< 座談会 >

創立90周年を勝ち開く!

 


 

 

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広宣流布は「人と会う」こと
地域照らす立正安国の対話
立正安国の実現こそ学会の魂
リーダー率先の行動が壁を破る
誓願の祈りが日蓮仏法の根幹
今日も勇んで使命の道を!
誠実 真剣が人間外交の真髄
異体同心の信心に歓喜と福運
師弟不二の「共戦」の誉れ
師弟こそ壁破る無限の力

 

 

 

 

<41> 広宣流布は「人と会う」こと
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、志賀男子部長、大串女子部長

 大串 21日付の聖教新聞で報じられていた通り、中国・広東省広州市の仲ト(ちゅうがい)農業工程学院で、中日友好協会の初代会長である廖承志(りょうしょうし)氏と、池田先生の思想を巡るシンポジウムが開催されました。
 志賀 これは、仲ト農業工程学院、広東省社会科学院、創価大学が主催したものです。中国内外の学術者から29本の論文も寄せられ、日中のさらなる友好交流のための方途が活発に議論されました。
 竹岡 先生の「平和・文化・教育」の思想の研究は、アメリカ、カナダ、アルゼンチン、スペイン、インドなどでも行われ、ここに時代を開く鍵がある≠ニ注目されています。青年部にとって、これほどの誇りはありません。
 長谷川 池田先生はこれまで10度訪中し、歴代の指導者らと友誼(ゆうぎ)を深めてこられました。また、行く先々で心温まる交流を重ねてきました。初めて訪れた際(1974年5月)、「おじさんは、どこから来たのですか」との少女の問いに、「日本から来ました。あなたに会うために来ました」と答えたことは有名な話です。後に先生は、「相手が大人であろうと、子どもであろうと、一瞬一瞬の出会いを大切にし、友情を結ぶために全力で対話した」と振り返っています。
 原田 中国だけではありません。先生は世界中を訪問しながら、それこそ無名の庶民から国家の指導者まで多くの方と会い、深い友好の(きずな)を結んできました。
 長谷川 先生は言われています。「どんな機会も逃さず、私は人と会ってきた。世界中、どの地でも、時間の許す限り、『会う』ことで学会の味方を増やした。『会う』ことで学会を強くしてきた。『もう、会う人がいない』というくらい、会って会って会いまくる。ここに学会の強さがあるのだ」と。
 原田 「人と会い、人と語らう」――ここから広布の道は開かれます。私たちは先生の行動に続き、日本中の友人・知人と会って会って会いまくり、希望の対話、励ましの対話、確信の対話で、創価勝利の大道を開いていきましょう。

しっかりと睡眠を

 永石 ところで、現代人の慢性的な課題の一つとして、「睡眠不足」が挙げられます。当然ですが、睡眠が不足すると疲れが取れにくくなります。戸田先生が折あるごとに、広布に生きる大切な使命の同志に、「あらゆる工夫をして寝なさい」と言われていた通り、「睡眠」は、健康を守るためにも、事故を防ぐためにも、重要です。
 原田 池田先生も、「多忙な現代人には、難しいかもしれないが、時間を価値的に使うことです。そして朝を、さわやかに出発する。信心(そく)生活の智慧が、自分自身を守っていくのです」と語られたことがあります。
 長谷川 「真夜中以前の1時間の眠りは、以後の2時間分に値する」という言葉もありますね。
 永石 学会活動でも、たとえば、会合の後の打ち合わせなどで帰宅が遅くならないようにしていきたいと思います。特に、婦人部・女子部のリーダーは、できる限り短時間で打ち合わせを終えていきましょう。
 長谷川 一日の唱題の目標を決めている人ほど、短時間で打ち合わせを終え、早めに帰宅して唱題に挑戦していますね。
 永石 帰宅後に電話で連絡を取り合う場合も短時間で済ませ、早く休めるように、リーダーから心を配っていきたいと思います。
 原田 「価値的に聡明(そうめい)に」――これが信心の智慧(ちえ)です。しっかりと睡眠を取り、朗々(ろうろう)たる唱題で生命力を満々と湧かせ、日々の活動に取り組んでいきましょう。

「歴史的な転換点」

 大串 さて、今月、公明党が長年訴えてきた「幼児教育・保育」と「大学・専門学校などの高等教育」の「無償化」を実施するための2法が、自民・公明などの賛成多数で、可決・成立しました。
 竹岡 末冨(かおり)・日本大学教授(教育行政学)が、「公明党の尽力により、今月、幼児教育・保育と高等教育を無償化する二つの法律が成立したことは、日本の教育政策において歴史的転換点と言っていいでしょう」と語っている通り、これは画期的な出来事です。
 志賀 これらの無償化は、日本が直面する「少子化」を克服するためのものであり、親の経済格差が、子どもに受け継がれる「貧困の連鎖」を断ち切ることを目指すものです。
 竹岡 安倍首相も「小学校、中学校9年間の普通教育無償化以来、70年ぶりの大改革」と述べています。
 志賀 財源には、今年10月に実施される、消費税率10%への引き上げによる増収分が充てられます。
 竹岡 この法案には、国民民主党と日本維新の会なども賛成。立憲民主党と共産党は反対しました。政府は今、無償化と併せ、2013年度からの5年間で53万5000人分の保育の受け皿を拡大するなど、待機児童の解消に取り組み、さらなる拡充を推進しています。また、保育士の年収も13年から5年間で48万円増加させるなどし、さらなる待遇改善を行っています。
 志賀 公明党が与党になる前、「教育無償化」の実現など、誰が予想できたでしょうか。自民党だけの政権では、絶対にできなかったと思います。これは、長年かけて、公明党が主張してきたことを自民党が受け入れたものです。そういう意味では、日本の歴史を変える、大変な出来事です。
 竹岡 口で言うだけではない。予算を工面し、法律を作る。そうした粘り強い仕事を公明党は続けてきました。そして今や、教育無償化を含めた「全世代型社会保障」が与党の政策になったのです。
 原田 これが「生活者目線」を貫く公明党が政権与党にいる価値の一つです。「教科書の無償配布」に始まる、「教育は国の一大事業」「子どもは未来の(たから)」という公明党の精神が、形になったものであり、日本の未来のための重大な変革であると高く評価したい。

(2019. 5.23. 聖教新聞)

 

 

<42> 地域照らす立正安国の対話
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 長谷川 6月は創価の女性の月ですね。4日は女子部の「世界池田華陽会(かようかい)の日」、そして、10日は「婦人部の日」です。
 大串 2009年6月4日、池田先生・奥さまが東京・信濃町の創価女子会館を初訪問されました。これが「世界池田華陽会(かようかい)の日」の淵源(えんげん)です。今年は、初訪問から10周年の佳節(かせつ)です。
 原田 各地で女子部の皆さんが、地域の婦人部やご家族と共に、対話拡大に挑戦している様子を(うかが)っています。先生は「一つ一つの挑戦と労苦が、全て『心の(たから)』となります。大福運となって、最も充実した青春の凱歌(がいか)の『この道』が悠々と開かれていきます」と励ましを送られています。
 長谷川 「大白蓮華」6月号巻頭言(かんとうげん)では「母の祈りを栄光凱歌(がいか)(つばさ)に!」と題し、世界中の広布の母をたたえてくださっています。
 永石 感謝の思いでいっぱいです。先生は、兵庫の婦人部と語り合った「幸福常勝の哲学」を紹介してくださいました。@徹して一人の友の幸せを願い、大切にするA目標を最後まで、喜び勇んで、やり通す執念(しゅうねん)B「負けたらあかん」の異体同心(いたいどうしん)の団結――です。
 長谷川 学会家族の皆に当てはまる指針(ししん)です。先生は5月19日付の随筆でも「あの友もこの友も、あの地もこの地も、笑顔で照らし晴らしゆくのが、創価の女性たちの立正安国の対話ではないだろうか」と、婦人部・女子部にエールを送ってくださいました。
 原田 広宣流布、立正安国の戦いは民衆が賢明(けんめい)になり、強くなって平和と幸福の連帯を広げていく闘争でもあります。私たちは題目を「獅子(しし)()ゆるが(ごと)く」(御書764ページ)唱え抜き、一人でも多くの友に確信の声を届け、民衆勝利の新時代を開いていきたい。

現実的に平和構築

 竹岡 今年は私たちが支援する公明党が結党55周年を迎えます。さらに自民党と初めて連立を組んでから20年。この間、公明党が果たしてきた役割に対し、多くの識者から高く評価する声が寄せられています。
 長谷川 一橋大学大学院の中北浩爾(こうじ)教授は、「自公政権は現在のところ、日本政治で唯一の安定した連立の枠組みとなっている。自公以外の安定した連立の枠組みは、この四半世紀の間、存在してこなかった」(月刊誌「潮」6月号)と述べています。
 竹岡 さらに、中北氏は、自民党だけでは「平和や弱者の観点が抜け落ちてしまうので、そこを補完する役割を公明党が担っています」(月刊誌「第三文明」6月号)と指摘。このような公明党の姿勢が、政権の安定につながっているのではないでしょうか。
 永石 自公政権は福祉や医療、社会保障の分野などで多くの生活に密着した政策を実現してきました。これらについて中北氏は近著の中で「こうした政権は、公明党が政権に入っていてこそ実現できる」(『自公政権とは何か』ちくま新書)と指摘しています。
 原田 少子高齢化が急速に進み、日本社会は転換期を迎えています。これからますます政治の重要テーマになっていく「教育」「子育て」なども公明党が長年リードしてきたものばかりです。今月、成立した「幼児教育・保育」と「大学・専門学校などの高等教育」の「無償化」実施のための2法なども、そうです。
 竹岡 作家・佐藤優氏は先日、平和安全法制を巡って「公明党は『歯止めをかけた』と言われるが、私は『平和を、より強化した』と思っている。公明党が強くなることは、世界平和のためにも重要なことだ」と語っていました。
 大串 佐藤氏は「公明党は平和を現実的に構築していく価値観を持っている。民衆に寄り添い、一人一人の平和を実現していくことは、公明党にしかできない」とも言われています。
 永石 評論家の森田実氏は「結党以来、55年の歴史の中で公明党が主張してきた政策は今や、国の中心政策に()えられました。全世代型社会保障の構築や、命を守る防災・減災対策の拡充、自然・文化の力を生かした観光立国化はその代表格です」と語られています。
 原田 連立政権の(かなめ)として、公明党は、日本社会の安定と発展、そして平和のために、なくてはならない存在となっています。そのことを、私がお会いする各界のトップや識者の方々もよく言われます。多くの方々が、公明党らしさをさらに発揮してもらいたいと期待しています。
 竹岡 公明党は、積み重ねてきた実績、庶民を守る政策を掲げて全力で戦い、これからも「大衆とともに」進んでもらいたい。

改元詐欺≠ノ注意

 永石 社会では、特殊詐欺の被害が続いています。特に今、急増しているのが改元に便乗した手口です。
 原田 これは、全国銀行協会や銀行を装って封書を送り、「平成から令和への改元によってキャッシュカードの変更手続きが必要」などとかたり、口座番号や暗証番号と共にキャッシュカードを送らせるという、極めて悪質なものです。
 長谷川 銀行等の金融機関が暗証番号を尋ねたり、キャッシュカードなどを送るように指示したりすることはありません。書類が届いても、絶対に口座情報や暗証番号などを教えず、キャッシュカード、通帳なども渡さないでください。
 永石 改元によってキャッシュカードの変更が必要になることはありません。
 大串 ある調査では特殊詐欺被害者のうち、9割以上の人が「自分は大丈夫だと思った」「考えたこともなかった」と回答していたというデータもあります。
 原田 油断や過信は禁物です。互いに注意し合い、怪しいと思ったら迷わずに周囲の人や警察に相談するなど、賢明な判断で詐欺被害を防いでいきましょう。

(2019. 5.27. 聖教新聞)

 

 

<43> 立正安国の実現こそ学会の魂
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 大串 6月6日は初代会長・牧口常三郎先生の生誕日です。さらに、本年の「11・18」には牧口先生の殉教(じゅんきょう)から満75年となります。
 原田 牧口先生の1年4カ月にも及んだ峻厳(しゅんげん)獄中(ごくちゅう)闘争の様子は、特高警察の「訊問(じんもん)調書」という形で当時の内務省の資料に残っています(『牧口常三郎全集第10巻』所収、第三文明社)。
 長谷川 牧口先生が特高警察の訊問(じんもん)に対して、「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」を引用し、次のように堂々と答えられていたことも明記されています。「この法(=仏法)が国内から滅亡するのを見捨て置いたならば、やがて国には内乱・革命・飢饉(ききん)疫病(えきびょう)等の災禍(さいか)が起きて滅亡するに至るであろうと(おお)せられてあります」(現代表記に改めた)
 原田 仏法の法理に基づき、牧口先生は国家神道を精神的支柱として戦争を推し進める軍部政府の誤りを真っ向から破折(はしゃく)されました。まさに「王地に生れたれば身をば(したが)えられたてまつるやうなりとも心をば(したが)えられたてまつるべからず」(御書287ページ)との御文(ごもん)の通りの実践を貫かれたのです。
 永石 当時のあの日本の状況下で、一歩も退かずに立正安国を叫ばれた。どれほど強き信念であったことでしょうか。
 志賀 この崇高(すうこう)なる創価の(たましい)を青年部は、しっかり胸に刻んでいきます。
 長谷川 牧口先生は、自らが先頭に立ち、一人の幸福のために、日本全国を東奔西走(とうほんせいそう)されていたことでも知られています。
 志賀 池田先生は、1日付の「新時代を築く」の中で、牧口先生が戦時下、九州へも何度も足を運ばれ、その途次(とじ)には兵庫への訪問を重ねられていたことを教えてくださり、「草創の神戸の支部も、先師が手づくりで築かれたのである」とつづられました。
 永石 一人を大切にされ、どこまでへも駆け付ける牧口先生の精神は、創価学会の伝統ともいえます。
 長谷川 戸田先生、池田先生もまた、広布の激戦地を転戦し、徹底して同志を励まし抜き、拡大の突破口を開き、今日の偉大な学会を築いてくださいました。
 原田 広宣流布のため、立正安国のためなら、時間も距離も、いかなる労苦も惜しまず、動きに動く。この、三代会長の実践に連なり、私たちも眼前の戦いに挑んでまいりたい。大きく動き、断じて勝利していこうではありませんか。

全世代型社会保障

 長谷川 さて、今夏には、令和の時代になって初の国政選挙である参院選が行われます。
 志賀 私たちが支援する公明党は、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7選挙区の全員当選と、比例区で6以上の議席獲得を目標にしています。
 永石 この目標を達成すれば、参議院公明党として非改選の14議席と合わせて27議席以上。これは、現行の選挙制度では過去最多の議席数となります。
 原田 公明党の国政進出は参院から始まりました。以来、「平和の党」「福祉の党」として、大衆とともに進み、大衆のために戦い、多くの実績を残してきました。本年は結党から55周年でもあります。公明党には断じて勝ち抜き、国民の期待に応える政治をさらに前進させてもらいたい。
 永石 今、日本は深刻な人口減少、少子高齢化に直面しています。この克服は政治の最大の課題です。そのために、子育てから高齢者福祉までの全世代型社会保障が必要です。
 大串 公明党は、これらの課題に対応すべく、参院選に向けて@「子育て安心」社会にA着実な賃上げの実現B希望ある幸齢(こうれい)社会≠ノC一人の生命を守り抜くD誰もが輝く社会の実現――の「5つの柱」を掲げていますね。
 志賀 公明党は昨年4月から3カ月間、全ての議員が地域をくまなく回り「100万人訪問・調査」運動を行いました。今回の重点政策には、そこで集めた現場の声が反映されています。
 大串 夜回り先生≠アと水谷修氏は「100万人訪問・調査」運動について「この国で忘れ去られた人をあぶり出していく、公明党らしい取り組みだ。公明党がいれば、子どもや高齢者の生きる力につながる」と評価しています。
 原田 大局観に立った上で、現場主義を貫き、小さな声に耳を傾ける。その声から政策を立案し、具体策を提示し、予算を確保して実現していく。これこそが、他党にはない公明党の強みです。

「中道主義」を貫く

 長谷川 今、世界の主要国で政治が不安定になる中で、なぜ、日本の政治は自公政権のもと安定しているのか。その理由は、自公が衆参両院で過半数の議席を占めていることだけではありません。多くの識者が、生活現場と直結した政治を進める公明党の役割を高く評価しています。
 志賀 専修大学の野口(あさひ)教授は、公明党が教育の無償化や中小企業支援に取り組んでいることを挙げ、「国民の不満や苦しみの芽を()み取る政策を政権の中で進めていることが、社会・経済の安定につながっている」と述べています。
 大串 一橋大学の中北浩爾(こうじ)教授も、公明党について、「これほど国会議員や地方議員が現場に足を運び、有権者の声に耳を傾けている政党はない」と述べています。
 永石 生活者の目線に立ち、消費税率10%引き上げ時に軽減税率の導入を推進したのも公明党ですね。
 原田 公明党が連立与党の中で大きな働きをしているから政治が安定し、多くの国民から信頼が寄せられているのです。また、一貫して中道主義を貫き、国民的な合意形成に努めてきたのも公明党です。公明党の議員は、こうした豊富な実績と政策を堂々と語り抜いてもらいたい。

(2019. 6. 3. 聖教新聞)

 

 

<44> リーダー率先の行動が壁を破る
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 原田 「日本の命運(めいうん)(にな)い、世界平和を建設する民衆勢力を築き上げるのは、私たちしかおりません。そう確信して、師子王(ししおう)気風(きふう)気概(きがい)をもって、前進していこうではありませんか!」――小説『新・人間革命』第14巻「烈風(れっぷう)」の章に(しる)されている、池田先生の烈々(れつれつ)たる師子吼(ししく)です。
 永石 この「烈風」の章には、1969年(昭和44年)12月、激闘(げきとう)が続き、体調を(くず)された中でも、和歌山をはじめとした関西や、中部の同志への激励行を続けられた軌跡(きせき)が描かれています。
 長谷川 先生は、学会の新たな金字塔(きんじとう)を打ち立てゆく、この時も、リーダー率先(そっせん)の強い祈りと行動が、困難の壁を打ち破ることを強調されています。「大将軍よはければ・したがうものも・かひなし」(御書1135ページ)との御聖訓(ごせいくん)(はい)し、「幹部に、勇気も情熱もなく、心が弱ければ、誰もついてこない。勝負はリーダーの一念(いちねん)によって決まる」と指導されたのです。
 原田 今日の学会の大発展は、ひとえに先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争のおかげです。民衆の大地に幸福の花を咲かせ、平和社会を建設する、未聞(みもん)の大事業である広宣流布の実現へ、私たちは報恩(ほうおん)の一念を定め、自身の全魂(ぜんこん)を傾けて、絶え間なき前進を続けていきましょう。

高等部結成55周年

 長谷川 明7日は高等部の結成55周年の記念日です。先月19日、私は首都圏未来部の部長研修会に出席しました。宝の人材群の生き生きとした姿を見て、本当に頼もしく思いました。
 永石 高等部をはじめとした未来部を大切にし、どんな時も全力で励ましを送ってこられたのが池田先生です。その激闘(げきとう)があって、今の世界広布があります。
 原田 学会の未来、広布の未来は、後継(こうけい)の皆さんに託す以外にありません。私たちは、未来部の大成長を祈り、顔を合わせたら近況を尋ねるなど声を掛け、励ましを送っていきたい。

迅速に問題を解決

 竹岡 さて、今夏に実施される参院選が近づき、連立与党における公明党の存在を高く評価する識者の声を数多く聞きます。
 原田 たとえば、東京大学名誉教授で、日本を代表する政治学者である御厨(みくりや)貴氏は、月刊誌「潮」7月号で、創立以来「福祉の政党」「教育の政党」としてのアイデンティティーがある公明党だからこそ、軽減税率導入も、幼児教育無償化や私立高校授業料の実質無償化、高等教育無償化も実現できたと強調。「自民党との連立政権に参画(さんかく)してから20年間、公明党は生活者のためのきめ細かい政治に取り組んできた。その努力がまさにいま花開いている」と述べています。
 竹岡 かつてない少子高齢社会に突入する日本にあって、「全世代型社会保障」が与党の看板政策になったことも、公明党の大きな成果です。
 長谷川 社会保障における公明党の役割について、淑徳(しゅくとく)大学総合福祉学部の結城康博教授は、「社会保障は、いわゆる『勝ち組』が勝ち続けるのではなく、社会的弱者にも所得が再配分されることで、ある程度、公正な社会にしていくという考えの上に成り立っている。その意味で、中道路線を掲げ、再配分に取り組んできた公明党が、連立政権の一角を占める意義は大きい」と語っています。
 竹岡 ほかにも、公明党は、携帯電話料金の引き下げに一貫して取り組んできました。5月に成立した「改正電気通信事業法」は、スマホ等の携帯電話の「端末代金」と、毎月支払う「通信料金」の分離を義務づける法律です。
 大串 これにより、複雑化する料金体系が分かりやすくなり、各社のプランの比較が容易になります。その結果、価格やサービスなどの競争が活発になり、携帯料金の引き下げにつながると期待されています。
 竹岡 諸外国と比べ、高いといわれる日本の携帯料金が、家計を圧迫しているとの声は各地で聞きます。事実、公明党の青年委員会が行った政策アンケート「ボイス・アクション」でも、そうした意見が多く寄せられたそうです。
 大串 これまでも公明党は、携帯電話の利便性向上に取り組んできました。たとえば、携帯会社を変えても、同じ端末が利用できる「SIMロック解除」を実現。同様に携帯会社を変更しても、同じ番号を利用できる「番号ポータビリティー(持ち運び)制度」も公明党が推進したものです。
 永石 また、児童虐待による痛ましい事件が相次ぐ中、公明党は本年2月、体罰一掃に向けた法整備や、民法の「懲戒(ちょうかい)権」(親が子を戒めていることを認める規定)のあり方の検討などを求める「緊急提言」をまとめ、政府に申し入れました。「懲戒権」が、しつけ≠理由とした体罰などを容認する根拠にされないよう、あり方の検討を促したのです。
 大串 そして、5月には、児童虐待防止策を強化するための法案が、成立に向けて前進しました。その多くに、公明党の提案が反映されています。
 永石 一つが「親などによる体罰の禁止」を定めたことです。家庭内での体罰を「しつけ」と称し、虐待行為が行われているといわれる中、法律に明記されたことで、「しつけに体罰はいらない」との認識が広がっていきます。
 大串 もう一つが児童相談所(児相)の体制強化です。たとえば、子どもの一時保護など「介入」を担当する職員と、保護者支援を行う職員を分けることや、弁護士が常時、児相に助言・指導できる体制を整備すること、児相に医師と保健師を配置することです。
 原田 こうした問題は、国や地方自治体などが協力・連携し、迅速に進めなければいけないことです。公明党は、これからも、現場第一主義の地方議員と国会議員でネットワーク力を発揮し、全力で対策に当たってもらいたい。

(2019. 6. 6. 聖教新聞)

 

 

<45> 誓願の祈りが日蓮仏法の根幹
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 志賀 「大願(だいがん)とは法華(ほっけ)弘通(ぐつう)なり」(御書736ページ)との御金言(ごきんげん)通り、広宣流布こそ日蓮大聖人の誓願(せいがん)です。
 長谷川 ゆえに、自他共(じたとも)の幸福のため。平和社会の建設のため≠ニの広布への「誓願の祈り」が、日蓮仏法の根幹(こんかん)となります。
 大串 池田先生は、「広宣流布を誓願し、唱題に励む時、自身の胸中(きょうちゅう)に、地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)の大生命が涌現(ゆげん)し、日蓮大聖人の(おん)(いのち)脈動(みゃくどう)して、己心(こしん)の仏界が開かれる」と言われています。
 永石 「弘教(ぐきょう)など、広宣流布のための挑戦課題を成就(じょうじゅ)せんと悩み、唱題すること自体、(すで)に地涌の菩薩の生命である。ゆえに、その実践のなかで、個々人のさまざまな苦悩も、乗り越え、解決していくことができる」とも語られています。
 原田 御聖訓(ごせいくん)に、「菩薩とは仏果(ぶっか)()下地(したじ)なり」(同738ページ)とあります。地道(じみち)な唱題と、広布への勇気の対話を土台(どだい)としていく時、自身の境涯(きょうがい)が拡大し、無量(むりょう)福運(ふくうん)が積まれていくのです。
 永石 だからこそ、広宣流布のため≠ニの一念を定め、誓願(せいがん)の題目を唱えていくことが大切ですね。
 原田 たとえば、病魔(びょうま)と闘う時も、この病を克服し、仏法の正しさを証明します。広宣流布に、自在(じざい)に動き回るため、大生命力をください≠ニの誓願の心で、強盛(ごうじょう)に祈っていくことです。先生は、「題目を唱えれば、もちろん功徳(くどく)はある。しかし、病気を治したい≠ニいう祈りが、深き使命感と一致していく時、自身の根本的な生命の変革、境涯(きょうがい)革命、宿命の転換への力強い回転が始まる」と記されています。
 志賀 私たちは人生のあらゆる闘争において、広宣流布のために「必ず勝つ!」と定め、一つ一つの目標を明確にし、一日一日を勝っていきたいと思います。
 原田 先日、伺った兵庫でも、同志の皆さんは、常勝新時代の新記録≠目指し、日々、具体的な祈りからスタートしていました。今日は、あの人に友好を広げよう∞この人と一緒に学会活動に励もう≠ニの真剣な一念から、知恵が湧き、創意工夫が生まれます。「決意」と「祈り」、「努力」と「工夫」がそろってこそ、広布と人生の勝利が開かれるのです。

雨天の事故に注意

 大串 各地で梅雨入りが発表されています。雨の日が多くなりますので、くれぐれも事故には気を付けていきたいと思います。
 長谷川 車の運転時は視界が悪くなりますので、徐行の心掛けや、早めのライトの点灯が大切です。
 原田 自転車の傘差し運転は厳禁です。歩行時も道路が滑りやすいので、一層の注意が必要です。皆で声を掛け合い、無事故の日々を送っていきましょう。

「子育て安心」掲げ

 志賀 さて、今夏の参院選において、公明党は、五つの重点政策を掲げています。その第一が、「『子育て安心』社会に」です。
 長谷川 これだけ少子化が進む現代で、「子育て」がしやすい社会を築くことは、日本の「未来を開く」ために不可欠です。
 永石 少子化対策のためには、教育への取り組みも重要です。そこで公明党は本年、「教育の無償化」を実らせました。このうち、「幼児教育の無償化」は10月から始まります。
 大串 さらに、家計の事情で進学を断念することがないよう、本年4月からは「大学・専門学校の無償化」も実施されますね。
 原田 「小学校、中学校9年間の普通教育無償化以来、70年ぶりの大改革」ともいわれ、日本大学の末冨(かおり)教授(教育行政学)は、公明党の尽力で、これらの法律が成立したことは、日本の教育政策において歴史的転換点と言っていい≠ニ語られています。
 大串 また、本年4月からは私立高校授業料の実質無償化も実施されます。
 長谷川 待機児童解消のため、2013年度からの5年間で53万5000人分の保育の受け皿を拡大し、保育士の年収も5年間で48万円増加させています。
 永石 児童虐待の根絶へ、家庭内での「親などによる体罰の禁止」を定め、児童相談所の体制を強化する法律も、成立に向けて大きく進んでいます。
 志賀 批判のための批判でなく、口先(くちさき)だけでもなく、責任をもって、一歩一歩着実に問題を解決する。これが公明党です。その公明党の参院選の予定候補は皆、「出たがっている人ではなくて、出したい人」「政治家の適性がある。リーダーシップがある人」(作家・佐藤優氏)です。
 大串 佐藤氏は、公明党は、そうした人が出てくる唯一(ゆいいつ)の政党≠ニも述べられています。
 原田 中でも、最激戦の兵庫選挙区の公明党の予定候補は、「兵庫の新時代を開く実力派」と各界から期待が寄せられています。
 永石 兵庫生まれの兵庫育ち。大学受験の直前に、阪神・淡路大震災で被災します。この時、被災自治体の宝塚市の職員である父が、病を押して、被災者一人一人に寄り添い、支援に奔走(ほんそう)した姿が、自身の生き方の指針になっているそうですね。
 長谷川 その後、就職氷河期の中、猛勉強の末に外務省へ入省。外交官として、内戦直後のアンゴラでは地雷除去計画に携わり、アフガニスタンでは人道復興支援に尽力するなど、17年間で30カ国を駆け巡りました。また、英語・ポルトガル語を駆使し、首脳外交の通訳も務めました。
 原田 (つちか)った人脈を生かし、豊かな兵庫の魅力を世界に発信するため、神戸空港の増便や国際便の乗り入れを目指しており、観光振興・地域経済活性化の即戦力として期待されます。
 志賀 働き盛りの42歳。2児の父でもあります。人生100年時代を生きる現役世代として、子どもたちが希望をもち、高齢者が活躍する社会を目指しています。「一人」に尽くす政治を実現する、この候補の勝利を皆が念願しています。

(2019. 6.13. 聖教新聞)

 

 

<46> 今日も勇んで使命の道を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 大串 今週は、多くの地域で座談会が行われます。
 永石 今、全国の同志の皆さんは日々、広宣流布のため、立正安国のため、祈り、動き、対話しています。そうした活動の体験を語り合う集いにしたいですね。
 原田 自他共の幸福、社会の繁栄のための行動がどれほど崇高(すうこう)か。健闘をたたえ合い、決意新たに出発していきたい。
 長谷川 御聖訓(ごせいくん)に「(くら)(たから)より身の(たから)すぐれたり身の(たから)より心の(たから)第一なり」「心の(たから)をつませ(たも)うべし」(御書1173ページ)と(おお)せです。
 原田 御文(ごもん)の通り、私たちの日々の学会活動は、その労苦が全て「心の(たから)」として大きく積まれていくことは間違いありません。
 永石 池田先生は、小説『新・人間革命』第17巻「緑野」の章に「広宣流布のための労苦は、すべて、自身の福運となり、宿命転換の力となり、人間革命への飛躍台となる。ゆえに、われらは、勇んで今日も、使命の道を行く」とつづられています。
 原田 先日、福岡の集いに出席した際も、信心根本に大病を乗り越えた、再就職を勝ち取ったなど、信仰の喜びに満ちた体験を多く伺いました。そして、皆が「先駆(せんく)」の誓いを果たさんと対話に挑んでいる姿に感動しました。各部一体で全ての同志に真心の励ましを送り、ともどもに前人未到の拡大を果たしましょう。

着実な賃上げ実現

 竹岡 さて、公明党は、今夏の参院選の重点政策の一つとして「着実な賃上げの実現」を掲げています。
 大串 自公両党が連立政権に復帰してから6年半、日本経済は目に見える形で改善していますね。
 長谷川 名目GDP(国内総生産)は、約61兆円増加。国と地方を合わせた税収も、約28兆円増加しました。就業者数が384万人増えるなど、雇用環境も向上しています。
 大串 そうした経済成長を「家計」に反映させるには「賃上げ」が必要です。
 原田 具体的には最低賃金を全国加重平均ベースで2020年代前半に1000円超、20年代半ばには半分以上の都道府県で1000円超を目指しています。
 長谷川 そのために、企業の賃上げ支援として、各種補助金、助成金などを推進。IT導入・設備投資も支援し、中小企業の生産性向上にも取り組むことが政策に盛り込まれています。
 永石 こうした、生活現場と直結した政策を推進できるのも、一人一人の公明党議員に「大衆とともに」との立党精神が脈打っているからですね。
 原田 日本社会事業大学学長の神野直彦氏は「公明党の生活者目線の経済政策が大きく貢献している。企業収益や雇用環境も改善するなど『経済の好循環』が着実に進んでいる」と述べています。
 竹岡 公明党が実現した、庶民の生活に根差した経済政策としては、本年10月の消費税率の10%引き上げと同時に実施される「軽減税率」も挙げられます。これは、欧州諸国や韓国でも実施され、混乱なく定着している制度です。
 永石 飲食料品などの生活必需品の税率を据え置く軽減税率について、神野氏は「社会的に弱い立場の人たちに配慮し、公明党が政党で唯一(ゆいいつ)主張したもので高く評価している」と述べています。
 大串 一部の野党には、低所得者のうち、納税者には減税し、減税しきれない人や課税最低限以下の人には現金を給付する「給付つき税額控除」を主張する声もあります。
 竹岡 ところが、旧民主党政権時代には、同党出身の財務相が「国税当局だけでやるのは非常に難しい」と、同制度の導入が非現実的であると認めていたのです。申請が膨大(ぼうだい)な数にのぼる上、所得や資産が正確に把握できないと公平性が無くなってしまいます。国民に負担と手間を掛け、税務署や役所は対応に追われることになり、混乱は必至といえます。
 長谷川 淑徳(しゅくとく)大学総合福祉学部教授の結城康博氏は、申請手続きが必要なこの制度について「高齢化が進んで認知症の人が増えれば、それだけで手続きできない人が増えることになる」と言及(げんきゅう)。それに対し、手続きの必要のない軽減税率は「社会的弱者の立場に立った施策(しさく)であり、福祉の視点を持つ公明党だからこそ実現できた」と語っています。

「教育立国」を築く

 永石 そうした中、参院選の激戦に挑む、福岡選挙区の公明党の予定候補は、「『国』は『人』がつくる。『人』は『教育』がつくる」との信念で、教育施策(しさく)の充実を目指しています。
 原田 児童虐待や、いじめ、親の経済格差による子どもの教育格差など、教育現場は多くの課題を抱えています。また、教員の長時間労働、教員不足も深刻化しています。
 長谷川 教員歴約30年の彼は、こうした課題を解決したいとの、やむにやまれぬ思いで政治の世界への挑戦を決意しました。
 竹岡 受けもった学年の全生徒がクロールで1000メートル完泳するなど、教え子に「やればできる」との達成感と自尊心を芽生えさせ、人格を育む独自の教育実践を確立しました。
 原田 文部科学大臣優秀教員表彰など数々の教育賞を受け、世界の若手教育者養成に携わるなど、国内外に、その実力が認められています。NHKや民放の番組で大きく取り上げられたこともあります。
 大串 豊富な経験を生かし「子どもが輝く『教育立国』を」と誓っています。
 竹岡 今、政府は教育支援を最優先課題の一つとしています。教育現場を知る、この候補には激戦を勝ち抜き、日本のために仕事をしてもらいたい。

(2019. 6.17. 聖教新聞)

 

 

<47> 誠実 真剣が人間外交の真髄
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 長谷川 6月25日は、広布の(かなめ)「団地部の日」です。一人また一人と心と心をつなぐ対話を重ね、地域貢献の活動を進める、団地部の皆さんの功労(こうろう)に心から感謝申し上げます。
 原田 その誠実な振る舞いが、どれだけ信頼を広げているか。池田先生は、団地部の皆さんが愛する地域の発展と自他共(じたとも)の幸福のために奮闘していることを、「現代に『立正安国』の原理を推進するモデル」と、たたえられています。
 大串 18日付の聖教新聞でも、国際化する神奈川の団地で自治会長を務める方が紹介されていましたね。
 原田 団地部の皆さんは日々、自分から「心のこもった挨拶」を心掛けています。思い通りの交流ができないこともあるそうですが、根気強く真心で接し、友好と信頼の絆を結んでいます。先生に教えていただいた「人間外交」の真髄(しんずい)を実践しているのです。
 長谷川 団地に限らず、近隣の方と心を通わす上で大切なことは「勇気の対話」です。こちらが胸襟(きょうきん)を開き、勇気をもって、率直に語り掛けることです。
 原田 先生は、「どこまでも『誠実』」が大切であり、「社交上の小手先の技術などではなく、誠実さ、真剣さによって決まる」と指導されています。本年は神奈川の地で「正義」「共戦」と揮毫(きごう)されて40年――私たちは「勝ってこそ正義」との決意で、大きく対話を拡大していきたい。

公明が政治を安定

 大串 さて一般各紙で、今回の参院選が「7月4日(木)公示」「同21日(日)投票」となる見通しであると報じられています。過日、公明党の山口代表は、「令和の新時代で初めての国政選挙。この時代がどのような進路を歩んでいくか、極めて大事な選挙です」と語っていました。
 志賀 「世界で大衆迎合(げいごう)主義と権威(けんい)主義が高まる中、日本は社会的・経済的安定で際立っている」と評価するのは、イギリスの王立国際問題研究所のジム・オニール会長です。
 原田 同研究所は、間もなく創設100周年を迎える英国最高のシンクタンクです。国際問題の分析で世界をリードしてきました。
 大串 会長のオニール氏は、ブラジル、ロシア、インド、中国を「BRICs(ブリックス)」と名付けた人物として知られますね。
 志賀 日本の政治の安定を評価する声は本当に多いです。現政権の中で、公明党が果たす役割もますます重要です。専修大学の野口(あさひ)教授は、公明党は、中小企業対策や教育の無償化、地方創生など、国民から不安の芽を摘み取る政策を進めてきた。こうした「草の根の党」としての公明党の働きが、日本の社会・経済を安定させている≠ニ述べています。

希望ある幸齢社会

 永石 参院選で公明党は「希望ある幸齢(こうれい)社会≠ノ」を重点政策に掲げています。多くの友人から「公明党らしい素晴らしい言葉ですね」と言われます。
 原田 誰もが幸せに人生の年輪を重ねていくことを願っています。公明党が、これまで以上に力を入れている「認知症施策(しさく)の推進」「介護サービスの充実」「生活習慣病対策の強化」などは時代の要請です。
 長谷川 また、「がん対策」は、「公明党がいなければ、今の日本のがん対策はない」と言われるほどです。がんは死因の第1位であり、「2人に1人」が、がんになる時代です。
 原田 2005年、公明党は、欧米では「がん」の罹患(りかん)率や死亡率が減少に転じる国がある中、日本は国としての対策が遅れている≠ニ訴え、患者や家族からの意見聴取、最新医療の現場視察、専門医による勉強会などを実施。対策強化を望む国民の声≠反映させるため、厚生・文科の両省への予算要望や申し入れを活発化させました。
 志賀 そして06年6月に「がん対策基本法」が成立。ここから、日本の「がん対策」が本格化します。
 長谷川 当時、がん治療の主流は手術でした。欧米では約60%も行われている放射線治療が、日本では約25%だったのです。そこで公明党は、法律に「放射線治療の推進と専門医の育成」を盛り込みます。
 永石 他にも、「検診受診率の向上」「緩和ケアの推進」「ピロリ菌除菌への保険適用」「15〜39歳のがん患者の支援」「がん教育」などを進めてきました。
 大串 最近も、がん患者が運転免許写真を撮影する際、医療用帽子の着用が認められるようになりました。これは、女性患者の切実な訴えを聞いた、公明党の参院議員(神奈川選挙区予定候補)が、国会質問で改善を求めたことがきっかけです。全国がん患者団体連合会の天野慎介理事長は、患者が長年、気に病んでいたことが解消され、本当にうれしい。感謝しています≠ニ語っています。
 志賀 この候補が政治家を(こころざ)した原点は、東日本大震災です。弁護士として被災地で法律相談に携わった際、当時の法律の枠組みでは対応しきれないことが多く、相談者の落胆(らくたん)する表情に胸が引き裂かれる思いだったそうです。復興への対応が「遅い・(にぶ)い・心がない」民主党政権には、強い(いきどお)りを感じたと言います。
 大串 そして参院議員として、大規模災害時の無料法律相談や、性犯罪を厳罰化する110年ぶりの刑法改正など、80以上の法改正・制定に尽力しました。
 永石 1期6年で国会質問は140回。女性の視点を生かし、「マタニティーハラスメント」「液体ミルク」を予算委員会で初めて取り上げました。「重すぎるランドセル」対策も、この候補の質問から実現しています。
 志賀 大型道路の開通を後押しし、港や空港へのアクセス向上を図り、物流の強化と地域経済の活性化にも力を尽くしています。
 永石 希望の社会を築くため、未来に責任をもつ、この女性候補に断じて勝ち抜いてほしいと思います。

(2019. 6.20. 聖教新聞)

 

 

<48> 異体同心の信心に歓喜と福運
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 長谷川 広布の勢いは異体同心(いたいどうしん)の団結で決まる。これが前進の方程式です。御聖訓(ごせいくん)には「一人の心なれども二つの心あれば()の心たがいて(じょう)ずる事なし、百人・千人なれども一つ心なれば必ず事を(じょう)ず」(御書1463ページ)と(おお)せです。
 原田 13日付の「御書と歩むU」で池田先生は、この御文(ごもん)を通して、「誓願(せいがん)の題目で結ばれた信心のチームワークから、歓喜(かんき)と福運が広がり、勝利のリズムが刻まれる。皆が『桜梅桃李(おうばいとうり)』の持ち味を発揮し、万事を(じょう)じていこう!」と呼び掛けられています。
 永石 その意味でも、一人一人に光を当て、励ましを送ることが大切ですね。
 長谷川 全国各地で副役職の皆さんの活躍も光っています。その豊富な経験が地域広布の前進にとって大きな力になっています。
 原田 先月、訪問した愛知でも、先生が「広布の堅塁(けんるい)・中部たれ」との指針(ししん)を示されるなど幾重(いくえ)にも原点が刻まれた中部の月≠V月へ、皆さんはつらつと異体同心(いたいどうしん)で進んでいました。
 竹岡 青年部は先駆(せんく)を切って、勇敢(ゆうかん)に対話拡大に挑戦してまいります。
 原田 「一人でも多くの友を広布の陣列(じんれつ)に!」と励ましを広げ、自身の新たな「広布の金字塔(きんじとう)」を打ち立てていきましょう。

健康管理に工夫を

 大串 季節の変わり目です。日々、忙しくて生活リズムが乱れたりしていると、気温や気圧の変化の影響を受けやすくなり、自律神経のバランスを崩しやすいといわれています。
 長谷川 忙しい時こそ、リラックスする時間が大切ですね。入浴はシャワーで済まさず湯船に漬かる等、毎日の生活で工夫を心掛けていきましょう。
 永石 また、水分不足になると、熱中症や、脳梗塞、心筋梗塞などの要因にもなります。健康のため、小まめに水を飲みましょう。特に、目覚めの一杯、寝る前の一杯が大切だといわれています。
 長谷川 ちょっとした体調の変化を見逃さないことが大事です。気になる症状があれば後回しにせず、早めに受診しましょう。
 永石 毎日の活動にあっても、打ち合わせなどは短く、なるべく早めの帰宅を習慣づけたいと思います。
 長谷川 多忙な中だからこそリーダーは自身の健康管理に細心の取り組みをしていきたい。朗々(ろうろう)と題目を唱え、生命力豊かに活動することを心掛けましょう。

防災・減災に全力

 原田 先日の新潟、山形など各県を襲った地震につきまして、改めて心からお見舞い申し上げます。
 大串 近年、地震や大雨など災害が相次いでいます。そのような中、公明党は「防災・減災、復興を政治の主流に」と一貫して訴えています。
 永石 今夏の参院選に向けての重点政策にも「一人の生命を守り抜く」を掲げ、防災・減災の取り組みを発表しています。
 原田 「減災」という言葉の提唱でも知られる、関西大学特別任命教授の河田惠昭(よしあき)氏は、公明党について「これまで、政治の主要争点に掲げられることの少なかった防災へ光を当てようとする姿勢に敬意を表します」(月刊誌「第三文明」7月号)と語っています。
 竹岡 2016年4月の熊本地震を振り返り、蒲島郁夫熊本県知事は「現場を知る地方議員と国会議員が同じ方向を向いて、被災地に寄り添ってくれた公明党の存在は、とても大きかった」と語っています。
 長谷川 今回の重点政策でも、防災・減災のための「3カ年緊急対策」を国と地方のネットワークを生かして効果的に実施することや、南海トラフ巨大地震・首都直下地震対策の強化などが盛り込まれていますね。
 永石 公明党は、これまでに女性の視点からの災害対策も推進してきました。避難所の環境改善として、男女別のトイレ、授乳・着替え場所の確保などが挙げられます。
 竹岡 学校の耐震化に全力で取り組んできたのも公明党です。長年の取り組みの結果、15年度には耐震化率が、ほぼ100%に達しています。旧民主党政権が耐震化予算を削ろうとした時も、公明党が「命を守る予算だ」と訴え、予算を確保しました。
 原田 公明党の議員は、「一人」に寄り添い、先頭に立って災害対策に当たり、防災・減災対策も進めてきました。自然現象そのものは止めることはできません。しかし、災害を防ぐ、または災害による被害を減らすことはできます。それこそが、政治が果たすべき使命と責任、役割です。
 大串 参院選の激戦に挑む愛知選挙区の公明党の予定候補も、目の前の一人に尽くしてきた、31歳の青年弁護士です。
 原田 この候補は社会の中で人知れず悩み、苦しんでいる人々の力になりたい≠ニの強い信念で、1000件を超える法律相談に携わってきました。特殊詐欺の受け子をした中学生に寄り添い続け、更正(こうせい)の道を開いたこともあります。
 永石 また、家庭内暴力で苦しむ女性や、親族の金銭問題に巻き込まれた高齢者などからの相談を受け、問題を解決してきました。絶望から再起した依頼者が「相談できてよかったです」と涙する姿が忘れられないと語っていました。
 竹岡 自身が大学生時代、奨学金で学費をまかなった実体験からも教育無償化に情熱を持っています。
 大串 また、愛知といえば「ものづくり産業」が盛んな地域です。この候補はこれまでに中小企業の現場の声を聞いてきました。本年1月には、中小企業庁へ「ものづくり補助金」の運用改善を要請。実現の後押しをしました。
 竹岡 彼は、弁護士として多重債務を抱える中小企業の事業再生に奔走(ほんそう)した経験もあります。断じて勝ち抜き、地域経済、そして日本経済活性化への即戦力≠ニして仕事をしてもらいたい。

(2019. 6.24. 聖教新聞)

 

 

<49> 師弟不二の「共戦」の誉れ
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 大串 池田先生が20日付の聖教新聞に「随筆(ずいひつ)」をつづってくださいました。感謝と喜びでいっぱいです。
 永石 先生は、日蓮大聖人の御言葉を(はい)し、「御本仏(ごほんぶつ)は何としても愛弟子(まなでし)を最後まで勝ち切らせたいと、油断や慢心(まんしん)を厳しく細やかに(いまし)めておられる。『人の振舞(ふるまい)』を大事にし、いやまして『心の(たから)』を積むよう御指南(ごしなん)してくださっている」と言われました。
 原田 「師子(しし)は油断せず」――私たちは先生に、こう教えていただいています。リーダーは油断・慢心(まんしん)(はい)し、勝利の瞬間まで、「必死の祈り・渾身(こんしん)の拡大・全身全霊の激励(げきれい)」を続けていきたい。
 大串 「随筆」ではまた、大聖人が門下に、「師弟不二の『共戦(きょうせん)』の誉れの上に、いよいよ師弟不二の『勝利』を満天下(まんてんか)に示し切っていくのだ」と願われていたことが(はい)されるとも、つづられています。
 永石 ともかくも先生は、私たちの勝利を祈り、待ってくださっています。「強盛(ごうじょう)大信力(だいしんりき)をいだして」(御書1118ページ)、御本尊に祈り抜き、立正安国(りっしょうあんこく)という大理想の建設へ、対話を拡大していきましょう。
 長谷川 いよいよ、ここからが勝負です。「異体同心(いたいどうしん)なれば万事(ばんじ)(じょう)じ」(同1463ページ)です。「()れより(のち)も・いかなる事ありとも・すこしもたゆむ事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし」(同1090ページ)と(おお)せの通り、折伏(しゃくぶく)精神で語りに語っていきたい。
 原田 先生は12年前、「鉄桶(てっとう)の団結」で進む埼玉の同志に、「『破邪顕正(はじゃけんせい)』といっても、あくまで『破邪』が先である。まず悪と戦い、悪を打ち破るのだ。それでこそ『顕正』がある」とスピーチされました。私たちは正義の言論戦で、師弟の月・7月に、史上最高の勝利の金字塔(きんじとう)を打ち立てていきたい。
 長谷川 (きた)る6月30日は学生部の結成記念日です。ここぞという時、広布の勝利の突破口を開いてきたのが「先駆(せんく)の学生部」です。
 原田 創立90周年へ、全軍を鼓舞(こぶ)する拡大を先頭に立って成し遂げる――学生部の皆さんは、どうか、この気概(きがい)で進んでもらいたい。

誰もが輝く社会に

 志賀 さて、参院選の日程が、「7月4日(木)公示、21日(日)投開票」で決定しました。有権者は、「いつ」「何を考慮」して投票先を決めるのか。「明るい選挙推進協会」が、前回の参院選での有権者の投票行動を調査しました。
 永石 それによると、投票に行った有権者の4割超が、告示日までに選挙区の投票先を決めています。
 志賀 これは年代別で差があり、10・20代は25%程度。年齢が上がるにつれて割合は増え、50・60代では45.2%、70歳以上では6割近くの方が告示日までに投票先を決めています。
 原田 選択に当たって考慮した点の第1位は、「候補者の(ぞく)する党の政策や活動」であり、第2位は「候補者の政策や主張」でした。候補の人柄(ひとがら)などとともに、党の政策や実績を重視しているのが分かります。
 長谷川 私たちが支援する公明党は、日本の政治の安定に欠かせません。福祉、医療、社会保障などの分野で目覚ましい実績があります。その中、参院選で公明党は「誰もが輝く社会の実現」を重点政策にしています。「子ども・若者・女性・障がい者・性的マイノリティー・外国人」らへの支援を充実させ、(だれ)一人置き去りにしない社会を構築するということです。
 原田 生活困窮者の自立支援のための政策もそうです。たとえば、ひきこもりや社会的孤立など、既存(きぞん)の制度で対応しきれない課題について、さまざまな支援をワンストップ(1カ所)で受けられる体制を強化すること。就職氷河期世代の無業者・非正規労働者へのきめ細かい支援などです。
 大串 性的マイノリティーへの支援や、パワハラ・セクハラなどのハラスメントを許さない社会の実現、外国人が安心して暮らせる多文化共生(きょうせい)社会の構築にも取り組んでいます。

「一人」に寄り添う

 志賀 困っている人に光を当てる公明党の姿勢を、慶應義塾大学の小林良彰教授は、「与党の中でも自民党とは異なる、生活者に寄り添う政治家集団だと思う。『与党内野党』として政策を先取りし、幅広い層にウイングを広げてきた」と評価しています。
 大串 「ひとり親家庭に政治の光を当てるなど、自民党では気が付かない人々の悩みを政治課題としてクローズアップしてきた」と語り、今後も「国と地方の党組織がしっかり連携し、政策を実現していってほしい」と期待を寄せています。こうした評価の声を体現(たいげん)する議員の一人が、埼玉選挙区の予定候補です。
 永石 現場を走り、世界に挑む、この候補の原点は大学時代です。お父さんが肺がんで他界し、工事現場などのアルバイトで家計を支えながら司法試験に合格。米ニューヨーク州弁護士資格も取得しました。
 志賀 国際弁護士として(つちか)った、英語や中国語での交渉力を駆使(くし)し、経産省参事官補佐時代に、中国のレアアース輸出規制問題で世界貿易機関(WTO)への提訴の道筋(みちすじ)をつけました。さらに、農水大臣政務官として、日本に極端に不利な補助金制限策の導入阻止に成功しました。
 原田 苦しむ人に寄り添う温かい政治を実現するため、1期6年で、改正ストーカー規制法やヘイトスピーチ(憎悪表現)解消推進法など議員立法3本を成立させています。
 長谷川 中小企業支援の税制や、大雪で被災した農家の復旧費用を大幅に軽減する支援策など、実績は枚挙(まいきょ)にいとまがありません。
 志賀 地域経済の活性化につながり、災害時に命を守ることにもなる、道路網の整備を推進し、県内の渋滞の緩和にも力を注いでいます。一人に寄り添う政治を貫く、この候補の勝利が日本・世界の未来を開くために絶対に必要です。

(2019. 6.27. 聖教新聞)

 

 

<50> 師弟こそ壁破る無限の力
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 大串 いよいよ「師弟の月」7月です。
 長谷川 (きた)る「7・3」は、戦時中、牧口先生と共に軍部政府からの弾圧(だんあつ)と戦い抜いた戸田先生が出獄(しゅつごく)された日であり、池田先生が無実の罪で不当逮捕された日です。
 原田 かつて、池田先生は「7・3」について「民衆を(しいた)げる重い扉を打ち破り、正義の勝利の夜明けへ、(おど)り出る日」「若き弟子が一人立ち、師匠が戦った敵を、必ず打ち倒しゆく誓いの日」「『断じて勝つ!』と決めた人間の一念は、(つい)に歴史をも変えるという、偉大な『人間革命』の原点の日」とつづられました。
 竹岡 この日を迎えるたびに青年部は、民衆が主役の時代を築く戦いへの決意を新たにします。師子吼(ししく)(ごと)き題目で、あらゆる困難を吹き飛ばし、正義の言論をさらに広げる決意です。
 原田 日蓮大聖人の御在世(ございせ)当時でいえば、四条金吾(しじょうきんご)夫妻や池上兄弟夫妻などの門下は、(たび)(かさ)なる讒言(ざんげん)勘当(かんどう)という、とても勝ち越えることはできないと思える状況にあって、強盛(ごうじょう)の大信力を出して戦い抜いていきました。
 永石 迫害(はくがい)との闘争を続ける門下に対して、大聖人は真心からの激励(げきれい)を重ね、その信心を称賛(しょうさん)されています。広宣流布に戦う師弟の(きずな)ほど美しく、強いものはありません。
 原田 大変な時だからこそ、師と呼吸を合わせて戦い切れば、無限の力が湧き、一切が大きく開けていくことは間違いありません。「(こがね)は・やけば真金(しんきん)となる」(御書1083ページ)との御文(ごもん)の通りです。私たちも、全てが自身の、一家の大福運と積まれていくことを確信し、自らの壁を破る立正安国の対話にまい進していきましょう。

熱中症への注意を

 大串 さて、本格的な夏の到来に向け、熱中症への注意が必要です。特に、雨が続いた後の晴れの日や、梅雨明けの蒸し暑くなる頃は危険です。まだ体が暑さに慣れていないため、体温をうまく調節できません。
 永石 屋内でも熱中症は起こります。屋内では、(のど)の渇きを感じにくいこともあります。(のど)が渇いていなくても、小まめに水分を補給しましょう。また、遮光カーテンやすだれを使うことも、室温を上がりにくくする効果があります。
 大串 夜間に発症すると睡眠中で気付くのが遅れ、重症化するケースも多いそうです。適切なエアコンの使用など、工夫しながら予防に努めたいと思います。

議員歳費10%削減

 竹岡 7月4日、参院選が公示になります。
 原田 どの政党、どの候補が真の意味で日本のため、国民一人一人のための政治を行ってきたか、日本に安定をもたらすのか。しっかり見極めていくことが大切です。
 永石 私たちが支援する公明党も、参院選に向けての政策集(マニフェスト)を発表しました。その大きな柱の一つが「国会議員歳費を10%削減」です。
 長谷川 10月から消費税率が10%に引き上げられる予定です。これに伴い、国民に負担をお願いする今だからこそ、国会議員自らが、痛みを伴う「身を切る改革」を断行し、その覚悟を示すべきであるとの観点から生まれた政策です。
 大串 新聞各紙でも「公明公約『歳費10%削減』」(読売)、「公明、公約に『身を切る改革』」(朝日)等と報道されていましたね。
 竹岡 また、この参院選から、1票の格差是正のため、参院の議員定数が増えますが、これを受け、国民の負担を減らすため、公明党は歳費削減を主張。粘り強く自民党や野党とも協議を重ねてきました。その結果、先日、参院議員の歳費を月7.7万円を目安に自主返納するという形で、法が成立。公明党は、全ての参院議員が自主返納に応じます。
 大串 国民目線で、具体策を提案し、合意形成を進める公明党の奮闘あってこそ実現できたものですね。
 竹岡 公明党の「身を切る改革」は今に始まったわけではありません。
 長谷川 例えば、2011年3月の東日本大震災後も、公明党は復興財源を確保する観点から「国会議員自ら身を切るべき」と訴え、歳費削減を提案。同4月から、半年間で1人当たり300万円を削減したのです。
 永石 さらに公明党はこれまで、国会の公用車や海外出張旅費を削減、勤続25年以上の国会議員への特別交通費、肖像画作製費などを廃止させています。常に身を切る改革の先頭に立ってきました。
 長谷川 民主政治の基礎は、政治、また政治家に対する国民の信頼です。だからこそ公明党は、一貫して「清潔な政治」を掲げ、政策を進めてきました。
 原田 公明党の結党当時、日本は金権腐敗政治が横行し、全国の議会で多くの不祥事が起きていました。そのような中で、公明党は政界の浄化に総力を挙げたのです。
 竹岡 公明党が自民党との連立政権に参画後、2000年1月から政治家個人(資金管理団体)に対する企業・団体献金が禁止になりました。これは当時の「政・官・業」のもたれ合いを断ち切る措置でした。
 長谷川 あっせん行為(口利き)により、政治家や秘書らが見返りを得ることを禁じる「あっせん利得処罰法」を制定し、その後、対象を拡大。さらに、「官製談合防止法」の制定と強化、1円以上の政治資金支出で領収書公開を義務付けたのも、公明党の主導によるものです。
 永石 評論家の森田実氏は、公明党が「腐敗をうんと減らした。日本の議会が道徳的になった要因の大半が公明党議員の当選ではないか」と強調しています。
 原田 公明党は、これからも国民目線で、政策をどんどん進めてもらいたい。そして、日本社会の安定のため、働いてもらいたい。

(2019. 7. 1. 聖教新聞)