< 座談会 >

躍進の鐘を鳴らせ

 


 

 

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団結こそ広宣流布の力
弟子の勝利が師匠の勝利
誓願の心で晴れやかに前進
異体同心の団結と師子吼の題目だ!
全員が青年の心で進め!
今こそ、不屈の団結の力を
強き信心で師子奮迅の力を
いよいよの負けじ魂で!
全ての宝友に無量無辺の大福運
後継育成で築く民衆の人材城

 

 

 

 

<21> 団結こそ広宣流布の力
出席者:原田会長、正木理事長、平山中部長、桑村中部婦人部長、森田中部青年部長、吉井女子部長

 原田 現在連載中の小説『新・人間革命』「大道(だいどう)」の章には、日々の活動において大切な視点が多数、(つづ)られています。皆で真剣に研鑽(けんさん)してまいりたい。
 桑村 池田先生は「大道」の章で、中部歌「この道の歌」の誕生の模様を(しる)してくださいました。今、中部各地に大きな喜びと決意が広がっています。
 正木 歌詞を推敲(すいこう)された際、先生は3番の結びの「諸天(しょてん)舞う」を「諸天舞え」としてくださいました。その時の真情(しんじょう)を次のように綴られています。
 「『諸天舞う』では、主体である私たちの在り方を示すものではなく、受動的なものになってしまっている。大事なことは、私たちの祈りで、一念で、諸天を舞わせていくことであり、動かしていくことだ」
 原田 広布の主体者の自覚に立ち、御本尊に祈り抜けば、大宇宙をも動かしていける。このことを先生は教えてくださっています。
 平山 皆で「この道の歌」を高らかに歌いながら、先生の示してくださった「信心の道」「一生成仏(じょうぶつ)の道」「広宣流布の道」「師弟の道」「同志の道」を貫いていく決意です。

「攻めの姿勢」こそ

 桑村 先生の激励を胸に、中部の各地で同志が奮闘。名古屋市緑区も目覚ましい活躍をしています。同区は「桶狭間の戦い」で有名です。
 原田 先生は、「桶狭間の戦い」を通して、次のように語られたことがあります。「人材を見つけ、人材を大切にし、人材を生かし切ったところが勝つ」と。
 森田 また「攻めの姿勢」についても教えてくださいました。「まず信長は、籠城などの『守りの態勢』ではなかった。あくまでも(みずか)ら打って出て、断固、陣頭に立って戦う『攻めの姿勢』で臨んだ」「『攻め』の行動が、時をつかむ。『勝利のチャンス』を開く」と。
 平山 名古屋市千種(ちくさ)区の友も、力いっぱい、前進しています。かつて先生は、「『千の(たね)』と書いて『ちくさ』というんだね。1000人に種を()くんだよ」「題目をあげた所が勝ちだよ」と激励してくださいました。今、千種では人材の花≠ェ爛漫(らんまん)と咲き、団結の心で躍進しています。
 森田 先生は、「大道」の章で、私たちに次のように教えてくださいました。
 「私どもは、互いに同志として尊敬し、仲良く、団結して進んでいくことが大事です。団結こそ、広宣流布の力であるからです」「皆さんが仲良く団結しているということは、皆さんが境涯(きょうがい)革命、人間革命をしている証明なんです」
 原田 御聖訓(ごせいくん)に「異体同心なれば万事(ばんじ)(じょう)し」(御書1463ページ)と(おお)せです。「異体同心の団結」と「題目の師子吼(ししく)」の大攻勢で、「創価の正義の大道」を走り抜いていこう。

生活者目線の提案

 正木 さて、「統一地方選」の前半戦(4月3日告示、12日投票)が目前に迫りました。現場に根差した地域活性化の(かなめ)*として、公明党への期待が大きく広がっています。
 吉井 公明党の主導で実現した「プレミアム付き商品券」が各地で好評ですね。これは、名古屋発の政策と伺いました。
 平山 1999年(平成11年)に発行された「地域振興券」の好循環を持続させるために、名古屋市商店街振興組合連合会は、2000年(同12年)以降も独自にプレミアム付き商品券を発行し、大きな経済効果を生んできました。
 桑村 消費者の反響を聞いた公明党が国を動かし、経済政策として推進。そして今回、プレミアム付き商品券発行の実現にいたりました。
 原田 全国・名古屋市商店街振興組合連合会の坪井明治(あきはる)理事長は語っています。「商品券発行による経済対策は効果がないとの批判がありますが、これは現場を知らない人の声です」「発行額を大きく上回る経済効果があります」「地域経済活性化の起爆剤になると期待しています」(公明新聞2月23日付)
 吉井 他にも全国から「日々、現場を歩き身に付けた生活者目線≠ェあっての提案」「地域の消費喚起につながる生活支援策であり、非常に評価している」等の期待の声が寄せられています。
 平山 今、中部各地で「統一地方選」に向けての激戦が繰り広げられています。特に、愛知県議選の名古屋市緑区・中川区、春日井(かすがい)市。岐阜県議選の岐阜市。そして名古屋市議選の千種(ちくさ)区・中川区・天白(てんぱく)区・名東(めいとう)区が熾烈(しれつ)な大激戦を展開しています。
 森田 中部では、東海地方に迫る「南海トラフ巨大地震」に備え、公明党が防災意識の啓発に積極的に取り組んでいます。
 桑村 また、議員本人が「防災士」などの資格を取得し、先頭に立って働いています。
 平山 名古屋市営地下鉄での転落事故を防ぐための可動式ホーム柵設置も公明党の尽力で実現しました。
 桑村 一人の小さな声≠ノも全力で応えています。ある難病患者の方からの「身体障害者手帳に私の疾患(しっかん)名が記載されていない」との相談に迅速(じんそく)に行動。市と連携を取り、その方の疾患名が手帳に記載されるようになりました。
 正木 公明党は、「統一地方選重点政策」の一つに「安心・安全な地域を」と掲げています。全国の公明党の地方議員が、その担い手として現場に根差し、大いに活躍しています。
 原田 東日本大震災から4年が過ぎました。公明党は、被災地復興の加速、そして全国各地の防災・減災対策の推進をはじめ、「命を守る政治」にさらに全力を挙げてもらいたい。

(2015. 3.26. 聖教新聞)

 

 

<22> 弟子の勝利が師匠の勝利
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 杉本 仏法では、「師弟」について、次のように説かれています。弟子は「火」であり、師は「(たきぎ)」である。弟子は「草木(そうもく)」であり、師は「大地」である。弟子は「流れ」であり、師は「(みなもと)」であると。
 原田 まさに師弟は不二(ふに)の存在です。ゆえに、弟子の栄光こそが、師匠の栄光であり、弟子の勝利こそが、師匠の勝利です。
 正木 池田先生は(つづ)られています。「『4・2』から『5・3』へ――それは、弟子の勝利を師に捧げる時である。そして、新たな大勝利を、師に誓って出発する時なのである」
 原田 戸田先生の祥月(しょうつき)命日である4月2日を前に、私たちは、あらためて、広宣流布の大指導者であった戸田先生を思う池田先生の心、峻厳(しゅんげん)なる師弟の精神を学んでいきたい。
 吉井 ある時は、「私はいつ、どこの地にあっても、戸田先生のご指導が、あの師子吼(ししく)の姿が、瞬時(しゅんじ)も脳裏から離れたことはありません。そして、常に先生が今の私をご覧になったら、なんと言われるか∞先生ならば、どうされるか≠ニ自分に問い続け、師の遺志(いし)を受け継いで広宣流布に邁進(まいしん)してまいりました」と言われ、「師」とは「人生の規範」であり、「広布の道」とは「師弟の道」であると教えてくださいました。
 杉本 また、ある時は、「先生を知るとは、先生の信心を学び、実践することです。その人の心にこそ、戸田先生がいらっしゃるんです。平和を願い、広宣流布に邁進する、生命の脈動(みゃくどう)のあるところに、戸田先生の生命が(かよ)う」と語られています。
 正木 法華経に「在在諸仏土(ざいざいしょぶつど) 常与師倶生(じょうよしくしょう)」(在在(いたるところ)の諸仏の土に 常に師と(とも)に生ず)とあります。師の心を、わが心として広布の道をまっすぐに進む人は、常に師と(とも)にあります。
 原田 師弟こそ、人間を最も向上させゆく軌道です。私たちは、池田先生の師弟の闘争に学び、「弟子の勝利が、師匠の勝利!」を胸に(きざ)みながら、新時代の常勝の歴史を勝ち開いていきましょう。

最後まで「執念」を

 吉井 さて、統一地方選・前半戦の告示まで4日となりました。
 杉本 私たちが支援する公明党は、各地でかつてない大激戦を続けています。
 吉井 思えば、前回4年前の統一地方選の際、惜しくも次点で涙をのんだ公明党の候補と、最下位で当選した候補の得票差は、わずか31票でした。
 竹岡 これほどの僅差(きんさ)で勝敗が決するのが地方選です。ゆえに公明党は、最後の最後まで、執念の訴えを続け、戦ってもらいたい。

生活者の声に真剣

 正木 昨年5月、日本創成会議(座長=増田寛也(ひろや)・元総務大臣)が発表したリポートは、日本中に衝撃を与えました。
 橋元 896もの市区町村が、2040年に消滅する可能性があるという、いわゆる「増田リポート」ですね。
 正木 日本中の全自治体の約半数が消滅するという推計を受け、政府も「地方創生」を強く打ち出し、本年を「地方創生元年」と位置づける識者もいます。
 橋元 だからこそ、増田氏は、「その意味でも、これからの首長や議員の選び方には、より一層の厳しい眼が求められると思います。資質の欠けた者を選んでしまうと、住民の側が強烈なしっぺ返しを食らいます。これまでもそうだったでしょうが、それがより赤裸々に出てくるのではないでしょうか」(月刊誌「潮」4月号)と警鐘(けいしょう)を鳴らしています。
 原田 一方、公明党は、地域政党としての活動を地道に積み重ね、国政政党の結成に至った希有(けう)の政党です。政党が、離合集散を繰り返す中、公明党は一貫して、地域に根を張り、生活者に根差して進んできました。ゆえに、公明党には、地方創生の中心を(にな)える資質と(ちから)があります。
 橋元 政治は、「結果責任」です。大切なのは「有権者のために、どんな政策を実現したか」です。有権者の要望を、地方や国政に反映しなければ、政治家の存在意義はありません。
 竹岡 実現不可能な政策を放言したり、デマで有権者の不安をあおるような政党には、政治を担う資質はないということです。
 原田 かつての日本では、業界団体や町内会、商店会などが地域のネットワークを結成し、政治とつながってきました。しかし、少子高齢化などにより、それらのネットワークが脆弱(ぜいじゃく)になり、地方議員と住民のつながりが弱くなっています。
 杉本 その意味で、国民の声、地域の生活者の声を、地道に吸い上げ、きめ細かく政治に集約できる公明党のネットワークの存在は、きわめて重要ですね。
 竹岡 さらに、政権与党の中で、地域、生活者に根差した政策を形にし、平和や人権を大事にする公明党への期待は、いやまして高まっています。
 原田 公明党は国民の声をさらに真剣に受け止め、地方創生の先頭に立って働いてもらいたい。そのためにも、今回の統一地方選を断じて勝ち抜いてほしい。

(2015. 3.30. 聖教新聞)

 

 

<23> 誓願の心で晴れやかに前進
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 橋元 「春だ。花咲く春だ。生命輝く春だ。希望の春、生き生きと伸びゆく春だ。さあ、わが友よ、創価の生命の陽光(ようこう)を輝かせながら、足取りも軽やかに、勇んで打って出よう!」――春4月を迎え、私の胸には今、この池田先生の言葉が響いています。
 吉井 各地で桜も開花し、いよいよ創価の春≠ェ、やって来ました。
 杉本 同時に、新年度の始まりでもある4月は、新社会人や新入学生を迎え、街が新たな活気≠ナ満ちあふれていますね。
 竹岡 「早く仕事を覚え、社会に貢献できる人になります!」「友人をたくさんつくり、勉強や部活を頑張ります!」などと、各所で聞こえる清新な決意を耳にするたび、私たちの心にも初心≠ェよみがえってきます。
 正木 皆で、フレッシュマンたちの前途を最大に応援するとともに、新鮮な息吹(いぶき)がみなぎる時期だからこそ、私たちも、今一度、自身の目標を明確にして、新たな出発を切っていきたいですね。
 竹岡 それでは、どうすれば、自らが立てた目標を達成できるのか。逆説的な話ですが、開目抄の中には、釈尊の弟子の舎利弗(しゃりほつ)が成仏を目指して修行するものの、悪縁(あくえん)にだまされて道半ばで修行をやめてしまうというエピソードが紹介されています。
 橋元 なぜ、舎利弗は退転してしまったのか。それは何があっても信心を(つらぬ)き、断じて退転しないという「誓願(せいがん)の心」がなかったからです。
 竹岡 日蓮大聖人は、「(せん)ずるところは天もすて(たま)諸難(しょなん)にもあえ身命(しんみょう)()とせん」(御書232ページ)との強き御決意を披歴(ひれき)され、一度、立てた誓いは、何があっても果たす「誓願の心」こそ、悪縁(あくえん)()に打ち勝つ(ちから)になるとされています。
 原田 仏道修行は、一面からいえば、立ちはだかる壁との戦いです。題目を根本に、「絶対にやり遂げる!」「断じて勝ち抜く!」との強靱(きょうじん)な「誓願」を日々、自身の心に打ち立てながら、春4月を晴れやかに前進していきましょう。

執念、勇舞、団結で

 杉本 4月はまた、関西の月でもあります。
 2日は「関西婦人部結成の日」、3日は「和歌山婦人部の日」、8日は「関西の日」、10日は「奈良婦人部の日」、15日は「神戸の日」、17日は「神戸婦人部の日」などと、幾重(いくえ)にも節目を刻みます。
 原田 池田先生は呼び掛けられています。
 「関西は、全世界の同志の憧れの天地だ。関西の前進を、全世界が見つめている」「関西よ、わが大関西よ、これからも常勝の金字塔(きんじとう)を、断固と頼む!」と。
 正木 関西で「まさか≠ェ実現」の民衆の勝利劇が成し遂げられた理由について、ある草創(そうそう)の婦人部の方が、「一つは最後までやり通す執念。もう一つは喜んで実践し抜く姿勢。それと、団結ですわ。みんなホンマに仲が良かったです」と言われていたことが強く印象に残っています。
 原田 池田先生は、その婦人の言葉を通し、「本当にその通りである」と振り返られながら、広布と人生は、「執念で」「喜び勇んで」「団結で」勝つものだと(つづ)られました。
 第一の「執念で勝つ」とは、「今一日に()りて(あゆみ)をさしをきては何として(みやこ)の月をば(なが)(そうろう)べき」(同1440ページ)との御聖訓(ごせいくん)の通り、最後まで歩み切り、総仕上げすることです。
 杉本 第二の「喜び勇んで勝つ」とは、舞うがごとく、踊るがごとく、生命を歓喜(かんき)躍動(やくどう)させ、底力(そこぢから)を発揮させていくことです。
 正木 第三の「団結で勝つ」とは、友の喜びに心を弾ませ、友の(なげ)きや悲しみに同苦(どうく)することです。創価の師弟が広げてきた、この究極の人間の(きずな)があったからこそ、関西は強く、負けなかったのです。
 原田 さあ、新時代の民衆の勝利劇の時です。執念、勇舞(ゆうまい)、団結で、皆がアッと驚く大逆転劇を巻き起こしていきましょう。

税金の無駄防止へ

 吉井 「統一地方選」前半戦の道府県・政令市議選(12日投票)の告示が、あす3日となりました。
 橋元 長い不況を経て、有権者は今、税金の使途、無駄遣いについて大変厳しい視点を持っています。
 吉井 そうした中、公明党が各地で推進している財政の「見える化」に、高い評価が寄せられています。
 杉本 地方自治体にも、民間企業と同じような会計制度を導入することによって、資産や借金などを厳しく管理するものですね。
 竹岡 すでに、東京都では公認会計士の資格を持つ公明都議が中心となって推進し、1兆円もの隠れ借金を処理しています。
 橋元 大阪の吹田市でも新たな会計制度を導入し、議会が住民への説明責任を果たしています。
 原田 この財政の「見える化」は、国民の政治への不信感を払拭(ふっしょく)し、信頼できる自治体をつくることにつながり、今後も各地で導入が予定されています。
 正木 それは、長い時間をかけて検討し、調整し、労力をかけて取り組んできた、公明党の議員による地道(じみち)で一貫した行動があったからこそ、実現したことです。
 原田 国民が信頼できる政治を行っていくため、公明党は、財政の健全化、税金の無駄遣い防止へ、先頭に立って行動してもらいたい。そのためにも、厳しい戦いが続く今回の統一地方選を断じて勝ち抜いてほしい。議員・候補者をはじめ、家族・OBも一丸(いちがん)となって、走り抜き、支持者の期待に応える公明党になってもらいたい。

(2015. 4. 2. 聖教新聞)

 

 

<24> 異体同心の団結と師子吼の題目だ!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 竹岡 小説『人間革命』第9巻「展開」の章には、60年前、若き池田先生が指揮を執られた、東京の大田区と横浜市の鶴見区の模様が(つづ)られています。
 正木 そこには、「なんのための戦いかと、目的をまず明確にし、その目的を達成するためには、何をもって戦うべきか」を切々と訴える、青年部の山本伸一室長の姿が(えが)かれています。
 原田 なんのための戦いか。それは、立正安国という、平和と安寧(あんねい)のためです。そして、私たちの人間革命のためです。一人一人が幸福になっていくためです。
 吉井 愛する地域を、明るく希望にあふれ、喜びに満ちた常寂光土(じょうじゃっこうど)にし、自身の宿命転換をなしゆく戦いということですね。
 原田 その通りです。では、その目的を達成するために、私たちは何をもって戦うのか。それは、言うまでもなく「信心」です。
 先生は、その点を何度も強調されています。「展開」の章では、次のように(しる)されています。「今こそ、信心で(ふる)い立ち、広宣流布というものへの広い視野と、深い自覚に立って、自主的に総立ちすることです」「心の底から使命を自覚した私たちの力は、どんな困難をも乗り越えていくことができます」と。
 杉本 この確信の指導に、皆が歓喜(かんき)に満ちあふれ、喜々(きき)として活動に励みます。その様子を先生は、「呼び覚まされた深い祈りは、不安を克服し、必勝の確信とさえなって、新しい着実な活動に入った」と記されています。
 正木 さらに先生は、「信心の団結」こそ、勝利の要諦(ようてい)であることを幾度も訴えられ、その重要性を、「展開」の章には、こう書かれています。
 「われわれは、同志の団結という以上、信心の団結でなければならない。全人類の宿命の打開のために生涯をかけた人びとの、御本尊を中心とした団結、それがどんなに(ちから)のあるものか」「使命を同じくする人の団結ほど強く、また尊いものはありません。この実践活動が、立正安国を、一歩一歩、進めているんです」
 原田 「日蓮が一類(いちるい)異体同心(いたいどうしん)なれば人人すくなく(そうら)へども大事を(じょう)じ」(御書1463ページ)と(おお)せの通りです。
 私たちは、一人一人が、戦う目的を明確にして、師子吼(ししく)の題目と異体同心の団結で、皆が総立ちとなり、明るく、仲良く、(ほが)らかに勝利していきましょう!

地域の代表を選ぶ

 橋元 さて、3日に、「統一地方選」前半戦の道府県・政令市議選(12日投開票)が告示されました。
 原田 地方選は、大事な地域の代表≠選ぶ選挙です。期日前投票も始まり、いよいよ本番期間となりました。
 吉井 統一地方選では初めての「ネット選挙」ともなります。
 杉本 投票日前日まで、ラインやツイッター、フェイスブックを使っての投票依頼ができるのが、ネット選挙の特徴です。
 橋元 ただ、携帯電話のeメールやショートメールを使っての選挙運動はできません。
 正木 今回、公明党からは、道府県議選の143の選挙区から170人、政令市議選の136選挙区から175人の計345人が立候補しています。
 竹岡 アメリカの名門コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授(政治学)は、昨年12月の衆院選を終え、語っています(本紙1月14日付「オピニオン」)。
 「政治には『チェック・アンド・バランス(抑制(よくせい)均衡(きんこう))』が必要です。本来ならば、野党が政権に対し、その機能を果たしますが、今の日本の野党にはその役割を期待できない。そこで、連立を組む公明党がブレーキ役を担うことに有権者の期待が高まったのではないかと考えます」
 正木 さらに、「公明党は、10%への消費増税時に『軽減税率』の導入を目指していますが、評価できる政策です。『社会的弱者に寄り添う福祉政策』『平和外交』という二つの理念を守り続けることが、公明党への期待であると思います」とも述べていました。

生活者支援の政策

 杉本 また、公明党が実現させた「プレミアム付き商品券」について、全国商店街振興組合連合会の坪井明治(あきはる)理事長は、「デフレ不況が深刻化した1999年、個人消費の喚起を目的に地域振興券が発行され、商店街は息を吹き返しました」と言われ、「商品券発行による経済対策は効果がないとの批判がありますが、これは現場を知らない人の声です」「発行額を大きく上回る経済効果があります」と断言しています。
 橋元 一方で、こうした景気回復、地方創生、生活者支援の政策に反対した政党があることは、紛れもない事実です。有権者の皆さんは、この事実をしっかり見極めてもらいたい。
 竹岡 「第三文明」5月号では、東京・狛江市の高橋都彦(くにひこ)市長が、そうした無責任政党の実態について、インタビューを通じ、赤裸々に語っています。
 原田 ともあれ、今回の統一地方選で、全員勝利を目指す公明党は、全議員はもちろん、家族・OBも死力(しりょく)を尽くして、支持者の期待に応えてもらいたい。

(2015. 4. 6. 聖教新聞)

 

 

<25> 全員が青年の心で進め!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 橋元 池田先生は常々(つねづね)、「広宣流布を進めるのは青年である。青年に託す以外にないし、青年にしか成し遂げられない。老いた心になってはならない」と言われます。
 原田 これは決して、青年部にだけ言われた話ではありません。皆が「青年の心」で躍動(やくどう)してこそ、広宣流布の勝利はあるのです。
 正木 実際、各地で、生涯青春の心意気で広布に駆ける模範(もはん)の多宝の先輩が、数多くいらっしゃいます。これが学会の強さです。
 原田 また、先生は、小説『新・人間革命』で、各方面歌に込めた万感(ばんかん)の思いを(つづ)り残されています。一語一語、一行一行への師の熱情をかみしめながら、私たちは「学会歌」と共に、前進していきたい。
 竹岡 「歌があるところは、発展する。歌を歌うところは、行進する勢いも強い。行動も早い。戦いに勝っていける」と教えてくださっている通りですね。
 吉井 この4月19日で、池田先生が作詞された「誓いの青年(きみ)よ」の発表から1周年となります。
 橋元 広布の大願(だいがん)を果たすため、師弟の勝利を永遠(とわ)に飾るため、この歌と共に、皆が「勇気」の二字で、挑み、舞いゆきます。
 原田 先生は、「『新しい人材』を育て、『新しい(ちから)』を結集したところが勝つ! これこそ、いつの時代も変わらない、絶対の勝利の方程式なのである」とも言われています。リーダーは銘記(めいき)してまいりたい。
 杉本 4月11日に、「部の日」を迎える「ヤング・ミセス」をはじめ、若い世代や広布を(にな)う青年を大切に(はぐく)むことこそが、絶対勝利の方程式であることを、心に刻んでまいります。

励まし、支え合う

 原田 新時代を開き、世界が喝采(かっさい)したフィリピンの「民衆革命」の立役者の一人であるラモス元大統領は、先生の大切な友人です。その元大統領が、青年たちへのアドバイスとして、チームワークの数学≠挙げていました。
 杉本 他者と協力し、団結していけば、「一プラス一」は「二」だけではなく、「三」にも「四」にも「五」にもなる。その相乗効果は計り知れないということですね。
 原田 そうです。このことを通し、先生は、「異体(いたい)を同心として、勇猛(ゆうもう)に攻め抜く戦いは、百倍にも千倍にも、大発展する。学会は常に、団結の力で、勝利の扉を開いてきた」と指導されました。異体同心なればかちぬ」(御書1463ページ)とある通りです。
 杉本 5日付の「新時代を駆ける」では、「師と共に戦う。師のごとく戦う。ここに学会の原点がある」と語られ、師弟の(たましい)をとどめてこられた小説『人間革命』の原稿の(つづ)()表紙に、「死身弘法(ししんぐほう) 不惜身命(ふしゃくしんみょう) ()の心 学会精神なり」「昭和五十四年四月二日」と記されていたことを教えてくださいました。
 原田 師と共に、師のごとく――私たちは、師子吼(ししく)の題目を根本に、励まし、支え合う異体同心の団結で、一人一人が己心(こしん)の壁を打ち破っていきたい。そして、最後の最後まで勇敢(ゆうかん)に攻め抜いてまいりたい。

ネットワークの力

 吉井 統一地方選・前半戦の投票日(12日)まで、あと3日となりました。期日前投票も11日までです。
 正木 地方選は「地域の未来」を開く選挙です。特に今回は、今後の日本の最重要課題の一つである「地方創生」を担う議員を選ぶ選挙でもあります。
 原田 ゆえに、公明党は、これまで地域のために積み重ねてきた豊富な実績と政策実現力を、大いに訴え、国の未来のために、死力を尽くしてもらいたい。
 竹岡 「いつ消えるか分からない政党、人気だけを追い求める政治家などに、負けないでもらいたい」と言う友人もいました。
 橋元 世論調査で約8割もの人が望む軽減税率の実現へ奔走(ほんそう)しているのは、公明党です。
 杉本 公明党はまた、2014年度の補正予算で交付金を用意し、全国の自治体が、プレミアム付き商品券の発行などをできるようにもしました。国で予算をつくり、地方議員と(ちから)を合わせて、生活を支援する。これが公明党のネットワークの力です。他党には、まねできないことです。
 竹岡 草の根の声を受け止め、大衆とともに歩む公明党とは違い、予算に反対しながら、「自分たちがやった」と言う無責任な政党に地域は任せられません。
 正木 遅々として進まなかった、公立小・中学校の耐震化を、ほぼ100%にできたのも、市区町村、都道府県、国会議員のネットワーク力を生かし、地域の実情を着実に掌握して、国にまで反映できる公明党だからこそです。
 竹岡 最近も、若者の雇用促進法案や危険ドラッグ対策など、党の青年委員会が提言した政策のうち、96%が実現あるいは実現に向けて具体的に進んでいることが発表されました。
 橋元 公明党の努力で、万一の事故や病気に備え、小規模保育に公的保険が適用されることも決まりました。全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事長も、「積極的に動いてくれた公明党には感謝しています」と大変に喜ばれていました。
 原田 青年政策、子育て支援など、国の未来を担う人材を真剣に守る公明党は、今回の統一地方選、目標としている完全勝利を断じて成し遂げ、明るく希望に満ちた未来を切り開いてもらいたい。

(2015. 4. 9. 聖教新聞)

 

 

<26> 今こそ、不屈の団結の力を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 杉本 統一地方選の前半戦が12日、投開票されました。
 吉井 私たちが支援する公明党からは、道府県議選に170人、政令市議選に175人の計345人が立候補していました。
 正木 いずれの選挙区でも、最終盤まで、当落線上でしのぎを削る戦いが展開されましたが、党員・支持者の献身的な行動が結実し、各地で激戦を勝ち抜き、大勝利しました。
 竹岡 かつてない劣勢をはねのけての見事な逆転劇でした。
 原田 ひとえに、第一線を駆け巡り、激戦地で汗を流し、そして(かげ)の戦いに徹した、同志の皆さまの忍耐と誠実と信念の行動があったからこそです。
 心から感謝申し上げます。(まこと)に誠にありがとうございました。
 正木 当選した計344人の議員は、昼夜(ちゅうや)を分かたず支援してくださった党員・支持者の期待を瞬時(しゅんじ)も忘れることなく、一票一票に託された有権者の思いをかみ締めながら、生活者のための政治の実現へ、行動してもらいたい。
 橋元 そして、いよいよ、19日には一般市議選と東京特別区の区議選が、21日には町村議選が告示されます。ともに26日の投票日を目指して、後半戦の選挙戦がスタートします。
 杉本 今回の選挙戦で公明党は、人口減少と少子高齢化が同時に進む現代において、「若い人が希望を持って人生設計を(えが)き」「お年寄りが安心して老後を暮らせる」社会を建設するための具体的な施策(しさく)を、いくつも発表しています。
 吉井 プレミアム付き商品券の発行などによる経済対策をはじめ、地域の医療・介護・子育て支援の充実、防災・減災対策の推進等ですね。
 橋元 さらに、世論調査で約8割の人が望む「軽減税率」の実現に向けて、一貫して行動もしています。
 竹岡 過去の統一地方選では、「8票」や「13票」差で勝敗を分けた選挙戦もありました。
 原田 まさに、「1票」に、しのぎを削る戦いが地方選です。
 「現場第一主義」を(つらぬ)き、「ネットワーク力」を生かし、「豊富な実績」を誇る公明党は、厳しい戦いが続く後半戦も、目標とする1248人の全員当選を目指し、全議員・OB・家族も一丸(いちがん)となって、全力を挙げてもらいたい。

「無冠の友」に感謝

 正木 さて、4月20日は、聖教新聞の創刊記念日です。戸田先生と池田先生の師弟の対話によって刊行された聖教新聞は今、全同志の支えによって、日刊の機関紙として大発展を遂げました。心から感謝いたします。
 原田 「無冠の友」の皆さまをはじめ、新聞長や通信員など、陰で支えてくださる方々がいるからこそ、私たちは日々、安心して、聖教新聞を読むことができます。それが、どれほど私たちの力になっていることか。感謝してもしきれません。
 吉井 キューバ独立の大英雄ホセ・マルティは、新聞の発刊は、「人びとに勇気が必要なとき、それを鼓舞(こぶ)したたえるためである」(神代修訳)と(つづ)っています。
 竹岡 極悪のナチスに、断固と反撃したフランスのド・ゴール将軍は、新聞を通して、広く民衆に訴え、勝利の力を結集していきました。
 橋元 ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁は、民衆運動を破壊する勢力に抵抗する最も有効な手段は、言論≠ナあるとの信念をもっていました。
 杉本 池田先生は言われています。「世界の歴史を見ても、社会を変革しゆく偉大な民衆運動には、つねに偉大な新聞がありました。いわんや、広宣流布という世界第一の民衆運動には、世界第一の新聞がなければならない」と。
 原田 「(ほとけ)は文字に()って衆生(しゅじょう)()(たま)う」(御書153ページ)と(おお)せの通りです。これからも私たちは、聖教新聞と共に、いかなる嵐にも敢然(かんぜん)と胸を張りながら、民衆凱歌(がいか)の大行進を続けていきましょう!

後継の人材を育成

 正木 池田先生は先日の9日、春の光あふれた東京・八王子市の創価大学を訪問され、居合わせた学生の代表に万感(ばんかん)の励ましを送られました。
 原田 その様子を振り返られながら、「恩師は、後継の友が成長し、勝利することを、一番、楽しみにされた。私も同じ気持ちだ」と語られています。私たちも、先生の心を、わが心として、後継の人材の育成に励んでまいりたい。
 杉本 先生は、4月11日付の「新時代を駆ける」で教えてくださいました。
 「苦難と真正面からぶつかって、題目を唱え切るのだ。苦しみが大きいほど、その後にくる楽しみも大きい。どんな時も、勇気ある信心を貫く人が、勝利者だ」と。
 吉井 さらに、戸田先生の「我らは勝つために生まれてきた。途中に何があろうが、最後に勝て! 断じて勝て! 最後に勝てば、全部、勝利なのだ」との言葉を紹介してくださり、「進もう、不屈(ふくつ)の団結の力で!」と呼び掛けられています。
 原田 「苦難に真正面から立ち向かう信心」。そして「不屈の団結の力」こそ、私たちの最大の武器≠ナす。
 竹岡 それこそが、この60年、池田先生が貫いてこられた勝利の鉄則であり、創価学会の伝統でもあります。
 原田 さあ、一人一人が強き信心をたぎらせ、そして皆で不屈の団結の力を発揮し、晴れ晴れと「5・3」を迎えていこうではありませんか!

(2015. 4.16. 聖教新聞)

 

 

<27> 強き信心で師子奮迅の力を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 橋元 日蓮大聖人は、広宣流布の戦いを繰り広げられている真っただ中で起きた、あらゆる難について、「(もと)より存知(ぞんち)(むね)」(御書910ページ)と(おお)せです。
 竹岡 種種御振舞(しゅじゅおふるまい)御書ではさらに、弟子たちに向かって、「各各(おのおの)思い切り(たま)へ」と述べられ、わが門下(もんか)よ、二陣(にじん)三陣、続け≠ニも厳命(げんめい)されています。
 原田 「本より存知」――これこそ、御本仏(ごほんぶつ)の精神であり、広宣流布という平和と幸福の社会を築く闘争に(のぞ)むにあたっての日蓮門下の弟子の心構えです。
 正木 仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の創価学会の大闘争は、この御本仏の覚悟と能忍(のうにん)に直結します。ゆえに、どんなことがあっても、「本より存知」の強き信心に立つ時、(ほとけ)智慧(ちえ)と、師子奮迅(ししふんじん)の力がわき起こらないはずがありません。
 橋元 池田先生は、先ほどの御文を通し、強調されています。「師匠は、常に『先覚(せんかく)の道』を不惜身命(ふしゃくしんみょう)の決意で、さきがけておられる。ならば弟子もまた、その道に恐れなく続いてこそ弟子である。師が開かれた道に続くことは、弟子もまた先覚の誉れの道を歩ませていただくということにほかならない」と。
 原田 今世の使命の闘争は、いやまして続きます。だからこそ、私たちは、「賢者(けんじゃ)はよろこび」(同1091ページ)の大確信で、いよいよ励まし合いながら、仲良く楽しく前進していきたい。

正義の眷属が必ず

 正木 先生は常々(つねづね)、言われています。(とうと)き、誉れの同志の皆さまが、健康で無事故で、一人も漏れなく所願満足(しょがんまんぞく)の大功徳を受け切っていかれるよう、強く祈っていますと。
 杉本 さらに、広布のために奮闘する一人一人の「心の(たから)」は無量(むりょう)であり、その福徳(ふくとく)は、仏縁(ぶつえん)を結んだ眷属(けんぞく)にも大きく広がると、教えてくださっています。
 吉井 法華経涌出品(ゆじゅつほん)には、「一一(いちいち)菩薩(ぼさつ)は、()()大衆(だいしゅ)唱導(しょうどう)(しゅ)にして、(おの)おの六万恒河沙(ごうがしゃ)等の眷属を(ひき)いたり」と()かれています。
 竹岡 地涌(じゆ)の菩薩一人一人には、六万恒河沙の眷属がいるということです。
 橋元 六万恒河沙とは、インドのガンジス川の砂の数の6万倍のことです。
 原田 一人一人が本気で祈り、戦えば、幾多の正義の眷属が必ず現れます。この確信のもと、私たちは、さらに大きくにぎやかに、広宣流布の陣列を広げてまいりたい。
 杉本 末法(まっぽう)の広宣流布に生きゆく使命の人生が、どれほど崇高(すうこう)であるか。大聖人は、「うれしきかな末法流布に(うま)れあへる我等」(同1439ページ)と仰せになり、その前進は、大歓喜の行進であると教えてくださっています。
 原田 さあ、一人一人が大きく人間革命し、境涯(きょうがい)を開き、自身の眷属までも、宿命転換を成し遂げゆくチャンスの到来です。世界一の師匠・池田先生と共に、偉大な不滅(ふめつ)の歴史を作り残そうではありませんか!

子育て世代の味方

 竹岡 さて、統一地方選・後半戦の市区議員選が19日に告示。21日に告示される町村議選と合わせて、26日の投票日に向けて、いよいよ各党の舌戦(ぜっせん)がスタートです。
 吉井 告示日の翌日から投票日の前日までは、期日前投票をすることもできます。
 橋元 公明党は、目標とする1248人の全員当選を目指し、各地で必死の訴えを続けています。
 正木 ネットでの選挙運動により、支持拡大ができる、いわゆる「ネット選挙」が解禁されてから、初めての統一地方選でもあります。
 杉本 告示から投票日の前日まで、LINEやフェイスブック、ツイッターなどを使って、投票依頼をすることができるのが、その特徴ですね。
 吉井 その中、公明党のLINEでは、党の素晴らしい実績が紹介されています。その一つが、「マタニティマーク」「ベビーカーマーク」です。
 杉本 今や子育て世代の女性にとって、欠かせない存在であり、強い味方ともなっている、このマークは、公明党の議員が、多くの女性からの切実な声を聞き、実現させたものです。
 全国統一のマークを作成し、その普及に、公明党の議員が動いたからこそ、今、各地で見られるようになったのです。

身近な課題に精通

 原田 本年は、公明系の議員が、初めて選挙に立候補してから60年の節目にも当たります。
 竹岡 その時、立候補したのも、地方議会でした。つまり、公明党は、地方議員を基盤に結成された政党です。
 吉井 だからこそ、公明党は、福祉、教育、医療など、生活の最も身近なテーマに精通し、的確に課題を解決することができます。
 原田 地方政治は、住民が選んだ「議員」と「首長(しゅちょう)」で構成されます。議員には、行政機関を監視する役割と同時に、地域の将来を見据えた「政策立案能力」や「構想力」が求められます。
 それは、住民の幅広い要望や悩みを聞き、地域社会の隅々まで知り抜いていなければできないことです。
 正木 現場を歩きに歩き、結党以来、約4250万件にのぼる市民相談を受けてきた公明党には、多様な現場の声を集約し、具体的な政策として実現していく力があり、事実としての実績が数多くあります。
 原田 地方議会に欠かすことのできない存在である公明党は、今こそ、その行動力と実現力を発揮し、皆が期待する完全勝利に向け、全議員・OB・家族が一丸(いちがん)となって、死力を尽くし抜いてもらいたい。

(2015. 4.20. 聖教新聞)

 

 

<28> いよいよの負けじ魂で!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 原田 「負けじ(だましい)」――これこそ、学会精神です。池田先生は、18日付の「随筆 民衆凱歌(がいか)の大行進」で(つづ)られました。「わが創価の負けじ魂の友は、どんなに苦しい局面にあっても、『信心(そく)生活』『仏法即社会』の法理に(のっと)り、一歩も退()かず前進してきた」と。
 正木 さらに、「『仏法は勝負』である。この信念で、断固として勝利の実証を示し切ってきた。これからも悪口罵詈(あっくめり)など弾き飛ばして、()るぎない信頼を勝ち開いていくのだ。これが『立正安国(りっしょうあんこく)』の王道である。『広宣流布』の大道(だいどう)である」とも、教えてくださいました。
 杉本 本年の3月16日、東京と関西の創価学園の卒業式が行われました。後継(こうけい)の友が、凛々(りり)しき出発を誓う式典が閉会に近づいた時、突然、創立者・池田先生の力強い声が会場に響き渡りました。「みんな、おめでとう! 卒業おめでとう! うれしいよ」と。
 吉井 それは、音声中継による突然の卒業式への参加≠ナした。そして、先生は、学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」の合唱を提案されたのです。
 原田 「負けじ魂 かがやけり」「負けじ魂 ここにあり」「負けじ魂 我が胸に」「負けじ魂 いつまでも」「負けじ魂 (ほが)らかに」と続く歌を、皆で一つになって歌い上げると、先生は再び、「一緒に歌ったよ。上手(じょうず)だったよ。おめでとう! おめでとう! よかったよ」と、包み込むような声で語り掛けられたのです。

満々たる生命力を

 杉本 先生はかつて、この歌が発表された際に語られました。「負けないという人生は、永久に勝ちです。勝つことよりも負けないことのほうが、じつは偉大な勝利なのです」と。
 竹岡 また、「負けかかった後輩、先輩に対しては『おい、しっかりしろよ。あの時、あのように誓ったじゃないか。頑張ろうじゃないか』――と励まし合って進んでほしい。人間だもの、嫌になる時、スランプに陥ることも、私はよく知っております。しかし、これだけの兄弟が励まし合っていくならば、私は、雄々(おお)しく美しい兄弟愛の精華(せいか)があると確信したい。私たちの勝負は21世紀だ」とも言われています。
 吉井 日蓮大聖人は、不屈(ふくつ)の闘争を貫いた四条(しじょう)金吾をたたえて、「きわめて・まけじ(不負)たまし(魂)の人」(御書986ページ)と(おお)せになられました。
 原田 困難にぶつかり、宿命が襲いかかってきた時こそ、「さあ、ここからだ!」と、いよいよの負けじ魂を燃やしていく。その人こそが、最後の勝利者となるのです。
 竹岡 そしてまた、苦難は、自身を(みが)き、高めるきっかけになるものです。悩みは、皆を勇気づける人間王者≠ノなるための(かて)にもなります。
 正木 ゆえに、全てを信心で(とら)え、自身の宿命転換の目標、広宣流布の目標を明確にし、私は勝った!≠ニ言える歴史を綴り残していきたい。
 原田 さあ、強盛(ごうじょう)な祈りで、勇気を湧き上がらせ、満々たる生命力をみなぎらせながら、人間の中へ、民衆の中へと、喜び勇んで飛び込み、我らの誠実の力で、大躍進していこうではありませんか!

多様な声を行政に

 橋元 さて、統一地方選の後半戦の投票日(26日)まで3日となりました。
 杉本 前半戦から続く選挙戦も大詰めです。調査(明るい選挙推進協会)によると、4年前の市区町村議選で、告示以降に投票先を決めた人は、「約6割」に(のぼ)ります。
 吉井 これから投票先を決める有権者が多くいるということですね。
 杉本 そうです。実績豊富で、地域の未来のための政策を掲げ、真剣に行動する公明党の候補をさらにアピールすることが大切になります。
 原田 地方選は、国政選挙に比べ、僅差(きんさ)で勝敗が決まります。たとえば、公明党の候補ではありませんが、今回の地方選の前半戦でも、熊本市議選では、2人の候補者の得票が同数になり、最後の議席をくじ引き≠ナ決しました。
 橋元 後半戦の舞台となる一般市、東京特別区、町村には、道府県や政令市に比べ、より住民に身近な政治課題が集約されています。
 竹岡 たしかに、医療や介護、教育、防災など、国が決めた枠組みを、実際に具体的なサービスや施策(しさく)として実行するのは、市区町村です。
 橋元 その意味で、住民の多様な声を誠実に受け止め、行政にきちんと反映できる人を選び、議会に送り出す必要があります。
 正木 公明党の地方議員は、地域の御用聞き≠ノ徹する力があると同時に、住民の声を、政策として実現する力があります。
 橋元 一部の政党のように、反対ばかりでは何も実現しません。また、聞くだけで何もできないのでは政治家とは言えません。
 正木 政策を実現するには、予算を付け、場合によっては、条例等を制定しなければなりません。そのためには、政策を立案し、粘り強く主張を続け、他会派との合意形成に汗を流す必要もあります。
 原田 それこそ、「住民に寄り添い、身近な地方政治のかじ取りを(にな)う」公明党の真骨頂(しんこっちょう)です。全議員・OB・家族も死力を尽くし、目標とする後半戦1248人の全員当選を断じて成し遂げてもらいたい。

(2015. 4.23. 聖教新聞)

 

 

<29> 全ての宝友に無量無辺の大福運
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長

 吉井 統一地方選・後半戦の投票が26日に行われ、結果が発表されました。
 竹岡 どの選挙区も、最後の最後まで当落線上での一進一退の攻防が続き、まさに「1票」にしのぎを削る接戦が展開されました。
 橋元 その中、公明党は、各地で激戦を勝ち抜き、大勝利しました。中でも、一般市議選では、政党別の当選者数で6回連続の「第1党」となりました。
 杉本 さらに女性議員数も前回に続き、「第1党」です。地域に根差した実績、そして政策実現力に高い評価が寄せられた結果です。
 原田 何より、昼夜(ちゅうや)を分かたず支持拡大に奔走(ほんそう)された党員・支持者の献身的な支えがあったからこそです。まさに、勇気と誠実と団結の勝利です。支援に走り抜いてくださった全ての同志に厚く御礼申し上げます。本当に本当にありがとうございました。
 正木 後半戦で当選した公明党の1245人は、支持者から寄せられた並々ならぬ期待を絶対に忘れないでもらいたい。そして「さすが公明党の議員だ!」と、皆が誇れる実績を大いに残してもらいたい。
 橋元 政治は結果です。当選後に何をするか≠ェ大切です。戸田先生は「青年は心して政治を監視せよ」と言われました。私たち青年は、当選した議員が、掲げた公約を、どう実現していくのか。有権者のために、どんな行動をするのかを鋭く見つめていきたい。

一切、無駄はない

 吉井 学会は、これまで、7年を一つの節目として、「七つの(かね)」という構想を発表してきました。
 正木 第一の「七つの鐘」は、学会創立の1930年(昭和5年)から79年(同54年)までです。そして今、2001年から50年までを第二の「七つの鐘」と位置づけ、前進しています。
 原田 この5月3日で、2番目の鐘が鳴り終わり、3番目の鐘が打ち鳴らされる節目となります。
 吉井 かつて池田先生は、この「七つの鐘」の構想に触れられながら、21世紀、22世紀、そして23世紀までの壮大なビジョンを発表されたことがあります。
 杉本 そこでは、21世紀の前半は、第二の「七つの鐘」を打ち鳴らしながら、アジアをはじめ、世界の平和の基盤をつくっていきたいと言われています。
 吉井 続く第三の「七つの鐘」を鳴らす21世紀の後半では、「生命の尊厳」の哲学を時代精神にし、世界精神へと定着させたい。さらに、第四の「七つの鐘」に当たる22世紀の前半には、世界の「恒久(こうきゅう)の平和」の崩れざる基盤をつくりたいとも言及されています。
 杉本 そして、その基盤の上に、第五の「七つの鐘」が高鳴る22世紀の後半には、絢爛(けんらん)たる人間文化の花を開かせていくこと。それが実現し、第六の「七つの鐘」、第七の「七つの鐘」へと進み、日蓮大聖人の立宗から1000年(2253年)を迎える23世紀の(なか)ばごろからは、新たな展開が始まるだろうとも語っています。
 原田 池田先生は述べられました。「これらは、もちろん『予言』というようなものではなく、平和を願う『決意』ということで申し上げておきたい。広宣流布は『末法(まっぽう)万年(まんねん)』の長期戦であるゆえに、五十年、百年単位で展望しながら、『今』を勝っていくことが正しい軌道(きどう)だからである。私は万年を見つめて、着々と手を打っている」と。
 正木 御聖訓(ごせいくん)に、「未来の()を知らんと(ほっ)せば()の現在の(いん)を見よ」(御書231ページ)とあります。ゆえに大切なことは、目先の勝敗にとらわれず、「偉大な目的」を胸に(いだ)き、今を懸命に走り抜くことです。
 竹岡 アメリカの哲学者エマソンは、「勝利は、つねに、落着いて偉大な目的をいだいて働く者の手にあります」(斉藤光訳)と述べています。
 原田 「偉大な目的」を抱き、日々、進む人には、必ず勝利が訪れるのです。
 27日付の小説『新・人間革命』「大道(だいどう)」の章で、先生は、「勝利は痛快です。あふれる喜びがある。信心への確信も増す。それが広宣流布の醍醐味(だいごみ)です。ゆえに、常に新しき挑戦を重ね、必ず勝ち続けていくことが大事なんです」と(つづ)られました。
 橋元 さらに、28日付では、「御仏智(ごぶっち)のままに進む信心の世界には、いっさい、無駄というものはない。いかなることも、不屈(ふくつ)なる闘魂と歓喜(かんき)の信心がある限り、すべて、新しい価値創造の源泉(げんせん)となり、大福運となることを確信していただきたい」とも書かれています。
 原田 (たから)の同志の皆さまが、無量無辺(むりょうむへん)功徳(くどく)に包まれゆくことは間違いありません。いよいよ世界広布新時代の躍進(やくしん)の大道は、開かれました。先生の第3代会長就任55周年の5月3日から、晴れ晴れと新たな前進を開始していきましょう!

「無事故」の友好を

 橋元 さて、春の大型連休を迎えました。日頃の疲れを取り、心も体もリフレッシュできる絶好の機会です。
 杉本 普段、なかなか会うことができない遠方の親戚や旧友、知人とも親睦を深めることができます。
 正木 旧交を温めながら、英気を養う期間にしていきたいですね。その際、くれぐれも「無事故」を心掛けてもらいたい。
 竹岡 大きな事故の前には、その予兆ともいえる小さな出来事があるものです。それを見逃すことなく、自らを戒めていく。その積み重ねこそが、無事故を勝ち取る因となります。
 原田 戸締りや火の元、長時間の車の運転などに気を付けながら、有意義で充実した期間にしてまいりましょう。

(2015. 4.30. 聖教新聞)

 

 

<30> 後継育成で築く民衆の人材城
出席者:原田会長、正木理事長、石黒未来本部長、沼倉女性未来本部長、西本副未来部長(中等部長兼任)、山本女子未来部長(女子高等部長兼任)

 石黒 「5月5日の『創価学会後継者の日』は、私の直弟子(じきでし)である未来部に一切を託す日です」――池田先生は「未来ジャーナル」5月号の「未来の(つばさ)」で、呼び掛けられています。
 原田 いよいよ、未来部育成の好機(こうき)≠フ到来です。先生は、さらに言われています。「私にとって5月は、戸田先生への報恩(ほうおん)の誓いを新たにする時であり、未来に続く君たちの道を開くために、『やらんかな!』と再び立ち上がる月です」と。
 正木 私たちも、「やらんかな!」の決意で、後継の未来部の育成に全力を尽くしていきましょう。
 沼倉 思い起こせば、この3月、先生は、東京創価小学校の6年生に会われ、激励。創価学園の卒業式にも、音声中継で、お祝いの言葉を贈られています。
 西本 4月に入っても、創価大学を訪問され、居合わせた学生に、万感(ばんかん)の励ましを送られています。
 石黒 どんな時でも、後継の友への励ましの手は休めない。(いな)、激闘のさなかだからこそ、未来を見据え、着々と手を打っていく。そのことを、先生が自ら教えてくださっているように思えてなりません。

皆が責任者の自覚

 原田 事実、先生は、「新時代を駆ける」の中で、「恩師は、後継の友が成長し、勝利することを、一番、楽しみにされた。私も同じ気持ちだ」(4月11日付)、「立派な後継を育て、何ものにも負けない民衆の人材城を築くのだ」(同月25日付)と、何度も何度も「後継」の大切さを教えてくださっています。
 正木 私たちも、ますます真剣に後継の育成に取り組まねばなりません。
 原田 そこで重要になるのが、「発想の転換」です。従来、未来部の育成というと、ややもすると担当者(まか)せ≠フ面もありました。もちろん、担当者の役割は大事ですが、少子高齢化を迎え、「一人の未来部員」の存在が、ますます重要になってきていることを思うと、創価家族が総力を挙げて、育成に(たずさ)わる必要があると考えます。
 正木 それは何か特別なことをしようと言っているわけではありません。日常の活動の中で、未来部の育成にも真剣に取り組もうということですね。
 石黒 たとえば、友のもとを訪問した際、そのご家庭に未来部員がいるのであれば、一言、励ましの声を掛ける。また、毎回の座談会の企画の中に、未来部のコーナーを設け、そのためにリーダー自身が未来部員のもとに足を運び、激励をすることなどですね。
 正木 さらに、毎回の本部幹部会の中継行事に、未来部員が積極的に参加できるよう、スタンプを用意したり、中継の前後で集いを開いたりなどの工夫をすることなどもそうです。
 原田 大切なことは、皆が未来部の育成責任者≠ニの自覚で、取り組むことです。本年も11月には、教学部任用試験の実施が予定されています。先生は、大白蓮華5月号の巻頭言(かんとうげん)でも、未来部の育成について(つづ)られ、「青春の心の大地に、(とき)(かな)った真心(まごころ)の励ましを送り、希望の(たね)向学(こうがく)の種、勇気の種を()いて、幸福勝利の果実を(はぐく)むのが、我ら創価の未来部育成だ」と言われています。
 「青き事は(あい)より()でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる」(御書1221ページ)の御金言(ごきんげん)を胸に、皆で立派な後継の人材を育て、さらに強固な創価の連帯を築いてまいりたい。

人材が世界で活躍

 西本 今、未来部には、世界で羽ばたく幾多(いくた)の人材が誕生しています。
 山本 たとえば、自転車競技で世界王者の少年部員、体操日本一の女子中等部員、「トップアスリート発掘・育成事業」に選ばれ、東京オリンピックを目指す女子中等部員もいます。
 西本 陸上のジュニアオリンピックで優勝し、東京オリンピックの特別強化選手になった男子高等部員や、グローバルな人材育成を目的に、世界各国の高校生の中から選抜され、2年間の海外研修に8月から旅立つ男子もいます。
 山本 オックスフォード大学出版局が主催する英語のコンテストで最優秀賞に輝いた女子高等部員や、手紙作文コンクールで最高賞の文部科学大臣賞を受けた女子中等部員もいました。
 西本 世界をかけるバレエダンサーや、サッカー世代別日本代表に選ばれている男女未来部員もいます。
 原田 創価の連帯が、世界の希望と輝き光る時代がやって来ていますね。
 沼倉 先日、聖教新聞の記者の方が、感動の様子で取材の際の出来事を教えてくれました。日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた映画監督に、「いじめ」などをテーマにした最新作の取材を行った時のことです。
 山本 その監督は、一冊の本を手に、取材の場に来られ、興奮気味に語り出したそうです。「映画の完成後に読んだこの本で、私たちの考え方は間違っていないと確信が持てました」
 沼倉 その本とは、池田先生の『希望対話』だったそうです。「いじめは、いじめる側が100%悪い」との言葉をはじめ、未来を託す青年たちの、無限の可能性を伝える書籍を読んだその監督は、池田先生の哲学に対する深い感動を赤裸々に語っていたそうです。
 原田 素晴らしいエピソードですね。世界一の創価の哲学を学ぶ私たちは、さらに、その誇りを輝かせ、(たから)の未来部と共に、新たな出発を切っていこう!

(2015. 5. 4. 聖教新聞)