団結こそ広宣流布の力 |
<21> 団結こそ広宣流布の力
出席者:原田会長、正木理事長、平山中部長、桑村中部婦人部長、森田中部青年部長、吉井女子部長
原田 現在連載中の小説『新・人間革命』「大道」の章には、日々の活動において大切な視点が多数、綴
桑村 池田先生は「大道」の章で、中部歌「この道の歌」の誕生の模様を記
正木 歌詞を推敲
「『諸天舞う』では、主体である私たちの在り方を示すものではなく、受動的なものになってしまっている。大事なことは、私たちの祈りで、一念で、諸天を舞わせていくことであり、動かしていくことだ」
原田 広布の主体者の自覚に立ち、御本尊に祈り抜けば、大宇宙をも動かしていける。このことを先生は教えてくださっています。
平山 皆で「この道の歌」を高らかに歌いながら、先生の示してくださった「信心の道」「一生成仏
「攻めの姿勢」こそ
桑村 先生の激励を胸に、中部の各地で同志が奮闘。名古屋市緑区も目覚ましい活躍をしています。同区は「桶狭間の戦い」で有名です。
原田 先生は、「桶狭間の戦い」を通して、次のように語られたことがあります。「人材を見つけ、人材を大切にし、人材を生かし切ったところが勝つ」と。
森田 また「攻めの姿勢」についても教えてくださいました。「まず信長は、籠城などの『守りの態勢』ではなかった。あくまでも自
平山 名古屋市千種
森田 先生は、「大道」の章で、私たちに次のように教えてくださいました。
「私どもは、互いに同志として尊敬し、仲良く、団結して進んでいくことが大事です。団結こそ、広宣流布の力であるからです」「皆さんが仲良く団結しているということは、皆さんが境涯
原田 御聖訓
生活者目線の提案
正木 さて、「統一地方選」の前半戦(4月3日告示、12日投票)が目前に迫りました。現場に根差した地域活性化の要
吉井 公明党の主導で実現した「プレミアム付き商品券」が各地で好評ですね。これは、名古屋発の政策と伺いました。
平山 1999年(平成11年)に発行された「地域振興券」の好循環を持続させるために、名古屋市商店街振興組合連合会は、2000年(同12年)以降も独自にプレミアム付き商品券を発行し、大きな経済効果を生んできました。
桑村 消費者の反響を聞いた公明党が国を動かし、経済政策として推進。そして今回、プレミアム付き商品券発行の実現にいたりました。
原田 全国・名古屋市商店街振興組合連合会の坪井明治
吉井 他にも全国から「日々、現場を歩き身に付けた生活者目線≠ェあっての提案」「地域の消費喚起につながる生活支援策であり、非常に評価している」等の期待の声が寄せられています。
平山 今、中部各地で「統一地方選」に向けての激戦が繰り広げられています。特に、愛知県議選の名古屋市緑区・中川区、春日井
森田 中部では、東海地方に迫る「南海トラフ巨大地震」に備え、公明党が防災意識の啓発に積極的に取り組んでいます。
桑村 また、議員本人が「防災士」などの資格を取得し、先頭に立って働いています。
平山 名古屋市営地下鉄での転落事故を防ぐための可動式ホーム柵設置も公明党の尽力で実現しました。
桑村 一人の小さな声≠ノも全力で応えています。ある難病患者の方からの「身体障害者手帳に私の疾患
正木 公明党は、「統一地方選重点政策」の一つに「安心・安全な地域を」と掲げています。全国の公明党の地方議員が、その担い手として現場に根差し、大いに活躍しています。
原田 東日本大震災から4年が過ぎました。公明党は、被災地復興の加速、そして全国各地の防災・減災対策の推進をはじめ、「命を守る政治」にさらに全力を挙げてもらいたい。
(2015. 3.26. 聖教新聞)
<22> 弟子の勝利が師匠の勝利
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
杉本 仏法では、「師弟」について、次のように説かれています。弟子は「火」であり、師は「薪
原田 まさに師弟は不二
正木 池田先生は綴
原田 戸田先生の祥月
吉井 ある時は、「私はいつ、どこの地にあっても、戸田先生のご指導が、あの師子吼
杉本 また、ある時は、「先生を知るとは、先生の信心を学び、実践することです。その人の心にこそ、戸田先生がいらっしゃるんです。平和を願い、広宣流布に邁進する、生命の脈動
正木 法華経に「在在諸仏土
原田 師弟こそ、人間を最も向上させゆく軌道です。私たちは、池田先生の師弟の闘争に学び、「弟子の勝利が、師匠の勝利!」を胸に刻
最後まで「執念」を
吉井 さて、統一地方選・前半戦の告示まで4日となりました。
杉本 私たちが支援する公明党は、各地でかつてない大激戦を続けています。
吉井 思えば、前回4年前の統一地方選の際、惜しくも次点で涙をのんだ公明党の候補と、最下位で当選した候補の得票差は、わずか31票でした。
竹岡 これほどの僅差
生活者の声に真剣
正木 昨年5月、日本創成会議(座長=増田寛也
橋元 896もの市区町村が、2040年に消滅する可能性があるという、いわゆる「増田リポート」ですね。
正木 日本中の全自治体の約半数が消滅するという推計を受け、政府も「地方創生」を強く打ち出し、本年を「地方創生元年」と位置づける識者もいます。
橋元 だからこそ、増田氏は、「その意味でも、これからの首長や議員の選び方には、より一層の厳しい眼が求められると思います。資質の欠けた者を選んでしまうと、住民の側が強烈なしっぺ返しを食らいます。これまでもそうだったでしょうが、それがより赤裸々に出てくるのではないでしょうか」(月刊誌「潮」4月号)と警鐘
原田 一方、公明党は、地域政党としての活動を地道に積み重ね、国政政党の結成に至った希有
橋元 政治は、「結果責任」です。大切なのは「有権者のために、どんな政策を実現したか」です。有権者の要望を、地方や国政に反映しなければ、政治家の存在意義はありません。
竹岡 実現不可能な政策を放言したり、デマで有権者の不安をあおるような政党には、政治を担う資質はないということです。
原田 かつての日本では、業界団体や町内会、商店会などが地域のネットワークを結成し、政治とつながってきました。しかし、少子高齢化などにより、それらのネットワークが脆弱
杉本 その意味で、国民の声、地域の生活者の声を、地道に吸い上げ、きめ細かく政治に集約できる公明党のネットワークの存在は、きわめて重要ですね。
竹岡 さらに、政権与党の中で、地域、生活者に根差した政策を形にし、平和や人権を大事にする公明党への期待は、いやまして高まっています。
原田 公明党は国民の声をさらに真剣に受け止め、地方創生の先頭に立って働いてもらいたい。そのためにも、今回の統一地方選を断じて勝ち抜いてほしい。
(2015. 3.30. 聖教新聞)
<23> 誓願の心で晴れやかに前進
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
橋元 「春だ。花咲く春だ。生命輝く春だ。希望の春、生き生きと伸びゆく春だ。さあ、わが友よ、創価の生命の陽光
吉井 各地で桜も開花し、いよいよ創価の春≠ェ、やって来ました。
杉本 同時に、新年度の始まりでもある4月は、新社会人や新入学生を迎え、街が新たな活気≠ナ満ちあふれていますね。
竹岡 「早く仕事を覚え、社会に貢献できる人になります!」「友人をたくさんつくり、勉強や部活を頑張ります!」などと、各所で聞こえる清新な決意を耳にするたび、私たちの心にも初心≠ェよみがえってきます。
正木 皆で、フレッシュマンたちの前途を最大に応援するとともに、新鮮な息吹
竹岡 それでは、どうすれば、自らが立てた目標を達成できるのか。逆説的な話ですが、開目抄の中には、釈尊の弟子の舎利弗
橋元 なぜ、舎利弗は退転してしまったのか。それは何があっても信心を貫
竹岡 日蓮大聖人は、「詮
原田 仏道修行は、一面からいえば、立ちはだかる壁との戦いです。題目を根本に、「絶対にやり遂げる!」「断じて勝ち抜く!」との強靱
執念、勇舞、団結で
杉本 4月はまた、関西の月でもあります。
2日は「関西婦人部結成の日」、3日は「和歌山婦人部の日」、8日は「関西の日」、10日は「奈良婦人部の日」、15日は「神戸の日」、17日は「神戸婦人部の日」などと、幾重
原田 池田先生は呼び掛けられています。
「関西は、全世界の同志の憧れの天地だ。関西の前進を、全世界が見つめている」「関西よ、わが大関西よ、これからも常勝の金字塔
正木 関西で「まさか≠ェ実現」の民衆の勝利劇が成し遂げられた理由について、ある草創
原田 池田先生は、その婦人の言葉を通し、「本当にその通りである」と振り返られながら、広布と人生は、「執念で」「喜び勇んで」「団結で」勝つものだと綴
第一の「執念で勝つ」とは、「今一日に成
杉本 第二の「喜び勇んで勝つ」とは、舞うがごとく、踊るがごとく、生命を歓喜
正木 第三の「団結で勝つ」とは、友の喜びに心を弾ませ、友の嘆
原田 さあ、新時代の民衆の勝利劇の時です。執念、勇舞
税金の無駄防止へ
吉井 「統一地方選」前半戦の道府県・政令市議選(12日投票)の告示が、あす3日となりました。
橋元 長い不況を経て、有権者は今、税金の使途、無駄遣いについて大変厳しい視点を持っています。
吉井 そうした中、公明党が各地で推進している財政の「見える化」に、高い評価が寄せられています。
杉本 地方自治体にも、民間企業と同じような会計制度を導入することによって、資産や借金などを厳しく管理するものですね。
竹岡 すでに、東京都では公認会計士の資格を持つ公明都議が中心となって推進し、1兆円もの隠れ借金を処理しています。
橋元 大阪の吹田市でも新たな会計制度を導入し、議会が住民への説明責任を果たしています。
原田 この財政の「見える化」は、国民の政治への不信感を払拭
正木 それは、長い時間をかけて検討し、調整し、労力をかけて取り組んできた、公明党の議員による地道
原田 国民が信頼できる政治を行っていくため、公明党は、財政の健全化、税金の無駄遣い防止へ、先頭に立って行動してもらいたい。そのためにも、厳しい戦いが続く今回の統一地方選を断じて勝ち抜いてほしい。議員・候補者をはじめ、家族・OBも一丸
(2015. 4. 2. 聖教新聞)
<24> 異体同心の団結と師子吼の題目だ!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
竹岡 小説『人間革命』第9巻「展開」の章には、60年前、若き池田先生が指揮を執られた、東京の大田区と横浜市の鶴見区の模様が綴
正木 そこには、「なんのための戦いかと、目的をまず明確にし、その目的を達成するためには、何をもって戦うべきか」を切々と訴える、青年部の山本伸一室長の姿が描
原田 なんのための戦いか。それは、立正安国という、平和と安寧
吉井 愛する地域を、明るく希望にあふれ、喜びに満ちた常寂光土
原田 その通りです。では、その目的を達成するために、私たちは何をもって戦うのか。それは、言うまでもなく「信心」です。
先生は、その点を何度も強調されています。「展開」の章では、次のように記
杉本 この確信の指導に、皆が歓喜
正木 さらに先生は、「信心の団結」こそ、勝利の要諦
「われわれは、同志の団結という以上、信心の団結でなければならない。全人類の宿命の打開のために生涯をかけた人びとの、御本尊を中心とした団結、それがどんなに力
原田 「日蓮が一類
私たちは、一人一人が、戦う目的を明確にして、師子吼
地域の代表を選ぶ
橋元 さて、3日に、「統一地方選」前半戦の道府県・政令市議選(12日投開票)が告示されました。
原田 地方選は、大事な地域の代表≠選ぶ選挙です。期日前投票も始まり、いよいよ本番期間となりました。
吉井 統一地方選では初めての「ネット選挙」ともなります。
杉本 投票日前日まで、ラインやツイッター、フェイスブックを使っての投票依頼ができるのが、ネット選挙の特徴です。
橋元 ただ、携帯電話のeメールやショートメールを使っての選挙運動はできません。
正木 今回、公明党からは、道府県議選の143の選挙区から170人、政令市議選の136選挙区から175人の計345人が立候補しています。
竹岡 アメリカの名門コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授(政治学)は、昨年12月の衆院選を終え、語っています(本紙1月14日付「オピニオン」)。
「政治には『チェック・アンド・バランス(抑制
正木 さらに、「公明党は、10%への消費増税時に『軽減税率』の導入を目指していますが、評価できる政策です。『社会的弱者に寄り添う福祉政策』『平和外交』という二つの理念を守り続けることが、公明党への期待であると思います」とも述べていました。
生活者支援の政策
杉本 また、公明党が実現させた「プレミアム付き商品券」について、全国商店街振興組合連合会の坪井明治
橋元 一方で、こうした景気回復、地方創生、生活者支援の政策に反対した政党があることは、紛れもない事実です。有権者の皆さんは、この事実をしっかり見極めてもらいたい。
竹岡 「第三文明」5月号では、東京・狛江市の高橋都彦
原田 ともあれ、今回の統一地方選で、全員勝利を目指す公明党は、全議員はもちろん、家族・OBも死力
(2015. 4. 6. 聖教新聞)
<25> 全員が青年の心で進め!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
橋元 池田先生は常々
原田 これは決して、青年部にだけ言われた話ではありません。皆が「青年の心」で躍動
正木 実際、各地で、生涯青春の心意気で広布に駆ける模範
原田 また、先生は、小説『新・人間革命』で、各方面歌に込めた万感
竹岡 「歌があるところは、発展する。歌を歌うところは、行進する勢いも強い。行動も早い。戦いに勝っていける」と教えてくださっている通りですね。
吉井 この4月19日で、池田先生が作詞された「誓いの青年
橋元 広布の大願
原田 先生は、「『新しい人材』を育て、『新しい力
杉本 4月11日に、「部の日」を迎える「ヤング・ミセス」をはじめ、若い世代や広布を担
励まし、支え合う
原田 新時代を開き、世界が喝采
杉本 他者と協力し、団結していけば、「一プラス一」は「二」だけではなく、「三」にも「四」にも「五」にもなる。その相乗効果は計り知れないということですね。
原田 そうです。このことを通し、先生は、「異体
杉本 5日付の「新時代を駆ける」では、「師と共に戦う。師のごとく戦う。ここに学会の原点がある」と語られ、師弟の魂
原田 師と共に、師のごとく――私たちは、師子吼
ネットワークの力
吉井 統一地方選・前半戦の投票日(12日)まで、あと3日となりました。期日前投票も11日までです。
正木 地方選は「地域の未来」を開く選挙です。特に今回は、今後の日本の最重要課題の一つである「地方創生」を担う議員を選ぶ選挙でもあります。
原田 ゆえに、公明党は、これまで地域のために積み重ねてきた豊富な実績と政策実現力を、大いに訴え、国の未来のために、死力を尽くしてもらいたい。
竹岡 「いつ消えるか分からない政党、人気だけを追い求める政治家などに、負けないでもらいたい」と言う友人もいました。
橋元 世論調査で約8割もの人が望む軽減税率の実現へ奔走
杉本 公明党はまた、2014年度の補正予算で交付金を用意し、全国の自治体が、プレミアム付き商品券の発行などをできるようにもしました。国で予算をつくり、地方議員と力
竹岡 草の根の声を受け止め、大衆とともに歩む公明党とは違い、予算に反対しながら、「自分たちがやった」と言う無責任な政党に地域は任せられません。
正木 遅々として進まなかった、公立小・中学校の耐震化を、ほぼ100%にできたのも、市区町村、都道府県、国会議員のネットワーク力を生かし、地域の実情を着実に掌握して、国にまで反映できる公明党だからこそです。
竹岡 最近も、若者の雇用促進法案や危険ドラッグ対策など、党の青年委員会が提言した政策のうち、96%が実現あるいは実現に向けて具体的に進んでいることが発表されました。
橋元 公明党の努力で、万一の事故や病気に備え、小規模保育に公的保険が適用されることも決まりました。全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事長も、「積極的に動いてくれた公明党には感謝しています」と大変に喜ばれていました。
原田 青年政策、子育て支援など、国の未来を担う人材を真剣に守る公明党は、今回の統一地方選、目標としている完全勝利を断じて成し遂げ、明るく希望に満ちた未来を切り開いてもらいたい。
(2015. 4. 9. 聖教新聞)
<26> 今こそ、不屈の団結の力を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
杉本 統一地方選の前半戦が12日、投開票されました。
吉井 私たちが支援する公明党からは、道府県議選に170人、政令市議選に175人の計345人が立候補していました。
正木 いずれの選挙区でも、最終盤まで、当落線上でしのぎを削る戦いが展開されましたが、党員・支持者の献身的な行動が結実し、各地で激戦を勝ち抜き、大勝利しました。
竹岡 かつてない劣勢をはねのけての見事な逆転劇でした。
原田 ひとえに、第一線を駆け巡り、激戦地で汗を流し、そして陰
心から感謝申し上げます。誠
正木 当選した計344人の議員は、昼夜
橋元 そして、いよいよ、19日には一般市議選と東京特別区の区議選が、21日には町村議選が告示されます。ともに26日の投票日を目指して、後半戦の選挙戦がスタートします。
杉本 今回の選挙戦で公明党は、人口減少と少子高齢化が同時に進む現代において、「若い人が希望を持って人生設計を描
吉井 プレミアム付き商品券の発行などによる経済対策をはじめ、地域の医療・介護・子育て支援の充実、防災・減災対策の推進等ですね。
橋元 さらに、世論調査で約8割の人が望む「軽減税率」の実現に向けて、一貫して行動もしています。
竹岡 過去の統一地方選では、「8票」や「13票」差で勝敗を分けた選挙戦もありました。
原田 まさに、「1票」に、しのぎを削る戦いが地方選です。
「現場第一主義」を貫
「無冠の友」に感謝
正木 さて、4月20日は、聖教新聞の創刊記念日です。戸田先生と池田先生の師弟の対話によって刊行された聖教新聞は今、全同志の支えによって、日刊の機関紙として大発展を遂げました。心から感謝いたします。
原田 「無冠の友」の皆さまをはじめ、新聞長や通信員など、陰で支えてくださる方々がいるからこそ、私たちは日々、安心して、聖教新聞を読むことができます。それが、どれほど私たちの力になっていることか。感謝してもしきれません。
吉井 キューバ独立の大英雄ホセ・マルティは、新聞の発刊は、「人びとに勇気が必要なとき、それを鼓舞
竹岡 極悪のナチスに、断固と反撃したフランスのド・ゴール将軍は、新聞を通して、広く民衆に訴え、勝利の力を結集していきました。
橋元 ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁は、民衆運動を破壊する勢力に抵抗する最も有効な手段は、言論≠ナあるとの信念をもっていました。
杉本 池田先生は言われています。「世界の歴史を見ても、社会を変革しゆく偉大な民衆運動には、つねに偉大な新聞がありました。いわんや、広宣流布という世界第一の民衆運動には、世界第一の新聞がなければならない」と。
原田 「仏
後継の人材を育成
正木 池田先生は先日の9日、春の光あふれた東京・八王子市の創価大学を訪問され、居合わせた学生の代表に万感
原田 その様子を振り返られながら、「恩師は、後継の友が成長し、勝利することを、一番、楽しみにされた。私も同じ気持ちだ」と語られています。私たちも、先生の心を、わが心として、後継の人材の育成に励んでまいりたい。
杉本 先生は、4月11日付の「新時代を駆ける」で教えてくださいました。
「苦難と真正面からぶつかって、題目を唱え切るのだ。苦しみが大きいほど、その後にくる楽しみも大きい。どんな時も、勇気ある信心を貫く人が、勝利者だ」と。
吉井 さらに、戸田先生の「我らは勝つために生まれてきた。途中に何があろうが、最後に勝て! 断じて勝て! 最後に勝てば、全部、勝利なのだ」との言葉を紹介してくださり、「進もう、不屈
原田 「苦難に真正面から立ち向かう信心」。そして「不屈の団結の力」こそ、私たちの最大の武器≠ナす。
竹岡 それこそが、この60年、池田先生が貫いてこられた勝利の鉄則であり、創価学会の伝統でもあります。
原田 さあ、一人一人が強き信心をたぎらせ、そして皆で不屈の団結の力を発揮し、晴れ晴れと「5・3」を迎えていこうではありませんか!
(2015. 4.16. 聖教新聞)
<27> 強き信心で師子奮迅の力を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
橋元 日蓮大聖人は、広宣流布の戦いを繰り広げられている真っただ中で起きた、あらゆる難について、「本
竹岡 種種御振舞
原田 「本より存知」――これこそ、御本仏
正木 仏意仏勅
橋元 池田先生は、先ほどの御文を通し、強調されています。「師匠は、常に『先覚
原田 今世の使命の闘争は、いやまして続きます。だからこそ、私たちは、「賢者
正義の眷属が必ず
正木 先生は常々
杉本 さらに、広布のために奮闘する一人一人の「心の財
吉井 法華経涌出品
竹岡 地涌
橋元 六万恒河沙とは、インドのガンジス川の砂の数の6万倍のことです。
原田 一人一人が本気で祈り、戦えば、幾多の正義の眷属が必ず現れます。この確信のもと、私たちは、さらに大きくにぎやかに、広宣流布の陣列を広げてまいりたい。
杉本 末法
原田 さあ、一人一人が大きく人間革命し、境涯
子育て世代の味方
竹岡 さて、統一地方選・後半戦の市区議員選が19日に告示。21日に告示される町村議選と合わせて、26日の投票日に向けて、いよいよ各党の舌戦
吉井 告示日の翌日から投票日の前日までは、期日前投票をすることもできます。
橋元 公明党は、目標とする1248人の全員当選を目指し、各地で必死の訴えを続けています。
正木 ネットでの選挙運動により、支持拡大ができる、いわゆる「ネット選挙」が解禁されてから、初めての統一地方選でもあります。
杉本 告示から投票日の前日まで、LINEやフェイスブック、ツイッターなどを使って、投票依頼をすることができるのが、その特徴ですね。
吉井 その中、公明党のLINEでは、党の素晴らしい実績が紹介されています。その一つが、「マタニティマーク」「ベビーカーマーク」です。
杉本 今や子育て世代の女性にとって、欠かせない存在であり、強い味方ともなっている、このマークは、公明党の議員が、多くの女性からの切実な声を聞き、実現させたものです。
全国統一のマークを作成し、その普及に、公明党の議員が動いたからこそ、今、各地で見られるようになったのです。
身近な課題に精通
原田 本年は、公明系の議員が、初めて選挙に立候補してから60年の節目にも当たります。
竹岡 その時、立候補したのも、地方議会でした。つまり、公明党は、地方議員を基盤に結成された政党です。
吉井 だからこそ、公明党は、福祉、教育、医療など、生活の最も身近なテーマに精通し、的確に課題を解決することができます。
原田 地方政治は、住民が選んだ「議員」と「首長
それは、住民の幅広い要望や悩みを聞き、地域社会の隅々まで知り抜いていなければできないことです。
正木 現場を歩きに歩き、結党以来、約4250万件にのぼる市民相談を受けてきた公明党には、多様な現場の声を集約し、具体的な政策として実現していく力があり、事実としての実績が数多くあります。
原田 地方議会に欠かすことのできない存在である公明党は、今こそ、その行動力と実現力を発揮し、皆が期待する完全勝利に向け、全議員・OB・家族が一丸
(2015. 4.20. 聖教新聞)
<28> いよいよの負けじ魂で!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
原田 「負けじ魂
正木 さらに、「『仏法は勝負』である。この信念で、断固として勝利の実証を示し切ってきた。これからも悪口罵詈
杉本 本年の3月16日、東京と関西の創価学園の卒業式が行われました。後継
吉井 それは、音声中継による突然の卒業式への参加≠ナした。そして、先生は、学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」の合唱を提案されたのです。
原田 「負けじ魂 かがやけり」「負けじ魂 ここにあり」「負けじ魂 我が胸に」「負けじ魂 いつまでも」「負けじ魂 朗
満々たる生命力を
杉本 先生はかつて、この歌が発表された際に語られました。「負けないという人生は、永久に勝ちです。勝つことよりも負けないことのほうが、じつは偉大な勝利なのです」と。
竹岡 また、「負けかかった後輩、先輩に対しては『おい、しっかりしろよ。あの時、あのように誓ったじゃないか。頑張ろうじゃないか』――と励まし合って進んでほしい。人間だもの、嫌になる時、スランプに陥ることも、私はよく知っております。しかし、これだけの兄弟が励まし合っていくならば、私は、雄々
吉井 日蓮大聖人は、不屈
原田 困難にぶつかり、宿命が襲いかかってきた時こそ、「さあ、ここからだ!」と、いよいよの負けじ魂を燃やしていく。その人こそが、最後の勝利者となるのです。
竹岡 そしてまた、苦難は、自身を磨
正木 ゆえに、全てを信心で捉
原田 さあ、強盛
多様な声を行政に
橋元 さて、統一地方選の後半戦の投票日(26日)まで3日となりました。
杉本 前半戦から続く選挙戦も大詰めです。調査(明るい選挙推進協会)によると、4年前の市区町村議選で、告示以降に投票先を決めた人は、「約6割」に上
吉井 これから投票先を決める有権者が多くいるということですね。
杉本 そうです。実績豊富で、地域の未来のための政策を掲げ、真剣に行動する公明党の候補をさらにアピールすることが大切になります。
原田 地方選は、国政選挙に比べ、僅差
橋元 後半戦の舞台となる一般市、東京特別区、町村には、道府県や政令市に比べ、より住民に身近な政治課題が集約されています。
竹岡 たしかに、医療や介護、教育、防災など、国が決めた枠組みを、実際に具体的なサービスや施策
橋元 その意味で、住民の多様な声を誠実に受け止め、行政にきちんと反映できる人を選び、議会に送り出す必要があります。
正木 公明党の地方議員は、地域の御用聞き≠ノ徹する力があると同時に、住民の声を、政策として実現する力があります。
橋元 一部の政党のように、反対ばかりでは何も実現しません。また、聞くだけで何もできないのでは政治家とは言えません。
正木 政策を実現するには、予算を付け、場合によっては、条例等を制定しなければなりません。そのためには、政策を立案し、粘り強く主張を続け、他会派との合意形成に汗を流す必要もあります。
原田 それこそ、「住民に寄り添い、身近な地方政治のかじ取りを担
(2015. 4.23. 聖教新聞)
<29> 全ての宝友に無量無辺の大福運
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、吉井女子部長
吉井 統一地方選・後半戦の投票が26日に行われ、結果が発表されました。
竹岡 どの選挙区も、最後の最後まで当落線上での一進一退の攻防が続き、まさに「1票」にしのぎを削る接戦が展開されました。
橋元 その中、公明党は、各地で激戦を勝ち抜き、大勝利しました。中でも、一般市議選では、政党別の当選者数で6回連続の「第1党」となりました。
杉本 さらに女性議員数も前回に続き、「第1党」です。地域に根差した実績、そして政策実現力に高い評価が寄せられた結果です。
原田 何より、昼夜
正木 後半戦で当選した公明党の1245人は、支持者から寄せられた並々ならぬ期待を絶対に忘れないでもらいたい。そして「さすが公明党の議員だ!」と、皆が誇れる実績を大いに残してもらいたい。
橋元 政治は結果です。当選後に何をするか≠ェ大切です。戸田先生は「青年は心して政治を監視せよ」と言われました。私たち青年は、当選した議員が、掲げた公約を、どう実現していくのか。有権者のために、どんな行動をするのかを鋭く見つめていきたい。
一切、無駄はない
吉井 学会は、これまで、7年を一つの節目として、「七つの鐘
正木 第一の「七つの鐘」は、学会創立の1930年(昭和5年)から79年(同54年)までです。そして今、2001年から50年までを第二の「七つの鐘」と位置づけ、前進しています。
原田 この5月3日で、2番目の鐘が鳴り終わり、3番目の鐘が打ち鳴らされる節目となります。
吉井 かつて池田先生は、この「七つの鐘」の構想に触れられながら、21世紀、22世紀、そして23世紀までの壮大なビジョンを発表されたことがあります。
杉本 そこでは、21世紀の前半は、第二の「七つの鐘」を打ち鳴らしながら、アジアをはじめ、世界の平和の基盤をつくっていきたいと言われています。
吉井 続く第三の「七つの鐘」を鳴らす21世紀の後半では、「生命の尊厳」の哲学を時代精神にし、世界精神へと定着させたい。さらに、第四の「七つの鐘」に当たる22世紀の前半には、世界の「恒久
杉本 そして、その基盤の上に、第五の「七つの鐘」が高鳴る22世紀の後半には、絢爛
原田 池田先生は述べられました。「これらは、もちろん『予言』というようなものではなく、平和を願う『決意』ということで申し上げておきたい。広宣流布は『末法
正木 御聖訓
竹岡 アメリカの哲学者エマソンは、「勝利は、つねに、落着いて偉大な目的をいだいて働く者の手にあります」(斉藤光訳)と述べています。
原田 「偉大な目的」を抱き、日々、進む人には、必ず勝利が訪れるのです。
27日付の小説『新・人間革命』「大道
橋元 さらに、28日付では、「御仏智
原田 宝
「無事故」の友好を
橋元 さて、春の大型連休を迎えました。日頃の疲れを取り、心も体もリフレッシュできる絶好の機会です。
杉本 普段、なかなか会うことができない遠方の親戚や旧友、知人とも親睦を深めることができます。
正木 旧交を温めながら、英気を養う期間にしていきたいですね。その際、くれぐれも「無事故」を心掛けてもらいたい。
竹岡 大きな事故の前には、その予兆ともいえる小さな出来事があるものです。それを見逃すことなく、自らを戒めていく。その積み重ねこそが、無事故を勝ち取る因となります。
原田 戸締りや火の元、長時間の車の運転などに気を付けながら、有意義で充実した期間にしてまいりましょう。
(2015. 4.30. 聖教新聞)
<30> 後継育成で築く民衆の人材城
出席者:原田会長、正木理事長、石黒未来本部長、沼倉女性未来本部長、西本副未来部長(中等部長兼任)、山本女子未来部長(女子高等部長兼任)
石黒 「5月5日の『創価学会後継者の日』は、私の直弟子
原田 いよいよ、未来部育成の好機
正木 私たちも、「やらんかな!」の決意で、後継の未来部の育成に全力を尽くしていきましょう。
沼倉 思い起こせば、この3月、先生は、東京創価小学校の6年生に会われ、激励。創価学園の卒業式にも、音声中継で、お祝いの言葉を贈られています。
西本 4月に入っても、創価大学を訪問され、居合わせた学生に、万感
石黒 どんな時でも、後継の友への励ましの手は休めない。否
皆が責任者の自覚
原田 事実、先生は、「新時代を駆ける」の中で、「恩師は、後継の友が成長し、勝利することを、一番、楽しみにされた。私も同じ気持ちだ」(4月11日付)、「立派な後継を育て、何ものにも負けない民衆の人材城を築くのだ」(同月25日付)と、何度も何度も「後継」の大切さを教えてくださっています。
正木 私たちも、ますます真剣に後継の育成に取り組まねばなりません。
原田 そこで重要になるのが、「発想の転換」です。従来、未来部の育成というと、ややもすると担当者任
正木 それは何か特別なことをしようと言っているわけではありません。日常の活動の中で、未来部の育成にも真剣に取り組もうということですね。
石黒 たとえば、友のもとを訪問した際、そのご家庭に未来部員がいるのであれば、一言、励ましの声を掛ける。また、毎回の座談会の企画の中に、未来部のコーナーを設け、そのためにリーダー自身が未来部員のもとに足を運び、激励をすることなどですね。
正木 さらに、毎回の本部幹部会の中継行事に、未来部員が積極的に参加できるよう、スタンプを用意したり、中継の前後で集いを開いたりなどの工夫をすることなどもそうです。
原田 大切なことは、皆が未来部の育成責任者≠ニの自覚で、取り組むことです。本年も11月には、教学部任用試験の実施が予定されています。先生は、大白蓮華5月号の巻頭言
「青き事は藍
人材が世界で活躍
西本 今、未来部には、世界で羽ばたく幾多
山本 たとえば、自転車競技で世界王者の少年部員、体操日本一の女子中等部員、「トップアスリート発掘・育成事業」に選ばれ、東京オリンピックを目指す女子中等部員もいます。
西本 陸上のジュニアオリンピックで優勝し、東京オリンピックの特別強化選手になった男子高等部員や、グローバルな人材育成を目的に、世界各国の高校生の中から選抜され、2年間の海外研修に8月から旅立つ男子もいます。
山本 オックスフォード大学出版局が主催する英語のコンテストで最優秀賞に輝いた女子高等部員や、手紙作文コンクールで最高賞の文部科学大臣賞を受けた女子中等部員もいました。
西本 世界をかけるバレエダンサーや、サッカー世代別日本代表に選ばれている男女未来部員もいます。
原田 創価の連帯が、世界の希望と輝き光る時代がやって来ていますね。
沼倉 先日、聖教新聞の記者の方が、感動の様子で取材の際の出来事を教えてくれました。日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた映画監督に、「いじめ」などをテーマにした最新作の取材を行った時のことです。
山本 その監督は、一冊の本を手に、取材の場に来られ、興奮気味に語り出したそうです。「映画の完成後に読んだこの本で、私たちの考え方は間違っていないと確信が持てました」
沼倉 その本とは、池田先生の『希望対話』だったそうです。「いじめは、いじめる側が100%悪い」との言葉をはじめ、未来を託す青年たちの、無限の可能性を伝える書籍を読んだその監督は、池田先生の哲学に対する深い感動を赤裸々に語っていたそうです。
原田 素晴らしいエピソードですね。世界一の創価の哲学を学ぶ私たちは、さらに、その誇りを輝かせ、宝
(2015. 5. 4. 聖教新聞)