立ち上がりました。
原田 その四国青年部に届いた最大の朗報が、四国での開催が決まった、新時代・第1回の全国男子部幹部会ですね。
榎本 はい。同時期に、女子部のサンフラワー大会も開催され、学生部も記念の中継行事が行われ、9月へ向けて、四国青年部は拡大の好機を迎えています。
松下 かつて青年部だった$「代も含めて、四国の全同志が、9月を本当に楽しみ≠ノしています。
榎本 だからこそ、私たち青年部は、壮年・婦人部の皆さまと(とも)に、新たに、男子部は部1世帯、女子部は本部1世帯の弘教を成し遂げ、四国に脈打つ師弟の精神を継承(けいしょう)していきます。
中川 「青年部を先頭に、青年と一緒に、青年を糾合(きゅうごう)する」を合言葉に、9月へ向けて、各地区でも1世帯の弘教を目指します。
原田 「後継・青年が先陣!」とは、決して、青年部だけに任せる戦いではありません。壮年・婦人部も共に取り組んでこそ、より一層の(ちから)が生まれます。また、同じ目線で、若い人を励ますことにより、自分の心も若くなります。
松下 6・20「高知の日」を記念する高知の総会で活動報告した男子部員の姿は、実に堂々としていて、皆を深く感動させました。聞けば、彼は入会半年。妻と共に、信心を教えてくれた75歳と67歳の義父母の、生涯求道(きゅうどう)の姿勢を貫く生き方が、青年を大きく成長させたのです。
榎本 愛媛・宇和島南圏のある本部では、地区1世帯の弘教が実り、そのうちの半分が青年世代への拡大となっています。壮年部と男子部が合同で(くれない)躍進会も開催し、その勢いは、いよいよ増しています。
原田 池田先生はかつて、四国の友に「だれかが新しく始めたことも、創造の歴史を重ねれば伝統になる」との言葉を贈られました。深き祈りで仏の智慧(ちえ)()きいだし、新時代の模範の天地を築かれゆくことを深く念願しています。

(2014. 7.21. 聖教新聞)

 

 

<63> 皆が自身の「発迹顕本」を
出席者:原田会長、松下四国長、中川四国婦人部長、竹岡男子部長、豊岡四国男子部長、浅野四国女子部長

松下 「求道(きゅうどう)」――これが四国の永遠の(たましい)です。
原田 「さんふらわあ7」号で師のもとを目指して横浜港を訪れた1980年(昭和55年)、あの不滅(ふめつ)の原点から明年で35年となるに当たり、今、四国青年部は、あらためて、この大事な四国の歴史を深く生命に刻んでいますね。
豊岡 はい。四国の求道の歴史とは、「師弟共戦の(こころざし)」でもあります。この四国の魂を継承(けいしょう)する、志国(しこく)新時代≠切り開く闘争を必ず起こしていこうと、皆で決意しています。
竹岡 男子部は、9月の全国男子部幹部会の開催に向けて、折伏・夏の陣の始まりです。特に四国は、この時期は、よさこいや阿波おどりなど、日本を代表する祭りがあり、最も活気づきますね。
豊岡 拡大のうねりの中で、新たな人材を育成、金剛(こんごう)の連帯を築く新時代の全国男幹≠フ歴史を四国から開いていきます。
松下 壮年、婦人の皆さまも深く祈っています。掲げた目標の成就(じょうじゅ)へ、ただひたすら真っすぐに、弘教(ぐきょう)と人材の拡大に挑む男子部を、私たちも心から応援しています。

「白蓮の友」が先駆

中川 四国女性のスクラム10万運動に取り組んだ、歴史的な創価女性大会を経て、女子部は多くの新たな友が、創価青年大会に参加しました。
浅野 このメンバーと共に、太陽(サン)の婦人部と、花(フラワー)の女子部が一緒に集い合う「サンフラワー大会」(9月)を目指し、再び婦女(ふじょ)一体の行進をしていきます。
中川 全ての本部や支部で、女子部を応援する婦人部の「すずらん長」の皆さまを中心に、「正義と友情の(はな)の対話」に挑戦し、「世界一の生命哲学」を学ぶ女子部員を増やし、信心強き女子部を一緒に構築していきたいと思います。
浅野 具体的には、折伏チャレンジャーを拡大しながら、本部1の御本尊流布を目指します。さらに目標を決めて、婦女一体で訪問激励に歩き、大会に集い合う友を増やしていきます。
中川 そうした中、現在、女子部の拡大の先駆(せんく)を切っているのが、白蓮グループの皆さんですね。
浅野 はい。白蓮グループの一人一人に、その勝利を応援する婦人部の方がいてくださるおかげで、白蓮の友が先駆の拡大に挑戦することができています。
中川 その結果、香川牧口太陽県の白蓮グループでは全員が弘教を達成。高知戸田県のメンバーも全員が、御本尊流布、入会決意を勝ち取っていますね。
松下 学生部も、9月の「全国学生部大会」の中継行事を目指し、張り切っています。
中川 池田先生は、21世紀最初の「11・18」を記念する四国青年部総会の席上、「親子一体」「夫婦一体」こそが、未来へ続く勝利の道と言われました。
原田 さらに、青年部に対し、「家庭を大切に」とも呼び掛けられました。まさしく今、地区青年拡大運動として、各部が一体となって、弘教と人材の拡大に挑むことこそ、四国らしい戦いであると確信します。
浅野 私たち青年の意見をよく聞いてくださり、さらに、同じ目線で受け止めてくださる壮年・婦人部の皆さまがいるからこそ、私たちは安心と信頼ができ、大きな(ちから)が生まれます。
豊岡 「四国合衆国」と呼ばれた四国がさらに団結を強め、この9月を目指し、生まれ変わった四国≠ニなれるよう、全身全霊で戦ってまいります。

防災の意識を啓発

竹岡 四国青年部はまた、南海トラフ巨大地震を想定し、東日本大震災の翌年から毎年、震災意識調査を実施していますね。
浅野 震災復興のSOKAグローバルアクションの一環でもあり、防災への意識を地域社会に啓発するものとして、各会館で展示を行っています。青年世代の意欲的な取り組みに対し、こういったことができるのは、学会しかない≠ニ、行政の担当者らからも深く感謝されています。
豊岡 何より青年部は、意識調査に積極的に関わることで、「アイ・アム・ザ・ソウカガッカイ(私が創価学会だ!)」との誇りを深め、多くの友人たちに自分たちの展示を見てもらうことができています。
浅野 その誇りは、昨年12月から各界の識者を講師に招いて「志国青年連続講座」を行う中でも、ますます深まっています。

友好期間の無事故

原田 池田先生は、香川県の庵治(あじ)にある四国研修道場で、「流星(りゅうせい)に/顕本(けんぽん)見えたり/庵治研修」と()まれました。自身の、そして学会の新たな発迹(ほっしゃく)顕本といえる戦いを展開しゆく使命が、四国にはあります。
松下 「元初(がんじょ)より/四国の友は/偉大なる/使命に(つら)なる/地涌(じゆ)なるかな」とも呼び掛けられた四国です。正義と求道の心をいや増して、さらなる喜びの前進をしていきます。
竹岡 いよいよ全国的に夏季友好期間を迎えます。旧交を温める絶好の機会となりますので、どうか有意義で無事故の日々にしてください。
原田 遠出をする方もいるでしょう。「心の(かた)きに()りて神の守り(すなわ)ち強し」(御書1220ページ)を心に刻み、特に、車での長距離運転には十分に気を付け、友好期間明けには、大成長の夏の思い出を皆で楽しく語り合っていきましょう。

(2014. 7.24. 聖教新聞)

 

 

<64> 新たな人材の堅塁城″\築へ
出席者:原田会長、杉本婦人部長、吉井女子部長、平山中部長、桑村中部婦人部長、森田中部青年部長

原田 池田先生から万感(ばんかん)こもるメッセージをいただき、7・27「中部の日」記念の中部代表幹部会が盛大に開催されました。大変におめでとうございます。
吉井 清新な息吹(いぶき)にあふれた、素晴らしい集いに、私も感動しました。
平山 記念の「師弟勝利の一番星☆スクラム拡大月間」も皆が一丸(いちがん)となって勝ち飾り、今、中部の全同志は喜びがはじけています。
桑村 「広布の(こころざし)深き堅塁(けんるい)・大中部が盤石(ばんじゃく)なれば、新時代の学会の前途(ぜんと)()るぎない」――先生の呼び掛けに、中部の友はさらなる決意に燃えています。
平山 本年上半期で、方面として地区1人の新入会者が誕生し、拡大の歓喜も大きく広がっています。
杉本 「世界広布新時代開幕」の本年から開校した各区・圏での「新時代 中部大学校」が新たな原動力になっていると(うかが)いました。
森田 壮男合同の「男子校」と婦女合同の「女子校」で、小説『新・人間革命』を共に学び合っています。師弟の精神を継承し、次代を(にな)う新たな人材の育成の大事な場となっています。
吉井 婦人部の皆さまの確信に触れる中で、女子部を信心を深めています。
桑村 地区平均3人を超える大学校生が誕生。研鑚(けんさん)を重ねるごとに見違えるように成長しています。「人材の堅塁城(けんるいじょう)」をさらに強固に築く伝統にしていきます。

熱中症対策万全に

杉本 信仰体験などを語り合う場として、婦人部の「希望フェスタ」は全国の活動方針になっています。これは中部婦人部が全国に先駆けて行ったものですね。
桑村 はい。さまざまな分野で実証(じっしょう)を示している多彩な人材、信心根本に苦難を乗り越え、社会貢献している方々に光を当てたいとの思いから始まりました。
杉本 今年の中部の「希望フェスタ」も4月を中心に盛大に行われましたね。
桑村 中部で76会場、友人7000人を含む2万8000人が参加。各区・圏で地域貢献や子育て・介護などをテーマに、3、4題の体験を発表し、また演奏・合唱等もにぎやかに行いました。
吉井 「創価の女性の優しさと強さに、深く共感しました」「皆さんが池田先生の励ましの言葉に勇気をいただいていることが、よくわかりました」等、来賓の方々にも学会理解を大きく広げているそうですね。
原田 功徳(くどく)の体験に(まさ)(ちから)はありません。先生は『新・人間革命』で、「強靱(きょうじん)な組織、無敵の組織とは、功徳の体験の花が、万朶(ばんだ)と咲き誇る組織である」とも(しる)されています。
平山 10月に各地で行う「支部総会」も、婦人部の「希望フェスタ」のような信仰体験中心の喜びの集いにしたいと考えています。
桑村 従来の形式にとらわれず、組織の隅々(すみずみ)まで信仰の喜びを広げる会合になればと願っています。家族や友人と共に参加し、大成功させていきます。
平山 先生は『新・人間革命』で、広布第2章の「支部制」の実施について(つづ)られ、「支部」に焦点を当てられています。「支部」が主体となり、原動力となるよう、さらに(ちから)を尽くしていきたいと思います。
森田 今秋の「教学部任用試験」に向けて、新たに支部単位の「教学講座」を開催します。地区2人以上の合格者輩出(はいしゅつ)のため、まずは地区4人の受験申し込みを目指し、一人一人に合格責任者を決めていきます。
平山 青年部、未来部、会友も含め、普段会えない方々とじっくり語るチャンスととらえ、訪問激励・個人指導に挑戦していきます。
原田 今、各地で熱中症の報道も増えています。対策を(おこた)らず、皆で健康・無事故を呼び掛け合いながら、この夏を賢明に、有意義に過ごしていきましょう。

信念の「この道」を

平山 私たち中部が決して忘れてはならない歴史が「言論問題」です。
桑村 1970年(昭和45年)前後、「信教の自由」を侵害する弾圧の嵐が吹き荒れました。テレビや新聞、雑誌等で、根も葉もない非難・中傷(ちゅうしょう)を浴びせられ、中部の同志は本当に悔しい思いをしました。
原田 先生は最も苦しんだ中部に、何度も足を運んでくださいました。そして76年(同51年)7月27日、中部の記念幹部会で、3県の団結を象徴する「中部旗(ちゅうぶき)」を授与してくださいました。
森田 「私の決意は深かった。今日の出会いを、中部の苦しき宿命を転換する原点にしたい=vと。これが「中部の日」の淵源(えんげん)です。
原田 先生はこの時、「異体同心にして南無妙法蓮華経と(とな)(たてまつ)(ところ)生死一大事(しょうじいちだいじ)血脈(けつみゃく)とは()うなり」(御書1337ページ)を通し、「団結」こそ勝利の要諦(ようてい)であると教えてくださいました。
杉本 そして2年後の78年(同53年)7月27日、第1次宗門事件の渦中(かちゅう)、魔を打ち破るがごとく、劇的に発表されたのが、中部歌「この道の歌」ですね。
桑村 「不退(ふたい)の君と ()いあらじ 悔いあらじ」――何があっても生涯、先生と共に、と師弟の(きずな)が強く結ばれた瞬間でした。幾多(いくた)の苦難の嵐も、中部歌と共に勝ち越えてきました。
原田 先生は、先日の中部へのメッセージで呼び掛けられました。「愛する大中部に、いよいよ強く諸天(しょてん)よ舞え! 一閻浮提(いちえんぶだい)第一の福徳光る、人材の堅塁城(けんるいじょう)を頼む」と。
平山 はい。私たちは、勝利の「中部旗」を(かか)げ、信念の「この道」を進み、師弟不二(ふに)の堅塁城を築きます!

(2014. 7.28. 聖教新聞)

 

 

<65> 未来部員には無限の可能性
出席者:原田会長、正木理事長、平山中部長、桑村中部婦人部長、鈴木中部男子部長、近松中部女子部長

原田 若い力が躍動した、愛知・三重・岐阜の「創価青年大会」も大成功でしたね。意気天を突くような勢いです。
平山 新たな青年の陣列が一堂に会した光景は、本当に頼もしく、未来への希望が大きく広がりました。
桑村 応援してくださった壮年・婦人部の皆さんにも、歓喜と感動があふれています。
原田 今回の薫陶(くんとう)を機に、新しい人材が陸続(りくぞく)と育ちゆくことを願ってやみません。

広がる勇気の連帯

正木 中部でも各部一体の団結で、折伏・人材拡大の大きなうねりが起こっていますね。
鈴木 中部男子部は、この上半期で目標の部1世帯を上回る弘教(ぐきょう)を果たし、さらなる拡大の息吹(いぶき)にあふれています。
平山 とりわけ名古屋牧口総県・中村区の躍進は目覚ましいです。名古屋でも特に高齢化が進んでいる地域といわれていますが、各部一体の応援で青年部の活動者が2倍以上に増加。地殻変動≠ェ起こったように雰囲気が変わりました。
鈴木 中村区男子部は今、部平均4世帯に迫る折伏の勢いです。区男子部長(みずか)ら、本年3人の友人を入会に。社長としても経営難を乗り越え、売り上げを順調に伸ばし、海外事業を始める実証(じっしょう)を示しています。
近松 中部女子部は、昨年の活動者会の3倍におよぶメンバーが青年大会に集い、華陽(かよう)のスクラムが大きく広がっています。
桑村 豊橋総県の女子部員の折伏のエピソードが印象的でしたね。彼女は、学会に強い偏見(へんけん)を持っていた勤務先の社長に、勇気を振り絞って対話をしました。
近松 はい。その社長は信頼する君のイメージと、学会のイメージが違いすぎて混乱している。君の知っている学会を教えてくれないか≠ニ。
桑村 それから一緒に本部幹部会の中継行事にも参加し、聖教新聞も購読する中で、理解を深めていったそうです。
近松 地域の温かな応援の中、一緒に題目を(とな)え始め、会社の業績もアップ。確信を得た社長は今年、晴れて入会しました。
原田 素晴らしいですね。「女子(おなご)は門をひらく」(御書1566ページ)です。「女子部が一人いれば、それだけで皆が明るくなる」と池田先生が教えてくださっている通りです。
鈴木 学生部の活躍も光ります。先日、各総県で開催された「一番星(いちばんぼし)総会」では、未曽有(みぞう)の結集ができました。中でも三重総県学生部は、弘教で全国をけん引しています。
平山 この勢いのまま、先生が、中部の地に第一歩をしるされた12・12「中部広布原点の日」を目指し、青年と共に、世界広布の新たな「この道」を進んでいく決意です。

語学を学ぶ機会

原田 中部では、未来部育成の取り組みでも先駆(せんく)しています。4回目を迎える「中部未来部イングリッシュフェスタ」は、毎回、大変な盛り上がりです。
正木 メーンイベントの英語劇コンテスト「(イー)(ワン)グランプリ」が大きな反響を呼んでいますね。
平山 ありがとうございます。担当者がサポートし、中・高等部員が4人1組で、英語の寸劇を披露し合うものです。未来部が楽しく主体的に取り組めるように≠ニの思いから始めました。
原田 池田先生は語学の重要性について、未来部に何度も指導されています。無限の可能性を持つ後継(こうけい)の人材にとって、語学は世界へ雄飛(ゆうひ)する(つばさ)となります。
近松 平山中部長や桑村婦人部長が自ら率先して、英語劇の模擬演技に出演してくださることで、親しみと共感が広がっています。地域も家庭も、また国際部や教育部も一緒になって(ちから)を注いでいます。
桑村 毎年、300チーム以上がエントリー。友人も参加し、入賞に涙を流して喜んでいた姿が心に焼き付いています。
鈴木 第1回の司会を務めたメンバーは、アメリカ創価大学(SUA)へ進学しました。勉強が苦手だったある未来部員も、「E−1」を契機に猛勉強を始め、創価大学への進学を勝ち取りました。
桑村 勤行・唱題に挑戦し、信心を深める機会にもなっています。短期間でこれほど成長を遂げるのかと思うほど、語学力だけでなく、信心継承(けいしょう)の大切な場にもなっています。
近松 岐阜総県の羽島圏では私たちも出たい≠ニの声を受け、少年少女部の「E−1グランプリ・ジュニア」を開催し、多くのメンバーが挑戦。他の地域でも、合唱団が英語で歌を披露するなど、英語に触れる機会を増やしています。
平山 今年の「E−1」は、夏の「未来部躍進月間」(8月31日まで)がエントリー期間で、開催は12月の予定です。宝の未来部員が世界へ飛躍(ひやく)する機会となるよう、大成功させていきます。
正木 池田先生はかつて未来部担当者に、私と一緒に、30年後の学会のために行動しているのが、君たちなんだよ≠ニ語られたことがあります。後継者の育成は、学会の未来を(つく)る尊い聖業(せいぎょう)です。また先生は、私たち大人が成長した分だけ、未来部も成長すると教えてくださいました。
原田 私が今も忘れられないのは、学会が大変な状況にあった1970年(昭和45年)、未来会を結成された先生が、「(ひつじ)千匹より獅子(しし)一匹に」との期待を寄せられたことです。先生は、真剣勝負で子どもたちに未来を託し、全力で訓育(くんいく)されたのです。創価家族が一体になって、わが地域の宝の大成長を祈り、応援していきましょう!

(2014. 7.31. 聖教新聞)

 

 

<66> 地涌の陣列の拡大に挑み抜け
出席者:原田会長、日下(くさか)北海道長、石橋北海道婦人部長、吉井女子部長、戸田北海道男子部長、羽磨(はま)北海道女子部長

石橋 小説『新・人間革命』「求道(きゅうどう)」の章で、いよいよ、1978年(昭和53年)6月の北海道指導の模様の連載が開始され、北海道の同志は毎朝、真剣に聖教新聞を熟読しています。
日下 北海道広布60周年の佳節(かせつ)に始まった、待ちに待った連載です。師と心を合わせ、史上最高の地涌(じゆ)の陣列の拡大に、全員で挑戦してまいります。
原田 60年前の54年(同29年)8月、初めて北海道を訪れた池田先生は、戸田先生の故郷・厚田で、師から世界広宣流布を託され、その実現を誓われます。
日下 「師弟誓願(せいがん)の60年――新たな挑戦! 皆で地涌の拡大を!」を本年のスローガンに(かか)げた北海道は、師への報恩(ほうおん)の心を燃やし、世界広布への突破口を開いていきます。
原田 すでに方面として、地区1世帯の弘教・拡大を成し遂げ、飛躍的な発展を遂げていますね。
日下 ありがとうございます! さらに「幸福拡大座談会」として行った7月度の座談会では、2万人以上の友人を含む、18万人が集いました。
石橋 この勢いのままに、先生の初来道の日である「北海道広布原点の日」「北海道青年部の日」の8月10日には、全道の各会館で、入会記念勤行会を開催していきます。

青年を愛し育てる

原田 そして翌週には、これまで数々の広布史を刻んできた真駒内のアリーナ≠ナ、「三代城創価青年大会」が行われますね。
羽磨 大会には、全道から1万人の青年が参加します。広大な北海道ですので、中にはバスで数時間かけて参加する方もいます。
戸田 「北海道は一つ」との各部一体の戦いで、どの地区でも多くの青年が立ち上がり、歴史的な1万人結集となります。
羽磨 特に、網走、北見、紋別などがある道東のオホーツク県では、壮年・婦人部の皆さんが、わがことのように祈り、動いてくださり、男子・女子部を合わせて、地区で4人を超える友が参加の予定です。
戸田 地区の全男子部員が参加する予定の地域もあります。北海道から、日本、世界に波動を起こそう!≠ニの誓願が、拡大の原動力となっています。
吉井 私も先日、(うかが)いましたが、壮年・婦人部のどなたも、青年部のことを、わが子のように愛し、育んでくださっている姿が強く印象に残っています。
日下 また、札幌の太陽東区では、ヤング壮年部の代表が男子部との共戦の心を燃やし、メンバーへの訪問激励に奔走(ほんそう)しています。時に一人で、時に男子部と一緒に激励に歩き、同区からは、地区で4人を超える男子部の参加が確定しました。
石橋 婦人部も女子部の訪問激励に歩き、各地で続々と新たな参加者が誕生しています。

座談会こそ生命線

戸田 弘教においては、男子部は、部2世帯の拡大が目前になりました。目標である地区1世帯の弘教の達成へ、さらに勢いよく、まい進していきます。
日下 北海道広布60周年の本年は、皆が驚くような数々のドラマが生まれています。たとえば、人口千数百人の(とまり)村で、男子地区リーダーが、16年越しの折伏を実らせるなど、数年ぶりに2世帯の弘教ができました。その勢いは、さらに飛び火し、隣の神恵内(かもえない)村でも弘教が成就。また、先日は利尻島でも、数年ぶりの嬉しい弘教が実りました。
原田 池田先生の初来道から60年という大きな佳節に、自身の心のギアを合致させ、諦めることのない執念を燃やした結果ですね。
羽磨 11月には、新しく立ち上がった友が集うニューパワー大会も全道で開催します。皆で希望の未来を切り開いていきます。
日下 そのためにも、大事になるのが、日頃の地道な活動です。
戸田 はい。特に座談会こそが、その(かぎ)になると考えています。たとえば札幌池田総県では、ナイター座談会やサンデー座談会などを壮年・婦人部の皆さまにも協力をいただき毎月開催。こうした男子部主催の座談会には多くの友人も参加し、現在、池田総県男子部は道内トップの弘教が結実しています。
原田 座談会こそ、地道にして最重要の学会の生命線です。先生も「最前線の座談会の勢いが、そのまま、学会の広宣流布の勢いである」と(つづ)られています。
石橋 (たから)の女子部に勇気と自信をと願い、婦人部も女子部と一体で弘教を推進しています。その結果、豊平本陣区では、女子部の支部1の弘教ができました。
羽磨 北海道女子部では現在、会合参加や勤行・唱題の実践経験がある友を、華陽(かよう)フレンド≠ニ呼び、幸福の連帯を広げています。
吉井 さらに、鼓笛隊でも、学会理解への対話をした友人をエンジェルメイト≠ニ呼び、中には、30人以上と語り合ったメンバーもいますね。
石橋 道内の全支部で、青年拡大協議会を開催し、女子部の支部1の弘教・拡大と人材育成も真剣に祈っています。
原田 池田先生に、「広宣流布は北海道から」との大指針をいただいた北海道です。「末法に入って今、日蓮が(とな)えている題目は、末法に入る前の時代とは(こと)なって、自行(じぎょう)化他(けた)の両方にわたる南無妙法蓮華経である」(御書1022ページ、通解)との(おお)せのままに、さらなる地涌の拡大を願ってやみません。

(2014. 8. 4. 聖教新聞)

 

 

<67> 学会活動こそ仏になる道
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、日下(くさか)北海道長、石橋北海道婦人部長、吉川北海道青年部長

正木 「難攻不落(なんこうふらく)の三代城」「世界のあこがれ 北海道の誇り」「北海道を、学会健児(けんじ)の手で、必ず世界一の理想郷に」「喜びを一杯に/呼吸する別天地」――北海道には、池田先生から贈られた数々の不滅(ふめつ)指針(ししん)があります。
杉本 特に、「三代城」との指針は、世界で北海道ただ一つです。
原田 創価学会の(たましい)は、三代会長の師弟にしかありません。その名を(かん)した北海道への格別の期待を感じずにはいられません。
正木 北海道の歴史はまた、「小樽問答(もんどう)」(1955年)、「夕張炭労(たんろう)事件」(57年)、そして「狂言訴訟事件」(96年)と、信教の自由を侵害しようとする卑劣な暴挙(ぼうきょ)に対する人権闘争の歴史でもあります。
日下 だからこそ、私たちは、過疎化や少子高齢化という閉塞感を打ち破り、人材拡大という希望あふれる、反転攻勢の歴史を切り開いていきたいと決意しています。
石橋 たとえば、展示室が併設される新「札幌中央文化会館」の開館を目指して、札幌中央総区では、ブロック1の折伏と聖教新聞の大拡大を成し遂げています。
吉川 札幌の王城(おうじょう)南区のある地区では、「体験勤行会」を毎日開催し、本年7世帯の弘教を成就(じょうじゅ)させています。
日下 これは、自身の心で信仰の(ちから)を実感してもらおうと、入会前に勤行・唱題を体験するもので、今も数人の友が題目を(とな)え、数々の体験を積んでいます。
吉川 折伏において、友と一緒に勤行・唱題をすることが本当に大切であると、私は思います。御本尊に(えん)することで、全ての人が等しく(そな)えている(ほとけ)の生命が呼び覚まされます。
原田 御聖訓には「皆地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)の出現に(あら)ずんば唱へがたき題目なり」(御書1360ページ)と(おお)せです。題目の音声(おんじょう)を響かせながら、地涌の連帯を楽しく勇敢(ゆうかん)に広げていきたい。
吉川 北海道では、そうした新たな(ちから)を結集する「ニューパワー大学校」を毎月各地で開いています。
日下 ある地域では、今年入会した8人が登壇し、功徳(くどく)の体験を語ることがありました。その歓喜(かんき)と感動は会場を包み、参加者の新たな決意を生みました。
原田 御書に「随喜(ずいき)する声を聞いて随喜し」(1199ページ)とあります。一波(いっぱ)から万波(ばんぱ)へ、喜びの連鎖は無限に広がります。それこそが広宣流布です。
石橋 昨年入会した、ある婦人部員は、家庭の悩みや仕事での行き詰まりを乗り越え、歓喜の折伏に挑戦し、すでに6人の友への弘教を実らせています。その様子を発表した厚田希望大学校(新会員大学校)も、素晴らしい会合でした。
日下 この原動力が、支部で開催する「弘教推進協議会」です。友の幸福責任者を明確にすることで、弘教が進んでいます。
石橋 上半期、北海道の同志は大きく仏縁(ぶつえん)を広げてきました。今後、二つの教学試験を通じ、人材の裾野を広げ、北海道の大願である拡大の達成へ、さらに勢いを強めていきます。

後継の人材を育成

正木 いついかなる時も、広布推進の力になってくださっているのが、婦人部の皆さんです。
石橋 婦人部では今、平和大学校との名称で、小説『新・人間革命』等を学ぶ機会をつくり、師弟に生きる喜びと学会の使命を確認しています。副役職の方が、校長・副校長≠ニなり、人材を温かく見守り、育む中で、メンバーも大きく前進を遂げています。
杉本 さらに、支部副婦人部長以上の全てのリーダーを希望長に任命。皆が希望を送る達人へと成長を期していますね。
石橋 女性平和委員会の運動も活発で、この8年間で、展示会には7万人を超える方が来場。平和の文化、生命尊厳を訴える展示を見て、ある10代のお子さんは「生きることの素晴らしさを学びました。これからも精いっぱい生きていきます」と語っていました。
杉本 先日は、北海道で初となる「子どもたちとつくる平和の文化フォーラム」を函館で開催し、大きな反響でしたね。
石橋 また、未来本部長制の発足以来、未来部育成の流れも本格化し、各支部や本部で「未来部育成協議会」を活発に開催するなど、人材育成の機運はいや増して高まっています。
吉川 高等部の部長を交えた「未来ミーティング」を開くなど、部員会の充実も図り、それが1000人超の未来部員の青年大会参加へとつながっています。
日下 三代城の同志が総立ちとなり、北海天地から、陸続(りくぞく)と後継の人材を輩出(はいしゅつ)していきます。

研鑽の歓喜と確信

原田 さて、この9月28日には、「教学部初級試験・青年部教学試験3級」が実施されます。
杉本 学会伝統の行学錬磨(れんま)の夏ですね。
正木 青年部を先頭に、行学に二道に挑戦する勉強会もスタートしています。
原田 受験をされる方はもちろん、まずは、教える側となる先輩が、しっかりと教材を読み深め、仏法研鑽(けんさん)の歓喜と確信に燃えていきたい。その確信は必ず、受験者にも伝わります。夏の暑い中ですが、どうか、よろしくお願いします。
吉川 今回学ぶ御書の中に、「仏になる道」(288ページ)は、仏法を語り広げる広宣流布の中にしかないと、あります。
原田 青年部を先頭にした弘教・拡大で新たな同志が多く誕生しています。仏法の正義を唯一、正統に継承する学会の活動に励むことこそ「仏になる道」であると互いに銘記し、健康には十分に気を付け、充実の毎日にしていきましょう。

(2014. 8. 7. 聖教新聞)

 

 

<68> 強き善の連帯の拡大を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

原田 台風や大雨などの影響で、各地に大きな被害がありました。被災された方々へ、あらためて、深くお見舞い申し上げます。
橋元 大雨については、自治体などが公開している「ハザードマップ(被害予測地図)」を事前に確認しておくことが有効です。
竹岡 マップには、どの地域が、浸水や土砂災害等の危険性が高いか、河川が増水した場合に、どの橋なら安全に渡れるかなどが、詳細に記されています。
正木 ぜひ、各家庭や地域で、わが家・わが地域の避難経路≠明確にしておきましょう。
竹岡 大雨の際は一部の立体交差道路も危険です。
杉本 鉄道や道路の下を通る、そうした掘り下げ式の地下道では、突発的に発生する大雨の影響で、あっという間に冠水する恐れがあります。車を運転中、大雨に遭遇したら、低い場所は避けましょう。

熱中症には要注意

竹岡 また、まだまだ暑い日が続きます。誰にでも発症の恐れがあり、重症化すると生命に及ぶ危険もあるのが、熱中症です。
正木 特に、急に暑くなる日は注意が必要です。高齢者の方は、「喉が渇かなくても、小まめに水分を補給」「部屋の温度を適宜、計測」を心掛けましょう。
杉本 晴天時、地面に近いほど気温が高いことも知っておく必要があります。
吉井 つまり、幼児は、大人が感じる以上に、高温の環境にいるわけですね。
杉本 そうです。たとえば、東京都心で気温が32.3度だった時、幼児の身長に近い50センチの高さでは、気温は35度を超えていたそうです。
正木 小さなお子さまがいる家庭はもちろん、未来部員と関わる機会が多い方も、十分に注意を払っていただきたいと思います。
原田 先日の「御書とともに」で池田先生は、日蓮大聖人が四条金吾に送られた、「家へ帰る時には、先に人を(やかた)に入れて戸の脇、橋の下、馬小屋の後ろ、高楼(こうろう)など、いっさい暗い所を見させてから入りなさい」(御書1175ページ、通解)との御文を通し、次の指針を示されました。「大聖人は、敵に付け狙われている四条金吾に、幾度も繰り返し注意なされた。その御注意は一つ一つ具体的であり、これほどまでにというほど、こまやかである。これが『百千万億倍・御用心(ごようじん)』という信心の姿勢である。『これぐらい』とか、『いつもこうだから』などの、心の(すき)慢心(まんしん)(はい)したい。絶対無事故で、悔いなき価値の日々であれ!」
正木 皆で声を掛け合い、注意を(うなが)しながら、絶対無事故の日々を送っていきましょう。

あきらめとの闘争

吉井 終戦から69年の8月15日を迎え、青年部主催の「世界平和祈念(きねん) 戦没者追善(ついぜん)勤行法要」が東京で厳粛に執り行われます。
竹岡 先生の提案で始まった、この法要も本年で42回目となり、青年が世界の戦争犠牲者の追善と、不戦・平和への決意を新たにする機会となってきました。
橋元 青年部は今、「平和の連帯(スクラム)」拡大月間(9月8日まで)の真っ最中です。「SOKAグローバルアクション」の一環として、核時代平和財団などの国際NGO(非政府組織)が推進する「Nuclear Zero(核兵器廃絶)」キャンペーンに呼応した、核兵器廃絶を求める署名運動に取り組むなど、平和に対するあきらめ∞無力感≠打ち破る闘争に、真剣に挑んでいます。
吉井 「弱き『(ぜん)』は、常に強き『悪』に敗れてきた。この宿命を転換してこそ恒久的な『平和』がある。そのためには『強き善』『悪とは徹底して戦い、勝つ善』の勢力と連帯を広げていく以外にない」――これが池田先生の信念です。
原田 その通りに、青年部を先頭に、平和・文化・教育の団体として、社会を善の方向へ導く運動を力強く推し進めてきたのが、創価学会です。
橋元 たとえば、今回の核廃絶の署名を青年部に呼び掛けた、核時代平和財団のクリーガー会長は、こう称賛(しょうさん)の言葉を寄せています。学会青年部は、かつて核廃絶を目指す「アボリション2000」の署名活動で多大な貢献をされ、「青年の(ちから)」を証明されました。それゆえ私は、今回の「Nuclear Zero」への皆さんの参画に、なおのこと興奮しています≠ニ。
吉井 「青年と(とも)に、大胆に!」――これが平和運動において、重要になるとも語っていました。
橋元 その意味で現在、青年部が推進する、被爆・戦争体験を聞く「平和の誓い」フォーラムや、広島・長崎・沖縄の代表らによる「3県平和サミット」などは、世界の識者も頼もしく見つめる大切な運動です。
原田 9月7日には世界の青年部の代表が一堂に会し、広島で「SGI(創価学会インタナショナル)青年平和会議」も開催されます。
杉本 池田先生は、本紙連載の「光の言葉 幸福(さち)の曲」の中で、こうも記されました。「だれが見ていようといまいと、黙々と友情を広げている人々、友を励まし続けて生きている民衆こそが、『暴力なき社会』を現実に創造しているのではないだろうか。その無名の人々こそが、世界史の流れの先端にいる」
原田 夏季友好期間に、楽しく(ほが)らかに友情の対話を広げる私たちこそ、世界の平和を築き上げる誉れの勇者だ!≠ニの誇りを胸に、きょうも、自分史に残る悔いなき一日一日を送っていきましょう。

(2014. 8.14. 聖教新聞)

 

 

<69> 師と心合わせて弘教拡大!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、本郷北陸長、横山北陸婦人部長、上倉北陸青年部長

杉本 本年は、北陸広布60周年。さらに、4・28「石川の日」「富山の日」40周年、8・24「北陸青年部の日」、8・26「北陸の日」30周年、そして、3・20「北陸婦人部の日」20周年と、北陸にとって、大きな節目の年です。
原田 この佳節(かせつ)を折伏でお祝いしようと、北陸の同志は懸命に対話拡大に挑み、現在までに、石川では地区平均1世帯、富山では1.5世帯の弘教が実っていますね。
横山 特に際立つのが、一家の長年の夢であった、ご主人や父親の入会です。
原田 40年、50年来の祈りが結実したドラマも数多く(うかが)っています。多くの同志が、「大法弘通(だいほうぐつう)慈折(じしゃく)広宣流布」との学会の使命をあらためて自覚し、池田先生との(えにし)深き年に新たな出発を切ろうと、勇気の対話に挑んだ結果ですね。
横山 はい。たとえば、富山のある支部では、地区副婦人部長が結婚50年目にして、ご主人を入会に導きました。その折伏が支部内に波動を呼び、ブロック1の弘教を達成しています。

「リーダー率先」で

本郷 県や総県のリーダー率先の折伏も多く結実しています。その歓喜は組織中に広がり、対話拡大への勇気を呼んでいます。
上倉 青年部でも同様で、県の男子部長や女子部長が弘教を実らせているケースも多くあります。
本郷 富山の旭日(きょくじつ)立山県では、ブロック1世帯の弘教が間近となりました。幸せになってもらいたい友を明確にし、皆で懸命に唱題に励んでいる結果です。
杉本 ここでは、県女子部長も7・19「女子部結成記念日」に2人へ折伏を実らせるなど、喜びが大きく広がっているそうですね。
正木 石川では、ある新入会の壮年部員の話が話題を呼んでいますね。壮年の入会は昨年1月のこと。職場の同僚に仏法の話を聞いた奥さんから、入会の相談をされた壮年は、「私も一緒に信心をする」と言い、夫妻で人生の新たな出発を切ります。
本郷 その後、壮年にがんが見つかります。しかし、壮年は信心により、病気に立ち向かう勇気を得ていました。「なぜ、そんなに勇敢(ゆうかん)なのですか?」と院内で知り合った方々に問われると、自身の信仰への確信を語っていたそうです。
正木 退院を機に、顔見知りになった方々とは別れますが、ある方は、壮年に言われた信心のことが頭から離れず、地域の学会員宅を訪れ、入会。今も懸命に題目を(とな)えている人が多くいるそうですね。
原田 歓喜の弘教こそが、友の心に希望の()をともすことを物語る素晴らしいエピソードです。
本郷 5年連続で折伏を実らせている、石川の72歳の副支部長の話も波動を呼んでいます。しかも、折伏した青年が本年、2人の同世代の友を入会に導き、その喜びは二重、三重に広がっています。
横山 富山では、この7月、全地域で地区総会を開催しました。地区で10人を超える友人が参加する地域も多くありました。
本郷 ある地区部長は、一人一人に招待状を手渡す中、16人の友人を地区総会に招くことができました。

より大きな自分に

横山 いよいよ、間近に迫った、8月24日の石川・富山の創価青年大会へ、壮年・婦人部も一丸(いちがん)となって、さらに力強く応援していきます。
原田 30年前のこの日、北陸を訪れた池田先生と、当時の青年部員は生涯の原点を築きました。
上倉 今回の青年大会には、30年前に先生と出会った青年の子ども世代も多く出演します。今再び、池田先生と共に新たな出発を切る集いにしてまいります。
原田 北陸創価学会のホームページ内には現在、(おも)に青年を対象にしたスマートフォン専用サイト「核兵器のない世界への入口」が開設されていますね。
上倉 はい。これは「SOKAグローバルアクション」の一環として、核兵器廃絶の運動を広めるために開設されたものです。第3章の「核兵器なんてバカげてる!」まで配信され、同世代の友に平和の連帯を大きく広げる対話のツール≠ニなっています。
杉本 北陸では、この夏、未来部育成の運動も活発ですね。石川では、パイオニア勤行会との名称で、夏休みに未来部員と一緒に勤行・唱題に挑戦する機会を30年以上続けている地域も多くあると聞きました。
上倉 その中でたくさんの人材が誕生しています。たとえば、創価大学の広報誌「SUN」の最新号の表紙には、5人の学生が登場していますが、このうちの2人が北陸の出身です。
横山 いずれも、国際的な人材を育成するためのプログラムに選抜された学生で、北陸の友の大きな喜びになっています。
正木 ともあれ、御書には、「師子(しし)の声には一切の(けもの)・声を(うしな)(とら)(かげ)には犬(おそ)る、日天(にってん)東に()でぬれば万星(ばんせい)の光は跡形(あとかた)もなし、法華経のなき所にこそ弥陀(みだ)念仏はいみじかりしかども南無妙法蓮華経の声・出来(しゅったい)しては師子と犬と日輪(にちりん)と星との光くらべのごとし」(1393ページ)と(おお)せです。
原田 「世界の北陸たれ!」との池田先生の指針(ししん)のままに、常に新たな挑戦をし、常に新たな飛躍(ひやく)()し、より大きな自分と、より大きな世界とを目指す北陸へと、共々に精進していきましょう。

(2014. 8.18. 聖教新聞)

 

 

<70> 前進の積み重ねが勝利の人生に
出席者:原田会長、杉本婦人部長、本郷北陸長、横山北陸婦人部長、山上北陸男子部長、折戸(おりと)北陸女子部長

本郷 北陸の全同志に、うれしい発表があります。今秋から北陸のブロック長の呼称(こしょう)を「誓願(せいがん)長」とすることが決定しました。大変におめでとうございます!
山上 池田先生が作詞された北陸の歌のタイトルは、「ああ誓願の歌」。北陸にとって、「誓願」とは、師匠との誓いです。
折戸 先生は教えてくださいました。「『(ちかい)』とは、歴史をつくる『(ちから)』である。『誓』とは、暗闇を照らす『光』である。『誓』とは、邪悪を()する『(つるぎ)』である」と。
本郷 今後、誓願長を対象に、小説『新・人間革命』を研鑚(けんさん)する「誓願(じゅく)」を開講。さらに、訪問・激励週間を設け、支部や地区のリーダーらと誓願長が、メンバーのもとを訪れる機会を増やしていきます。
横山 さらに、ブロックで毎年1人以上の任用試験受験者の輩出(はいしゅつ)を目指すなど、広布最前線のブロックの充実を図ります。
原田 白ゆり長と(とも)に、地域広布をリードする誓願長の皆さまの奮闘を心から願っています。

共感広げる友人葬

杉本 北陸婦人部では現在、30代・40代を中心に、「喜多国(きたぐに)コスモス大学校」を開校していますね。
横山 仕事をもつ女性も多く、思うように学会活動の時間が取れずにいた方も少なくありません。そうした方々が、小説『新・人間革命』などを読み深める中で、学会の歴史に感銘し、活動に取り組むようになっています。
杉本 あらためて、師の偉大な足跡を学ぶ大切さを感じずにはいられません。
横山 婦人部ではまた、10年以上前から、「スクラム10(テン)運動」を推進し、10人の真の友人の拡大に挑戦してきました。石川では今、各部が、この運動に取り組み、着実に友情の輪が広がっています。
原田 北陸は昔、「高志(こし)の国」と呼ばれていました。先生は、その史実を通し、北陸は「高き(こころざし)の国」にと呼び掛けられました。
杉本 北陸には、「信心の志」高き女性が多くいます。婦人部の皆さんと接する中で実感します。
原田 念仏王国≠ニいわれる旧習深い地で、広宣流布を進める苦労は、いかばかりか。現実を離れて幸福はない。一歩一歩の前進の積み重ねこそ勝利の人生である≠ニの「歓喜(かんき)に満ちあふれた生き方」を繰り返し教えてくださる池田先生の言葉に、深い意義を感じてなりません。
横山 その言葉の意味を心から実感するのが、友人葬です。北陸では、友人葬に参列して、学会への入会を希望される方が、本当にたくさんいます。
折戸 先日も、富山県内で要職に就かれていた方が、友人葬への参列を機に学会へ入会されました。その方は、「題目の音声(おんじょう)」に感動し、「多くの参列者が、故人の生前をしのび、一心に唱題する姿」に心を打たれたそうです。
本郷 先日、私は、他宗教を信仰していた32歳の青年と対話をする機会がありました。彼も題目の力強い音律(おんりつ)に感動して入会。現在、唱題に励む中で、青年大会の練習にも真剣に取り組み、人生の課題の解決へ前進を開始しています。

「現実変革」の信仰

山上 男子部が懸命に折伏(しゃくぶく)に取り組む中でも、学会の信仰が、いかに現実を変革しゆく(ちから)ある教えであるかを実感します。今、北陸では部2世帯を超える弘教ができていますが、多くの新入会者が、唱題行の功力(くりき)に感動しています。
本郷 その男子部の弘教をリードするのが富山常勝県です。地区1世帯の弘教が達成できていますね。
山上 爆発的な弘教・拡大が成就(じょうじゅ)している一番の要因は、壮年・婦人部のリーダーの方々が、弘教に挑む男子・女子部のメンバーのことを、自身のこと以上に、真剣に祈ってくださっているからです。
本郷 ある支部の活動者会での出来事です。ヤング男子部のメンバーが仏法対話に行ったものの、思うような結果を出せず、悔しさを皆の前で語りました。それを聞いていた支部長が、自身の祈りで、何としても青年に勝利を!≠ニ決意。以来、激励を続け、そのメンバーは見事な結果を出すことができました。
折戸 富山常勝県では、女子部の活動者も4倍に増えています。また、石川のある地域では、支部で7人の女子部員が青年大会に出演する所もあります。これも、各部一体の団結による結果です。
横山 池田先生は、これまで4度、北陸に長編詩を贈ってくださいました。そのタイトルは、「山河(さんが)(はる)か 北国の(うた)」「(たましい)黎明(あかつき) 永遠なる栄光の道」「太陽は昇る! 栄光の北陸に!!」「大北陸に幸福の旭日(あさひ)よ 輝け!」です。
本郷 私は、このタイトルを見ていると、北陸に広宣流布の太陽が昇っていくことを示されているように思えてなりません。
山上 北陸は古くから文化が栄え、教育にも(ちから)を入れてきた地域です。
折戸 来春には、北陸新幹線も開業し、東京―金沢間が最短約2時間半で結ばれるなど、北陸にとって歴史転換の年となります。
原田 「(みょう)とは蘇生(そせい)()」(御書947ページ)、「法華経は『(かつ)法門(ほうもん)』」を心に刻み、「世界の北陸」との指針のままに、北陸広布の新たな伝統と歴史を築かれることを念願しています。

(2014. 8.21. 聖教新聞)